
総合評価
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powered by ブクログ●本が読めなくなったら、オーディオブックを併用するとよい。 ●アウトプットすることを前提にして、本を読んだり勉強したりすること。 ●映画から学べることも多い。 ●若い人と付き合うことは非常に重要。教えられることが多い。 ●歴史においては長生きした方が勝ち。歴史を塗り替えられる。 ●SNSは見るだけが良い。書き込みを始めると炎上に時間をとられる。 ●エンドレスではまるYoutureは要注意。 ●本は図書館で借りるのではなく、お金を出して買うこと。無料で手に入れたものは身につかない。
0投稿日: 2025.08.17
powered by ブクログ「45歳までにやってきたことしか、その後の仕事には使えない」佐藤は『国家の罠』デビューの年。前年まで獄中で(純外国語本は差し入れ不可で不満)ヘーゲル『精神現象学』など古典二百冊以上を読破、古典ギリシャ語、ラテン語、ドイツ語、チェコ語も学習… 池上彰はNHKで解説委員となることを希望していたが専門性がないから不可と言われた。「こどもニュース」でお父さん役、ディレクターは子の素朴な質問に困惑する『チコちゃん…』の線を狙っていたが何でも答えた…「首都圏ニュース」キャスター、『TVガイド』のニュース欄担当で猛烈に勉強/早寝早起きの習慣ついた
7投稿日: 2024.03.30
powered by ブクログタイトル通り学ぶことのヒントを経験談を交えながら語ってくれるため参考になった。自分の教養不足も痛感した。また年齢を重ねた時に再読したいし、大人だからこそ好きな勉強をしていきたい。
4投稿日: 2024.01.21
powered by ブクログ池上彰さんと佐藤優さんの共著。この二人の賢者は、現代の情報過多にどのように対処して信頼性のある情報を見分け、偽情報から自分たちを守っているのか。読者に向けて、情報社会を生き抜く知識とスキルを向上させ、批判的思考を養い自己防衛する方法を解説。さらに情報の対処法だけでなく、情報を有効に活用して個人的な成長や社会的な問題に取り組むためのヒントも提供。本書はデジタル時代において、より賢明に情報を扱うための指南書となること間違いなし。
4投稿日: 2023.11.06
powered by ブクログ45歳を人生の折り返し点とし、残りの人生を知的再武装していかに生きるかの60のヒント。自分がやったことの棚卸し、勉強の効用と残された時間で何をいかに勉強するか、断念することも前進、自分の会社での再雇用のデメリット、自分は書かないというSNSとの付き合い方、家族も含めたコミュニケーション。
1投稿日: 2022.07.22
powered by ブクログ本作は、池上彰さんと佐藤優さんの対談集です。 本作の内容は、次のとおり。(コピペです) 人生で最も役に立つのは、達人が明かす極意です。本書は60の極意から成っています。人は人生において、二つの大きな転換期を迎えます。一つ目は45歳の人生の折り返し地点です。そこで重要なのは「知的再武装」をすることです。「知的再武装」はよりよく生き、よりよく死んでいくための、人生の必須課題です。では、「知的再武装」で、何をどう学ぶべきか。その点について、二人の勉強の達人が、秘中の策を惜しげもなく教えてくれる。時間は有限な財産であるから、そこでやってはいけないこともある。それは何なのかも明言してくれます。 さて、本作とは関係がないのですが、本日(2022年4月10日)の産経新聞に、佐藤優さんが、自身の健康状態に関して書いた記事が掲載されていたので、コピぺします。 今年に入ってから健康回復に向けた闘いを続けている。慢性腎不全が悪化し、1月7~18日、都内の大学病院に入院し、血液透析を始めた。透析は通常、腕に静脈と動脈を手術で結びつけたシャントという特別の血管を作って、そこに針を2本刺して行う。筆者の場合は首からカテーテルを入れて、一方は心臓、他方は肩甲骨と皮膚の間を通って、右胸肌から右心房付近につながる管が出るカテーテル透析という手法を用いている。 シャントだと透析の都度、針を刺さなくてはならない。輸血用と同じ太い針なのでかなり痛い。カテーテル透析だと針刺しからは逃れられるが、風呂に入ることができない。筆者は用心深いので、下半身だけシャワーを浴び、上半身は濡れタオルで拭いてカテーテルの入り口に水が触れないようにしている。カテーテルは毎日、ポビドンヨードで消毒し、絆創膏(ばんそうこう)を貼らなくてはならない。 筆者は妻をドナーとする生体腎移植を考えている。通っている大学病院は腎移植では日本一の実績を誇り、医師からは、あくまでも平均ということだが、このまま透析を続けていると10年生存率は6割、移植をすると9割を超えると伝えられた。専門書で調べてみると、透析のままだと8年程度の余命、移植に成功するとそれが20年を超えるという。ただし、がんがあると移植はできない。そこで精密検査を受けたところ、前立腺にがんが見つかった。 佐藤優さんの現在の年齢は62歳。 私よりも1歳年上になりますが、私と年齢が近いので、気になるところです。
12投稿日: 2022.04.10
powered by ブクログ我々一般人が「学び直す」ためのヒントを、知の巨匠コンビが対談形式で豊富な経験に基づいて惜しみなく伝えてくれている。 「リスキリング」というよりも「再武装」という表現が面白い。ハードかつソフトな人生の戦略本。 YouTubeでも学びたい、SNSも使いたい、新しいことも試したい、、、なんて折り返し点を過ぎてもまだ思ってしまうけど、壁が目前に迫ってきたら彼らの教えにハッとし、現実的に取捨選択するんだろうな。 それにしても、お二人の経験値と学びの深さ・広さはやはり凄い。 アウトプット、棚卸し、若い世代との付き合い方etc.できるところから取り入れて、準備していこう。 情報の波に溺れず、限りある時間を有意義に過ごして、軽やかに壁を乗り越えていけたらいいな。
0投稿日: 2022.02.15
powered by ブクログ毎度毎度対談本を量産しているが、ついつい読んでしまう。わりとぶっちゃけた内容が笑える。色々と逃げきれる世代だからね。
4投稿日: 2022.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
