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逃亡テレメトリー
逃亡テレメトリー
マーサ・ウェルズ、中原尚哉/東京創元社
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総合評価

34件)
4.0
6
20
7
0
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    シリーズ3巻。 面白いが、今回は「弊機」の謎の背景にはほとんど触れられない。あれで終了っちゅうことなのかな。キャラが安定した上での事件解決という、嫌なシリーズ展開の入口みたいな感想も持ったが、社会背景の描写巻と捉えていのだろうか。いい感じなんで読み続けたいが、展開の薄いシリーズが続くのは嫌いなんだ。 時代劇小説みたいな。 やっぱり訳者の文体の妙がきわめて効いてると思うんだけど、「弊機」の心のつぶやきがカッコ書きであって、そこだけがうざい。元々一人称文体なのだがそこで処理できるよなあと思うところが大半の気がする。前巻から気になっていたが、この本ではさらに一人ノリツッコミみたいな感じが目立って少し、鼻についた感じ。

    0
    投稿日: 2025.08.06
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    表題作は、時系列的には「ネットワーク・エフェクト」以前に起きたプリザベーションでの殺人事件を描いたもの。人間の警備ユニットへの偏見にぼやきつつも、時に正義感を漂わせながら捜査に協力していくマーダーボットだが、捜査のためにメンサー博士の身辺を離れてしまったこともあって、常にメンサー博士の安全を気にしているのが微笑ましい。 「義務」は、メンサー博士たちと出会う前、統制モジュールをハッキングした後に、マーダーボットが関わった「現場猫案件」を描く短編。マーダーボットはシャイだが、雇い主の意向に反してでも人命は大事にする。 「ホーム(以下略)」は、初期作「マーダーボット・ダイアリー」での事件を経てプリザベーションに戻って来たばかりでメンタルが弱っているメンサー博士に焦点を当てた短編。マーダーボットの一人称ではないのが珍しい。そしてメンサー博士とマーダーボットの心の交流が尊い。

    0
    投稿日: 2025.07.21
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    SFというよりはファンタジー・コミックよりになってきて不安感増し増しのシリーズ。今回は中編短編混載。時系列的にも前後するレイアウトでちょっと混乱したけれど、”死んだ人間が倒れています”の冒頭から嫌々ながら犯人探しに巻き込まれていくミステリータッチの展開に。訳文も冴えまくりでやっぱり面白いシリーズ。キャプテン・フューチャーばりにもはや原文を超えて面白くなっているのでは?と錯覚してしまうほどです。 今回も気になったのだけれど、生体クローンとマシンのハイブリットであるユニットの性別は該当なしということになっているけれど、もとの生体の遺伝子セットは決まっているから正しくは該当なしということはないのでは?とも思ってしまったり。複雑なホルモンの影響なしには性差は発生しないのだろうか?と思ったりと、この辺りの課題を深堀するような展開にならないかなと思ったりするけれども、エンタメに徹するシリーズのようです。ドラマ化もされたみたいなので配役も気になりますが、この訳者によるユーモアSFシリーズとして楽しみたいと思います。と思ってたら、日本翻訳大賞も受賞してたのですね。さもありなん。今頃ですけどおめでとうございます。

    25
    投稿日: 2025.07.15
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    マーダーボットシリーズ第三作目読了。 今回は特に大きな物語ではなくて日常プラスα的な感じだったので、可も無く不可も無くといった感じでした。

    13
    投稿日: 2025.06.14
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    #読了 #逃亡テレメトリー #マーダーボット・ダイアリーシリーズ も3作目。弊機の一人語り(ボヤき)がますます冴えるよ。 平和なはずのプリザベーションのステーションで死体が見つかるミステリ仕立ての展開。武闘派名探偵、弊機の登場

    3
    投稿日: 2025.02.05
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    メンサー博士一人称の掌編で、意表をつかれた。今までも何度か言及されてきたけれど、あんまり弊機の軽佻な語り口に実感がなかった。しかし改めて言われると、警備ユニットの境遇というのはあまりにも非道な仕打ちだ。

    0
    投稿日: 2024.07.25
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     弊機の心の台詞を読んでいるだけで至福に浸れる今日この頃。三作目にしても翻訳の秀逸さは健在です。今回は前作よりボリュームがかなり少なく、推理パートが多い比較的地味な話でしたが、ネットワークへのアクセスが制限されるなどの縛りがある中で、工夫や屁理屈(笑)を凝らして事件を解決に導いていく展開が面白かったです。  個人的には同時収録の前日譚二作がとても好き。特に面サー視点で語られる弊機は、こんなに頼もしく感じられるのだなぁと、ちょっとときめきすら覚えました(笑)  シリーズ続編に大いに期待です……!

