
総合評価
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powered by ブクログ又吉さん3冊目。そろそろさん付けします。 ちょっとエッセイになるのかな?100個の短編集なのかな?「劇場」や「人間」に出てくる話の原体験らしいエピソードも含まれており、そしてシンプルに話がおもろい。通勤電車の読み物にしていたけど、多分相当やばい顔しながら読んでた 好きな言葉がたくさんあったけど、無理して一位を選び出します 『踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損。』 良いのよ
1投稿日: 2025.11.10
powered by ブクログ又吉さんの作品は初めて読んだ。文章が読みやすいし、人との繋がりを大切にされていて流石芸人さんだなと思った。 33.世田谷公園の窒息しそうな雰囲気、池尻大橋、高尾山、漱石の墓、ルミネtheよしもと 面白かった。
6投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログ友人に借りた本。又吉の文章初めて触れたけど、面白い!サクサク読んだ。 六十 井の頭公園 六十一 阿佐ヶ谷の夜 せきしろさんと西加奈子さんと太宰ナイトに関する話。 七十六 池尻大橋の小さな部屋 その人と暮らした記憶。東京のハイライト。 ☝️好きな話。 ーーーーーーーーーーーーーー 好きな文章 ある日、僕が通行人の魂を相手に気づかれないように「ズゥ〜」と吸う遊びを考案した。 好きな人とデートした経験がある人は幸福だ。前日、真夜中の十二時を過ぎた時計を見て「もう今日やん」と平凡なセリフをたやすく吐ける。それがデートだ。 過去を引きずる男はみっともないらしい。僕は引きずるどころか全ての想い出を引っ提げて生きている。
10投稿日: 2025.07.05
powered by ブクログ又吉直樹さんの記憶に残った 東京での百景が一つずつ描かれている。 ・四十九 秋の夜の仙川 通行人の魂を相手に気づかれないように 「ズゥ〜」と吸う遊び ・七十 冬の市谷釣り堀の風景 「なぁ、風が冷たくて皮膚がパラパラ飛んでいったらどうする?」 どちらの話も後輩芸人との会話をしながら 街を歩いているだけなんだけど その世界観がとてつもなく刺さった。 特に好きなお話
0投稿日: 2025.06.10
powered by ブクログ心地の良い面白さでスルスルと読めました。 時折、又吉さんの想像の中の世界がノンフィクションと入り乱れていたりして、それはフィクションなんだけれどもノンフィクションで……不思議な浮遊感と哀愁がありました。
0投稿日: 2025.05.20
powered by ブクログ小原晩さんが作家になろうと思ったきっかけの本だと聞いて。本を読みながらゲラゲラ笑ったのは初めて、「ファッキュ」の話が特に好き、気張らずにのんびり読めた。たまに出てくるファンタジー要素から、作者はかなり想像豊かな人やなぁと思った。
0投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログエッセイ本が好きでよく読むのですが、電車の中なのに思わず声が出てしまうほど笑ってしまった本は初めてでした。さすが芸人です。 (母親とのサインのやり取りのくだりが最高でした) 図書館で借りた本だったのですが、思い立った時に読みたくなったので、購入して手元に置くことに決めました。
0投稿日: 2025.04.23
powered by ブクログ大阪に住んでる。東京にいた頃の地元やバイト先が出てきてなんだか懐かしくなった。私は私の大阪百景を生きてるけど、又吉の視点から見る東京百景も地元を離れて夢を追って1人で生活する人間の、場所は違えど通じる孤独が垣間見えてよかった。 東京にいた頃とはまた違った東京の捉え方を見させてもらえて満足。懐かしいなぁ東京。ちょっぴり帰りたくなった。
0投稿日: 2025.03.25
powered by ブクログ奇人だと思ったら怪人だった。なのに真心をぶつけてくるから余計にわからなくなる。読んで笑ってたのに、次のページでは泣いてしまったり、場所に対しての短文があまりに百景で文才と脳の発達具合に驚愕。何枚、皮あんねん。玉ねぎやんけ。
3投稿日: 2025.02.26
powered by ブクログ小原晩さんがおすすめされていたので購入。「個性がありすぎることが嫌で無個性になりたかった」とか「人見知りを貫くためには勇気がいる」とか、そういう考え方もあるんだな〜と知って面白かった。目の前の景色を大切に想える1作。
2投稿日: 2025.01.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
すっごくよかった。いただいた本だからというのもあるけど、すごく気に入った。 みきちゃんが言っていたように、又吉の文章は寂しさと面白さっていう同時に存在しなさそうなことが存在しちゃうのがすごいと思った。 みきちゃんに聞いてから読んだ「池尻大橋の小さな部屋」がほんとうによかった。苦しくなったし泣きそうになったけど、こんなに尊くて愛おしくて悲しい記憶を共有してくれてありがとうって勝手に感謝する。劇場、映画でしか観てないから読んでみたい。いつか読もう。 「1999年、立川駅北口の景色」もすっごく好きだった。おもしろい。元気ない時にこれ読んで笑えるだろうなこれから。 あと、あとがき?の、ポエジーについてのところもすき。「詩情をバカにしようとする自分だけを恥じることにしよう。過剰なセンチメンタルを笑う奴は、ナイーブな心をバカにする奴は、センチメンタルが生み出す攻撃力を、ナイーブがもたらす激情を知らない。」
0投稿日: 2025.01.17
powered by ブクログ又吉大先生、最高です。 こんなに面白いエッセイは初めて読みました。めちゃくちゃ笑いました。そして、最後は、グッと心が引き締められました。受動態がわからないから変な日本語だけど、律せられました。やります。 こんど、東京に行くときはこの本を持参します。 太宰が通ったと聞いて又吉が通った店に、僕も通ってみたい。 そして、なにより、この本を読んで、僕は又吉にめちゃくちゃ似ているんだなと思った。 自意識が肥大した人間。 とても共感した。わかる。あの感覚。 そして文庫本収録の最後の一編。 これはめちゃくちゃ胸打たれた。アツイ。アツすぎる。 僕達は誰かを喜ばすために生きているわけではない。ただ、生きている。 いい思想だ。 僕も、自分の選択に自分で責任を持って、鼻水撒き散らしながらでも、泣き言いいながらでも、一歩ずつ進んでいきたい。 うおぉ〜。2025年、早速良い作品に出会ってしまった〜。
