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とるとだす(新潮文庫)
とるとだす(新潮文庫)
畠中恵/新潮社
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総合評価

38件)
3.6
3
16
14
1
0
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    とるとだす しんのいみ ばけねこつき 長崎屋の主が死んだ ふろうふし 解説 大矢博子 長崎屋の旦那藤兵衛が薬をたくさんに飲み倒れてしまうことから始まる一連のお話。 若だんなはどうにか薬効を消そうとするがそのための薬を得ようとして、蜃気楼の中へ迷い込んだり、縁談に巻き込まれたり、江戸の町に狂骨が現れたり。果ては常世の国へ向かってみるも神田にそっくりな場所で神仙たちとともに非時香菓を守る羽目になったりする。 いつもかわいい柴田ゆうさんのイラストも、今回の狂骨ばかりはちょっと怖い。 どんどん成長している気がする若だんな、発行されている物語も後半になってきて、少しずつ物語がどこへ向かうのか気になってきた。

    1
    投稿日: 2025.12.24
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    父の藤兵衛が倒れる話。 狂骨は過去イチヤバかった。あの若だんなも動けなくなるほど。 今までは、最後は解決したり仲間になったりしてたけど、そういうことばかりじゃないよね…

    0
    投稿日: 2025.12.17
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    若だんなの父、藤兵衛が倒れた!長崎屋の大黒柱の危機に妖たちも大慌て。一太郎は、父の命を救うため、薬種屋たちのいさかいに飛び込み、蜃気楼のなかに迷い込み、恐ろしい狂骨の怨念につきまとわれながら、ついには神が住む常世の国を目指すことになるのだがーーー。八面六臂の活躍を見せる若だんなは父を助けることができるのか!?不思議と怪奇に彩られた、スリル満点のシリーズ第16弾。 「とるとだす」 「しんのいみ」 「ばけねこつき」 「長崎屋の主が死んだ」 「ふろうふし」

    0
    投稿日: 2025.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    藤兵衛が倒れたことで連なる物語。 長崎屋の〜はびっくりするタイトルで、内容はひどく悲しく淋しい。 ばけねこつきも手から零れ落ちる砂のように脆い話だったが、その後の彼の人生が全く別のものになっていて安心した。 未来に待つ別れをそっと滲ませて、それでも一緒にはいけないからいつか巡る江戸を待ち侘びる。

    0
    投稿日: 2025.08.14
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    【しゃばけシリーズ16】 今回は、若だんなではなく、父藤兵衛が床に伏せた。 いつも気丈なおたえが、それはそれは心配して、若だんなも父を助けるために無茶をしていく。 今回、妖たちも怖がるほどの奇異が出現する。 藤兵衛に何かあったら若だんなが大変な状況になるから、妖たちが勇気をふりしぼって、戦うのがいい。 鳴家の勇気がいい。 若だんなが宙に飛ばされるとき、仁吉・佐助は間に合わなかったが、鳴家・屏風のぞき・金次・おしろがすぐ若だんなの足をつかんで、一緒についていく様がすごくいい。

    0
    投稿日: 2024.12.04
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    若だんなの為に色々な薬を試して倒れてしまった藤兵衛の為に一生懸命頑張る若だんなと妖たち。狂骨との戦いなどハラハラする場面がありつつ、最後はほのぼのとした気もちで終われるのがこのシリーズの良さだと思う。黒羽坊が寺に馴染んでいるのもホッとした。

    3
    投稿日: 2024.09.01
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    《誰もが学びの時を迎えておるようだ。》p.42 [1]長崎屋主人藤兵衛が倒れた。この巻ではずっと不調のまま。 [2]藤兵衛を回復させるために色々考える一行。それに起因していつも通りいろいろ事件が起こり解決する。 [3]人は必ず死ぬ、妖だっていつの間にか消えてしまっていることがある。それでもまあ、若だんなはじめ人も妖も懸命に楽しく生きようとしています。 ■この巻の簡単なメモ 【とるとだす】広徳寺の寛朝が集めた薬種屋の寄り合いで長崎屋主人の藤兵衛が何らかの薬を飲んで倒れたが何を飲まされたかわからずこのままでは命が危ない。若だんなと妖怪たちが捜査に乗り出す。 【しんのいみ】江戸の海上に蜃気楼が現れどうやら若だんなはそこに入り込んでしまったようでいろいろ忘れ始めている。枕返しの再登場はあるか? 【ばけねこつき】神田の染物屋小東屋と娘はお糸と番頭は浩助(こうすけ)が家伝の毒消し薬明朗散を持参金代わりにお糸を若だんなの嫁にしてくれと申し込んできた。どうやら化け猫憑きとの噂が立ち縁談が失敗続きのようだ。 【長崎屋の主が死んだ】剣呑な狂骨がやってきて皆は大慌て。それになぜか女犯の罪を犯した僧の話がからんできたのは? 【ふろうふし】藤兵衛の具合が悪くなり大黒天にそそのかされて常世の国に行くことになった若だんな。お伴は屏風のぞき、金次、おしろ、数匹の鳴家だが…。《止められて止まるなら、恋しいという言葉には足りない。》p.325

