
総合評価
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powered by ブクログ2話でレンの親父が来るとは。タスキがけかなぁと思って次は誰かと思い読み進める。同時期の気持ちが手に取って分かるのがいいね。息子を心から好きになれない、大人になったら思いっきり俺を捨てろよってなんだか全然共感出来ず。学校という世界で息子は戦っている、思った以上に辛い事ばかりなんだよ。昔とは違うって思う、自分でももし今生まれたら大変だろう、SNSとか下らないものに絡まれて気にして、まるで顔色見て生きる自分がいるのでは。ファミレスで10人とかでお茶飲んでる高校生が無言でSNS、時折会話する、あの光景は異常
13投稿日: 2025.04.17
powered by ブクログ読了。話の中に鶏肉が絡んでくる連作短編集。毎回同じコンビニの揚げチキンが出てきて食べたくなりました。これは2弾目だったようなので、第1弾の豚肉集も読みたい。
7投稿日: 2025.01.23
powered by ブクログ「鶏」がテーマの短編集 それをテーマに、こんなに愉快なストーリーをいろいろ生み出すなんてサスガだと思う。 読みながら人のつながりが見えてきて嬉しくなりました。登場人物の別の顔、人間模様を楽しめるのがいい。 軽い読み心地の短編だけど、ちゃんと坂木ワールドを楽しめました。 著者の作品には思わずクスリとなるおもしろさがある。坂木さんの文章が好きだなぁって思ってたけど、 登場人物にしゃべらせてるセリフが好き! キャラクターが好きなんだ! …って読んでて、ふと思った。 『子供ってのは、奇跡のタイムマシーンやぞ』
9投稿日: 2024.11.30
powered by ブクログ無性にコンビニのフライドチキンが食べたくなりますね。 あんま夜中とかに読まない方が良いかもです笑。
0投稿日: 2024.10.26
powered by ブクログ鶏料理を軸にいろいろな人の視点でつなぐ連作短編集。あれ?さっきちょろって出てきた人だ!となると、次は次はとどんどん読み進められます。シリアスなところもあるけれど、暗くなりきってないというか、小さく光は見えるなって印象。それが良かったです。みんな良い人っのは違うけれど、悩む姿にみんな生きてるって思えた。やはり坂木司、好きです!
4投稿日: 2024.02.18
powered by ブクログ肉小説集がとても面白く、こちらも読んでみました。 こちらはストーリーに繋がりがあり、さっぱりとしています。こってりジューシーなのが読みたい方は、肉小説集の方がオススメです。
0投稿日: 2023.08.25
powered by ブクログ前作とちょっぴりリンクしている部分もあり面白かった。 坂木先生は、登場人物の頭の中の描写が上手くて、わたしが普段ボソッと脳内で呟いているような言葉ととっても似ている気がする。 前作今作共に「非リアなお肉」の話だったけど、まあそんなこともあるよねーって感じが逆に新鮮だった。
0投稿日: 2023.03.17
powered by ブクログ胃もたれすると分かっているのに「あげチキ」が食べたくなってしまう。 どの話もちょっと陰気で心がざわつく瞬間すらある。 だけど、その先に待ち受けるのは予想外の展開と身悶えするようなラスト。 引き込まれるのは一瞬。 自分の想像を超える世界へと連れていってくれる小説ってホント最高。
0投稿日: 2022.08.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