3投稿日: 2025.01.14
powered by ブクログクスッと笑える日常からほろ苦い別れのお話まで沢山詰まったエッセイ集。 エッセイなんだけど、純文学的な雰囲気を感じる文章がそこかしこにあって、夢と現実の間で起きたことのように感じるものも複数。面白かったです。 情熱も感傷も喜びも怒りも嘘のない文章で綴られていて、でも所々で笑わせてくれるのがさすが。 「池尻大橋の小さな部屋」 が切なくて涙。愛情と後悔と感謝が短い文章に詰まってた。 1番好きなお話です。 関西から東京に出てきた身としては東京という街に対して感じることに共感できるところもたくさんあったけど、行動範囲が違いすぎて風景までは見えてこなかったのが残念。 この本きっかけで行ってみたい街が増えたという意味ではよかった。 綾部の影がめちゃくちゃ薄いことについても最後でしっかり言及されていてすっきり。笑
7投稿日: 2025.01.03
powered by ブクログ友人にに勧められて読んだ。共感できるもの、意味がわからないものがあった。一番好きな話は七十六の池尻大橋の小さな部屋だ。このエッセイで一番長い話だ。些細な出会いが大きな愛や支えになるが、自分が調子よくなると彼女は弱っていき一緒にいることができなくなる話だ。親と子みたいなエピソードだと思った。与えられたものを返せるようになった時にはすでに遅いことが多い。この話はできる時に自分の大切な人に与えられたものを返した方が良いと教えてくれていると思う。 全体的の話や最後の代田富士見橋の夕焼けを読むとチャレンジすることの大切さを教えてくれている。環境が変えることはリスクがあることだが、必ず成長させてくれる。チャレンジする時はビビりながらも少しずつ必ず進むこと、失敗した場合は笑い話にするのは素敵だと思った。死ぬまではビビりながらも進んで笑い話を作っていこうと思った。
3投稿日: 2024.11.26
powered by ブクログ一切格好つけない書き振りと一つ一つの語彙の豊かさに惹きつけられた。読み進めていくと、沢山苦労をした分又吉さんの人としての温かさを感じられて、心地よかった。 何より、たったの5.6行(1エピソード)で人を笑わせることできるんだから芸人さんってすごい。
0投稿日: 2024.11.03
powered by ブクログ夢を追うために、苦しみながらも留まり続けて見た景色たち__かけがえのない東京での日々を綴ったエッセイ。切なさと物悲しさの中にふいに入るユーモアがずるい。100の景色の先にまだ道は続いていく...読み終えた時心がすっとした。
15投稿日: 2024.10.21
powered by ブクログ凄く愛おしい!最近エッセイの良さに気づく…(遅すぎ) やっぱり他人のものの見方というか考え方というか、本当に違って楽しいなー。 でも似てるとこもあって、例えばエレキギターの話のとこで慣れてます感出すところとか!めーっちゃわかる!笑 自分も誰も見てないのに慣れてますよ感とか分かってますよ感とか出したがるんよね。結局、他人にそう見られたいとかじゃなくて自分の為だけにやっとるの笑
0投稿日: 2024.10.05
powered by ブクログ又吉直樹は芸人であると同時にどうしようもなく落窪んだ人間である。しかし、その窪みの深さが人間らしさを醸し出す。 以前、『火花』を読んだ、凄く読んでいて悔しさが滲むような小説だった。 火花を書いた人間だから見える東京百景。それぞれの人間にそれぞれの百景がある。 僕ももうすこしで東京に行く。その時にみえる100景はどんなものになるのか、今のうちから少しずつ書き溜めていっても面白いかもしれない。 以下、僕のおすすめの編。 十八 吉祥寺の古い木造アパート 二十二 一九九九年、立川駅東口の風景 二十五 ゴミ箱とゴミ箱のあいだ 六十八 恵比寿駅前の人々 七十六 池尻大橋の小さな部屋
0投稿日: 2024.09.28
powered by ブクログふらっと読みたい作品。これ読みながら出てきた場面に行ってみたいな~と思った。又吉の魅力がより分かった。
1投稿日: 2024.08.18
powered by ブクログ⚫︎感想 東京に旅行中、読んでみた。 笑えるものから、ジーンとくるもの、不思議なもの、不気味なもの、後輩、先輩とのやりとり、好きな作家さんとのやりとりなどまで幅広く、又吉さんの繊細な感性が表れたエッセイ。とても良かった。また読み返したい。 ⚫︎あらすじ(本概要より転載) 振り返れば大切だったと思える、「ドブの底を這うような」青春の日々の記憶 死にたくなるほど苦しい夜には、これは次に楽しいことがある時までの フリなのだと信じるようにしている。のどが渇いてる時の方が、水は美味い。 忙しい時の方が、休日が嬉しい。苦しい人生の方が、たとえ一瞬だとしても、 誰よりも重みのある幸福を感受できると信じている。 その瞬間が来るのは明日かもしれないし、死ぬ間際かもしれない。 その瞬間を逃さないために生きようと思う(九十九「昔のノート」より) 芥川賞受賞作『火花』、4月公開の話題の映画の原作小説『劇場』の 元となるエピソードを含む100篇のエッセイからなる又吉文学の原点的作品 『東京百景』が7年の時を超えて、待望の文庫化。 18歳で芸人になることを夢見て東京に上京し、自分の拙さを思い知らされ、 傷つき、苦しみ、後悔し、ささやかな幸福に微笑んだ青春の軌跡。 東京で夢を抱える人たちに、そして東京で夢破れ去っていく全ての人たちに 装丁を一新し、百一景と言うべき加筆を行い、新しい生命を吹き込んで届けます。
15投稿日: 2024.08.15
powered by ブクログ個人的には『大阪八景』でパロってみても面白かったかな、という印象 舞台は東京であったが、内容自体は割と学生時代等の大阪で形成された人格や経験が基になっているものも多く、強いインパクトを受けているように表現されているのはどれも大阪の背景ありきのように思えた 百景、はさすがに大変だったかな。たるみはあった。ただ、仕方ないですかね 個人的には品川の話と池尻大橋(だったかな?)が特に良かったです あまりに切ない描写に胸が締められる思いで、「この人はこんな儚さも書いてしまえるのか」と驚かされたものでした 全体的に考えればそれなりに良い作品です
