Reader Store
アンボス・ムンドス ふたつの世界
アンボス・ムンドス ふたつの世界
桐野夏生/文藝春秋
作品詳細ページへ戻る

総合評価

56件)
3.3
5
17
20
10
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    短編7作 読み始めて、 あ、、東京島を書いた作家さんだったと、、 個人的に苦手、後味が悪いから、、 あくまで個人的にです 19年前の作品だから、、あーそーかー、という感じがした

    3
    投稿日: 2024.03.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    若い女教師と不倫相手の教頭を帰国後待っていたのは生徒の死と非難の嵐だった…。表題作をはじめ、情勢の怖ろし差をさを描く7篇を収録した作品集。

    0
    投稿日: 2024.01.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    深みを感じない。 解説を読むと、名作のオマージュという作品もあるらしいが、自分はそういうことが気づかなかったので、退屈でまわりくどいような感じがした。深みのないエグさばかりを感じてしまった

    1
    投稿日: 2023.06.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最初の短編を読んで、こういう感じあんまり好きじゃないかも、と思ったけど、読んでいくうちに、どんどん引き込まれていった。全体的に暗い、人間の憎悪とか嫉妬とかそういうテーマの話。読み返したくなるような話ではないけど、娯楽としては面白かった。表題にもなってる「アンボス・ムンドス」がいちばん好き。先生の気持ちわかる。実際自分が教員のとき、11歳の女の子、こわかった。これも実際の事件(事故)がモデルだとしたらその話も気になる。

    1
    投稿日: 2021.02.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    桐野さんの短編集、初読み。 面白く読めてた話でも、最後がなんとなく全体的に消化不良のような… 題材は良かったのにそれが顕著だと感じたのは『植林』『毒童』。 『浮島の森』は登場人物の関係性がわかりにくく、しかも話もいまいち。 でも、サクサク読めて小気味良く、最高だったのは『怪物たちの夜会』。 咲子、やってくれたなーと笑いが出た。

    0
    投稿日: 2018.03.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2話目のルビーは結局住処のためには身体を差し出さなければならない。悲しく思う。 怪物達の夜会/田口家はどうなってるんだ。怪物達という題名が妙にしっくりくる。 愛ランド/オバハン達の果てしない性欲…… 代表作は本当に小学生だよね?っていう怖さよ。恐ろしい。 パッとキレよく終わる話もあれば、え?というまだ続きあるのでは?という話もあってどれも刺激的で飽きずに楽しく読めた。

    0
    投稿日: 2018.02.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何もかもどうでもいい平日のど真ん中に銀座の片隅にある天井からドデカいシャンデリアのぶら下がるようなオシャンティなラウンジバーで毒薬の注がれたショットを7発嗜むような作品です。エッジィでどこかエレガントで彼女の作品は期待を裏切りませんね。

    1
    投稿日: 2017.05.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    桐野夏生の短編集を読むのは、これが初めて。らしさを感じつつも、やはり短編ならでは、普段のどろっとした感情には触れる程度のところで終わってしまう。それでもなんとも言い難い感情の渦に、ぬるりと巻き込まれていく感覚は、桐野夏生の作品ならではのものである。

    1
    投稿日: 2017.01.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    桐野夏生氏の短編集。失礼ながら、面白くなさそうと思いながら読み始めたのだが、非常に良かった。 一言で言うと、「エグい」。桐野氏の他の作品もそうだが、人間の裏の部分、つまり人が隠しておきたい部分が容赦なく抉り出され、「イテテ…もう勘弁して」と思いながら読むのが醍醐味。また、救いのない短編もあるが、なぜか読後感が重くない。 では人に薦めるかと言うと、万人にというわけにはいかない。好みが分かれるだろう。私にはハマった。

    0
    投稿日: 2015.10.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    薦められて。読むのが禍々しく感じるほどに悪意や憎悪に満ちた塊。全体的に面白かったけど、5つめと6つめは個人的にはあんまり。

    0
    投稿日: 2015.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    タイトルのつけ方がエグいね( ´ ▽ ` )ノ。 知らずにおいて読了後に初めてタイトルを確かめる、というのが一番効きそう( ´ ▽ ` )ノ。植林だとさ( ´ ▽ ` )ノ。 グリコとか、遭難してみんなで歌ってとか、妻あげちゃうとか、どっかで聞いた話が元になってる作品が多い( ´ ▽ ` )ノ。 それを、こんな風にグロテスクに仕上げちゃうとこが、やっぱりなっつだね( ´ ▽ ` )ノ。西村寿行の女版だ( ´ ▽ ` )ノ。 ただ毒童だけど、オチはいらないんじゃないかな? あの子の設定には余りに無理がありすぎて、違和感......

    0
    投稿日: 2014.10.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この作家らしい(女性特有の?)毒々しさ満点の冒頭作に期待を膨らませたが、その後は完全に尻すぼみ。 正直言って不倫の果てに生を断つ女性の話など、この作家から読まされたくなかったなぁ。 今後この作家の作品を手にするのは止めようかな?と思わせるほどの失望感を感じなくもない。 おぉ、久方ぶりに偉そう感満載ですな、我ながら。

    0
    投稿日: 2014.08.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なんだかドロドロなんです。 ドロドロで救われない感、たっぷりで。 そこがリアルでいいんでしょうが、 なんか気分がノリませんでした。 オンナのドロドロはよく見るけど オトコのドロドロってあるんですかね。

    0
    投稿日: 2014.04.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ひたすら女の黒い短編集。 これが真実だとしても、あまりこういう目で世界を見過ぎない方がいい。 一つひとつの話は短いので、サクサク読み進めることができる。 寝る前に読むと、変な夢みるよ。 ルビーちゃんみてえな娘、いねえかな。

