
総合評価
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powered by ブクログ不思議な力を使って捜し物をする兄弟を中心に周りの人たちのドラマを描いています。 個人的には第二章が少しゾクッとする展開で好きでした。 一章に1枚ずつくらい挿絵があったのと文章が読みやすかったのもあり、小説というよりマンガを読んでいるような感覚でテンポよく読めました。
0投稿日: 2025.03.12
powered by ブクログ中心人物たちに視点を当てた連作。これは、続編書ける感じ。続編無くても完結はしている。それぞれの話は過去と今。弁護士くんだけは違うかな。不思議な力使って色々解決…するんだけど、スカッとしそうでそうでもない。でもどんどん読める。面白いっ!ていうわけではないけど先は気になる。 数時間で一気読みでした。
0投稿日: 2025.02.09
powered by ブクログジェットコースター並みにほんわか明るいパートとダークなパートが交差していて一気に読めます。BL要素は薄いけど、白雄と和樹の関係に爽やかさを感じます。男5人のドタバタストーリーで5人ともいい歳なのに青春さを感じて爽快でした。
0投稿日: 2024.11.17
powered by ブクログ探し物屋をやっている血のつながらない兄弟 和樹と白雄。 後半に描かれる白雄の生い立ちに、驚きと共に、和樹の存在の重さがわかる。 三井のパワハラからの引きこもり、そして自宅の放火と災難続きが二人と知り合えたことで、オタ仲間の徳広とも知り合えたのはよかった。
1投稿日: 2024.10.28
powered by ブクログ誰か1人が主人公という訳ではなく、章ごとに4人の登場人物それぞれの視点で変わっていく。事件が起こり解決するが、あまり爽快感は無くモヤっと感が残る。
0投稿日: 2024.08.10
powered by ブクログ2022年のナツイチで購入し、ずっと積読していました。イラストがあるためキャラクターをイメージしやすく、面白かったです。
0投稿日: 2024.06.29
powered by ブクログ間山兄弟の関係性が予想外に不穏。他作品もいくつか読みましたが、このドロドロした感じの関係性を描くのがお上手なのでもっと踏み込んで欲しかった…!物足りなさを感じます。
0投稿日: 2024.04.26
powered by ブクログ捜し物屋をやっている血の繋がらない兄弟の謎が、 物語が進むごとに自然な感じで紐解かれていき とても読みやすい。 なぜ2人が兄弟となったのか、 白雄の声が出ない理由、 和樹を通して発せられる声と捜し物を言い当てる不思議さと少しホラー要素のあるストーリーが、飽きを感じさせず読む手が止まらなかった。 シリーズ物とは知らず、あと2冊もあるのかー! ドルオタの三井と徳広、ポリさんの関係性もとても良くて早く続きが読みたい!
10投稿日: 2024.04.13
powered by ブクログ登場人物それぞれが語る四章に分かれ、その中で、間山兄弟の不思議な能力で、ちょっとした事件も解決している。 三井さん、徳広さんの章は、面白くないわけじゃないんだけど、何かちょっと物足りないな‥と思っていたら、そこはやっぱり木原さん。 和樹の章から、徐々に不穏な気配が漂い始めて、白雄の章で、毒がジワジワと。 白雄はかなり性格悪いけど、こうゆうのが読みたかった笑。
2投稿日: 2023.11.16
powered by ブクログテンポが良く、読みやすかったです。 義兄弟の二人の関係がもっと爽やかなのかと思ったら‼️ 人間怖い…。 この二人の関係の変化も今後楽しみです。
26投稿日: 2023.09.10
