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村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)
村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―(新潮文庫)
村上春樹、大橋歩/新潮社
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総合評価

79件)
4.0
19
33
20
1
0
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ananに連載していた「村上ラヂオ」のエッセイを1年分まとめたもの。 一つ一つのお話が短くて読みやすい。 毎回最後に「今週の村上」という一言メッセージのようなものがついてるのも良い。 『水洗トイレに「大小」というレバーがあるけど、あれは「強弱」じゃいけないんでしょうか?』 とか、何気ない一言なのに笑ってしまうし記憶に残る。 大橋歩さんによる挿絵も味わい深かった。

    21
    投稿日: 2025.11.08
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    村上ラヂオに続いて相変わらず面白い。 難しい本は今読みたくないけど、何か読みたい時にピッタリ。くだらない面白さだけど私の知らないことが沢山書いてあって面白かった。

    0
    投稿日: 2025.08.29
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    村上春樹は甘いものが好きじゃないけど年に2回くらいどうしてもチョコレートが食べたいという衝動に襲われる時があるらしい。そしてその時は必ず(なんとなく)グリコのアーモンドチョコを食べるらしい。 ホワイトデーのお返しをしたことがない。

    0
    投稿日: 2025.08.05
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    「人はときとして、抱え込んだ悲しみやつらさを音楽に付着させ、自分自身がその重みでばらばらになってしまうのを防ごうとする。音楽にはそういう実用の機能がそなわっている。」 I really resonate with this part. I believe music, memory, and emotions are deeply connected. To keep my mental health in check, I sometimes listen to songs I used to play during better times.

    0
    投稿日: 2025.06.15
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    村上春樹の世界観がとても好きだ。 アメリカの少し古い感じ、ゆったりしている感じ、気ままな感じ。 忙しくて明日のこと未来のことを考えすぎてる時に読むと、今を丁寧に大切に楽しんで生きようと思える本。 結局のところ自分の身の丈にあったものしか、見に纏うことができない。合わないものを押し付けられても、そのうちに自然に剥がれ落ちてしまう。だから合わないものを押し付けられるのも、一つの立派な教育と言えるのかもしれない。 村上さんのなんというか気を張らない流れに身を任せるような考え方がとても好きだ。私に合うものや人は考えてできるものではなくて、自然に身についてくるんだろうなあ。

    0
    投稿日: 2024.11.07
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     村上ラヂオシリーズの第2弾。前回と同様、著者が体験したこと、思ったことを書き綴る。オリンピックの開催地は、発祥の地アテネにするべきといい、その理由として広告代理店、土木工事など費用が無駄にかかるからだという。また日本のメディアは、選手がメダルをとれるかとれないかということに関心を持ちすぎだと批判する。このような理由からオリンピックはあまり好きではないらしい。 著者は健康的な生活を送っていることで有名であるが、この習慣をつけるようになったのは、作家としてデビューした30歳ごろで、それ以前はたばこを吸う、夜更かしを するなど、現在とは真逆の生活習慣を送っていた。  ほかにもアイスランドの旅行で見た謎のチャンネルや、アボカドの食べごろなど、読者にあれこれと語る。

    0
    投稿日: 2024.09.07
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    「この人生においてこれまで、本当に悲しい思いをしたことが何度かある。それを通過することによって、体の仕組みがあちこちで変化してしまうくらいきつい出来事。 言うまでもないことだけど、無傷で人生をくぐり抜けることなんて誰にもできない。でもそのたびにそこには何か特別な音楽があった。というか、そのたびにその場所で、僕は何か特別な音楽を必要としたと言うことになるのだろう。」

    0
    投稿日: 2024.05.18
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    読むたび好きになる。 読むたびに彼がどれだけ洗練された文章を紡ぐ作家か身に染みる。 ほんとに、怒りっぽかったのかな? イメージつかない。

    0
    投稿日: 2024.03.31
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    小説の村上春樹もいいけどエッセイの村上春樹はさらにいい。 クスッと笑えるエッセイに、今週の村上というおまけ付き。 今週の疲れがどどっと出て、テレビの画面を見て思い切り受け身で過ごそうと思ったけど、この本読んでたら疲れが抜けていった! あまりにも可笑しくて、ばかばかしくて、脱力感。 本人曰く、ビール会社が作るウーロン茶。 これがまた味わい深い。 実際のオリンピック、ドイツとパキスタンのホッケーの試合を観て純粋にスポーツの醍醐味を味わったり、メジャーリーグの試合を観戦し、Aロッドの一挙手一投足を観察したり、毎度のことながら視点が面白い。ヒノマルの数とか結果とかに無縁な観戦姿勢が村上流。 最後は真面目に決めてた。 「小説も音楽も、心の痛みや悲しみを、深いところで誰かと担い合える。」 まさにその通りだと思う。 小説て音楽に救われている。

