
総合評価
(56件)| 14 | ||
| 21 | ||
| 14 | ||
| 2 | ||
| 0 |
powered by ブクログ読んだ本 ハンニバル トマス・ハリス 20250630 今年は、このシリーズを読破しようと思ってます。「羊たちの沈黙」は、やっぱり色あせないサイコサスペンスで、プロファイル的な面白さでしたが、「ハンニバル」については、なんかアクション小説というか、サスペンス小説というか、そこが残念なんですよね。映画で一通り観てるんで、「レッド・ドラゴン」もやっぱり犯罪心理小説の面白さがあったもんな。 ハンニバル・レクターっていう強烈なキャラを生んじゃったために、こういうスターのための小説になっちゃったんだろうな。 とは言え、プロファイルの先にいる異常者たちが暴れまわる不気味さはあるので、面白いのは面白いんですが。
0投稿日: 2025.06.30
powered by ブクログ【2025年64冊目】 皮剥ぎビルの事件から7年、FBI特別捜査官となったクラリス・スタンフォードは麻薬組織摘発チームの一人として現場に向かっていた。慎重にことを進めていたはずが、蓋を開けてみると情報は筒抜けで、クラリスは銃撃戦の末、組織の女ボスを射殺する。赤子を抱いた彼女を死に至らしめたとして、糾弾されるクラリスだったが、一人の男の進言により事なきを得る。それはかつて、レクター博士による被害を受けたメイスン・ヴァージャーだった。復讐を誓う男の手は、逃亡の末フィレンツェに潜伏するレクター博士に延びつつあったが…。 こちらも映画を見てから読みました。相変わらず原作リスペクトなことがよくわかりますね。映画では、レクター博士の見かけそんなに変わってなかった気がするんですけど、原作ではちょっとした整形手術を施して逃亡しやすくしているようです。 後半は、懸賞金に釣られた男が中心の話で、クラリスがほとんど出てこないのが残念なのですが、檻の中にいないレクター博士の一面をいろいろと見ることができるのは、なかなか良いですね。機転利きすぎ、天才すぎ、恐ろしいのにかっこいい。痺れます。 下巻も楽しみに読み進めます!
0投稿日: 2025.06.13
powered by ブクログ羊たちの沈黙、レッドドラゴンと読んできて、 さぁ待ちに待ったハンニバル。ようやくレクター博士が主役の本編にたどり着いた感じだ。 前作で盛大に脱獄したレクター博士は、別人になりすまして優雅な逃亡生活を送っている。猟奇的殺人を犯しながら。FBI捜査官クラリス・スターリングに手紙を送るレクター博士。愛情なのか支配なのか、殺して食べたいのか。その真意は何なのか。 スターリングと対峙する時が迫って来る。 復讐に燃えるメイスンもかなり不気味で残虐だ。怖さを引き立てる。 この順番で読んで正解だった。レクター博士とスターリングの過去の関わりを理解できるからだ。そして私もレクター博士が好きなのだと気づく。 下巻が楽しみだ。一気に読もう。
21投稿日: 2024.06.23
powered by ブクログ☆3〜4。 原作小説と映画でエンディングが異なる、とどこかで見かけたかも、じゃあ…となり読み始めた。 羊たちの沈黙に続き、「クラリス・スターリング」というキャラクターが好きだと(改めて)感じた。 そしてレクター博士。おぞましさと優雅さのバランスが絶妙で、許し難いのにどこか惹かれてしまうというか……。地球上には数えきれないほどの物語があるけれど、その中でも屈指のキャラクターだと思った。 映画で「本当ムカつくこいつ!!」となったクレンドラー、小説でもそうだった。まだ上巻なので、ムカつき度合いはそこまで高くはないけど……こいつ!! 自分の読書経験値が足りないせいか……?と考えたりして……やっぱり、ちょこちょこと、翻訳(単語)が気になってしまった。一般的な単語。スペルにvがあるものを「ヴ」で書く、とか。(ヴェテラン、リヴォルヴァーなど) それに、スペル?発音?の通りに表記されている単語も。ジャグゥアー(だったと思う)、インターポル、など。 できるだけ原語に近い表記がされたほうがいいかなと思うけど(人物名などの固有名詞)、世間に浸透している表記もあるわけで……その辺りってどうなっているのか。物語と関係ないところですごく考えてしまった。 しかし「グランドファーザー時計」には「?????」となってしまった。しばらく考えて、あの歌みたいな時計ね、と理解できたけれど……。
0投稿日: 2023.08.24
powered by ブクログ雰囲気が似通ったダン・ブラウンさんの小説はコロコロ場面が変わるけれど、こちらは1つ1つのシーンがじっくりなので、なんだか間が持たないような気分。 通勤・通学の合間の読書には向かないかも…。 レクター博士がどうして易々と脱獄したり、人を殺したり、別人を演じたりできるのかの説明が「レクター博士だから!」って感じなので、世界観に入り込めないとつまらないですな。 クラリスさんが「共感することと理解することは違う。大人になるということはその違いを学ぶことだ。残念ながら自分を理解してくれている相手が常に自分に共感してくれているわけではない。」みたいなことを言っていて、マジで大人の女性になったのだな…と思いました。
0投稿日: 2021.12.14
powered by ブクログレクター博士は冷酷な食人鬼でありながら、冷静で知識教養があり、一人で生きていく力に満ち溢れている。そこがもうどうしようもないほどに魅力的に感じてしまう危険な人物。目を覆いたくなるような描写にうわぁ、と思うのに読むのを止められない。トマス・ハリス大好き!