知的再武装 60のヒント(文春新書) 池上彰氏、佐藤優氏による対談本。 2020年3月20日第1刷発行。 本書の発売時期は今振り返ると、 ちょうど、コロナで初めての緊急事態宣言が出た頃だったろうか。 かなり別世界になった観もある。 とは言え、2021年10月現在、コロナとの共生が指摘されるようになって以前のような生活が一部ではあるものの、戻ってきた。 池上彰氏、佐藤優氏の対談本をいくつか読んでいると 以前とほぼ同じ指摘だと思える部分も多く、 従来からのファンの方々には新発見は少ないかもしれない。 印象に残った点 45歳は重要な折返し地点。45歳までに自分は何をやったのか。 そのリスト作りをする 一年に一度くらい、自分がこの一年で何をやってきたか、蓄積したことは何かの、棚卸しをしてみる *6日間を働いたら、安息日に自分のしたことを見ろということです 日本人の場合、毎週やれと言ってもなかなか難しいので、年に1回か、あるいは盆暮れや正月がちょうどいい 会社の中で一所懸命に仕事をやることによって自分が成長するし大事なのはその過程でどれだけの勉強をするかです 会社人生の中で、当然、意に沿わない人事異動があっても、新しい部署ではこれまで経験したことのないことを新たに経験するわけでしょ。ふてくされないで、そこで本を読んだり勉強したりすることが、結局は自分を成長させてくれるんです。 45歳までに仕事で必要に迫られた勉強の蓄積があれば、その後の人生も自ずと決まってきます。 仕事で先が見えた時に勉強すること自体が、生きる意欲につながる 勉強とは何かと言うと、やっぱりそれは自分のためになるということ リタイアしてやることが無かったら、寿命を縮めますよ 目には見えないけれども、確実に存在する力が勉強によってついてくる 自分のポテンシャルを蓄えることが勉強だし、自分のポテンシャルを再発見するのも勉強だ 既に根っこがあることを伸ばしていくことはできるから、根っこがあるところで勝負する 45歳までは新しいことを積極的にやったほうがいい 自分の限界を知ることと、何を諦めて、何を伸ばすかを見切ることはすごく大事になってくる。 私はまったく新しい言語を覚えるのはとても無理ですね。 英語をもう少し勉強し直すというのはありですが、ロシア語なんて絶対に無理です。(池上) 比較優位の原則(自分の最も優位な分野に特化・集中すること) じゃないですが、その後の人生において知らないと致命的になるような 短所は埋めていかなければならないけれども、 重要なのは長所を伸ばすことです。 何でもかんでもやろうとすると失敗しますから。 嫌いな科目はやらなくてもいいというのは、大人の勉強の一番いいところです。 好きな勉強だけすればいい。 必要な知識を身につけるには、どれくらいの時間を要するかを見極めることです。時間は有限な資産ですから。 池上彰氏の放送局の先輩 「松本清張の小説を読めば、いかに地方の役場で汚職が起きるか、 そして、結局は、課長補佐が自殺して終わる、その複雑な構造が全てわかる」 他人を意識しないと言っても、中高年の学び直しで、 よく資格マニアみたいになってしまう人がいますね。 まず調理師免許を取って、次に美容師免許を取るとか。 それは自分の勉強というよりは、一種の承認欲求なんだろうと思う。 そういうのは良くないですね。(佐藤) 田舎に住んでしまうとか、こういうことをいきなりやってはいけない(佐藤) 別荘買うのって、大変じゃないですか。久しぶりに別荘に行くと、掃除から始まって、カビた布団を干したりして、とんでもないことになる。 ときどき貸し別荘に行くとか、ちょっといいリゾートホテルに行くので十分ですよ(池上) 後半の人生で接するかもしれない分野で、異なる業界常識を知っておくことが重点科目となる 医療保険制度、介護保険制度、特養(特別養護老人ホーム)の構成とか 行政サービス、税金の仕組みや年金制度 年金の仕組みを知っていると知らないでは、全然違ってきます。 見えてくる世界が違います。 大学でコピペ禁止だとか言って、ぎゃーぎゃー騒ぐ先生がいるでしょ。 まったくナンセンスだと思う。私は、「いいよ、コピペでも」と学生が書いたレポートを回収するでしょ。その後、紙を一枚配って 「はい、いま出したレポートの要旨をこの紙に書いて」と小テストする。 その結果「記憶にまったく定着してないじゃないか。年百万円の学費を払って、こんなコピペやってたら、記憶に定着しないよ。 スペック上がらないよ」と言う。すると学生はみんなコピペをやめる。 若い人たちは自分のスペックが上がるかどうかに関しては異常な関心があるんです。(佐藤) コピペがなぜいけないかについて、私的所有権を侵害しているとか、間違えたことを書くとか、そんな話をしても無駄なんです。 自分の中に何も定着していないことがわかれば、一発でやめますよ。 それは中高年でも同じで、何をしてはいけないのかを自覚できさえすれば、後で処方箋は付いてきます(佐藤) 日本の平均的男性なら、勉強したり活動したり出来るのはせいぜい75~76歳まででしょうか 例えば65歳だったら、あと10年です。一所懸命に本を読んで年間40冊だとすると、400冊です。じゃあ、ある種、時間との闘いの中で何を読むかです。選択と集中を考えたほうがいいでしょうね。(池上) 若い時に挫折した本の再読もいい 本はたくさん読むことがとにかく重要なんですが、図書館で借りるのでは なくて、ちゃんとお金を出して本を買うことです。(池上) 知識を身につけるという観点からしたら、本は買うべきです。 フリーで手に入るものは身につきません(佐藤) 翻訳本の場合は、真ん中を見る 真ん中で誤字脱字や誤植がないかどうかを見ます。 時間不足になると手を抜くのは真ん中あたりですから(佐藤) 理系についての知見を身につけないと思ったら、ブルーバックスシリーズはほんとにいい。(池上) わかりやすく書かれた入門書を選ぶときは、きちんと通俗化されているか、いい加減な通俗化なのか、そこを見極めることが大切です(池上) SNSを使っている中高年は、できるだけ控えた方がいい。 落ち着いて勉強できる場所を確保すること (本棚を買うことも推奨している。しているが個人的にはここは参考にしない方が良いと思う。 Kindleなど電子書籍で買うことを基本とするしかない。 スペースには限りがあるのだから。 本を趣味とし突き詰めていくと誰しもが立花隆の猫ビルに行き着いてしまう。 佐藤優も本の保管倉庫を持っている。一般人がマネできることではあるまい。 亡くなった児玉清氏も1万6千冊の書物を持っていて、家の床が抜けたなどの逸話が残っている。家の床が抜けそうになったという話はほんとに多い。