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デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)
デトロイト美術館の奇跡(新潮文庫)
原田マハ/新潮社
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総合評価

223件)
3.8
36
98
67
7
1
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    原田マハ、本当に好き 30分ぐらいで読める短編ながら 心温まるストーリー、リアルとフィクションの交錯、本当に登場人物が存在してる様に感じる マダム・セザンヌも、観たことがなくても自分の頭の中に浮かんでくる。不思議な体験

    0
    投稿日: 2025.12.22
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    時代を超えて、国を超えて、愛される作品。 その背後にあるいろいろな人のいろいろな物語。 読み進めていくうちに、それらのストーリーが時を超えて結びついていく。 アートの歴史はそれを愛する人の歴史でもある。 そして、過去から未来へと、たくさんの人のアートへの愛がうねりとなって、継承されていく。 たった120ページで、1つのアートを巡る100年の歴史をこんなにワクワクしながら楽しめる原田マハさんの作品でした。

    0
    投稿日: 2025.12.20
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    本屋さんの中で一番薄い本を買ってみようと思い立って見つけた作品。 人生ってドラマで溢れてるなって。いろんな人の思いが繋がって救われていく過程にとってもほっこりしました。

    25
    投稿日: 2025.12.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    相変わらず原田マハさんのアートの小説は面白いし、その作品や美術館に興味を持つよなあ 財政破綻のためにアート作品が売られそうになったっていう史実があることを初めて知った かなり短いからすぐ読み終わった

    0
    投稿日: 2025.10.21
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    初めての原田マハさんの作品。 前からこの人の本を一度読みたいと思ってた! デトロイト市民が美術館の作品を友達のように愛しているのが素敵。 こんなお気に入りの作品を私が見つけたい。 妻を亡くした後に、妻の言う通りにちゃんと美術館に通っている姿も素敵

    1
    投稿日: 2025.10.04
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    実話をもとに描かれた作品なので、この物語が本当にあったんだなぁと思うと感動が増しました。 好きなモノや場所などあるけれどこんなにも情熱的に思えるものがあるって素敵。 とりあえず美術館に行きたくなる作品。

    1
    投稿日: 2025.10.03
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    学生時代美術史を専攻していたので、登場する画家や画商には馴染みがありイメージしながら読めた。物語に対して説明が少し多い印象ももってしまった。 実話に基づいた物語というのは興味深かった。

    4
    投稿日: 2025.09.23
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    「生きるぼくら」「本日はお日柄もよく」に続き、原田マハさん作品は3冊目。「奇跡」の文字と、原田マハさんの本では異色?の様な気がして手に取った本。長いカタカナの名前をすぐに忘れちゃうので笑、メモに登場人物の特徴を記しながら読了。登場人物が色んな立ち位置でDIAを愛し、それぞれの小さな想いが出会い、奇跡が生まれる。奇跡を起こすにも行動が大事。でもその行動もまた奇跡。うまく言えませんが、少しの行動が大きな奇跡になってるんだなぁと思えました。暖かい気持ちにさせてくれて、そして少しだけアートに興味を持たせてくれる本でした。知らない世界の入り口に立って、扉を開けた気分です。もう少しその先を知ってもいいかな。 最後の鈴木京香さんとの対談も良かったです。

    1
    投稿日: 2025.08.05
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    原田マハ作品はほとんど読んでるはずなのにこれは忘れてた。市の財政悪化でデトロイト美術館の絵画が売却されるピンチ。実話をもとに原田マハさんらしい人間ドラマを織りなす素敵な物語。120ページぐらいの薄い本ですが素敵でした。

    7
    投稿日: 2025.07.23
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    映画化されたら面白いと思った。 美術館にある作品とそれを愛する町の人々の様子を交互に写し、セザンヌの絵を最後に1回だけ登場させるなど。

    1
    投稿日: 2025.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あなたがリタイヤして、時間にも心にも余裕ができたら……あたし、一緒に行きたいと思ってたの。 ──デトロイト美術館へ。     実際に起こったデトロイト市の破綻と、それに基づいたデトロイト美術館の美術品の売却案。そして、それらに対して奇跡的な立て直しを図ったデトロイト市民たちの熱い想い。 これらの史実に基づいたフィクションのお話。 だけど、原田マハ氏が実際に現地に赴き取材をして作られたこのお話には、確かにデトロイターたちの情熱が、しかと描かれていました。 ──思いあるところに道は開ける。 不可能を可能にした、デトロイターたちの奇跡の物語。 ・ ・ ・ ・ ・ 何でもします。 あの絵を、《画家の夫人》を守るためなら。 ゴッホにセザンヌ、ルノワール。綺羅星のようなコレクションを誇った美術館は、二〇一三年、市の財政難から存続の危機にさらされる。市民の暮らしと前時代の遺物、どちらを選ぶべきなのか? 全米を巻き込んだ論争は、ある老人の切なる思いによって変わっていく──。 実話をもとに描かれる、ささやかで偉大な奇跡の物語。 No.042:デトロイト美術館の奇跡/ 原田マハ

    2
    投稿日: 2025.07.12
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    原田マハ何冊目やろう、すっかり沼った。 史実に基づいたフィクションっていう書き方が最高に好きー!!! デトロイト美術館の歴史全く知らんかったなあ、というかデトロイト美術館すら知らんかった! 何十回も通ってしまうほど大好きな作品に出会えるってめちゃくちゃすごいこと。絵って何回見ても変わらんし何か楽しいことが起こるわけじゃないのに、見てるだけで癒されたり親しみ持てたりお気に入り見つけれたり、不思議やなー。

    2
    投稿日: 2025.06.24
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    美術展に行った直後に読みました。登場人物の想いや行動に感動しましたがそれよりも、絵との向き合い方を知れた気がします。対談にあるように、アートへの入口(出口)になるような作品でした。

    0
    投稿日: 2025.06.02
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    #読了 #原田マハ 本当にあったデトロイト市破綻時の売却危機を乗り越えた物語。有名な美術館が生活の中に溶け込んでるのは羨ましい。 対談の中にも魅力的な美術館が紹介されていて、行きたいところがまた増えました。実際行くのは難しいかもだけど。

