
総合評価
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powered by ブクログ書影だけでは分からなかったこの本の厚み… 手に取って一瞬怯みました、読めるかなって(笑) 77人の方が2020年4月の約1週間くらいを綴っておられてるから、分厚くもなりますよね。。 77人がそれぞれ、"売る"とか"運ぶ"とか"守る"とか12の項目に大まかに分けられているから、気になったところから読み進められるのが良かったです。 私は自分が医療系だから、同じ職種の方が入っている"守る"から読んでいったんだけど、当時のことを思い出してよく乗り切ったよな(乗り切ったはおかしいかな、今もコロナ以外のが流行ってたりするし)…ってちょっと感慨深かったです。 (コロナと診断されたけど、腰の痛みの方が気になるから治療して欲しいとマスクなしで来られたうちの院の患者さんのこととか思い出した 泣) あの当時は周りとの交流も極力少なくしてたから、他の人達がどういう生活されてたのか、どういう思いで過ごされてたのか、ほんとに知らないことだらけで… 読んでみて良かったです。 この本を本棚にあげてくださってたブクログのFFさん、ありがとう^_^ ごみ清掃員として寄稿されてるマシンガンズ滝沢さんのページ、あとやっぱり"守る"の内科医の方のページが興味深かったです。
8投稿日: 2025.05.11
powered by ブクログ緊急事態宣言下の様々な職業の方の記録。 本当に様々な職業の方の記録が綴られている。 あの宣言下の中、それぞれの職業の方はどういう気持で生きていていたのかの記録。 その職業の方から見た、世界。 そんなことが綴られている。 コロナを語るよくわからん本よりも、こうした記録みたいなものはずっと残っていると良いのかもしれない。 なんだかもう過去のことのように思うけれど、別に問題が解消したわけでもなく、そもそも解消なんてあるのか?自然と普通?の生活になっていっただけのように思う。 とはいえ、あの時以前と以後では圧倒的に世界が変わったように思う。 あのときまでとは言わないけれど、今はインフルエンザが流行していて、それぞれの感染対策、自己防衛策が求められている。 そんな中でも仕事はしなくちゃいけないし、逆に、仕事ができるありがたみみたいなものも感じられる。 思い出したくない過去かもしれないけれど、忘れてはいけないことだとひしひしと感じた。
9投稿日: 2025.01.19
powered by ブクログ国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11519373
0投稿日: 2024.09.26
powered by ブクログ1回目の緊急事態宣言が出たあと、 各業種の77人に声をかけ、4月の日記を書いてもらったもの。 有名な方も、無名な方もさまざまに。 同じ時期に、他の職業の人がどう過ごしていたのかが語られる。 ときに話題がリンクするのが面白い。 首相の「家で踊ろう動画」に憤ったり、各地で強く雨が降っていたり。 コロナ関連のニュースや記事の中で取り上げられる職種の状況と これまで垣間見ることのなかった業種の知らなかった状況。 すべてが同列に並ぶことで、 日本各地(ときに海外)であの時何が起こり、何を考え、どう動いていたのかが見える。 ちょっとした歴史の書になると思う。 2020年の4月だけで終わっているのもミソ。 その後がどうなったのか、気になるのもあるし、 現実の生活はページ数とは関係なく続く、というのがシビアにせまる。 あの時から1年以上が経って、 緊急事態宣言はもう3度目となり、分かったことも増えたが 長引く自粛期間に疲弊している業種もさらに増えている。
2投稿日: 2024.04.25
