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永遠の0
永遠の0
百田尚樹/太田出版
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総合評価

287件)
4.4
153
88
17
5
4
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    このレビューはネタバレを含みます。

    永遠の0 百田尚樹 ∞----------------------∞ フィクションではあるかもしれないけど、バックには実在の人物が多く登場してる。過去に戦記の本も読んでるので、当時の戦いについては一応は知ってるつもり。なのでフィクションとはとても思えないリアルな話に思えた。きっと宮部氏のような人もいたんだろうと思う。 読んでるうちになんだか宮部氏をおじいちゃんくらいの年齢に思えてしまうんだけど、亡くなったのは26歳。敬語でしっかりしたことを言う人だからだろうか。考え方も他の若者に比べてすごく達観してるように思えた。命懸けだからこそかもしれないけど、人間が出来過ぎてる気さえした。とはいえ他の登場人物も当時は10代~20代前半で、実在で活躍?されて戦死された方もほぼ同じくらいの年齢で、倍ほどの年齢を重ねた私自身を恥ずかしく思えてしまう。 1人の人について色んな人に尋ねると、好きだと言う人や嫌いだと言う人がそれぞれいて当然なんだけど、嫌いと言ってる人すら彼に魅了されてるとしか思えなかったり、とにかく宮部氏がすごい人だとみんなは認めている。 軍人として生にしがみつくことは恥ずべきことと教えられそのように心構えしているものにとっては宮部氏は異質な人。でも説得された側は割と納得させられ彼について行くし、彼のおかげで今の自分があると言っている。 最後におじいちゃんとおじいちゃんが繋がっていたことを知った時、しかもそれが偶然ではなかったことが分かった時、宮部氏の判断力にこちらも魅了された。 エリートの中にこういう人がいて、どんどん出世して素晴らしい判断をしていたなら、こんな日本にはならなかっただろう。 2026/01/11 読了(図書館)

    2
    投稿日: 2026.01.11
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    愛 献身性? 明確な悪役 新聞記者 行間を読み取れない男 多くの遺書には、愛するものに対する限りない思いが綴られているから。喜んで死にい者に、あれほど愛のこもった手紙が書けるものか。 宮部久蔵。 愛の尊さ?言語化できない。心が洗われる感覚。芯を持った人間はここまで美しいのか。周りに影響を与えるのか。 周りに流されず、自分の信念に生き、愛する人との約束を守るために。 昔の人はこうだったのかな。 今の人間は終わってるかもしれない。 死と隣り合わせ。その環境だからこそ生み出せる思考や局地をきっとまだまだ浅いところだけど少し触れることができた気がする。 全てに感謝。そりゃそうだよな。この世にプラスを残そうとするんだろうな、そういう思考? 明らかな悪役の新聞記者 こんな「行間を読み取れない男」にはなりたくない。最近考えている想像力が本質なのではないかという自分の理論をまた強固とするエピソードとなった。 やっぱり想像力、事実を読み取って、背景を感じ取る。それが本当に大事であり大切にしたいと考える。 P294 「繕いものをしている妻 自分のシャツの肘のところに繕いがしてありました。じっと見ると、一針一針丁寧に塗ってありました。 私はそれを見た瞬間、言いようのない愛情を感じたんです。この女、身よりもなく、器量も良くないこの女、俺の見繕いをし、俺のために食事を作ってくれる、この女―」 今見ると前時代的な発言かもしれないけど、この言語化できない愛にうわーってなった 大好きだって思うときって波紋みたいに広がっていくというか、愛情表現したくてたまらなくなってしまうんだよな ただ可愛いとかでは全く思わない気がする。これで言うと献身性を感じたときなのかな。自分の中で、そういう気持ちになった時をメモして分析してみたいなって思う。 宮部さんみたいに芯を持って、何を大切にすべきかを大事にしながらブレずに来ていきたい。

    0
    投稿日: 2025.12.23
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    息子11歳2ヶ月 息子が喜びそうな本を、母が選んで図書館から借りてきています。時々息子リクエストの本も。読み聞かせしなくなりました。母はサミシイ。 読んだ◯ 好反応◯ 何度も読む(お気に入り) ◯ 「また借りてきて!」「続き読みたい!」 その他 飛行機好きの息子に。

    0
    投稿日: 2025.11.27
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    一気読み メディアとそれに踊らされた愚かな国民が引き返せない戦争に突き進み、戦後一転して戦犯呼ばわりする… 今も全く変わらない日本と日本人。 改めて考えさせられた。 また、筆者が率いる日本保守党がどういう思想を持っているのか知りたくなった。

    0
    投稿日: 2025.08.03
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    日本人ならこれは読むべき。いや全人類が読むべき。読了後の余韻が強く残るほどの衝撃。戦争モノのカテゴリに収まらない内容。読みやすい文体。飽きさせない展開。全てにおいて良作。右派代表みたいな感じの作者なのでちょっと敬遠していたが、全く意識せず読むことができたし、もっと早く読んでいれば良かった。

    0
    投稿日: 2025.07.28
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    【書名と著者】 永遠の0 百田尚樹 【目的】 百田尚樹への興味から。 小説家だと思っていた百田尚樹が60台後半にして政党を立ち上げて、2025年7月下旬をもって国政政党の要件をすべて達成するに至った。 いままで書名は聞くも読むに至らなかった著者の書籍を読んでみたいと思い、初めて読むなら気合が入ったデビュー作がよかろうと選んだ一冊。 【読後感】 心に曇天が広がるも、 戦争に臨む現場の悲痛、現場と人命を軽視する組織に振り回される悲惨さ、もしも戦争がなければ生きていたかもしれない方々、避けられたかも知れない戦争によりその後の人生が決定的に変わってしまった方々に思いを馳せるとともに、先人が命を懸けて残してくれた日本で安心して生活できることに心からの感謝をささげたいと感じた。(歴史小説、所詮は史実を扱ったフィクションではある のだが) また、本書から17年を経て百田尚樹が国を憂いて立ち上がったことにも一定の納得感がある。 【印象に残ったポイント】 ・永遠の0とは 作中に、大本営の指揮と現場の扱いは、まるで今の政治家と官僚が牛耳る政治ではないかとの旨の台詞があった。 読んでいて、いまの日本のようだと読み進めた矢先に出てきた台詞。日本が、歴史から学んでない、進歩が0ってことなのか?体制以外にも今の日本と重なる部分を感じ、わたしは日本の歴史からの学びが永遠の0なんじゃないか、と感じた。 それとも、零戦で散っていった同胞への思いを込めたものなのか。 それとも、永遠に戦争が0でありますように? 永遠の0→霊、永遠の霊=英霊への祈りか。 ・人権意識とリアリズムのアメリカと、人命無視とリベラリズム(教条主義的)な日本 アメリカは兵あっての戦争、日本は兵を消費した戦争。武士道なんちゃらで撃墜した後のアメリカ兵には手出し無用→戦線復帰、一方日本は無茶な作戦で徒に兵(しかも熟練の)の命をすり減らす。勝つために手段があるのに、日本は手段が目的化していると感じた。 ・雰囲気で人を動かす日本のマネージャー 特攻をせよとは言わず、志願するものは前に出よ。実質的に指示なのに、言いにくいことは言いたくない。ハッキリ言わずに相手を動かしたいマネジメント。これは今の日本にも通じると感じる。これは、日本特有なのか、海外でもあるのか、海外でもあるなら文化や言語や地域にどんな傾向があるのか、気になるところ。 ・顔の見えない大本営と、顔の見える現場の個人 作中からは顔の見えない大本営。顔の見える現場の個人は紆余曲折あるが丁寧に描かれていた。一方で、大本営からは現場の個人の顔は見えず、人間性を捨象した数になってしまう。 数字でリソースを配分するエリートに対し、不十分なリソースで工夫が求められる辛い現場。 たとえば、今の日本でも工事はn人月、工期が危なくなると、いくらでn人月を追加!とか。 抽象的に数を見ている人たちは現場の具体が見えない構造がある。こいつらバカ、と言ってしまうのは簡単だが、今も数十年前もあまり変わっている気がしないので、いまの人間の認知能力の問題のような気もする。 組織という大きいウチのなかで、大本営~現場に至る各レイヤで顔を合わせる人間がウチ、そうでないとソト、だから想像することができず安易に抽象化して人間性を捨象してしまうのではないか。

    34
    投稿日: 2025.07.24
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    宮部久蔵の生き様を描いている。あんなにも生きたいと願った人々の命を奪った戦争が許せない。彼らが生きていれば彼らの育てた子ども達、孫たちが活躍していたであろう現代は今とは全くちがう日本になっていたのだと思うと悔しい。彼らに恥じない日本を作りたい。 【再読済み】

    1
    投稿日: 2025.05.26
  • 明らかに二流と思う

    全部、無能な軍上層部のせい、新聞社のせい、大使館のエリート官僚のせいなっていて、現場の兵士は賢かった!大衆は賢かった!権力者だけがアホだった!というアタオカなメッセージが連呼される。 なにこれ? こんなん資源ゴミやろ。 ふざけるな! 日露戦争の講和をくさして暴動を煽動した朝日新聞を昭和ファシズムの原因であり、分水嶺とする歴史解釈には心底呆れた。 全部人のせいかよ。日露戦争の暴動はデモクラシーの始まりだから。民意をくんでファシズムになったのは常識。国民がバカだから新聞社はもっとバカになる。 どこまでも大衆迎合。 全部、人のせい、こういう態度が昭和ファシズムをつくった。この作品はファシズムを批判しているようでファシズムを煽ってる。 この作品の悪い癖がまともに批評もされてないのが腹立つ。