1投稿日: 2020.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画も好きだけどやっぱこれ原作だよなあ。頭のなかではどうしてもクラリスはジョディーフォスターだ。クロスフォードの扱いはクラリスの巣立ちを見せたかったのか、としても、だ?
2投稿日: 2020.05.19
powered by ブクログ再読。 前作はなんども読み返すほど好みだが今作は初再読。 前作で気になってた部分をちゃんと回収している。 そりゃ、そこが一番気になるとこだよなぁ。 今のところは可もなく不可もなし。 引き込まれるほどの魅力もなし、といったところ。 初読の感想と変わるかどうかが楽しみな再読。 ささ、次巻へ。
0投稿日: 2020.03.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
<上下巻を通してのレビュー> 「羊たちの沈黙」で、すっかりレクター博士が大好きになってしまったのですよ。 あの知性と冷静さの虜になったといっても過言ではありません。 ハンニバル・レクター博士の「記憶の宮殿」へようこそ…… と同時に、クラリスに重くのしかかった策謀の渦の中へようこそ。 レクター博士へ復讐を誓う資産家が念入りな計画を立て、そこにどんどん、国家の機密を扱う人物たちがいとも簡単に買収されてゆき、一見、その計画は成功しそうに思える。 彼らの誤算は、レクター博士とクラリスを甘く見過ぎていたということに他ならない。 賛否両論はあるが、あのエンディングがすべてを物語っているのではないだろうか…
0投稿日: 2019.03.29
powered by ブクログ満を持して、レクター博士を主軸に置いた物語である。 冒頭を読むとアクション方面に風景が変わった?と驚くのだが、いやいやそれは猫だましのようなもので、アクションスリラーにはならない。大丈夫。 バーニーの語るレクター博士像が美しい。 「レクター博士は完璧なマナーを身につけていました。とはいっても、堅苦しいマナーではなく、優美で気取らないマナーを。あの頃自分(バーニー)はある通信教育のコースで学んでいたんですが、彼(レクター博士)はその学識をこちらに分け与えてくれた。といっても、チャンスと見たらこっちを殺そうという意思まで失くしていたわけじ一人の人間の中で人間のなかで、ある資質が別の資質を抹消し去るこ有り得んのです。それは両立するのですよ、良い資質と恐るべき資質とは(後略)」 格好いい!