*塾友のレンと俺は、似てるけど似てない―夜のコンビニで出会った少年たちの葛藤を描く(「トリとチキン」)。我が子を好きになれず悩む父親が、たった1人だけに打ち明けた本音とその答えとは…(「地鶏のひよこ」)。他人の意見に振り回され、疲弊する漫画家が思い出す、彼のデビュー作を生み出した強烈な友人(「とべエンド」)。トリドリな味わいの全5編* どこかにはありそうなお話だけど、ちょっぴりやるせなく、切ない側面を見せてくれるような連作短編集。 親子だけど、なんだか合わない…ってことも世の中にはあるだろうな、もちろん。 けれど、よそ様の子を「夢の息子」って思わず言ってしまう状況、なんて切ないんだろう。親にとっても、子にとっても。 最後はゆるーくふわっと希望が垣間見えるような終わりだけど、なんとなく寂しさが拭えない読後感でした。
1投稿日: 2022.06.06
powered by ブクログ鶏肉繋がりの連作短編集 それぞれの登場人物がちょっと繋がりがあったり ってか、鶏肉と言うよりはコンビニのあげチキが一番の共通点なのでは? 収録は5編 ・トリとチキン ・地鶏のひよこ ・丸ごとコンビニエント ・羽のある肉 ・とべ エンド ・トリとチキン 毎年、花火大会を共に過ごしている塾友 二人は他人にも関わらずまるで兄弟のよう そしてお互いの家族に対して憧れを感じている 隣の芝生は青いって言いますからねぇ お互いにないものねだりな気がしますが…… ・地鶏のひよこ 息子に対して世間が言うほどの親近感を感じられない父親 自分は地方出身だけど、息子は都会生まれ都会育ちという隔絶感 ま、所詮親も人なんだから、いくら自分の子供でも無条件で好ましい存在になるとは限りませんわな それをうだうだと愚痴をこぼす姿が情けない ・丸ごとコンビニエント コンビニのアルバイト店員が遭遇したクリスマスの夜の事件 コンビニ店員の話は現代のプロレタリアート文学なのではなかろうか? ま、実際は廃棄品を有効活用するのは本部からの厳しい指導でできなくなってるんでしょうけどね あと、商品に衛生上の問題があるのはけっこうやばいんじゃねぇの? ・羽のある肉 高校受験を控えた中学3年生のひと夏の青春 いやぁ~、若さですなぁ ・とべ エンド 自殺願望のある漫画家の誕生秘話 相手の嘘がわかるってすごい能力では?と思ったけど、実際は「嘘をつかれていると自分が感じたら吐き気がする」のがより正確な表現なんだろうか? ある程度優しくしてくれる「いい人」か、嘘を言わない理不尽な乱暴者か 編集者と編集長の違いも似たようなもの まぁ、人生誰が自分の本当の味方なのかはわかんないですよねー 全体を通して、前作は豚肉繋がりで、今回は鶏肉というかあげちき繋がり 順当に行けば次作は牛肉ですかね?
0投稿日: 2022.03.18
powered by ブクログ鶏料理を軸に展開する人間模様短編5作。 ・トリとチキン ・地鶏のひよこ ・丸ごとコンビニエント ・羽のある肉 ・とべ エンド ・あとがき ある町のある時代を生きる各主人公たちは、家庭に違和感を覚える高校生から、わが子を愛せない父親、人生の先の見えないバイトに、漫画家など。 憂いや友情、人情がないまぜになって、時が過ぎていく連綿とした日常を描く。 こういう構成好きですね。
0投稿日: 2021.11.24
powered by ブクログ2021年、18冊目は、お久しぶりの坂木司。『肉小説集』のPt②。 今回は、各々、料理名と一言コメントを添えて。 トリとチキン:焼鳥 今っぽく言えば、「親ガチャ」「家族ガチャ」の話。まぁ、無い物ねだり。 地鶏のひよこ:炭火焼風もも焼き、チキン南蛮(コンビニの) 『トリとチキン』に呼応する一編。仕事人間、父親になる(⁉️)。 丸ごとコンビニエント:(X'mas用)ローストチキン 今回、一番のドライブ展開。でも、個人的には……。 羽のある肉:鶏手羽の照り煮 ココで甘酸っぱいの、キタ━━。イイ年のオッサンが忘れて久しいヤツww。 とべ エンド:鶏ハム いや、まさか、ソコに焦点あてるか⁉️納得出来るトコ半分。えっ⁉️コレがラストなの、半分。 貧乏神とあだ名されるテンチョーがいるコンビニ。彼が作るあけチキは絶品。そのあげチキが各短編の縦糸となる、連作短編。しかも、前作『肉小説集』とも地続き。第二弾は、そぅきたか。 坂木司作品は、平易な言葉と、カジュアルな表現で読みやすいモノが多い。ソコに、「ソレ、解るわ~」「そぅ、そぅ、そぅなのよ」フレーバーたっぷりまぶして、ページを繰る力にしているような気がする。誰も死なないし、誰も大きく傷付かない。なので、マッタリ&ホッコリ系多し。 悪くないが、飛び抜けた一編がないのも事実。★★★★☆評価は、ギリギリと言ったトコ。
