なぜレンドリアがジャスティーンに対していつもシラを切るような態度なのか、って理由がわかる回だった。それにジャスティーンのなかの魔力についての謎も明かされる。結構重要な話じゃないかこれ…。 ついでにシャトーが語ったレヴィローズの特別さ。これについては最初に話してくれてもよくない？って思うけどさ。ジャスティーン自身が気が付きかなきゃいけないことなのかしらね。 それにしてもレンドリア、今回ほとんど出番なかったのに最後の最後で掻っ攫うところ心憎いやつだよほんと。いままでジャスティーンがなにかしらの問いかけをしてものらりくらりかわしてたのだって、ジャスティーンを守るためなのと彼女が契約を解消するって言いかねないって不安があったのかって考えるとさらに心憎い。今回表になかなか出てこなかったのだってグレイが指摘してるようにジャスティーンの選択をうかがっていたからだしね。 にしてもグレイ…いいキャラだな〜〜！好きだよこう言う優しげに見えて腹黒さあるやつ！水の伯爵はべつですけど。

なんでそんなにみんな短絡的で言葉足らずなんだ。 いや、それを尽くしたらお話が始まらないけどさ。 それにしてもまともな会話ができなすぎてモヤモヤするよ。 宝玉がどうのこうのというより、人間関係というか、性格というか…人の話を最後まで落ち着いて聞いて、よく考えて話しましょうというか…。 シリーズが進むにしたがって疲れてきた。

実はこの巻で出てくるあの少年、前に読んだはずなのにちっとも覚えていませんでした(笑)主人公クラスの2人を引き離す役っていうのは、あんまり好きじゃなかったんですよね…。

魔術師たちの集会があるというので、留守中の叔母様の代わりに出かけたジャスティーン。 そこで出会った地の一族の少年が、ジャスティーンの両親を知っているという。彼の正体とは…！？