
総合評価
(41件)| 8 | ||
| 21 | ||
| 6 | ||
| 0 | ||
| 0 |
powered by ブクログ誰もがみんな、心に願いを秘めている。空を飛んでみたくて、妖になりたいという変わり者。お菓子を作りたいがため、人になりたがる神様。弟を思うがゆえ、猫に転生した兄。そして、どうしても子を育てる親になりたい女ーーー。それぞれの切実な「なりたい」を叶えるために起きた騒動と、巻き込まれた若だんなの本当の望みは?願いをめぐる五つの物語がつまった「しゃばけ」シリーズ第14弾。 「妖になりたい」 「人になりたい」 「猫になりたい」 「親になりたい」 「りっぱになりたい」
0投稿日: 2025.08.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ここからもえどさがしに繋がるのかと思った。 きっと探し出してくれる誰かがいるのなら、生まれ変わるのも怖くない。 最近妖たちがとても自由に動くので、若だんなが中心の話がもっと読みたい。 立派になった若だんなに目頭を押さえる仁吉に口元が緩んでしまう。
0投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログしゃばけシリーズの14作目とのことですが、私は初めてこのシリーズを読んだのがこの14作目となりました。 知人が貸してくれたのですが、 え?!14作目?!ついていけないのでは?! と思いながら本を開いてみたところ、そんなことは全くなく、最初から最後まで心温まるストーリーで途中何度かホロリと涙しながら読みました。 とっても魅力的な妖達と若旦那。 大好きになりました。 早速シリーズ第1作目も購入したので早く読みたいな。
4投稿日: 2024.10.28
powered by ブクログ若だんなと妖たちの江戸時代モノ、第14弾。 「なりたい」にまつわる5つの物語。 * 妖怪にまつわる話…と言っても、 畠中恵さんの妖怪は、人間味があって楽しく優しい。 一年に一度、「しゃばけ」シリーズを読むのが楽しみだった。 娘が生まれてから遠ざかっていたけど、久しぶりに。 やっぱりあったかくて優しくて、でも少し厳しい。 「人になりたい」と願う道祖神が優しくて、 あたたかな気持ちになった。 猫又のお話は『猫君』を彷彿とさせる。 * 人は夢を見る。 「こうなりたい」「ああなりたい」、子どもの頃から願う。 「なりたい」は命懸けで、でも純粋に「願う」気持ちでもある。 私が「なりたい」のは、穏やかに過ごす毎日。 ブックカフェのオーナー。 子どもたちの笑顔に囲まれる自分。 叶えるために、自分らしく少しずつ歩いていこう。
8投稿日: 2024.09.01
powered by ブクログ[1]歓待の礼に願いを聞いてやると神様たちになりたい職業を聞かれた若だんなの返事は? [2]何かに「なりたい」者たちの五つのお話。それぞれひねりはあまりないけどその分ゆるーくたのしめます。 [3]番外編の明治期の話にリンクする? ■この巻の簡単なメモ 若旦那、薬販売に乗り出す。《他の人と同じやり方じゃ、私は生きてゆける程、稼ぐ事は出来ないって分かった》p.28。その材料を提供してくれるであろう甚兵衛さんは引き換えに、空を飛びたい、ひいては妖になりたいとか言う。 「江戸甘々会」という菓子の集いで男が殺されたが死体がなくなった。 猫又のいる手拭いの染屋と猫又のボスの座争い。 長崎屋の女中、おようはとんでもなく厄介な子どもがいる男と世帯を持ちたがった。 一太郎同様病弱だった茶問屋の大店古川屋の息子万之助が死んだ。葬儀のバタバタの最中、万之助の妹お千幸(おちさ)が行方不明に。相思相愛の糸物問屋塩浜屋の弥曽吉さんのとこにいるのでは? 《一つの事が、ありがたかったり、困り事だったり。物事は不思議です》p.340
0投稿日: 2024.05.05
powered by ブクログ長崎屋へ招待した五柱(稲荷神、大黒天、生目神、比売神、市杵嶋比売命、橋姫)との約束が、「えどさがし」へ続くのか。 ■妖になりたい…上総西八谷名主で養蜂家の甚兵衛。黒羽と赤山坊 ■人になりたい…菓子職人勇蔵、道祖神、江戸留守番役月田と山川 ■猫になりたい…戸塚宿の虎、くろ、藤沢宿の熊市 ■親になりたい…煮売り屋柿の木屋、わがまま三太、猪助、親になりたい出戻りおようと女中頭おくま ■りっぱになりたい…茶問屋古川屋の万之助、妹のお千幸(ちさ)、糸物問屋塩浜屋弥曽吉
0投稿日: 2023.10.13