powered by ブクログ木原音瀬さんの作品ということで、読んでみました。タイトルから日常ミステリーかなあと予測しながら。 探し物屋を営む血のつながらない元同級生の兄弟。弟がイタコだった祖母の能力を受け継いでいて、その能力を使っての失せ物占い。そこに冴えない弁護士と元引きこもり男子が加わって、4人で綴る軽快だけどブラック感ありの読み切り5編。 いたって、普通な感じで逆に驚き。誰が読んでも、楽しめるし、木原ファンならつい今後の展開に期待してしまうのも良しかな。
45投稿日: 2023.08.10
powered by ブクログちょっとオカルトちっくな面もあるが、男四人の周りで起こる事件と生活が描かれており、それぞれの目線で書かれた章に分けられている。 和樹みたいに、飾らずにフラットに優しい人がいることでみんな集まってくるんだろうなぁと思った。 装丁と同様のイラストが途中でちょこちょこ入るので脳内変換。
2投稿日: 2023.08.10
powered by ブクログ天涯孤独で無職の三井は、放火に遭い家が全焼。途方に暮れていたところ、"捜し物屋"を営む間山和樹に助けられる。和樹は喋れないイケメンの弟・白雄と一緒に、客の失くし物を「占い」で捜す仕事をしているらしい。彼らの知り合いの弁護士・徳広の力も借りて生活を立て直す三井だったが、偶然、放火犯らしき男を見かけ……。ちょっと不思議で怖くて愉快。四人(と一匹)のドタバタ事件簿! 少々現実離れしているが4人の友情が深まる様を微笑ましく感じた。
2投稿日: 2023.08.09
powered by ブクログ登場人物が中々ユニーク 小さな町の捜し物屋さん 四人とも個性的で グイグイ読み進みました。 続編が読みたいです。
0投稿日: 2023.08.06
powered by ブクログナツイチの占いで勧められて読んでみた。 1巻目は登場人物のそれぞれ、出来事を交えながらの紹介。 白雄はすごく謎。
0投稿日: 2023.07.13
powered by ブクログ初期の西尾維新の男性主人公を、更に芳ばしく燻ったのが白雄…というのが個人的な見解。 人に向けた悪意は必ず自分に跳ね返ってくるものなのにね…。
0投稿日: 2023.07.02
powered by ブクログびえる作家の先生の一般物。 木原先生、上手い! 息を吐かせぬ勢いで1冊読み終わりました。 始めに出てきた三井が主人公なのかな?と思いきや、章ごとに主役目線が代わり、それぞれの抱えているバックボーンなどが出てきてそれに合わせて事件が起こり解決していってる。 こういう、ちょっと普通じゃないエピソードを考えつく木原先生、すごい。 続きも楽しみです。
0投稿日: 2023.06.25
powered by ブクログ続編も出ており評価良さげだったので読み進めましたが、期待しすぎたのか…登場人物個々の深掘りはあるものの、ストーリー自体に大きな展開はなくちょっと肩透かしくらいました。キャラクターにハマりきれなかった…
0投稿日: 2023.03.07
powered by ブクログ面白い〜 登場人物に愛着持てる。かわいい。 みんな大変なんだけど、重くならないのがいい。 中学生の息子もおもしろかったらしいので、続編も買う。
0投稿日: 2022.11.21
powered by ブクログさくさくと読みやすく、たまにイラストも入っててラノベみたいな感じ、? といっても内容はえげつない メインキャラ4人みな個性強くて、それぞれの視点で話が描かれているのが面白い
0投稿日: 2022.09.01
powered by ブクログ複雑な間山兄弟,弟白雄の特殊能力と兄和樹への執着依存がかわいそうだ.まあそれでもビル4階で捜し物屋をし2階の借家人の弁護士とも仲良く一緒に事件に当たったりする日常は読んでいて楽しそう.