    0
    投稿日: 2024.11.27
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    この本は映画化されていて、その映画を昨年の秋ごろに見た。それが大変すばらしい映画で、中学生ながらに感動した。見終わったあとは感動を通り越したような空白感に浸った。それ以降原作小説を何かの機会に見たい、と思っていたのだが、先日学校の図書館で置いてあったから、何らの迷いもなく借りてきた。ばあちゃんはもうちょっと簡単な本がいいと言ったが、俺としてはぜひ一読したかった。それを今日読み終えた。やはり読んでみてよかったと思った。読書というのは近年では古代人のやることだと馬鹿にされがちだが、そうではない。音楽家たちにとって鑑賞が特別であるように、読書にも独立した意味が存在する。映画鑑賞と読書では全く異なる。映画は監督の意図を一方的に受け取ることしかできないが、読書は自分の脳内で、あるいは心の中で反芻や解釈をしながら読み進めることができる。映画よりも宮部久蔵の心情が深く理解できた気がする。永遠のゼロは映画だけでなく、原作も含めて傑作なのだと思った。本書の扱いが小説なのかノンフィクションなのか判断に困るところだが、内容は一貫していて読みやすい。ストーリーは主人公の佐伯健太郎が姉の慶子とともに太平洋戦争で戦死した祖父を調べる、というものだ。そのなかで当時の戦友を訪ねたりするのだが、徐々に今は亡き祖父を理解していく。百田尚樹という人の本を初めて読んだが、とても博識で驚いた。太平洋戦争の兵器や戦闘機のデータを正確に把握し、それをもとに描いている。データを基軸にしてくれているから思想による偏りも何らなく、一貫性があって読みやすい。特によかったのはプロローグとエピローグだ。宮部久蔵の特攻機を相手取った米兵の視点で描かれている。尺は短いが、映画では一切触れられなかった点で、読んでよかった点のひとつだ。エピローグを見るに、結局宮部機は特攻にこそ成功したが、爆弾自体は不発だったそうだ。上半身と下半身で二つに割れて、目を開けていた。仲間の中には宮部に拳銃を打つ者もいたが、上官が止めて宮部を「サムライ」と評して水葬にしてくれたようだ。小説でありながら本当に胸が熱くなった。宮部久蔵は架空の人物であるが、彼のような人物は第二次大戦当時大勢いた。米軍の手によって水葬にされた日本海兵もいたはずだ。それらをもとに書いたのだろう。いい本だった。

    2
    投稿日: 2024.11.27
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    神風特攻隊 桜花 回天 言葉では知っていたが使い方などは知らなかったと痛感した。戦時下では、人の命ってこんなにも軽かったのだと思った。 物語は戦時下にも関わらず「生」に執着した軍人が、なぜ特攻をおこなったかが描かれていた。最後の真相がわかった瞬間鳥肌が立った。

    7
    投稿日: 2024.06.25
  • インタビューで物語っていく手法

    911のテロ攻撃を「カミカゼ・アタック」となぞらえた報道に義憤を覚えたのが本書を書くキッカケだったのかどうかわからないが、途中の元特攻隊要員と新聞記者とのやり取りを読むと著者がどこに力を入れているかがよくわかる。 それにしても、およそ過去の人物を現代から追跡していく歴史物の小説で、徹頭徹尾インタビューで物語っていく手法はあまりにも芸がなさすぎないか? これなら、証言を集めたノンフィクションを読めば十分だと思うのだが..。 共感できる架空の人物と泣ける仕掛けを作らないと多くの読者は手にとってもらえないのだろう。 あと、人命軽視は日本軍だけではなく、戦勝国側のアメリカでも、ニミッツの沖縄線などの損耗率の高い愚劣な戦術は非難を浴びているし、最終的にドイツの息の根をとめたソ連による情け容赦のない進撃も、スターリンの人的損失を歯牙にもかけない戦略によっている。 いつもの現代の官僚批判に通ずる高級将校叩きに終始しているのも新鮮味に乏しかった。

    0
    投稿日: 2024.06.14
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    ゼロ戦、神風特攻隊…言葉としての知識はあるが、本当に表面的な知識だった。戦争を実際に体験された日本人が少なくなってる今、多くの人に読まれればと思います。

    0
    投稿日: 2023.10.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    生きたい、家族のために生きたい。という当たり前の思いが許されなかった時代。 人の命を使い捨ての駒のように扱う、この時代の政府、軍の人たちに心の底から腹が立ちました。 二度と戦争にならないでほしい。 登場人物の語る経験談は、物語というより史実みたいな感じでしたが、読みやすかったです。

    0
    投稿日: 2023.08.24
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    実話ではないですが、戦時中の軍人たちの生き様や心理がリアルに描かれていて、その世界観にわかりやすく入っていく事ができ、ボリュームはありますがどんどん読み進めることができました。ストーリーとしても、登場人物に共感でき、感動しました。

    3
    投稿日: 2022.09.15
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    もう何度読んでいるか… そして、映画もドラマも… 何度も… 言葉なんて出てこない。切な過ぎて、苦し過ぎて、言葉でなんか表せない。 一人一人が静かに感じるべきなのではないか… ただただ涙が流れるのです。

    0
    投稿日: 2022.01.29
  • 永遠の0よ、永遠に

    主人公の交わる人への愛は不偏であり、100年後も人の心を温められる愛である。

    0
    投稿日: 2021.11.03
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    お見事! 「臆病者」との謗りを受けながらも生きて帰ることに執着したゼロ戦パイロットだった祖父の軍歴をたどる旅 祖父を知る元軍人たちの回想は構成、章立て、その人の階級や兵種、人となり、関わりから現在の状況や住む場所 史実との兼ね合いや伏線の張り方、「今」を生きる人の感情の変化、衝撃的なラストに至るまで見事と言う他なく★5じゃ足りない!名作です そしてこの作品を通して一番に感じたのは『怒り』であり、読み終わった自分の中に残った感情も『怒り』でした また皆さんはどう感じたのかも気になりました コメント読み漁ってみよっと!

    7
    投稿日: 2021.10.27
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    戦争時代の男の生き様がかっこよすぎました。でも現実は非情で、戦争を通しての思考の変化していく様に思わず涙がこぼれました。 フィクションなのに情景がありありと浮かぶ名著だと思います

    0
    投稿日: 2021.08.09
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    フィクションであろうと無かろうと、戦争を知るという意味において、その時代に生きた人たちの姿を想像し、気持ちに寄り添うことのできるこの作品は価値のある作品だと思う。 時折り読み返して心に刻みたい作品。 家族や国を守るために、死と常に隣り合わせで戦った人たちがいたこと、上層部の無謀な作戦が故に無数の死があったこと。 戦争を創り上げたのは、上層部だけでなくメディアに支配された国民自身でもあったということ。 戦争の時代に生きた人たちの、その生き抜く力が原動力となって、日本が戦後の復興を果たし、高度経済成長期を通して今の平和な社会があるということ。 それらをしっかりと心に刻んでおかなければならないと思った。 そして、平和な社会であるが故に忘れ去られてしまった、互いを支え合い思いやる気持ちや感謝すること、傲慢であってはならないことをまた心に留めておかなければならないと思った。

    0
    投稿日: 2021.06.29
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    戦争の悲惨さを思い知らされた。特攻隊の搭乗員の葛藤、若者たちの命を軽んじて敵母艦に突っ込ませる作戦を強行した本部の狂気さ、桜花のこと、色々知ることができたし、深く心に残った。映画はまだ観てないので、観てみようと思った。                 

    1
    投稿日: 2021.06.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読了後、涙が零れそうになる。 宮部さんに生きて生きて、生き抜いて欲しかった。 我が身を犠牲にしても宮部機を護衛しようとした景浦、そして祖父の大石。 そこまでさせてしまうような素晴らしい男だった。 常に死と隣り合わせだったパイロット達の覚悟を思うと、今の自分がバカみたいと感じてしまう。 そして、人よりも飛行機が大事な上層部にも吐き気がする。 そんな時代から、よく今の時代まで辿り着いたなとも思う。 また読みたい。

    0
    投稿日: 2021.04.09
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    [心にふれた一文] 日本にサムライがいたとすればー奴がそうだ。 [心にふれた理由] 戦争でお互いに心身ともに疲弊している中で敵国のパイロットに敬意を抱ける心の雄大さと主人公の華々しい散り方にとても感銘受けたため。 ▼配架・貸出状況 https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL=SB00474566

    0
    投稿日: 2020.11.17
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    audiobookにて。 一度数ページで挫折した本だったけれど、オーディオブックで再挑戦。 以前のような拒否反応は起きず引き込まれた。ナレーターの方々が深みがあって、本当に戦争体験者の話を聴いているようで胸が痛んだ。 戦争体験者の話が長く同じ発言を繰り返しているのが、オーディオブックだから一字一句逃さず聞いてしまうので多少の鬱陶しさはあったけれど、だからこそ本だったら飛ばしてしまいかねない部分も読めるので、オーディオブックと相性がいい本だと思う。

    0
    投稿日: 2020.02.22
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    話題作! 感動的なエピソードを重ね物語を作っていることは、間違いないが、あまりにどうだ!という作為を感じ過ぎて、しらける。

    0
    投稿日: 2019.03.10
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    神風特攻隊のパイロットの戦争感動巨編。 プロローグ 第一章  亡霊 第二章  臆病者 第三章  真珠湾 第四章  ラバウル 第五章  ガダルカナル 第六章  ヌード写真 第七章  狂気 第八章  桜花 第九章  カミカゼアタック 第十章  阿修羅 第十一章 最後 第十二章 真相 エピローグ 家族を愛し、生にこだわったパイロットはなぜ特攻で死んだのか? 特攻で死んだ祖父・宮部久蔵の孫・佐伯健太郎と姉・慶子は、祖父の戦死に至るまでのエピソードを集めるために、ともに戦った軍人のもとを訪ねる。 ある者は祖父を臆病者とののしり、ある者は尊敬の念を抱き、ライバル視していた。 導き出される祖父の姿は、一流のパイロットでありながら、家族を愛し、生きることに貪欲な立派な青年だった。 そんな祖父がなぜ特攻を志願したのか?全ての真相が徐々に明らかになる。 特攻隊員たちはお国のために喜んで死んでいったというが、本当は家族を愛し、恐怖から自分を奮い立たせ、出撃していった本当の姿に感動しました。 戦争とはいつでも高位の人間の高慢によって始まり、駒として兵士は使われ、激戦の上の死は美化され、伝説のように語られるが、何のためであろうが人が殺し合いをするということに正当性は見出せないと思う。 戦争なき世界にになってほしいと願わずにはいられない。