powered by ブクログ若だんなが少しずつしっかりして、自分の意志をはっきり示すようになってきた。 いつの事件でも、微妙に活躍して微妙に足を引っ張る鳴家が一番好きだなあ。
0投稿日: 2023.02.25
powered by ブクログ手堅い、いつものように若旦那、寝込んでも謎を解決していくところ謎、けっこういい。 最終的には来世で何になりたいかを五神に告げ物語は終わったが、読んだあとは非常に清々しい感じがするところなど良い。
0投稿日: 2023.02.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
202207 願いを巡る五つの物語が詰まった「しゃばけ」シリーズ第14弾。猫じゃ猫じゃの踊りは見てみたいな
0投稿日: 2022.07.20
powered by ブクログ色々な『なりたい』がいっぱい。 あ〜…私は鳴家が見えるようになりたい笑 ・序 ・妖になりたい 長崎屋と馴染みの養蜂場の親分。 本当に妖になりたい???さて、妖になれたのか? ・人になりたい 甘々会なる会で奇妙な殺人事件?さて、どうなる? ・猫になりたい 猫又の熊市vs.虎。戸塚宿の長はどちらが治めるか? ・親になりたい 長崎屋の女中・おようと柿の木屋さんの縁談。 さて、おようさんは無事に幸せになれるのか? ・りっぱになりたい 近所の若だんなの葬儀中、妹が行方不明に! 誘拐か?はたまた駆け落ちか? ・終 解説…東雅夫さん。
0投稿日: 2022.06.29
powered by ブクログ最後の一編、ちょっと切なかった。 なんで?なんで自分にはないものが他の者にはあるの? 人でもそんな問いを胸に抱く。 あの子もいずれ居場所が見つかるといいな、と思った。
0投稿日: 2022.04.30
powered by ブクログ若だんな…段々頼もしくなってきました。そして兄やをはじめとした妖たちとの楽しい掛け合い。読んでいて空想が広がります。どんな立場でも、憧れる存在があるんですね。私は鳴家になりたい~。
1投稿日: 2022.03.05
powered by ブクログ4ヶ月間、本を読む気にならなかったので一切触っていなかったけど…読書熱が出てきた時に読みたい!!と思ったのはしゃばけシリーズだった。 このほっこりとした暖かい世界に触れて本ってやっぱり楽しいな!!と思わせてくれるこのシリーズに出会えた事に感謝。 若だんなの幸せと健康を仁吉と佐助と同じくらい願ってる。
1投稿日: 2021.07.09
powered by ブクログ前作のすえずえにつながるお話も含まれた、皆がいろんなものになりたがる一冊。若旦那と天狗の件はとんでもなく、若旦那はとばっちりを受けたのでは…。相変わらずほっこりする話ばかりで面白かった。中には少し剣呑な話もあるが…。ただ、すえずえで若旦那の未来の話が出てきたあたりから、何やら終わりが見えかけているような。なんだか終わってほしくないなぁと思いつつ、次巻が出るまで待つとする。
1投稿日: 2021.05.09
powered by ブクログ20200129読了。 若だんなはもちろん、屏風のぞき・金次が大活躍のお話が多かったです。若だんなは、来世何になりたいのか。5つのなりたい話と、若だんなの未来のお話。 今回も面白かったです♪
1投稿日: 2020.01.29
powered by ブクログ毎回書いている気がするけれど、とにかく可愛い。今回の「なりたい」はほんわかの中にも人間の持つ自分にないものへの欲求がいっぱいでした。でも、求めるものたちが正直で一生懸命なところがとても応援してあげたくなる。
2投稿日: 2020.01.25
powered by ブクログ誰もがみんな、心に願いを秘めている。空を飛んでみたくて、妖になりたいという変わり者。お菓子を作りたいがため、人になりたがる神様。弟を思うがゆえ、猫に転生した兄。そして、どうしても子を育てる親になりたい女―。それぞれの切実な「なりたい」を叶えるために起きた騒動と、巻き込まれた若だんなの本当の望みは?(e-honより)
0投稿日: 2019.11.12
powered by ブクログしゃばけシリーズ第14弾の本作は、短編5作とおなじみの構成で、本作は「○○になりたい」というタイトルの話5作でした。どの話も、摩訶不思議な話ですが謎解き要素もふんだんに盛り込まれ、なかなか面白かったですね! もうシリーズのストックが少なくなってきましたが、次にいきたいと思います!