0投稿日: 2022.08.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
購入。 サラリと読了。 内容は割とグロいかも。 最近、こういった系は読んでいなかったから新鮮。 続きも読みたいな。
0投稿日: 2022.08.16
powered by ブクログ捜し物屋を営む不思議な兄弟と弁護士、彼らに救われた元引きこもりの男。男子4人が直面するドタバタ事件簿。 一人一話の短編集で挨拶がわりにそれぞれ4人の各視点で書かれてます。最近はサクサク読めるやつを選んで手元に置いてるので続編も購入予定。
0投稿日: 2022.07.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
久々の木原音頼、今作も人の暗い所や、普通の小説家なら避けそうな描写(三井の引きこもりの原因の事件)などが木原節で描かれていた。 三井の引きこもりの様子等は著者本人も同じ体験が?というようなリアルな描写で、想像すると気分が悪く なるような細い心象や場面の説明があったり、引きこもりってツライな、と。 そこからの外界へのつながりを取り戻そうとする挑戦とか、真に迫っていた。 徳広のドルオタも自分自身の経験のないことなので、新しい視点が開けた。 和樹の純粋さにはほっとさせられ るが、白身との対比がすごい。白雄の人の心のわからなさは 少しゾっとする。物語は白雄の人?)の能力を使って捜し物を したり事件を解決したり、やや強引な話の展開だけれど、 勧善懲悪で悪物がしっかり不幸になるのでスッキリする。 ヒリヒリするような物語でなく、娯楽小説で良かった。 強い心に残る描写やシーンはあまりないけれど、楽しかった。
0投稿日: 2022.05.25
powered by ブクログ022/04/06 読了。 図書館から。 著者作品初。 読みやすく、サクサク進むけど、 白雄君…えげつないな…。 和樹居なかったらどうすんだろうと。 仕事一緒にしてるからもあるけど、共依存ぽいなーと思いつつも、徳広さんとか三井君とか4人でわいわいしてるから…なんだかんだ和むかな。
1投稿日: 2022.04.13
powered by ブクログ白雄こわっ!(笑) 和樹はよく一緒にいれるなぁ。性格が悪いというか人の心がなく善悪がないのが怖い。 それぞれの視点で描かれる各章は、どれも面白く徳広の回が怖くて(やっぱり白雄が)、それでも徳広や三井のキャラクターがよく、人の恐ろしさの中に和み要素が加わりつい笑ってしまう箇所多数。 四人の個性がそれぞれ異なるので読んでいて楽しい。
0投稿日: 2022.03.19
powered by ブクログはじめの部分はどん引きだったけど,面白かった.能力を持っている白雄が善人でないのがいい. おばあさんは,どうして白雄についているのだろう.監視しているのか,守っているのか,ただ思念が強くて残っているだけなのか.
0投稿日: 2022.02.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
あるブクログさんの本棚にあって、面白そうだなと思い読みました。 存じ上げない作家さんでしたが、こういう出会いがあるのもブクログならではで良いですよね。 タイトルから、日常的なミステリーかと思いきや、実は人間の内面を描いた、でも決して重くない、男子4人が良い距離感で生活をしながら、それをポップに表現していて面白い作品でした。 間山兄弟が軸になるかとは思いますが、4人それぞれのキャラクターがしっかり描かれています。 外見や職業、環境などで付き合う人を選ばず、楽しく集う仲間がいるって幸せですよね。 読後、和樹(とその母、養父も)って凄いなと思いました。 人間って妬みや嫉みがあって当然なのに、それが圧倒的になくて、優しい。でもいい意味でいい加減というか、適当で肩の力が抜けてて、偽善でなくなんだかほっとします。 実際、和樹は冒頭、三井という人間を救ってますしね。本人は無意識かもしれませんが…。 …と言いつつも、私は白雄かどうしても気になりました。 人間の嫌な部分を背負ってくれた人物。 なので、4章は切なく、どこかで救われてくれと思いながら読んでいました。 和樹が最初に救ったのは白雄なんでしょうね。 はしかの白雄に和樹が添い寝する所や、和樹に『お前たまに盛大にデレるなぁ』と言われながらも抱きつく所は、澱みがなくて綺麗だなと感じていたのですが、あとから、この作家さんがBLを書いていると知り、だから兄弟愛をこんな風に表現できるんだと思いました。 白雄に和樹がいて良かった。アネモネ7で繋がれる仲間がいて良かった。いつでもみんなが集合できる自社ビルがあって良かった。なんて思いました。 皆さんと同じように続編あるといいなーと思います。
6投稿日: 2021.10.03
powered by ブクログめちゃくちゃ個性的な4人のお話。 なかなかにえげつない。 初っ端から三井さんの悲壮なエピソードにビビってしまった… 馬鹿騒ぎして楽しい本なのかと思いきや、思ってたよりもダークな面が多かった。 それぞれの視点で一章ずつの物語。 一人称なので彼らの内面が段々と分かってくる。 個人的に徳広さんがいいキャラしてて好き。
14投稿日: 2021.10.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルと表紙詐欺(笑) 強気そうな男の子と、ヘタレなイケメンが、猫と一緒に依頼人の捜し物を見つける話―――だと思っていました。 まず最初のトラウマエピソードがえげつない。公衆の面前で脱糞って……。そりゃひきこもるわ。ここからちょっとおかしいんじゃないのか?? と思い始めたら、やっぱしだ~~。 強気そうな男の子はイメージ通りだけど、ヘタレな男の子だと思っていたやつが、引くくらい性格悪かった(笑) でも白雄視点のエピソードが一番印象に残るのは、あまりにも強烈すぎるからだと思う。歪んだ愛と執着を見せつけられた。 作者さんはBL小説書いていたみたいで、それで納得。 BLものだったらこの歪みはわかるわ。 けど一般向けだったら超アクが強い話。 絶対初見騙される人いると思う。わたしは好きだけど。
0投稿日: 2021.09.03
powered by ブクログとにかく読んでいて楽しかった。男4人のわちゃわちゃ感が微笑ましい。 話は4章の構成となっているが、1章ずつ一つの事件を主人公の間山兄弟が解決していく。必ず各章ごとに山場がありハラハラするのだが、それとは対照的な4人のバカなノリの掛け合いもあってとても面白い。 個人的に2章の話が好きだ。 ぜひ、シリーズ化してほしい。
8投稿日: 2021.08.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とても読みやすかった。 男子四人の関係性も良かった。 単純だけど優しい、弟を思う兄。 性格が悪くて執着強めの毒タイプの弟。 イケメンに劣等感を抱いている。めんどくさい、関係ないと思いながらも、困っている人、聞いた話を無視できない弁護士。 元引きこもりで繊細で優しい事務員。 この男子四人を脇で見ていたい感じ。「あぁ、またじゃれてる」とか「怒ってるなぁ」みたいに。 どの回もおもしろかったけど、徳広祐介の心の中の声にクスッとしたり。 続編が出たら読みたいなぁ。
5投稿日: 2021.08.21
powered by ブクログ三井は天涯孤独の引きこもり。新入社員の頃、失態が原因でひどいパワハラを受け、会社に行けなくなった。実家に閉じこもって暮らし、アイドルグループの応援だけが生きがいとなっていた。そのうち母親が亡くなり、当面の金には困らなかったが、家はゴミ屋敷状態になった。ある時、外に放置したゴミに放火され、家を失ってしまう。 途方に暮れていたところに、通りすがりの男が手を差し伸べる。男が三井を連れて行った先は、事務所兼住まいの4階建ての小さなビルだった。 1階は不動産屋、2階に法律事務所、4階にあるのが「捜し物屋」である。探偵ではない。遺失物探しが専門である。 捜し物屋の所長が三井を助けた間山和樹。所員が弟の白雄(しお)。