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PSYCHO-PASS サイコパス 3 〈B〉
PSYCHO-PASS サイコパス 3 〈B〉
吉上亮、サイコパス製作委員会/集英社
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総合評価

3件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ○総評 設定を複雑化しすぎて世界観や面白さを楽しむ余白がなくなっている - もともとSFなので前提とする世界観が一般的ではない、その上にビフロストだの都知事選だのと設定を盛りに盛った結果、設定に溺れている。 これはアニメのノベライズなので、この作者が悪いというよりはアニメの脚本家や監督にも問題があるのでは。 ○良かったこと 1. 1巻に続き、各登場人物の心情がアニメ対比丁寧に描かれていること - 都知事選エピソードでは、執行官の廿六木、入江のバックグラウンドや心情が、信仰特区エピソードでは如月のバックグラウンドや心情の一端が見えたのは良かった ○悪かったところ 1. 小宮カリナのカリスマ性がまったく伝わらないこと - "隣人を大事にしたい"だとか"ドラマみたいな政治をする!"だとか、それのどこが魅力なの?と言わざるを得ないへなちょこ演説、なのに支持率が上がる…? AIマカリナが大衆の求めるスピーチや振る舞いを分析し、カリナ本人がそれを寸分の狂いなく体現することで大衆を操るというところまではなんとなくわかる。(いわゆる衆愚政治の発展系) だが肝心のカリナの演説がへなちょこすぎて説得性が皆無。 もしかしたらリアル世界の100年後には、昔ってほんと意味わからないこと議論してたんだねーって言われる未来が来るのだろうか… 2. 都知事選におけるビフロストのリザルツが意味不明だったこと - 親が法斑で小宮カリナにベット、裁園寺がAI関連株にベット、代銀がMHVにベット →裁園寺がインスペクター(榎宮)を使ってリレーションを妨害 →法斑が親の役目(リレーションは続行されなければならない)を果たすため、アセットを使って処理 →小宮カリナがAIマカリナの存在を含めて都民に認められて当選 →結果は裁園寺が大勝、代銀はインベストが成功、法斑は得たものなしでここまで勝って得たコインはほぼ失った …全く意味がわからん!! 結果を当てるだけがラウンドロビンの目的ではなかった、的な表現があったけどそれでもよくわからない。ビフロストって何してんの?って感じ… 金融機関勤務でこの辺の知識は平均よりだいぶあるはずなのに…わからないのがもどかしい。 3. 展開がスローでずっとよくわからないものを見せられている感が強いこと -ドローン墜落事件、都知事選事件、信仰特区事件のさわりと、エピソード3つ目に差し掛かっているのに、未だに霜月以下が追い続けている"狐"について解明されていない部分が多すぎる。 何ができれば終われるのか、物語を貫く問題はなんなのかがわからないので何を見せられているのかわからない気持ちになる。

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    投稿日: 2025.09.11
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    東京都知事選挙が始まった。候輔はアイドル政治家・小宮カリナとトップ格闘アスリート・薬師寺康介。お互いに一歩も譲らない選挙戦の最中、小宮陣営の脳科学者・土谷荒城博士が殺害され、捜査を続ける刑事課一係と薬師寺陣営も襲撃を受ける。事件の背後には、やはり“狐”の影が・・・。灼と炯は都知事選に仕組まれた恐るべき目論見を阻止できるのか。 アニメを見たのが随分前になってしまい記憶が薄れていた分細かい描写がたくさんあり非常に満足しました。吉上先生のノベライズは厚みがすごいのでいつも期待していますが、きちんとアニメをさらに掘り下げる丁寧な仕事で安心して読めますね。心の中ではどう思っていたとか、表情だけでは読み切れない(特に静火などは顔に出ないのでさっぱり分からず)ので、ちょっとでも感情の描写があるとおお~こう思っていたのか~と新鮮。朱のとった行動も薄々分かってはいたものの少しずつ文章で明かされつつあってどきどきする。しかしFI編見ても全然真相が分からない(笑)続きを首を長くして待っています。

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    投稿日: 2021.10.09
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    アニメの内容な補完になっていた。1巻より補完多めだったように思う。各キャラの心情や背景が分かって良かった。

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    投稿日: 2020.09.21