    0
    投稿日: 2024.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    犯人探しが中心だが、僅かに登場しただけの真犯人はルール違反ギリギリ 2週間でMBシリーズ読了、ARTとの珍道中期待の次作は何時になるか

    0
    投稿日: 2024.02.25
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    やれやれと言いながら、「義務」だからと人助けする弊機の日常?短編。マーダボットダイアリーに比べると大人しい話だけど違う視点描かれてよかった。

    0
    投稿日: 2023.07.21
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    弊機によるアクセス制限下での捜査のお話。そりゃそうよそろそろなにか能力に制約を付けないと無敵すぎるんだもの。

    0
    投稿日: 2023.05.26
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    人型警備ユニットの“弊機”は紆余曲折の上にたどり着いたプリザベーション連合のステーション内で他殺体に遭遇する。 いろんなぼやきを脳内で垂れ流しつつ犯人探しを始める“弊機”だがそこには複雑な事情が絡んでいて……。 表題作含む3篇収録 表題作は中編。一作目と二作目の間の話。“弊機”の独り言がすごい楽しい。割と喧嘩腰だよね(笑) 他に、メンサー達に会う前の“弊機”を描く「義務」と、プリザベーション連合に戻ったメンサー視点の「ホームーそれは居住施設、有効範囲、生態的地位、あるいは陣地」が短めの短編として収録。→ 「義務」が好きだなぁ。メンサーたちに会う前から“弊機”は“弊機”なんだよなぁ(笑)これは業務ではありません。人間がどうなろうと知りません。とか言いながら助けちゃうんだよねー。好き。 「ホーム」はメンサーたちチームのわちゃわちゃが楽しい。ラストはカッコいい!

    1
    投稿日: 2023.04.03
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    表題作の中編と二つの短編が収録されている。 ただし、時系列では全くバラバラのお話。 「暴走テレメトリー」ではミステリーの探偵役となるが、やっぱり「潜入」シーンが一番の見どころ。 「義務)は非常に短いが、とても印象的なお話。 「ホーム……」では、これまで全て「弊機」の一人称だったものがメンサー博士目線となり、チョット新鮮。 最初のワクワク感は減少したものの、相変わらず楽しいから、まだまだ読みたい物語です。

    1
    投稿日: 2023.03.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    はい、今回も可愛いマーダーボットくんの活躍記。 時系列的には、『ネットワーク・エフェクト』の前ということです。オチはなるほど、悩ましいなあと思ってしまいました。短編集という形で、二つ目のある過去の人とのかかわりの一場面も、メンサー視点の三つ目も好きでした。 「こちらもでくの坊はやめます」 「警備ユニットは僕の頭の上を跳び越えて走っていったんだよ!」 「必要なら抱きついてもかまいませんよ」 さらに三冊は出るそうなので、本当に楽しみ笑! アニメ化、しないんですか?シリーズものに向いていると思うのですが。。

    0
    投稿日: 2023.02.17
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    語り手(主人公)が「弊機」という一人称を使うことで人間と機械の中間存在であることを読者が絶えず意識させられるのが本シリーズの醍醐味のひとつなのだが、原文は“I“ であり訳者の造語であることが巻末解説で明かされており、その一事をもってしてもSF初の日本翻訳大賞に値することが納得できる。最低3冊のシリーズ続刊が決定しているという嬉しいニュースも解説にあった。

    1
    投稿日: 2023.01.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    犯人は想像がつかなくて、捕まる場面は少し悲しかった。弊機の戦闘シーンは変わらずのスピード感でカッコイイ。メンサー視点が新鮮で、これまでの物語の周辺背景が深くなる感覚。