1投稿日: 2018.03.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
連続殺人犯バッファロー・ビルの逮捕から十年後。FBI特別捜査官クラリス・スターリングは部下と共に麻薬組織との銃撃戦のなか、赤ん坊を抱いた組織の女ボスを射殺した。この事件でマスコミに叩かれ、上官ポール・クレンドラーの嫉妬と執着も加わり、FBI内部で窮地に陥る。 傷心のクラリスの元に、ハンニバル・レクター博士から慰めの手紙が届いた。イタリアのフィレンツェが博士の居所と知り、逮捕に備えて密かに調査を始める。 一方、レクター博士に恨みを抱く大富豪メイスン・ヴァージャーは、高額の懸賞金をかけて復讐を企てていた。 フィレンツェ警察のパッツィ刑事は、ひょんなことからレクター博士を発見し懸賞金に加えて手柄を立てようと試みるが、逆に博士に見破られ非業の死を遂げる。 イタリアから逃亡した博士とクラリスが必ず接触するであろうというメイスンの予想は的中し、博士を拉致する。捕らえられ拷問を受ける博士は痛みを堪えるべく色鮮やかな記憶の回廊に逃避する。そこへ博士を救出・逮捕すべく現れたクラリス。彼女の奮戦によって博士は窮地を脱するが、クラリスは怪我を負い博士の治療を受ける。 博士を殺害し損ねたメイスンは、博士によって心の枷を解かれた妹によって、性的虐待を受けた恨みで殺される。 メイスンと通じ、クラリスを窮地に追い込んだクレンドラーは博士の手に落ち、クラリスと博士と会話しながら、自身の脳を二人に食べられて知能が低下していく、という罰を受けて殺される。 クラリスは博士に治療を受ける中で、父の死という心の傷を博士によって癒され、博士も幼少時に失った妹の存在をクラリスに重ねることにより、彼の心の傷も癒された。クラリスは博士から二度と解けることのない暗示をかけられ、そのまま2人で暮らし始めるのだった。
0投稿日: 2017.07.24
powered by ブクログ名作「羊たちの沈黙」の続編。トマスハリスは寡作の作家で、この続編が出るまで何年も待たなければならなかった。 これも緊張感があって面白い作品ではあったが、ただ、期待が高すぎて少々アレだったかなというのが正直な感想。 やはり、囚われの身でありながらその頭脳で外に影響を与えるという構図がレクターのカリスマ的魅力を生んでいたのであって、普通に動けちゃうとなるとちょっとね。その点を補うためのいくつかの新しい設定も、あまりうまくはいっていなかったような。前作と比べてしまうせいか、どうしても少し陳腐に思えた。
0投稿日: 2017.04.09
powered by ブクログ映画は見てない。 おい、レクターさん…というよりも、いやハリスおじさん…と言いたくなる。 ハリスおじさんは、最後の章を描きたさにそもそもの初めから設定したんじゃないだろうか。 クラリスは羊〜での活躍からFBI捜査官になれたわけだけど、ヒール役(もはや精神的SM相手)のクレンドラーの妨害なんかもあって、出世どころかやりたい仕事もままならず、メイスンの件でだんだんとダークサイドに落ちていく。 羊〜ではあんなに重要ポジションだったクロフォードの存在感が薄れていき、レクター博士の存在が大きくなる。 (クロフォードの扱いが前作に比べてぞんざい過ぎて、出さなきゃいいのにレベルなのが個人的に悲しい) 父性に憧れ、また裏切られながら、問題の最終章に向かっていくクラリス。 ジョディー・フォスターが大成功を収めた羊〜の続編である本作の映画に出演しなかった理由の一つに、今作では彼女はモンスターになってしまった、と述べている理由がわかる気がする。 前作から一気読みしたせいで、最初のクラリスは何だったの…と思ってしまうけど、これはこれでハッピーエンドであることは間違いない。
0投稿日: 2017.02.03
powered by ブクログ逃亡中のレクター博士とそれを追う人々の話。 レクター博士だけでなく、それを追う周りの人たちのキャラもみんなたってて読みやすかった。
0投稿日: 2016.07.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
レクター博士のシリーズ。 賢くて文化もたしなむすごい人だけど、残忍な博士。 クラリスにとても興味を持っている。 セリフがすごく知的で、「コメンダトーレ、パッツィ」などカッコイイ。 音楽、香りの描写などが上手いと思います。 説明等が長いため、途中で文字を追ってるだけの時等があり、読むのが疲れます。
0投稿日: 2016.03.07