    14
    投稿日: 2025.04.19
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    アートを愛する者たちの強い希望と熱意がもたらした奇跡。 芸術について詳しくない私でも、この1冊でなんだか彼らの仲間になったような気分になれる。 うまく言葉にできないが、心の中にある大切な何かを思い出すきっかけになるような、少し視界が明るくなるような、読了後はそんな気持ちになった。 涙が出るほど感動的な物語ではないのに、なぜこうも感動したのか。不思議な1冊である。 デトロイトには何回も行ったことがあるが、美術館は前を通り過ぎるだけで入館したことは一度もなかった。 今までデトロイト美術館の存在すら忘れていたほどだったのだが、この本を読んで「なぜあの時行かなかったんだ…」とすごく後悔している。 この本をきっかけに、美術館や博物館にもっと足を運んで、私も登場人物たちのように「友だち」と出会う瞬間に遭遇したい。

    2
    投稿日: 2025.04.12
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    短編で読みやすく、デトロイト美術館に関する史実を元にしているため、物語がとてもリアルでイメージしやすかった。人々が思う地方や町全体における美術館に対する考え方が書き写されており、また末尾の対談でも語っていた通り現地の人に実際にインタビューしていたため、彼らの思いがダイレクトに伝わってくる文章だった。また、美術館は心の拠り所であるべきなような、精神的な部分としても存在しているんだなと感じた。 絵ではなく、美術館と街、そしてそこに住む人々を題材にした本は珍しいなと感じるとともに、絵画に対する新たな見方が生まれて面白かった。

    0
    投稿日: 2025.04.11
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    ・3/13 読了.自動車産業の衰退とともに財政破綻となったデトロイトで美術品が売却の危機に陥った美術館の一部事実に基づく物語.あるひとつの絵が気に入って執着する気持ちはなんとなく理解できる.

    1
    投稿日: 2025.03.14
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    財政破綻のため年金が支払われないようでは困るから美術品を売るべきという声と美術館を守るべきという声が上がります。しかし、美術館のために寄付を集めることで年金が支払われ、美術館は行政から独立することができました。発想の転換が素晴らしいです。思考停止してはいけないと学びました。

    1
    投稿日: 2025.02.24
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    サクッと読めて原田マハらしさを感じられて面白かった。実話に基づいたフィクションとのこと、素敵でした。

    1
    投稿日: 2025.02.23
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    今まで読んだ原田マハさんの中で1番サクサクと読み進めることができました。 アートを友と呼び、美術館を友だちの家と表現する登場人物にとても惹かれます。自分も友と思える作品に出会いたいと思える一冊でした。

    0
    投稿日: 2025.01.24
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    冒頭の文章に引き込まれ、一気に読んだ。 市の財政破綻が原因で所蔵品の珠玉のコレクションが売却の危機に。デトロイト美術館の所蔵品、カバーの表紙にもなっているセザンヌの夫人の絵が人々の心を動かしていく。 実話がもとになったノンフィクションのようなフィクション。作中に登場するロバート・タヒナルは実在する人物で他の人物たちはフィクションらしい。全員存在していたか人物かのようなリアル感。すごくよかった。 読み終わってから表紙のマダム・セザンヌを改めて見たら、最初の印象と少し変わった。

    0
    投稿日: 2024.12.28
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    120ページの短編小説。 デトロイト市の財政破綻により、デトロイト美術館(DIA)のコレクションが売却されてしまう危機に。実話を元に書かれたデトロイト美術館の奇跡。 アートは友だち。友を追い出すわけには行かない。友を思う気持ちが奇跡を生む。奇跡のための第一歩目のシーンには思わず、出先で涙を流してしまった。 登場人物はフィクションらしいが‥相変わらずマハさんは史実とフィクションを混ぜ合わせるのが上手い。何時も上手すぎて混乱してしまう。 短いけど感動できて、「アートは友だち」が体感できて、美術館をに行くための旅をしたくなる。デトロイト行ってみようかなぁ。。

    0
    投稿日: 2024.12.15
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    終始登場人物達の名前が覚えられず、ページを行ったり来たりしたが無事読み終えた。人に何かを感じさせる力、人とと人とを繋ぐ力が作品にはある。芸術って素晴らしい。絵を描く行動力、絵を見に行く行動力、それらのような考えた事を実行するという行動力を私も見習いたいと感じさせてくれるストーリーだった。

    0
    投稿日: 2024.11.17
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    アメリカのデトロイトで生活する夫婦とデトロイト美術館の物語。 デトロイトが財政破綻したころの物語で、 老齢になった主人公の妻と美術館への思いが綴られた感動の物語と なっている。 短い作品のため、多くは語れませんが、絵画に興味が少しでもある人は 刺さる作品だと思います。 ついでに、楽園のカンヴァスを読んでおくとより楽しめるのではないでしょうか。

    0
    投稿日: 2024.11.05
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    デトロイト美術館の実話を一人を除いて架空の人物たちで描かれた短編集です。短編と言っても繋がっています。 私はセザンヌをたくさん見ている方だと思いますが、まだ良さがまだわかりません。この表紙にあるセザンヌ夫人の肖像画も小説内でみなさん絶賛されることに共感できません。 でも、この小説の素敵な架空の人たちの言動に涙ぐんでしまいました。