1投稿日: 2019.07.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2019/5/22 安定の。 サラッと流したけど若旦那が自分の強みを生かして新しい薬を開発したのは感動よね。 親のリアクションが描かれてなかったけど、それはそれは喜んだことでしょう。 現代人の感覚では薬で一発当てたらそれだけで成した人で、若旦那はもう大手を振って離れで寝込んでていいんだけど、この時代はそうでもないのかな。
1投稿日: 2019.05.26
powered by ブクログ生まれ変わったら何になりたいか。 神から若だんなへの問いかけに対する答えを出すまでの短編集。 今回は複数の問題を一気に解決する若だんなの機転と問題解決能力の高さが発揮された。 短編だけど、下手なミステリーより面白い。 妖になりたい…前の巻で婚約者ができた若だんな。これを機に長崎屋の仕事をしようと新しい薬を考えることに。薬に必要な蜂の巣を扱う甚兵衛は珍しい物を見たいという変わった人物。今度は妖になって空を飛びたいという彼の願いをに頭を悩ませていると、前の巻で僧の弟子となった天狗の黒羽坊の友、赤羽坊が現れ、妖になれる薬があるなら黒羽坊の羽も治せと詰め寄り甚兵衛を連れ去ってしまう。どうする長崎屋!? 人になりたい…菓子の会が行われる百屋の離れで会のメンバーが倒れている…と思って人を呼びに行ったら血塗れになっている、で、岡っ引きを呼んできたら死体が消えている!謎づくめの事件の第一発見者が若だんなの友、栄吉が働く店の主人だったものだから、彼がいる店が変な噂で傾く前に事件解決に(妖達が)動く。 猫になりたい…死んで猫又に生まれ変わった春一が、弟が継いだ店の経営を立て直す策を長崎屋に相談に来た。一方、戸塚宿の猫又達の長を虎と熊市どちらにするかを、若だんなに決めてもらおうと江戸までやって来た。戸塚の猫又達に手拭いを買ってもらいたいが、長が決まらなければ勝手はできない。どちらが猫又の長になるか、春一を行司として勝負が長崎屋にて始まる。 親になりたい…子ができなくて離縁された長崎屋の女中が柿の木屋の主人と見合いをすることに。ただ、相手の連れ子の三太が妖であり、子供の周りには怪異が起こると噂になっていた。そんな中で三太の父親を名乗る人間の男も新たに現れる。 見合いの行方と、怪異の原因と、偽りの親を名乗る男の正体は? りっぱになりたい…若くして亡くなった長崎屋の近所の古川屋の長男、万之助が霊となって若だんなの前に現れた。野辺送りまでに、夢枕で両親を安心させる言葉を残したいという。そんな万之助の通夜の前に、妹の千幸が行方不明となり、30両を要求する脅迫文が。万之助の願いや千幸の行方はどうなったか。
1投稿日: 2019.02.17
powered by ブクログ人だからこそ、人でないものになりたい。 人ではないから、人になりたい。 あれになりたい、これになりたい。 かと思えば、何になりたいか決められない・・・とか、出だしからヒヤヒヤしながら、楽しく、かつ、自分ももう一度目指して頑張ってみようかな、と考えてしまう勇気や元気をもらえるお話たちでした。
2投稿日: 2019.01.24
powered by ブクログ将来、何になりたいのか分からない一太郎。 生きるのが精一杯な人が多かっただろう江戸時代、そんな悩みを持てること自体が幸福なのだと気付いてほしい。
1投稿日: 2018.09.24
powered by ブクログしゃばけシリーズ14弾。 空を飛びたいから妖怪になりたいという人間。 どうしても子供を育てる親になりたい女性。 お菓子を作りたくて人間になりたがる神。 など、「なりたい」というテーマで5つの短編が書かれている。 仁吉や佐助以外の妖怪たちも大活躍。 最近のしゃばけシリーズは他の妖怪たちの出番が増えた気がする。 そのせいでにいやたちの活躍のシーンが減ったような・・w
1投稿日: 2018.09.04
