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むすびつき(新潮文庫)
むすびつき(新潮文庫)
畠中恵/新潮社
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総合評価

30件)
3.9
6
13
7
0
1
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    昔会った人 ひと月半 むすびつき くわれる こわいものなし 蒼玉が思い起こさせる金次と若だんなのつながり。 若だんなの生まれ変わりを名乗る死神たち。 鈴彦姫と若だんなの生まれ変わりかもしれない星ノ倉宮司。 離れに突如現れ、若だんなとの縁組を語る鬼女。 生まれ変わりを信じて無謀な活躍をしようとする夕助。 輪廻転生、生まれ変わりにまつわるお話たち。

    0
    投稿日: 2026.01.06
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    今作は一冊を通して輪廻転生がテーマだった。 私の曽祖父2人は僧侶だったんだけど、正直言って輪廻転生なんてないと思っている。 変に転生しても大変そうだし、無になる方がラクだと思うけど、悠久のごとき妖の時間と人間の一生を考えるとあるといいなぁと思った。 周りにいてくれる人の有り難さも感じて、今回も読みながら楽しみつつほっとできる時間をもらいました。

    0
    投稿日: 2025.12.24
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    若だんなは前世でどんな人だった?若に会いたいとつぶやく玉の付喪神。見覚えがあるという貧乏神の金次は、合戦の時代に出会った"若長"のことを語り始める。鈴彦姫は、縁のある神社の宮司が、一太郎に生まれ変わったのでは、と推測する。さらに、三百年前に前世の若だんなに惚れていたという麗しい鬼女まで現れーーー輪廻転生をめぐる全5話を収録。人と妖との絆が胸に沁みる第17弾。 「序」 「昔会った人」 「ひと月半」 「むすびつき」 「くわれる」 「こわいものなし」 「終」

    0
    投稿日: 2025.09.17
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    生まれ変わりがテーマの一冊。 妖たちがメインの話が多く、金次や鈴彦姫などが主軸となる短編が入っている。 たまに「これどうなったの?」という短編もあるが、なかでも『くわれる』が結局どうなったのか描かれていないので謎である。そのうち栄吉の話が出てきたら語られるかな? 妖がメインの中で、彼らとの時間や感じ方をまざまざと感じる若だんな。死ぬのは怖いけど、縁を手放すの方がよっぽど恐ろしい若だんなに幸あれ。

    1
    投稿日: 2025.08.19
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    今回は輪廻転生の縁が中心。 【昔会った人】付喪神となっている蒼玉はあまりうまく話せず「あいあい」と返事をするくらいしかできなかったが長崎屋の面々には「若長に会うの」と言った。金次はこの国のあちこちでまだ国盗りをしていた頃この蒼玉に会ったかもと語り始める。 【ひと月半】若だんなは仁吉・佐助に連れられ箱根で湯治中で妖たちはタイクツ(お菓子もないし)。そんなところに三人の死神、黒次郎、白三郎、紅四郎がやってきて若だんなは山崩れで死に自分がその生まれ変わりなのだとそれぞれに言う。 【むすびつき】金次の話を聞いて自分も若だんなとの縁が欲しくなった鈴彦姫は本体が吊るされている五坂神社で五十年前に亡くなった星ノ倉宮司が若だんなの前世に違いないと信じ込んだ。その神社は年中ピーピーで細工物などを作り生きながらえてきたもののとうとう危機的状況に陥り鈴彦姫も売られるかもしれない? 【くわれる】鬼女もみじが「覚えておいでですか?」とやってきて於りんは膨れる。そうこうするうちなぜか話は栄吉ともみじを守るためにやってきた悪鬼の青刃の勝負になってしまった。《行いがみっもとない男は、江戸っ子ではないのだ。》p.240。《青刃さんは、栄市のことが好きでも、食うことも出来る。今、一緒に笑っているのに、食えるんだ》p.244 【こわいものなし】たまたま妖がいることを知った夕助は輪廻転生もあるに違いないと思い、生まれ変われるならもう怖れるものはなにもない、オレはヒーローになる!! と決心するのだった。