powered by ブクログレクター4部作のうち、3作目。前作の「羊たちの沈黙」では、監獄の中にいて、自由のない牢の中でも、精神的な自由を謳歌していたレクター博士。そんな彼が外の世界に飛び出し、肉体的にも自由な生活を営んでいたのが今作だ。その天才性を存分に発揮し、自らの欲望をとことんにまで追求していく彼の姿は、間違いなく「悪」なのであろうけれど、その中に「美」を感じてしまうのは、その彼のエゴイズムがあまりに純粋だからなのだろうか。 上下巻のうちの上巻である。前作よりもよりダイナミックにキャラクターが動きだし、エンターテイメント性は増している。初見でも問題ないと思うが、「羊たちの沈黙」を先に読んでおいてよかった、と思っている。だけれども、「レッドドラゴン」を読んでいた方がもっと面白いのだろうか?(上巻では、ウィル・グレアムの名前などは全然出てきていないが)
0投稿日: 2016.01.31
powered by ブクログテレビドラマでハンニバルを見て、気になったので久しぶりに読み返してみる。 以前にも増して楽しめました^ ^
0投稿日: 2016.01.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作の7年後。クラリスが犯人の逮捕に失敗し射殺するところから始まり、過去にレクター博士に顔を削がれた狂人の金持ちの登場、イタリアで潜伏するレクター博士の追跡まで。 前作に比べ、周辺キャラクターが良い。
0投稿日: 2015.11.08
powered by ブクログクラリス・スターリング FBI特別捜査官 第一部 ワシントンDC 「ふん。あたしの体液をくらえ、このクソアマ!」毛布が揺れ、空気が震えた。その刹那、クラリスは、イヴェルダ・ドラムゴの上唇を撃ち抜いた。イヴェルダの後頭部が吹っ飛んだ。 1990年代のタブロイド紙ブームで最大の恩恵を蒙った『ナショナル・タトラー』紙は、同紙自体の基準に照らしても異様としか思えないような号外を発行した。 “死の天使。FBIの殺人機械、クラリス・スターリング” キッチン・ナイフで封をあけて、すべすべした一枚の紙をとりだした。手紙の送り主がだれか、署名に目を走らせるより先に察しがついた。 親愛なるクラリス きみが名誉を失墜し、公然と辱めを受けた経緯を、熱心に見守ってきた。 エコロジーの観点から言えば、レクターの処理法はギロチンにも優った。が、ギロチンほど瞬時にケリがつくわけではなかった。 第二部 フィレンツェ 1487年4月26日のあの日曜日、ドォオーモ(大聖堂)におけるミサの場でジュリアーノ・デ・メディチを殺し、ロレンツォ豪華王を殺しそこなったのがたたって、パッツィ一族は残らず辱めを受けたのである。 ハンニバル・レクターはフィレンツェに逃亡していたのだ。 フェル博士こそ、ハンニバル・レクターだ。 まだ早い時刻に、ハンニバル・レクター博士は騒々しい街路からこの世でもっとも香しい場所の一つ、ファルマチーア・ディ・サンタ・マリーア・ノベェッラに入った。ここは七百余年の昔、ドメニコ会の修道僧たちによって創られた薬舗である。奥の内扉まで伸びている廊下で博士は立ち止り、両目を閉じて顔を仰向けると、名高い石鹸やローションやクリームの芳香、作業室に並ぶ各種の原料の香りを心ゆくまで吸い込んだ。用務員は博士とは顔馴染みであり、ともすれば日頃尊大な態度を隠さない店員たちも彼には大いなる敬意を抱いている。このフィレンツェで暮しはじめて以来、身嗜なみに気を配る博士がこの店で購った商品の総額は、それでも十万リラを超えないだろう。だが、それらの香料や香油はよくよく厳選され、しかも並はずれた感性によって組み合わされていた。その感性は、鼻によって生きている香りの商人たちの胸に驚きと敬意を植えつけずにはおかなかった。 このファルマチーアの、奥の売り場に通じる典雅な廊下。その天井を飾る大きなアール・デコ調のランプが放つ仄かな光の下に立って香りをかいでいると、レクター博士の頭にはさまざまな記憶の断片が、閃光のようによみがえってくる。その記憶の中に、牢獄につながるものは何ひとつない。ただ―あれは何だ?クラリス・スターリング。どうしてだろう? ああ、サポーネ・ディ・マンドルレだ。このファルマチーアの名物でもあるアーモンド石鹸の香り。 ファルマチーア・ディ・サンタ・マリーア・ノベェッラはフィレンツェ駅に近いスカーラ通りにあって、修道院に隣接している。信心深いカルロは、そのファルマチーアの斜め向かいの建物の前にさしかかると、扉の上部の壁に嵌め込まれた聖母マリアの絵の下で思わず帽子を脱いだ。
0投稿日: 2015.02.18