0投稿日: 2024.08.04
powered by ブクログめちゃくちゃ面白かった!又吉さんじゃなければなかなか経験できないようなことがたくさんあって面白かった。たまに現実なのか又吉さんの妄想なのか分からないエピソードが挟まるのも良かった。 流星に舌打ちされる話が好き。あと本当に文学が好きなんだな〜と分かる。たくさん作家の名前が出てきて嬉しかった。
1投稿日: 2024.04.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いやあいいんだこれが。ピース大好き。 劇場の冒頭は実話だったのか。実話じゃないかもしれないけど、とにかくとてもよかった。こういう話をもっとずっと聞いていたい。
1投稿日: 2024.03.06
powered by ブクログお笑いが大好きだった高校時代に購入した一冊。 地方に住んでいたから、当時東京のことは全くと言って良いほど知らなかった。たまに芸人さんから発せられる東京の地名だけがなんとなく東京の知識として頭にあるだけ。 そんな中東京百景を読み、又吉直樹というフィルターを通して”東京“を知った。 受験生になり、東京の大学を受験。なんとか行きたかった大学に受かり、上京することになった。 初めての環境で一人暮らしがスタートし、サークルに入り、友達ができ、ときどきバイトをし、友達といろんな場所に出かけた。目の前の世界が楽しくて、本をあまり読まなくなった。 それでも本棚を眺めることは好きで、ある日ふと、「東京百景」が目につき久しぶりに読んでみることに。 すると、今まで又吉直樹のフィルターを通して頭に描いていた東京の景色が、自分が見た景色に入れ替わって頭に飛び込んできた。 又吉直樹の“東京”を読みながら、頭の中に自分だけの“東京”が広がる。それは、自分が暮らしてきた日々をアルバムのように振り返っているような感覚だった。 その後しばらく読むことはなかったけれど、今読んだらどんな感覚になるだろう。この本はあえて頻繁に読み返さないようにしている特別な本だけど、そろそろまた読んでも良いかもしれない。
3投稿日: 2024.02.01
powered by ブクログこれだけ多感だと生き辛そうと思う反面、これが著者を作り上げているのかと、改めて凄さを感じる。思った事をこんなにうまく言葉に出来たら毎日楽しそう。眼前の事に真剣に向き合うっていうのはこういうことだ。
8投稿日: 2023.12.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「はじめに」の「この先、仕事が無くなる事も、家が無くなる事もあるだろう。だが、ここに綴った風景達は、きっと僕を殺したりはしないだろう。」という考え方、本当に素敵すぎて、これから読む風景が楽しみになった。 個人的には、児玉さんと魂を吸う遊びをする話が好きだった。笑える。 笑いあり、涙ありのエッセイ。又吉さんっていい人なんだなぁ〜と思わずにはいられなかった。
0投稿日: 2023.10.29
powered by ブクログピースの2人の関係性が理解できた。改めて人は出会うべき人と会うのだろうと思った。 最後のa少年とb少年の話は刺さり過ぎてしまい考えさせられた。 あと、私も自意識が捨てられません、、、
1投稿日: 2023.10.22
powered by ブクログ<目次> 略 <内容> ピース又吉のエッセイのような雑文。夢見る文学青年らしさが出ている。老壮期に入った自分が読むと,ちょっと痛いなと感じた。
0投稿日: 2023.09.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
又吉直樹さんのこれまでの人生の経験を面白く鋭い感性で書かれたエッセイでした。 特にお気に入りの話は、外国人宣教師に声をかけられた話と、通行人の魂を気付かれないように吸うという遊びをしていたという話が、クスッと笑えて面白かった。
0投稿日: 2023.09.24
powered by ブクログ東京の景色のなかにある思い出の数々。それらを自意識過剰を自認する又吉さんが面白く回顧したり、ときどき夢想に耽ったりと、どこから読んでも楽しい傑作エッセイ。
1投稿日: 2023.07.07
powered by ブクログ東京に住んでなくても面白かったです。東京に住んでて場所がわかればさらに面白いのかもしれないです。 現実と空想とお笑いと変人が織り交ぜられてる感じ。 自分でもたまにある現実に空想が入り混じり、ハッとするあの感覚。そんな感覚に又吉さんの独特の感性がクスッと笑わせてきます。 100編の短編なので隙間時間や移動時間にオススメです。
5投稿日: 2023.06.11
powered by ブクログ何気なく本読みたいなって時のためにカバンにずっと入れておきたい本を探している人にはもってこいの一冊ですね。 一つ一つの話のオチがしっかりつくのがさすが芸人さんやなってなりました。 たくさんの笑いをありがとう
2投稿日: 2023.05.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
男子校時代、吉本の養成所時代、売れない芸人時代、など面白い話がたくさん詰まったエッセイだった! 特にラストの畳み掛けがとても良くて、いいもの読んだなぁという思いが強い。マーカーをつけたい箇所ばかりだった。 普段あまり強い言葉で意思表示をしているイメージのない又吉さんだからこそ、相方への激励を力強く書いているのが印象に残る。熱い思いがそこにあるんだと思った。 二人がどのように出会ってなぜコンビを組んで、後々どんな関係性になっていったのか、そういう経緯を読むのも面白かった。相方のことになると表現に血が通っているというか。これまでとトーンが違って率直さが前面に出ている気がして良かった。
1投稿日: 2023.05.19
