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リーリエ国騎士団とシンデレラの弓音 お試し無料小冊子
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瑚池ことり、六七質/集英社
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総合評価

8件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    非力な少女が弓の腕で国家騎士団の危機を救うハイファンタジー 国家間の紛争を戦争の代わりに騎士達の戦闘競技会で決めるという設定が物語の胆で、いってみれば現代の騎士道物語。 でも現代の姫は守られてばかりじゃないよと言うお話。 ただ、ヒロインは見た目も性格もそんなに強い子じゃないのでこれは周りが優しく見守りながら愛でるお話だな^^  あと競技会のクライマックス場面はもう少しヒロインの心情が描かれていれば、もっと盛り上がったのになあと思った。

    1
    投稿日: 2022.08.16
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    戦争をなくす協定により、騎士団同士が闘うことになった世界の話。 競技場では弓は隠れるところがなくて、無防備ゆえに今まで活躍できなかったけど主人公は盾となる人と一緒に動くことで騎士団になった。 ちょっと展開が読めてしまい、あまりどんでん返しのような盛り上がりはないのですが、頑張る女の子は好きなので続きを読んでいきたいと思っています ただ、ベタ甘の彼は顔は好みでも行動が好みでないかな(私の趣味)

    1
    投稿日: 2021.03.28
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    ストーリーはいい。ただ試合の描写がまだ弱いなって。緊張感が伝わってこないなぁ。なんて、なぜか上から目線で。 主人公とその兄もファンタジーの人物感があるのに、主人公のことが好きなやつだけジャンル違うな? って感じだけど、どっち方向に進むんだろう。

    2
    投稿日: 2021.03.11
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    2020/05/27 読了。 図書館から。 六七質さんが表紙っていうのがきっかけで、 作品を知っていて、図書館にあったので借りる。 購入を迷ってもいたので、借りれてよかった。 著者作品初。

    1
    投稿日: 2020.05.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    少女の成長物語なんだろうけど、主人公がオドオドし過ぎていて好きになれなかった。 弓で戦うって設定は面白い。

    2
    投稿日: 2020.04.20
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    帯の「どうか、わたしの盾になってください」ってのはヒロインちゃんの言葉だったのね。いや、あらすじとかを読めばわかるけど、なぜかヒーローの言葉だと思ってたのよ。おめーが盾じゃないんかい!って(笑)子兎ちゃんと狼な兄妹もなんかいいよね。お兄ちゃん、生まれる時代間違えた?みたいな考え方だけど(笑)最後のやつは、あるある!な展開。お幸せに!(ここにたどり着くまでが大変だろうけど)

    1
    投稿日: 2019.12.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    予想外に萌えた。こういうの好き! ヒロインは130~140センチくらいのイメージなのかな? かなり小さい描写だったけど。 実は妹溺愛っぽいお兄ちゃんにいびられる未来が気になってたまらないので、続きも読んでみたい。

    1
    投稿日: 2019.08.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    普通の少女よりも小柄でひ弱な少女が、最終的には国のために化け物じみた某国の王子に対して弓を引く。 凄い物語でした(語彙力) 戦争ではなく武器を用いた競技会で国々のことを決めていく世界。 戦争がなくても、結局は、常識でも正義の心でもなく、力あるもの、強いものの意見が通ってしまう理不尽な世界。 その極みが前述した、暴虐の限りを尽くす某国の王子。 そんな王子を競技会で倒すための切り札として連れてこられた少女は、本当に小さくて、剣もまともに振れないほど弱い。 体力もないし、足も速くない。 ただ、短弓だけは、他の誰にも負けない正確性を持っていた。 彼女が非凡でなかったところは、そのただ一点。 但し、それも彼女の兄で優秀な騎士から見れば、長年短弓しか扱えず、それだけを練習してきた努力の結果。 つまりは、天才という訳でもない。 防御力は人並み以下、短弓では距離も稼げないし、剣ほどの速攻性もない。 それでも、彼女の才能を信じ、彼女の盾になろうとした青年との出会いで、彼女は変わっていく。 彼女が背負ってきたコンプレックスや弱みというのは、想像以上に大きくて深い。 優秀な兄と比べられるし、そんな兄の片目を潰してしまった罪の意識も強い。 自分の意志も弱いし、自信がもてない。 途中、盾になろうとしてくれた彼への気持ちや、彼の想い人(?)の件で心が揺れて、弓が引けなくなったこともあった。 それでも、彼女は最終的に自分の意志で、某国の王子に戦うことを決めた。 これまでの彼女のことを見てきた読者としては、彼女のこの決断が、どんなに勇気のいることで、尊いことで、そして成長の証だったのか分かる筈。 だからこそ、あの兄も彼女を止めなかった。 この兄、堅物で妹想いの不器用ないいお兄ちゃんだったんですけどね。 それはさておき。 最後の最後まで諦めず、彼のため、仲間のため、国のために立ち上がった彼女の一撃が何を射抜いたか。 それは是非実際に読んで体感していただきたい。 その最後には、シンデレラな結末も待っている。 盾の青年の正体、そして打ち明けられた想い。 それも是非実際に読んでニヤニヤしていただければ幸い。 いい結末でした。 最後のお兄ちゃんの台詞が特によかった。 つまりは、そういうことだ。

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    投稿日: 2019.06.01