    48
    投稿日: 2024.02.03
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    ある程度 いろんな物事が終わった時(〆切に追われていた仕事とか) 私の場合 ふと読みたくなる。そして、その後村上春樹さんの文章のリズムが 頭の中に残って、こう言う風に感想にも(  )とか使いたくなるのだ。 なんて心地の良い言葉のリズムと比喩なんだろう。 いつも思う。 そして、新鮮なサラダをボールいっぱいバリバリと食べたくなる。

    1
    投稿日: 2024.01.05
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    村上春樹のエッセイ集『村上ラヂオ2―おおきなかぶ、むずかしいアボカド―』を読みました。 村上春樹の作品は3年前に読んだ『村上さんのところ』以来ですね。 ------ なぜ、アボカドはむずかしい?  究極のジョギング・コースってどこだろう。 アザラシのくちづけの味、ギリシャの幽霊、ロシアと日本のかぶをめぐる昔話の違い……etc。 小説家の抽斗(ひきだし)から飛び出す愉しいエピソードの数々。 長編小説『1Q84』刊行後、雑誌「アンアン」に連載された人気エッセイ・シリーズ52編を収録する。 『おおきなかぶ、むずかしいアボカド―村上ラヂオ2―』改題。 ------ マガジンハウスの発行している雑誌『anan』の2009年(平成21年)10月21日号、2010年(平成22年)3月3日号、2010年(平成22年)3月24日号から2011年(平成23年)3月23日号に連載されたコラムを加筆修正してまとめて2011年(平成23年)に刊行された「村上ラヂオ」シリーズの2作目となる作品… 雑誌連載時に毎回ついていた「今週の村上」という一行コメントもすべて収録されています。  ■十年ぶりに戻ってきて 村上春樹  ■野菜の気持ち  ■ハンバーガー  ■ローマ市に感謝しなくては  ■パーティーが苦手  ■体型について  ■エッセイはむずかしい  ■医師なき国境団  ■ホテルの金魚  ■アンガー・マネージメント  ■シーザーズ・サラダ  ■いわゆるミート・グッドバイ  ■オリンピックはつまらない?  ■右か左か  ■究極のジョギング・コース  ■夢を見る必要がない  ■手紙が書けない  ■オフィス・アワー  ■無考えなこびと  ■やあ暗闇、僕の旧友  ■三十歳を過ぎたやつら  ■オキーフのパイナップル  ■まるで豹のように  ■もうやめちまおうか  ■悪魔と青く深い海のあいだで  ■タクシーの屋根とか  ■ちょうどいい  ■新聞ってなに?  ■コミュニケーションが必要なんだ  ■月夜のキツネ  ■太宰治は好きですか?  ■他人のセックスを笑えない  ■本が好きだった  ■携帯電話とか、栓抜きとか  ■キャラメル・マキアートのトール  ■おいしいカクテルの作り方  ■あざらしのくちづけ  ■うなぎ屋の猫  ■ガラスの家に住む人は  ■ギリシャの幽霊  ■お一人様の牡蠣フライ  ■自由で孤独で、実用的ではない  ■おおきなかぶ  ■こっちのドアから入ってきて  ■アボカドはむずかしい  ■スーツを着なくちゃな  ■並外れた頭脳  ■『スキタイ組曲』知ってますか?  ■決闘とサクランボ  ■カラスに挑む子猫  ■男性作家と女性作家  ■ジューン・ムーン・ソング  ■ベネチアの小泉今日子  ■挿絵をさせてもらって 大橋歩  ■文庫版あとがき 大橋歩 1.人の悪口を具体的に書かない 2.言い訳や自慢をなるべく書かない 3.時事的な話題は避ける… これが村上春樹さんがエッセイを書く時に自ら課したルールだそうです、、、 そんな法則に則って書かれた、どうでもいいようだけど、やっぱりどうにも読み過ごすことが出来ない、心に沁みる興味津々のエピソード… 究極のジョギング・コース、オキーフのパイナップル、ギリシアの幽霊、あざらしのくちづけ――うーん、なるほど。 いやあ、ほんとに。マッサージのように、心のこりをときほぐしてくれるハートウォーミングな語り口… それに彩りを添えてくれるのは、大橋さんの美しい銅版画、、、 10年ぶりに帰ってきた、アンアン連載の伝説のエッセイ『おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2』… 村上さん曰く「“日本でいちばんおいしいウーロン茶”を目指して書いた」エッセイ。 肩の力を抜いて、気楽にご賞味ください。 大橋歩のイラスト(銅版画)と一緒に愉しみました… 村上春樹のエッセイや紀行って、心地良く、そして愉しく読めるんですよね、、、 考え方に共感できるからなんでしょうねー 価値観が近いのかな… 憧れもあるんでしょうね、きっと。 豊富な経験で得られた蘊蓄や寸止めされた下ネタの巧さが堪らないですね… 「今週の村上」という一行コメント(つぶやき?)もイイ感じでした、、、 もっともっと読みたくなるエッセイですね。