powered by ブクログ様々な業種で働く人達の緊急事態宣言中の日記。 働きたいのに仕事がなくなってしまった人、働きたくないのに(出社したくない)のに働かなければいけない人、怒る人、落ち込む人、比較的ポジティブな人…日記を読むことで本当に三者三様だなと実感した。 人によって捉え方が違うのでマスクする·しない、外出する·しない、自粛の度合いでギスギスしていたあの頃を思い出す。 今までの当たり前が急にひっくり返されて、フィクションの世界をみているようだったな。 あの頃より今は色々と落ち着いてきたけど、まだまだコロナは正しく警戒すべきだと思っている。 様々な業種の方の日常や仕事内容を知れるのも興味深かった。 町田康さんの日記が面白くてクセになりそうだ。
3投稿日: 2024.01.03
powered by ブクログまあまあ。コロナ禍が終わって(?)久しい2023年7月8日に読みました。当時の緊迫度合い、そこまで感じていなかったので、ああみんな大変だったんだなと思う。普通のサラリーマンがいない。町田康はさすがに面白い。1日でサッと読める内容です。ただ文科系の人ってなんで政府批判ばっかりするんだろう。不明。期待してるって事なのかな。
0投稿日: 2023.07.09
powered by ブクログいろいろな職種の緊急事態宣言中の日記。 職業や環境、性格によって、捉え方もいろいろ。情報に振り回されるがままに右往左往していた身なので、冷静に判断して行動できていた人達は本当にすごいよなと思う。そういう人が政治をやってくれていれば、なんてことも思う。 今振り返って、あの時の行動を反省したりもする。行動や思考のクセ、緊急時に私や周りがどういう反応や対応をするのか。今一度見直して、次の緊急事態に備えたい。
0投稿日: 2023.05.22
powered by ブクログコロナ禍の初の緊急事態宣言のときに一般人からエッセンシャルワーカー、芸能界、ふつうの会社員、ごみ収集の人、ライブハウスの人など、営業の大きさにか変わらずさまざまな仕事に就いている人の2020年4月ごろの日記をまとめた本。 2023年の今となってはwithコロナとなっているが、さぞかし不安は戸惑いばかり載っているのかと思いきや、 不安のなかにも人とのつながりの大切さや生活に楽しみを見いだしたりと(まあ人の目につく前提で書いてあるから本当のところは書かれていないと思うが)、一般人の方の日記の方がなんとかせねば!!という勇気をもらえた印象。 それにくらべていわゆる文化人といわれもてはやされていた仕事の人の情けなさと政治への呪詛が目立って、皮肉だなと思った。
0投稿日: 2023.02.08
powered by ブクログ"僕も地獄へ落ちると思うが 安倍や麻生は 僕よりキツイ地獄へ落ちてもらいたい" (p.211 大橋裕之)
0投稿日: 2022.05.16
powered by ブクログたしかにそうだったな〜、と同じ職業については共感ができて、心がちょっと軽くなる。2年前よりは上手くできることも増えたし、過去の記録は大切だなあ〜と感じた。
0投稿日: 2022.03.14
powered by ブクログいろんな職業の人たちのコロナ戦記 安倍さんの阿呆な便乗動画もどう考えても胡散臭いマスク供給委託先4社目問題とか一年経つとすっかり忘れてしまう…
0投稿日: 2022.03.06
powered by ブクログ【琉球大学附属図書館OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC00870703
0投稿日: 2021.10.15
powered by ブクログ初の緊急事態宣言が発令された、2020年4月。 その辺りから様々な職種の人が書き溜めた日記を集めた本です。 わたしはドラッグストアに勤めているのですが、本部勤めでほぼリモートワークがかなう職種なので、コロナでいろいろな事が変わったことを実感してはいたものの、これを読むと、全然分かっていなかったことがわかるし、本当に、リアルなコロナと、緊急事態宣言下での働き方についてビシビシと感じることができます。 どの方の体験談も物語はなく、オチが無いのです。オチが無いところが、リアルな生活を垣間見ている恐怖とライブ感を感じるのです。 特に印象に残ったのは、映画館、葬儀場、ドラッグストアで働く薬剤師(一番近い立場だから)、そして専業主婦の方のエピソード。 