powered by ブクログ今回の訳者さんは読みやすかったです! 作品の大部分を忘れていたにも関わらず、情景を思い描くことができました。 レクター博士が逃げてから10年?後くらいの話。 彼の被害者であるメイスンという富豪が、彼を残虐に殺すために懸賞金をかけており、その懸賞金を巡って密告者との話が進んでいく、というストーリー。 レクター博士とイタリアというのがとてもしっくり来て、美しささえ感じました。 不思議なことに、レクターには無事に逃げおおせて欲しいと思ってしまう。 下巻が楽しみです。
0投稿日: 2015.02.05
powered by ブクログ和訳が読みづらいと言って触れなかった時間がもったいない。映画よりほっそりした印象のレクター博士、かっこよくて食べられたくなります。
0投稿日: 2014.10.19
powered by ブクログ「いいえ。レクター博士は仮説には関心を持っとらんのです。“三段論法”も哲学的な“総合”もいかなる意味での”絶対”も信じとらんのです博士は」
0投稿日: 2014.06.12
powered by ブクログレクター博士にまたお会いできました。相変わらずのパワフルさでたじろいでしまいます。下巻、また楽しみですが、食欲はなくなりそうです。
1投稿日: 2014.03.06
powered by ブクログゾッとするような描写があり得るはずのない光景を見せてくれるサイコホラー(?) シリーズが進むごとになぜかレクター博士を段々助かって欲しいと望む気持ちが強くなる自分の変化が一番怖かったりして。
0投稿日: 2013.10.03
powered by ブクログ「羊達の沈黙」で華々しくFBIデビューしたクラリスを知ってる読者には、中々に辛い展開のシリーズ第二弾。主人公がひたすら国家権力やマスコミにいじめ抜かれる話は…読んでて辛いんだぜ…。 初っ端から鼻持ちならない官僚や胸糞悪い聴聞会のクラリスバッシングが続いた後に、それ以上に不快感を喚起する大悪党(博士じゃありません、念の為)のおぞましい復讐プランの内容が描かれて、「早くクラリスと博士の会談くれよー(泣)」となった方も多いんじゃないでしょうか( ^ω^ )私はなりました そして、第二章の舞台はそんな可哀想なクラリスがいるアメリカから一転、海を越えて遠くイタリアへと移ります。博士ーーっ(TωT)ようやく出て来てくれるのね、早くクラリスを助けてーーー!!と思ったら、クラリス救出劇ではなく博士の逃走劇編でした( ^ω^ )それもそうか← ここで語り手として登場するのはイタリアの捜査官。彼のレクター博士追跡劇が展開されるわけですが、懸賞金に目がくらんだ警察内部で落ち目の男が、レクター博士と思われる男を発見し、彼だという確証を得た後、哀れな結末を迎えます。ま、レクター博士に敵意を持って関わろうとすると、そうなりますわな←← 上巻は人物説明などに割いてる部分が大きいので、物語が大きく動きだす展開は下巻に委ねられるんでしょう。下巻ではきっと、博士とクラリスの会話がまた読めるんでしょう! それに期待して、無難に星3つです( ^ω^ ) 麻薬組織との銃撃戦の最中、赤子を抱いた組織の女を撃ち殺したクラリス。マスコミや上層部に糾弾される彼女に、ある日一通の手紙が届いた。 「今も羊達の悲鳴が聞こえるか?」 七年前に姿をくらませた連続殺人犯ハンニバル・レクターからのその手紙の存在が、彼に復讐を誓う男に知れた時、恐るべき悲劇の幕が切って落とされた!
1投稿日: 2013.04.01
powered by ブクログ「羊たちの沈黙」の続編。そして下巻への壮大な序章。上巻は登場人物の説明にほとんどのページが割かれている。ただ、レクター博士が潜伏するフィレンツェ編は面白かった。どうしても映画のイメージがあるので、レクター博士の顔があの俳優と重なってしまう。
0投稿日: 2013.03.18
powered by ブクログ最初のアクションシーンの後はやや登場人物紹介的な話が続く。丁寧な描写に自然な翻訳で読みやすくはあるけど、もう少し展開にスピード感とミステリー的意外性が欲しかったかも。後半、フィレンツェ編でのレクター博士の逃亡劇から再び話は動き出す。
0投稿日: 2012.05.10
powered by ブクログすでに映画化された「羊たちの沈黙」の続編。時間的には前作の7年後、一人前のFBI捜査官となったクラリスと、逃亡を続けるハンニバル・レクター博士が主人公である。 初めに言っておくと、期待が大きかっただけに、??の部分はあったかな。たぶん賛否両論がでてきそう。まぁ、前作があまりに評価が高かったから、難しかったんだろうね。確かに「羊…」なら★5つつけちゃうもんね(^^) タイトルの通り、今回はハンニバルの内面を描こうとしていて、クラリスとハンニバルの関係にも重点が置かれている。で、最終的に結論を出そうとしたのかな、私には今一つピンと来なかったけど… というわけで、読後の評価はわかれるだろうけど、ハンニバルの潜伏先での出来事を描いたフィレンツェ編は読み応え十分。さすがです。