管理コスト、整理整頓する時間、掃除する時間、読まない本の処分のための時間など諸々を考慮すると今の時代なら電子書籍を選ぶ方が無難だ) 目の前が壁で、家族の行き来が見えないような場所で、狭いところに籠もると集中できます。(池上) 静かに数時間、誰とも会話をしない、話しかけられないで済むような場所を作ることです。(池上) 新幹線のグリーン車というのも良い読書空間。 グリーン車代はちょっと奮発した喫茶店代だと思えばいい 絶対に外国語が身につかない勉強法があって、友人の外国人に日本語を教えてやる代わりに、その外国人から該当外国語を教えてもらうという方法です。このやり方で身についた人を、私は1人も見たことがありません(佐藤) なぜダメかというと、まずお互いに教えるプロではないから、だいたいいい結果にはなりません。 水泳なんかと一緒で、 悪い型を早く覚えるとそれが抜けなくなるので、その矯正には時間がかかって語学の習得は結果的に遅れます。(佐藤) 教えるプロにお金を払って勉強する。これは基本的に、どんな学習でも最も効率が良くて、結果的にコスパが高いのです。(佐藤) カルチャースクールは看板がちゃんとした人がやっているものは内容も値段に比例する。自分の中で何が必要かを絞る。 法外な値段の昼食会セミナーとか、自己啓発セミナー系だけに注意 語学には終点が無いから、どこまででやめるのか終わりを決めておく。 最低限の踊り場、英検の準一級ぐらいまでは頑張る。 教養のための語学とか、観光のために使えるような語学は、時間の無駄になってしまう可能性が高いです。(佐藤) 教養のためのフランス語とか言って、モノになった人は1人も見たことが ないからやめたほうがいいと思う。(佐藤) 語学習得にはコストがかかりますから、ちょっと齧るだけなら、 お金を浪費するだけで終わってしまうリスクが高い。 はじめにレベルを設定しておくことが大切ですね。 問題は語学には終点がないことです。(池上) 英検の二級とか大学入試ぐらいのレベルだと、ほったらかしにしておくとすぐに中学生レベルまで落ちます(佐藤) (ここの部分は違うのではないか?と感じた。個人的には仮に準一級レベルまで到達してもほったらかしにしていたら中学生レベルまで落ちる自信がある) 学校には節目があるから、師を替えることができる。 先生の部屋のドアをノックする権利は生徒の側にある。 健全な常識でもって、権威に対しても常に疑う。 1ヶ所で鍛えられた土地勘を持っていれば、他の場所に行っても怪しいことに気付く。 ノーベル経済学賞だって、おかしいですよ。 ノーベル経済学賞はそもそもスウェーデン国立銀行が作ったもので 正式名称はノーベル経済学賞じゃなくて、 「アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン国立銀行賞」 もしくは「アルフレッド・ノーベル記念スウェーデン国立銀行経済学賞」です。ノーベル家の一族は、この賞をずっと批判していて 廃止と改名を繰り返し訴えているんです。賞金だって出しているのはノーベル財団じゃなくて、スウェーデン国立銀行ですからね。 賞を取った人たちのその後の話を見れば、惨憺たる有り様でしょ。 リーマンショックを引き起こす原因になったり、投資会社を破綻させたり、とんでもない学者もいるわけです。(池上) 45歳を回ったら新しいことは頭に入らないのが普通。 最初から自分の頭はバケツではなくてザルなんだと自覚すること 読書の間に眠くなったり読めなくなったりしたら、 腹式呼吸で音読してみる。 本が読めなくなったら、オーディオブックなどを併用する。 本を音読するのなら、それをスマートフォンかICレコーダーに吹き込んでおくのも一つの手です。自分自身で手製のオーディオブックを作ってしまう(佐藤) アウトプットは重要。誰かに話すことを前提にして 本を読んだり勉強したりする。 知人に話すときは40秒一本勝負。頭の体操になる。 理解するためにものすごい時間がかかるものは、 中高年は捨てなくてはならない。 中年以降は怪しいものには近づかないことです。 たとえば、投資で成功している話なんて意味がない。 投資で成功するという本を書くことによって儲けることを考えて、その本は作られているからです。(佐藤) よくある詐欺話で「いい儲け口があるんです」って。じゃあ、人になんか勧めないで、あんたがやればという話です。 「いい儲け口がある」と言って売り込むことによって、その人間が儲けているわけです(池上) 映画を見ることによっても相当多くのことが学べる。 ちょっと捻った恋愛映画もいい 小説を読むのも映画を見るのも、単に娯楽として見るんじゃなくて主体的に分析してみる 時代劇がどの程度の時代考証をしているのか、 字幕でどう訳しているのかも勉強になる 勉強を維持するために、敢えてあまり短期で完成しないことを勉強の対象にする リストを作って、読書ノートをつけて一冊ずつでも 読み終わっていけば、達成感は得られます(池上) 天井のある勉強と天井のない勉強にわける (TOEFLなど) (英語の上達) ヒトラーの蔵書は1万6千冊に及んだそうですが、 ヒトラーが実際に読んだ本をどうやって回したかが この本には書いてあります。ヒトラーは読んだら、 頻繁に並び替える。自分の机の上か横に本棚を作って 20冊か30冊を時々入れ替えるわけです。(佐藤) ヒトラーとレーニンの読書の仕方は似ています。だから ビジネスマンには、ヒトラーとレーニンが役立ちます(佐藤) 自分の頭の中で記憶して、それを血肉化していることが重要です。 瞬時に取り出して使えるのは、自分の脳に入っているものなんです。 短いネットニュースを信じるのは一種の信仰。 教養とは何かと言えば、適切な場面で立ち止まれること もはや地上波の2時間ドラマは、2019年の番組改編で、レギュラー枠が全部、なくなりました(池上) だから、皮肉をこめて言えば、テレビはすでに知識人のものになっているんです。ワイドショーを見て、その内容が理解できればもはや知識人だという世界です。それぐらい知的水準が下がっている。 ネットの特にヘイト系のところは、ほんとにひどい有り様で、底が抜けていますから。You Tubeとかネットの質の低さとワイドショーを比べたら、その違いは明白ですよ。(佐藤) テレビばかり見ていると、人間の想像力と思考力が低下してしまう。 大宅壮一は「一億総白痴化」と言いましたが、知識人の水準もグンと下がってしまったんですね(池上) 最大の健康法は、医師に処方された薬をちゃんと飲むことです。