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「過干渉」をやめたら子どもは伸びる(小学館新書)
「過干渉」をやめたら子どもは伸びる(小学館新書)
西郷孝彦、尾木直樹、吉原毅/小学館
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総合評価

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    桜丘中学校校長の西郷さん、教育評論家の尾木直樹さん、 麻布学園理事長の吉原毅さんによるトークイベントから。現在の日本の教育の危機的状況にいち早く気づき、子ども主体の教育に舵をきってきた3人の対談。 「学校の当たり前」を生徒と一緒に見直し、教員と生徒の信頼関係を作り、子どもが安心できる居場所や環境作りに取り組んだ結果、生徒の自己肯定感や非認知能力が上がり、同時に学力も向上したと。  教育ってどういうことなのか、子どもを成長させるってどういう環境なのか。結局は自分の頭で考えて行動できる子どもが一番強い。そういう人間になるための学校であり教育であるってこと。 過干渉、管理、不自由な環境では子どもは羽ばたけないもんね。

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    投稿日: 2023.10.27
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    親を大事にする。子を大事にする。家族を大事にする。それは大事なこと。ただ自分の所有物のように過干渉していくとどうなるのか。大人になっても過度な過干渉な親御さんを間近でみた時に違和感があったから、読んだけどその違和感の理由をこの本を通して言語化して理解した。 過干渉=親の愛ではない。例え家族だとしても尊重し尊敬しあえる適切な距離感は、それぞれにある。うんうん!って思いながら読みました。 また毒親と言うものも理解できた気がします。 

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    投稿日: 2023.09.05
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    備忘録 新たな価値を創造する力 対立やジレンマを調整する力 責任ある行動をとる力(自己を客観視できる力) ●感情の表出(うまく感情が表に出せる子ほも自ら学ぶ意欲が高い ●子どもの人生は子どものもの。 ●人間はもともとよく生きたいと思う生き物。よく生きたいと思う心が発動するような環境作りさえすればほっておいても勝手に育つ。 ●自分も何かできるのではないだろうかと思わせる学校の雰囲気

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    投稿日: 2023.08.23
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    やはり全ては繋がってるわ!!日本を支える子どもたちをもっと大事にしないとね。西郷さんの本を以前に読んで、あぁこんな素敵な校長先生が日本にいて、この時代にいて良かったと思ったのを思い出した。麻布かっけぇな。身近な保護者に伝えたいな。こんなこと知らずに世に蔓延る価値観や世間体に踊らされてる保護者も大人もまぁまぁいて、もったいないし子ども達に申し訳ない。頑張ろう!

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    投稿日: 2023.08.22
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    未来の日本をつくっていく若者を、学校という場所で育てる。教育者としてこのうえない楽しみであるが、育て方のアップデートをしなければならない事すら、当事者意識がない教員には難しいことである。現在、教育現場でどのような試みがおこなわれているか?また、何か動きがあることすら知らない人が多い。私の職場でこの本を読んで、何を言っているのか理解できない人が半数以上はいるであろう。 みんな違ってみんないい。という考えには共感できるが、みんな違っていいという事は、対立がうまれることもある。それは、対話をする必要があり、対話をするにはコミュニケーション力が必要になる。非認知スキルの向上こそ学校で行いたい。

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    投稿日: 2022.08.14
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    兎角教育現場では、きちんとまとまっている、言われたことをこなせる、などといった集団としての美を求められてきていたと思います。自分が教員として生徒と接していると、それに対して強い違和感を抱かざるを得ません。冷え性なのに夏は半袖を強要される、ADHDという特性があるのにずっと席に座っているよう強制される、喉が痛いのにのど飴を舐めてはいけないなど枚挙にいとまがありません。西郷輝彦氏は、深い考察などせず、一人一人の生徒に目を向けていたらこうなったと述べてらっしゃいます。これだ!と思いました。常に学習し、将来生徒たちが楽しく社会を過ごしていけるようサポートしていきたいと思いました。

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    投稿日: 2022.07.02
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    知っている中学校の話だったのでとても興味深かった なんでも普通に合わせようとしてしまう昨今 賛否はあるだろうけど改革をした生徒、先生方は素晴らしいと思う ただ娘はこんなとこに行ったらダメになる!と自分から言っていたので… 合う合わないはあるだろうけど 気持ちが楽になった

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    投稿日: 2021.12.04