
民子とヴィジュアル系と。 1
河田雄志、行徒/集英社
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総合評価
(1件)4.0
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powered by ブクログ伏し目がちで己の思春期に楽しさを見いだせない三編み眼鏡の中学生が、見ている世界を変えてくれる存在と出会ったことで始まる物語と書けば何処にでも有るような作品だけど、出会った存在がヴィジュアル系の幽霊とはちょっと変わった展開 おまけにヴィジュアル系は禁じられた存在で20年程前に消滅した世界観ともなれば最早独特の作品世界! ただ、この作者の傾向からしてそこまでシリアスな作品になることはないんですけどね(笑) 本作はどちらかというとシュールギャグといった様相が展開されている それにしてもこのヴィジュアル系さんは凄まじい第一印象を維持したまま君臨しているね。 ちょっと懐かしいタイプのヴィジュアル系が多用しそうな言葉を発し、化粧は盛々、心は繊細。更に作画方法が他のキャラクターと違うせいで作品の空気から浮いていることが明白になっている これで最初は伏せられているヴィジュアル系さんの本名もインパクトが強いのだから堪らない このキャラクターはかなりこちらの琴線に触れてくる存在かもしれない 民子は自分を鳥籠の中から引き出してくれたヴィジュアル系さんに感謝し彼の仲間を探す旅を始めるけど、全面的に信じきれているわけではなく「騙されているのでは?」と考えてしまうのはどこか生々しい思考 ヴィジュアル系さんの仲間が揃った時、果たしてどのような事態が生じるのか そして、民子はヴィジュアル系たちとの触れ合いの中でどのように心境を変化させていくのか? 何はともあれシュールギャグを全力でやってくれればそれだけで充分に楽しめる気がしなくもない
0投稿日: 2020.07.25
