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パッション・パラドックス
パッション・パラドックス
ブラッド・スタルバーグ、スティーブ・マグネス、池村千秋/左右社*
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総合評価

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    情熱のポジティブ面とネガティブ面を知る良い機会になった。 情熱というとポジティブなイメージを持ちがちだが、振り子のようにどちらにも振れる存在。 振り子のような存在である情熱とうまく付き合えた状態である調和的情熱を目指したい。 ・結果でなくプロセスを大切にする ・過去や未来でなくこの瞬間を全力で打ち込む 情熱を持ちながら人生を豊かにするとはどういうことかということも考えさせられた。 何事もバランスが大事と言われたりするが、何かに夢中になった時は全面的にのめり込んでいるし、バランスはしてない状態になりがちだし、それが普通。 人間の時間やエネルギーは有限なので、ひとつのことに情熱を燃やすほどそれ以外の活動に割ける資源は少なくなる。 無理にバランスを取ろうとすると、それこそ無理になる。 何かに熱中しているこそ、自分を見つめて自分自身を理解するのが大切。 それが結果的に、自分の人生を豊かにすることに繋がる。

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    投稿日: 2021.04.17