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恋をし恋ひば かんなり草紙
恋をし恋ひば かんなり草紙
深山くのえ、アオジマイコ/小学館
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総合評価

14件)
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    作家買い。ファンタジー要素なしのがっつり平安ものはなかなかないので、平安時代の純和風の雰囲気に浸れます。 3作の中では一番普通な感じのヒーローヒロインで、恋愛もそれとなくうまく進む感じでしたが、ヒーローのお父様がなかなかに怖い人で、ハラハラする部分もあり読んでいて楽しかったです。

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    投稿日: 2024.11.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    垣間見した姫が忘れられず、10年越しに会ってまた恋に落ちた系ヒーローと結婚が破談になってから転がり落ちるように零落して女房として働いてるヒロインの恋愛話。 ヒロインが取りこぼしてきたであろう物事をヒーローが拾い集めてめでたしめでたしでした。主張が少ないヒロインが平安時代ぽくて良かったです。

    0
    投稿日: 2023.09.11
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    平安ものを読みたくて手に取った一冊。深山先生の作品は、やはりイイ! 両親の死と家の没落のせいで破談になってしまった沙羅は、出仕先で元許嫁と出会う。強引な彼の態度に反発を覚えながらも、次第に心を開き始めて……。 最初は元許嫁の朝蔭にイライラしてしまったけれど、次第に「いい人じゃん」「結構やるじゃん」となり、ラストは二人を応援する心持ちに。猫の散歩にかこつけてデート、というのが何だか情緒があって好き。 最悪の状態から這い上がって幸せになる、という平安シンデレラストーリー。

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    投稿日: 2022.01.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    装丁が素敵だなーと思って読み始めたら、読みやすくてグングン読んでしまいました。 舞台は平安なんですが、お話の内容はトレンディ。 身分の差とか横暴な父とか王道ロマンスのテイストもありつつ、三日夜餅とか古典の授業で習った単語も出てきて懐かしかったり。 恋愛小説の王道ストーリーに平安設定が程よくブレンドされてて面白かったです。

    0
    投稿日: 2021.12.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    甘ーい( ´ u ` ) 沙羅がそつ無くするのに 朝陰の真っ直ぐグイグイくるところに 最初はちょっと引いたけど、 本当にひたすら一途なのでそこが長所なのかな。 最後まで読んだ今ではよくやった!ってなった。 最初は猫がいるから、猫がいる間だけという話だったのに、だんだん言い訳を考え出したり、猫がいなくても会いたくなるという心の変化が綺麗に描写されているのも素敵でした

    0
    投稿日: 2021.11.24
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    甘めでした。 良き糖度。 平安時代の要素をエッセンスに使ったストレートな恋愛物語。 2021.9.23 132

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    投稿日: 2021.09.23
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    とうの昔に切れた、結ばれるかもしれなかった許嫁との縁 数年後に再会し、解けた糸が結ばれるように縁が繋がる そして、初めての恋をする 繋がった縁は順風満帆とはいかず断ち切れてしまいそうでもどかしい ささやかにゆっくり実る思いに、ささやかながら応援したくなってしまう 朝蔭さんのお父さん…人間の感情ないんかー!って思ってしまう笑 もっと家族を大事にしようよ ルルル文庫時代に深山先生の作品貪るほど読んだのが懐かしい そしてまた読めてとても嬉しい

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    投稿日: 2021.07.12
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    図書館本で、初読み作家。 Amazonのおすすめメールか、読メで見かけて気になっていた。 平安絵巻は、私の好みのツボの一つだが、あまり平安チックな話ではなく、普通の恋愛物語の、舞台がたまたま平安時代で、ちょいちょい平安色で彩ってみました・・・という感じ。ジャパネスクや陰陽師のような、がっつり平安絵巻、という感じではなかかったので、少々がっかり。 恋愛物語、としては面白いかな?とは思うが、イマイチ! 和歌とか詠まれていたりしたら、もっと臨場感あふれたり情緒が醸し出されて良かったのに。 残念な作品だった。 次の話も似た感じのような気がする。期待値が高すぎたかな? ちょっと辛口批評。

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    投稿日: 2021.02.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    梅壺の女御に仕える亜相と呼ばれる女房。 彼女は12歳の時に、大納言だった父と母を続けて亡し、気づいた時には家の荘園は何者かによって売り払われ、全てを失ってしまっていた。 親が決めていた縁談もあっさりと破談となり、母の親戚を頼った沙羅。 従姉妹が女御として入内したのに伴い、沙羅も梅壺で暮らしていた。 猫の夜の散歩につきあった沙羅はそこで、かつての許嫁に声をかけられて。 作品紹介、そのままなお話。 幸せだった頃を思い出しては、非情な世の中を儚み、ぼんやりと暮らす、そんなヒロイン。 時々、急に強気だったり行動力をみせたりもするんだけど、グズグスさがちょっと苦手。 沙羅視点だと、かなり男前な朝蔭だけど、他の女房のやっかみや騒動がないというのはどういうんだろ。

    1
    投稿日: 2020.09.30
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    両親が亡くなり、婚約も破棄され、親戚の女房となって過ごしていた主人公が(元々は女御になれるくらいの身分だったのに)元の婚約者に見つけ出され幸せになっていく話。深山くのえのお話はいつも伏線回収とやり返し場面があり、きゅんきゅんさせながらハッピーエンドになるので、安心して楽しめる。今回はラノベ仕様ではないので、ややきゅんきゅん度低めだったが、落ち着いた調子で最後まで楽しめた。

    0
    投稿日: 2020.09.06
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    親が決めて勝手に破談にされた婚約者を忘れずに探し出し、口説き落として手に入れて凄いな朝陰。度重なる不幸ですっかり人生諦めモードの沙羅、平安時代じゃ女の身ではままならないことも多いだろうからなぁ。朝陰父と沙羅の盗まれた財産問題、朝陰お見事。

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    投稿日: 2020.06.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    10年越しの恋を諦めず引きずった朝蔭。 やはり諦めが悪いのは男性の方か。 沙羅、朝蔭両者の視点から話が進むので、読者側には朝蔭の事情や思いは割と早期からだだ漏れな訳で。 なので、彼の想いが沙羅になかなか届かなくて、非常にもどかしい思いをする羽目に。 一方、沙羅視点だと、彼女の事情もよく分かるから、今更元許婚に出てこられても戸惑うのは当然だと感情移入。 一体どっちの味方をすればいいのかと悩みに悩む。 ただ諦めの悪い男は開き直るとそれなりに手が早かった。 思っていたより早めに結ばれはしたが、その後が大変。 縁談の話もそうだが、一番厄介だったのは朝蔭の父親。 結局彼には特に罰は落ちなかったようだが(腹立たしくも)いやまあ妻も息子もああなったのでは、落ちたようなものか。 父が腐っていた代わりに朝蔭の母は朝蔭の味方だったし、沙羅のいる梅壺の人たにもいい人たちばかりで、その点は救いだった。 最後は諦めていたものを取り戻し、まさかの場所で仲睦まじい二人を見られてよかった。

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    投稿日: 2020.02.04
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    深山先生らしい一冊。安心感を持って読めました。何処かで読んだような筋ではあり、意外性はないものの、そういうものが読みたいときにはぴったりハマる本だなという印象。主人公が何処か控えめなのはいつも通り。

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    投稿日: 2020.01.14
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    恋をし恋ひばかんなり草紙(小学舘文庫 C み4-1 キャラブン!) 著作者:深山くのえ タイムライン https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698

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    投稿日: 2020.01.05