(佐藤) 健康は衰えていくことを前提にする。健康においても勉強においてもいつまでも前のめりで行くのはやめる。 タイプの違う仕事に切り替えることで、休みにする。 「仕事=楽しい」というスタイルの生きがいだってある 午前中は知的インプットの時間に当てる。 午後はアウトプットなり、体を動かすことをする。 自分の会社で延長する再雇用というのは本当に考えものですよ(佐藤) 自分の会社の再雇用だったら、思い切り遠くの、今いる人達が見えないところに移してもらうか、特に役員になった人たちが見えないところに移してもらう。 子会社とかまったく業種の違うところがいいですよ。心理的なことを考えると、そういうのが必要かもしれません(佐藤) 同期会のみんなで申し合わせて、病気自慢と孫自慢と介護の話はするなと提案したんです。 これは重要で、放っておくとこの3つの話題に終始してしまう。(池上) 「知的再武装」の最終目的は何かというと、良く死んでいくこと。 別の点と線を結んで作り直していけば、過去は変えられる。 自分の人生、何だったっけと思い出すときに、自分はどんな知的な経験を積んできたのだろうか、どんな道を来たのだろうかと改めて振り返ってみることです。(池上) 政治家で疲れたという話を聞いたのは、76歳で辞めた アントニオ猪木先生だけです(佐藤) オーラルヒストリーならば「あのときはこうだった」と、 いくらでも上書きできますから(池上) →ゴルバチョフ 若い人と付き合うのは非常に重要。 教えられることも多い。 60歳以降は、新しいことには極力手を付けない 若い人との付き合いでも、なんとなく付き合うんじゃなくて自分の関心分野が重なるような若い人たちと刺激を受け合うのは非常にいいですね(佐藤) 60歳を回ってからの人間関係は、過去にあった人間関係の中で伸ばす人を決めていくことです。(佐藤) 仲間との勉強会を成功させるコツは、会自体をなくす仕組みをはじめから作っておくこと 変な野心を持つ人間を入れないことも大事ですね。 アウトプットを同人誌にする。 60歳以降で、書籍と結びついた人生を送るのかそうじゃないのかで残りの人生は相当に違ってくる ネット空間に閉じこもるのは危険ですね(池上) エンドレスでハマる恐れがあるYou Tubeには気をつける 50代や60代の人は極右とかネトウヨとかだって、最初のうちは知らないわけです。それが「おっ、こんな世界があったんだ」とか 「お、実はこうだったんだ」とか、間違った発見をしてしまう。 たぶん、本人は知的好奇心を掻き立てられているつもりなのかもしれないけれど、実はウップンを晴らしているだけ。 排他的で好戦的になったら、違う意味での再武装に なってしまいます(笑)(池上) ネトウヨになるような人たちっていうのは、そもそもは知的な職業についている人たちで、お医者さんとか弁護士とか、専門職系の60代、70代が多いようですね。 そういう人たちは情報を集める力はあるから、自分にとって都合のいい情報だけを集めてしまう。(佐藤) 大学の同級生からのメールでね、同級生たちが久しぶりに会って、いかに韓国がひどいかって話で盛り上がりましたというのが来ました。 ああ、嫌韓論か。ネトウヨになりつつあると思いましたよ(池上) ネット空間にいるよりも、たとえば、夫婦で旅行するとかも大事ですね。 奥さんと思い出の場所に行ってみるとか。 やっぱり時間があってゆっくり話すことになるから、多少、最初は気恥ずかしくても、非常に重要なことだと思います。(佐藤) Twitterでも何でも、SNSは見るだけにすること。 書き込みを始めるから、泥沼にはまったり、炎上したりする。 就活中の学生から「どうしたら文章力がつきますか」って聞かれた時に、絵文字は使うなと答えたことがあります。 絵文字に込めた感情の部分を、文章で表現することではじめて文章力がつくんです。(池上) フェイクニュースに騙されない教養を身につける。 疑うことを放棄しないこと 人類が滅亡する可能性がある核問題に対するリアルな認識を持つことは最重要課題 INF(中距離核戦力)全廃条約が失効したとは何を意味するのかと言うと、 アメリカはこれから地上発射型の中距離核ミサイルを 作り始めるということです。 中国はそもそも条約外だから INFを中国に向けて配備する国がどこになるかと言えば それは日本に他ならないわけです。(佐藤) 危機に直面したときに筋を通すこと。そこで人に何かを被せて生き残ろうとする人間は、結局は信頼を失う 政治家の行動について言うと、究極的な動機は、名誉か利権のどちらかなんです(佐藤) 色んな話を聞き出したい時は、相手をいい気持ちにさせる。 琴線と逆鱗はだいたい隣にあるから気をつける 双方の間でトラブルが生じない限りにおいては、 お互いが誤解したままのほうがいい対話につながる たとえば安倍政権の安定性を見る時に重要なのは、実は、いつも安倍政権側の論理を解説してくれる政治評論家たちなんです。 彼らが少しでも政権に対して批判的なニュアンスを帯びた時にはこの政権は危ない。 これは定点観測の手法です。同じような話をしているときは、政権が安定していると見るということです。 同じ意味で、ロシアでも、常に体制寄りのことを言うような人を何人か知っていないといけないわけです。定期的な定点観測で聞いて、少しでも批判的なことが出てきたら、その偏差を重要視しなければならない。 退屈な話は聞かないのではなくて、定点観測になる話は退屈でも毎回聞くことです。(佐藤) (この辺は田崎史郎氏や櫻井よしこ氏、百田尚樹氏などが当てはまる。 ただ御用学者や御用政治評論家の話を定点観測していたら貴重な時間という資源の浪費になってしまうという矛盾がある。この辺は当初の目的とズレを感じるのだが・・・) 配偶者との対話術を60代でもう一度訓練し直す。 定年を迎えてから、特に最初の三ヶ月が正念場 組織から見るならば、60歳の人間というのは、一種の老廃物みたいな扱いになる 会社を一つの有機体として見ればいいんです。 その有機体は、あるところで新陳代謝をするシステムになってしまっている。 物忘れとは戦わなくていい。朝きちんと着替えて、面倒くさくてもちゃんとヒゲを剃る。 一日に一度は必ず外へ出る。 本当に怖いのは記憶力の衰えではなくて、好奇心の衰えですよ(池上) あれ(ジャージ)はダメですよ。腰周りの緊張感が無くなるから(池上) 大事なのは、自分のことをどれだけきちんと認識できるか。 自分を客観視できるかですよ。自分がいないとこの世界は・・・ みたいに思い始めるというのは、自分を客観的に見られなくなっていることですから(池上) 外に出ないと足腰が弱まるでしょ。足腰が弱まると、 知的意欲や好奇心が薄れてきますから。 足腰をあえて鍛えなくてもいいけど、弱くならないようにするってことも大事です(池上) 60歳とか65歳までは会社にいるでしょ。会社の中にいると人事のことが気になったり、同期のあいつがどうなったのに、自分はこうだとか、色々意識するわけです。 でも、会社人生が終わった後は、長い人生がけっこう続くわけで、辞めて何年も経てば、ほんとにどうでも良くなります(池上)