powered by ブクログ2023年5月18日読了。又吉直樹氏によるエッセイ集、売れない芸人時代から書き溜めていた文章を結果的に「東京」というテーマでまとめ直した、とのだろうか。自由律俳句の話が途中出てくるが、1トピック1ページとも決まっておらず長い文章も短い文章もあり、ノンフィクションもフィクションも入り混じった当エッセイは「気の向くまま、気持ちを吐き出した」という感じがとてもあり非常に胸に迫るものがある。「自分が何者でもない」「他人がうらやましいが他人と同じになりたくない」「自分が嫌いだがそんな自分が好きでもあり、そんな『嫌いな自分が好き』な感情を持つ自分が嫌いでもある」といった複雑な、気持ち悪い感情、自分でも今でも拭いがたく残っているものがある…。又吉氏に才能があったから見出されたのか、誰でも才能が本当はあるものなのか、どちらなのだろう。
1投稿日: 2023.05.18
powered by ブクログ東京で日々暮らしてきた中での生活や想い出を綴ったエッセイ。思い出すとしんどくなるような過去も軽快に描かれていて、思わず笑いが込み上げてくることが多かった。 ご本人はどのように捉えているか分からないが、しんどい過去を振り返って笑い話にできる人は強いと思う。
0投稿日: 2023.04.30
powered by ブクログ油断して電車や静かな場所で読むのは危ない。 腹が捩れるほどの笑いが怒涛の波の様に押し寄せます。他にも笑えるエッセイは読んできたはずですが、本にもお笑いというジャンルが存在するのだ…と新鮮に感じました。シュールな笑いが好きな人は好きだと思います。
2投稿日: 2023.04.04
powered by ブクログ芥川賞作家、又吉直樹さんのエッセイだ。 東京の街に暮らし自分の人生を振り返り、これからの行き先を探りながら東京の街と人を綴る。 ピースの相方、綾部さんのことはあまり出てこない。 そのわけは最終章で明らかになる。 このエッセイは自分を見つめ自分の生き方を信じて歩く人への応援歌だ。
8投稿日: 2023.03.16
powered by ブクログ面白い。又吉特有の視点・表現が散りばめられていてよい。こんな豊かな表現力を身につけられたら、文章書くのも面白いだろうなと思った。
0投稿日: 2023.02.15
powered by ブクログ結構笑った。 なんだか最初はいけ好かないなあ〜なんて思ってたんだけどいつの間にか凄く好きになってた。 最後の編が凄かった。 最高にかっこよくて熱くてキマってたよ!
0投稿日: 2023.02.09
powered by ブクログ最後の書き下ろしがすごく良かった。 世界でいちばん力強い応援の言葉だなと思う。 毎日は特別で、退屈な日なんてなくて、 全ては自分次第だなと思う。 この本とは関係なく、好きな言葉で 「夜のコーヒーを特別にしてくれよ」という言葉があるんだけど、まさに。
0投稿日: 2023.02.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
表紙は虚空を見つめているようなのんさん。醸す雰囲気はどこか又吉さんチック。尊い。 肝心の中身はというと、ただただ又吉さんが歩いて、視て、感じた東京の日々。というよりは、又吉の頭の中の風景と言った方が正しいかも。読者のことはお構い無しで独り善がりにも感じる又吉目線の文面、ともすればシュールネタのような描写には独特の感性が光る。又吉さんは優しい人間だ。でもそれを押し付けてはいけない。ただ一つ言えるのは著者近影の又吉さんが格好いいということ。にしても「線香花火」と聞くと『火花』を思い出すのは僕だけだろうか。
0投稿日: 2023.01.16
powered by ブクログクスッと笑える短編集。大好きな本。 好きなエピソードは、 •ブルース •死神に言われたく無い言葉 •魂を吸う遊び •嘘をつくと赤ちゃん言葉になるネタ •天狗の写真
0投稿日: 2023.01.15
powered by ブクログ小説と思って買ったら東京の景色にちなんだ又吉の東京に来てからの生活を綴ってる 100編のエッセイだったけど、又吉の目線で見る東京の日常は笑えて、共感できて、不意に泣かせにくる。行き過ぎなような想像力とそれをまとめる文章力も凄い。そして一番最後の綾部のこと書いた文章が最高だった。
0投稿日: 2023.01.14
powered by ブクログ東京であったことを短く書き連ねるエッセイでした。火花や劇場で見られたエピソードもあったので、自身の体験も含めて書かれていた小説だったのかなと思ったり。 私は、タクシーに乗って「急いでください」とお願いしたところ、タクシーの運転手が手慣れたように道をショートカットしたかのように見えて元の道に戻っただけ、というエピソードが一番面白かったです。笑った。
1投稿日: 2023.01.12
powered by ブクログ予約数ランキング上位にあったので、読んでみた。東京の各所にまつわるエッセイで、遊びに行くとこもいくつかあり、イメージがしやすかった。 羽田空港のゲート通過シーンの空想がスゴく面白かった。 ネガティブよりの個性的な考え方だな、と感じた。
3投稿日: 2023.01.10
powered by ブクログ最初は面白くないな、と思いつつまあ660円したし読むか、文庫本最近高いよね1000円超えとかあるけど正気?とか余計なこと思いつつ読んでたら結局、又吉さんはやはり凄かった。
0投稿日: 2022.11.21
powered by ブクログ面白かった。 ピースの活動の裏で書いていた文章だったということが最後に知れてストンと全ての文章の辻褄が合った気がした。 大胆な展開と丁寧描写がとても読みやすかった。
1投稿日: 2022.11.19
powered by ブクログ東京についてあまりよく知りませんが、(田舎かもんですみません) エモかったです。又吉先生をより好きになるきっかけとなった1冊です。
0投稿日: 2022.11.15
powered by ブクログ何回でも戻ってきたい本。 東京での葛藤と自意識の捨て場所、居心地の悪さもよさも混在した混沌とした街、東京。 巻末のビルで傘を借りる綾部の話が好き
0投稿日: 2022.10.29
powered by ブクログとても面白かった。短めのエッセイ、とても面白い。流石に人を笑かして生活を立てている人間なだけのことはあるな、と思った。文体が馴染むのでスラスラと内容が入ってくる。一人の人間の思考を覗き見しているみたいで面白かった。そして、それだけで物語は成り立つのかもな、とも思った。一々、書いてあることがカッコよかったりもした。14,22,27,42,52,57,63,68,76,84,85,98。気に入ったエッセイのまとめ。エッセイ、良いな、と思いました。
