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わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)
わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)
みかみてれん、竹嶋えく/集英社
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総合評価

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    読了日:9/24(水) 著:みかみてれん 画:竹嶋えく あらすじ ぼっちには戻らない!勝ち取るんだ、最高の学園生活を! ぼっちな中学時代を捨て、高校デビューしたわたし、甘織れな子。 でも、根が陰キャだから憧れの陽キャ生活に馴染めず、窒息寸前! そんなとき、我が校のスーパースター•王塚真唯とひょんなことからお互いの悩みを共有してミヒツの友達に。真唯がいれば毎日がんばれそうーと思ったはずが! 「君に、恋をしてしまったんだ」「待って!友達どこいった?」 恋人なんて不安定な関係、ムリ! わたしは最高の友達を作って高校生活を楽しみたいの!でも真唯も恋心を諦めきれないようでー。 「恋人も親友のどちらが私たちにふさわしいか、勝負で決めよう」 こうして、ふたりの在り方を懸けたノンストップ•ラブコメディが幕を開けたのだった! とにかくかわいいかわいいかわいいっ!!! かわいい女の子×かわいい女の子、最高ですっ!!! みかみてれん先生のあとがきのかわいい女の子がかわいい女の子に恋をすれば二倍かわいいのでは…!?という発想、天才です!一生ついて行きます! わたなれという素敵すぎる作品に出会えて本当によかったです!ありがとうございます! あと、作中でれな子も言ってたけど同性が好きなわけじゃないけど、それでもかわいい女の子のかわいい姿はとってもかわいいからね。見ていて幸せになるよね。 重力のない蒼の世界で、わたしたちはしばらく唇を重ね合わせた。 真唯もわたしの背中に手を回して、抱き合いながら、ふたりはひとつになった。 濡れた髪を肌に張りつけた彼女は、金色のドレスをまとったように美しかった。 表現が素敵すぎます… 次巻もすぐ読みます!

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    投稿日: 2025.09.24
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    みかみてれんへの信頼の貯金があったから読めているものの、これが初見だったら数十ページぐらいで損切りしていただろう。 ・真唯がスパダリ属性すぎて現実感に乏しい。それにこの尊大すぎるキャラ付け、どう考えても一軍女子にはなれないんじゃないかな、とか。『ありおと』だと夏海とかひな乃ポジションになるんじゃないかと。 ・全体的にキャラクター造形のリアリティーは『ありおと』より一段劣る。『ありおと』が別にリアリティに溢れていたというわけではないけれど、かなり、現実から乖離した動きをするようになった。けれど、全部がコミカルというわけではなく、あり得そうな人間的感情が物語には載っている。 ・れな子も陰キャだった割にツッコミキャラが様になっているし、一軍女子の頂点の真唯にめっちゃ口答えするじゃん。って思ってしまった。一軍女子のイメージは『ありおと』における怜奈さんポジションのイメージだったので……真唯、あんなにツッコまれても「おもしれー女」で済ませるの、めっちゃいい人!と思った。 ・『ありおと』もノンケと勝負をして落とす話だったけど、今回も勝負をしてノンケを落とす話なのか……と思ったけれども、今回は性的描写はひかえめ。 ・でもこっちの方はアニメ化されているらしい…… ・ただ、陰キャとはいえ、セカイ系的な足腰の弱いヒロインではなく、「誰も助けてくれないから自分で何とかするしかない」的な、体幹の強さは持ち合わせているのは令和っぽい。昭和はこう、「友情は自然発生的」という前提に立ちすぎていたが、令和は「友情は人間関係の戦略の結果」という前提に立っている感じで、なんというかまあ、図太い。 ・でも、友情か恋愛か、というのは普遍的テーマであって、それを上手い形で結末まで持っていったのでとても大満足。大変良い百合でした。 ・友情なのか恋愛なのか、みたいなのは百合作品ではよく取り上げられがちなテーマではあって、『ありおと』はどちらかというと情欲!肉欲!で、身体接触や性的な接触で感情が追いつき追い越し、というのを描いていたけれど、今回は、どちらかというと現時点では友情が優勢。今後の展開がたのしみ。 ---- 昔から、人気者とか、人に好きになってもらうことに、憧れていた。 でもわたしはどこまでいっても一般人だったから、人生に特別なことなんてなにも起きないんだろうなって予感だけがあった。 だからこそ、自分で行動して変わらなきゃって思ったわけだし。それは裏返すと、誰も自分の人生を助けてくれないんだっていう、シンデレラを期待できない現代っ子のドライさでもあったんだろう。 友達は『自然にできる』ものじゃなくて、『がんばって作る』ものだったし、居場所やグループも、しがみついてなんとか維持し続けなければならないものだったから。 みついてなんとか維持し続けなければならないものだったから。 私は、恋人になった相手には触れたいし、心はもちろんのこと、体も結ばれたいと願っている。そんなに意外なことだったか? 好きな子には触れたい。肉体的な接触を含めた関係が、私にとって恋人だ。相手が男子であろうと女子であろうと変わらずね。私は君とどんな行為に及ぶ心の準備だって整っている わたしの答えは、単純だ。 「友達だもん。傷つけたり、傷つけられたりも、するでしょ」 それがわたしの、理想の親友像なんだからさ。 真唯の行動を思い出す。あいつの好きって想いが、ちゃんと私に伝わったのは、うちでぎゅっと抱きしめられてからだった。 相手のことなんてぜんぜん考慮していない身勝手な好意だって、ちゃんと人の心を動かすことができるんだって、わたしは真唯に教わったから。 ----

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    投稿日: 2025.08.14
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    れな子と真唯の関係性の進行がけっこうゆっくりで、だからこそ2人のぶつかり合いとか妥協点を見出すのとかしっかり掘り下げて表現されているように感じました。

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    投稿日: 2022.04.04
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    高校デビューした子と完璧超人の百合。完璧超人に言い寄られるも恋人にはなれないと拒否。親友か恋人か、お互いにどっちが良いか対立(教え合う)する話。れな子の性格が好き。

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    投稿日: 2021.08.05
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    陰キャ→高校デビューして陽の者グループで頑張るれな子も「人に愛される存在で居続けるのが当たり前」だった真唯も、どっちも距離の詰め方が不器用でもどかしくて可愛い! 真唯の規格外の行動にひたすら戸惑うれな子の可愛らしさが目立つけど、真唯も「そういうやり方しかできない人」なのだと分かってから読み返すとまた魅力が何倍にも増して感じられる。 他のクラスメイトとの関わりも含めて、今後もずっと見守っていたくなるような百合でした。さっそく2巻読もーっと。

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    投稿日: 2021.05.31