
総合評価
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powered by ブクログきょうも厄日ですとは打って変わって とても心が苦しくなった。 クスっと笑えるところもあるけど、どうしてこうもうまくいかないのか。 なんでこんなに周りの人は冷たいのか、と あまりにも理不尽な目に合う作者が ただただ可哀想で読んでて辛かった。 いつもは辛い事や悲しいことも面白おかしく描いて 笑いで浄化させている山本先生だが(勝手にそう思っている) 本当はこちらの方がリアルなのだな、と。 でも不器用な先生だからこそ愛しい。 同じように生きづらさを感じる方は共感するところがいっぱいあると思う。 この本を読んで、不器用なのは自分だけじゃないと心が救われる作品。
3投稿日: 2021.05.28
powered by ブクログ筆者の若い頃のトラウマ体験記である。美大に落ちて関東から神戸に引っ越し、独り暮らしをしてリセットしようとするが、地域のアクの強さに打たれて孤立してしまう。たしかに関西人は概して標準語の話者を排除しがちかもしれない。また筆者自身が二十歳前後であり、なおかつ自分が誰でもない時期なので、自らのアイデンティティ危機とも重なっていたことも一因だろう。若さ故の危なっかしさ、クライシスの回想録として、よく共感できる作品。
0投稿日: 2020.10.19
powered by ブクログ自分の中の何かが壊れてしまうような感覚を持ったことのある人に刺さる漫画だと思いました。「岡崎に捧ぐ」程のコミカルさはありませんが、人間関係で辛い思いを経験したことがある人は何かしら共感できる内容だと思います。この物語の後に漫画家としてデビューした著者について知ることで、今が辛くても希望が持てるのではないでしょうか。 ラスト3ページが心に刺さりました。知らない土地で知らない人の中でとても頑張られたのだと思います。
1投稿日: 2020.08.24
powered by ブクログ知っている風景しか出てこない。作者が暮らしたエリアも働いた店も難なく特定できる。なのに私の知らない酷な光景ばかりが描かれている。 Amazonレビューでちらほら「なつかしい」という声が見られたのが感慨深かった。ここ十数年で急速に漂白が進んだ場所なのかもしれない。 神戸市はパブリックイメージが固まりきっているわりに本当に様々な属性がまじりあっていて、前情報なしでよそから引っ越してくるのはかなりリスキーだ、という体感は今でもある。 去年まで丸5年間東灘区に住んでいたけど、それくらいじゃまるで知りえないことがたくさんあるということを改めて実感した。 昔から灘区で地道に発信活動を行っている某氏はどう読んだろうか。
2投稿日: 2020.08.09
powered by ブクログ読んでてつらくなる感じもしたけど、こんな思いをした人が、面白いマンガを描けることに希望を感じました。
1投稿日: 2020.07.18