0投稿日: 2022.10.09
powered by ブクログ又吉の、人間味があって、小説みたいな東京での暮らしに心揺さぶられた 特に、不思議な出会いから始まった恋愛の章は、感傷的な気持ちになれるから大好きで、何度も読んだ
1投稿日: 2022.10.08
powered by ブクログエッセイ‥小説?いや、伝記か?という不思議な感覚を味わえた一冊。 又吉さんの【生】がすごく詰まっていた。 鮮明で濃密な記録から、 又吉さんのこれまでの人生を全身で感じた感覚。 振り返ったものではなく、全てその時その時リアルタイムで見ているような。 地を這うような苦しさや息苦しさや恥ずかしさもあり、鳥肌が立つような素晴らしい瞬間もあり、、。 後者に関しては特に色鮮やかに思い描くことができた。 最後はたたみかけるようにエネルギーが一気に放出されていた印象。 一つ一つの記録かのように感じていたエピソードが、最後に繋がり、東京百景という作品として完成しており、今まで読んできたエッセイとは一味違った。ここまで余韻があるエッセイは初めてでした。 【格好つけようが、怯えていようが、一歩は一歩だ。】299ページと出会えて良かったです。 これは伝記ですね。と又吉さんに伝えて、 「ぼく、まだ生きてますよ」と言われたい。 何でもないような日常や、嘘やろというような面白いヘンテコな出来事に過敏に記憶し、豊かな文字にし、このように形に残すことができるのが羨ましい。 同じく上京した身として、 自分もいろいろ思い出したり。 都内を移動する電車の中や、夜中に家で楽しんだ。 余韻が心地よく、夕方に読み終えてしばらく他の本は良いかなとなりつつ、又吉さんのエッセイ他にないのかな。と探していました。 ーーー 上京し大学で最初にできた友人は自分とは全て真反対の子だったけど、まだ出会う前の高校時代、なぜか2人ともピースやパンサーなどの世代のお笑い芸人に興味があった。 それきっかけで仲良くなったような気もする。 生粋の東京生まれ東京育ちのその子は、高校帰りに渋谷∞ホールで生の芸人達を追いかけ、私は全部見切れてしまうくらいの量の動画しかヒットしないYouTubeの又吉さんの動画を、必死で見ていました。 まだまだ今みたいに芸能人がネットに自ら情報を発信する場なんてなかったので、死に物狂い地元の友人と情報を集めていたわけだけど、その友人が教えてくれた又吉さんの情報の中に、本当かどうか不明の【魂を吸う遊び】というのがありました。 すっっかり忘れていたから、 その話がこの本で登場した時は 本人が!本人がその件について話している!と謎の興奮を覚えました。
3投稿日: 2022.09.21
powered by ブクログ又吉好きすぎるのじゃ、が加速します。 火花と劇場映画見るか本読んで、あとせきしろさんとのコラボカキフライとジープ読んで、この本読んでまた火花と劇場を見返すという行為がおすすめですな✌︎ 最後のピース愛がとても良い。 表紙のんちゃん可愛すぎ、、。
0投稿日: 2022.07.22
powered by ブクログこの人は小説家が芸人をやってたんだなと思う ただ面白いことを言うのではなく、日常の機微に様々な感情を乗せて面白くする 彼の東京に出てきてからのどうということない日常を、その日常を過ごした場所とともに書いたエッセイ 自分も若い頃に東京に住みたかった 又吉直樹の小説には風景や感情の描写に匂いを感じるのです そしてなぜそう感じるのかがよくわかる本でした
0投稿日: 2022.06.17
powered by ブクログ又吉さんの本は初読み。若林さんの本を読んで、芸人さんのエッセイって面白いかもと思い、手を出した1冊。結果、ここにもとんでもない自意識過剰が隠れていた。人によって日常の感じ方がこんなにも変わることが衝撃。自分にとってはただ何気なく過ぎ去っていることもこうやって色がついて見える人もいると思うと、もしかしたら自分はもっと人生を楽しめるのかもしれないと思いました。人の考え方に触れて自分の視野が広がる、これぞ読書!
12投稿日: 2022.05.15
powered by ブクログ又吉が上京してからの不安と憂鬱に満ちた日々を東京の風景と共に 綴ったエッセイ集。 又吉直樹が敬愛する小説家の話や、 芸人仲間とのエピソード。 太宰ナイト開催に向けてのエピソードに、 文庫化にあたり追加された、相方綾部とのピース 誕生話と今後の思い的な話。 六十一「阿佐ヶ谷の夜」は、六十「井の頭公園」の 続きになっていて、 太宰ナイトという、又吉が敬愛する小説家、太宰治の 生誕百年を記念して行うイベントのエピソードで、 出演依頼をしたのは主に芸人なのだが、 ある小説家にも依頼していて、そのエピソードが なんともびっくりというか、ほろっときました。
1投稿日: 2022.05.14
powered by ブクログ又吉さんだなぁ、と感じました。 読みながら又吉さんの話し方や声が浮かんでくる感じがしました。 綾部さんと二人揃っているところを久しく見ていないので、そうだった、ピースというコンビメイクだったと思い出しました。 東京の色々な場所でこれだけのエピソードを描くという発想がまたおもしろかったです。
0投稿日: 2022.05.08
powered by ブクログあーーーーーー、好きだな。 又吉直樹というひとが素のままに詰まったこの本が、私にとって救いでした。 ずっと孤独の中で「おなじものを持った人」を探している感覚があって、この本に出会って「ああ、やっと見つけた」と思いました。 又吉さん、ありがとう、ありがとう。
3投稿日: 2022.04.12
powered by ブクログ又吉さんの上京してからの数々の思い出が、その数だけ東京の景色に溶け込んで、時にほっこり、時にしんみり、時にクスッとさせてくれる本。 故郷を離れて、都会で独り孤独を感じたら、この独特の百景にまた会いに行こう。こんな生活も悪くないやん、って思えたらまた進んで行こう。
0投稿日: 2022.04.05
powered by ブクログすっご〜〜〜!!!!クスッと笑えて、じんわりきて、あったか〜な気持ちになった!!又吉の文章、コロコロ読ませるなー!! 春になったし沢山散歩しよ!東京!