    0
    投稿日: 2024.05.15
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    「ぎゅべっ」「きゅんげーっ」 「きょげきょげー」「きゅわきゅわ」「げっ、ごふっ」「きゅんいー」「げふっ」「きゅんわ」 鳴家達の騒ぎ方が好きで読んでいたが少々飽きてきたか?「徹子の部屋」がそうであるように

    0
    投稿日: 2024.01.03
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    長崎屋の藤兵衛旦那が原因不明の病に倒れてしまい、一太郎が治す方法を探して奮闘する一冊。 病弱で世間知らずだった若だんなが、いつの間にか精神的に非常に逞しく、時には悪知恵すらはたらかせるようになっていました。 まさか島子の正体が彼だったとは、、、

    0
    投稿日: 2023.09.17
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    久しぶりのしゃばけシリーズ。 今作は短編連作ながらも、一冊を通して一つの結果を追い求める半分長編のような読み応えのある一冊てした。 結構新しいステージというか作風が展開した感じを受けました。

    5
    投稿日: 2023.07.09
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    長崎屋の旦那が突然の病に倒れた。若旦那はなんとか、その病を治そうと東奔西走する。そこには一寸法師や、金太郎などが出てきて非常に楽しい。 なかなか上手い構成であった。

    0
    投稿日: 2023.03.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2021/5/11 安定の。いつもひらがなタイトルなのに一つ「長崎屋の主が死んだ」っていうのがあって驚愕。 見え見えのフリやのにまんまとビビらされた。 今回はお父さんが倒れて若だんな頑張った。 ちょっとずつ頼もしくなってるのかも。 嬉しいような寂しいような。

    3
    投稿日: 2021.05.11
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    前回のおおあたりを少し尾に引いた一冊。最近若だんなの周りで心配事が多くなってきたような…。手代二人や妖たちも若だんなの心配事もたくさん。しんのいみ、がなんだか切なくてでも暖かくて面白かった。

    1
    投稿日: 2021.05.09
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    なぜこの本を読もうと思ったのか忘れてしまったけど、とにかく予約して読みたい本リストに入っていたので、図書館で借りて読んでみました。 読み始めて、なかなか話に入れず、、、それもそのはず、シリーズものの16番目だったんですね。 独特の語り口、ふりがながなくなると読めなくなってしまう漢字に戸惑いながらも、だんだんと妖の世界に入り、なんとなく江戸な気分を楽しみました。でも、同じシリーズの他の本も読むかと言うと、そこまででもないかも。。。

    1
    投稿日: 2021.04.05
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    藤兵衛が倒れた時の気持ちを考えると、若だんなは辛い。でも、そこの心情に対して共感する強い描写はなく、それが妖たちのいいところでもある。 兎にも角にも、若だんな大事に思うぶれない兄やたち。寝込みがちだけど、いろいろな事に巻き込まれながらちょっとずつ成長する若だんな。

    2
    投稿日: 2021.01.24
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    2020年の私の流行語大賞は「若だんな」 それくらい2020年しゃばけにハマりました。 聞けばもう20周年らしく、ずっと愛されてきた作品なのですね。 それぞれ、面白いのですが、この「とるとだす」の中の「長崎屋の主が死んだ」は、辛いお話なのですが、心に沁みるものがありました。長崎屋の若だんなとも関わりの深い寛永寺の安時というお坊さんが、厳罰が下るとわかっていながらも好きなお菊さんと添いたいと思い、その想いが叶うように計らってもらったのですが、お菊さんは瘡毒(今の梅毒)にかかっており、それを儚んで自ら命を絶つ。それを助けられなかった己を悔いて、骸骨の妖となり、関わりのあった人たちを呪う、というお話。今なら梅毒も治らない病気ではないようですが、昔はむごい死に方をしたそうで…お菊さんも、安時さんも、みんな辛いお話もでしたが、それはまた、みんなのどうしようもない無念と優しさが溢れる物語でした。 2020年の暮れに次の17巻の文庫本が出ており、今からそれを読み始めるのが、とても楽しみです。