    0
    投稿日: 2023.01.03
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    あんまり長いお話よりもこのくらいが読みやすい。通勤電車のなかでニヤニヤしながら読んだけど、マスクしてるから大丈夫なはず。

    1
    投稿日: 2022.12.24
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    人型警備ユニットの”弊機”が活躍するアメリカ発のSF。 しかし弊機、先週はついに天下の日経さんにまで言及されてましたね。今後もーちょいメジャーになってもおかしくない気がします。 https://twitter.com/nikkei_kotoba/status/1572526052647264257 さて本著、表題作の中編+短編2編で構成されていますが、『逃亡テレメトリー』は流石に「遠隔測定法」なんて訳語を当てても意味不明だし、苦心の跡が伺えます。 どことなく鬱屈した弊機の語りは本巻でも健在。今回も楽しませていただきました。 さて、前の巻の『ネットワーク・エフェクト』では企業リムの生態について詳しく触れられていましたが、本巻はプリザベーション連合を舞台にしており、いよいよ?彼らの暮らしぶりが紐解かれたなぁと。 そしてなーんとなく、著者によるアメリカ発の福祉国家への憧れ?が書かれているような。「プリザベーション連合は奇妙なところで、食事、医療などの人間の生存に不可欠なものは無料で、場所を問わずに提供されています」とか、そう思うと少し味わいを感じるような。 他にもデモクラシーの理想像が描かれているようにも思え、例えば、いかに強力かつ有能な警備ユニットであって、いかに困った事態が発生していたとしても、システムへの無制限なアクセスを与えないこと(そして、警備ユニットもそれを尊重していること)であったり、今回の登場人物インダーの「しかし個人攻撃はしない。あくまで味方なのだからな」というセリフであったり。 弊機が、民主主義の理想郷たるプリザベーション連合が、今後どうなっていくのか、見守っていきたい限りです。 (しかし、前の巻の終わりではARTと旅するコトになったと思うので、しばらくは読めないかな…) あと、非常にどーでも良い話ですが、本著の分厚さ(と言うか薄さ)がひと昔のラノベを彷彿とさせて、とっても懐かしく感じました(笑 富士見の480円くらいの厚さのヤツだ…と。まぁ本著、880円ですが。

    5
    投稿日: 2022.09.28
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    タイトル作『逃亡テレメトリー』と、短編『義務』『ホーム』を収録。 時系列的にバラバラで、『逃亡テレメトリー』は『ネットワーク・エフェクト』の直前(読後に『ネットワーク・エフェクト』をまた最初から読むことになる)、『義務』はセルフハック後にそれを隠してそのまま働いていた時の話で一番古い。『ホーム』は『出口戦略の無謀』(マーダーボット・ダイアリー(下))の後で、主にメンサー博士の視点による三人称で書かれている。 「必要なら抱きついてもかまいませんよ」がまた出てきた。何回読んでも笑っちゃう。体温が高いのは意図的に上げているのか、それとも…。 そういう場面は他にもあるし、この作品は、知名度が上がると同人誌界隈に出てきそうなのが気になる。既にファンによる作品がYoutubeにアップされている(個人的には見て後悔)。著者のサイトや版元Tor.comなんかも見てみましたが、TVシリーズ向きという評価があるそうで、著者も前向きらしい。「弊機が『サンクチュアリムーンの盛衰』を見ているマーダーボットダイアリーズ」を見ている私、が実現したらいいなあ。 元のペーパーバック等、公式なものでマーダーボットの顔が見えるものは今のところありません。日本の翻訳版のカバーイラストはちょっとかわいい過ぎるのではないかと思います。挙動からするとそんな感じですけど。 次回先が待ち遠しいです。星一つ減は、分量的に物足りなかったということが理由。

    1
    投稿日: 2022.09.03
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    楽しみなだけに、12枚切り…18枚切りの食パンかな?と思ってしまった厚みでしたが、あるだけ有難いし、第一作の前と第一作と第二作の間になにがあったのかが少しわかるのはよかった。警備ユニットには人間的な顔があるけれど排出口は少ない…あまり老いない様子だけれど生体有機組織はかなりある…どのような構成なのか考え始めると謎ですね