powered by ブクログ江戸時代を舞台に、妖(あやかし)たちが活躍するファンタジー小説『しゃばけ』。 毎年1作品が発表されるこのシリーズを読むのが、習慣化しています。 『すえずえ』畠中恵 https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4101461341 気がついたら第14作となる作品が文庫化されていたので、書店の平積みから一冊をレジに運んで、読み始めました。 江戸の繁華な大通り、通町にある大店の“若だんな”一太郎が主人公。 身体の弱い若だんなは、今回の作品でも、冒頭から寝込んでいます。 若だんなが寝込むその離れに、日頃から集まり交流している妖たち。 さらに加えて、神さまたちも集まってきます。 その成り行きで、「若だんなは何になりたいのか?」という話になって・・・というはじまり。 裕福な大店の後継として生まれたにもかかわらず、身体が弱く、店の仕事を手伝えない。 そんな自分に、不甲斐なさを感じている若だんな。 いったい自分には、何ができるのか? そんな若だんな自身と、登場人物たちの悩みが、「なりたい」というキーワードで、5つの短編として展開していきます。 そしてそれぞれの短編で起こる騒動を、若だんなと妖たちが“謎とき”していく姿が描かれています。 その謎ときを楽しむとともに、若だんなたち登場人物の悩みを通じ、「人は人生に何を求めているのか?」を考えながら読み進めました。 『しゃばけ』シリーズの作品に共通しているのが、優しさと心地よさを感じる世界。 今回も自分の心の棘を、いくつか抜いてもらえたような気持ちにさせてもらいました。
1投稿日: 2018.08.02
powered by ブクログ妖になりたい、人になりたい、猫になりたい、親になりたい、りっぱになりたい。 タイトル通り、それぞれの願いが若旦那を巻き込んで、長崎屋は今日も大騒動のシリーズ第14弾。 2018年6月23日読了。 若旦那も妖たちも相変わらずで気楽に読めます。 そこがこのシリーズの良さ。 ですが、本編後の「終」が、なんとなくシリーズも終盤に向かっているような気配を感じさせていて、なんだか気になります。
1投稿日: 2018.06.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
しゃばけシリーズ第14作は、何やら不穏なオープニングである。神様から宿題を言い渡された一太郎。曰く、来世何になりたいのか? 冗談が通じない神様だけに、一太郎の答え次第で、世の中がひっくり返るかもしれない…。 単行本のタイトルが『なりたい』で、全5編とも「○○になりたい」というタイトルで統一されている。いずれも無理筋の依頼ばかりだが、無下に断るわけにはいかないというシチュエーションである。一太郎を中心とした面々は、どうやって誤魔化…ではなく納得させるか、知恵を絞るというわけである。 新薬の材料の仕入を、村の名主に打診すると、条件として「妖になりたい」と言う。そこになぜか、勘違いが絡み…という典型的なシリーズのフォーマット。一応両方とも解決なのか? それにしても、冗談が通じない佐助…。 殺人事件の謎に迫る「人になりたい」。日限の親分が話を持ってこなければ、一太郎が首を突っ込むこともなかったろうに…。しかし、彼らが乗り出さなかったら、収拾できたかどうか…。しゃばけの世界の中で、謎は合理的に解かれる。 今度はある裁定を求められる「猫になりたい」。長崎屋に住まう妖の思惑も絡み、何の勝負なのかぐちゃぐちゃになってくる…。お前が原因かっ!と言いたくなるが、で、そういう裁定でいいの? ま、まあ、一件落着だからいいか。 他の4編とは一線を画す「親になりたい」。親になるのは大変だが、喜びもある。事情が事情だけに、やむを得ない結末なのかもしれないが、気持ちを思うとねえ…。遅かれ早かれ起きる事態なのだろうから、これでよかったのかもしれない。 最後の「りっぱになりたい」は、一太郎と同年代の死が発端だった。「本人」の頼みを無下にはできない。ところが、葬儀の場でトラブルが起きて…。悲しみの裏で交錯する意図とは。死をきっかけに丸く収まった、ある意味シリーズならではの1編。 複数の思惑が絡み合うのが、このシリーズのお約束だが、まさにお約束通りの全5編。宿題を出された一太郎の、回想という形で並んでいるが、「なりたい」という願望を描いたこれら全5編に、ヒントが隠されているのか。……。うーむ、一太郎が出した答えは、シリーズのすべての作品に当てはまるのでは。