0投稿日: 2021.12.11
powered by ブクログ45歳が人生の折り返し。それまでに自分は何をしたかリストを作ってみる。 年に一度は自分の棚卸しをする。 一所懸命仕事をすることで、自分が成長するし、その過程でどれほど勉強するかが大切。 嫌いな科目はやらなくていい。というのが大人の勉強の一番良いところ。 時間は有限の資産。 とにかく全てを疑え。テキストクリティーク。原典批判。 しかし、ラッセルのパラドックス。疑え。という自身を疑う。と言われることもある。 天井のある勉強と天井のない勉強がある。 短いネットニュースを信じるのは一種の信仰。立ち止まることはいかに重要か。 午前中は知的インプット。午後はアウトプットや体を動かす。 人から話を聞き出したい時は、相手をいい気持ちにさせる。オーバーに驚いたりする。 ドミトリーピーサレフ 半教養は無教養より悪い。 会社は一つの有機体。あるところで新陳代謝が必要なシステムと考える。そうして定年などを受け入れ考える。
0投稿日: 2021.09.26
powered by ブクログ今は「教養ブーム」らしいです。人生100年 時代に学び直しの気運が高まっているとか。 人は誰でも年を重ねると、今まで見えてこな かった物事が見え始め、さらにもっと深い所 まで見てみたい、と思うものです。 それが教養ブームに繋がっているとか。 現代の知の巨人の代表である2人の対談では ありますが、「学び直し」に主眼を置いて 会話が展開されていくので、読みやすく頭に 入りやすいです。 「知的再武装」と聞くと、物々しいですが、 これからの学び直しに対してどういう姿勢で 臨むのかを経験を通して語ってくれる指南本 の一冊です。
2投稿日: 2021.08.08
powered by ブクログ佐藤優と池上彰の対談本。図書館で借りた。いろんなテーマがあるがどんな話でも多少の脱線はあるが会話が成り立ち面白く読めた、 以下メモ。 ●45歳は折り返し地点。自分はなにをやったのかリスト作りをする。 ●会社人生の中で意に沿わない人事異動があっても新しい部署ではこれまで経験したことのないことを経験する。ふてくされないで本を読んだり勉強したりすることが結局は自分を成長させてくれる。 ●自分のポテンシャルを蓄えることが勉強。ポテンシャルを再発見するのも勉強。 ●今の学生は四百字詰で10枚くらいのレポートはスマホでかけてしまう。 ●コピペを認めた上でレポートを回収して紙を配り「今出したレポートの要旨をこの紙に書いて」と小テストをする。「年百万の学費を払ってコピペやってたら記憶に定着しない。スペック上がらないよ」と言えばコピペをやめる。 ●澤田昭夫「論文の書き方」。書く読む話す。レトリックまで解説あり。 ●本多勝一「日本語の作文技術」。わかりやすく誤解のない日本語を書くためにはどうするべきか。 ●SNSを使っている中高年はできるだけ控えた方が良い。 ●45歳を回ったら新しいことは頭に入らないのが普通。自分の頭はバケツではなくザルと自覚すること。 ●KGBスパイ式記憶術。というベストセラー。 ●話を聞いて面白いと思ったらすぐ他の仲間に説明する。それによって記憶に定着する。 ●軍隊の命令。必ず復唱する。復唱させて理解できているかチェックする。 ●高倉健が主演している「三代目襲名」 ●天井があるなしを縦軸、仕事が遊びかを横軸のマトリックス。 ●勉強し続ける仕組みのない職業は辛い。自分でインセンティブをどうやって作っていくか。 ●短いネットニュースを信じるのは一種の信仰。教養とは「適切な場面で立ち止まれること」。わからせるということは相手に考えさせないということ。 ●くしゃみをするときは腰に力を入れてぎっくり腰を防ぐ。 ●60歳以降で書籍と結びついた人生を送るのかそうじゃないのかで残りの人生は相当に違ってくる。 ●ツイッターなどでも見るだけにするのが肝心です。 ●LINEで連絡をもらってもパソコンで返す。 ●文章力をつけるには絵文字を使わないこと。体言止めは自制や結論をごまかすために使う。 ●自ら疑うことを放棄してしまって「順応の気構え」ができてしまっているのが問題。 ●対話するフリの対話術。相手が言っていることの反復。 ●相手を打ち負かす対話術。最初から言うことを聞かないやり方。 ●弁証法的なもの。虚心坦懐に話をしながら、お互いを高め合っていく対話術。これはクタクタになる。
0投稿日: 2021.06.18
powered by ブクログ50歳を迎えた今知的再武装という言葉を改めて噛みしめている。 この本で紹介されている書籍を読んでみようという気力が湧いてきたし、知的再武装を継続して身に付ける手法も書かれている。実践あるのみである。
0投稿日: 2021.05.03
powered by ブクログ間違いのない二人。機会があれば佐藤&池上の本は読んでいます。 45歳を過ぎたら、これまでに親しんできたこと以外には頭に入らない。こんなに知識ある人もそう思うのかと。やはり知的好奇心を持ち続けることが一番大切だと思えた。
0投稿日: 2021.03.28
powered by ブクログ佐藤さんを、秘かに、自分の師匠と思っている。これだけの知性と理性と忍耐力を持てる人は、そうそう、いないのではないか。その佐藤さんが、今、公文式に通っていると知って、また驚かされたし、その、学びを追求する姿勢には感銘を受けた。佐藤さんの語学をどう学ぶかについても、知ることが出来て為になった。
0投稿日: 2021.02.22
powered by ブクログ定年後のスタイルが参考になった。会社という有機体から、老廃物扱いの待遇を受け、精神が参っているうちに、退職後は平日も家に妻といる生活。 妻は40年間、「平日の昼は夫がいない家庭」という有機体に慣れている。そこでもやはり定年後の夫は異物扱いを受ける、ダブルパンチを食らう。 これを乗り越える術「妻との会話術」や「朝起きて、きちんと着替え、髭を剃り、1日一度は外に出る」などの知的再武装が必要!