    1
    投稿日: 2023.10.03
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    初めて村上さんの書かれたものに接した。ノーベル賞を手にしようかという作家さんを敬遠していたわけじゃないけど、何となく敷居が高いと思い込んでたみたい。でも、このエッセイ本で村上さんの豊かな感受性と素直な表現に触れて、彼の人となりを知ることができ、村上さんにのめり込む予感がしてる。(o^^o)

    0
    投稿日: 2023.04.29
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    とても読みやすい。面白かった。 一つ二ついいこと言っていたが忘れてしまった。なんだっけな、もう一回読もうかなと思う本。

    1
    投稿日: 2023.03.29
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    シリーズ1に引き続き 軽〜く読めて面白い 小田原厚木道路ネタが 出てくると 足柄に住んでた頃の事を 思い出す ブロックオフ武蔵新城店にて購入

    1
    投稿日: 2023.03.21
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    すぐに読み終わった。村上春樹が普段どんなことを考えてるのか知りたかったから買った。案外普通のおじさんだとも思ったし、やっぱり天才なんだなぁとも思った。

    1
    投稿日: 2022.12.30
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    通勤時に読むエッセイとしては最適。とてもあっさりしている。少し物足りないが、いつでも本を閉じることができる。かといって文章の構成や読みやすさは、さすが村上さんだ!という印象。 既に文庫版の3が出ているようなので読んでみよう。

    2
    投稿日: 2022.12.16
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    疲れていて、ちょっと軽いものが読みたいとき、 日常を、ちょっと別の視点でみたいときにサッと読める気楽な短編エッセイ。

    2
    投稿日: 2022.08.12
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    ananに連載されていたエッセイ集。 サラサラと読み終わった。中身はほぼない。書いてあるのは、単なる独り言や、軽い冗談のようなものだ。読み終わった後には何も残らない。でもそこがいい。文体もいい。読んでいる間は脳みそを空っぽにできる。気持ちよく読める。春樹のいくつかのナンセンスな短編と似た味わいがある。寝る前に読むといいかもしれない。 今のポリコレ過激派なら突っ込みそうな箇所が少々あって、10年という時代の長さを感じた。

    2
    投稿日: 2022.06.14
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    「村上ラヂオ2おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上春樹、大橋歩 新潮文庫 2013年 古本110円」文庫本が読みたい!買いたい!となり、10冊くらいまとめ買いした一冊。高校の後輩が村上春樹が好きと言うのを聞いて読むようになったような覚えの村上春樹。小説は毎回買うけど消化不良。エッセイ良い

    1
    投稿日: 2021.12.02
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    春樹氏の小説はなかなか先に進まないけれど、エッセイはサクサク読めてよい。自分の書きたいことを書きたいように書いているのが好ましい。「3」も読もう。

    1
    投稿日: 2021.11.16
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    村上春樹だいすきなので、エッセイはいくらでも読んでいられる。 でもファンでなくとも、この軽快な文章はほんと楽しめると思う。 長編小説が苦手なら、短編とエッセイをぜひ読んでみてください◎◎

    2
    投稿日: 2021.05.24
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    記念すべきブクログ600冊目は、大好きな春樹さんです。 先日、春樹さんの小説を翻訳していらっしゃる方のドキュメンタリー映画を拝見し、私の中の「ハルキスト熱」が再燃。どうしても読みたくなってしまいました。 恐らく村上春樹さんの本を1番熱心に読んだのは高校時代。その頃の感覚に、少し気持ちが戻ったようでした。 穏やかで淡々としたこの語り口が本当に好きです。 久しぶりに小説も再読しよう。

    1
    投稿日: 2020.03.01
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    エッセイだから軽く読めます。 本屋の書棚って男性・女性作家で分かれてましたっけ?とかぼんやりと出来る本ですが、meat good-byeという発想、凄いなぁ。信頼すれども信用せずとか、やっぱり日本が生んだ最高の芸人は格が違う。 当方、自分の生まれた時代をあんまり考えたことはないですが、唯一、長嶋茂雄の現役時代にクロスしない時代に生まれたのは日本で生きる人間として多分不幸なんだろうなと思います。

    1
    投稿日: 2020.01.23
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    「他人のセックスが笑えない」が好きです。もともと雑誌に掲載されたエッセイをまとめた本。3pで終わるし、かなり読みやすいので隙間時間にぴったりでした。次は長編あたりに手を出そうかなー。

    1
    投稿日: 2019.07.24
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    そうそう春樹って確かに小説一本じゃない、エッセイも翻訳も紀行もウェブ記事も幅広く営業しているんだよなー。 帰りの電車で読んでいい気分になって。

    1
    投稿日: 2019.04.27
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    エッセイなら楽しく読める。生活に密着しているからか?サラリーマンの生活とはかなり違うけど。 河合隼雄さんの本も読んでみよう。

    1
    投稿日: 2019.04.25
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    an・an連載再開のエッセイ。程よい短さ。 この人のエッセイは楽しい。 好きなのは、・大好きなシーザーサラダの処女のごとくぴちぴちしたロメインレタスについて、・旧式銀座線の車内暗転の話、・サイン会を開かない理由、・人が深い悲しみにとらわれた時の音楽と小説が果たす機能についてのところ、・「僕の場合女たちが私という人間をつくったとは言えない、女たちが私にいくつかの変更を加えた、くらいのことは言える」って、なんかかっこいい