    0
    投稿日: 2024.10.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大好きな原田マハの作品 実話を元にしたフィクション。 自動車会社で40年溶接工として働くアフリカ系アメリカ人の男性フレッドが不況で解雇 パートタイマーで働く妻が「私の夢はあなたとデトロイト美術館に行くこと」励ます 彼女は工場で働いたり、皿洗いやレジ打ちの慎ましい生活の中で、時々1人で地元のデトロイト美術館を訪れるのを楽しんでいて、セザンヌの「マダム・セザンヌ」を「私の友達」と呼び、この場所を「私の友達の家」だと夫に紹介。美術は全くわからないけれどけれど、妻にそう言われて、彼もここが大好きになった。 そんな矢先、彼女が病気で亡くなり、生きる気力がなくなった時も、デトロイト美術館を訪れて、「マダムセザンヌ」と心の中で彼女の思い出話をすると励まされた そんな中、2013年、かつて自動車産業の街として栄えたデトロイト市はアメリカ史上最大の財政破綻を起こす。市民の年金も払えなくなりそうになり、市民の生活を守るため、デトロイト美術館のコレクション売却を検討。 美術館のキュレーター責任者は自分も職を失うだろうと感じつつ、多くの美術品のコレクションは世界中のバラバラな所に売却されていくだろうとあきらめのきもちで売却先との対応を進める そんな中、新聞で美術館売却の記事を読んだ元溶接工のあの老人フレッドが美術館を訪れて、「妻と私の大切な友達とその友達の家を守って欲しい」 と、はき古したジーンズのポケットに手を突っ込んで、皺くちゃの紙片を取り出した。 それは500ドルの小切手で、美術館を救うためには8億ドルを上回る寄付金が必要らしいが「年金生活者の私にはこれが精いっぱいなんだ」と渡してきた それを見た美術館のキュレーター・ジェフリーの、あきらめていた暗い心に、「何とか美術品も市民の生活も両方守りたい」という強い気持ちが湧いてきた。 美術館員ジェフリーが毎朝出勤前に立ち寄るカフェで、デトロイト市と債権者との間の交渉を担当している裁判官のダニエルに出会い、「美術品のコレクションと退職者の年金の両方を救うとっておきの案がある」、と言われる 後日、裁判官ダニエルは全米きってのセレブリティや名士たちが集まる会議で 「人類の至宝であるこれらのコレクション、全米が誇る創造と産業の街・デトロイト。両方を守り抜くために力を貸してほしい」と懸命の訴えて、それに共感した9つの財団が巨額の寄付を表明したために、ついにはデトロイト市民と美術館を救済するための寄付金が目標金額8億ドルに達した。 今回の件でデトロイト美術館は市の管理下を離れて独力法人となったために、これから先は経済状態に左右されずに存続できることが決まった 美術館員・ジェフリーがこの嬉しいニュースを誰よりも先に伝えたかったのは、1年前に面会を申し込んできて1枚の小切手を差し出した元溶接工フレッド 「あなたがこの街にいてくれたことが、デトロイト美術館の奇跡を起こした」と伝える 職業も年齢も社会的地位も関係なく「この絵とこの美術館を守りたい」という思いが起こした本当の出来事とそれぞれの登場人物のひたむきさに胸がいっぱいになり、人前でも泣いちゃうくらいいい物語

    0
    投稿日: 2024.09.20
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    短編小説。 原田マハさんの小説は長編でもっとアートを知りたくなるところなので星3つ。 それでもあたたかいストーリーと無駄のない展開で読んでよかったとなる。 本編とは関係ないが、印象に残ったところ。 対談より要約︙ 原田マハさん自身、美術の仕事をしてきたが今が一番幸せ。美術の仕事ではしがらみやお金関係の話があるとアートを純粋に楽しめない。だがそこの世界に身をおいて得たものが多くあったから今がある。 →好きを仕事にする、も良いが関わり方は一つ手はないと教えてくれた文でした。 また原田マハさんの他の本も読みたいと思います。

    0
    投稿日: 2024.09.05
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    初めて原田マハさんと出会った作品 短編で読みやすい かと思いきや思わぬところで繋がっていたりする アート初心者にも入り込みやすかった

    0
    投稿日: 2024.08.31
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    マハさんらしい良い作品でしたが少しパンチが弱かった印象です。期待しすぎている感もありますが。 鈴木京香さんとの対談も良かったです。美術館に行きたい。 全ての都道府県に美術館あるんですね。

    0
    投稿日: 2024.08.14
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    いろんな絵画の話を読めるかと思いきや、出てくるのは表紙のセザンヌの絵だけ。この絵が気に入れば読む価値あるが、そうじゃなければ拍子抜け。

    0
    投稿日: 2024.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    物語をきっかけとして自分の好きな場所や好きなものがあって、それに関わる人たちを想像して描かれてるのかな?と。 裁判長の頑張りによる結果は正直どうでもよくて、貧乏な老人と、もっと前を生きた老人のふたりが愛したマダム・セザンヌを巡る想いが素敵だった。

    1
    投稿日: 2024.07.26
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    巻末の鈴木杏香さんとの対談で、本作ではロバート・タナヒルという美術品コレクターのみが実在の人物とのこと。他の登場人物たちはフィクションだと原田さんが明かしておられました。 市の財政破綻により所蔵品の売却が検討されたものの、市民や国内外の支援によって売却されなかったというのは事実だったようです。この事実の背景が原田さんの創作によって「奇跡」を演出するドラマになっています。私自身、デトロイト市の財政破綻のことはかろうじて記憶の片隅に残っていたのですが、「奇跡」が起こったことは知りませんでした。 デトロイトといえば、GMを中心に自動車産業で非常に栄えた都市です。ただ、80年代には映画「ロボコップ」で描かれたようにかなり治安の悪い都市へと変貌を遂げていました。(当時は日本やドイツ車の方が高性能・低価格だったためですね) ロボコップの時代から30年近く経って財政破綻したんですね。どのような経済的背景があって財政破綻したのか?よくわかっておりません。また、そのような背景については作品の中では触れられていませんでした。あくまでも想像の域を出ませんが、自動車産業の衰退と労働人口の減少、そして年金財政の悪化なのでしょうか?(これからの日本が怖いです?) ただ、短編が4編という短いストーリーの中で、セザンヌ夫人の人物絵画をベースに限られた登場人物たちが心を通じ合わせ、「奇跡」を起こす、、、さすが原田さんです。

    40
    投稿日: 2024.07.16
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    ★★★★☆この本を読み終えたその日、NHKのアナザーストーリーで『デトロイト財政破綻〜自動車の街 崩壊と再生』が放送されていました。ぼんやりとテレビを見ていて、びっくりして見入ってしまいました。デトロイト美術館を守るために奔走した主席調停人の裁判官の方も出てきました。ある事がきっかけで寄付金が一気に集まったという話が信じられない事でした。まさに奇跡だと思ってしまいました。芸術を愛する人々がたくさんいる事もよくわかりました。美術館に対する考え方を変えてくれました。

    0
    投稿日: 2024.07.14
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    実話らしいが。ミステリーが全然無いので、感動してねって感じが匂ってしまう。美術館に行くことを「友人に会いに行く」と表現するのはマハの真骨頂だが、友人を救うと言っちゃうと、、、ちょっと味覚が違ってくる。

    0
    投稿日: 2024.06.28
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    アートは友だち。これまで原田マハさんの本を何冊か読んできたけど、その言葉が1番ストンと心に落ちた内容でした。自分たちの友だちと、その場所を守ろうと奮起した人々のお話です。 巻末の鈴木京香さんとの対談もお二人のアート愛が溢れていてよかったです。