2投稿日: 2021.02.06
powered by ブクログ45歳からの生き方を考える人におすすめ。 【概要】 ●45歳を人生の折り返しとして、その年齢から何をすべきか。 5つの章に計60個のヒント。会話形式 第1章 何を学ぶべきか 第2章 いかに学ぶべきか 第3章 いかに学び続けるか 第4章 今の時代をいかに学ぶべきか 第5章 いかに対話するか 【感想】 ●いつも思うが池上氏と佐藤氏の対談は読んでいてためになる。 ●これからの人生において限られた時間を有効に使うため、選択と集中が重要であると認識した。これを意識しつつ、引き続き趣味である本や映画を通じて知識を身につけたい。 ●また、佐藤氏の「波長の合う友人と会話を楽しむ」ことに共感できた。こういう関係になれる友人を増やしていきたい。
3投稿日: 2020.12.19
powered by ブクログ今44歳の私にとっては、今後の生き方を考える上でたくさんのヒントを得られた。時間も人生も有限であることを冷静に考えさせられた。
6投稿日: 2020.12.14
powered by ブクログ勉強するなら早くしないと記憶力の劣化が著しいことを再確認。また、老後がかなり伸びていることも同様に感じる。
2投稿日: 2020.12.13
powered by ブクログやはり知的好奇心を失ったら終わり。 本を読み続けていきたい。 記憶力は低下したが気にせず読みたい本を読もう。
0投稿日: 2020.12.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
特に印象に残ったのは、60あるヒントのうち次の6箇所カ所+α。 01 45歳は重要な折り返し地点。45歳までに自分は何をやったのか。そのリスト作りをする。 02 自分がこの1年で何をやってきたか、蓄積したことは何かの、棚卸しをしてみる。 05 根っこがあるところで勝負する(比較優位の原則)。 07 後半の人生で接するかもしれない分野で、異なる業界常識を知っておくー医療保険制度、介護保険制度、特養、税金の仕組み、年金制度、教育訓練給付金。 22 45歳を回ったら新しいことは頭に入らない。最初から自分の頭はザルなんだと自覚する。 25 誰かに話をすることを前提にして、本を読んだり勉強したりする。 52 伝える前に大事なのは相手のことを「聞く力」。対話には型がある。 ○落ち着いて勉強できる場所を確保する(p.70)。 ○読書ノートをつけて一冊ずつでも読み終わっていけば、達成感は得られる(p.137)。 ○勉強法に関して、「天井がある・なし」を縦軸に、「仕事か遊びか」を横軸に取り、4つのマトリクスを作る(p.137) 私たちが不安に思うには「コントロールを失いかけている」という感覚があるから(p.253)。主体性が脅かされているということが問題(情報過多、価値観不安定)。だから、生活のあちこちに入り込んでくる情報(中には脅迫型の宣伝も)を遮断し、限られた時間を好奇心を持って楽しむ。これが、二人が言う「知的再武装」なのだろうと理解した。
0投稿日: 2020.11.16
powered by ブクログ似た者通しの二人の対話なのか話が尽きないようだが分かりやすく編集されており60の短い章に分かれているので読みやすく寸読した。印象に残ったこととしては、45歳以降は新しいことはしなくてよい、60歳以降の人間付き合い、SNSは見るだけで書き込まない、など。人類滅亡に対する核問題に強く言及しているのは常識人は誰でも思うことだと再確信。わかりやすぎて星3つ。
0投稿日: 2020.10.14
powered by ブクログ中年から先、如何にして学びを日常として生活していくかを60のヒントとして提言している。池上彰さんと佐藤優さんの対談。 各ヒントで、いくつかの書籍が紹介される。本から得たものを記憶に定着させるには、アウトプットを意識しておくことが大切(ヒント25)なんてことも書いてある。私がぜひ読んでみたいと思った本をメモしておく。 『KGBスパイ式記憶術』水王舎 『ヒトラーの秘密図書館』文春文庫 実践的な処世術についても触れている。雇用延長を同じ職場ではしないほうがいい(ヒント37)、はまってしまうのでYoutubeには気をつけろ(ヒント44)など。 二人の対話についていけないところもありますが、できるものを試してみて、自分の人生を歩んでいくことが、本書の学びを実践したことになるのでしょう。
2投稿日: 2020.09.10
powered by ブクログ40台後半となる自分にとっては、面白い内容が多く含まれており、中高年の今後の学習に対しての指針となりうるものであった。 主に心に刺さったところ ・勉強することが意欲につながる 。何をあきらめて何を伸ばすかを見切る。大人の勉強は好きなことだけ。 ・必要な知識を得るためにどのくらいの時間が必要か見極めること。時間は有限資源。 ・語学(英語)学習は終点がないからゴール設定を決めておく。英検準一級ぐらいが一つの踊り場。 ・アウトプットは重要。誰かに話すことを前提に本を読んだり、学習することをお勧め。おのずと理解力も高まる。(プレッシャーも高まるが) ・短いネットニュースや、平易に噛み砕いて説明してくれるワイドショーが流行っていることに警鐘を鳴らしている。(自分で考えるためにはそれなりに学習を積んだ教養が必要) ・配偶者との対話術を60代でもう一度訓練しなおす必要がある。 バックグラウンドは異なる2人の対話の書籍だが、今後の生き方に大いに参考になるもんだった。
0投稿日: 2020.09.05
powered by ブクログ「45歳の折り返し地点」と「60歳の壁」をいかに乗り越えるか。達人2人が明かす秘中の秘!(目次) 第1章 何を学ぶべきか(45歳は重要な折り返し地点。45歳までに自分は何をやったのか。そのリスト作りをする/年に一度ぐらい、自分がこの一年で何をやってきたか、蓄積したことは何かの、棚卸しをしてみる) 第2章 いかに学ぶべきか(まずは本棚を買う。次に、落ち着いて勉強できる場所を確保する/新幹線のグリーン車というのも良い読書空間。グリーン車代はちょっと奮発した喫茶店代だと思えばいい) 第3章 いかに学び続けるか(勉強を維持するために、敢えてあまり短期で完成しないことを対象にする方法もある/ヒトラーとレーニンに読書術を学ぶ。自分の頭の中で記憶して、それを血肉化すること) 第4章 今の時代をいかに学ぶか(自分の会社で延長する再雇用は考え直した方がよい/60歳の壁あたりのときに、やることをちゃんと見つけているかどうかで大変な違いが出てくる) 第5章 いかに対話するか(基本的に、伝える前に大事なのは相手のことを「聞く力」。対話には型があると知っておく/話したふりをする、結論を決めておいて押しつける、弁証法的にお互いを高める。三つの対話術を適宜使い分けることが重要)
0投稿日: 2020.08.30
powered by ブクログ人生100年時代を心豊かに生きるための「知的再武装」について書かれた本。 本書の言う「知的再武装」とは、人生後半戦をより豊かに生きるための極意のことです。 人生100年時代において「45歳」は知的においては重要な折り返し地点。45歳までに自分が何をやってきたのかを振り返り、人生の後半戦は身につけた知識や技術を究めることを知的活動の中心にしましょう。 「60歳」までにやりたいことを決めることで、その後の人生の充実度が変わってきます。 好奇心は生きる活力。好奇心を持ち続けることで人生の充実度は上がり続けます。