0投稿日: 2022.03.05
powered by ブクログエッセイって素敵ですね、最近ハマってます。 何度も言うようだけど、他人の人生の哲学をたった数百円で楽しめるなんて、なんて贅沢なんでしょう。 又吉とは誠に勝手ながら趣味がすごく合うと思っていて、出てきた作家や音楽は知らないものは端から調べてメモにストックしました。 又吉の圧倒的想像力は、もはや創造力と言った方が適切かと思いますが、私と見えてる景色が全然違うのでしょうね。 又吉の「人間」に出てくる「思いやりと想像力がない奴は、例外を認めずただの豚」っていう私のモットーみたいな言葉があります。それをひたすらに思い出す、温かいエッセーでした。
3投稿日: 2022.02.17
powered by ブクログ又吉さんの正直な内面が描かれていて、自分のことと重なって共感した。本書の中で、「死にたくなるほど苦しい夜には、これは次に楽しいことがある時までの前フリなのだと信じるようにしている」という言葉が心に残りました。
0投稿日: 2022.02.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
又吉さんの見た東京の姿。エッセイであり、空想であり、彼の頭の中を丸々覗いているような気持ちになりました。 相方の綾部さんとの関係は、当たり前ですが二人だけのものだなあと思いました。好きとか嫌いとか、もうそんなレベルじゃない。だけど、誰より知っている。
0投稿日: 2022.02.15
powered by ブクログ又吉さんはこちらが想像してる以上のすさまじい生活を送っていたのだと感じた。 又吉さんの紡ぐ言葉が心地良くて、するすると読み進めてしまった。 くすりと笑える章もあれば、くすりどころではないくらい笑える章もある。 様々な面が見れて全く飽きない。 終盤に差し掛かると読み終えるのが惜しくなる、そんな作品。
1投稿日: 2022.01.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
思い描いていた場所と辿り着く場所がたとえ違っても、素晴らしければ良いじゃないか。 それにしても地図に生き方まで記されていたら楽なのに。 女子達がゴミだと見なした、それは誰かにとってはゴミじゃなかったのだ。 毎朝、起きて最初に眼に入る天井に、夢の続きを、良いイメージを映す。 自意識って不死身なんやね。 得体の知れない化物に殺されてたまるかと思う。反対に、街角で待ち伏せして、追って来た化物を「ばぁ」と驚かせてやるのだ。そして、化物の背後にまわり、こちょこちょと脇をくすぐってやるのだ。 優しいかどうかなんてただの状態に過ぎない。そんなものは、とっくに超越している。あらゆる要素を含み、得体の知れない生きものとして存在しているその人こそを隣で笑っていたい。 恰好つけようが、怯えていようが一歩は一歩だ。 夕景の奥に山が見える。あれはなんの山だろうか。良い景色だ。自分で選んだ道の先にこの風景があった。
3投稿日: 2022.01.23
powered by ブクログやっぱり又吉さんの考え方は面白いですね。 「みんなが当たり前にできることができない。」 「不器用」「上手くいかないことだらけ」 うん、分かる分かる。 俺も百景はないけど、好きな光景はある。 まとめておくことで、誰かが面白いというものになのかも。 まずはやってみよう。
5投稿日: 2022.01.12
powered by ブクログ2022.1.2 クスッと笑える話、しみじみする話、思わず大笑いしてしまう話など色々あって、あっという間に読んでしまった。最後の綾部についての話が良かった。
1投稿日: 2022.01.02
powered by ブクログ又吉さんの感性が全て詰まっていて面白かった。又吉さんはめっちゃ売れてる芸人の方なのに謙虚すぎて読んでいてそこら辺の人のように思えてしまった。
1投稿日: 2021.11.14
powered by ブクログこんなに独特で面白い本初めて読んだ。自虐的なのに全然嫌にならなくてむしろ読んでいると楽しくなる。76話が特に好きやった。
0投稿日: 2021.11.04
powered by ブクログ又吉らしい。 色々な話があるが 特に「三十七 幡ヶ谷のサッカーグラウンド」と「 七十六 池尻大橋の小さな部屋」がよかった。
2投稿日: 2021.10.31
powered by ブクログ文庫化に際した書き下ろしを読みたいが為に本書を購入しました。 胸アツでした。 書き下ろしの為だけに買ってよかった。 その価値十分でした。 表紙の、のんちゃんも素敵。
8投稿日: 2021.10.19
powered by ブクログ又吉さんの愛おしい程の繊細さと表に出てない熱い部分のバランスがこの本からすごく感じられた。 東京の自分にとっての思い入れが強い場所と弱い場所を通しながら又吉さんの思い出を読んでいくのがとても楽しかった。 又吉さんの太宰治ばりの自意識が一つものをあらゆる視点で咀嚼してるんだなと納得させられ、またその自意識が加速していく描写がとてつもなく愛嬌がある。ダメな部分をお笑いとして消化していて、ネガティヴな感情が無く読めた
0投稿日: 2021.09.30
powered by ブクログ東京の様々な場所での思いや出来事が書かれたエッセイ。文庫化されるにあたって加筆された部分に、ピースや相方の綾部さんへの思いが書かれていて、それは誰にも否定できない強い思いだった。
1投稿日: 2021.09.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「池尻大橋の小さな部屋」を読んだときの衝撃がこの作品のハイライト。これ『劇場』じゃん!!え、実話だったの??まじか…。さきさん、まじか。 驚いたけど、何だか納得。そしてどうしようもなく切なくなった。たった9ページなのに美しい映画を観たような感覚。余韻がすごい。やっぱり文章力半端ないな。 最後の相方へのラブレター(と解釈しました)も、とても素敵でした。