    0
    投稿日: 2024.06.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    こんな夫婦になりたいなぁ。 素敵な、奇跡。 毎回感じることだけど、一枚の絵に、どれだけの物語があるのだろう。 原田マハさんのエッセイで、旅先で友人に会いに行くように絵画を観に行くと言っていたのを読んで、そういう楽しい気持ちで美術品と向き合うのって、すごくいいな、素敵だなと思っていたので、第一章のフレッドさんの奥さんの言葉が嬉しかった。 第一章だけでとても感動して泣いてしまった。 一緒に暮らしてきた人がいなくなってしまったら、それはもう寂しさで狂ってしまいそうだけど、最後にお願いされたら美術館に通うためにどうにか頑張って生きるかも。 その人との思い出の場所が残っていて、その人と一緒にいるような気持ちになれるのなら、きっと、寂しくないよね。 だから巡礼し切れないくらいにいろんな場所にたくさん行きたい! もちろん美術館にも。日本は47都道府県全てに美術館があるということなので、まずは制覇したい! わたしたちにとっての、《マダム・セザンヌ》を見つけたい。

    1
    投稿日: 2024.06.04
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    デトロイト美術館をめぐり、色んな立場の人目線で語られるそれぞれの想いを知ると、絵が売りに出されてしまうというのは、これまでの縁を切ってしまい、取り戻すことは不可能になってしまうんだろうなあと思った

    0
    投稿日: 2024.05.31
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    財政破綻したデトロイト市は美術館の作品売却を考える 救ったのは、アートを愛する人々の想いだった。 実話をもとにした短編。 「アートは友達」

    0
    投稿日: 2024.05.12
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    読み終わってふと、すぐ行ける範囲に素晴らしい美術館があると思い、金曜の夕方に久しぶりに上野の西洋美術館を訪れました。学生時代警備員のバイトをしていた頃は仕事だったからか作品に目を向けることはなかったけれど、改めて常設展を観て回って作品も空間もすごく素敵なところだなぁと思いました。本って読んでる時が主だなと思うけれど、それによって現実世界、生活にも影響することがあるのがすごいなと思います。

    0
    投稿日: 2024.05.05
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    どう美術館を維持するのか、最後の解決策の部分がやや駆け足な印象だったので個人的にはそこの部分を膨らませた物語を読みたかった。 本書を書くためにわざわざ現地まで取材をしていたようなので、実際に足を運ぶとより臨場感を感じながら楽しめそう

    0
    投稿日: 2024.05.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    原田マハさんの本を久しぶりに読んだけど、やっぱり文章が好きだー!最初の1行目から美しい、、、 デトロイト美術館に行きたくなる。そして巻末の対談でおっしゃってた北海道とドイツの美術館にもいきたい。 アートは友達、美術館は友達の家。すてきだなあ。

    0
    投稿日: 2024.04.20
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    美術館にはあまり縁のない私でも、この物語の登場人物達が魅せられているマティスの絵が見てみたくなる様なお話でした。 実在の人物や実際にあったことを元にしたフィクションだから、芸術に携わる人の愛や熱意が伝わってきて暖かい気持ちになりました。

    4
    投稿日: 2024.03.01
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    原田マハさんの美術の本は最初はなじまない。 私の日常とはかなり遠くにある。 デトロイトといえば、自動車工場とタイガース。 元阪神のフィルダーがメジャー復帰して、本塁打王、打点王になった。 そしてNBAピストンズ。アイザイヤ・トーマス、デニス・ロッドマンら悪童?が、マイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズに立ちはだかった。 そんなイメージのデトロイトの美術館と年金受給者がピンチを迎える。 第一章のフレッドとジェシカの話がすてきだ。 セザンヌの絵を愛する妻を愛するフレッド。 読み進めるうちに違和感は消え、いつの間にかデトロイトの住人になる。 何とか美術館と年金受給者を救いたくなる。どちらかでなくどちらも。 奇跡は起きる。 短編だけど、シンプルで密度と感動は濃い。

    67
    投稿日: 2024.01.27
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    フィクションですが史実がもとになっており、デトロイト美術館を愛する市民へのインタビューが生きていて、温もりの感じられる作品でした。 市民から友達のように愛される名画を観に行きたいです。

    6
    投稿日: 2024.01.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アートには本当に興味ないのだが、マハさんの本を読むたびに深く知りたくなる。 こんなご夫婦素敵だし、キュレーターという仕事にも興味が沸く。 いつかDIAに行ってこの絵を見てみたい。

    4
    投稿日: 2024.01.19
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    美術館に行きたくなる 目の前に生存していなくても美術館に行けばいつでも空いに行けるから「友達」といえる感性

    1
    投稿日: 2024.01.17
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    夫婦にとって、大切な存在だったアート。妻を亡くしたあともそのアートを見れるままにしておいてほしいというスレッドの願い、そしてそれに動かされる人々。素敵なお話でした。

    1
    投稿日: 2024.01.04
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    原田マハさんの美術系の物語は本当に大好きで 定期的に読みたくなってしまいます。 毎回ながら 読むとたちまち、美術の世界に引き込まれてしまい一気に読見上げてしまいます。 今回はデトロイト美術館を存続できるために 動いた人たちのお話ですが、 美術を愛してやまない人たちが美術館の作品を友達と呼び、その友達を手放さないために 勇気を持って呼びかけ、行動することで 大きな成果をもたらしみんな幸せな気持ちで過ごせる。 美術館に行くたびに、出会った絵の中で気に入ったものの絵葉書をいつも買って帰り写真立てやファイリングしたハガキを眺めるのがささやかな私の楽しみなので、 私も同じ気持ちで読むことができました。 いつものマハさんの美術系の物語のものの中では短い物語なので、とっつき安いのでおすすめです。

    26
    投稿日: 2023.12.20
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    「これは…!」っていう作品に出会うと、アートは生活に無くてはならないものになる。いつでも観れるなんて恵まれた環境を手放さないで。

    6
    投稿日: 2023.12.18
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    すぐに読める本。結論が容易に見えるプロットなだけにもう少し工夫が必要だった。巻末の鈴木京香さんとの対談が興味深かった。

    2
    投稿日: 2023.11.12
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    本屋のおじさんに勧められ購入。 アートに関する、感動するお話。 一章は良く出来ていたが、そこから少し話が冗長していた。 最後に鈴木京香さんと原田マハさんの対談が載っていました。 一日でも割と読み終わるので、サクッと読みたい人はオススメ。