    1
    投稿日: 2018.11.21
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    あっという間に読了! あーなんて気軽に楽しめるエッセイなんだ。 箸休めや気分転換にほんと、最適エッセイ。 春樹自身エッセイの中にお前のエッセイはメッセージ性が無いと言われた事があると書いてあったけど、全ての本にメッセージ性が必要かと言われるとそうでもないと自分は思う。 なんも考えずたまにニヤニヤしながら読めるエッセイって大事。スペインで開いたサイン会で女性客に次から次へとキスを求められるから使命感に駆られてサインもキスもしたとかもうほんと好き。

    1
    投稿日: 2018.07.24
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    「おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2」(村上春樹:文、大橋歩:画)を読んだ。ひと月ほど前に古本屋さんで見つけてなんとなく購入。 ベッドに入る前に白州や山崎を舐めながらリビングのソファーでぽつぽつと読んでました。そういうシチュエーションにまずうってつけのエッセイですね。

    1
    投稿日: 2018.07.06
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    面と向かうと饒舌ではないのだろうけど、内面はすごく奥深く、話題豊富で楽しい人。 そんな魅力がいっぱい詰まったエッセイ。 いつまでも読んでいたい気がする。

    3
    投稿日: 2017.09.05
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    さくさく読めて面白かった。 何てことないものごとへの記憶の引き出しがものすごく豊富かつ鮮明なのだなあと思いました。 シーザーズ・サラダが美味しそうだ。

    1
    投稿日: 2017.05.02
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    このあいだ読んだばかりの村上ラヂオ、の続編。 短くておもしろいから本当ちょっとした時間に3、4編は読めてしまう。 やる気がでないときとかにも肩の力を抜いて読めて、おまけにいくらか元気になれる。 ぽりぽりアーモンド食べるような感覚。 外国でのエピソードなんかもたくさん書いてくれていてほどよく現実逃避にもなる。 素敵なエッセイです。好きだなぁ。

    1
    投稿日: 2017.04.13
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    エッセイって面白くないものも多いが、本作は楽しかった。単にエッセイではなくて少し短編のように広がる感じ、それと言葉がとても深かった。楽しく読みました。

    1
    投稿日: 2017.04.02
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    【2016年14冊目】 村上春樹のエッセイ好きやわー♪( ´▽`) もしかしたら小説より好きかも知れません。 読んでて、心地よいというか。 特に心に残るような話なんてないし、この本から何かを吸収することもないけど、ただただ心地よい。 電車の中とかで読むとちょうどいい本! そんな感じです(o^^o)

    1
    投稿日: 2016.07.09
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    雑談エッセイ。当たり障りのない内容だけど、自分の知らない外国の話だったり、時代背景を思い起こされるような内容だったりするので、とても新鮮な気持ちで読める。 印象的だったのは、三島由紀夫が太宰治に会いに行って「僕は太宰さんの文学はきらいです」と言った話。長嶋茂雄氏のミート・グッドバイ。アイスランドの健全なセックス・チャンネル。今昔物語の大きな蕪で妊娠してしまった話。 そして、人生で辛かった時に、その時たまたま一緒に過ごした音楽の話。ベネチアで小泉今日子。 「人はときとして、抱え込んだ悲しみや辛さを音楽に付着させ、自分自身がその重みでばらばらになってしまうのを防ごうとする。音楽にはそういう実用の機能がそなわってる。 小説にもまた同じような機能がそなわってる。心の痛みや悲しみは個人的な、孤立したものではあるけれど、同時にまたもっと深いところで誰かと担いあえるものであり、共通の広い風景の中にそっと組み込んでいけるものだということを、それらは教えてくれる。」

    2
    投稿日: 2016.06.05
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    村上春樹のエッセイ。1Q84を書き終えたあと、肩にちからを入れずに書いた。そんな抜け感が心地よい作品。 シーザーズサラダ。夏の昼下がりにアイスティーを飲みながら、ぱりっと鮮やかなシーザーズサラダを食べるのは、人生最大の喜びのひとつだとまではいわないけど、なかなか心なごむものです。とか。素敵な表現。 日本の書店では、作家が男女別で置かれている。外国では見ない。これは普通のこと。でも、男女別でも意味ない、文章に男女はないから、でも外国にはゲイレズビアンコーナーがある。これは、日本では見ない。ちなみに、シシャモをオスメス別で売っていた、オスはやっぱり美味しくないという展開。文化の違いと日常の面白い瞬間を、読者と繋げて引きこむ。こういう文章を書きたいものだ。 日常の素敵なものごと、生活することの嬉しさ。ナンテコトナイ、幸せを見つけては、それを紡ぐようにして文章をつくる。自分にも、何か届くような感覚がある。まずは、肩の力を抜いて、電車に乗ってみようか。

