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総合評価

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    チューハイのハイはハイボールのハイだが、ねこはいのはいは俳句のはい。 見開き2ページ、ネコ目線のゆるい俳句と、読み手のネコの表情に、ゆったり穏やかな気持ちになる。イヌの俳句だとこうはいかない。 好きな句は「れんたんの もえるめつきの あかあおき」とか、「しかられた しょうがつそうそう いみふめい」。添えられたカラーイラストを見ないと、なんのこったか意味不明なんだけど。 文庫版は単行本『ねこはい』と『ねこはいに』の合本。現時点では『ねこはいさん』はまだ出ていない。(p.s. なんとフランス語版が出ていた。"Haïkus du chat"(ねこはい)と"Mes chats écrivent des haïkus"(ねこはいに)。)

    1
    投稿日: 2025.05.05
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    目を引く表紙だったため、購入いたしました。 絵も可愛ければ、俳句も猫らしいと感じさせるものばかりで、とても良かったです。 中でも「しかられた しょうがつそうそう いみふめい」という句が、特に気に入りました。 物語のように、読むのにそう時間を要さないので、さくっと読めるのも良かったです。

    0
    投稿日: 2024.07.02
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    もし自分が猫だったら。そんな猫的思考で書かれた俳句。土間や火鉢に馴染みある世代ではなくても、猫を通して田舎で過ごした夏休みや冬休みを思い出す。昭和の日本的な懐かしさ漂う絵と一緒に楽しめた。とくに福笑いの絵に添えられた俳句がお気に入り。わかる。人間目線で「悪さ」とみなす所業をされたときも、向こうはぜったいそう感じているはず。目つきやら態度やら。飼い猫のふてくされた様子がありありと目に浮かんだ。

    1
    投稿日: 2021.07.11
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    猫を詠んだ俳句ではなく猫が詠んだ俳句─南伸坊さんが「自分が猫だったらどんなかな」という思いで作った絵本です。猫たちの表情がどこかリアルで微笑ましいです。描かれている風景もどこかレトロなところもいいですね。猫視点の四季折々の日常が身も心も癒してくれます。

    1
    投稿日: 2020.05.01
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    猫好き 俳句好き いやあたまりませんわ いい味ですわ この猫の表情 ぜったい彼が作ったんだよ まちがいない ≪ ねこだって 俳句の一つ 五七五 ≫

    4
    投稿日: 2020.01.28
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    もうたまんない。 南伸坊さんってわかってるんだけど、猫が詠んだとしか思えない俳句。 絵には昭和がいっぱい詰まっていて、悲しいくらい懐かしい。

    0
    投稿日: 2020.01.07
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    お得感満載の一冊です。ずっと前から気になっていた本だったので文庫になって即購入しました。続編とおまけもついていてラッキー

    0
    投稿日: 2019.12.01