    0
    投稿日: 2018.11.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ネタバレと感想。映画の方は未視聴です。 私が無知すぎて恥ずかしい事ばかり並べたててしまっているような気がします。どうかご容赦ください。 私にはいつかきちんと勉強をして知っておかなければならないことがまだまだ沢山ある、そんな風に感じる本でした。 本作は、健太郎と慶子、そして読者が、かつて宮部と共に戦った元軍人たちの話を聞くことで「宮部久蔵」という人物を徐々に知っていく、という構成になっています。 2人に会う軍人たちから宮部に対する評価は様々で、彼を心底憎悪している人物もいれば、彼こそ真の英雄だったと褒め称える人もいます。 宮部自らが自分の胸の内を語るような場面は決して多くはないのに、彼らの話を聞いていくうちに少しずつ宮部という男の人となりが見えてくる描写は見事としか言えません。 話を聞かせてくれるかつての軍人たちは、皆、最初から最後まで宮部の話をしているわけではありません。 戦争というものがどういうものであったのか、本当にその時代を知らない若者たちに語り掛けるように懇切丁寧に教えてくれます。 戦闘機の種類から、当時の日本の在り方や世論、当時の日本軍という組織がどういうところであったか……など、本当に色々な事を。 私などは本当に無知なので、最初のうちは正直読み進めるのが大変でした。戦闘機の強さや母艦の性能など、何も知らなかったからです。 本当に恥ずかしいんですが知っている戦闘機の名前は米軍のB29くらいで、零戦の存在さえも知りませんでした。 艦隊に関しても某ゲームや某アニメでそれがモチーフになっているキャラクターがいるんだなあ、くらいの知識で……。 『神風特攻隊』という名称と彼らがどういう部隊だったのかということくらいはさすがに知っていても、特攻が大成功したのは意表をつくことのできた最初の1回のみで、その後は突撃する前に米軍からまるでゲームのように撃墜される機体の方が圧倒的に多かったという事も、ただ敵に体当たりするためだけに作られた人間爆弾『桜花』の事も、何も知りませんでした。 それらの説明も交えながら宮部の思い出話を聞かせてくれるおかげで、私も慶子や健太郎のように“宮部”について深く知っていくことが出来たように思います。 第五章で井崎の話を聞いている辺りからはもうすっかり宮部久蔵という人物が好きになっていたので、彼らの口から宮部を悼む言葉を聞いたり、彼が「妻子の元に帰るまでは絶対に死なない」と語っていたという話を聞くたびにつらかったです。 第十二章は最初から最後まで号泣してしまいました。 どれだけ他人から馬鹿にされ蔑まれ罵られようとも、「妻子の為に絶対に生き延びる」とずっと誓っていた宮部は、終戦の1週間前に特攻隊として出撃し未帰還となります。 この頃は「全機特攻」という空気ができていたという事でしたが、特攻隊に志願するか否か何度聞かれても絶対に首を縦に振らなかった彼が無理矢理に出撃隊に選出されるという事は有り得るんでしょうか。 (そもそも、恐らく史実では 特攻隊に志願しません と正面切って堂々と言う事の出来る軍人など恐らくいなかったのでしょうが)本作の中での宮部は特攻を拒み、現に最後の出撃までは特攻隊に選ばれてはいません。 単に彼の飛行技術が優れていたから……というのもあるかもしれませんが、結局、さいごに宮部は自分の乗るはずだった飛行機に不調があることを見抜き、それに乗れば助かるかもしれないという事を知りながら、その機体を大石(健太郎と慶子の現在の祖父)に託して不調の無い機体で敵へ特攻していったことから私は この時の宮部は自ら特攻隊に志願していたんじゃないかな……と勝手に思っています。 宮部自身からこの時の心情や出来事が語られる場面はなく、どれも周りの印象や推察によって現代に形を成した彼の最後の出撃への記憶。 だからこれも、私1人の勝手な想像にすぎませんが。 あれだけ生に執着していた彼が、今までに散々地獄の戦場を生き抜いてきた彼が、神風特攻隊という作戦によって心を病んでしまったのかと思うと無念でなりません。 敵部隊の元まで特攻隊を護り切れても、護り切れなくても、どちらになっても確実に自分の目の前で散っていく多くの戦友たちの姿に「自分だけが生き残るわけにはいかない」と、最後の最後で思ってしまったんでしょうか。 第七章で谷川に「もし特攻を命じられたらどこかに不時着しろ」とまで言っていた宮部のことだから、実はどこかの島に不時着して生き延びていたりしないだろうか……なんて、そんな期待を少しだけ抱いてしまっていましたが、エピローグで打ちのめされました。 宮部は見事に敵戦艦に特攻を果たしますが、彼の抱えた爆弾は不発に終わり、彼の体は機体と共にバラバラになってしまったという事が エピローグにおいて当時その戦艦に乗っていた米兵の口から語られます。 彼の最期はそれはそれは立派なものだったんでしょう。 だけど私はやっぱり、宮部に生きて妻子の元へ帰って欲しかった。 この話に出てくる宮部のような男(特攻に志願しない、大っぴらに生きたいと主張するという点では無く 御国の為にと叫びながらも心の底では「生きて帰りたい」と願っていた男たち)は、実際に戦争によって命を落とした兵隊たちの中にもきっと居たのではないかと思うとつらくて、ただただ悲しかった。 本当に誰にも悲しまれずに、自分自身も心の底から国の為に殉職する事に喜びを覚えて死んでいった者が果たしてどれだけ居たんだろう。 戦争に参加して散ってしまったことによって、今現在はもう誰の記憶の中にも残っていない人も、きっと沢山いるんだろうと思うと悲しくて仕方がない。 彼らがいたおかげで今現在の日本があるんだと頭でわかってはいても。 生まれた時代や感性は違っても、現代を生きる人間と同じ形をして思考して生活をしていた人間が本当にただの消耗品のように使われていた時代が確かにあったことを、せめて私が死ぬまでの間、私の心の中に留めておこうと思っています。 この先自分が無事にお年寄りと呼ばれる年齢まで生きることが出来たとして、その頃の日本や世界がどうなっているのか、今考えたってわかりっこない話ですが、どうか今よりも平和で穏やかな世界であってほしいと切に願います。

    0
    投稿日: 2018.03.10
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    2008/10/25 読了 445ページ 今年14個目の☆5つ。 今年の№1。読後感は感無量。 第二次大戦中、「特攻」で亡くなったおじいちゃんの事を知るために、孫が元軍人たちを訪ね歩いて当時の話を聞く。 とても重い話だけど、特攻に「志願」した人たちの人間性に脚光をあてた本。 ありきたりなテーマだけど、胸に来るものが一番大きく、自然と涙がこぼれてしまい、平常心になるまで少し時間がかかった。 多くの人に読んで欲しい。 いかに日本軍が人命を粗末に扱っていたかということがあちこちに描かれていて、とても心が痛む。 日本が戦争に負けたのは、資源不足だったことだけでなく、思想的な理由から来る人員不足や、契機に対する判断力不足が原因なんだと思う。 でもそういう思考って、今も当たり前に残っていると思うと、恐怖すら感じる。 戦後を生きる者として、必読に値する本だと思う。 守るものがある人にとっては、人生観が変わるかもしれない。 1つケチをつけるなら、誤字脱字が多すぎる。

    0
    投稿日: 2017.10.24
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    泣きました。 生に執着したのにも関わらず、特攻を行なったこと、周囲への影響など、どんどん謎に迫っていく所などが気になり読みやすかった。

    0
    投稿日: 2017.10.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これが空想上のお話であったらどんなにいいのにと思わずにはいられない実際にあった戦争。 映画は見ていたので、大体の流れはわかっているはずなのに辛くて辛くて読み進まなかった。 こんなにも人の命が軽いことがあっていいんだろうか、この戦争になんの意味があったのか、 考えてしまう本でした。 映画では華々しい?最期であった記憶があるのだが、、記憶違い? 小説では爆発することない零戦と共に亡くなった宮部さんの思いはどんなものだったのか、辛すぎます...。

    0
    投稿日: 2017.09.17
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    特攻隊として戦死した祖父の痕跡をたどる姉弟。 その死には、大きな意味があった。 あれ程話題になり、映像化されていたにも関わらずの未読でした。 私には、今出合って良かった本。 まだまだ知らない戦争のこと、今少しずつ勉強中です、今更ですが。 悲しい話ですが、宮部久蔵の男気に魅せられます。 例え美化された話と言われても、ここから戦争について考えることが出来たら、それは大切な出合い。 多くの人が読むべき本と、改めて思いました。

    1
    投稿日: 2017.09.10
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    戦果を上げる、という大義名分のために犠牲になっていった若者たちへの畏敬と、権力への怒り。宮部と関わり生き残った人たちからの証言という形をとって、当時の戦況と著者の思いが綴られているように感じました。 祖父の戦後の物語は、若者の命が使い捨てにされていくなかで、少しでも希望があって欲しいかった、という願いを形にした結果なのかな、というのが私の感想です。 戦時中の軍部の風潮を想像すると、暗澹たる思いになります。

    1
    投稿日: 2017.08.28
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    傷痍軍人と呼ばれる人たちを、幼い頃何度か、祭りなどのような場所で見かけた記憶がある。もう微かになっている遠い記憶だ。小学校の頃、「ヤン」という児童小説を読んだ。中国戦争の話だ。それ以外にも何冊か、小学校の自分は「ヤン」に始まって、この国が経験した歴史に衝撃を受け、やたらと関連した本を図書館で借りては読んでいった。それからも第二次世界大戦の戦記の類は、相当な冊数を読んだ。なぜかはうまく説明できないが、歴史の重さに心が引き寄せられるところがどうしてもあるのだろう。 本書は、いわゆるフィクションであり、小説だ。しかし、真珠湾攻撃から敗戦までの海軍の戦いの様子を、どちらかといえば、詳しく丹念に記録した、という側面もある。その部分は、登場人物の語りという形式を取ってはいるが、史記である。つまり、この小説は半分はフィクションだが、半分は戦記でもある、という体裁だと思う。そこがちょっとユニークではないかと思った部分だ。 著者は、おそらく戦争を振り返って、当時の日本海軍の存在、思想、行動体系といったものに、強く憤りを感じ、半分フィクション、半分戦記、という形でそれを明らかにしたいと考えたのだろう。そして、宮部久蔵という主人公を一本の太い柱に据えて、その行動によって、さらに物語に一本の芯を貫く構成にしてある。 著者については、最近、政治的に非常に世論の反発を浴びる発言をして騒がれたが、その本心はよく分からない。自分が、もう長いこと、マスコミというものを信用しなくなっていて、新聞もろくに読まないし、インターネット上のさまざまなニュースなども、ほとんどそのまま受け取るということをしなくなっているからだ。だが、小説の中に、一箇所、著者の考えを代弁するような部分がある。戦前、5・15事件から戦争に向かって大衆を煽動したのは新聞の責任であり、また戦後、さらに戦争に対する評価について大衆を誤った考えで導いた、という部分だ。あくまで無責任な想像だが、著者の先の発言の裏側には、なにか新聞というものに対する不信感のようなものがあったのでは?と考えられなくもないと思った。 小説としての出来栄えについては、手放しで絶賛はしない。読後、どうしても涙はこぼしてしまったが。大戦に関しての本に対してはやはり軽々しくいいも悪いも評価しづらい気持ちになってしまうのだ。ただ、冒頭書いたような傷痍軍人のような人の姿を見かけなくなってから、すでに長い時も経ち、戦争体験者が数少なくなっていく今のこのときに、こういう小説が書かれ、それなりに評価されるのは悪いことではないと思う。