0投稿日: 2012.02.12
powered by ブクログレッド・ドラゴン、羊たちの沈黙よりも内容が、濃密になり、膨大な情報によるダレもなく、大変興味深い内容。下巻への長大な前振りです。
0投稿日: 2011.12.31
powered by ブクログ『羊たちの沈黙 』で翻訳本は微妙なニュアンスが伝わらないとコメントしたが、こちら『ハンニバル』では違和感を全く感じさせずに読了できた。違いは日本語と英語の仕組みなどではなく、単純に翻訳が上手いか下手かなのだ。高見浩(訳)は二重丸である。翻訳本を読む場合は誰が訳しているのか、いまさらながらではあるが、そこが重要である。 ハンニバルの下巻を読むのがものすごく楽しみだ。上巻でこれだけもりあがれば当然、下巻は息もつかせぬ展開が期待できる。映画も観たが、さすが小説の力を感じる。少しくどいが(笑、翻訳がとても良い。
0投稿日: 2011.12.01
powered by ブクログレクターが主人公化してしまったことで、レクターに対峙する恐怖感が薄れてしまったような気がする。 少なくとも、羊たちの沈黙は事前に読んでおいたほうが良いです。
0投稿日: 2010.07.25
powered by ブクログhttp://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-96.html
0投稿日: 2010.05.20
powered by ブクログ前回 『ハンニバル ライジング』を読み終えて今回 『ハンニバル』を読んだ。 大失敗だった。 『ハンニバル』の前に『羊たちの沈黙』があったのかぁ…。すごいミスだ。 まあそれはそれとして 読み始めて間もなく 主人公クラリスの耳が銃撃戦で撃たれて大部分が失われてカリフラワー状態になった(なんとなく右耳かなと想像した)。本の後のトマス・ハリスの顔写真を見直す。人のよさそうな表情でにこやかに笑っている。 笑った目と口を含む顔の中央部分を人差指の腹で隠してみる。 少し生え際の上がった神経質そうな額と発達した武骨な顎 私はだまされないぞ ちみは立派なSだ! って冗談はさておき いやいや 最終章のクラリスの自ら露にした乳首に垂らす 云々 すかさず椅子から立ち上がりクラリスの足下にひざまずくレクター博士 トマス・ハリスちみはSだ! ってさぁお遊びはこのくらいにして…(露にした乳房はイル・モストロ事件とボッティチェッリの絵と同じ左だねきっと) 棘みたいに気になっていたダヴィデ像 が出てきた。 偶然遭遇して撮影した ヴェッキオ宮殿のバルコニーからぶら下がったパッツィ捜査官とその臓物 それを撮影する前に 観光していたアカデミア美術館のダビィデ像の睾丸の周囲を行儀よくまわって観賞するテープの持ち主一家の様が映っていた。 ただそれだけ。 うん それだけ。 だから ライジングの表紙とは無関係。謎は謎のまま… ハンニバルの左の手には6本の指があったのかどうか。 『ハンニバル』を読んで更なる謎が増えた。『ハンニバル ライジング』 ではどうだったか。ハンニバルの幼少時に指が6本の記述があったかどうか 本が手元にないので確かめようがない。 考えに考え抜いて そう言えば… 紫夫人に礼儀正しくしているのに 手はポケットの中に入れたままだったような気がしてきた。先祖の並んで絵の中に手の異常を匂わした記述があったような なかったような すべては私の産んだ妄想か? さて 指 何本? この本は 読めば読むほど いろんな所に なにかが隠れていそうで ファンにはたまらないんだろうなぁ。 何べんも読み直している人 いるんだろうなぁ…
0投稿日: 2010.02.13
powered by ブクログアンソニーホプキンス演じる羊たちの沈黙の続編ということで 借りて見た。これには上巻、下巻があり、とても重厚なストーリー になっている。余談だが、羊たちの沈黙でアンソニーホプキンス が出演した時間はわずか15分だったという。これだけでも彼の 存在感をじた。ホラー小説が得意というあなた!是非読んでみて ください
0投稿日: 2010.02.01