    0
    投稿日: 2016.04.15
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    おいおいどうしたムラカミ、なんだかあんまり面白くないぞ。1冊目はよかったのに。…と言いつつ再読中。 NY bookoff $4

    0
    投稿日: 2015.11.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    村上ラヂオ2ですね。やっぱりエッセイ楽しいなぁ。 『僕は本業が小説家てあって、エッセイは基本的に「ビール会社が作るウーロン茶」みたいなものだと考えています。』とのことだけど、そういうのが良いよね。とっても美味しいです。 サブタイトルの「おおきなかぶ、むずかしいアボカド」の話は、ちょっと深いような、そうでもないような…どうなのかなぁ…。でも話の切り取りかたが独特ですよね。流石は春樹さん…? 好きな文章メモ(上に書いたエッセイのことも含む) マニュアルの運転は、オートマよりも要領を覚えるのに多少時間がかかる。足も一本余分に使わなくてはならない。でも自動車や水泳と同じで、いったん身体で覚えてしまえば、一生忘れることはない。そしてオートマしか運転しない人よりも、人生は目盛りひとつぶん確実に楽しくなる。本当ですよ。 エッセイを書くに際しての原則、方針みたいなもの 人の悪口を具体的に書かないこと 言い訳や自慢をなるべく書かないようにすること 時事的な話題は避けること 三十歳を過ぎて変わったといえば、小説家になり、生活を一新したことだった。煙草をやめ、早寝早起きをし、毎日走るようになった。 二十代はかなりどたばたした忙しいものだった。普通の人は学校を卒業し、就職をし、それから結婚するものだけど、僕の場合はまったく逆で、結婚してから仕事を始め、そのあと大学を卒業した。むちゃくちゃといえばむちゃくちゃなんだけど、結果としてそういう順番になっちまったんだからしょうがない。 うん。やっぱり独特。好きなほうの。

    0
    投稿日: 2015.09.24
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    久々に村上さんのエッセイを読んだ。 意外な視点と発想でゆる~く綴られる彼のエッセイは結構好きです。 濃厚なミステリーにどっぷり浸かった後の箸休めにちょうどいい軽さだと思います。 でも、小泉今日子をウォークマンで聴きながらベネチア旅行している村上さんがどうしても想像できないのは私だけ?(笑)

    0
    投稿日: 2015.08.31
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    雑誌『アンアン』に連載された村上春樹さんのエッセイ集。 挿絵は大橋歩さんの銅版画です。 約10年前に刊行された『村上ラヂオ』は、 ワケがあるわけでもないのに二冊買ってしまいました。 つまり、読んだのを忘れて買った。 それは当時、読書記録をつけていなかったせいかもしれない。 はたまた、今回のエッセイもそうですが、 すらすらと書かれた他愛のない(でも、おもしろい) 一篇3ページ、挿絵をいれて4ページの短い文章なので、 きっと3ヶ月後くらいには読んだことを忘れてしまいそうなくらいです。 それほどに、毒っ気のないような清涼なエッセイだと言えるでしょう。 小説家は、小説を書くのに小ネタのようなものを溜めこんでいて、 必要に応じて小説に使うのだ、と村上さんは言う。 そして、『1Q84』を書きあげた後だからこそ、 残った小ネタを放出できるから、このエッセイの連載を引き受けた というようなことをおっしゃっている。 それで、その吐きだされた、残っていた小ネタの数々なんですが、 おもしろいんですよ。ユニークです。 バーで隣の女性に話したら喜びそうな話ばかり。 そして、その語り口もおだやかかつ軽妙で口当たりがいいのです。 こういうおもしろい話をいっぱいできるから、 村上春樹さんってすごいよなぁって思える。 そこかよ、ってツッコミが入るかもしれませんが。 もちろん、このエッセイでも文章の旨味っていうのは 存分に味わうことができます。 たしか、単行本で『村上ラヂオ3』も発行されてますよね。 こちらも、文庫化待ちです。

    0
    投稿日: 2015.08.23
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    村上春樹さんの小説を読んだことはないが、エッセーは面白い。意外と「エッチなオトナの男性」というイメージを持った(褒め言葉です)。

    0
    投稿日: 2015.06.21
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    10代後半から20代半ばくらいの間に、彼の本はよく読んだ。 一度読んだ本は読み直す事はあまりしない私だけれど、 彼の本はなぜか何度も読み直した。 逆に今はなぜか新作が出ても手を出せない。 色々と「忙しく」って心に隙間がなくって あの世界にトップリと浸かれないからか。 いつかまた読めるようになるといいのだけれど。 その代り、エッセイは今でもよく読む。 内容も押し付けがましくなく 肩の力が抜けてのんびりと読めるからか。 今回の本もそんな感じ。

    0
    投稿日: 2015.05.02
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    村上春樹さんのエッセイを久々に読んだ。同年代ということもあり読み易いし楽しめる。「Don't Know Much About History」から始まるサム・クックの「Wonderful World」のことが書いてあったのでハリソン・フォードの「目撃者」のダンス・シーンを思い出しすぐにウォークマンで聴いてしまった