2投稿日: 2020.05.31
powered by ブクログさすが両巨匠。対談を通じて二人の生半可でない経験に裏打ちされた深くて広い知見にいつもながら驚かされる。 今まさに還暦を迎えた私には人生の残り時間が余り無く、本もあと400冊くらいしか読む時間が無いのかと思うと少し寂しい気もするが、されど「人生明日死ぬが如き生き、永遠に生きるが如く学ぶ」である。良い本や映画や音楽や出会いを厳選しながら、知的再武装を図ってエンパワーをし、人生を楽しんでいきたい。
0投稿日: 2020.05.28
powered by ブクログ人生を残りの時間で考えるのか… なんだかいや気持ちになるけど、これが現実でしょうかねぇ… 以下に気に入った言葉を記します。 ・明日死ぬと思って生きなさい。 永遠に生きると思って学びなさい。 マハトラガンディーの言葉。 ・中高年の学び直しで、資格マニアみたいになってしまう人がいるが、それは自分の勉強というより、一種の承認欲求。 ・知識を身に付けるという観点からしたら、本は買うべきで、フリーで手に入るものは身につかない。 無理の物は価値が低いという意識がある。 お金を払うと、元を取らないといけないという心理が働く。 ・小説を読むのも映画を見るのも、単に娯楽として見るんじゃなくて、主体的に分析してみる。 学ぶことは沢山ある。 ・やりたい事があれば若きを保てる。
0投稿日: 2020.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
二人とも学ぶこと、勉強といっていいのか、が好きなんだなあというのがまず伝わってくる。 45歳までに何をしてきたか、何を学んできたか、それが重要なのは確かにそうだな、と腹に落ちた。 45歳過ぎて全く新しいことを学ぼうとしても、なかなか上手くいかないのはそのとおりだろう。 知的再武装の目的が「よく死ぬため」。それもそのとおりなのだろう。 youtubeに気をつけろとか、配偶者との対話術とか、うん、確かに。今から気を付けたほうがいいな、と。 とりあえず、これまでの棚卸からはじめてみよう。
0投稿日: 2020.05.03
powered by ブクログ2人が言う45歳が折り返しとすると、49歳なのでもう折り返しじゃん(汗 読書でいうと読みたい本は山ほどある。でも時間は限られている。「当たり」を見つける確率を上げていきたい。
0投稿日: 2020.04.30
powered by ブクログ有限の時間をいかに生きるか。自分はどう生きるのか。無駄を省き、伸ばす部分を見極める。点と線を再構築し、過去を変える。過去を変えるというフレーズが出て来て、「マチネの終わりに」の一節を思い出す。
0投稿日: 2020.04.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
毎回、このお二人の対談は身が引きしまる。勉強しようと思う。佐藤さんの言葉を池上さんが分かりやすく嚙み砕く感じが、今までの本と少し違うところかなと思った。だからより読みやすい。 今後も二人の出版物は出ると思うが、自分の頭で考えることと、本を読んで「わかったつもり」にならないことだ。下の引用もあくまでもメモ程度で。これが瞬時に出るようになるまで、常に勉強だと思う。 ・自分がこの一年で何をやってきたか、そういう棚卸しが必要。 ・自分の限界を知ることと、何を諦めて、何を伸ばすかを見切ることはすごく大事。 ・医療保険、介護保険、特養、税金、年金、高額医療費の補助制度の仕組みを知る。また厚生労働省の「一般教育訓練給付金」や「専門実践教育訓練給付金」も知っておく。 ・若い人たちは自分のスペックが上がるかどうかに関しては異常に関心がある。 ・愚行権はあるが、他者危害排除の原則で、お喋りは周りの人に危害を加えている。人間として非常にカッコ悪い。学校には先生の話を聞きに来ている。 ・90分授業で30分はシンプルメッセージのレポート。集中力の問題。 ・5回か6回のコースで十何万円で高かったけど、高いだけのことはあった。 ・看板をちゃんとした人がやっているものは、内容も値段に比例する。あと、長く続いているところは大丈夫。 ・サイバーカスケードの問題。 ・語学の習得は基本的に一対一。大学の語学教育がボロボロだからこそ、こういうところが商売になっている。 ・iphoneがないときに、どうするか。 ・より危ないのは「れいわ」。マルクスの「ルイ・ボナパルトのブリュメール」。 ・筋を通す。人に何かを被せて生き残ろうとする人間は、結局は信頼を失う。
3投稿日: 2020.04.18
powered by ブクログ文春新書から定期的に刊行されている池上彰氏と佐藤優氏の対談をまとめた本。これまでの著作では、国際情勢とか社会問題について二人の対談を通じて、それらの解説や様々な視点を提供してもらえるような内容でしたが、今回の著作はちょっと雰囲気が異なります。 とにかくよく勉強され、教養を身につけておられる二人による「人生の後半である45歳を超えたら、どうやって勉強し続けるか」についての心がけや、方法論を60のトピックスに分けて紹介する内容となっています。 全てが共感できる項目、参考になる項目というわけではないですが、私にとってヒットした項目をいくつか列挙します。 ・理系の知識を身に着けたいなら講談社ブルーバックスは大変お勧めである ・45歳を過ぎたら新しいことはほとんど頭に入らない。自分の頭はバケツではなく、ザルと思った方がいい。ただ、ザルでも水を救うことを諦めてはだめだ ・読書していて眠くなったら音読する ・誰かにアウトプットする(話す)前提で本を読んだら、より定着する ・「分かりやすい」説明は危険。現実に起こっている事象は、そんなに簡単に説明できることばかりではない ・リアルな書店に足を運ぶことは、自分が思っているのとは異なる立場の本との出会いがある ・ネットを通じての連絡、返信はスマホでなくPCを使う。絵文字が使えないから表現が磨かれ、文章全体を眺めることができるので、きっちりと読める ・自ら疑うことを放棄すると、フェイクニュースに騙されやすくなる。 ・本当に怖いのは、加齢による記憶力の衰えではなく、好奇心の衰えである
0投稿日: 2020.04.15
powered by ブクログ私たちはいずれ死ぬ。 死ぬまでの時間はおおよそ算出することができる。 その時間の範囲で何ができるかを考えよう。 そのヒントを、二人の知性が経験に基づいて教えてくれる。 至るところで述べられていることと同じではあるが、なかなか刺激を受ける。 計画立てて勉強していこうと思う。
0投稿日: 2020.04.12
powered by ブクログ本書は、二人の巨人が「学習・勉強」の持つ意味を赤裸々に語り合う凄い本である。読むと「知識を得ること」は「楽しく生きること」なのだという事がわかってくる。 本書は言う「45歳までに新しいことを積極的にやった方がいい」。残念小生は本書を読むのが20年遅かった。 読む中で「知の世界」の奥深さと拡がりがほの見え、小生も門前の小僧ぐらいにはなりたいと思った。 また、この二人の「生活パターン」と「知的生活」を知るだけでも「生き方のノウハウ」を得られる。 60歳以降の「ヒント」には身につまされる思いをもつし、「対話のノウハウ」は実にシニカル。愉快なところもある面白い本である。