    0
    投稿日: 2022.07.22
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     <マーダーボット>シリーズの3巻目で、長編と二つの短編からなっている。今作はステーション内で起きた殺人事件の犯人を追うミステリー仕立てになっている。人間とかかわりあうのが苦手な警備ユニット<弊機>が探偵役として、どう立ち回るのか。いかにして犯人を探し当てるのかがポイント。妙に人間臭いところがある<弊機>が活躍するこのシリーズは、ハズレなしだな。  短編2編は文字通り短くて、長編の隙間を埋めるエピソードといえるだろう。

    20
    投稿日: 2022.07.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2022/06/28 読了。 感想は某所のブログで書いたものの再掲です! ・6月20日に読み始め、28日に読み終えました。これくらいの厚さならだいたい1週間くらいで読めるのか? ・マーダーボットシリーズ、ちょうど良いくらいの頃合いで章?が一区切りつくから、そこを1日の範囲として読んでいたんだけど、良かったな。あれ。 ・島崎藤村の『春』はめちゃめちゃ細切れで、細切れ過ぎるのではないか!!?と読んでてびっくりした記憶がある。でももともと新聞連載だったから、その体裁を保っているのかな。なんで? ・『ネットワーク・エフェクト』の前日譚と思って読み始めたけど、『マーダーボット・ダイアリー』下巻のすぐあとって感じかも。この弊機くんはARTとまだ再会してない弊機くんなんだな…… と…… 今作もまた毛色の違ったミステリっぽくて面白かった! ・警備局の人とおしごと弊機くん。最初ものすごいツンツ~ン…… ってしててメンサーにこらって言われてて(こらとは言ってない)良かった。あ、弊機くんだ…… って思った。ネットワーク・エフェクトの最後、なんかぐずぐずになっちゃってたもんな……(?) ・ハッキング禁止されたのをちゃんと守るのもえらい。地道に調査する弊機くんもいいね。 ・あと問題を抱えた船に突入しようとしてる現場に何をおいても駆けつけてくれそうな人間と何をおいても駆けつけてそんなことはやめろと反対しそうな人間としてラッティとグラシン呼ばれてるのよかったな~。ラッティとグラシン結構好きなのよ~。 ・グラシンにちょっとやなこと言われて怒りたいけど事実だし監視カメラの視野を遮るように立っててってお願いしたの聞いてくれてるしでがまんしたとこかわいかった。かわいいな、弊機くん。 ・ハッキング調査の交渉のとこでデモンストレーションするとこ、超好き。これ…… 映像で見たいよ~~~~!!!! それで大見得を切ったのにハッキングの痕跡見つからなくてえ~…… ってなってるのよかった。6分も調べたのにねえ。 ・”エアロックから身を投げたいほど落ち込んでいたのに” ←そんなに落ち込んでたの!? ・あと、難民を救出するところで、最初は敵性船に乗り込んで打たれまくり殺しまくりの制圧作戦だったのを、こっそり救出して気づかれずに移民船に運ぶ、という方法にしたの、わりとびっくりしたし、後者のほうが簡単なのは置いておいて「完璧な無血作戦」が「ずっといい」って判断したことにも結構驚いた。 ・ネットワーク・エフェクトではグレイクリス社の工作員?を「殺してしまうのが最善」って言ってたのに。 ・あれ?これは逃亡テレメトリーより後の話か? あ? わかんなくなってきた。 ・弊機くんを信用して役割を与えて(与えるというのは立場が上からになってしまうような言い方だな)くれるような人が増えていってうれしい。この後の短編の『義務』ですさんだ弊機くんを見てよりいっそう強く思ったわな。弊機くんがプリザベーションのひとたち、とりわけメンサー博士と出会ってよかったナ…… ・メンサー博士から見た弊機くんのこともよかった。今までずっと弊機くん視点だったから、ここにきてとても新鮮で良い。 ・「必要なら抱きついてもかまいませんよ」「大丈夫よ。そういうことをされたくないのはわかってるから」「それほど不快ではありません」「それでもだめ」の会話超よかった。弊機くんがメンサー博士に抱きつかれても、(不快ではあるかもしれないけど)ほんとうに「それほど」かもしれないじゃない。それでも弊機くんにとって嫌なことは絶対にしない、弊機くんが必要としている「比較的安全な場所にある部屋と時間」で「そこで自分で決めさせれば良い」としているの、めちゃめちゃ…… 人格者…… ・愛だわ(また言った!!)。 ・すっごく面白かったな♪ シリーズ読み終わっちゃったのが残念。また弊機くんに会いたいな~。 ・あんまり外国の作品を読まないから、本国で出ても翻訳待たないといけないの超じれったそう! ・次何読も!