    0
    投稿日: 2024.06.13
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    輪廻転生 ■昔会った人…広徳寺に納められた蒼玉(そうぎょく)、金次と合戦時代の若だんな「若長」、岩六 ■ひと月半…若だんな箱根湯治中の長崎屋に死神三人(白三郎、黒次郎、紅四郎)現る ■むすびつき…鈴彦姫の錫が吊されている五坂神社の星ノ蔵宮司、月丘宮司、金無垢を探す笹川屋 ■くわれる…三百年前の縁をたどって現れた鬼女もみじと青刃、栄吉と北の国の菓子屋雪屋 ■こわいものなし…神宮寺弘文、神職昭安、伊勢屋。昭安神職がいる神社の大物主神様。三味線師匠の笹女(ささめ)、猫又ダンゴ。笹女の隣に住む夕助の輪廻転生

    0
    投稿日: 2023.10.20
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    話のバリエーションが明らかに広がってる気がする。 そうなると、初期からの世界観が崩れてきてなかなか馴染めなくて続きを読むのを躊躇することもあるんだけど、このシリーズばかりはだんだん面白くなるので先が楽しみ。

    6
    投稿日: 2023.07.09
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    しかし、良い味している本である。どこから読んでもしっかり起承転結しているところは良い。いつもながらの登場人物がちゃんとその役割をしているところが良いね。

    0
    投稿日: 2023.03.22
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    大好きなしゃばけシリーズ。 今回は一太郎の前世の話。 長崎屋にいる妖たちが、何百年も前に一太郎に似た人に出会ったことがあると言い出し、前世ではないかと推測し出す。 妖たちが前世からの縁を感じて長崎屋に集って来たのかもしれないと、感激する話が多い。 他にも輪廻転生が本当に幸せなのか考えさせられるような話もあり、いつも通り面白くて心が温まる一冊です。

    1
    投稿日: 2023.02.25
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    シリーズ17作目。今回は転生にまつわる話が多い。若旦那の前世がわかったり、300年前の若旦那に惚れていたという人が現れたり。妖たちが楽しそうで良い。

    0
    投稿日: 2022.07.07
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    若だんなの前世とか、生まれ変わりとか。 嬉しいことも切ないことも、いろいろありました。 今回も心地よくほっこり。

    0
    投稿日: 2022.05.19
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    輪廻転生をめぐる5話。 妖がひとつの命を生きる間に、若だんなは何度も転生していて、貧乏神の金次は生まれ変わる前の若だんなに会っていた。 その時の約束を、金次も意識しないまま、守っていた。 なんという縁の深さ。 どの話も、心に沁みた。 そして最後、若だんながいないと泣く小鬼につられて、思わず涙ぐんでしまった。 若だんなの言葉通り、いなくなる未来のことを思って怖がるより、今、一緒にいることに感謝しよう。 膝で眠る猫たちを撫でながら、そう思った。

    1
    投稿日: 2022.03.03
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    生まれ変わり転生、人の時間と妖の時間の違いを感じた。若だんなの前世もこの先若だんなが生まれ変わっても若だんなの優しさや聡明さはずっと続くんだろうなと勝手に思った。しゃばけシリーズ愛おしい。

    1
    投稿日: 2022.02.23
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    安定の面白さ。 わたしの読書ノートをみたら、毎年一月あたりにこのシリーズが読みたくなるのか?わからないけど、去年のこの時期も若旦那シリーズ読んでた。 なんだろ、正月気分にぴったりなのかなぁ。 新人賞からこのしゃばけシリーズが始まって、今の今までずっと描かれるこの世界ら、すごい。最初からこういう構想だったのかなぁ。 すごいなぁ。壮大な世界。 わたしはやっぱり小鬼が好き。仁吉も好きだなぁ。 貧乏神の金次もこんな出会いで若旦那とつながってたなんて!!!!!! と、驚きの短編でした。 毎度、毎度、若旦那と妖たちのふれあいの中、いろんな人たちの人生相談なりを解決していく流れに呑まれて、ついつい先が気になってあっという間に読み終わる本です。 心が荒んだときなんかに、オススメです。