    4
    投稿日: 2021.01.12
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    若だんながちょっと成長したようなしてないような… 旦那さまの代わりはまだ無理そうだけどちゃんとお店に立てているようで頑張ってるな~と。 いつまでも妖たちと仲良く暮らしていて欲しいですね。

    1
    投稿日: 2020.12.06
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    しゃばけシリーズ、16弾目。 一人息子に甘い甘い長崎屋の大黒柱、藤兵衛が倒れてしまうという衝撃的な話で幕を開ける。 父が倒れた分、己がしっかりしなければと意気込み若旦那はいつに増して無鉄砲気味。 それにしてもシリーズを通してこんなにも若旦那が起きて仕事をしていたことあったかしら、とつい思ってしまうほどに頑張っている若旦那の姿はファンなら思わず胸がじーんとなってしまうはず。 どちらかというと、妖達が人に振り回され気味だがおとぼけっぷりは相変わらずでそちらも読んでいてやはり楽しい。

    1
    投稿日: 2020.11.23
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    藤兵衛が倒れたことで、その謎を解明すべく、若旦那が動く。 今回は5編全てが繋がっていて、ある種、長編のような巻。 狂骨の話は恐ろしかったが、狂骨になってしまった経緯を知ると切なく、悲しい。 妖も恐れる狂骨に果敢に飛び掛かって行った鳴家が健気。

    3
    投稿日: 2020.11.01
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    寿真と寛朝が共に闘う躍動感溢れるシーンが見られるかと思ったが、話は悲しい方向へ。 寛永寺の若い僧の件は、どうなったのだろう? 私、読み飛ばした? 『止められて止まるなら、恋しいという言葉には足りない』 このシリーズ。こんなキラリとした言葉に、ときどき出会えます。

    2
    投稿日: 2020.10.02
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    今回の短編5編は、生と死とそれに伴う時間がテーマの作品という感じでした。 一太郎の父であり、長崎屋の主・藤兵衛が、病に倒れてしまったことを発端に一太郎が毎度おなじみの妖たちと父の病を治すべく奮闘するのが物語のベースになりつつ、それぞれの登場する妖たちや人々を通して、生と死とそれに伴う時間について、ひどく重苦しくはならないけど、考えさせられる内容でした。 特に「しんのいみ」「長崎屋の主が死んだ」には物語全体や結末に切なさが混じっており、「めでたし、めでたし」だけでは終わらないところが、しんみりしつつも面白かったです。「長崎屋~」の方は、久々にぞっとする妖の登場で、ちょうど真夏に読んでいたせいもあり、背筋がひんやりとしました。 同シリーズの前々回あたりの自レビューで、一太郎が大冒険する内容がいいのか、それとものんびりとした普遍的な内容がいいのか悩むというようなことを書いた覚えがあるのですが、今回はその辺のバランスが良くて、個人的に読み応えのある本だったと満足の一冊です。

    1
    投稿日: 2020.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いつも寝付いてる若旦那が、店先に立つ場面があって満足(笑) 聞いたことがある事柄、人物、神が キャラクターとなって生き生きと活躍しているのを見るのは、大変嬉しい! お馴染みキャラの新たな一面も見れて超嬉しい1冊!

    1
    投稿日: 2020.07.30
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    いつもと変わらない雰囲気に安心する。 今回は若旦那ではなく藤兵衛が寝込む。 でも、いつかは来るんだよね。そういう日が。 怖いながらも御札にしがみつく鳴家、かっこいい。

    1
    投稿日: 2020.06.21
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    いくら若だんなのためだからってやたらと薬飲んじゃだめでしょ!そんななかだからか若だんな自身はあまり寝込まずに頑張ってた。家鳴りが御札に飛び付いていったのが健気。