    28
    投稿日: 2023.11.06
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    デトロイト市の財政破綻で多額の債務をアートを売却して補填しようと、とてもリアルに思える話だった。 6万点ものアートを保有する市民の誇りと、年金削減では生活が立ち行かなくなる市民の不安。どちらの気持ちもわかるし、どちらも助けたい。 どうやって? ページ数は少ないのに、読み終わったらほんわか心温かくなる本だった。 それにしても原田マハさんの本はアートへの興味関心がくすぐられるな。 ちょっとずつ作品や人物を覚えていけて嬉しい楽しい。 日本は47都道府県全てに美術館があると知って驚いた。 アートといえばパリだと思っていたけれど、日本もアートな国なんだなと気づきも。 対談でマハさんが挙げられていた北海道のおすすめ美術館行ってみたいな。

    0
    投稿日: 2023.10.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    原田マハさんの作品でアートへの造詣が深まるので、大好きです。 今回もセザンヌの作品やデトロイト美術館のことを知れて良かった

    8
    投稿日: 2023.10.21
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    サクッと読めて心が温まる一冊。原田マハさんの美術関連の小説は、絵画に詳しくなくてもとても引き込まれるし興味が湧く。それに加えて登場人物が皆優しくて温かいから、心が癒される。

    0
    投稿日: 2023.10.17
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    30分程度でさくっと読める一冊。 決して長編では無い作品で、それでいて胸が熱くなるアート小説はさすがマハさん。 デトロイト美術館に行ってわたしも友だちに会いに行きたい。

    0
    投稿日: 2023.10.17
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    ゴッホにセザンヌ、ルノワール。綺羅星のようなコレクションを誇った美術館は、二〇一三年、市の財政難から存続の危機にさらされる。市民の暮らしと前時代の遺物、どちらを選ぶべきなのか? 全米を巻き込んだ論争は、ある老人の切なる思いによって変わっていく――。実話をもとに描かれる、ささやかで偉大な奇跡の物語。 「新潮社」内容紹介より セザンヌの1枚の絵をめぐる物語が素敵だった. 暖かい密やかな心の動きとやりとりに、心動かされる. 私は絵を描く人ではないし、詳しいわけでもないけど、ふと思い立って美術館に行くことがある. アートは友だち.そんな風に思うことができる絵にはまだ出会っていない. いつか出会える日が来るのを楽しみに、ふらっと美術館に足を運ぼうと思う. マハさんの作品はいつもぽろりと涙がこぼれる瞬間がある.

    22
    投稿日: 2023.09.29
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    今日は荷物が多いんだけど、本はいつも通り持ち歩きたいんだよねー 手に取った作品は、またもやマハさんのもの 130頁の厚さだが、期待を裏切らない作品だった 『デトロイト美術館の奇跡』は、アートを愛する人々の思いが詰まったお話 2013年にデトロイトは財政破綻 負債総額は180億ドル その負債の補填などのため、デトロイト美術館の美術品の売却が検討された アートはともだち 助けたいのです___友を デトロイト美術館の運命はいかに。。。 作中でも度々出て来たカバー絵、ポール・セザンヌの「画家の夫人」 マハさんの作品を読んで、また絵を一つ覚えた 沢山の人の心を掴んで離さないこの絵を、いつかこの目で観てみたい そして魅了される絵に、出会ってみたい

    71
    投稿日: 2023.08.26
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    短編小説を3冊購入してみた。そして読んでみることにしました、原田マハさんは大好きで、カフーから、本当たくさんの感動を貰って来た。いりびととかサスペンスも大好物で、単なる犯人探しの推理小説ではなくて、心に突き刺さる、とにかくアートが全面に出るって事、今回もあっという間に終わる。デトロイト美術館にセザンヌの夫人の絵に 記憶された。まだまだ読んでいないリーチ先生に楽園に暗黒に、楽しみしかない

    4
    投稿日: 2023.08.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    史実にもとづいたフィクション。飽きずにあっという間に読んでしまった。登場人物も魅力的だった。 1つ残念だったのが、ストーリーがうまく行きすぎるところ。タイトルにあるように「奇跡」なので、やむを得ない部分はあるが、後半冷めてしまった。。。

    0
    投稿日: 2023.08.20
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    原田マハ作品は初めてだったので、一番薄いのを選んでみた。 史実に基づいたフィクション、 デトロイトが街として財政破綻する際の 市に属するデトロイト美術館を描いた作品。 最後はほろりと、悪い人が出てこない優しい世界。 いやいや、本当はデトロイト市が破綻するまでに いろんなことがあるんだろうけど、そこには触れず あくまで美術館とそこにある作品を扱ったもので、 だからこそちょっと物足りないというか、 こんな危機なのにドロドロしたものが何もないのに返って違和感。 美術館の歴史を物語調で読んだ感じ。

    0
    投稿日: 2023.08.13
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    待ち時間に図書館で読了。 短いながらにあたたかく、なんだかホロリと泣けた。 マハさんは本当に凡人を、アートに繋げる天才ですな、、

    0
    投稿日: 2023.08.12
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     実話を基にしたフィクションらしい。デトロイト美術館に行ったことがあればより楽しめただろう。短くてさくっと読めるが満足度は高い。デトロイト美術館のために何かしたい、と貧しい生活の中で 1ヶ月の生活費の半分にあたる500ドルを寄付したフレッドのエピソードは、亡き奥さんへの深い愛を感じられる。価値ある財産だからではなく、友だちだから助けたいと言えるのが素敵。

    1
    投稿日: 2023.08.08
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    ページ数は多くなくとも、アートに魅せられた人々の、さまざまな想いが伝わってくる濃い内容の本だった。 絵画にはいままで興味がなかったが、自分のお気に入りの作品を見つけたいと思った。

    0
    投稿日: 2023.07.18
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     ハッピーな結末であり、大変嬉しく、幸せな気分で作品を読ませてもらいました。アートには、人を動かす大きな力がありますね。  デトロイト美術館のコレクションは友だちであると言う愛のある言葉にも感動をしました。また、日本でデトロイト美術館展をやってもらえないだろうか。

    0
    投稿日: 2023.07.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    原田さん作品2作目読了。薄くて読みやすそうだから手に取ったら、実話をもとにして書かれてあって、ドキドキ感もありながらすらすらと読めた。他の本にも書かれてあったけど、美術館にある作品をお友達と呼べるまで、通って愛着を持てることはすごいなと思う。そしてデトロイト市民や全世界でそう思っている人がいたから、寄付も集まって閉館の危機を免れたと思った。地元の美術館にすごーく行きたくなった。

    2
    投稿日: 2023.07.04
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    登場人物全員が実際に存在するように錯覚してしまうほど作り込まれていて、取材を徹底的にしたんだろうなと思いました。 登場人物それぞれがデトロイト美術館を愛してることが伝わってきて、そんな素敵な人が沢山いる素敵な街、デトロイトに行ってみたいと思いました。