1投稿日: 2018.03.02
powered by ブクログ久しぶりのしゃばけシリーズ。 文庫は年1回位でしょうか。 前回では、何か、シリーズ終焉を迎えているような感じで少し寂しかった思いがありましたが、本作を読んでいたらまたまた、いつものしゃばけワールドを楽しめました。 けど、最後まで、読み進めるとまた何か、そんな雰囲気が。 でも、一太郎と、兄や、妖たちの掛け合いにほっこりしました。 面白かったです。
0投稿日: 2018.02.21
powered by ブクログ安定の畠中さん、というか、読むと安定して美味しいごはんが食べたくなる畠中さん(笑) 話の展開は相変わらずのようですが、シリーズとして徐々にまとめに入っているのかな?という印象。これがきっと、あの数巻前の、ちょっとしんみりする未来のお話に繋がっていくんですねぇ。
0投稿日: 2018.02.14
powered by ブクログしゃばけシリーズは気軽に読めるからいいなー、と気付けば14弾。 何になりたいか、て簡単に決められないよね。何にでもなれるとしたら、アレコレなりたいものはたくさんあげられるけど。最後に若だんなが出した答えはいいね。これは「来世版」しゃばけシリーズを期待してもいいのかな?まぁ、「えどさがし」でそれっぽい感じがあったなぁ。 次はどんな話か、楽しみ。
0投稿日: 2018.02.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
空を飛んでみたいなぁー「妖になりたい」 忘れられた道祖神の夢見たものー「人になりたい」 可愛い弟をずっと見守ってー「猫になりたい」 子ができないからと離縁されたけれどー「親になりたい」 身体の弱い跡取りが亡くなって霊になったー「りっぱになりたい」 以上の5本。 このシリーズ、読み始めこそ「なんでだよ」ってつっこんでばかりなんですが、1本目の途中からは世界にずっぽりはまってしまう。 冬のこたつのような、心地よい抜けられない温かさ。 今回あまり心配症の兄やたちは出番が長くなくて、若旦那が人や妖に頼られて相談事をもちこまれます。 心優しい若旦那はどんなに虚弱だったとしても立派だと思います。 いつもどおり、優しくカワイイお話たち。 ほっこり。
0投稿日: 2018.02.05
powered by ブクログ人それぞれ「なりたい」何かがあって皆真剣で、そして若だんなの出した答えは妖達と巡り会いたい。どんなに苦労しても探し当てると言ってもらえるなんて素敵じゃやないですか。
0投稿日: 2018.02.03
powered by ブクログ作者は本当に文体が自然。ついついと先へ読んでしまう。 今巻はみんなが「なりたい」もの。みんななりたいものがあるよね、そしてそのなりたいものになる為に努力したり、我を通したり、でも、若旦那もそうだけど・・・努力している間になりたいものになってるのでは・・・?そういう面があるのでは?。それがつらつらと自然に思い浮かぶような話っぷりに感嘆。
0投稿日: 2018.02.02
powered by ブクログ今回は時が進まず安定。下手に結婚したり子供ができたりすると収集つかなくなるよね・・・ 最近貧乏神が出すぎな気がする。動かしやすいんでしょうね。
0投稿日: 2018.01.25