powered by ブクログ言わずと知れた『羊たちの沈黙』の続編。 1988年に発表された『羊たちの沈黙』は、アメリカを騒がす連続猟奇殺人事件と犯人を追う新米FBI女性捜査官・クラリス、そして彼女に助言を与える天才心理学者にして食人鬼のレクター博士を描いた物語。現実世界でも増えつつあった猟奇殺人と当時としては珍しかったプロファイリングという手法を初めて本格的に扱ったこと、そして何よりレクター教授の強烈なキャラクター性によって、まさにサイコスリラー・ホラーの歴史を一変させた。ついでに言うと、優れた心理学者・臨床心理医は初見で相手の略歴を言い当てるもんだという誤解を流布させた。そんなことしません。 題名の通り、およそ10年の時を経て発表された続編である本作は、前作の最後で刑務所からの逃亡を果たしたレクター博士のその後を扱った物語となっている。レクターへの復讐に燃える資産家と彼に取り入るFBIの厭らしさが執拗に描かれ、むしろレクター博士がヒーローのような扱いだ。クラリスは復讐劇に巻き込まれ、ヒーローの助けを待つヒロインといったところか。思考力、記憶力、行動力いずれも常人を遥かに凌駕するレクター博士だが、彼を彼たらしめている随一の才能とは表現力なのではないだろうか。己の特殊な欲望をいかに“表現”するか。その結果に劇中世界の人間たちも、読者も注目せざるを得ない。 ちなみに本作の中では博士がいかに高尚な趣味をお持ちかの描写に紙数の大半が費やされているような気がしないでもない。 ちなみにこのシリーズは、私は小説『羊たちの沈黙』→映画『羊たちの沈黙』→映画『ハンニバル』→映画『レッド ドラゴン』→小説『ハンニバル』という順番で見ている。なんで今さら『ハンニバル』を読んだのかというと、偶然本屋で見かけたからとしか言いようがないのだが。
0投稿日: 2009.09.03
powered by ブクログレクター博士の知性・嗜好に憧れさえ持ってしまいます。 フィレンツェで『ハンニバル』巡りしちゃいました^^
0投稿日: 2009.03.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
デカダンです。音楽と美と歴史と教養を読んでる人間に求めてくる本です。その意味では哲学書のよう。聖書必読とかいうアレね。三大経典くらいは一般教養の範囲だろうなー…。 と、読んでいるうちに自分の教養の範囲の狭さに気がつける。世界は広い。
0投稿日: 2009.02.26
powered by ブクログ映画よりもさらにエグいですが、好きです…笑 下巻も同様にエグくてエログロですが、オススメします!!
0投稿日: 2008.09.13
powered by ブクログ『レッド・ドラゴン』『羊たちの沈黙』に続く第三作目。カニバル・ハンニバルこと、レクター博士のフィレンツェでの華麗なる生活から、クラリスとの再会まで。 この作品を読んで、すっかりレクター博士の虜になってしまった。 左手小指くらいなら、食べられてもいいかな。
0投稿日: 2008.09.08
powered by ブクログおう!このレクター博士シリーズは、映画が好きだったので、本を読んでいても、レクター博士をアンソニー・ホプキンスでしか思い浮かべることができません。そして、ますます魅かれていきます。誰よりもエグいことをしているはずなのに、彼の考えていることは、ちっともわからないのに、まるで悪役レスラーの如く、魅了されます。
0投稿日: 2007.08.23
powered by ブクログ「羊たちの沈黙」がおもしろかったから、その延長で図書館で借りてきた。今回はレクター博士が話の中心。彼が活躍するというおもしろさはあるものの、それは前作の、あの不気味な博士がイメージにあるからおもしろいのであって、作品としては前作の方が上だと思う。とはいえ、引き込まれるおもしろさはもちろん持っている作品。
0投稿日: 2007.07.31
powered by ブクログ出だし、前回にも増して引き込まれて、物語の先が気になってしかたなかった。 クレンドラーやメイソンという、ハンニバルに劣らないアクの強いキャラクターが登場したのも面白かった。 フィレンツェという舞台も良い。そういえば、前作ではハンニバルが、自分の記憶だけにもとづいてフィレンツェの風景をスケッチしたシーンがあり、その時点で既に今作の伏線が出来ていたのかと驚いた。 フィレンツェまではハンニバルの凄みが充分に発揮されていて、とてもスリリングだったのだけれども、なぜか、アメリカに戻ってから突然精彩を欠いてしまったのが残念。 あれほど周到だったハンニバルの行動が、なぜか杜撰になり、あっけなく捕らえられてしまう。クラリスと再会した後の紳士ぶりも意味不明だし、終わり方も納得はいかなかった。ハンニバルには、凄みを持ったまま、物語の終わりまで通してほしかった。
