
リベラル・デモクラシーの現在 「ネオリベラル」と「イリベラル」のはざまで
樋口陽一/岩波書店
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総合評価
(3件)3.5
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powered by ブクログ著者にとっては4冊目の岩波新書で、1979から10年きざみで法(憲法)と国家の有りさまを語ってきたらしい。 で、21世紀になっての本書。世界規模でのリベラル・デモクラシーの展開と現状を語っている。 しっかし大先生にとっては簡易な語り口なんだろうけど、てんでついていけないんだな。ま法律だから言葉の使い方に厳格なんだよね。素人には言葉尻をとらえているように思える。こう思えちゃうところが勉強不足の証拠なんだね。
0投稿日: 2021.03.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
重鎮の法学者が著者ということで手にとったが、なにぶん高齢のかたで、過去の流れをとつとつと振り返りつつ、今思うところを穏やかに語る……お爺さんな感じの文章。正直、頭に入ってこず、しっかり読めなかった。有名な歴史上のあれこれについて自分の知識が足りないせいか。 ただ、 「イリベラル」「ネオデモクラシー」というキーワードは現在をよく現しているなと思ったので、他で出会ったら押さえたい。 現在の政治は不寛容、偏狭なリベラル、多数決主義、ポピュリズムなど息苦しく危険なほうに傾いている。戦前からここまでの来し方を述べつつ、現状理解できる本。
2投稿日: 2021.02.19
powered by ブクログ約200ページの薄い新書ながら中身は濃い。立憲」という言葉、概念は既に明治維新のときに使われていたことを初めて知った。憲法擁護義務に反して首相が憲法改正を呼号するいま、憲法の基本的な見方を学ぶ重要性を痛感。
0投稿日: 2020.02.16