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    投稿日: 2017.04.28
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    フィクションとして特攻と原爆を扱った作品には抵抗があります。これは年代的なもので、映画も小説も避けてきました。しかし、他の作品で興味を持った百田さんの代表作ですから、ここは折れて読んでみました。特攻で死んでいた実の祖父、記憶も記録もない実像を調べていて、現代を生きる孫にとって、過去の戦争が浮かび上がってくる。そして、意外な結末がとなるが・・いろいろと戦争についてわだかまっていた部分に答えがあった気がする。傑作です。

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    投稿日: 2017.04.03
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    【歴史と問題提起】 祖父の体に埋まった銃弾。 その窪みと弛んだ皮膚を思い出しながら、戦争を眺めました。 百田尚樹さんの物語は、どの作品もノンフィクションとフィクションの狭間。 ただ生き抜いた、だけでは終わらない物語。 …余波としては…艦これ提督だったので、戦艦の名前がリンクして混線しました。。 メディアが変わるのは、まだ先かもしれませんね…。 いろいろ考えさせられました。

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    投稿日: 2016.08.29
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    (2014.03.28読了) 戦争や特攻隊に関して、賛否両論、いろいろな意見があるようですが、単純に物語として大いに楽しみました。 感涙! 私にはすごくよかったです。

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    投稿日: 2016.06.17
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    戦争のことは知らないといけないことだと思った。70年前の日本を、教科書上だけでの歴史にしてはいけない。祖父母の生まれた後の時代だと考えるとなお、そう思う。過去を知り、未来に活かす。 戦争での油断、判断ミス、戦略のあまさなどの失敗は、現代でも活かすことはできる。 この本を通じて、もし私に何かあったら一番悲しむであろうお母さんのことを考えた。そうすると、お母さんを大切にしようという考えと共に自分のことも大切にしたいという考えが浮かんだ。お母さんを大切にしたいと思えたことは大きな進歩だと思う。

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    投稿日: 2016.04.29
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    亡くなった祖父が特攻隊員で戦死。その辺のことを姉弟が、旧軍人を訪ねて、話を聞いていく。 2020年9月19日、追記。 妻がDVDを入手したので、少し追記。 著者は1956年生まれなので、この作品を書かれたのは、著者が50歳位の時か。

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    投稿日: 2016.04.23
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    この作品に対する評価は様々で、とくに、「美化しすぎてる」という意見を良く聞くように思います。 当事者に話を聞いて行くのですから、美化されるのも当然だろうと思います。自分のことならまだしも、死んで行った仲間について話すのです。それは美化もするでしょう。 ただ、真にそれを体験した人がそうするのかは分からない。 本当に体験した人は、もっと淡々と事実のみ話すのかもしれない。 そこは分からないところです。 美化の他に感じるのは怒りです。 「あの時こうしていれば勝てたのに、結果は違っていたかもしれないのに」という話が何度も出てきます。 でもそれは、「勝ってたらよかったのに」という話とは違います。 なぜ、戦っている兵士を置いて逃げたのだ、なぜ助かるかもしれなかった命を散らすのだ。 なぜ誰もその責任を取らないのだ。 なぜまた繰り返すのだ。 そんな怒りに溢れている気がします。 良くも悪くも作者の想いが強く出ていることは間違いないと思います。好き嫌いは分かれる。

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    投稿日: 2016.04.04
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    ★★★★★完全に★5つ。映画よりこちらの方がなぜかわからないけど迫力があった。もちろん宮部久蔵は岡田准一としか想像できなかった。戦争とは漠然としたイメージしかなく、深く知ろうともしなかった。妻と子のために生きて帰る、その思いの強さが伝わってきて、どれだけ無念だっただろうと涙せずにはいられなかった。

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    投稿日: 2016.01.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    おもしろかった。百田さん、BOXの頃と比べるとはるかに読みやすくなった。ちょっとお姉さんの恋人役の新聞記者のキャラ造詣にムリがあるけど。 百田さん、普通におもろくてちょいアツめのおっさんなんやろけど、有名になって文化人的な期待をされたもんで、言動でたたかれてまって、残念やなぁ。 ええ人やとか、立派な人やとかみんなに思われてまったでなぁ。いろいろ役を受けんにゃ良かったのに。そしたら沖縄の新聞けなしても、またあのおっさんがなんかいいよるわ、くらいの話やったんやろけどな。 作品と作者とは線を引いた方がいいな。

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    投稿日: 2015.10.17
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    まず映画化もされるし、一般受けする内容の本だろうと思っていましたすいません。 主人公の少年が、フリーライターの姉の手伝いをする中で、自分の本当のおじいさんが零戦に乗って戦争に参加していたことを知ります。それを生き残っている戦争経験者の人々にインタビューしながら本当のおじいさんのルーツを探る内容なのですが、涙なしには読めません。 正直歳をとって涙腺が緩んでいるのかもしれませんが、戦争経験者の方たちの話の情景が頭に浮かび、いかに自分の愛する人たちを守る為に命を懸けたか、今の平和な世の中に生まれた我々には想像しがたいですが、今の平和な日本があるのは改めて国のため将来の国民の為にと命を捨てて戦ってくれた人達のおかげと思い知らされます。 自分も小学校の時の教育のせいで、歴史博物館でご年配の方、日本が悪かったんではないのかと馬鹿な事を言いました。 その後本当の歴史を勉強する機会があり調べれば調べるほど自分の無知蒙昧さを思い知り本当に恥ずかしい思いをしました。今の学校教育は自分で調べない限り日本は悪、自衛隊は悪などという教育をしていますので悲しいことです。 この本を通じ自分たちのご先祖様達のことを、勉強し知るきっかけになればと思います。

    0
    投稿日: 2015.09.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    戦争は悲しみしか生み出さない。宮部さんには生きていてほしかった。自分の前だけに蜘蛛の糸が垂れたら、果たして他人に譲れるかどうか。

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    投稿日: 2015.04.27
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    「生きて妻のもとへ帰る」 日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた……。 人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎とフリーライターの姉・慶子は、太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。祖父の話は特攻で死んだこと以外何も残されていなかった。 元戦友たちの証言から浮かび上がってきた宮部久蔵の姿は健太郎たちの予想もしないものだった。凄腕を持ちながら、同時に異常なまでに死を恐れ、生に執着する戦闘機乗りーーそれが祖父だった。 「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、なぜ特攻に志願したのか? 健太郎と慶子はついに六十年の長きにわたって封印されていた驚愕の事実にたどりつく。はるかなる時を超えて結実した過酷にして清冽なる愛の物語!

    0
    投稿日: 2015.02.20
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    特攻隊や戦闘機の話をよく知れたのは良かったと思うし、普段本を読まない人にも手に取りやすいところがいいと思った。 ただ、軍とかメディアとかが悪いというのを押し付けすぎて、くどい感じがした。 そういうのを雰囲気だけで匂わせるのがいいのに。 キャラが立ってないラノベみたいで、私は好きではないなと思う。

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    投稿日: 2015.02.20
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    自分はいままで戦争ものには目を背けてきて、 でも、この永遠の0は直視させてくれた 描写も生々しくなくて、こんなにも綺麗に表現できるのか、しかし深い もう一回読みたい

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    投稿日: 2015.02.14
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    色眼鏡なしで、百田さんの著書は読みやすく、次第に引き込まれ、終盤で畳み込まれる。 前半は淡々と事象が語られていく。徐々に感情が加わり、それが加速していくところが百田さんの腕前でしょう。 最初はどこに感動して泣くところがあるんだろう??と思いながら読み進めました。これはフィクションであり、最後の方はわざとらしさもなきにしもあらずでしたが、私は泣かされました。 特攻を美化してるとか、戦争賛美とか、パクリとか、色々なバッシングが多かったので、いったいどんな内容なんだと読んでみたわけです。 フィクションとしては十分だし、戦争に関しては、どちらかと言うと反戦の色が濃かった。 右寄りと言われている百田さんの「永遠の0」は左寄りの私から見ても別に悪い小説ではなかった。 戦争小説や記録は苦手でほとんど読まないので、他の作品と比べ様が無いし、パクリとか丸コピーとか言われてもわかりません。 いいじゃないですか、これをきっかけに参考文献を読みたくなる人もいるかもしれません。 映画は見てませんので、またチェックしようと思います。 儲け主義の本でもいいじゃないですか。読む人によっては薄っぺらい作品としても、いいじゃないですか、世の中は大半が薄っぺらい人間なのです。 薄っぺらな人間にも少しでも反戦について意識してもらえるきっかけとなる様な小説だと思います。 これがヒットしたのは大変良い事だと思います。 ちなみに私の祖父は反戦を唱え非国民として投獄されていました。 幸運にも処刑される前に終戦となり、生き延びる事ができたのです。 そんな今は亡き祖父を尊敬しています。