    0
    投稿日: 2015.04.04
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    『あざらしのくちづけ』がやたらと印象に残りました。こわいものみたさだろうと思います。 さらさら流れていく文章。

    0
    投稿日: 2015.02.17
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    村上春樹のエッセイ第2弾。 相変わらずゆるくて肩の力が抜ける。 ところどころ気に入った話もあって満足。

    0
    投稿日: 2015.01.21
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    ブックオフで購入。 村上春樹のエッセイは走ること〜を読んで以来二回目。 他の方のレビューにもある通り、 村上春樹の小説は苦手だけどエッセイは大好きという部類の人間です私も。 彼が言うようにどうでもいいっちゃどうでもいい内容のエッセイなんだけど 村上春樹が書くことに意義があり、読む意味がある。といったところ。 個人的に面白かったのは 「ガラスの家に住む人は」というやつ。 ガラスの家に住む人はみだりに石を投げるべきではない、つまり人を責めたり非難する前に、自分に弱みがないかどうか、一応チェックしといた方がいいですよということわざ。 メモメモ。

    0
    投稿日: 2014.12.31
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    村上春樹の小説はあんまり好きじゃないけど、これは面白かった。 美容院で渡されて、きっちり2時間で読み終えた。

    0
    投稿日: 2014.10.19
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    「村上ラジオ」は、村上春樹さんが雑誌「anan」で連載しているエッセイです。 で、「村上ラジオ」は、以前に読んでるんですが(内容はあまり覚えてないかも・・・)、今回も、読みやすくて、心地良い世界観のエッセイでした。

    0
    投稿日: 2014.10.19
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    アボガドを買ってきて食べたという経験が私にはない。だから、どれくらいが食べ頃なのか全く見当がつかない。それを見分けるのがとてもむずかしい。そのことが副題になっている。まあ、だいたいどうでもいい話が多いのだけれど、でもよくもそんなどうでもいいことを覚えているなとつい笑ってしまう。そんな中、印象に残った個所を引用しよう。「人は結局のところ、自分の身の丈に合ったものしか、身にまとうことができない。合わないものを押しつけられても、そのうちに自然に剥がれ落ちてしまう。だから合わないものを押しつけられるのも、ひとつの立派な教育であると言えるかもしれない。」子どもたちには、期待をするあまり、たくさんのものを押しつけてしまっているのかもしれない。けれど、そのなかから少しでも自分に合うものを身につけてくれれば、それでよかったということになるのだろう。ところで、村上春樹が本を出すのは、新潮社、講談社、文藝春秋くらいですよね。ananの連載というのはとても特別なことだと思うのだけれど、そこには何があるのだろう。

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    投稿日: 2014.09.25
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    雑誌ananに連載されたエッセイをまとめた第2弾。 日常に起こった出来事や思ったことが、優しい口調で語れており、その癒しが読むだけでストレスを消し去ってくれる。 雑学のネタにもなり、シーザーズサラダや信頼と信用の違いに東条英機のことまで、様々な分野の「へぇー」ってことを知ることができた。

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    投稿日: 2014.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    村上ラヂオ2です。 1よりはマイナーな話(音楽のことが全然わからないので)が少なかったような気がする。 ハードカバーと大きく違う点は、大橋さんの文庫本あとがきが載ってることですか。震災の件が少し書いてありました。 個人的に1つ1つの題のフォントが目立たないので、前みたいに太字だと見やすかったですね。

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    投稿日: 2014.06.13
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    若い頃はよく嫌なことがあると「村上春樹」を読み直していた。最近はぱったり読まなくなってしまったが、悲しいことがありふと本棚を見るとこの本が置いてあった。 ユルい感じのエッセイ。読んでいるうちに「そうね、まあ人生そんなものかもね」と心がほぐれて行き、昔の事も思い出す。 最後のエッセイが「著者自信辛いことがあった時期に同じ音楽テープを繰り返し聞き、その音楽が僕を保護してくれた、気がする。」と言うことを書いている。「人生においてこれまで、本当に悲しい思いをしたことが何度かある。でもその度にそこには何か特別な音楽があった。と言うか、特別な音楽を必要としていた。小説にもまた同じような機能がそなわっている」と続く。 本を開くとたまに、心の奥に求めている事を、本当に感じ、心動かされる事がある。

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    投稿日: 2014.06.09
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    村上春樹だからと、ジャケ買いならぬ作者買いをして、前半は飛行機の中で、後半は家でお酒を飲みながら読み終えた。たまにこの本で紹介されている曲をYouTubeで聞きながら。 村上さん(あえて)が同時代にいて本を書いてくれて、それを読むことができて良かったと思う。上から目線かもしれないけれど、村上春樹抜きの人生は少し違うものになっただろうし、何より単なる一市民にそう思わせる村上さんはやっぱりすごいのだ。

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    投稿日: 2014.06.02
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    驚くほどスラスラと読めて、ズブズブと引き込まれてしまう。些細な日常を深く捉えられる背後には膨大で広大な経験がうかがえる。