    2
    投稿日: 2023.06.19
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    アメリカ、ミシガン州のデトロイト美術館を舞台にしたアート小説。 実在する登場人物は、第二章のロバート・タナヒル(デトロイト美術館に死後コレクションを寄贈したコレクター)のみ。 時間が前後しながら四章が繋がっていて、感動的だった。美術館の絵が「友人」と呼べるほど身近な存在なのは、とても素敵で羨ましい事だと思った。日本にも沢山の美術館があるので、私もそういう存在を見つけることをこの先楽しみにしたいな、と思わせてくれるお話。 「マダム・セザンヌ」、観てみたいな。

    5
    投稿日: 2023.06.16
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    美術館の危機を周囲からの寄付で救うという内容。寄付大国と言われているアメリカらしいと感じました。何より市民の美術に対する愛情が素晴らしい(守り抜くぞという覚悟みたいなものを感じた)そして、ピンチの時に何を選択するのかという決断力も素晴らしかったです。 寄付をしてでも守りたいくらい大好きな作品があるって正直羨ましいし、私もそんな作品に出会うためにも、今後美術に触れる機会を増やそうと思いました。

    0
    投稿日: 2023.06.15
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    アートは友だち。美術館は友だちの家。家から友を追い出さないために、手を貸したい。アートとこんな素敵な「友情」を育む人々が起こした奇跡!

    5
    投稿日: 2023.05.26
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    アメリカの保険制度が厳しいという知識だけはあったが、やはり現実的な描写を読むとその大変さがとても理解できた。 たった一つの作品が、色々な人との関わりでそれぞれの人生の一部になっているというところが、主人公の妻も言っていたように「友達」らしいところなのかなと感じた。 私も、誰かの人生の大切な一場面に関われていたらいいな。

    1
    投稿日: 2023.05.14
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    デトロイトで生まれ育ち、40年ものあいだ自動車工場で溶接工として働き、長引く不景気の影響を受けて今は無職となったフレッド・ウィル。亡くなった妻・ジェシカとたびたび訪れていたDIA(デトロイト美術館)にひとり向かえば、今日も「彼女」がフレッドの到来を待っている。 ポール・セザンヌ作《マダム・セザンヌ(画家の夫人)》。 美人ではなく、微笑みを浮かべるわけでもなく、けれど何度向き合っても飽きることがない。不思議な魅力を持つ肖像画に、フレッドは妻の面影を重ねていた。 “アートはあたしの友だち。だから、DIA(デトロイト美術館)は、あたしの「友だちの家」なの” ジェシカが愛した友だちをフレッドもまた愛していた。しかしある日、デトロイト市が破綻。市営であったDIAのコレクションは売却の危機にさらされる。 「友だちの家」を守るために、フレッドが差し出したささやかな、そして精一杯の気持ちとは――? 2013年7月、米国自治体として過去最大の負債を抱え財政破綻したデトロイト市。財政再建のために市立美術館であったDIAはコレクションの売却を迫られる。デトロイト市で人生のほとんどを過ごしてきた老人フレッド・ウィル、とDIAのキュレーター、ジェフリー・マクノイドの出会いと、デトロイト美術館を支援し数多くの作品を寄贈した近代美術コレクターの一人、ロバート・タナヒルの最晩年とともに描かれる、デトロイト市民に育まれ守りぬかれた彼らの奇跡の美術館の物語。 アートは友だち。DIA(デトロイト美術館)は、あたしの「友だちの家」。 ピカソやゴッホ、名だたる名画を集めた美術館に、私もそんな風に美術館に親しみを持てたなら。一葉のセザンヌ夫人の肖像画に、じっと見入ってしまう不思議を、私も感じられたなら、その時、いったい何を思うだろう。

    0
    投稿日: 2023.05.02
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    デトロイト、財政破綻と聞いて、てっきり実話と思っていたけどフィクションだったなんて・・・。しかしながら、今回もマハさんに導かれて、どっぷりと絵画の世界にハマっちゃった。緊急事態宣言下だけど、急に美術館へ行きたくてたまらない。(o^^o)

    1
    投稿日: 2023.04.29
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    「マダム・セザンヌ」 ずっとみつめていたい、みつめられたい ちゃんと表紙に「絵」が載ってるいるので、 何度も表紙に戻って、登場人物たちの想いを辿ることができます! 「史実に基づくフィクションです」 って書いてなきゃ事実だと思ってしまいます。笑 アートに、アートを取り巻く世界に、のめり込んでしまう...!! 短編なんですけど、満足感が本当に素晴らしかったです!!

    1
    投稿日: 2023.04.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第一章の夫婦のお話しがいきなり泣けた。 タイトルと背表紙から、 財政破綻からの怒涛の一発逆転ストーリーかと思いきや、 全く違った。 この美術館やアートを愛する普通の人たちの物語、 その人々の存在、その愛情こそが奇跡。

    0
    投稿日: 2023.04.25
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    ページ数とか知らずに読み始めたら、あっと言う間に終わってしまった。リアルの本だと見た目で分かるけど、電子書籍だと気が付かない。 始まった途端、ジーンと来る。泣きそうになる。アート以前に、夫婦の愛に。 そこから先は、話がどんどん進む。気がつくと、章が進んでる。登場人物もどんどん入れ替る。ちょっとサクサク行き過ぎかな、と思わないこともない。 それにしてもこんな奇跡、日本じゃあ起こらないんだろうな…。日本のアートに対する意識、アートを見る目って、こんなに高くないよなあ。自分も含めて。 繰り返しになるけど、ちょっと短いかな。

    1
    投稿日: 2023.04.23
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    東京に向かう飛行機の中で一気に読んだ本作。絵画を自分にとっての友人だという一人の老人の行動が、社会に大きな変化をもたらしていく。本当に強い思いがあれば、不可能と思えることでもできることがある。読む人に感動と勇気を与えてくれる作品だったように思う。芸術を愛するすべての人に読んでもらいたい。

    1
    投稿日: 2023.04.16
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    キャラクターに派手さはないけれど、無理だと思っていた事が、些細なきっかけから解決されていく事が素晴らしい。これが事実に即しているというからすごい。夫婦の絆も素敵だった。