powered by ブクログ今年もまた、しゃばけシリーズを手元においてのお正月。 なりたての(!?)幽霊さんといっしょに、謎解きをする若旦那。
0投稿日: 2018.01.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
しゃばけシリーズ第14弾、短編5つ。 妖になりたい/人になりたい/猫になりたい/親になりたい/りっぱになりたい 若だんなはついに来世のことまで考えはじめたかな。せっかく許婚きまっても、そこはぜんぜん進展しなかったな。長崎屋の離れはいつもどおり、相変わらずであった。もう、あらゆる妖たちの能力とかがわかってる状態でないと、なぜ解決したのかもわからないような初見に厳しい作りになってるけど、だからこそファンにはいいのかもな。ぜんぜん進まない変らない、キャラだけが増えていくみたいなアンパンマン状態になりつつあるけど、非現実的なあの離れの舞台のなかで、つねに上品で優しい若だんなに癒された、いま自分が荒んでるんで。 若だんなとおりんちゃんのその後も次作にはいれてくれるかなあ、それに母おたえメインの短編もまたよみたいなあ。安定のシリーズ。
0投稿日: 2018.01.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
年始にふさわしい物語でした。 シリーズ14作目、とてもゆっくりですが若だんなの成長を感じることができて嬉しいです。 今回のお題だからかもですが、読みながら短編よかったなあ、とくに生まれ変わって出会う話が。と思っていたのですが、最後の最後がまさしく短編につながって感動でした。 このあともう一度短編を読み直します! それにしても毎度、お腹が空いてしまいます。
0投稿日: 2018.01.03
powered by ブクログしゃばけシリーズ第14弾 妖になりたい人になりたいと、様々ななりたいを集めた短編集 ただの無い物ねだりだけではなく深い想いが込められていた。相手を想う気持ち子を想うに持ち…。想いが人(妖)を創る。 相変わらずの鳴家の可愛らしさに兄やたちのブレない甘さ。神様までお出ましで。 ずっと続いて欲しいシリーズ。
0投稿日: 2017.12.27
powered by ブクログ序/妖になりたい/人になりたい/猫になりたい/親になりたい/りっぱになりたい/終 甚兵衛が 勇蔵が 紅松屋が おようが 万之助が そして若だんながなりたいものは? 夢と希望をいっぱい持って明日へ!!
0投稿日: 2017.12.19
powered by ブクログ「しゃばけ」シリーズ第14弾。 若だんなのために神様が長崎屋の離れに呼ばれ、若だんなが神様から「来世何になりたいか」と問われる場面から始まる。 空を飛んでみたくて、妖になりたい変わり者。 お菓子を作りたいがため、人になりたがる神様。 弟を思うがゆえ、猫に転生した兄。 どうしても子を育てる親になりたい女。 親を安心させるため、りっぱになりたい幽霊。 5つの「なりたい」を経て、若だんながが神様に答える来世になりたいものは。。。 妖怪達と若だんなをとりまく人ののびやかで心地よい関係。いつまでも続いて欲しい「しゃばけ」の世界。
0投稿日: 2017.12.16
powered by ブクログ若だんなの体を心配して、神様たちを長崎屋へ呼びつける兄やたち。 若だんなが悩みがあると聞くと、神様たちは若だんなへ宿題を出す。 ー「来世では何になりたいのか」 神様が答えを気に入れば叶えてくれる。しかし、そうでなければ・・・。 最終的に出した若だんなの答えに納得。 外伝「えどさがし」に繋がる話でもあって面白い。 ずっと一緒にいて欲しいな。
0投稿日: 2017.12.14
powered by ブクログ快調です。この一つのテーマで短編をつないでいくパターンはいいですね。でも、もっと、若だんなには兄やたちに苦労してもらいたかったなあ。いつものように柴田ゆうさんの絵がかわいいの。
0投稿日: 2017.12.03