思わず、その映画館が現在も営業できているか調べてしまったし、まさに1回目の緊急事態宣言下で実父を亡くしたわたしには、葬儀場の方のエピソードは胸に刺さるものがありました。 自粛に疲れて勝手をしたくなることもあるけど、これを読めば、意識が改まりますし、感謝の気持ちも持てる。 そして、いろいろな職種の人がいて、みんないろいろなことを考えてるんだと、じんわりと、じんわりと実感できます。 リアルな重量感?なのか、なかなか一気には読めず、読み終わるのにだいぶ時間がかかりましたが、これはそういう本なんだと思います。 2021年9月現在までも緊急事態宣言は何度も何度も発令され、変異株もたくさん発生しており、終わりが見えません。 早くこの本が、(こんな事もあったね。このときは本当に頑張った。乗り越えたね)と思いながら読める本になってほしい。 ぜひたくさんの人に読んで欲しい一作です。
1投稿日: 2021.09.20
powered by ブクログ再びまん延防止措置が出されるこのタイミングに読むなんて、という感じ。 ちょうど1年前の、全国に緊急事態宣言が出されたときの閉塞感、絶望感、でもどこかでそこに風穴を開けておかなきゃ、みたいな使命感、切迫感、息苦しさ、みたいなのが閉じ込められていた。実質はそこからあまり変わっていないし、むしろ悪化しているような実感さえある。 イデオロギーの偏りなどはどうしても気になってしまうが、時代を記録したものとして、求められる一冊ではあるだろう。
0投稿日: 2021.08.20
powered by ブクログ数あるコロナ本のなかで、取っておくならこれかな。 誰しも初めての、世界一斉の緊急事態。世界がまるごと映画になってしまったような2020年春の、色んな人の仕事と生活を日記形式で集めたもの。 忘れていた感情のディティールをこれを読み返すことで思い出したい。当たり前だったことのありがたさを。切れ目のない日常の、一瞬の美しさを。 元通りにはならないけど、また気軽に誘い合って外で食事したり、会いたい人に会おうと言ったり、無目的に街をそぞろ歩きできる日が、早く来ますように。
1投稿日: 2021.05.27
powered by ブクログ20年度の緊急事態宣言下での、働く人々の日記を まとめたもの。 発想は面白かったが、何か気づきを得られることはなかった。
0投稿日: 2021.05.22
powered by ブクログ昨春、初めての緊急事態宣言下での様々な職業の方の日記。 最初はその分厚さに「全部読めるかな…」と軽くひるむほどでしたが、”コロナ禍”に対する切り口の多彩さ、まさしく十人十色な個性の発露に惹かれ、時間はかなりかかりましたが読み切りました。 先の見通しなんてなかなかたたない状況で「緊急事態宣言解除」を1つのゴールとしている方が多かったですし(あの頃の自分も確かにそうだった)、そんな中でも「まあ年内には徐々に収束しているだろう」という希望的観測に基づいた記述も多々見られました。 まさか1年後にも緊急事態宣言が発令されていて、変異株なんてものが猛威をふるっているなんて、自分もそうですがほとんどの人が予想できていなかったと思います。 1日の感染者が3桁になっただけで戦々恐々としていたのに、1年後の今は 「あ、東京は今日は1000人切ったんだ」 と1桁違うところで、あの頃からしたら完全に感覚が麻痺しているかのように感染者数を捉えています。 それはさておき、数々の日記からは 「とにかくこの(昨春の)緊急事態宣言を乗り切る」 という思いが溢れていて 「2021年の5月のこの今、この方々はどんな思いで過ごしているんだろうか」 と思わずにはいられない、そんな気持ちで読んでいました。 終盤に登場する旅行会社社員の青木麦生さんが、このコロナ禍で忘れたくない物事をリスト化した最後に 「嬉しかったことも自分の心の醜い部分も、しっかり覚えていなければならない」 と締めていたのがとても印象的でした。 非日常と感じていた日々が日常のようになっている今、これはとても大事なことだと感じました。 