    1
    投稿日: 2020.04.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    鬱々した気持ちを忘れさせてくれる面白いストーリーが多かった! やっぱり江戸時代の結婚は現代人には理解できないけど、井戸端会議に参加する暇をもて余した奥さんの噂話の早さと好奇心はいつの世もスゴイねぇ~(笑) とるとだす… 上野の広徳寺の高僧寛朝に呼び出された長崎屋。 そこには自分の店の妙薬をやたら薦める同業者達の姿があった。 そこで何種もの薬を飲んで突然倒れた父、藤兵衛。 父の体から薬を抜こうと色々とがんばる若だんなの巻。あなたは人に頼る方法を覚えなければならないと寛朝に言われる若だんな。 あやかし達の力を借りて、どんな薬を父が飲んだのか聞き込む。背景には各店主達の密約があり、長崎屋を自陣に引き込みたいがゆえ、息子の体によいと興味を引いた結果、五種類の薬を飲みまくったという。 しんのいみ… 海の向こうに現れる蜃気楼。長く滞在すると、記憶がどんどん薄れていくという。その中になぜか迷い混んでる若だんな。 そこで出会ったのは行方不明になった息子を探しにきた五助と、自分は何者か忘れた妖、坂左。 自分を坂左に会わせた喜見。 自分の生い立ちもわからなくなりかけていた若だんなは、神鏡の力で現れた長崎屋の面々に、自分のことを教えられ、枕返しという妖に父の枕を返してもらい、薬を吐き出させようとしていたことを思い出す。 実は喜見は蜃気楼の主で蛟龍、みずち。坂左はさかさで枕返しのことだった。 自分が嫌で蜃気楼の幻にたゆたっていた坂左は、若だんなの必死のお願いで父の薬を吐き出させて、江戸の町へ消えた。 ばけねこつき… 長崎屋に突然娘を娶ってほしいと染物屋の親娘が表れた。 若だんなには許嫁がいるし、娘は器量よしで、わざわざ相手がいる長崎屋に縁談を持ち込む理由を聞くと、神田の縁談先に2回も化け猫憑きだからと断られたという。 縁談を断るためのいい加減な噂だが、翌日のよみうりに、化け猫憑きの娘と長崎屋の若だんなの縁談の記事が載っていた。 また同時に、暇をもて余すおかみ達が長屋に住む金次や場久へ縁談を持ち込み、まさかの貧乏神が長屋のおかみに恐怖する。 どうやら染物屋の主は自分の手代にいずれ養子にするとか、妙薬のレシピを渡して分家させるとか、調子のいいことを言ってたようで、娘の嫁ぎ先に妙薬のレシピを渡すと言ったことで、手代は信じていた約束を相手側に果たす意思がないと悟り、一計を案じた。 予定通り主は妙薬のレシピをもって長崎屋へ向かう。手代は途中で暴露するも、結局妙薬のレシピは取らずに去る。 去った後の手代を金次達が自分の長屋へ誘い、自分の身代わりに長屋のおかみに差し出したのが秀逸! 長崎屋の主が死んだ… 井戸で死んだ者が深い恨みを持つとなる、狂骨という恐ろしい妖が現れた。 あやつに関わる全て、長崎屋の主も祟ると言われても思い当たる節がない。とりあえず井戸で死んだ者を探すこととなり、妖達の力を借りて聞き込む。 若だんな自身も寛永寺へ向かう途中、狂骨に襲われていた寺の若い僧を助け、寺まで送り事情を聞く。 僧があの場所にいたのは、寛永寺に女犯を犯した大柄な男がいると読売に書かれており、どうやら寺内の勢力争いで噂を利用されたらしい。実際に女犯をした僧はいるため、その調査に行った所に狂骨がいたという。 寛永寺の僧が狂骨に襲われた理由はわからないまま、広徳寺に一泊することになった若だんな。 広徳寺でも吉原の女に惚れた僧を還俗させる、しないでもめていると聞いていたが、問題の僧が出奔してしまった。女が梅毒に罹っていて、還俗して添い遂げてもろくな最期にならない、と僧を説得しようとした所、反発して出て行ってしまった為、捜索している最中だという。 出奔した僧が狂骨だと気づく若だんな。 狂骨の意味不明なつぶやきが、なぜ女だけが梅毒になったのか、なぜ治らないのか、治せるものがいないのか、という世を恨んだものだった。長崎屋は江戸一とうたわれる薬屋なのになぜ梅毒を治す薬がないのかという遠~い理由で恨まれていた。 ふろうふし… いまだに良くならない藤兵衛の身を案じる若だんなの元に、大黒神が現れ、常世の国にいる医薬やまじないの神、少彦名なら妙薬を知っているはずと教えてくれる。 粟に弾かれて飛ばされたのは、常世の国ではなく、なぜか神田明神の境内。妖達がついてきたから重くて途中で落ちてしまったのかと慌てる若だんな。 境内にいたのは常世の国にある不老不死の薬を欲する侍達。侍達は突然現れた若だんな達を神仙と勘違いし、襲ってくるが助けてくれたのは一寸法師。 若だんなが不老不死の薬を欲しがっていると誤解していた島子が、知らぬ相手にやるくらいなら惚れた相手にやる!と薬をもって下界に降りてしまった為、探しているという。 誤解を解いた若だんなは、島子を探す代わりに毒抜きの薬を探してほしいと交渉する。 果たして侍達に追われていた島子を無事見つけられるのか。という話。実は一寸法師が少彦名だったというオチ。

