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自己矛盾劇場 「知ってる・見えてる・正しいつもり」を考察する
自己矛盾劇場 「知ってる・見えてる・正しいつもり」を考察する
細谷功/ボイジャー
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総合評価

24件)
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    この本を読んで、「自己矛盾=悪」ではなく、「成長の証・思考の進化のプロセス」であるという考え方に大きく救われました。 細谷さんが提示する“矛盾をメタ認知のネタにする”というアプローチは、まさに私が日常で感じていたモヤモヤを言語化してくれたような気がします。 私自身、過去の価値観や働き方、人間関係の考え方が今とは違っていて、「昔の自分は間違っていた/恥ずかしい」と思うことがあります。 でも、この本はそれを「間違い」ではなく「前の自分と今の自分が違う」という自然な変化、成長と捉え直すヒントを与えてくれました。 過去を否定せず、むしろ肯定できるという心の余裕が生まれた気がします。 ただ、正直なところ――矛盾を許容するという考え方は、ときに“言い訳”として用いられる危うさも感じました。 日々のモヤモヤ、自分の中の違和感、他人とのズレ――そうしたものと向き合う際に、この本の考え方を持っておくと、逃げではなく「再構築」のきっかけになると思います。

    0
    投稿日: 2025.12.05
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    このシリーズはいつもメタ認知を促してくれる。多様性がない人間を目止めないっていう多様性のなさとか、あいつは人の悪口を言うから嫌いという悪口的な。 他のセリーズもそうだが、無知の無知に陥らずに無知の知を意識しなきゃとなる。が、意識している自分と意識出来てない人のコミュニケーションが噛み合わないのはあるあるだな。

    1
    投稿日: 2025.09.07
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    うーん  自己矛盾の様々な例はわかったが、それを前向きなエネルギーな変えるポイントが、 自分を棚に上げる(過去と今ねダブルスタンダードは成長の証と見る) 他人の指摘は自分で気づいてないことだから、メタ思考のネタとする。 抽象化して学びに変える=抽象化した教訓を導きだす癖をつける=自分を一般化 自分を一般化? 私にはつかみどころが無かった。

    1
    投稿日: 2025.07.23
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    コンサルタントである細谷功氏による一冊です。 本書は、著者がこれまで一貫して考察してきた「抽象化」や「メタ認知」といったテーマを軸に、人間が抱える自己矛盾の本質を掘り下げています。『具体と抽象』や『無理の構造』に続く三作目として、より深い哲学的視点を提示している点が特徴です。 前半では、自己矛盾の定義とその回避不可能性について論じられます。「自己矛盾は、メタ的な思考と現実とのギャップから生じる」といった指摘には深く納得させられます。さらに、著者は「言葉」と「行動」の不一致や、「知っているつもり」の中に隠された無知といった事例を挙げ、日常的な矛盾をメタ的に解説しています。その結果、誰もが経験する問題として自己矛盾をより身近に感じられる内容になっています。 後半では、自己矛盾にどう向き合い、活用していくべきかという実践的なヒントが紹介されています。自己矛盾が「人間の知的能力の限界」に起因することを踏まえつつ、それを否定的に捉えるのではなく、ポジティブなエネルギーに変換する手法が示されているのが印象的です。「自分のことを棚に上げる」「他人だから気づけることがある」「自己矛盾を抽象化して学びに変える」――これら3つの視点は、シンプルながらも深みがあり、「たしかに」と頷かされます。 本書の重要なメッセージは、「自己矛盾は人間の抽象化やメタ認知能力と表裏一体であり、完全に克服することはできない」という現実を認識することにあります。矛盾を無理に否定するのではなく、それを自覚することこそが知的成熟への一歩だという考え方には、大いに共感しました。読後、自分や他人の矛盾を捉える視点が変わり、それが理解と寛容を生むことに気づかされます。 また、細谷氏の文章は難解になりがちなテーマを親しみやすく、ユーモアを交えて解説している点が魅力です。具体例を用いて矛盾を考察していく展開は、「あるある」と共感できる場面が多く、肩の力を抜いて楽しめました。 感想 本書を通じて、笑いや寛容が問題解決の本質になることを実感しました。自分自身を見つめ直す良い機会となり、今後はこの「滑稽さ」を温かく受け入れる気持ちを大事にしていきたいです。