コロッと悲観的にもなるし、現実逃避よろしく楽しいことだけに目も気持ちも向けたくなったりするけど、どこかでキチッと俯瞰して良いも悪いも記憶しておくこと。理由はうまく言葉にできないけど、自分には至極必要な作業に思いました。 あとは細かいところですが、首相の呑気な動画に激怒したり、「自分にできることはないか」とあれこれ模索したり、カミュの『ペスト』を読んでみたり、オンライン飲み会の誘いが誰からもこないことにモヤモヤしたり、「育乳」するためにサプリメント購入したり、普段やれない掃除や片付けをしたり… 色んな人のあの頃の気持ちや行動は共感したり笑ったりとにかくひたすらに興味深いものでした。 同じ日をそれぞれに過ごしている。 それ自体は当たり前の事だけど、自分と普段はリンクすることない他人様の日常に、それぞれの日記を通じて思いを馳せることに不思議な刺激がありました。 さらにどうでもよすぎるけど、SNSをレイバンの広告に乗っ取られた話が2人の方からでてきて、こんなところでその話題を目にする意外性もあって 「あの広告、ホントにゴ★ブリ以上の生命力だなー」 と妙なところで関心したりも。 すべてがきちんと収束した後に、もう一回読み返したい一冊です。
3投稿日: 2021.05.18
powered by ブクログもうコロナ禍にまみれて1年以上経過しているのか、と痛感。あなた方が書き綴ってる我慢やストレス、ほんの少しの未来も変わらず続いているよと伝えたい。 いろんな稼業の人の日記を読んだが時期も1ヶ月間でだいたい書いていることが似通っていてかなり端折って読んでしまった。政府への批判とか。まぁわかるけどね。
1投稿日: 2021.05.02
powered by ブクログ2021年4月 去年のちょうど今頃の日記である。 気になる人のだけ拾い読みしよう思っていたが結局最初から最後まで読んでしまった。 とくに印象深いのは、ゴミ清掃員として働くマシンガンズ滝沢さんの感染リスクに気付かないふりをしていないと仕事ができないという仲間のエピソード、ワクサカソウヘイさんのズーム飲み会への執着のおかしみ、保育士の人の優しい文章。 日常って人によってこんなにも違ってこんなにも面白いんだと感じた。日記っていいなぁ。
0投稿日: 2021.05.01
powered by ブクログ去年の4月、緊急事態宣言下での77職種それぞれの日記。 人の日記って面白い。 各々思いの丈を綴っているが、いやぁ、いろいろありますよね
0投稿日: 2021.04.10
powered by ブクログみんなのロックダウン日記。医療従事者から飲食店から主婦まで様々。色んな立場の人がそれぞれ訴えたいことがある。一貫しているのは、政府はあてにならないということ。非常事態でも自力で生き延びる力を養っていかなければ。
0投稿日: 2021.02.07
powered by ブクログ面白くて一気読み。当たり前だけどどの職種もそれぞれ大変だったんだなあと感じる。アベノマスク、政治家いじりに共感。いつかコロナが落ち着いた10年後くらいに読み直したらそんなこともあったな〜くらいの気持ちで楽しく読めるのかな。
0投稿日: 2021.01.08
powered by ブクログブログをちょっとずつ集めたような本でした ネットを徘徊する人なら、これくらいは本じゃなくても読めそうな気もしました
0投稿日: 2020.12.03
powered by ブクログダヴィンチのプラチナ本。現状、まだまだ圧倒的にその渦中にいる訳だけど、今よりもずいぶん手探りで、そして分からないことだらけだったコロナ最初期、様々なジャンルの仕事人から見た日記。半年でずいぶん認識や景色が変わってきたな、と改めて実感。でも作品としては、たまに”おっ!”ってのがあるくらいで、普通の日記が大半。そういう主旨なんだから当たり前なんだけど。
0投稿日: 2020.10.27