    1
    投稿日: 2023.04.15
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    事実に基づくフィクション。 絵画が好きなので、読んでみたいと思っていた原田マハさん。ページ数の少ない本からと思い手に取りました。「マダム•セザンヌ」という絵に魅了された人達が繋がり、やがて全米が注目する出来事に関わっていきます。 フレッドの物語がよかったです。美術館を訪れる事になったきっかけや「マダム•セザンヌ」を好きな理由がじんわりと心にしみます。終盤の展開も微笑ましい。 アートを大切にする文化が素晴らしいですね! デトロイト美術館に行ってみたくなりました。

    27
    投稿日: 2023.04.09
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    今まで読んだ原田マハさんの作品が凄すぎてこちらは物足りない感じがしました。 短いストーリーなのですぐ読めます。 何もしないで大切な場所が無くなるのを待つのではなくて行動してみる。 そしたら同じような仲間が集まって大きな力になる。 勇気をもらえる本。

    7
    投稿日: 2023.03.11
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    ノンフィクションではなく、事実に基づいたフィクションのようだ。 物語のキーパーソンである黒人男性も… 要点は、財政赤字で競売されそうになった美術品の流出を防ぐため、寄付を募って基金を作ったということ。 サザビーズが悪魔的に描かれているのが一方的過ぎる視点。 読了15分

    0
    投稿日: 2023.02.24
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    原田マハさん初読!アートは友だちという一文が印象的…薄い本でサクッと読めるけど、自分が美術品を見て回ったかのような感覚になった 美術館に行きたくなる本!

    0
    投稿日: 2023.02.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久しぶりに小説を読みたいと思って手に取った本。 今年の自分的裏テーマは「アートに近づく」なので、そのものズバリっぽいタイトルのこちらを。 原田マハさんの小説は2冊目。 1冊目は恋愛小説の短編集で、 めちゃくちゃぐいぐい読めるけど、 わたしにとってあんまり引っかかってくるものがなかったという感想だった。 読書会ではとても評価が高い作家さんなのでテーマとの相性の問題かな、と思ってとりあえず恋愛ものっぽくなさそうなこの本にしたのだけれど、 うーん、正直物足りなかったなあ。 いや、面白かったんですよ。 その人の佇まいを感じさせる巧み人物描写で、 気がつけば物語に没入してしまう読みやすい文章。1章目の1行目からもうすいすい進むし、 そのわりに読んでたらうっかり泣けちゃうし…、 主軸になるセザンヌの絵の描写も素晴らしくて、 表紙を見返しながら 本物を見てみたいと思わせてくれるし、 ああ、いいなぁ〜好きだなぁ〜…、 おっ、出てきたよ!デトロイト市の破産からくるコレクション売却問題! 事実に基づいてるってあるし、 どんなふうに奇跡が起こるんだ?? …と、 思った1章目ラストが、 思い返せばピークでした。 まあかなり薄いから、 読み応えある感じにはならないんだろうとは最初から少し思ってたんだけど、 1章目の感じがすごく良かったし、 それ以降もとても雰囲気があって読ませる小説だったので、問題解決のあたりの肩透かし感、 むしろわたしにとってはちょっとしたドンデン返しでした。 …え、マジで?コレで終わり?みたいな。 まあでも、歯ごたえのあるヤツ読みたかったらやっぱり長編なんだろうな。 と、いうことで今度はアート系の長編に挑戦してみようと思います。

    1
    投稿日: 2023.01.21
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    デトロイト美術館とそこに展示されているポール・セザンヌの妻、オルタンスの肖像画を中心としたお話。 安定に良かったしほっこりした

    1
    投稿日: 2023.01.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    アートに疎いわたしですが、 本屋さんでなんとなく惹かれて手に取ってみました。 "こんなに薄いのに濃い"と言った謳い文句だったと思います。 確かに、本は150ページにも満たない薄さですが、内容はよかった! 1番は、"アートは友だち"という1つの明確な答えを受け取ったこと。 これまで、アートはもっと高貴で気高い人たちのものだと思っていました。 でも、登場人物のフレッドやジェシカは、そうではない…どちらかといえばもっともっと慎ましやかに静かに生活をしていた夫婦。 そんな夫婦の友達は、オルタンスをはじめとしたDIAに住む作品たち。 アートを友だちと思っていたんだ、それが優しく小さな衝撃でした。 その友だちのおかげで、DIAの作品たちが守られていくストーリーにも感動しました。 素直に、オルタンスに会いに、その他の家族に会いにデトロイト美術館に行ってみたくなる。 じんわりと心が温まる作品でした。

    1
    投稿日: 2023.01.14
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    原田マハさん1冊目。 うん。。短いからというのもあるのだろうけど、内容が薄いように感じてしまった。 また原田マハさんを読んでみたいとは思う!

    0
    投稿日: 2023.01.09
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    アートには作成した人やその時代だけでなく、その作品の持ち主や出会った人の歴史も刻まれていくんだなあ。 人や動物を愛するように、アートを愛する気持ちがデトロイト美術感を救っていく感動作でした。 原田さんの小説には「アートは友だち」という親しみやすい感覚が根底にあって、アートを近い存在に感じさせてくれる。量的にはとても読みやすかったけど、裁判(会議?)の逆転の流れをもっとしっかり読みたかったかな。

    0
    投稿日: 2022.12.21
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    美術館に行ってみたくなる本。 絵は「友達」,美術館は「友達の家」…というキーワードが好き。 結構あっさりと読めてしまうので,美術が苦手な人にもおすすめかも。 もっと重厚を求めている人には物足りないかも。

    0
    投稿日: 2022.12.08
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    アートは、身分、性別、出自、年齢を越えて友人になれる。彼ら彼女らを目の前にすると、人間を縛り付けているどんな肩書き、情報も全て丸裸になり、ただ自然体の自分でその絵画に対して感情を抱く。 私はまだアートに追いつけていない。だから、マハさんの描く登場人物の感動はまだ掴みきれていないし、物語も何だか大袈裟な気もする。いつか、味わいたいものだ。

    0
    投稿日: 2022.11.13
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    デトロイト市の財政破綻の際、実際におきたデトロイト美術館の美術品売却騒動。史実をもとにしたフィクション。ちょっと読むのにちょうどいい量で、ちょうどいい内容。最近環境保護団体による美術品破損が起きているので、タイムリー。