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    投稿日: 2014.03.23
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    エッセイ集。挿し絵あり。 村上春樹さんの人柄が分かるような一冊。全52編。 (気に入った作品) いわゆるミートグッドバイ 決闘とサクランボ

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    投稿日: 2014.03.11
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    出ているのを知らなくて、慌てて購入。1巻より1話が短くて、読みやすい。おかげで一気読み。そして一気読みの幸せ。 年齢について、鏡を見たときに、時々思い出せば良い、という話が良かった。ホントにその通り。

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    投稿日: 2014.03.10
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    エッセイなので、一気に読めるかと思ったら、意外と時間がかかってしまった。一篇の長さは、ごくわずかな時間で読めるものなのだけれど(そりゃそうだ。雑誌アンアンに連載していたものなのだから、字数的にそうだろう)それを続けて読むのはけっこうしんどかったりするのね。 それと、エッセイを小説を読むように大真面目に読むと、けっこう「あほらしい」というか・・・。こういうエピソードがいろいろこねくり回されて、何かしらの大義名分を与えられ、もっともらしい設定になって小説って生まれるのかなぁ。 各エッセイの締めくくりに置かれている「今週の村上」がけっこう笑えます。こういう短文を読むと、不思議な人だし、やっぱり「すごい作家さん」なのだろうけれど、ひょんなことで、お目にかかることがあったとしても、そんなに肩肘張らずに「あ、こんにちは。初めまして。2週続けての雪はたいへんでしたよね。大丈夫でしたか?」ってお話できてしまうのじゃないかな、と思ってしまいます。そんなこと、あり得ないけれど・・・

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    投稿日: 2014.02.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『村上ラジオ2』 村上春樹  文庫の新刊で平置きされていたので迷わず購入。小説とは違う語り口で、なんともいえない村上節。  ……というのは人は結局のところ、自分の身の丈に合ったものしか、身にまとうことができないから。(p79) ★創作が師事した先生しだいで書き方が変わるという話から続けてこの文章となる。持つものだってそうだろう。  村上春樹さんは色々と話題になる人で、批判的な人も少なくない。これだけ世界でも名が知られている小説家と同じ時代にいるのだから、読まなければもったいないと思う。まあ人それぞれだけど。

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    投稿日: 2014.02.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白い。10年前の2000年に連載された1巻は、その当時でも村上春樹は大小説家だったと思うが、なんとなく遠慮がちというか、本当に些細な違いだが、あれこれ持ってまわった感というか、そういう歯切れの悪さがちょっとだけがあったが、2010年のこの連載では、堂々感というか、自信というか、開き直り感というか、とにかく力強い自由感が溢れている。なんのこっちゃ?かもしれないが。 村上春樹、やっぱり面白い!

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    投稿日: 2014.02.02
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    村上春樹はほとんどすべてタイムリーに読んでいるのだけれど、これだけはタイムリーに読めない。だってananなんだもの。

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    投稿日: 2014.02.02
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    村上春樹は以前に比べて少しエッセイが上達したのではないだろうか。 と僕が言うのもなんだが。 前はもっと何を読んでも面白くなかったような印象があるのだけど、年齢を重ねて熟れてきたというのか、連載していたのがananで読者層を限定して書いたからなのか、理由はよくわからない。 所々で出てくる読んだ小説や見た映画からの引用やインスピレーションにまつわる部分が特に興味深かった。

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    投稿日: 2014.01.27
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    軽妙なユーモアを交えた極上のエッセイ。村上春樹の文章が恋しくなると、短編でもエッセイでも何でも手にとりたくなる。

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    投稿日: 2014.01.25
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    村上ラジオもおもしろかったけれど、村上ラジオ2はよりおもしろかった。 前回より、シュールさが無くなり、村上朝日堂を彷彿させるお気楽さが 多かったかも。すごく楽しくあっという間に読み終わり、あ~この楽しさを誰かと分け合いたいけど、読書ってすごーく個人的な行為だから、なかなか同調し合えないですよね~。残念。で、ブログに書いて自分の気を晴らしました。自己満足(^_^メ)

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    投稿日: 2014.01.18
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    村上氏の独特な視点で日常が描写されている好きなエッセイ。 自分をゆったりとさせてくれる一冊。肩の力が抜ける感じ。

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    投稿日: 2014.01.06
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    相変わらずのゆるーい感じ。 一つ一つが短くてちょうどよくて テーマもいろいろうろうろしてるから ちょっとなんか読みたいなって時にいい。 天才(奇才?)村上春樹の考えてることっておもしろい。 小説はちょっと難しいけど

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    投稿日: 2014.01.05
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    今年一冊目を一気読み。一気に読めば読むほど忘れるのも早い。またいつか新しい気持ちでこの本をぼんやり開くんだろうな。私もアボガドの食べ頃を見分けられるよ!と手を上げたくなった。また、一つひとつの量感がちょうどよいんだろうなぁ。お気に入りエッセイのひとつ。