    1
    投稿日: 2025.01.12
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    自己矛盾から逃れることはできない。 自己矛盾に気づくこと。自分は何も知らないと知ること。そのための例がたくさん挙げられている。

    4
    投稿日: 2024.09.27
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    メタ認知や抽象化は仕事でも人間関係でも思考でも非常に大切なのだが、この本は重箱の隅をつつく内容が多かった。 例えば、採用条件の学歴不問が学歴への強烈な意識の裏返しとあるが、 採用側からすれば学歴不問にしないと 応募数が大量に減るわけで、それ以上の意味はないのである。 このような例が他にもあり、決めつけが多い印象を受けた。 メタ認知の本としてはあまりよろしくないかな。 あくまで自己矛盾劇場の本として読みましょう。

    0
    投稿日: 2024.02.14
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    【概略】  とにかく「一言、申し上げたい」世の中、ところがこの「一言」に含まれる矛盾に気づかないまま申し上げている(一般人を含む)「コメンテーター」の多きこと。そしてその矛盾を指摘すると、指摘された側は烈火のごとく怒り狂う。本書ではこの自己矛盾について紹介し、一歩ひいた立場からの冷静な見方(メタ認識)を学び、今後に生かす素材とする。「全社一丸となって多様性を推進します」「他人の考え方に口出しすべきじゃないでしょ」「批判するやつはダメだ」といった発言に含まれる矛盾を楽しんでみる。 2023年09月15日 読了 【書評】  喜餅にとってバイブルの一冊「具体と抽象」の著書、細谷功さんの作品、手に取ってみた。  確実に自分自身の発言に自己矛盾が含まれているということがある・・・ということをちょっと横に置いておいて、ずっと不思議に思っていたことがある。  男性、とりわけ「おじさん」という属性、さらには女性に対する態度が前時代的な男性に対して殊更に敵意を抱き、それどころか敵意を堂々と表に出す人がいる。その人が過去にそういった男性にされてきた経緯に想いを馳せたら・・・なのだけど、その敵意に対して「ジジイ」だの「おっさん」だのと、やはり属性でもって表現をしてくる。「女性」という属性にまとめられることを嫌がっている当の本人が、だ。  他にもLGBTといった多様性についても、多様性を押し付けられているように感じることがあって。「みんな違って、みんな言い」と発するその口から、「〇〇を否定・批判することはなにごとだ!」と発せられる矛盾たるや。  本書は、そういった矛盾を自己矛盾「劇場」として、読み手を観客の距離まで遠ざけて、当事者が持つ感情を排除し、コメディチックに楽しめる形になってるのだよね。こういう矛盾て、当事者若しくは当事者に近い立場にいた場合、その矛盾を指摘されるとまぁ・・・怒り狂うからね。「自分は、違う!」って。そういった要素を排除するにはいかに「他人事」にするか。楽しんだそのあとに「自分もその自己矛盾に陥っていないか?」と省みてもらう狙いがあるというね。  自分のような知識が浅い人間にとって、細谷さんのような書き方は、本当にわかりやすく楽しく読める。今回もイメージとしては抽象度と具象度(具体度)のつまみをいじることでその矛盾を楽しむことができると同時に、「では、これからこの自己矛盾とどう付き合うか?」というキッカケを示してくれる。・・・と言っても「具体と抽象」程には、明確な解法を示してくれている訳ではないけれど。  「自分」と「他人」、「主観」と「客観」・・・この視点を自覚することが自己矛盾を楽しむことができるのではないかなと思う。  本書の中には、メタレベルを上げることができずに「???」と思ってしまう設例もあったりする。時間が経ち、自身の成長とともにこの「???」が笑いに変化することができるのかなと、期待しちゃう。

    0
    投稿日: 2023.09.17
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    自己矛盾からは逃れられないので、そのことを認識して、俯瞰できるようになろう、という内容。 無知の知を目指す。 自己矛盾の例には少し屁理屈じみたものも混ざっている。

    0
    投稿日: 2023.03.11
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    知っている状態を自覚している領域、知らない状態を自覚している領域、知らない状態さえ自覚できていない領域とにものごとを区分する考え方が面白かった。 世の中が動いている限り、知らない状態さえ自覚できていない領域は生み出され続けている。だから人生は面白い。 やっぱり、非日常の体験に積極的に飛び込んで、まずは知らないことがこんなにあるんだと実感することが視野を広げる第一歩だと思った。 知らなかったことを知っていく活動を続けた先、自分がどんな人に変化するのか、想像するだけでもワクワクする。