    5
    投稿日: 2020.04.04
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    若旦那の父、藤兵衛さんが倒れてしまう。今回、若旦那は寝込んでいる暇がない。藤兵衛の変わりに店に立ったり、治す方法を探して色々なところに迷い込んだり、もちろん妖たちも元気に手伝っている。

    1
    投稿日: 2020.03.20
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    しゃばけシリーズも17巻目。さすがに最近ちょっと勢いがなくなってきたかな。雲をつかむような話が多くて、最後につじつまはあうけど、そこまで行き着くのがちょっと大変になってきた。 そろそろ卒業時かと思いつつ、次巻が出たらまた読むのだろうな。

    4
    投稿日: 2020.03.09
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    しゃばけシリーズ。 相変わらず体が弱い若だんな・一太郎。 その父親が大量の薬を飲まされて倒れ、意識不明に陥ってしまう。 一太郎は父親を救うべく、妖怪たちの力を借りて解毒薬を探すというのが、今作の軸。 短編連作で、妖怪を探しに蜃気楼に飛び込んだり、怖いお化けに追われたり、薬を求めて黄泉の国に行こうとしたり・・。 珍しく一太郎ががんばって動き回ってます。 将来店を背負ったときのために、父親がいない(正確にはいるけど寝込んでる)ときにどう動くかという一太郎の成長を書くことで、次作以降につなげて行くんだろうと思う。 軸がわかりやすかったので、読みやすかった。

    1
    投稿日: 2020.02.24
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    しゃばけも随分続いていくなー、の16弾。 流石に作者もあの手この手を考えてくる?人気出て最終回を伸ばされてる漫画家みたいにはならないでほしいなぁ、なんて思ってしまった。。。 確かに一太郎の父、藤兵衛が寝込むのはなかなかないシチュエーションですが、何というか、薬についてはさほど掘り下げてはなく。若旦那がとにかくおとっつぁんの為に奔走するという。新しい登場人物が出てきた割には、話に深さがないのが残念〜。 まぁ、それでもしゃばけは楽しみなので、毎回買って読みますけどね!

    1
    投稿日: 2020.02.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

     このシリーズ、力を抜いてゆるりと読みたいときの最適解だと思っています。変わらないノリと雰囲気に安心する……。ただ、作者が物語を未来へ未来へとかなり意識的に進めて行っている節があるので、例えばこの先、藤兵衛のような主要人物が本当に亡くなってしまうような展開になったとしたら、物語の主軸はどうなるんだろう、と、ふと考えてしまうような一冊でした。  それを最も強く感じたのは、やや異色の一編「長崎屋の主が死んだ」。若だんなが妖を救ってやれない展開は、このシリーズでは珍しい。今後のテーマはやはり、人と妖の共存になっていくのかな~。

    1
    投稿日: 2020.02.03
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    しゃばけシリーズは、お正月によく似あう。っと、今年は少し遅くなってしまいました。ゆったりとあの世界に遊びに行きました。 今回、若だんなは、あまり寝込んでいません。 狂骨の哀れさ、やるせなさが、胸にしみます。人としての並々ならぬ覚悟を感じたのは、寛朝さんの方で、若だんなは、残念ながら傍観者にしかならかなったのは、少し残念でした。

    1
    投稿日: 2020.02.01
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    狂骨、これをもっと深く厳しく取り上げていたら 作者の力量の成長も読み取れたんだろうけどね。 相変わらずちゃっちゃと終わらせてしまっていたよ。