powered by ブクログ私は地方に住んでいて、ここまでいろんなことがあった都会は正直よくわからない。人は少なかったけど、ニュースで知る(うわべ)だけだったなと。 案外、悲壮感みたいなものは感じない。 とまどってる様とか、お金の問題がやはり大きいように感じた。あと、人との距離の取り方。 私自身は普通に仕事行ってたし、ありがたいことにそんなに影響うけるでもない職種で、「読み物」として読んでしまった部分が大きい。なんというか、うーん、遠い世界に感じる身近な話は、ほんと不思議な感覚の読書だった。 色んな職業の色んな世代の人が4月の日記つけて一冊にまとめたこの本。できれば5月も読みたかったな。どんどん状況かわっていってたから、変遷をみたかった。
0投稿日: 2020.10.18
powered by ブクログ図書館にて。 瀧波ユカリさんのTwitterでみて予約。 いろいろな職業の人たちがあの緊急事態時に何をしていたか、日記をまとめた本。 この本は自分のやり方でいいのか、家に引き込もって悩んでいるたくさんの人たちに勇気を与える本。 この本は買う。 新品を、しっかり出版社にお金が入るように、絶対に買う。 本は必要だということを改めて教えてくれる一冊。
0投稿日: 2020.10.02
powered by ブクログ〇コロナの渦中、その時その場所にいたそれぞれの職業77人が、生々しく苦しさやうれしさ、そして乗り越えていこうとする様子を語る COVID-19こと、新型コロナウイルスの流行は、海外のみならず日本人の生活や経済に大きな影響を今も与え続けている。コロナ禍においては、家族関係や政治、人生や将来設計にまで大きく混乱を与え続け、これが何か月後、何年後、いつになったら収まるのか、まったく誰も予想がつかないまま年が暮れていきそうだ。 そしてそれら以外に影響されている、日本人にとっての最たるものと言えば、「仕事」だ。 この本は、77名もの語り手の「仕事」を切り口にして、自らの行動や仕事、私生活の中でのコロナ禍の混乱をひたすら語らせる本である。 共感した言葉を何個か引用しよう。 ・映画館の副支配人の坪井氏は、緊急事態宣言が出た折、ミーティングで支配人に詰め寄ってしまう。そこで得た回答に、 "つまり「3ヶ月」何もしないまま休館することはシネマスコーレの「死」を意味することだった。(p83)" ・東京在住の小説家は、編集者たちとの打ち合わせなどがことごとく中止になったおり、ZOOMでの打ち合わせに参加することになり、 "画面越しとはいえ、Kさんたちと「会えた」のは嬉しかった。(p227)" ・医者の少ない休暇は、 "一日中Netflix漬け。(p360)" 一読して気づいたことがある。それは、きっと77名の語りがあれば、読んだ者は一つくらいは当てはまりそうなことがある、ということだ。 コロナ禍で多くの人と「誰かと会えていた」過去を捨てきれない我々は、会えない状況におかれ不安になった。しかし、その現状を何らかの方法で変えていかなければならないのもこのコロナ禍で得た知見であると思う。 また、ただただ生々しい、生活や仕事における苦しさは誰も代われるものではない。しかし似たような経験で救われることはきっとあるはずだ。五里霧中を歩いていても、この本で得られる一筋の光明はあるだろうし、わたしはあった。 小口の厚さ、3cmの超大作・・・と思いきや、自分のことだと思えばすいすい読めるだろうから、目の前が少し開けてくると思いますよ。
0投稿日: 2020.09.27
powered by ブクログ「何に対しても私と関係ないって思ったら終わりじゃん?」と表示にある。その通りだと思い、この本を手に取った。 「コロナの時代の僕ら」を読んだ時も思ったが、この手の本を読むと、記録って大事だとつくづく思う。 この本の素晴らしいのは、これだけ色んな職種の人の日常が、どう変わったかを記録してもらう大切さに気付いた事。緊急事態宣言が解除される前に、記録は終わっているので、その後どうなったかが気にはなったが… 私たちの当たり前に過ごしてきた日常は、平和なうえで成り立っていたという事を改めて痛感した。
1投稿日: 2020.09.26