    0
    投稿日: 2022.12.16
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    何かにつけて細谷さんの話題が上がる時期があって、気になって本を何冊か買ってみた 自分は近く具体的(特別)に見える、他人は遠いから一般的に見える、だから認知には差があって自己矛盾が生じちゃう よくやっちゃうな〜って事例のオンパレードなんだけど、一貫性を気にすると何もしゃべれなくなっちゃうんだよなあと思った どこまで整合性にこだわるか、どこから先は割り切るのかその辺の塩梅が難しいよね 矛盾というか自分の中の葛藤に苦しくなることが多かったけど、人は多面的な生き物だから矛盾があったっていいじゃんとか思えた あとがきにあった、本書の自己矛盾ってなんだろう? 知性に限界があると言っているところ? この本自身が演者、あるいは観客と思っている演者の役割で、読者が本当の観客、という構造をとってくれているのかな? またいつか読み返したら分かるかな

    0
    投稿日: 2022.06.02
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    一言で言うなら「人の振り見て我が振り直せ」。自己矛盾になってる場面、セリフ等が分かったので意識していきたい。

    0
    投稿日: 2022.03.08
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    タイトルがいい! そうだ、すべてが自己矛盾。 なのに、他人の矛盾に対しては やたら厳しい。 「おいおい お前それ矛盾してんじゃね?」 「お前もな!」 自分の無意識を意識しようとしているが 気がついていても 相反する事をやってる時がある。 お互いに引っ張りあってるから 動けない。 動いたとしてもチグハグ。 言ってる事とやってる事の矛盾。 ココロとカラダの矛盾。 意識と無意識の矛盾。 人間は自己矛盾の塊なのかもしれない。 読んでないけど 勝手に読んだ気になった一冊

    0
    投稿日: 2022.01.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自己矛盾の定義として、指摘された人は怒る というような定義があったが、自己矛盾と人格の部分に繋がりの根拠を見つけられなかった。 他人の言動で嫌な思いをした時にこの本の内容を思い出し、「あの発言は自己矛盾だ」と(著者いわく)嘲笑い、心を慰めることが出来るのかも知れないが、その考え方は私にはしっくりこなかった。 メタで見るというのはおそらくとても大切だと思うし、本書で「言われてみればこれも矛盾してるな」という発見があったのも事実である。しかし、全体的にメタで見ることについて述べているより、メタで見れない愚かさを強調しているように感じられ、純粋な内容よりも著者の考え方、書き方に対して賛同できないと思った。

    2
    投稿日: 2021.03.22
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    「あの人は人の陰口ばっかり言っている」という陰口を言っているという自己矛盾。 しかしわずかでも自分の発言を一歩外から観察できるメタ感覚を身につけることで自己矛盾から脱却できるかもしれないという話。 読み進むほどになるほどという感覚と同時に自分自身にも当てはまる部分も多く自分の過去の言動を思い出しちょっと気恥ずかしくなる。 この本でも書かれている通り自己矛盾から完全に脱却することは難しい。 でも矛盾していることを知ることは出来るということ。 面白かったです。

    0
    投稿日: 2021.02.27
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    タイトルから「分かってるけど自分の行動を変えられない人向け」かと思って買ったけど、そんな話ではなかった。それでも読む価値があると思って読み始めたが、全体的に重箱の隅をつくようなもので、中には「そうそう」と思う程度のものがあったが、結果的に私には読む価値が感じられなかった。作者は何が言いたかったのか、また、言葉の矛盾を主張する立場から何を思いながらこの本を書いたのか(皮肉)、最後まで謎。このレビュー自体も「ほら、あなたの言葉も自己矛盾をはらんでますよ」と小馬鹿にされそう(笑)。そんな嫌味な本。