0投稿日: 2020.04.12
powered by ブクログ英検準一級程度の資格を取れない限り、AIを利用して語学を身につけるべき。 音読をし、その内容をレコーダーに取ることで反芻する。
0投稿日: 2020.04.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
<目次> 第1章 何を学ぶべきか 第2章 いかに学ぶべきか 第3章 いかに学び続けるか 第4章 今の時代をいかに学ぶか 第5章 いかに対話するか <内容> 佐藤優と池上彰という、知の巨匠の対話によるもの。ハウツーものと思うとちょっとずれる。もちろんそういう部分もあるが、中盤から知的再武装のための思想というか心構えというか、そういう話になっていく。卑近な部分(定年後の妻との接し方)からもっと高尚な思想まで、その辺のハウツーものよりも役立つだろう。
0投稿日: 2020.03.31
powered by ブクログ池上 NHK 54歳で辞めた ヘーゲル 合理的なものは存在し、存在するものは合理的である 自分の限界を知ることと、何を諦めて、何を伸ばすかを見切ることはすごく大事になってくる ガンジー 明日死ぬと思っていきなさい。永遠に生きると思って学びなさい ヨーロッパ master/visa 、 amex 使えない所あり JCB ハワイとアメリカの西海岸はよい、その他はだめ モスクはでは圧倒的に強い(日本人は焦げ付かせることが少ないから) 光文社 古典の新訳シリーズ 日本国勢図会 世界国勢図会 ラスベガスはカジノがあるので、5つ星ホテルが日本のビジネスホテルなみ 飛行機はエコノミーで5泊6日で10万 新幹線 60号以下の数字ののぞみは必ず避ける ひかりもときどき 静岡と浜松しかとまらない速いものもある サイバーカスケード ある考えや思想を同じくする人々がネット上で結びついた結果、異なる意見を排除する閉鎖的なコミュニティを作ってしまうおそれがある ラッセルのパラドックス すべてを疑えは真偽を決定できない自己言及命題 クレタ人はみな嘘つきだ、とクレタ人がいった 一箇所で鍛えられた土地勘をもっていれば、他の場所へ行っても、怪しいなということは気づく カルロス・ゴーン事件と鈴木宗男事件の類似性 KGBスパイ式記憶術 三代目襲名 アマゾンプライムビデオ 教養とは何かと言えば、適切な場面で立ち止まれることです 60歳の壁あたりのときに、やることをちゃんと見つけているかどうかで大変な違いがある 同期会にでることで、自分は今、なにもしていないと発見するきっかけにすればいい 鈴木宗男さんに教えられたのは、「歴史においては、とにかく長く生きることだ」だから中曽根先生の勝ちなんだ 関西学院大学 学生と教師の交流が抜群 美しい西宮上ケ原キャンパス 教師の面倒見がいいのは、メソジスト 島本理生 ナラタージュ SNSなんかやらないのが一番 ツイッタでもなんでも、見るだけにするのが肝心 書き込みを始めると、泥沼にはまったり、炎上したりするんです 鈴木宗男事件から学んだ教訓 重要なのは何かと言えば、やっぱり筋を通すことです。そこで人に何かをかぶせて生き残ろうとする人間は、結局は信頼を失います 本当に怖いのは記憶力の衰えでなく、好奇心の衰えだ
0投稿日: 2020.03.30
powered by ブクログ佐藤さんと池上さんの対談は常に刺激に満ちており、新刊を常に楽しみに待ちわびているシリーズでもある。 今回は主に45歳以上の読者を念頭においているとのことだがその前でも十分に役立つ知識と知恵が詰まっている。 40代を超えてからの再勉強の目的・手段として、非常に明快な言葉とわかりやすいエピソードでまとめられており、 また、推薦図書も多くあげられており、また読みたい本が増えてしまった。うれしくもあり、悩みどころでもある。
0投稿日: 2020.03.28
powered by ブクログこのコンビの本、加速度的に増えているような気がする。売れるんだろうね。俺も買っちまってるけど。教養エンタメとして、楽しませてくれる確かな芸はあるよ。本書では40代後半の年代と60代に入ってからの二つの世代を中心として論じている。後半だったせいか、定年を迎えて以降の夫婦の軋轢について、妙に実感を込めて語って見せるあたり、あれは事実というよりも芸の領域だったんじゃないかな。ちょっと狙ってない?という雰囲気は感じたもの。 このコンビの本はすべてとは言わないまでも、けっこう読んでいる。とはいえ、今回は笑いに振られたところも含めて、新鮮に楽しめた気はした。
2投稿日: 2020.03.25
powered by ブクログ池上彰(1950年~)氏は、慶應大(経)卒、元NHKの記者、ニュースキャスターを経て、現在フリージャーナリスト、東工大リベラルアーツ研究教育院特命教授。 佐藤優(1960年~)氏は、同志社大院(神)卒、元外交官。2002年5月、鈴木宗男事件に絡む背任容疑で逮捕され、512日間勾留された後、作家に転じ、2006年『自壊する帝国』 で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。同志社大神学部客員教授。 現代日本を代表する知の達人二人が、45歳を人生の折り返し地点、60歳を人生の壁、と位置付け、その世代に向けて、「知的再武装」をするために、何を学ぶべきか、いかに学ぶべきか、いかに学び続けるか、今の時代をいかに学ぶか、いかに対話するか、の60のヒントを語ったものである。因みに、現在、池上氏は69歳、佐藤氏は60歳。 私は50代半ばの会社員であるが、“45歳”についての、佐藤氏「45歳が非常に重要な折り返し地点ではないかと思うんです。」、「45歳までに手掛けたこと以外は、たぶん次なる仕事には使えない・・・だから、45歳までに自分は何をやったのか。そのリスト作りをすることは、非常に重要なんじゃないでしょうか。」という指摘には、経験的に大いに共感を覚える。 また、“60歳”については、佐藤氏「自分の会社で延長する再雇用というのは、本当に考えものですよ。」、「60歳から65歳までの5年間というのは、残りの健康寿命の10年間を考えた場合、すごく大切なんです。」、池上氏「60歳の壁あたりのときに、やることをちゃんと見つけているかどうかで大変な違いが出てきます。」という語りには、なるほど心せねば。。。と思うのである。 そして、本書の最大のテーマである、なぜ「知的再武装」をしなければならないのか? については、佐藤氏は「「知的再武装」の最終目的は何かというと、良く死んでいくことです。最後、どういうふうにして自分の人生を終わりにするか。死にどうやって向かい合っていくのか。・・・武装している人と武装していない人では何が違うかと言えば、不安の度合いなんでしょう。」と述べ、池上氏は「自分の人生、何だったっけと思い出すときに、自分はどんな知的な経験を積んできたのだろうか、どんな道を来たのだろうかと改めて振り返ってみることです。」と語っているのだが、これは、人生の後半に向けて何を求めたらいいのかという、多くの人びとの共通の悩みに対する、ひとつの羅針盤となってくれるような気がする。 具体的な60のヒント、紹介されている多数の書籍などからも、多くの気付きが得られる一冊である。 (2020年3月了)
0投稿日: 2020.03.21