powered by ブクログコロナ禍の緊急事態宣言で変わるいろんな仕事が日記で綴られる。 葬儀社スタッフと内科医、歯科医の日記に一番哀れを感じる。 印象に残った文章 ⒈ ひとは、ありがとうの数だけかしこくなり ごめんなさいの数だけうつくしくなり さようならの数だけ愛を知る。 ⒉ 敵はコロナであって、目の前にいる夫や妻ではない。 ⒊ 歯科医院は医療機関ではなかったらしい。
1投稿日: 2020.09.24
powered by ブクログ全く同じ日を色んな人が生きているんだ、ということを考えた。 期間の中に自分の誕生日も入っていて、今年の誕生日の過ごし方は覚えていたので、自分と比較もできて、面白かった。
2投稿日: 2020.09.22
powered by ブクログ『仕事本』 付箋部分を抜粋します ・小さな経済を親愛なる人たちで回していけることに、ささやかな希望と幸せを感じる(p23) ・きっと「コロナ後」は働き方や人生観が変わる人がたくさんいるんじゃないかな(p24) ・「地味なことは打たれ強い」(p25) ・政治への怒り、誰かを心配すること、見知らぬ人に不要な攻撃心を持たずにいること、日々をたのしくすごすこと すべてをきちんと分別しながらどれも大切にできるように生きたいけど、ちょっと放っておくとすぐに混ざって ぐちゃぐちゃになってしまう(p31) ・テレビをつけても、バラエティ番組はどれも再放送ばかりだ。そのうえ、自分の今日も昨日の再放送だなんて 悲し過ぎる(p63) ・自宅で難なく仕事できた人、通勤時間をズラして効率が上がった人、いままでの習慣にならってきただけの 思考停止かしこまりお仕事ルールが幸か不幸か一旦くずされたわけだから、より良いやり方だけが今後も柔軟に 採用されていくといいよね。せっかくだし(p74) ・やはり生の声が聞きたい。人と会うは大事なことだったんだ、と気づく(p76) ・しかし本当のプロならば、1日中練習していられるこの期間にこそ、誰よりも努力し、より高みを目指して自分の技に 磨きをかけるものだ(p158) ・こうして一人で海を歩くことを愛してきたはずだし、今日も楽しんではいるのだが、どこか以前とは違う寂寥感がある。 その正体が何なのか、今はまだ判然としない(p194) ・あたりまえと思っていることのほとんどが、誰かのおかげで成り立っていることをふだんからもっと意識しなくてはと 反省する(p228) ・なんだかそう簡単に「来年は」なんて言葉を口にできなくなる。来年のことよりも、今この瞬間をどれだけ真剣に、大切に 楽しく過ごすか。そのほうが彼らには重要だし、きっとそれは自分の余命を知らないだけで、僕だって同じことなのだと思う(p240) ・身内は必至で守るのに、一歩離れた他者の生活や生命や財産に対しては、どこか冷酷になる。社会を守ることが自分を守ることに なるという感覚の欠如。空気は守るのに人は守らない(p243) ・小さなネタを、小さく売って、目に見える範囲でお金を回していきたい。で、そんなスモール循環世界を、自分の周りに百個ほど 構築して、したたかに生き抜いてみたい(p251) ・ひとは、ありがとうの数だけかしこくなり、ごめんなさいの数だけうつくしくなり、さようならの数だけ愛を知る(p268) ・大事なのは体力。何せよ体力なくして闘えない(p291) ・星は巡る。冬は、日食はいつか終わる。空の星に想いを巡らせることができるぼくたち占星術家は幸いなのだ(p442)
0投稿日: 2020.09.13
powered by ブクログ図書館より拝借。読めるとこまで読もう、の厚さ。温又柔氏の日記内でウティット・ヘーマムーン氏の文章のことにふれていたので、早速「文藝夏号」を図書館予約する。だいたいそんな感じで、わたしの興味はかろうじてつながってゆくのです。
3投稿日: 2020.08.13