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    投稿日: 2014.11.30
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    「生きて妻のもとへ帰る」 戦争中、生への執着を臆病なく口にし、仲間から「卑怯者」と蔑まれた零戦パイロットがいた。 人生への目標を失いかけていた青年 佐伯健太郎とフリーライターの姉 慶子は、太平洋戦争で亡くなった祖父 宮部久蔵のことを調べ始める。 祖父は特攻で亡くなったとされているが、なぜ妻との約束をこだわった男が特攻を志願したのかー? 元戦友たちの証言により、祖父は凄腕を持ちながら幾つもの戦局を潜り抜け、終戦間際には特攻志願の若者の教員として航空技術を伝える人であったことを知る。 祖父は終戦の数日前、特攻として出撃することを命じられる。祖父は特攻が出撃する際、不時着の事態には、喜界島に着陸することも昔から知っていた。 祖父が乗るはずだった飛行機は零戦52型。 だが離陸直前に21型と交代してもらうよう予備学生に頼む。予備学生は一度断るが再度頼まれ承諾する。 その日の特攻は零戦だけ喜界島に不時着。乗っていたのは大石健一郎。健太郎たちの義理の祖父だった。 戦後、健一郎は宮部の妻 松乃を探し対面する。終戦から9年後、松乃と健太郎が出会って6年後2人は結婚する。 この話で強調されているのは どんな場面でも自分の生を大事にし、生への執着をもつ宮部の姿と 当時軍は兵を使い捨てに見ていたことと 特攻は志願という形をとっていたが、実際はほぼ命令であったということの3点か。 姉 慶子と仕事を共にする高山は新聞記者で、元戦友が特攻の様子を証言する時、新聞批判をする場面がある。この場面を通じて、戦争経験者の中にはマスコミ(当時は主に新聞)のことをよく思っていない人もいることを伝えたかったのだと思う。 一人の人間が生きる自由を一部の人たちによって歪められてしまった、ただ哀れとか悲しみとかの一言では表せない、物語である。

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    投稿日: 2014.10.26
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    読後、自分の祖父母のことを考えずにはいられなかった。今まで(自分も含め)戦後の人間が戦争について批評するとき、どこか他人事のように思っている気がしていた。でも自分たちの祖父母のことは、他人事だと思いたくない。そんな意識を強めてくれた本だった。

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    投稿日: 2014.09.18
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    先に映画を観てから、読んだ。 本では、宮部さんがパラシュートで脱出した敵兵を撃つ場面があったが、そこだけ何か違和感を感じた。

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    投稿日: 2014.08.20
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    これは。。。。涙が止まらない。 詳しい史実はわからないけど、ひどい状況だったんだな。 奇しくもこの前読んだ「ルーズヴェルトゲーム」と同じような事が書いてあった。 戦後の急成長や不況で変わったのは人間の心だと。8こちらでは「道徳」をなくした、と)

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    投稿日: 2014.06.29
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    昔、サイキックで北野誠が勧めていたのを聞いてネット書店で購入(2006年)。しかし、しょせんタレント本とそのまま放置していたが、8/15にBS11で斎藤公達が激賞していたのを見て気になり読み始めた。2週程度で読了。感想は「百田さん、許して下さい。」(386㌻)。特攻隊についての幻想が吹っ飛んだ。

    0
    投稿日: 2014.06.19
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    今更ながら読んだ。図書館で予約してやっと手にする事ができた。 そして、これは一気に読もうと思った。休みを使って。 戦争中の話は難しく頭に入らないところもあったけど、やっぱり評判通り凄く良かった。 最後の最後、いい段階で読書の邪魔が入らなかったら絶対涙がこぼれただろう。 生き残ったのが・・・もうゾクッとした。百田さんって凄いな。 だけど、改めで戦争の悲惨さ、惨さ、過酷さ。胸が苦しくなりました。 今の時代を生きていられる事に感謝。 戦争というものを知らない世代に大いに読んでもらいたい。私も読んで良かった。

    8
    投稿日: 2014.06.10
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    映画がよかったので、原作も読んでみました。 読み応え十分でしたが、個人的には映画の方がよかったですね。 それぐらい、映画の出来が素晴らしかったということです。 この本については、おかしな日本語や誤植の多さがちょっと気になりました。 おそらく、編集者の力不足ですね。 構成的には、「いろんな人にインタビューを行う」という形をとることで、同じ太平洋戦争であっても、違う立場、違う目線から、やや頃なる時期について語ることで、内容に厚みが出ていると思います。 そういう意味では、湊かなえの『告白』に近いものを感じました。 以前読んだ『落日燃ゆ』、『日本型リーダーはなぜ失敗するのか』といったあたりの内容が頭をよぎることも多く、太平洋戦争に対する認識が深まったように思います。 百田さんは、ここのところ、突飛な発言で話題を振りまいていますが、この本に限れば、読む価値十分です。

    0
    投稿日: 2014.05.25
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    零戦の話や戦争体験は読みやすくてよかった。特に零戦の戦闘場面は夢中になった。感動したかと言われると...うーん...わかりやすい感動の場面はあったけど、そこまで深いと思わなかった。脚本家らしいドラマ展開だけど、それが私には合わなかったのかもしれない。取っつきにくい戦争物語の入口としてはいい本だと思った。

    0
    投稿日: 2014.05.21
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    存在も知らなかった、零戦機乗りだったおじいさんの過去を当時を知る人達から孫たちが話を聞いて足跡を辿ってく話。 戦時中の国のために尽くすなら命を捨てることが美徳とされた時代に、家族のために必ず生きると言い続けた男を戦争に反対だったかのように描いてるように言われているが、自分の解釈は少し違った。彼は誰よりも軍人で、国のことを思っていたのではないだろうか? 一騎当千のパイロット達が、戦闘中に犬死にするよりも、生き残ってまた出撃する方が戦果が挙がると思ったのでは…日本が戦争に勝つということは、現地で戦っている兵士達が無事に戻ってくることと信じて、家族に必ず帰ってくると誓ったのでは…戦況が厳しくなった段階で、敗戦国となった日本に必要な人間は、軍隊しか知らない自分ではなく、日本の復興に力を注げる人間が必要と思い、死んでも生まれ変わって帰ってくると言い、自分の命ではなく、これからの日本に必要となりそうな男の命を救おうとしたのではないか…特攻に対しても、体当たりするまでの装備も技術もなく辿りつく前に死んでしまうことに意味はないと思っていたのでは、やるなら最大限の結果を残さなければ。そんな価値観の中で生きてたように感じた。 最後に、色々な伏線が回収されて感動させられました。面白かったです。

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    投稿日: 2014.05.10
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    戦争や特攻隊についての知識が深まった。 同じ事柄もみる側の性格や状況によって異なる。 先入観を持って見るとそれに合致する事柄だけを捉えてしまうので危険なのかも知れない。

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    投稿日: 2014.04.30
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    昨年私が読んだ本の中で1番好きな本。母にもオススメしたらすごく絶賛していました。色々勉強にもなりますし、涙が止まらなかった。もちろん映画も行きました。

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    投稿日: 2014.04.19
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    映画も小説もよかった。映画先に見たけど。どっちもありだなぁー なんか、参考文献に連なる本のほとんどを、中二病に浮かされてた中学生の頃に読んでいた事に、少し驚いた。西宮市立図書館って、妙な蔵書集めてたんだなぁ。

    0
    投稿日: 2014.04.18
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    ただただ涙 クライマックスは特に夢中になった。 映画も絶対見よう。 実話のようにも感じられ、自分も主人公と一緒にルーツを求めて旅してるように思えた。 あの時代に宮部さんのような人をすごいと思った。

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    投稿日: 2014.04.09
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    戦争があったこと、戦争は良くないこと それくらいのことはわかるけど 知らないことだらけだ 風立ちぬも観てみようかなぁ

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    投稿日: 2014.04.08
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    零戦パイロット宮部のその死に至った理由を、孫が宮部を知っている人々を尋ね、それらの人々の口から徐々に真相に迫るお話。 第二次世界大戦を舞台に、実話を取り入れて書かれていますので、かなり迫力があります。 戦争の敗因の分析はなるほどと思います。 今も舞台は変われど同じ...ということでしょう。 戦争を背景にしていますが、生きるということがテーマの小説です。 湊かなえ風な話の展開だと読み終わってから思いました。 最後の展開は見逃せません。

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    投稿日: 2014.03.26
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    たくさんの参考文献をまとめた説明書きといった印象が残り、ストーリーは薄く感じた。少し偏ったように感じる考え方は、参考文献によるものなのか作者の考えなのかは気になります。いったい作者の一番伝えたいことは何なのか?私には伝わりませんでした。

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    投稿日: 2014.03.24
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    祖父のかつての戦友に会うたびに浮き彫りにされていく祖父像。ちょっとご都合主義な感じかなーと思うけど、本論はそこで語られていることなので仕方がないのか。英雄と言われた人が戦後手のひら返して戦犯と言われ、マスコミが戦争を誘導したなどという論は興味深かった。

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    投稿日: 2014.03.19
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    第二次世界大戦、太平洋戦争時代。 妻と子のために必ず帰ってくると約束した男が、特攻隊として死んだ… という謎に包まれた一人の零戦パイロットの真相を探る物語です。 一人のパイロットについて、80歳近い戦争経験者たちから語られる戦争と彼の真実。 戦争ものですが、血なまぐさい、目を覆いたくなるようなシーンは殆どなく、安心して読めます。ただ、戦争は二度と起こしてはいけないし、今の平和な時代は、戦争で亡くなった人たちのおかげで存在することを改めて実感できます。 戦争体験者がいなくなっていく現代に、 できるだけ多くの人に読んでほしいと思える一冊です。 また、このような本がベストセラーになったことを嬉しく思いました。

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    投稿日: 2014.03.04
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    似たような家族構成の家は日本に数多あれどそのルーツを知りたいと思いながら知れない家がほとんどなのでは。疑似体験できた。 作者の女性観とか気に入らないところも多々あれど、さすがヒット作。重いテーマなのにサラリとサクサク読めて面白い。最後詰め込み過ぎ。 ただ、これを岡田君で映画化というのが全く想像できない。全くイメージできなかった祖父がだんだん実態を持ってくるところがこの作品の魅力だと思うが、それを映像化できるのか?まだ見ていないのでいつか見てみたい。