    1
    投稿日: 2021.02.20
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    2021年1月17日読了。 P2  「メタ」は「対象物を一つ上のレベルから見てみ  る」を意味し、メタ認知とは認知そのものを認知す  ること、つまり自分自身がどう物事を認識し、  思考しているかを客観視することです。  自己矛盾には三つの特徴があります。  ①自ら気づくことは極めて難しい   (が、他人については気付きやすい)  ②気づいてしまうと、他人の気づいていない状態が   滑稽でたまらない。  ③他人から指摘されると「強烈な自己弁護」が   始まる。   →「自分(だけ)は違うんだ」   →他人のことは一般化して見ることができるの    に、自分のことはすべて特殊であるように思え    るのは、人間が共通して持っているバイアスの    一つです。(P27) P28〜  自己矛盾が生まれるメカニズムには人間が様々な  形で持っている認知バイアスと呼ばれる心理的な  歪みが関係しています。  その中でも大きなものが心理の非対称性であり、  それが自己矛盾におけるメタと非メタのギャップに  大きな影響を与えると言えます。  「自分が他人を見るときの目」と自分が自分を見る  ときの目」は、私たちが自覚しているよりも何百倍  も何千倍も差があるということです。 P35  このような非対称性の背景にあるのが、  先の「自分と他人」の非対称性です。大抵の場合、  「言うこと」は他人に向けての一般論ですが、  「やること」は自分のことなので、この上なく  具体的になるのです。 P40  自己矛盾には、ここまで述べた縦軸(抽象度の高  低)と横軸(情報量の多@)の両方が関わってきま  す。 P45  メタ認知とは「認知の認知」を意味し、簡単に  表現すれば「対象物を一つ上の視点から見る」こと  を意味しています。 ★P75(図17)  ◎自己矛盾  ↑  ⚪︎非メタとメタとの間のギャップ  ↑  ▼自分と他人 …「自分から見る自分」と「他人から          見る自分」とのギャップ  ▼主観と客観…自分は「客観」的だと思っている         が、実は「主観」的であるギャップ  ▼行動と言葉…「言っていること」と「やっている         こと」とのギャップ  ▼既知と無知…「知っているつもり」になっている         が、実は「何も知らない」という         ギャップ  ▼具体と抽象…「具体」と「抽象」との間の         ギャップ  ▼相対と絶対…自分は「絶対」的視点だと思って         いるが、実は「相対」に過ぎない         というギャップ  ▼部分と全体…実は「全体」だと思っているが、         実は「部分」に過ぎないという         ギャップ P78  「常識にとらわれている」という状態はメタレベル  の問題であるにもかかわらず、それを非メタのレベ  ルにしか存在できない人たちに言うこと自体、  矛盾しているのです。 P99  外部から与えられるのは、あくまできっかけだけで  あり、行動や変化はすべて内側から生まれるもので  あるというスタンスこそ、能動性を考える上で最も  重要ではないでしょうか。 P116  思考の自由度を上げるはずの抽象化(言葉の定義)  は、そのことによって硬直化するという宿命的な  自己矛盾をはらんでいることを意味します。 P125 「あなたのためを思って言っているのが分からない  の?」  →言葉が向けられているのは「こんなに相手のこと   を思って教えている自分」なのではないか P132  抽象化に伴う、「潜在的な偏見」 P135  「自然保護」  →「人為が及ばない」ことの代表である「自然」   と「人為の極致」である「保護」の共存 P142  他人について「具体レベル」で意見するのは、  「無知の無知」、自らの自己矛盾を露呈することに  なりますが、抽象化した教訓を導き出す癖をつけれ  ば、抽象化トレーニングになります。 ★メタ認知することの大きな意味は、認知バイアス  (自分は特殊であるととらえ、一方で他人のことは  一般化するなど)から抜け出すことです。  そう考えれば、「自分を一般化する」(認知バイア  スから抜け出す)ために、「他人を一般化したくな  る」性質をむしろ逆手にとって、その手法を自分に  向ければよいのです。

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    投稿日: 2021.01.17
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    目から鱗とはこのこと。「自己矛盾」は日常なんとなくその存在を認知していたものの、深掘りはしていなかった。いや、できなかった。 著者は、知の構造、非メタ認知とメタ認知、といった切り口から、自己矛盾の法則を見極めようとしている。 「具体と抽象」「無理の構造」と名著揃いだが、これが一番面白かったかもしれない。 2020年最後に読んだ本。メモが止まらない。対人関係で生じるあらゆる不和に、自己矛盾は大きく関係していると感じた。

    0
    投稿日: 2020.12.31
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    なぜこういう本を読まない!勉強しろ!お前のために言ってるんだ! ネガティブな意見は禁止だぞ!中途半端な知識で物事を語るな! え、なんだって!? 他人の言うことに口出しするな!それはノーコメントだ!自分の頭で考えろ! 本当に最近の若いのは情けない! この世は自己矛盾がたくさん。 それに気づいて自分はそうならないように気をつけるしかない。ただ無知の無知にならないようにしないとね。 最終的には じぶんをたなにあげて 抽象化して学びに変えて 他人に言われたことを立ち止まって見つめる なんですね