powered by ブクログ自分で勝手に夏休み課題図書シリーズ、「はたらく」ことについて考える本第二弾。「働くわたし」に続いて。2020年4月1日から30日の緊急事態宣言下の日本のお仕事についてのCTスキャンです。TwitterなどのSNSではフローとして流れ去ってしまう日々の気持ちを、すぐさま本という形式で、残そうとした企画者に拍手、です。明治維新、関東大震災、敗戦、原爆投下、東日本大震災などに負けじとも劣らない時代の変革期の貴重な記録として、あとあと価値がある資料になると思います。いや、外的に「風景」が変わるような変化ではなく「働く」という外からは見えづらい変化を後世に残す、という意味ではさらに重要度は高いかも。しかし、未だにunder corona下にある今としては、それぞれのお仕事の悩みと苦しみと怒りと諦めと頑張りと繋がりへの連帯感を確認する本でした。あとは現時点8月から振り返れば4月ってだいぶ昔のことに思え、4ヵ月前はそういうこと思っていたな、という確認もできました。とにかく在宅って日々PCに向かいながら猛スピードで時間だけが経っていく感じなので、時間感覚も変になってしまっています。「働く」ということにおいての人と交わる、という部分がニューノーマルといわれる時代にどうなるか、まだまだ分からない現在進行形の物語です。「仕事本」に書かれたことが、一瞬そういうこともあったね、になるのか、これから起こることの先駆けの記録になるのか…
0投稿日: 2020.08.09
powered by ブクログコロナ禍の最中 在宅勤務 自粛生活の数ヶ月 いろんな職業や立場の人の実情が垣間見える内容 いるんな人や事情が知れて 自分だけではないと思えただけでも良かった気がしました
0投稿日: 2020.08.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いろいろな立場の人たちの「あのとき」の想いがそのまま記録されている。貴重な記録、素晴らしい企画。 しかし、まだ続いているんだよな。
0投稿日: 2020.08.07
powered by ブクログこの1か月、チビチビ読んだ。本当に様々な職業の方たちの日記。私は、緊急事態宣言が出されたあの時、どう過ごしていただろうか。 未曾有のことであり、どうなるかもわからないことだからこそ、一人一人思うことも、怒りを案じることも、視点も違う日記を残しておくことが大事なのだろう。 再び感染拡大が続いている今、日々、どうしようか悩むことがいろいろある。それを自分も記録しておきたくなる。
0投稿日: 2020.08.01
powered by ブクログ全ての人にあまねく降りかかった災厄。 世界が変わってしまった中で、市井の人々は何を思い、どう生きているのか。 読めば、改めてその被害の大きさを知る。 そして、そんな状況下でも強く生きる人々の姿を知る。
0投稿日: 2020.07.30
powered by ブクログさまざまな職場で働く人たちの、コロナ禍で緊急事態宣言が発令された十数日間の日記。 芸能人やプロの文筆家だけでなく、パン屋さん勤務のおばちゃんや農家のおじさん等ごく一般の方のリアルな言葉や生活を垣間見れたのが良かった。 装丁に「何に対しても私と関係ないと思ったら終わりじゃん?」と本文の言葉を引用してあるのだが、まさにそうで、自分もこの本で語る人たちの一人であり、社会という歯車の一員なのだと、コロナ禍という今世界共通の苦難を通して、より一層強く感じた。 故郷で辛い学生時代を過ごしてきたという中国人留学生の女の子の日記が刺さる。「いくら濁っている環境にいても自分が悪くなる理由にはならないと思う」強く生きられる気がした。
0投稿日: 2020.07.27
powered by ブクログコロナ禍で働く、77人の日記。 普段、取り上げられることのないような職種まで、多様な仕事を取り上げてるのがとてもよかった。 人それぞれ悩みや変化、怒りが違う。自分では、気づいていなかった視点の苦しさや不安もあり、ぐんぐんのめり込むように読んだ。スーパーの店員さん、ごみ収集員さんなど、毎日見ているあの人かもしれない、とすごく身近な日記として感じた。 ドイツのイラストレーターさんの日記も印象的で、保障の制度について、「この国に住んでいてよかった、と思う」という文章に、そんな風に国に対して思える日が来るといいと、心から思った。
1投稿日: 2020.07.06