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    投稿日: 2014.03.04
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    宮部久蔵のパイロット人生とそれに関わった人々。 涙が溢れてきてしまった。 戦争は、決して行ってはいけないと思う。

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    投稿日: 2014.03.02
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    映画よりも詳しく登場人物の気持ちも手に取るようにわかりやすく描写されていた。 自分があの頃の世代やったら、軍人を志願しとると思う。そして、どこまでのめり込んだかは想像できんけど、たぶん多くの英霊たちと同じく、家族のために死を選んどったと思う。そんな中、宮部さんの考え方、発言、行動力、知識、技術、先見の目、家族に対する想いは今考えてもすごい。自分の語彙力じゃすごいとしか出てこない。。 時代は違うけど、宮部さんみたいな男になろう。

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    投稿日: 2014.02.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    途中いくつかの章で泣き、全部読み終えて泣き、やっと落ち着いて風呂に入って、また泣きました。「必ず生きて帰る」と家族に約束して、太平洋の空を零戦で戦った男の物語。戦争の史実としても素晴らしいのですが、根底にある命の尊厳や家族愛の描き方に感動しました。著者によると、テーマは「約束」だそうです。「俺は絶対に特攻に志願しない。妻に生きて帰ると約束したからだ」「今日まで戦ってきたのは死ぬためではない」「お前が特攻で死んだところで、戦局は変えられない。しかしお前が死ねば、お前の妻の人生は大きく変わる」。大切な人のために全力で生きようと思いました。岡田くん主演の映画の配役はぴったりだと思います。 http://www.eienno-zero.jp/

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    投稿日: 2014.02.18
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    軍上層部や戦地に赴かなかった軍人を蔑ろにしているが 前線で戦った人たちは偉かった。 それを特攻隊なんていう作戦を考えた人は 本当に反省して欲しい。 次は「零戦燃ゆ」を読みます。

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    投稿日: 2014.02.07
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    軍事用語がぎっしりなので途中で挫折するかも、と思ったけど、だんだん感情移入していって結構するするっと読了。生きて帰ることにこだわったパイロットが、なぜ特攻で亡くなったのか?そしてそのパイロット(主人公の実の祖父)はいったいどんな人物だったのか?という謎解きの要素があるので、戦記もののわりには読みやすくなってるかも。 フィクションとはいえ、1パイロットの視点で、太平洋戦争を疑似体験できるのがすごい。わたしのように戦争のことをあまり知らない人が太平洋戦争に興味をもつきっかけとしていい本だと思う。 と、感動というより、戦争についての疑問があれやこれやわいてくる小説でした。 それと零戦の動きとか、そこから見える景色の描写がたくさん出て来るけど想像するのがなかなか難しいので、この部分は映画を観るのが楽しみ。映画観てから読んだほうがわかりやすいのかも。

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    投稿日: 2014.02.02
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    戦争物というよりは、戦争を舞台に描かれる人間関係やその水面下で動く心理描写にどきっとさせられる。分厚さもあると思うけれど、読み終わった後に重厚感が心の隅に残り、余韻に浸らされる。 ただ、ところどころ、茶番を思わせるような行き過ぎた演出や、男性作家ならではの、女性の人格の稚拙さや短絡さ、感受性がおもむろに剥き出しになって描かれているところが多数あって、この著者らしいといえばらしいけれど、個人的には好きになれない文体です。それでもいいな、と思わせてくれる作品でした。

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    投稿日: 2014.01.29
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    よかった。 最後のとこは、一瞬安易な展開ーと思ってしまったけど、 伏線が繋がったときに、大きな愛っていったら簡単だけど、じわじわきた。 靖国神社のことや、戦争のこと、もっといろんな視点で見れるように勉強したいな。

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    投稿日: 2014.01.26
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    読み終わってもう何ヶ月も経ってしまいました。一気に読んで、泣いて、またじっくり読んで、また泣いて。 去年の暮れに映画を見に行き、それからまた読み返しています。 原作を読んで、いかに自分が戦争に対して無知だったのか、思い知らされた気がしました。そして、今自分がいかに幸せな現代に生きているか。 色々思うことが沢山あって、一言では言い尽くせない。 でも、この本を読んで本当によかったと思う。自分の子供たちにも読んでほしいと切に願う本です。ほんとに、本当に!!!

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    投稿日: 2014.01.23
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    卑怯者と言われても、「生きて妻の元に帰る――」ことを胸に、戦争を生き抜いていた零戦パイロットの人物像を、戦友たちの目を通して浮き上がらせる。 戦後生まれの、平和な世の中に暮らしていることの有難さを確認し、また、昨今言われている第9条を本当に改正してもいいのか、マスコミに煽られ、同じことを繰り返そうとしているのではないかと思わずにはいられない。

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    投稿日: 2014.01.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    さて、『永遠の0』である(ネタバレあり)。映画を見に行く予定ではあったものの、待ちきれないのとこれに1500円も払いたくなかったため、本を読むことにした。しかし、わざわざ買うのも癪だし、本棚においておきたい類の本ではない。しかし、この本は売れると踏んでいるのか、古本屋も安売りしようとしないし、Amazonの中古も高い(500円も払いたくない)。そこで、ツタヤの貸本で、借りてきて、ザーッと読んだ。100円だった。 端的に結論を述べると以下の⑥点 ①宮﨑駿の言うとおり嘘八百のゼロ戦神話 ②別段新しい読み物というわけでもない ③今までの軍事系の作品を鑑賞したほうがマシ ④ぼくのかんがえたさいきょうのれいせん ⑤後知恵で上層部批判すんなよ ⑥ニワカに受けただけ こういう書き方をしている以上、僕がどんな評価しているかわかるだろう。宮﨑駿は「神話の捏造」と評価したが、僕も大筋は変わらない。まさに巷間に出回っているゼロ戦(僕は敢えてゼロ戦と呼ぶ)物語の集大成とでも言うべき内容だからだ。取り立てて新しいことは何も書いていないし、特段新しい視点も、解釈も、何もない。ゼロ戦に関しても人口に膾炙される内容である。長大な航続距離、優秀な格闘性能、低防御力。しかし・・・そんなに格闘性能推しするんだったら、ゼロ戦よりも96式戦の方が強いだろうし、複葉機のほうがもっと強い。旋回半径はゼロ戦よりもずっと小さい。とある軍オタに「ゼロ戦ってのはね、まともに飛行機を作れないと思われていた日本がそれなりに使い物になるものを作れたっていう評価が妥当なのよ」と言われたが、もっともだと思う。別の例えをするなら、数学者の議論をしている時に、小学生がやってきて、数学者に「1たす1は?」と聞いて、数学者が「2」と答えると、「ぶぶー!田んぼの田だよー!数学者のくせに分かんないのー?」といったもので、ガラパゴス化した日本の極致をいった戦闘機なのだ。イギリスで言うんだったら複葉雷撃機ソードフィッシュ(急降下攻撃も可能でレーダーも積めるすごい複葉機、もちろん大好き)みたいなものか。世界では一撃離脱の高速戦闘が進む中で、日本は複葉機のような格闘重視の戦闘機を投入したから、当初連合国は対応に手間取ったというわけである。イタリア空軍といい勝負なのではないかとも思ったが、イタリア空軍に失礼である。 この本のテーマは「臆病者と揶揄された自分の命を大切にするパイロットがなぜ特攻に志願したのか」である。特攻隊を扱った作品は多い。古くは『紫電改のタカ』から『ザ・コクピットシリーズ』、映画では『連合艦隊』がある。大体どの作品も「お前だけ逝かせはしない」という実に日本人らしい動機(海外の戦争映画を見ても、戦史を紐解いてもそんなワケノワカラナイ動機で決死の作戦を行うことは無く、日本人特有の現象なのではないか、と考えている。)で特攻を決意するのであるが、その感情あるいは価値観をつきはなして考えた、あるいは、描写したような作品はいまだ見たことがない。そういうわけで、今回『永遠の0』ではどうなのか期待して読んだが、相変わらずの動機で呆れた。 僕が感じたのは、わざわざこの作品を書く必要がどこにあったのか、という点である。そんなに特攻隊の物語を鑑賞したければ『紫電改のタカ』や『連合艦隊』を見ればいい。特に『連合艦隊』については、レイテ沖海戦の少年兵が整備兵に挨拶するシーン、慣れない手つきで発艦するシーンは涙なしには見られない(その少年兵は特攻するのだが・・・そこも泣いてしまう)。より極論するならば、『連合艦隊』を限りなく薄めたような内容だった。そういっても『連合艦隊』に失礼だとすら思う。ちなみに、現代人がルーツを辿ろうとして、「おじいちゃん」の話を聞くというプロットは『男たちの大和』しかり、『真夏のオリオン』しかり、使い古されている。  同時に僕はズルいとも思った。というのは、百田尚樹は自分の考え、あるいは評価を太平洋戦争に参加した兵士の回想に混ぜ込んで語らせている点である。この証言おかしいだろ、とツッコミをいれても「いや、生き残った人が語らせている内容だから」という口実を与えているのである。新聞記者高木もひどい。ぼくのかんがえたわるいさよくと、ぼくのかんがえたさいきょうのれいせんを書いているようにしか見えない。リアルではない。まるで国士病をこじらせた中学生の軍オタが好きそうな内容。 以下、僕がうーんと思った箇所を挙げていく。あ、軍オタ的なツッコミなので、無視して読み飛ばしてもいいよ。 ・もし「バトル・オブ・ブリテン」でゼロ戦があったらイギリスは大変なことになっていた(愛蔵版53頁) →ゼロ戦がスピットファイアMk.IXに勝てるとは到底思えない。メッサーシュミットもフォッケウルフも相当苦戦していたし。 ・珊瑚海海戦でアメリカは空母1隻大破、1隻沈没だったのに対して日本の被害は空母「翔鶴」が大破しただけで日本海軍に軍配が上がった(愛蔵版75頁) →日本も空母「祥鳳」を失っているはず・・・。 ・無傷だったにも関わらず、瀬戸内海でのんびり休養していた「瑞鶴」(愛蔵版87頁) →第五航空戦隊は「翔鶴」「瑞鶴」の2隻で成っていて、「翔鶴」は損傷していたはず。「瑞鶴」にしても、珊瑚海海戦の補充は済んでいたのか? ・退避してよい場合として「ゼロに遭遇した場合」(愛蔵版114-115頁) →これ、よく聞く話だけど、出処はどこよ ・ガダルカナルに日本軍が滑走路を完成させるまで待っていた(愛蔵版135頁) →別に待つ必要は・・・米軍はその後僅か数日でもう1つ作ってるし。 ・アリューシャンに不時着したゼロ戦を鹵獲してアメリカはビビった(愛蔵版165-166頁) →ビビっただろうけど、それは大した技術を使っていなかったからで、すでにその頃には対ゼロ対策は打たれてた。 ・ハルトマンらドイツ空軍のエースが200機以上撃墜できたのはドイツ上空で戦っていたから(愛蔵版167頁) →ドイツ空軍のトップエースが活躍してたのはロシア上空ですが。 ・ゼロ戦のエンジン『栄』は日本製。この優れた発動機を作ったのは日本人(愛蔵版209頁) →アメリカのワスプエンジンを独自に改良しただけだった気が。 ・日本が戦後復興できたのは、宮部ら兵士たちが尊い血を流したから →そう思いたいんだろうけど、論理的な因果関係は存在しません。 ・昔の日本人は暖かい心を持って、人助けをしていたが、今の日本人は民主主義と繁栄によって「道徳」を奪われた(愛蔵版275頁)。 →こういう話がある。 戦時中の日本の電車の中はひどいものだ。つり革でも椅子のクッションもみんななくなっていった。盗みが横行しているのであろう。先日も銭湯で私も靴を盗まれた。こういう盗難の話は最近非常に多い。(清沢洌『暗黒日記』よりうろ覚え) 温かい心、ねえ・・・。 ・真珠湾攻撃のだましうちは大使館の連中のミスのせいで云々(愛蔵版287-288頁) →そもそもイギリスに宣戦布告しようとしてたっけ? ・特攻隊と自爆テロは違う!(愛蔵版328頁) →確かに、教信者でない、といういみでは違うけど、やり方的には同じじゃない。 ・高オクタンのガソリンを入れると四式戦闘機はP51よりも高い性能を・・・(愛蔵版338頁) →稼働率50%以下の四式戦闘機、大東亜決戦機(笑)が何を言う。 ・ゼロ戦の悲劇は、後継機が育たなかったこと(愛蔵版341頁) →著者が大したこと無いと言っているスピットファイアは改良に改良を重ねてMk.XXIVでは戦後も運用されているが。発展性のなさも原因では? ・「大和」の特攻云々(愛蔵版377頁) →ええ、犬死にだと思います。本土への穀物輸送船団の燃料を抜き取った上に犬死にとか。 等々あげていくときりがない。 さらに、百田自身の作戦の評価もひどい。なぜ真珠湾で第三次攻撃を行わなかったのか、なぜ栗田艦隊は反転したのか、なぜ第八艦隊はソロモン海戦の後にガダルカナルに突入しなかったのか、みな弱腰じゃないか、と。それは、どう考えても後知恵である。百田が考えているほど当時の軍エリートは馬鹿ではない(愚かである側面はあるけど、それは百田の考えているバカとは違う)。などなど、挙げていけばきりがない。 では、なぜこのような本が売れたのかという疑問がある。実際近年右傾化しているという問題はあるわけで、右傾化と親和性の高い日本軍神話がもてはやされる下地はできている。加えて言うならば、そもそもミリタリーモノは市民権を得ておらず、注目を引くことが少なかった。それが右傾化に伴って市民権を得始めたために、取り立てて優れたものでもない本がたまたま売れただけにすぎない。要は本を書いたタイミングが良かっただけである。 以上の理由により、僕は高い評価をつけることが出来ない。かといって手を触れたくないほどイヤかというとそうでもない。こういうのがウケている背景を考察する一助にはなった。