    1
    投稿日: 2020.01.30
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    若だんなと妖の江戸での生活に変化は少ない。それでも日々の営みに楽しみあり哀しみありで若だんなも己の在り方に自問自答している。そんな生活に父親が倒れるという事件発生。その解決に関わるさまざまな出来事と妖たち。一話完結で納得させられる内容であるが、今回はあらためて妖と若だんなを象徴とする人間との時間が異なることを認識させられた気がする。倒れた後出番がない父藤兵衛が出て来ないことで、より違いを認識する。当初から語られてはいたが、妖と人間の間を過ぎる時間の重みは違う。そんな哀しみを再認識した本作でした。

    1
    投稿日: 2020.01.20
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    藤兵衛さんが死んでしまう!?とびっくりしたのですが、どうやら違って良かったです。でもこんなに若だんなが忙しかったことあったかな?というくらいの大活躍でした。大切な誰かを思う気持ちがどの短編にもちりばめられていて、私の気持ちも浮いたり沈んだりでした。

    0
    投稿日: 2020.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

     毎年きっちり同じ時期に、新刊と文庫が出るしゃばけシリーズ。第16作になりましたか。今回は、一太郎の父にして長崎屋の大黒柱、藤兵衛が倒れてしまった! 全5編は、父のために一太郎が奔走する、連作長編でもある。  発端である「とるとだす」。上野の広徳寺に多くの薬種屋が集められ、一太郎も父に同行していた。父がそんな無茶をしてしまった理由が、一太郎には痛いほどわかる。それだけに、責任も感じるのであった。江戸時代も現代も大して変わらないねえ。  「しんのいみ」。一太郎の思いが強すぎたばかりに、気づくとこんな場所にいた。お約束と言えなくもないが、藤兵衛以前に一太郎が危ない。男がすがる気持ちを責めることができるか? それにしても、ここまで危険を冒して、「一段」ですか。  「ばけねこつき」。また一太郎の縁談ネタと思いきや、騒動の裏にある男の悲哀とは。働いて働いて…現代社会でもこういう事例はあるのではないか。残念ながら首を突っ込んだ甲斐はなかったが、めでたしめでたしでいいのか?  「長崎屋の主が死んだ」っておいおいおいおい、死んではいないのでご安心を。かわいい妖だけではない。なぜか長崎屋に恨みがあるらしいが…。逆恨みで片づけるには、あまりに悲しい事情。華やかさの裏にある、江戸の闇の一面。  「ふろうふし」。回復してきた藤兵衛の容態が、再び悪化。一太郎は特効薬を求めて神仙の住まう国へ飛んだはずが…。長生きしたいとは思うが、不老不死とは幸せなのか? 妖には妖の寂しさがある。シリーズの本質を突いた1編かもしれない。  最初から最後の薬を使えばよかったのではと思わなくもないが、この5編に描かれた以外にも、噂や評判を聞けば駆け付けたのだろうと推察される。藤兵衛の回復までどのくらい時間を要したのか。気が気ではなかっただろう。  やはり、一太郎の頑張りに注目すべきだろう。いつも通り、頭も働かせるが、自ら動く。床に伏せっている描写は少ない気がするが、畠中さんは敢えて少なくしたのか。父を助けたい必死の思いが、一太郎の気力体力を持続させたのかもしれない。

    0
    投稿日: 2020.01.17
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    若だんなと妖たち。 いつものばたばたかと思いきやおとっつぁんが倒れた!! それぞれの出来ることを精一杯やって希望を持つのが清々しい。一太郎にできること、妖のそれぞれに出来ることは違うことで、それが集まると大きな力になる。坂左さんも来てくれる気がする。長崎屋の離れに

    0
    投稿日: 2020.01.09
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    親はやはり、子供のことが大事だね。たとえ可能性が低くても一縷の望みを捨てられないものなのだね。 でも、藤兵衛はうっかり過ぎるような気がする。だから妖と一緒にいられるのだろうけれど。 一太郎は、成長しているようだが、体の弱さは相変わらず。いつか克服できるのだろうか? 妖だけでなく神仙にも面識がある一太郎、そのうち、仙人にでもならないかしらん。

    0
    投稿日: 2019.12.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    長崎屋の大旦那が、いろいろな薬を飲まされた挙句、倒れてしまった⁉️ おとっつぁんのために頑張る若旦那。 でも、それは確かにいつかくる日。 時の流れに若旦那の成長と妖かしたちとの違いを改めて感じ(T ^ T)

    1
    投稿日: 2019.12.03