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総合評価

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    図書館で借りた。 漢字にも方言がある。日本各地の漢字について記された本。著者が各地に行って記しているテイストは楽しい。著者は早稲田大学の教授のようだが、座学で話を延々と聞かされている印象はない。旅番組のようだ。 個人的にも、東北出身で九州在住なことから、「ええっ?この漢字でこう読むの?」などといった経験は少なくない。読む前から「九州の原をハルと読むのはあるだろうな…?」と思っていたが、案の定掲載されていた。 ただ、日常的に使われるものは多くない印象だ。レアな・コアな、限定的な漢字の話題という感じ。 しかし、こんなにも複雑でたくさんの方言漢字があるのか。。。非常に驚いた。

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    投稿日: 2024.06.21
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    限られた地域で広く認知された文字について、旅情を交えながらまとめた一冊。 略字や地名、姓、食べ物など、色々な文字が出てくる。 小難しい漢字の本というより、著者の体験談として、旅行気分で読むと楽しい。 前書きで難しいと思った方は、是非北海道の章から読んでもらいたい。

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    投稿日: 2023.03.03
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    「お鮓」が読めれば関西人 「九卅」が読めれば九州人 という帯の文句に興味を覚え。 特定の地方しか使わない漢字や 読み方があるなんて、おもしろい! 各地方から著者が足で集めた例や写真も たくさん掲載されています。 昔はね〜、看板とかも手書きだから 方言漢字も困らなかったみたい。 デジタル化で変換できないと 別の似たような漢字に 取って代わられるそうで…。 それはちょっと味気ないよね。

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    投稿日: 2020.10.17