0投稿日: 2021.09.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どの東京も良かった。又吉さんのお笑いを追求する姿と東京との間を結ぶ、又吉さんの熱意と諦観と恥ずかしさと狂気とがない混ぜになった文章がほんとうにすきだ。どうしてこんなに面白いんだろうとひとり嘆息してしまう。一番良かったのは76「池尻大橋の小さな部屋」。さっきまで新潮文庫を食べたり飛び跳ねたり通行人の魂を吸ってた人間と同一人物の書いた文章だとはにわかに信じ難い。大好きな一冊。
0投稿日: 2021.09.06
powered by ブクログ又吉が東京でどんな生活をしていたか本を通して知れて面白かったのと、渦で言っていた彼女の話が良かった。 自分の一人暮らしの過程とも重ね合わせて読むことができたので、共感できることがいくつかあって面白かった。 「自分で選んだ道の先にこの夕景があった」
0投稿日: 2021.08.28
powered by ブクログ全体を通して面白かった(特に魂を吸う遊びの話が好き)が、特にあとがきが熱くて最高だった。 又吉が好きになった。
0投稿日: 2021.07.14
powered by ブクログお笑い芸人にして芥川賞作家、又吉直樹のエッセイ集。 又吉は、高校卒業後、1999年に上京し吉本興業の養成所に入り、2000年にデビュー。最初のコンビを解消後、2003年にピースを結成。芥川賞は2015年に受賞。本書の単行本での発行は2013年のことなので、芥川賞受賞前のことである。 芸人として、すぐに売れた訳ではなく、売れない期間中はメンタル的にかなりきつかったのではとうかがわせる表現も、エッセイ中には多い。 【引用】 日々は敗走につぐ敗走、七転八倒、心身挫傷、やがて泣き言も尽き自分の才能の無さと精神の脆弱さに辟易し、見るに堪えない嘔吐を繰り返しながらなんとか生きていた。 【引用終わり】 一方で、最後には開き直った表現もある。 【引用】 鼻水撒き散らしながら進めるところまで進んでみて、だめだと思えば逃げれば良い。それだけのことだ。僕達は誰かを喜ばすために生きているわけではない。あなたも。きみも。あいつも。おまえも。ただ生きている。その辺に咲いている花と同じ。人間を喜ばすために咲いているわけではない。ただ咲いているだけ。日光を浴びて、雨に降られてただ咲いている。 【引用終わり】 本書を読んでみて、又吉直樹という人はナイーブで過剰なくらい自意識が強い人だと思った。そういった人が芸人の世界でやっていくのは本当に大変なことなのだろうな、と思う。ご本人も書いているが、この「東京百景」を書くことが、逃げ場所になっていたのだろう。だから実際には「東京百景」ではなく、「東京での又吉直樹百景」である。
6投稿日: 2021.07.14
powered by ブクログ上手く行かなくて凹んでたり、どうしようもなくもやもやしたり、だんだんすり減っていってるような気持ちになっていたり…。そんな人に読んで欲しい一冊。この本のおかげで救われた、癒やされたなんて都合のいいことはないだろうけど、ほっと一息つけたり、くすっと笑えたり、少しだけ楽になれたりするかもしれないので。
0投稿日: 2021.06.27
powered by ブクログ東京は果てしなく残酷で時折楽しく稀に優しい。 ただその気まぐれな優しさが途方も無く深いから嫌いになれない。 このまえがき好きだなぁ。 上京して、色んな場所で色んな人に出逢って、その優しさに触れたり、時にはその残酷さに打ちのめされたり。 ただその気まぐれな優しさが途方もなく深いから、東京という場所が嫌いになれないし、今もまだ東京に居る理由。 これは又吉の話であり、私たちの話でもある。 先輩なのに、又吉って呼び捨てにしてごめん。
0投稿日: 2021.06.13
powered by ブクログ声に出して笑え、泣けた。途中悶えて平気では読めないところもあったぐらい。綺麗な言葉、文章、構成ばかりで、読んでいてとても心地が良かった。東京というまち、又吉直樹というひとについて少し知れた気がする。
0投稿日: 2021.06.11
powered by ブクログ又吉さんの本、初読み。お笑いに疎く、どんな方なのかほぼ知らなかったが、この本でファンになった。小説ではなくエッセイから入ってしまった邪道な読者なのかもしれない。題名(太宰のオマージュ)の通り東京のあちらこちらでのエピソードが書かれているのだが、語り口のバリエーションが幅広く、またどの話も読みやすく面白く本当に文才のある方だと分かった(別に疑っていたわけではないけれど)。次は小説を読んでみたい。
0投稿日: 2021.05.31
powered by ブクログ同じ経験をした訳ではないのに、懐かしいなって感じた 笑いと哀しさが混ざった感じ、とっても人間らしい感じ
0投稿日: 2021.05.17
powered by ブクログ理解できない頭の中だけど、なんかずっと読んでいたくなる不思議な語り口。 頭の中でずっと又吉の声がしてる
0投稿日: 2021.05.09
powered by ブクログ「思い描いていた場所と辿り着く場所がたとえ違っても、素晴らしければいいじゃないか。」 クスッと笑って時々涙。 この方の見ている世界を自分も見てみたいと思った。
0投稿日: 2021.05.04
powered by ブクログ東京各地を舞台に又吉さんの思い出や、少し突拍子のない妄想、心情の吐露などが綴られている。1舞台毎に1~3ページ程度で前後の繋がりなどはないので、忙しい方も少しずつ読み進められると思う。
0投稿日: 2021.04.28