0投稿日: 2021.11.11
powered by ブクログ坂木さんの文章はやっぱり読みやすいなぁ。少し疲れている時でも、スルスル読める。 登場人物たちも味があっていい。 揚げチキと鶏ハムが食べたくなった。
0投稿日: 2021.10.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
すごい!すごすぎる!おもしろすぎた!なんだこれ!なんだこの衝撃!!!すごく好き!!!! 図書館のオススメコーナーに飾られてて、表紙とタイトルに惹かれて手に取った。 最初の方をちょっと読んで「爽やか青春ものかな」なんて思いながら借りて、読み進めたらなんかもうぐんぐん引き込まれて…… そもそもこの作家さんの小説の書き方がめちゃくちゃ好きだし、めちゃくちゃ「今!!!」って感じがするし、登場人物たちの会話劇や言葉の使い方がめちゃくちゃおもしろい……!!!好みすぎる……!!! 読んでてこんなにも「好き」が溢れてくるの幸せすぎる。笑いのセンスもめちゃくちゃ好き。言葉だけで笑わせてくるのすごくないですか……??好きだーーーーなにこれ、なにこの人。すごい。 話はオムニバス形式で進んでいくんだけどね、読んでて「あ、これあの人じゃん!!」ってなるのが楽しすぎてもうワクワクが止まらなかった。 どの話が一番好きだったかな~~って考えてみたんだけどどれも好きですね。本当にどの話も好きですね。 でも涙出てきたのは「地鶏のひよこ」と「とべ エンド」だった。「地鶏のひよこ」なんて昼休みに職場で読んでたから泣くに泣けなくてとにかく天を仰いだよね。それでもティッシュが必要でしたわ。 「地鶏のひよこ」、最初は主人公のこと「こいつぁクソ親だぜ!」って思ってたんだけど、その後にレベチのクソ親っていうか毒親が出てきたので「こいつとこの主人公を一緒にしたくねぇ!!」とは思った。なんか最後の2行で泣いちゃったんだよな。別にこの主人公が正しい親とかではないけれど、この考えの親がこの決断を下していることに意味があるというか……。読んでほしい……。 「とべ エンド」はなんて言ったらいいのか分からないのだけど、でもこう、なんていうかこう、戸部くんもバキくんも不器用すぎてハラハラしたというか。一瞬のきらめきみたいなのは確かにあって、でもそれは一瞬だからいいというか。お互い二度と会いたくないだろうし。 バキくんが「とびたくなった」時、自分のことを拒否できないであろう戸部くんに会いに行ったのもなんかリアルというか。バキくんもさすがに鶏ハムだけが目的だったわけじゃないと思う。 心が不安定な時って優しくされたり気遣われたりするのもなんか嫌だけど、戸部くんはそういう気遣いができないから丁度よかった、とか。自分よりどんくさい奴に会いたかったとか。いやまぁサンドバッグに八つ当たりしに来ただけかもしれないけど。そして戸部くんがバキくんのことを普通に嫌がってる感じもよかった。自分を苛めてきた相手が「光」になることはないので。漫画を描き始めたのは戸部くんだし、漫画を完成させたのも戸部くんだし、今も描き続けてるのも全て戸部くんの意思なので。それをバキくんのお陰みたいに書いていないのがすごく良かった。信頼できる作家さんだ……。 そもそも人が何かを食べる話が大好きなので余計に楽しかった。 坂木司さんの他の作品も色々読んでみたい。生きる楽しみができた。嬉しい。喜びをありがとう!!