    1
    投稿日: 2022.01.09
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    天下泰平のお江戸を舞台に、大店の"若だんな"と妖(あやかし)たちが活躍するファンタジー小説、『しゃばけ』シリーズ。 毎年、1作品が発表され、文庫化されるのを待って読んでいます。 第16弾『とるとだす』を読むまでに間が空いてしまい、第17弾のこの作品も文庫化されていたので、続けて読むことにしました。 今回の作品は、序と終そして5つの短編小説で、構成されています。 冒頭は、いつものように仲良く食事をする、若だんなと妖たちのシーンから始まります。 彼らの話題は、「あの頃、自分は何をしていたか」ということ。 まだ若い若だんなと、人間には生き続けられない年月を過ごしてきた、妖たち。 双方の時間感覚のギャップが、クローズアップされています。 全作品を通して取り上げられているのが、「生まれ変わり」。 そして、決定的に違う部分がある者どうしが、わかり合うことはできるのか?というようなことを、繰り返し考えさせてもらいました。 長く続くシリーズですが、様々なひきだしがあるので、読むたびに違う味わいを楽しめますね。 次の作品も、文庫化を楽しみに待ちたいと思います。   『とるとだす』畠中恵 https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/B08616MH4D  .

    1
    投稿日: 2021.12.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2021/11/16 今回は若旦那の前世のお話など。 寿命が違うから絶対に将来お別れしないといけないっていうのが妖怪や獣人や竜や神モノのお約束の切なさよね。 好きなのよね、それ。 「結局みんな衰えて死ぬ」と史実モノは嫌うのにね。 死ぬのより衰えるのがイヤなのかなぁ? 年いって守りたい余りトチ狂ったようになるのがイヤなのかなぁ?あ、それはイヤだな。 そっちかもしれん。今後も観察。

    2
    投稿日: 2021.11.22
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    17弾かぁ。 続くなぁ〜。 それだけ安定感のある、このシリーズ。 裏の筋書きには「若旦那の前世が出るのか?!」と期待が。まあ、そんな簡単な話じゃないわな(笑) でも、この話じゃないけど、縁っていうのは現実的にもあるもんだと思うよ。こういう縁は、お話の中だけのことじゃないはず。

    2
    投稿日: 2021.08.08
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     あやかしたちの可愛さを目当てに読んでおります、このシリーズ。メインキャラクターが増えすぎて収拾がつきにくくなっているというか、若だんなよりも長屋のあやかしたち方が露出が多くなっているような気がしないでも……;  ……ところで、「くわれる」の結末はどうなったんですか? え?? これここで終わっちゃうの???(汗)

    1
    投稿日: 2021.07.03
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    生まれ変わりがテーマ。若だんながずいぶんしっかりしてる。生まれ変われるから死ぬのは怖くないとヒーローぶった末路は思ったのとは違っていた。ブラック…。

    1
    投稿日: 2021.04.30
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    若だんなと長い時を生きる妖達との永遠のテーマでもありますね。別れるのは辛いし忘れられていたら悲しいけど、どんな若だんなでも変わらないところがあって、それを妖達が感じ取ってその時々の若だんなに出会う。そう思うと出会いと別れも寂しいばかりではないかもしれませんね。

    1
    投稿日: 2021.04.04
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    長いこと読んでるこのシリーズ 若だんなと妖たちのやりとり 毎回ほっとしたり、笑わせられたり… 少しずつ変わっていく物語 今回もとてもたのしかったです。

    1
    投稿日: 2021.03.06
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    いつも通り。時があまり進まないのがよかった。 昔会った人 金次が若だんなの前世に会っていた話 ひと月半 若だんな不在。死神と地縛霊。 むすびつき 鈴彦姫のいる神社の金欠の話 くわれる 若だんなの前世に惚れた鬼女が押しかけてくる こわいものなし 輪廻転生できるならこわいものなし?! 前世とかそっち系のモチーフのお話集。

    1
    投稿日: 2021.02.18
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    貧乏神の金次の昔話ー昔会った人 若だんなが長い湯治に出かけた間にーひと月半 鈴彦姫が昔出会った人はーむすびつき ある日鬼女が若だんなを訪ねてきたーくわれる 転生は幸か否かーこわいものなし 以上、前世や転生をテーマにした5本。 若だんながしっかりして来ましたね。 人の生には限りがある故、妖と永遠に物語を紡ぐことはかなわないけれど、ヒトには生まれ変わりというものがあるらしい・・・っていうざっくりした主題。 おっとりした若だんなの人徳か、はたまたおばあさまのご利益か、長崎屋は今日も安泰でございます。 安定のほのぼの感。 ただし「くわれる」に関してはもう少し栄吉さんの恋の行方をきちんと書いてほしかったなあ、尻切れトンボな感じがアリ。

