
総合評価
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powered by ブクログこの本を読んだきっかけは、これから1年間本を100冊読もうと決めたことに起因する。せっかく本を読むなら、読書後の気持ちを綺麗に文字に残したいと思い、この本を手に取った。初めはただ、読書感想文を書くコツを教わるつもりで読んでいた。しかしながら、読み進めていくと「生き方のコツ」をも教授されていることに気づいた。「嫌いなことをやれと言われてやれる能力は、後で必ずいきてきます。」「本当のクール(かっこい)は、自分の中に熱い思いを持ちながら、それをきちんと表現できること。」「批判は、その相手と意見を交わせる場でやってこそ、意味があるものだ。」など、読書感想文を書く上でのコツが生き方のコツにも通じていると感じた。私はふみや達のように、やりたくないことは適当に流して生きてきた。次第に、人の言うことにも耳を向けなくなった。だからこそ、ふみや達が内藤先生の授業を受けて、そこに楽しさを見出してく姿を見て私も感化された。年齢を重ねれば重ねるほど人の言うことが聞けなくなってくる。それは、自分のやり方が長い年月を経て確立されてきているからだ。大人になっていく自分を自覚し、本来持ち合わせている素直さを失わずに生きていたいと思った。
0投稿日: 2023.04.17
powered by ブクログ子供の頃、苦手だった感想文。自分が親となった現在、子供に感想文のことを相談されたら、何か一つでも教えてあげたい。そんな思いから読み始めました。 -------------------------------------------- 読書感想文は『誰かに読んでもらう』ために書く、コミュニケーションツールのひとつ。 その本に出会って自分の心がどう動いたかを記すもの。 -------------------------------------------- これの観点を知ることができただけでも読んで良かったです。 以下は学んだポイントです。 【読書感想文のみっつの心得】 ・ミッションと思ってやりとげる ・上手に書かなくて良い ・書き終えたら自分で達成感に浸ること
0投稿日: 2021.04.24
powered by ブクログ主人公の男の子、フミヤと仲良しな2人は、読書感想文が苦手。でも、教育学者の内藤孝に、読書感想文を教えてもらうことになる。学んでいくうちに、フミヤは少しずつ、書けるようになっていく。
0投稿日: 2020.08.10
powered by ブクログ『だれでも書ける最高の読書感想文』の内容をベースに、イラストやアレンジを多数加えて角川つばさ文庫向けにリメイクしたものである。 長年、読書メモを付けていてその有用性を実感しており、読書好きに育ってくれたこどもにもその習慣を付けてもらいたいと思っていたところ、書店の角川つばさ文庫コーナーでたまたま見かけて読んでみることにしたわけである。 本書の内容は、読書感想文が苦手な主人公の少年が、ふとしたきっかけで教育学者から感想文の書き方を教えてもらえることになるというもの。会話メインで展開するため、スイスイと読み進むことができる。 ふせんを使う、書きたいことメモを作る、書きたいことを3つに絞る、といった具体的な方法論、書き出しの一文に困ったり推敲するときのコツといった技術的なアプローチだけでなく、感想文の目的や感想文を書くことの意義にも触れられており、まさに自分がこどもに伝えたいことがきっちりと押さえられている。 こどもにも読んでもらって、これからの読書生活をより充実させていってもらいたいなと思った。
0投稿日: 2020.08.10