    3
    投稿日: 2014.01.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    もともと全くノーマークだった一冊。 ある日突然映画館に連れて行かれなかったら多分手に取ってなかったと思います。 まず映画が良かったので、いいイメージで読み始めることができました。 また映画が原作に忠実に描かれていたので、映画を見るような感覚で読み進めることができました。 もちろんながら宮部のシーンは全て岡田くんで脳内再生された訳ですが。笑 夏に「風立ちぬ」を見た流れもあったので、より一層感慨深いものがありました。 ただ美しい飛行機を作りたかった男と、なんとしても死なずに家族のもとに帰りたかった男の物語。 もともと歴史ものは抵抗があるのですが、文体が語り口調で読みやすく一瞬で読み終わってしまいました。 とはいえ、戦時中の歴史的事実の多くはすんなり受け入れられるものではなく、読めば読むほど呼吸は苦しくなりました。 戦争に関する物語に出会うとき、いつもそうである様に、当たり前に過ぎるこの日々をもっと慈しんで生きたいと、当たり前に思うのでした。

    0
    投稿日: 2014.01.11
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    戦争と聞いただけで重いイメージがあったけれど、温かさもあって終盤号泣。 人に勧めたい1冊です。 宮部をイメージしながら読んだところ、予想外の岡田くん! 映画も気になります。

    0
    投稿日: 2013.12.28
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    戦争の恐ろしさ、特攻の恐ろしさ、戦争を知らない人間が簡単には口にしてはいけない恐ろしさ。しかし、戦時中を生きた人々の強い想いを感じることができた。宮部さん、この方ほど強い人間がいるのか。どんな時代でも、愛するもの守りたいものの為には命を懸けてでも。本当に強い人間だからこそ口にできる言葉。今の自分がどれだけ恵まれた生活を送っているのか、多少の問題、そこに立ちはだかる壁にいちいち止まってはいられない。時代は変わった、しかし同じ人間として強い心、優しい心だけは絶対に持ち続けて生きたい。

    3
    投稿日: 2013.12.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作中「特攻はテロだ特攻隊は洗脳されている」と言う表現が出てくるが 自分は非常に不愉快に感じました。そういう考えもあるとは思いますが 911テロの影響で「飛行機で突っ込む=テロ」と言う感じでどうも安直なこじつけのように感じたかです 洗脳されていると言うのも、現在の人間社会じゃ特攻という酷いものではなくても断りたくても断れない、言葉にしない脅迫 そういうことはある気がする 解釈としてはこれを言うキャラが自分の会社に洗脳されていると言うことを否定したかったんじゃないだろうか? この表現は作中ではそんなに文章量を使っていなかったので作者の意見であるとは思えない ただ僕はこの短い「特攻はテロ」「洗脳」ということに非常に不愉快だった こんな事を平気で言うやつは特攻を命じる上官の様な無神経な人間なのだろう

    0
    投稿日: 2013.12.10
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    この本と出会えてよかった。日本人なら読んだ方がいい。戦争のリアルな描写がよかった。 読み始めの頃は高山の言っていた特攻は宗教的なもので洗脳されていたのだという表現があってなるほどとも思ったが、やはり実際は宮部のように愛する人の為、愛する国のため、愛に溢れた思いが死を凌駕したのだと思う。 全てが正しい内容とは思わないが実際の戦争の歴史、戦闘の話、人物の話が分かりやすかった。また、健太郎のインタビューした人の伏線が意外なところにあったりと内容も面白い。そして衝撃のラスト。 また10年後に読みたい。

    0
    投稿日: 2013.12.07
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    いい話ですし面白いとは思います、思うんですがそこまで凄い作品かなというところが。言ってはなんですが、「戦時中に生きることの事の方が大切だ」と主張し、異彩を放った凄腕パイロット、ってのは戦闘機乗りとしての実力云々はともかく、感動モノで戦争モノのお話にゃありがちというか。季節になるとよくやる戦争をテーマにした2時間ドラマにはよくありそうというか、うーん。

    1
    投稿日: 2013.12.01
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    正直、太平洋戦争とか零戦のこととかよく知らなかったけど、これでなんとなく雰囲気つかめた。まぁ、面白くてよかったと言える。 感動で涙をさそう部分もあるけど、人の伝承をまとめた感じに仕上がっている本書がどうやって映画になるのかはちょっと疑問。

    0
    投稿日: 2013.11.19
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    戦争…忘れてはいけないと思う。体験した方が生きている今こそもっと後生に残さなければいけない。現実にあった悲劇を…二度と起こさないためにも。 この物語を読むあたり、始めは辛いだけだったが次第に引き込まれて行った。子供にも読ませたい良い本。

    0
    投稿日: 2013.11.12
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    今まで認識していた戦争の捉え方がかわりました。生への執着。愛すべき人のために。大変いい作品。子供にも読ませたい作品。

    0
    投稿日: 2013.10.24
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    【図書館本】2作品(モンスター・海賊とよばれた男)で既に苦手意識のついた作者。映画化、というだけで手を出したが意欲がわかなくて読むのが大変だった。読了後の解放感半端ないwww 最初姉の対応に腹が立った。インタビューするのに必要最低限の知識も入れないなんて……対象が怒るのも当然だわ。話を聞いた後の感想も小学生みたいでうん? と首をひねる。 戦時中の話はかなり苦手分野なので興味は持てずじまい。眠かった……。 何か宮部さんの話と言っておきながらの体験談。百田さんらしいなぁ。脱線が目立つ、という意味で。取材力は凄いと思うし、それを無駄にしない、一つも取りこぼさないようにしてるとは感じるけど、そこが百田さん苦手だなと思う要因なので、やっぱり読むのはしんどかった。 松乃さんとやくざさんのくだりで一気に冷めたけど、エピローグで宮部さんの本当の最期が語られていて鳥肌が立った。 戦争を知らない若い世代の人に、いろいろ考えないといけないこと、感じないといけないことがある、と訴えられているように感じた。(何だ、この感想w) とりあえず、よほどのヒット・話題作が出ない限り、百田さんはお休みしよう。

    0
    投稿日: 2013.10.21
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    これほどまでに戦争というものが伝わってきた作品はない。平成の世に生まれた自分にとって、かつての日本はまるで別世界だった。そこに生きている人間も、私たち同じ日本人とは思えなかった。