    0
    投稿日: 2020.11.20
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    珍しく切れ味に不足を感じた。自己矛盾という切り口が自分にフィットしなかったのかもしれない。自己矛盾からは逃れられないというのは哲学的なテーゼとして考えてみることもできるだろう。言語の不可能性について。

    0
    投稿日: 2020.01.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いろいろと心あたりあり気まずい・・・が、ただ単に面白おかしく指摘し嗤いやっちゃわないよう気を付けましょうという本ではなく、人間である以上自己矛盾は逃れられないものであるということを認識し前向きなエネルギーにしようという趣旨がいい読後感につながっている。 P26 他人の考え方に口出しすべきじゃないでしょなど単純な自己矛盾であるにもかかわらず似たような発言はあちこちで聞かれます。 P27 (自己矛盾は)他人のものは見つけやすく「人の振り見て我が振り直せ」を実践することができます。自分のために「自己矛盾劇場」を活用すること。それが本書の読み方です。 P37 世の中、「言いたい人」ほどには「聞きたい人」は存在しません(それどころか圧倒的に聞きたい人のほうが少数派と言えます) 「いちいちマスコミに反応するのはやめようよ」「芸能人だからって大騒ぎしないで放っておいてあげましょうよ」これらは典型的な「劇場モデル」です。この発言自身が「騒ぎ」や「反応」の一部になっていることに気づいていません。 【中略】「言いたい人」を「聞きたい人」に変えられるのは本人しかいません。なぜなら聞きたい人というのは何かに気づいた人であり、内発的な変化でしか気づくようにはならないからです。 P38 知のピラミッドの水平方向は情報量の多寡を、垂直方向は抽象度の高低を表します。人類の知の発展とはこの横方向と縦方向の拡大によって三角形の面積が広がっていくイメージです。 P48 遠くのものほど本質的に重要なものとそうでないものの区別が冷静にできるようになります。「近く」とは「よく知っている領域」のことであり「遠く」とは「よく知らない領域」のことでもあります。知識とはある意味で「何かと何かを区別する能力」であり、知識があればあるほど「細かく分けたがる」のが一般的な傾向です。 P82 「最新版」「拡散希望」(本来外側が決めることを自分が言う矛盾) P91 「昔は自分もそうだったが今は違う」自分が克服してしまったことを他人の中に見てしまうとバイアスがかかって必要以上に見えてしまうということなのでしょう。 P139 私たち人間は自己矛盾から逃れることはできないということです。自己矛盾は「抽象化」やメタで考えるという人間の知的能力の強みそのものから生まれています。(メタで考えることがまったくできなければ非メタとの間のギャップが生じることもありません)それならばうまく付き合って前向きなエネルギーに変えていくのが得策と言えます。 ●自分を棚に上げる ●他人だから言えることもある ●抽象化して学びに変える

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    投稿日: 2019.12.08
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    自己矛盾 確かに 悪口は言わない方です。 って 言いながら、 あの人は結構○○○! と言う事はある。 マイナスイメージは 結局悪口だ。 気付かされた本。

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    投稿日: 2019.11.19
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    【文章】 とても読み易い 【ハマり】  ★★★★・ 【共感度】  ★★★★★ 【気付き】  ★★★★・ 相手への指摘の発言が、より高い抽象度で眺めてみると、その発言自体が自分自身にも当てはまってしまう。 人間の存在が自然であるならば、人間の行い自体も自然である。そう考えると、「自然を守る」という環境保護的な考え方自体矛盾している、というのは本当にそう思う。

    0
    投稿日: 2019.11.15
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     何をしても自己矛盾と言われる時には言われてしまう、だからろいって自己を肯定するだけでは何も解決しない。  では一体どう対応していけばよいのだろうか

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    投稿日: 2019.05.30
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    非常に偏屈。でもおもしろい。本書で何度も繰り返されている通り、自己矛盾のないメタの領域に達することは不可能だけど、その視点を取り入れてみることで冷静になれるし新しい発見が生まれる可能性は広がる。 自分の発言や考えを見直す、振り返るきっかけとして使える視点。モグラの絵が可愛いのと、さらっと読みやすく、一見複雑にしてしまいがちなことをシンプルに書いてるからわかりやすい。

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    投稿日: 2019.05.29