
総合評価
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powered by ブクログこのシリーズもやめられずに、ついにここまで読み続けている。史実を元にした創作なのだろうが、鷹の目で俯瞰した歴史的な事件と蟻の目であり続ける茂兵衛の冷静な観察眼と右往左往ぶりが面白すぎる。司馬遼太郎や今村翔吾的な歴史ものも砂原浩太郎的な時代もの好きなのだが、井原忠政はエンタメとしては飛び抜けて楽しい。
4投稿日: 2026.01.23
powered by ブクログいざ関ヶ原—合戦への熱は全員に均等に宿ってはおらず、茂兵衛ら精鋭や外様を除けば、多くの旗本らがこの大戦を「自分には直接関係のない出来事」と捉えていた。教科書的な歴史叙述では見落とされがちな、当時の人々の実感なのだろう。 物語が進むにつれ、平八郎が乱暴になっていく。この変化も彼らの老いを暗に表現しているように思える。その点、茂兵衛は終始変わらぬ安心感がある。「最近の若い者は……」という嘆きはいつの時代にも繰り返される老害の決まり文句であるが、徳川の若者を正当に評価できる茂兵衛に家康も読者も魅了されるのだろう。
0投稿日: 2026.01.12
powered by ブクログ私が無学のため、登場人物が増えて増えて途中で諦めそうに。茂兵衛を見届けるために読み切りました。 茂兵衛が次世代とのギャップを感じながらも彼らを認めていく姿に、グッと来ました。 平八郎の加速する暴走キャラは、茂兵衛のように時代の移り変わりを認められたら少しは穏やかになれるのかもしれない。けどアクセントとしてキャラ続投が望ましいですね。
0投稿日: 2026.01.06
powered by ブクログ関ヶ原の合戦が開戦、茂兵衛も鉄砲隊を率いて布陣。今回も家康や井伊直政からの難題や本多忠勝の無茶振りに応えながら戦場を駆ける茂兵衛。内容は悪くなかったけど、だんだんボリュームが…もう少し読み応えが欲しい。関ヶ原は上下巻でよかったと思う。
40投稿日: 2025.12.24
powered by ブクログ関ヶ原の合戦3部作の最終回。やっと下巻で実際の戦いの場面となったと思ったら、次回作も島津氏の関ヶ原撤退戦のよう。作者の思い入れが関ヶ原に入っているようだ。 内容は主人公の茂兵衛が相変わらず皆んなの玩具状態。家康だけでなく、元上司の本田には殺されかけている。出世欲が無いのがこの茂兵衛の売り。身内が亡くなる不幸もあるが、五千石の大身まで昇ってきた。どこまで行くか楽しみだ。
59投稿日: 2025.12.23
powered by ブクログついに東軍総大将の徳川家康が着陣した。戦功を競う猛将たちを抑えるのに四苦八苦だった茂兵衛は、その勇姿に胸をなで下ろす。一方、西軍では石田三成が二万の兵を率い、大垣城を発って関ケ原へと進軍。いよいよ、決戦の舞台が整った。そんな折、茂兵衛は井伊直政から、家康の四男に抜け駆けで先陣を切らせたいと耳打ちされる。東軍の先鋒は福島正則。激怒されるのは必至で、ひとつ間違えば戦意の乱れから総崩れにもなりかねぬ危うい策に、茂兵衛は頭を抱える。戦国足軽出世物語、天下分け目の第十七弾!
0投稿日: 2025.12.11