0投稿日: 2007.05.14
powered by ブクログ羊たちの沈黙の続編..逃げ切れたレクターのその後 クラリスのFBIでの状況 そしてメイスンの復讐。裏切り.憎しみ嫉妬が交差し 予想外の結末へと向かう。この作品はいろんな意味での猟奇殺人集になっていると思う。
0投稿日: 2007.04.10
powered by ブクログ前作よりもレクター博士が怪物っぷりを発揮。博士のバックグラウンドも少し明らかにされ、興味深い。ラストは、意見の分かれるところだろうが、個人的には納得。
0投稿日: 2007.02.28
powered by ブクログこれは凄いです、ほんま好きです。クラリスが凛として素敵、ジョディ・フォスターを思いながら読むのがお薦め。
0投稿日: 2006.12.21
powered by ブクログ類をもれず「羊達の沈黙」でのアンソニー・ホプキンス氏のレクター博士の演技の素晴らしさを観て、映画から入った。もう直ぐこの映画が公開されると聞き、慌てて買いに行き読みふけったなー。 映画とは違う展開が好き。レクター博士とクラレスのやりとりが知と知の戦いみたいで私は好き。ラストも納得。映画ではこれを読んだ後は物足りなくなるかも。
0投稿日: 2006.11.01
powered by ブクログ「羊たちの沈黙」から7年後の世界における天才博士にて殺人狂であるレクター博士の物語の続編である.「羊たちの沈黙」もそうだったが,このシリーズは完全懲悪ではない.FBIがレクター博士を捕まえて,はい終わり,というわけにはいかないのである.特にハンニバルではFBIは完全に脇役になっていて,巨悪同士の争いの物語になっている.それでも巨悪の代表たるレクター博士につい肩入れしてしまうのは,本書で明らかにされたようにレクター博士が非常に人間的な一面を持っているからだろうか.
0投稿日: 2006.08.09
powered by ブクログ彼が怪物となったエピソードが徐々に紐解かれていくのはかなり見逃せないです!! レクター博士が何を見て何を経験し、何を考え何を求め何処に行き着こうとしているのか。 そしてクラリスとレクター博士の特異な関係はどのような変化または発展が行われるのだろうか。 人間の欲望や心理。 旧世の話や聖書をもとに語られ綴られているレクター博士の気持ちも少なからず共感してしまうと思う。
0投稿日: 2006.07.05
powered by ブクログ何度読んでも素晴らしい。文章でここまで想像力が刺激されるのもスゴイ。読んでいても目の前で場面が繰り広げられてるように頭の中にシーンが浮かびます。ハンニバルレクター博士の頭の中はすごい〜。
0投稿日: 2006.05.16
powered by ブクログレクターシリーズ最終章。トマスハリスは最初普通のサスペンス物にする予定だったけど、書いていくうちにレクターの魅力に魅せられてしまって、レクターを主人公にしたんだってさ。
0投稿日: 2005.08.06
powered by ブクログなぜか憎めないレクター博士。原作は魅力的に描かれてます。映画より原作のラストの方が好き。レクター博士の記憶の宮殿も好き。
0投稿日: 2005.05.06
powered by ブクログ普段ミステリーとかは全く読まないけれど、このレクター博士シリーズは高校の頃お母さんの本棚から借りてきて、授業中にひたすら読んでた。
0投稿日: 2004.12.26
powered by ブクログこの手の話は文章で読んだ方が怖いです。描写の細かさが想像力をかき立ててくれるので。あとルネサンス時代のイタリアの知識を持っておくと、少し楽しく読めるかもしれません。
0投稿日: 2004.11.07
powered by ブクログレクター博士が大好きです。美意識が全てという行動原理が好き。ああ、でもこの話の結末は嫌い。彼の徹した美意識とは違うと思うから。最後で同じ人間になってしまったんだな、っていう感想。映画のがよかった・・・かなぁ?どっちも私を満たしたわけではないかな。ハンニバルに限っては。
0投稿日: 2004.11.01
powered by ブクログ本作の映画版でのアンソニー・ホプキンスの演技は素晴らしいが、その重厚さと精緻さにおいてこちらが圧倒している。
0投稿日: 2004.10.07
powered by ブクログ映画よりも原作の方が好きです。特にレクター博士の頭の中の世界が詳細に表現されてる当たりが大好きです。結末も原作の方が好き。
0投稿日: 2004.10.05