0投稿日: 2021.09.24
powered by ブクログ短編集だけど、1話目のストーリーに関わりのある人たちが主人公として物語を展開していく。 同じ世界を生きる主人公たちを描いた話が好きだ。 (次は誰かな?)(今度はこの人かー!) (1話に出てた出てた!!)と一人で小躍りしながら楽しんで読了^_^ 複雑な親心を描いたものもあったが、全体的に温かく、何より鶏肉料理がとても美味しそうだった笑
1投稿日: 2021.07.12
powered by ブクログ連作短編集、トリニク編。お昼ごはんにコンビニに寄ってトリチキをよく買っていた頃を少しだけ思い出した。男の子、お父さん、男子それぞれの思いとトリニクがちょっと切なく描かれていて面白く読めた。足湯に浸かるくらいの軽さでじんわり、いいバランスだと思う。
0投稿日: 2021.04.14
powered by ブクログ短編集で、とても読みやすかったです!! それぞれのキャラクターの葛藤などが詳細に描かれていて、「こういう考え方もあるんだなー」と勉強になりました!! この作者さんのモノローグの書き方が読んでいて楽しいです!好み!
0投稿日: 2021.02.04
powered by ブクログ一部屋一部屋のぞいてって、気付くと家全体把握してる感じ。こういう短編集好き。 すごくモヤモヤするけどわかりやすい悪もいない。ぶつけるところが鶏肉って微妙過ぎてとても人間らしい。
2投稿日: 2020.11.06
powered by ブクログ201027読了。 短編集かと思いきや、登場人物がら繋がってたりと読んでいくのが楽しかった。 あげチキ食べたくなる。
5投稿日: 2020.10.30
powered by ブクログ肉小説集に続き、今度は鶏。 今回も鶏肉料理が毎話出てきますね。 短編集ですがどの話も少しずつ繋がりがあるので前の話にちょっと戻ってみたりしながら読みました。 「丸ごとコンビニエント」が個人的には好み。 結局先が気になって一冊一気読みでした。
4投稿日: 2020.09.03
powered by ブクログ鶏肉に関連した短編集。全ての話の主人公や登場人物が絶妙に絡み合っている。冴えない部分もあり,哀愁漂うような主人公もいるけれど,全体的に優しく切ない話だった。
1投稿日: 2020.09.02
powered by ブクログずっと待ってたよ、文庫化を! 坂木司はミステリーもだけど、胸がキュンキュンする話もかけるからすごい。いい塩梅でそれが収録されている。 息子を愛せない父親の、不器用な愛の話がよかった。
1投稿日: 2020.07.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久しぶりの坂木司さんの短編集。 お安い鶏肉料理と人生模様。 なかなかに皮肉が効いていて面白かった。 コンビニの料理もそれなりにおいしいのだけど、私はあまり食べないしな~。(上品ぶってるとかじゃなくて、食べたいけど、家族が嫌いなので食べられない
7投稿日: 2020.06.24
powered by ブクログちょっと関係する連作短編集、似ているけど近所の同級生同士の家族との距離の話、息子と相いれない父の話、微妙な二人クリスマスにコンビニバイトする話、ツキのないままなった新聞委員の話、嘘がつけない漫画家の話。一番好きなのは、丸ごとコンビニエント。
1投稿日: 2020.06.16
powered by ブクログ鶏がテーマの短編集。 前作「肉小説集」と違って、今回は連作仕立て。 なんやかんやつまづく生きづらい主人公が多いのだけれど、全体的に爽やかで希望がある。 レンくんの父親が人間臭くてよかった。 肉小説集の方はもっと肉々しかったけど、今回は、カラッと爽やかでよい。 羽があるからか。 貧乏神のあげチキは信頼に値する。 あげチキ!
1投稿日: 2020.06.14