    0
    投稿日: 2022.07.03
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    どうしても「暴走中のボット」というとらえかたをされて信頼されない弊機なのだけど、その能力と秘められたやさしさ(?)で初めは疑心暗鬼だった相手をつぎつぎと落としていつのまにか味方につけていくのがいいよね。今回はプリザべーション連合での事件が中心でした。もう少しゆっくり「サンクチュアリムーンの盛衰」を見られるといいね(笑)

    1
    投稿日: 2022.06.27
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    相変わらずの「弊機」だけど、安定の3作めで安心して読めちゃうというか、アクションよりも謎解き要素が多めで、地味にのんびり読むスタイルというか。ドキドキは少なめだけど、弊機が弊機であることによかったよかったと親目線的な気分になれるシリーズになったなと。あと3作品は最低でも作られるそうなので、刊行を楽しみに待ちましょう。

    2
    投稿日: 2022.06.19
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    マーダーボット・ダイアリーの3冊目。今回は2冊目でも言及があったプリザベーション・ステーションの事件がメインです。ハッキングを禁じられているのもあって、これまでとは違う弊機の活躍が見られます。殺人事件の捜査ということもあって、ミステリー仕立てです。 原作はまだ続くみたいなので、翻訳版も続いてほしいですね。

    9
    投稿日: 2022.06.06
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     自己評価の低い弊機が、自分の興味がある物を見つけ始めた。弊機自身の中にある許容範囲と、シニカルな自己評価のはざまで、成長していく自我。  今作も人に薦めたい本だった。

    1
    投稿日: 2022.06.02
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    今度の弊機は「探偵」です! メンサー博士のホームグラウンドで 彼女の警備をしながら暮らし始め まだまだ周囲との関係構築中なのに 殺人事件に遭遇してしまう。 もしメンサー博士を狙う企業に つながるなら一大事と捜査に乗り出すものの 一緒に行動する人間たちは 弊機こそ犯人じゃ…と疑っているし。 そんな中で事件はただの殺人じゃなく あるビジネスに絡んだものだとわかってくる。 救出劇のようなスリリングな場面も。 推理する助けになっているのは 弊機の大好きなドラマってのが(笑) すぐ「さっさとドラマみたい」とか思うし。 相変わらずで何よりです〜。

    2
    投稿日: 2022.05.22
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    おや、新刊が出ていると手に取りました。 これはARTとの旅の途中の話なんだろうか?監視カメラと仲良しなボット、犯罪調査には最強だな~なんて思いました。 何のかんのと元々のメンバーと仲良くなっていて良かったなと思ったり。

    0
    投稿日: 2022.05.20
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    弊機さん!待ってました〜 マーダーボットのシリーズ4冊目。溜息つきながらも人間を全力で助ける弊機がまた見られて嬉しい。 中編「逃亡テレメトリー」では殺人事件の犯人捜査に協力する弊機。ミステリドラマの知識は…あんまり使わなかったみたい。今回もクスッと笑える表現が多くて楽しい。「焼き菓子」はネタとして外せない(笑) 個人的に好きなグラシンとラッティの出番も多くて良き良き。 時系列的には「ダイアリー」最終話と「エフェクト」の間。プリザベーション連合のステーションで、暴走警備ユニットの扱いをどうしようかってしてる段階。弊機のハイスペックぶりがいつもながら小気味良い。うまくいかずに落ち込む時の自虐的な言い方も相変わらずで。地道な捜査ばかりでなく、救出の緊迫した場面も、見せ場の戦闘シーンもちゃんとある! 短編「義務」は「ダイアリー」の前の採掘場での話し。弊機…良い奴。短編「ホーム」はメンサーから見たマーダーボット。企業の権力執行の手段を目的として製造された構成機体だが、その目的から切り離すのは本人だ、と言うメンサーが好きだな。自由意志があるのなら、自分に命令できるのは自分自身だけだ。人もそうでない者も。