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    投稿日: 2014.01.05
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    村上ラヂオ第二弾が文庫化いたしましたので購入。図書館でかりて単行本は読んだけれど春樹エッセイはおそばにおいておきたいからね。春樹エッセイのいいところは時が経ても色あせないところ、気を張らずによめるところ。2013/403

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    投稿日: 2013.12.30
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    村上春樹のエッセイその2。 「30を過ぎたやつら」にとても共感した。 もうアラサー、若いもんと年配の方々の間の中途半端な位置で日々いろいろと思う。

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    投稿日: 2013.12.28
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    村上春樹の短編集。 ananに連載していたらしい。 共感できる部分もあったが、そうでない部分が多かったような気がする。

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    投稿日: 2013.12.26
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    間違っても書籍で買うほどでもないと思っている村上エッセイ(笑)が文庫化されたので、スパゲティを茹でる間とか電車を待つ5分間とかにダラダラ読む。 中高生の頃に貪るように読んだ村上朝日堂から比べると、ずいぶんとオッサンのどうでもいい話が増えたなあ。それとももはや自分がそういうオッサンになってしまい、小っ恥ずかしいのだろうか。 といいつつ、さすがと唸らされるのもチラホラとあり、やっぱりやめられない味ではあるのですが。

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    投稿日: 2013.12.18
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    ゆるく、独自の視点で、ユーモアを交えて書かれている。 気楽に楽しめる。空き時間に少しづつ読むのに最適。

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    投稿日: 2013.12.17
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    読み終わったあとには何も頭に残っていない。どんな内容だった? と聞かれても、何にも答えられない。何が書かれていたんだっけな? という感じ。 エッセイってそういうものですよね。静かな共感みたいなものが何となくあって、ああ面白かった、とそれだけです。 別に村上春樹氏の日常に寄り添いたかったり、思考を仔細に分析したいわけでもないし、もちろんエッセイを読んだくらいではそんなことは絶対にできるわけもなくて、あはは、うふふ、とたまに声を上げて笑ってしまったり、うーん、と唸ってみたり、そういう時間を過ごせたよ、ってそれで十分な気がします。 もったいないですかね?

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    投稿日: 2013.12.10
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    今まで読んだエッセイの中で一番面白かった! (と言っても、あまりエッセイは読んでいないけど。) 村上春樹さんという人間がおもしろいのか、、 村上春樹の文章が魅力的なのか? 多分両方ですね。 「ま、いいか。」に、何とも言えず親近感を感じます。

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    投稿日: 2013.12.09
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    『村上ラヂオ』に続けてサラッと読みました。これも面白かった。 『携帯電話とか、栓抜きとか』の「文明とはなんだか不思議なものですね。新しい不自由をひとつつくり出しながら、ひとつ便利になっていく。」という部分、さらりとしてるけど深く納得。 ホノルルのスタバで、店員さんが日本語で応対してることに気づかず英語で一所懸命オーダーしてた女の子の話にはほのぼの。 ドール社に「パイナップルの絵を描いてくれ」と依頼され、費用は同社が丸抱えでハワイに滞在しながらパイナップルそっちのけで好きな絵ばかり描き、「約束が違う」と言われてパイナップルの花の絵を描いて寄越したというジョージア・オキーフの話なんか、面白かった。選ぶ話題が楽しいし、「どうしてかはわからないが、よほどパイナップルの絵を描くのがいやだったんですね。」という村上さんの感想も気が抜けてていいな。 最後の『ベネチアの小泉今日子』には不意打ちで泣きそうになりました。 いい本でした。

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    投稿日: 2013.12.09
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    疲れたときには、このようなどうでもいいゆるい文章をまったり読むのがよい。もちろん、そのような文章をあえて書いていることはわかりつつ。最近は読んでないけど、昔から村上春樹の文章は大好きである。

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    投稿日: 2013.12.08
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    久しぶりの村上作品。 大阪出張のおともにしたら、往復で読み終えてしまった。 さくっと読めて、よい気分転換。

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    投稿日: 2013.12.08
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    女性誌に連載されたエッセイを集めたもの。村上氏のエッセイ、好きです。彼の考え方に触れると、ほんの少し世の中が面白くみえてくる。世の中というか、自分の周りのありふれた日常が、実はとても面白いもののように思えます。

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    投稿日: 2013.12.07
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    村上春樹のエッセイがとても好きだ。 素顔の村上春樹(かどうかかはわからないけど)が垣間見えるような気がするし、何よりとてもおしゃれな気分にさせられるからだ。

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    投稿日: 2013.12.04
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    村上春樹さんのエッセイ集 思考の行き戻りをそのまま文字にされているところなど、らしい感じがとても好きです ちょっとした考えが浮かぶのに人よりも時間がかかり、 面倒のタネをふやしたくないから悪口を言わないようにしているという 自分との共通点を見つけてうれしくなりました “みんな太陽が悪いんだ” 言い方で一気にカミュが駄々っ子に成り下がったような(笑)

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    投稿日: 2013.12.03