    9
    投稿日: 2022.10.26
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    芸術とは何たるや。を知らなかったけど、知らないからこそ遠ざけていたけど、この作品を読んでそんなに気張らなくていいんじゃないかと思えた。 デトロイト美術館にある作品。それらは全て友達で、その作品達が飾られている美術館は友達の家。 この考え方がまずもってとても好きだったし、美術館に行くことを友達に会いに行くというのが、美術を愛する人のしてんだなと思いました。 自分も何かをそう思えたらとても嬉しいなと思うし、そう思わせてくれた作品に感謝です。 物語自体も、スラスラと読みやすく、確かな知識に裏打ちされた内容でとても面白かったです。 暖かい、美術愛溢れる作品でした

    3
    投稿日: 2022.10.25
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    セザンヌな描いた「マダム・セザンヌ」。この絵画がある意味で別の主役。 この本の表紙にもなっているセザンヌ夫人のなんともいえない表情がいい。セザンヌに座っていていてと言われてモデルになっている夫人の画が目に浮かんでくるよう。 短いのでサクッと読めます。

    0
    投稿日: 2022.10.21
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    何かを成し遂げようと思ったら、それに向かってまずは行動してみなさい 物語の登場人物のご両親からの言葉。 分かってはいるけど、中々出来ない事だけどこの物語のこの雰囲気で言われると勇気が湧いて出来そうな気がする。 周りの人達が皆暖かく勇気が湧く、そして優しくなれる物語だった。 デトロイト美術館の経緯は実際のお話で登場人物は著者が取材された方々のイメージを組み合わせたらしい。 地元愛に溢れた美術館物語だ。

    1
    投稿日: 2022.10.19
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    このところすっかりはまっている原田マハさん。デトロイトといえば、KISSのデトロイトロックシティが脳内再生されてしまうような私なのでDIAなんて全く知らなかった。今回もどこまでがリアルでどこからがフィクションなのかわかりませんが泣きながらあっという間に読了。いつか行ってみたいなあ… と言う場所がまた増えた。表紙になってるマダムセザンヌを何度も何度も見返しながら読みました。よかった!

    1
    投稿日: 2022.10.17
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    アートを愛する市民目線と、アートを愛するキュレーターの目線。同じアートを愛する者だけど、全く立場が違う2つの視点が読めたのはおもしろかった。アートの値段的な価値ではなく、アートの美術性としての価値を考えさせられる作品。

    0
    投稿日: 2022.10.12
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    さくっと隙間時間で気軽に読めるのが原田マハ作品の好きなところ。小難しい言い回しは無いけど、柔らかい言葉で情景や登場人物の様子が豊かに描かれている。 この『デトロイト美術館の奇跡』は実話を基にしたフィクション小説とのことだが、フィクションとは思えないほど登場人物が作品の中で「生きて」いて、途中でこれって実話?と何度か思ってしまった。 財政破綻してしまったデトロイト市の美術館、DIAと、それを取り巻く、アートをこよなく愛し慕う人々の物語。 面白かったです。

    0
    投稿日: 2022.09.09
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    デトロイトは治安の悪いイメージばかりが先行していたけれど、こんな素敵な美術館があったなんて、、。行きたい美術館がまた増えた。 セザンヌの作品もとても好きだし、絵を介して描かれるハートフルな人間模様に何度か目頭が熱くさせられた。 マハさん、なんて素敵な方だろう。

    0
    投稿日: 2022.08.13
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    マハさんの綺麗な言葉にいつも目頭が熱くなる また死ぬまでに行きたいリストが一つ増えてしまった、、デトロイト美術館、、

    0
    投稿日: 2022.08.05
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    マダムセザンヌの絵。 美人でもなく、モデルの様な華やかさがある訳でもない。 でも、ぎゅっとつぐんだ口元、じっと見つめる目、 座り方が長く連れ添った旦那さんのために、絵の対象者になっているんだって感じさせられる。対象になるのも、日常な感じで、家族のためにみたいな感じがする。 物静かで文句も言わず淡々と家事をこなしたり、懐の大きな家族の柱のような佇まいに感じる。 静かに最後まで寄り添ってくれるような安心感。 絵には疎いが、絵一枚でそう感じさせるのもすごいって思う。 そして小説の中で出てきたブレッドの妻。 明るくて、でも文句なども一切言わず、裕福と言えない暮らしを大切に楽しんでいる。 とても魅力的な女性と感じた。 それに似ているマダムセザンヌ。 だから余計に、この絵に私も引き込まれるのかなと思った。 マハさんの小説を読んで、物語、知識が増えて、絵を見ることが楽しくなった。 本当に出会えてよかった。

    0
    投稿日: 2022.08.02
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    アートは友達と言える感性に憧れました。 いつでも身近にある美術館素敵です。 自分の家に迎えたい作品に、私もいつか出会うのかと淡くほのかな期待。

    0
    投稿日: 2022.07.27
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    読み進めながら、そういや私2017年かそれくらいに「デトロイト美術館展」行ったやん!とふと思い出したのでした。あの時この絵はあったんかな?見たんかな?もっと色んな絵を目に焼き付けとけばよかった!空っぽな頭で展示を見てたわ!!笑笑 さてさて、本題。 デトロイト市の財政破綻によってデトロイト美術館の所蔵する美術品に売却の可能性が……!というお話です。 原田マハさんのアート小説作品の中では大変あっさりしていて、シンプルで、なんだか絵本に出来そうだなってくらい。山場みたいなものがあるわけではないし、読み応えがある!みたいな小説ではないですが、原田マハさん書きたい美術への愛というのが一番わかりやすい形で描かれている作品かもしれない。 コレクターである富裕層、決して裕福でない一般市民、美術館に勤めるキュレーター、立場や属性は違えども等しく美術品を愛する人たちが、セザンヌの一枚の絵を通して初対面でも、会ったことがなくても心を通じ合わせる。美術品は友達。友達の友達は友達か〜。 原田マハさんのアート小説読んでみたいけど、美術作品なんてよーわからんし、さらっと読めるものないかなーみたいな人にはちょうどいいかも?? セザンヌ「画家の夫人」という絵に関して……私は表紙を見ると「こらまたむすっとした気難しそうな顔して」とばっかり思ってしまうんだけど笑、原田マハさんはオルタンスが着ている青いワンピースのことを「ほんのりバラ色が混じって、まるで朝焼けの空をまとったような」別の場面では「まるで朝焼けの空の色が溶け込んだような」と描写するんだよなー。 ひえー絵画作品に造詣が深い人はそんな風に描写できんの。いや、原田マハさんの目で見るからそう見えるのか? とびっくりしてしまったのでした。 人間の感性っておもしろいなー。大変興味深いポイントでした。

    0
    投稿日: 2022.07.20