    2
    投稿日: 2022.05.03
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    表題作は弊機が殺人事件の犯人を追う話、と聞いてミステリっぽい話だなと思っていたら、わりとミステリそのまんまに事件の謎を徐々に追っていく話でした。今までのアクション主体の展開とは一味違いましたが、こちらもとても楽しみました。 もちろん(?)弊機の人間嫌いぶりと、それでも人間から目を離せないひねくれたやさしさは魅力的なままで、ここぞというところでは持ち前の性能を存分に発揮してくれてかっこよさも変わらず、相変わらず魅力的なキャラクタです。ポヨン、って表現があまりにも……かわいすぎでした。 メンサーと弊機の関係性が好きなので、メンサー側からの心情を伺える短編もあったのが嬉しかったです。長編も予定されているとのことなので、彼女の出番もぜひ、と願って気長に待ちたいと思います。

    2
    投稿日: 2022.04.29
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    プリザベーション連合のステーションで起きた殺人事件の調査する'弊機'。シリーズ3作目にもなると独特のワードにも慣れてより楽しめた。併録の超短編2作もそれぞれ'弊機'を味わえる。'弊機'大好き。

    0
    投稿日: 2022.04.24
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    2022-04-21 今回の弊機さんは、殺人事件を追うミステリー。 どれくらいミステリーか解説するとネタバレになるほどミステリー。いやあ、こう来るとは。 そして、併録の短編2篇も味わい深い。過去の話と、弊機を外から見た話。こういうと陳腐だけど、愛だねえ

    1
    投稿日: 2022.04.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    弊機のご帰還というだけで星5確定。 弊機視点で物語を見てるから、人間が警備ユニットだとわかった途端に襲ってくるところとか怒りが湧くが向こうからしたら相当な恐怖なのか。 それにしても弊機が周囲の信頼を得るためには一人ひとりが窮地に陥ったところを救わなければ無理なんじゃという感じ。無茶言うな。 ジョリーベイビーに苛つくところも良かった。 プリザベーションの善性が羨ましい。 ご飯と医療が保証されてて通り魔という言葉がわからないなんて楽園だな〜。 この本を読んだ上で改めてネットワークエフェクトの序盤を読み返すと見方が少し変わりそう。 SFの知識がないので想像できない所も正直あって、ラノベばりにイラストが挿入されてると嬉しいという気持ちはあります。 今後3冊と言わず30冊くらい刊行されてほしい。

    0
    投稿日: 2022.04.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    相変わらず可愛かった、弊機。そして面白かった! タイトルの「テレメトリー」の意味が良くわからず、解説を読んでもあんまりピンと来ず。バリンの暗喩と思うと、ミステリ的タイトルでしっくりくるかも。 警備ユニットが能力を活かして殺人事件の捜査をするっていうのもミステリファン的に楽しかったけど、謎解き要素はそこまででもなく。警備ユニットをその過去故に警戒して忌まわしく思っていた人間が、物語を通じて少しずつ警備ユニットを理解し、最後に打ち解けて終わるっていうこの物語の流れが好きだな。お約束的かもしれないけど。弊機に対して保護者のような視点になってしまうから、ああよかったね、本人(本機?)はそこまでうれしそうでもないのがまたおかしい。今回の締めの台詞ではこれまでよりもっと人間と打ち解けてて、それも保護者的にほっこり…。 物語の前日譚的な二編もとても良かった。 このシリーズ全体の前日譚『義務』は、物語以前のマーダーボットの働きぶりが見えて楽しいし、メンサーとの物語は、『逃亡テレメタリー』のというより『ネットワーク・エフェクト』の前日譚といった感じが強くて、アメナとの物語の前にこんなことがあったのねと思うとより一層弊機を愛おしく思える。 まだ続編が出るみたい。楽しみだな〜。

    0
    投稿日: 2022.04.15
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    シリーズ継続、ということで、ビジョルドの後継者の地位も確立(東京創元的にも)、かな。 問題は、どこまでページ数が肥大化するか(させられるか)、だけど…

    1
    投稿日: 2022.04.11