powered by ブクログ自意識に苛まれる男の東京での暮らし。ちょっと狙ったでしょ、そして恥ずかしいでしょと思う文章もありつつ、人との温かな交流に涙がこみ上げる文章も多々あり。恥の数だけ、誇れるものもあるのだと思いました。
0投稿日: 2021.04.25
powered by ブクログ東京は街のひとつひとつに想い出を語れる、ドラマな都市だと思う。泣いたり悔しかったり、嬉しかったり優しくなれたり… みんな同じなんだなぁと思ったら、遠い存在の又吉さんをとても身近に感じた。 良き本です。
1投稿日: 2021.04.20
powered by ブクログ自分の今の環境があまり良いとは言えない状態だけど、東京百景を読んでネガティブでも違う見方をしてなんとか過ごしてみるのもおもしろくなるかは分からないけど悪くないかなと。 又吉さんの文章で見る東京の景色が明るすぎなくて暗すぎなくてすごく好き。
0投稿日: 2021.04.19
powered by ブクログのんちゃんの表紙に惹かれて読んだ。 又吉はすごい才能の持ち主だなと思ったけれど、又吉自身は喜ばないんじゃないかなと思う。
1投稿日: 2021.03.27
powered by ブクログ「池尻大橋の小さな部屋」と、最後の文庫版の書き下ろしで泣いてしまった。面白エピソードを散々披露してたくせに、途中で泣かせてくるのずるい。 『火花』『劇場』『人間』に出てくるキャラやその口癖・事件は、実体験なんだな。
0投稿日: 2021.03.08
powered by ブクログ何気なく手に取った本だったので、こんなに笑えるとは思っていなかったです。私が好きな話は、12.原宿の呼び込み、40.橋本先輩、49.魂を吸う遊び、63.職務質問、66.天パ、79.天狗
0投稿日: 2021.02.19
powered by ブクログ又吉さんの文章がとても好き。繊細で知性的で素敵だと思う 行間から滲み出るような哀愁がしっくりと心にくる 又吉さんの下積み時代の話から勇気をもらえた。 勝手な思い込みかもしれないが、憂鬱な文学青年っていう幻想的な生き方を生きてきた又吉さんは私のヒーローみたい 仕事お金マイハウス結婚老後問題等々現実的なことしか考えない大人たちに囲まれて苦しんでいる私のヒーローである 自分が面白いと思うことを命懸けてやるんだ。
1投稿日: 2021.01.16
powered by ブクログすごく面白かった。最初は自分が知ってる場所から読んでいた。そのあと前から順番に読んでいった。何回か声を出して笑ってしまった。東京の街の中で感じる孤独感や哀愁、でもその中で生まれる人との関わりやつながり。あと、妄想が好きな人には変な出来事が高頻度で降りかかるのかなと思った。なんてないこともそう見えてるということなのかもしれないけど。
3投稿日: 2021.01.13
powered by ブクログ又吉さんらしい視点で語る東京。そこで生きる人々の人間臭さに安堵させられた。「通行人の魂を吸う遊び」が本気に…気持ちが伝わり共感しました。
1投稿日: 2021.01.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
東京には変な人がそんなにいるのかぁ、それとも東京が人々にそうさせるのか?と、地方都市に住む自分の「東京」像が揺らいだような。どの街にも自分の目に映らなければ知らない顔があって、はたまた同じ景色を見ていても人が抱く印象は違うこともあって、この人から見た東京はこんな風に映るのか。もう少し堂々と往来を闊歩してもよいのでは。余計なお世話なんだろうけど、それくらい自意識過剰が過剰。 ただ、最後の章を読んだとき、それまでに読んだ景色がぶわっと色をもって息を吹き返すような感覚がした。ロマンチックにすら思った。読んでから数週間経ってこの感想を書いているので、多分、70%くらい美化されているけど。
0投稿日: 2020.12.27
powered by ブクログどこまで読んでも綾部さんの話あんま出てこんなあと思ったら、物凄い熱く誠実に彼のために書かれた言葉が最後の方に登場してて胸が熱くなった 芸人さんというのは一種の芸術家やなあと思った ネタもひとつの表現か、すごいなあ 又吉さんの溢れ出る自意識、自分にも思い当たるものが沢山ありもっと又吉さんの文章に触れていたくなった お遊びの文章なんかじゃない、生きた人間が血豆潰して書いたような、生きた証だと思う
2投稿日: 2020.12.09
powered by ブクログ東京の紹介だと思って読み始めた前半はあまり面白くなかった。でも読み進むに従い、地名はほとんどどうでもよく、その内容が心にしみるようになった。 後半に行くに従いそれが加速し、最後の98,99話はうれし涙と又吉さんの繊細さと優しさに心を打たれて涙し、100話はやっと東京らしい話で締めてくれたが、その後の付録は相方の綾部さんへの想いにあふれた文章でこれにも心を打たれました。この人の文章を読むと、気遣い、心遣いにあふれ過ぎていて、自分はなんて鈍感に毎日を過ごしているんだろうと思わされる。
1投稿日: 2020.11.17
powered by ブクログピースの又吉先生のエッセイ集 東京に上京したての時期に感じたことを書き綴っており、東京という夢の舞台を追い求める煌びやかな功績...というのではなく、東京の影の部分であるとか、重苦しい思いもある中での現実的な日常が記しています。 たまに自分も似たような思いした気がすると感じながら読みました。 人によっては好き嫌いが現れる本だと思います。 東京には楽しい事しかないと思っている単純な高校生の頃の自分に勧めたいと思います。
0投稿日: 2020.10.18
powered by ブクログ著者が感じたであろう感性や見たであろう情景が、こちらの頭の中に流れ込んでくる。 著者の頭の中を覗いているような感覚になる。 この本を読んで、エッセイという読み物が好きになった。 そして、特に最後の章は奥が深いと思う。
0投稿日: 2020.10.17