チビの和樹とのっぽでイケメンの白雄。まったく似ていない兄弟である。それもそのはず、血はつながっていない。 2階の法律事務所は離婚専門。所員の徳広祐介が一人で取り仕切っている。ドロドロの案件続きで人間不信気味。若いのに結婚への夢は消え果ている。 徳広がたまたま、三井と同じアイドルの追っかけをするオタクであったことから、意気投合。 三井はこのビルで働き、暮らしを立て直すことになる。 章ごとに、三井、徳広、和樹、白雄の4人の語りで物語が進む。エピローグに彼らの飼い猫のミャー(これもオス猫)の掌編が付く。 間山兄弟の捜し物は「占い」に頼っている。白雄は口がきけない。が、実は彼には「特殊能力」がある。いわゆる「見える」人物なのである。白雄の口となっているのが和樹で、2人いないと「占い」ができない。その能力を利用した捜し物業は口コミで評判が広まり、それなりに顧客が付いている。 捜し物専門のはずなのだが、何だか彼らの周りには本当の事件が多い。その解決にも和樹・白雄(主に白雄)のコンビが絡む。 BL出身だという著者の描く男4人のドタバタ暮らしはそれなりに楽しそうである。が、一方で起こる事件は重い。 発端の三井のパワハラ事件の顛末も相当ひどいが、放火事件の真相も相当だ。 その後も金目当てに交際相手を殺す男や、セクハラが高じて訴えようとした相手をヤクザに頼んで殺そうとする男が現れる。過去の思い出話もネグレクトから命を落とす同級生の話など、かなりえげつなく重い。 加えて、白雄が、口がきけないが特殊能力を持つことになった顛末も相当ドロドロである。 途中までは和樹がおちゃらけキャラで、白雄がクールな二枚目という感じなのだが、和樹は和樹で白雄に思うところがあり、白雄にはある種、感情が欠如した「黒さ」がある。 個人的には前半の男4人のガチャガチャした楽しい雰囲気でもよかったのではないかと思うが、「黒さ」の方が著者の持ち味なのかもしれない。 表紙絵の穂積のイラストが本編にも時々挿入される。雰囲気にはよく合っている。 物語は一応完結している体だが、若干、続編を匂わせるようなラストである。白雄に「憑いている」ものも含めて、謎も残っているので、続きはあるのかもしれない。
6投稿日: 2021.08.19
powered by ブクログ本屋で見かけて、タイトルとあらすじで気になって購入。集英社文庫だったがラノベに近い感じ。しかし文章はしっかりしていてとても読みやすかった。ストーリー的に次回作もありそうだが、果たして。捜し物屋とついていたので、色々探す過程で何かしらトラブルやらなんやらに巻き込まれていくのかな?とあらすじ読んで思っていたが、全く違った(良い意味で)。和樹のラフな感じとポジティブ感と白雄の腹のドス黒さとが良い味出している。他の三井の凡人感、徳広のなんだかんだで良い人感も見てて面白い。知らない作家さんだったが、良い一冊だった。
0投稿日: 2021.05.09
powered by ブクログ1年ぶりに読んでないことが発覚。 発見できてよかった~(笑) 読み終わった。 面白かった、それぞれに色々あるけどね。
0投稿日: 2020.10.28
powered by ブクログwebで全編読んでいましたが間山兄弟含む登場人物が非常に魅力的だったので、文庫を購入し直しました。 また全然描き切ってない兄弟の話、あるよね?って思ってるので、続編をぜひに!
0投稿日: 2020.10.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
不思議な力で「捜し物屋」を営む和樹と白雄の兄弟と、火災で家をなくした天涯孤独の引きこもり三井、アイドルオタク離婚弁護士の徳広の、ドタバタ生活のお話。 それぞれの目線から、4人の置かれている状況が描かれている。男ばっかり出てくるお話なので、好みはあるかもしれないが、個人的には大好物。ずっと読んでいられる。 間山兄弟のが、表面で見えている以上にドロドロしていて、でもお互いに離れられない存在で、興味深い。面白かった。もう少し深いところまで、読んでみたい。続編ないのかな?