    0
    投稿日: 2013.10.12
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    軍人であった亡祖父と話をできなかったのが悔やまれる。 戦争を生き抜いた人々には、改めて深く敬意を払いたい。 戦争は美化することはできず、むしろこのような極限の状況に人々を追い込んでしまう、忌まわしいものだ。 しかし、極限の状況におかれることで、人間の心底にあるもっとも美しいものが出てくるような気もした。 平時に生きている自分たちは、能動的に自分を追い込み、覚悟を決めなければ、欲の支配から抜けれられないだろう。

    0
    投稿日: 2013.10.02
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    図書館で予約し、5ヶ月かかってやっと回ってきた本。 太平洋戦争で特攻隊員として死んだということしかわからない祖父。司法浪人中の孫、健太郎が祖父について調べ始めることで話が進んでいく。 父を知っているという当時の海兵隊員が、健太郎に語ることで言葉は平易でわかりやすい。 作者が放送作家だからかもしれないが、本の始まりから終わりまですっきりと読める。声高に反戦、平和を訴えるのではなく読んで考える内容にまとめられている。 膨大な資料などから、ほぼ事実に基づいて書かれているのだろうと想像されるが、意見はそれぞれだろう。 宮崎駿氏が酷評したとも聞いたが、ひとつのものを見ても描き方は色々なのだろう。

    0
    投稿日: 2013.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作者の思想が見え隠れ このまま信じ込んじゃっていいのかな ちょっとおどおどしながら、読み進める 私の祖父も南の島から帰らなかった 曽祖父もどうやって散ったのか  詳しく聞けない…勇気の無い自分 世の中のベストセラーになってるらしいけど この重いテーマをどうやって感じてるんだろう つらかった 映画化されるみたいですね ゼロの活躍が、映像化されて 飛行機ファンには、たまらないんだろうな でも、重いよこのテーマ 飛行服を着た宮部隊員が 迎えにきたっていうシーンが好きです

    0
    投稿日: 2013.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この時期にこの本を手に出来たのも縁かもしれません。 そういえば戦争関連の本を読むのも久しぶりです。忘れてはいけないことなのに、‘戦争’も‘戦後’も遠くなったような気がします。 特攻隊のところでは『きけ、わだつみの声』と重なり、胸が締めつけられるようでした。彼らのことを思うなら、私達は一生懸命生きなければ、と思います。 それにしても、最後こうくるとは…。

    1
    投稿日: 2013.09.24
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    終戦直前に特攻で戦死した零戦乗りであった祖父の実像を、生き残った戦友たちの証言で肉付けしていく手法で浮かびあがらせる小説ですね。 こういう手法だと、構成力が鍵になるんだけど、ところどころリンクさせつつ、上手くまとめてあると思います。 ただ、証言者達の話の抑揚があまり感じられなかったので、冗長な部分もある気はしました。 そのような点は差し引いても、話に引き込まれましたし、平和な現代を生きる日本人が一度は読んでおくべき小説だと思います。

    0
    投稿日: 2013.09.23
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    太平洋戦争時、特攻で亡くなった実の祖父、宮部久蔵について調べ始めた孫の佐伯姉弟。祖父を知る戦友達から、祖父の話と戦況の事実を聞き取り調査する。老いた戦友たちから実祖父の話を聞ける、最後の機会でもあった。 海兵隊出身ながら丁寧な物腰と穏やかな人柄。ゼロ戦パイロットとして凄腕でありながら、死にたくないと公言し周囲から卑怯者と陰口を叩かれていた男。囲碁についてプロ騎手並の実力を持ち、兵法に優れた明を持つものの、上官の弱腰な戦略に異議を感じつつ従わざるをえなかったこと。飛行教官として教え子から「宮部さんのためなら死ねる」と慕われた男。必ず生きて愛する妻のために戻ることを信念としていた男。 戦争が終盤を迎え、そんな凄腕パイロットもついに特攻に任命される。当日、自身が操縦する予定のゼロ戦のエンジン不調を事前に見抜く。もし実際にエンジン不調となれば、特攻せず不時着して命が助かるのだ。しかしその機を自身の教え子に譲る。教え子が操縦することになった機は案の定不調を起こし、喜界島に不時着、教え子は命を永らえた。一方、宮部は特攻として米戦艦に激突し、帰らぬ命となった。宮部が救った男、それはかつて教習時に敵機に不意討ちされた宮部機を身を呈して守った教え子であった。彼は宮部に譲られた機に宮部が残したメッセージを見つける。妻と娘をよろしく頼む、と書かれていた。 その教え子こそ、佐伯姉弟が尊敬する現在の祖父、祖母、松乃の再婚相手だったのだ。祖母は始めて祖父である大石賢一郎にであったとき、大石は宮部から譲り受けたコートをきていたので、宮部が約束を守り戻ってくれた、と思ったのだそう。大石は早稲田大学の学生で、戦後は弁護士となった。 機を大石に譲ったのは、以前命を救われたということもあるだろうけれど、宮部は、戦争がもうすぐ終わる、と見抜き、愛する妻にとっては、学歴のない自分よりも、大石に託した方が幸せになれるだろう、と考えたのかもしれない。 宮部のことを卑怯者という戦友もいたが、よく調べてみると、尊敬してやまない人物であることが分かった。兵士を使い捨てのパーツのように扱う大本営に対し、人の命の大切さを尊ぶ人物だった。 宮部のことを知り、佐伯姉弟は自身の人生を真摯に生きる気持ちに変わった。 未来を見越して、愛する妻を信頼する男に託す夫も、その思いを受けて互いを受け入れた男女も凄い。

    0
    投稿日: 2013.09.11
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    知人が絶賛して進めたので読んでみました。予想していた範囲の内容でまあまあでした。 主人公の祖父が終戦を迎える一週間前に戦死した。何故、家族の為に生きて帰ることに執着した祖父が特攻部隊に加わったのか。主人公が祖父はどんな人だったのかを調べる話。 やはり戦争体験者みずからの文章と、体験者からの伝聞の文章との違いを考えてしまう。世に多くの戦争体験者の方々の本が出版されている。体験者達の文章は、どんなに辛く厳しい戦時中でさえも、不思議な強さと明るさ、ユニークさが現れて、人間の人間らしさがにじみ出ている。 ところが、非戦争体験者が描く文章は、ただただ悲惨さを訴えるだけ。人の逞しさ、本当の強さ、国の為に死ぬ覚悟ができていても人としての本能は生きようとする行動をとってしまうこと等がやっぱり表現できない。 そういう意味で、良い小説でしたが、やっぱり戦争を知らない人が描いた文章だということで、表面ごとばかりという印象でした。 ただ、戦争について知らない人達にとっては、興味を持つとっかかりになるという面で、ヒットして良かったなと思う。

    1
    投稿日: 2013.09.08
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    凄まじい物語。 ===== 日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた…。佐伯健太郎と姉・慶子は、太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。祖父の話は特攻で死んだこと以外何も残されていなかった。 元戦友たちの証言から浮かび上がってきた宮部久蔵の姿は健太郎たちの予想もしないものだった。凄腕を持ちながら、同時に異常なまでに死を恐れ、生に執着する戦闘機乗り・・ 「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、なぜ特攻に志願したのか? 健太郎と慶子はついに六十年の長きにわたって封印されていた驚愕の事実にたどりつく。

    0
    投稿日: 2013.09.03
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    2年前に読んだ作品ですが、映画上映を前にして、やっとレビューを書けそうな気がします フィクションですが、時代背景などは事実に基づいて描かれているのでしょう これを、ただ悲しい歴史の一部として片付けてしまってはならないと思います 生かされた命が繋がって、今自分がここにいること 限りある命 でもその可能性は無限に広がっていること 読み終えて本を閉じたとき、「さぁ、あなたはどう生きますか?」とストレートに投げかけられたようで、答えが出せないまま今に至っているという感じです それでも、この本に出会えてよかった 私の№1です☆

    0
    投稿日: 2013.08.30
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    人の命の重さ、愛する人の大切さ。 人が生きる上で大切な事がたくさん詰まった作品です。 私達が決して目をそらしては行けない時代を生きていた人達の話。 誰もが読むべきだと感じた一冊でした。

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    投稿日: 2013.08.22
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    司法試験浪人を4年続け、勉強の意欲もなくなってしまった佐伯健太郎は、フリーライターの姉から、特攻隊員であった祖父のことを調べるよう頼まれる。最初は軽い気持ちで始めた祖父の調査であったが——。 特攻にかかわった人々に対する取材で得た事実を元に描かれた作品なのであろう。創作ではない事実の重みを感じる作品。

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    投稿日: 2013.08.12
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    気になっていた百田さんの作品をはじめて読みました。 私が知らない戦争の話。 そしてその時代を生きた若者の愛の話。 ホントに涙なくしては読めない作品でした。 今の私より若い青年達が戦争で死んでいく…特攻で死んでいく…どんな気持ちで戦争に行くのか私には到底分かりえない感情なんだろうな。 その帰りを待つ彼女、奥さん、子供達。 決して繰り返してはいけない戦争。 最後は意外な展開にビックリして涙が止まりませんでした。とても素敵な作品です。ぜひ戦争を知らない世代の人たちにも読んでもらいたい作品です。

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    投稿日: 2013.07.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

     特攻隊で死んだ実の父のことが知りたいと母にたのまれ調査を始めた姉弟。 当時を知る数少ない戦友からのインタビューを通して祖父の人なりが明かされてゆく物語。祖父は生き残る為に戦った、優秀な零戦パイロットだった。  十死零生の特別攻撃は、作戦とは言えないだろう。この戦法で4,400人以上の方が亡くなったのだ。  

    1
    投稿日: 2013.07.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    戦争ものは苦手という意識がありなかなか手を出せずにいた作品。 フィクションであるが充分に取材されノンフィクションの部分も多い作品であると思う。 戦争は遠い昔の知らない話のようなもの、戦争中の祖父の姿を追う孫にとっては、まるで別世界の話だ。 過酷な戦争を戦って生き残った人たちにとっては、どうしても忘れることができない辛い過去。生と死のはざまに立たされ何を思い何を感じどう行動したかが語られる。 最後2章では、思いもよらない語りがあり、涙が止まらなかった。 特攻はテロリストと同じという新聞記者に対し、戦死者が残した遺書の行間から本当の思いを読み取れ言った言葉が印象的だった。新聞社に対する批判に脱帽。

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    投稿日: 2013.06.24