    5
    投稿日: 2021.02.14
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    久しぶりに面白かったかな。 金次の「昔会った人」が1番よかった。 「くわれる」も面白かったけど、終わり方が雑な感じがした。

    1
    投稿日: 2021.02.06
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    若だんなは、前世でどんな人だった?若に会いたい、とつぶやく玉の付喪神。さらに、三百年前に前世の若だんなに惚れていたという麗しい鬼女まで現れ―。輪廻転生をめぐる全5話を収録、人と妖との絆が胸に沁みる第17弾。(e-honより)

    0
    投稿日: 2021.01.26
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    このシリーズ読んだことなかったんだけど、みんながめっちゃいい!って聞くので、読んだことないのにいきなり買ってみたが、、、 が、、、!! あんまり合わなかったようです。がびーん。 妖たちはかんいいんだけどなんだかなぁー。

    0
    投稿日: 2021.01.23
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    序 昔会った人 ひと月半 むすびつき くわれる こわいものなし 終 生まれ変わり? 若だんなの? 若だんながずーっと留守! みんな大丈夫? 神様ってちょっとばかり人間っぽい気がする。 夕助さん あんたはすごいよ うん

    2
    投稿日: 2021.01.05
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    毎年 しゃばけのシリーズは読んでいます。 今回は 人間と妖のちがい 輪廻 について主に書かれています。 いつも通り面白かったです。

    1
    投稿日: 2020.12.29
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    年末恒例のしゃばけです。今回は輪廻や前世が統一テーマ。 儚い人と悠久の妖の時の流れは、案外何度も交わっている。 以前「えどさがし」でもドキドキしたよね。 今回ニューフェースの鬼女もみじ。今後も悪鬼との因縁は続くのでしょうか。期待しちゃおう。 こわいものなしの扉絵の夕助が好き。

    2
    投稿日: 2020.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

     毎年きっちり同じ時期に、新刊と文庫が出るしゃばけシリーズ。第17作になりましたか。シリーズ20周年だそうです。今回も安定した全5編。裏表紙にある通り、一応、輪廻転生が共通したテーマか?  「昔会った人」。上野の広徳寺で見せられた、蒼く丸い玉の素性とは。貧乏神の金治が過去を回想する、珍しい展開。一太郎の前世に迫るとだけ書いておこう。この恐ろしい貧乏神にも、義理というものはあるらしい。  「ひと月半」。一太郎が箱根に湯治に行ってから、一月半。退屈な長崎屋の妖たち。ある日、死神と名乗る三人の男たちが訪ねてきた。彼らが言うには…。人騒がせというか何というか、長崎屋には関係ない話だよねえ。  「むすびつき」。鈴の付喪神である鈴彦姫に一大事が迫る。裕福な長崎屋といえども、欲に囚われた相手の説得は難しい。探し物はこんなところにあったとさ。鈴彦姫としては、ほっとしたと同時に、切ない結末が待っていた。  「くわれる」。一太郎にこういう主張をする相手は何人目だっけ。しかし、今回は恐ろしい悪鬼だった…。広徳寺や栄吉まで巻き込まれ、解決したのかしていないのかよくわからない展開。栄吉が菓子職人として独り立ちする日は近いのか?  「こわいものなし」。ある日突然、「能力」を会得した男。彼には願望があった。その結果…おいおいおいおい!シリーズ史上最大の突っ込みどころではないか。笑ってはいけないが、これって願望が叶ったことになるのかね?  いつも通りの安定感かと思いきや、最後にブラックユーモアが待っていた。いずれ、一太郎と妖たちの楽しい時間には、終わりが訪れる。と、思っているのだが、シリーズ完結はなかなか見えてこない。終わってほしい訳ではないですよ。  深読みするなら、いつかは訪れる「終わり」を、匂わせているような気がしないでもない。でも、そういう話は前にもあったような。シリーズが20年も続くのは快挙だけれど。2021年は、何やら記念企画があるらしいが。

    2
    投稿日: 2020.12.25