0投稿日: 2020.07.20
powered by ブクログいつも木原さんの本を読んでいる人にはわかります。しお×かずきです。 どうしてBLを抜いて一般向けで出したのかな?木原読者としてはBLじゃないのが新鮮で面白かったです。和樹くんが思ってもないこと言わされちゃうプレイとかあり得たよな~とか、色々考えてしまいましたが。ふだんBLを読まない人には、毒のあるストーリーが好きなら、おすすめかな。
1投稿日: 2020.07.16
powered by ブクログ木原音瀬が苦手な人におすすめです。いつもの木原音瀬より優しい展開です。木原音瀬が好きな人にもおすすめです。いつもの木原音瀬です。そんな話。四人の主要登場人物が捜し物屋まやまに関わる四本のストーリーで構成されたオムニバスなのですが、いやぁ、トゲがすごい。えげつないほどの容赦のない展開とほんわかした展開が交互に繰り広げられ、幸せなシーンではこの後どんな悪意が待っているのか恐怖し、辛いシーンでは救いがあることを信じて読む手が止まらない、そんな話でした。一般向けレーベルなので濡れ場はありませんし、BLでもないのですが、素直にラブとは形容できないゲロ重感情を描ききるあたり流石BL界の冥王と言ったところ。主人公がとても好きだったので、続編に期待です。
3投稿日: 2020.02.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
★3.5。引きこもりの元リーマン、ドルオタ弁護士、超能力者でしゃべれない弟と、陽気な兄。兄弟は兼業で捜し物屋を営む。4人視点の話。兄弟メインだけど、なにげにアイドルでつながるその他登場人物たちの熱い友情が楽しい。 イケメン弟くんが幼なじみでもあるお兄ちゃんに懐いてるの最高に萌える~とか思ってたけど、共感力の欠けるサイコ気味の性格で、やっぱり木原キャラだった(笑) 想像してたよりも兄弟がそこまでお互い強い絆になったエピソードがなかったかな…?と拍子抜け。まぁ、恋愛(BL)ものではないし…けどブロマンスとして読むにも少々物足りない…続くなら期待したい。
0投稿日: 2020.01.16
powered by ブクログ序盤はこの作者さんにしたらゆるめに始まったなーと思ってたものの、徐々に毒っ気が増えてきて、三章四章で盛り上がった(毒っ気が) 三章の最後の二人の会話いいな。ふたりの性格があのセリフに凝縮されてる感じ。好き。 白雄の性格は本当にヤバイ。でもなんかこう、憎めない。和樹との関係もふたりの性格も好き。そして三井も徳広もいいな。 あんまり続編希望することはないのだけれど、この四人(とくに白雄の歪んだ思考と真っ白な和樹のやりとり)が見たいな、て思う。
0投稿日: 2020.01.06
powered by ブクログなんかもんやりする話だったな。 解決してるようで解決方法がアレだからイマイチ釈然としないというか。
0投稿日: 2019.11.11
powered by ブクログセンセのBLじゃない作品。でも登場人物がほぼ男性ばかりでニアBLと言われればそんなかんじで、ストーリーもスピリチュアルな要素があったりして、すぐに木原センセとわかる作風で面白くて一気読みしました。 メインは血の繋がらない25歳凸凹兄弟。不思議な力で捜し物を見つけ出すという商売をゆる~く営んでいて、そこに天涯孤独の引きこもり35歳と、ドルオタ弁護士37歳が絡んでいて色んな事件(災難?)が降りかかるのを解決していく…といった流れです。 1話ごとに視点が変わっていくオムニバス構成で、それぞれの観点から他のキャラを見極めていて、固定観念にとらわれそうになった読み手の心をグイグイと引き込み振り回してくれます。 引きこもり、ゴミ屋敷、パワハラ、セクハラ等、今どきのネタ満載で、とても面白かったです。 これ続編とか出るのかな…?期待しています!
3投稿日: 2019.10.31
powered by ブクログ主要人物のひとりがめちゃくちゃ性格が悪いっていうのがとても良い〜。物語は続いていくのかな?続いていって欲しい!
0投稿日: 2019.10.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
木原さん作品はどちゃくそBLしか読んだことなかったので こういう一般向けなお話も新鮮で楽しかった。 えーっと、あらすじはググって! 読み始めは三井くんエピなんだけど、三井くんの失態(粗相ネタ)が中々可哀想で読んでいて私も辛くなった、、、 だから彼が社会復帰出来て皆んなと仲良くしているのを見るととても嬉しかった。 あと、ニアBLですよーって言われてたけどどこがなんや?と思っていたら本当にニアBLでした…。 読む人によって感じ方は違うと思うけど、私はカズキとシオの関係にそう感じた。 だってギュッて抱きしめてもそれを何だよーヤメろやーとも言わず受け入れて 『お前、たまに盛大にデレるよなあ』って言って背中ポンポンするんよ?なんなん、この2人最高じゃん。 お話も木原さん独特の、むちゃくそ派手に怖いわけじゃないけど人間の陰湿な怖さが書かれていて楽しめた。 サクサク読める長さだしモヤモヤも残さないから人にもオススメ出来る! この流れで月に笑うを読もうと思います…
0投稿日: 2019.10.24