    0
    投稿日: 2013.09.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    短編とはいえ、どの話も濃厚で露悪的。なかでもミステリー要素を含む「植林」「アンボス・ムンドス」の2編は引き込まれた。「植林」は容姿にコンプレックスを抱えた主人公の悲劇と見せかけて実在のある事件と繋がるという意外性のある内容で、短編には勿体無いと思うほど面白い設定だと思った

    0
    投稿日: 2013.06.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    居場所のない人々。 職場でも自宅でも疎まれる女。 ホームレスの集団内で浮いてしまう男。 奴隷市場に魅せられる女。 等々・・・。 人間の内面に切り込む作風は健在だ。

    0
    投稿日: 2013.01.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    短篇集ということでさらっと読める感じですが、例によって後味のよろしくないものが多いのは覚悟の上。 作家が妻を譲る話とか、いろいろ下敷きにはネタがあるものなのだろうけど新たな解釈を加えて書き上げているって言う点で評価されているんでしょうね。 構成力とか筆力はもう申し分ないんですけど、なんか好きになりきれないこのもやもやはまだわからないなぁ…なんだろうなぁ…

    1
    投稿日: 2012.12.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    桐野 夏生の短編7編集 タイトルは不倫旅行に行ったことで人生終わった女教師が 相手教師と泊ったホテルの名。 その他ホームレスの話や、中年女3人の旅行での 性体験告白譚などがあり、どれも女性が軸になる。 けどもまー物足りないかな。

    0
    投稿日: 2012.10.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    毒気たっぷりの短編集でした。タイトルの意味は「新旧2つの世界」という意味があるそうですが、どの作品も2つの世界=女性の表・裏の顔が嫌なぐらいに味わえます。・・・ただ、女性向きかな。

    1
    投稿日: 2012.09.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ブックオフの105円コーナーを見ていたら本書があって内容を見ずに「確か新しいのに読んでない」と小躍りして買った。 その後、よく見ると普段読まない短編集だったことが判明。けれど買ってしまったものはしょうがないので読んだ。 それぞれまあ面白かったけれど、妙な後味の悪さが残り、これが著者の作風なんだろうと納得できる作品集。 それにしても、家にいると本が進まない。

    0
    投稿日: 2012.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    短編集。気に入ったのはアイランド。実際こんなことが私の身には起こらなかったし、これからも起こらないと思うけどでも、知らないだけであるのかもしれないって気分になるのが不思議。少しファンタジーなところも好きだった。

    0
    投稿日: 2012.06.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    鬱屈とした‥というか女の闇というか…7つの短編集。 『愛ランド』は若干気分悪くなるほどだった。 植林/暗い顔のデブ女、アルバイト、兄家族との同居、グリコ・森永事件 ルビー/ホームレス、段ボールハウス 怪物たちの夜会/不倫、押しかけ 愛ランド/同じ職場の女性3人、海外旅行 浮島の森/ 毒童/寺の一家、養父、男児が発する言葉 アンボス・ムンドス/小学校担任と教頭、夏休み、女児たち

    0
    投稿日: 2012.06.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これは比較的最新の短編種かな。なんだか『東京島』や『OUT』に通ずる面白みのある作品が多くて熱中して読みました。

    1
    投稿日: 2012.05.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    女児死亡事件の真相は? 作品の紹介 不倫相手と夏休み、キューバに旅立った女性教師を待ち受けていたのは非難の嵐だった。表題作の他、女同士の旅で始まった生々しい性体験告白大会、若い女の登場に翻弄されるホームレスの男達、など七つの短篇を収録。女性の奥底に潜む毒を描き、直木賞受賞以降の刺激的かつ挑戦的な桐野文学の方向性を示す。

    0
    投稿日: 2011.11.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これでもかというぐらい女の悪意と毒を味わえる桐野作品。本作は短篇集なので、大人の女性から少女までの各年代のグロテスクな内面を知ることになる。 「アンボス・ムンドス」とは、両方の世界、新旧二つの世界という意味だそうだ。桐野さんの世界観を表すのにぴったりの言葉だと思う。

    1
    投稿日: 2011.10.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    短篇集でどれをとっても面白い。どの話もいろんな意味で一線を超えちゃった人間が主人公で(この人の小説はみんなそうだ)、著者はその超える瞬間までも容赦なく激写する。『植林』『怪物たちの夜会』『愛ランド』『毒童』、いびつなタイトルのつけ方がまたいい。名は体を表してる。 いくつかの話のモティーフはその後の長編に活かされている。『ルビー』→『東京島』、『浮島の森』→『In』など。

    0
    投稿日: 2011.10.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    植林は女同士のあーゆーのあるよなぁって思った。男の子に「植林」するとこやばい。。女の黒い部分をよく表現されている話がおおい。アンボスムンドスも結構好きだった!

    1
    投稿日: 2011.07.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    桐野ワールド全開です。 よくもまぁこれだけ性格が悪い人たちを作りあげること(笑) ダークな雰囲気が好きならお勧めです。 短編集なので、嫌になればやめればいいし。

    0
    投稿日: 2011.05.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    短編集です。 この人の作品は『顔に降りかかる雨』から愛読しております。 偉大な作家だなぁと思っております。カッコいいよなぁ、です。 この人の作品も、未読のが入手出来るとすぐにゲットしております。 で、『アンボス・ムンドス』。 7編の短編が入っている短編集なのですが、中身は濃い。 どれもこれも、人間の悪意やどろどろした感情を抉り出しているような作品ばっかりです。 俺もいいトシだけど、こんなに内面深くねぇよ!と言いたくなりますが、でも、う~ん…と唸ってしまう作品ばかりです。 いっぽん、いっぽんの作品の感想を書くってのも良いのですが、それは読んでのお楽しみってコトで…。 この中のお気に入りとしたら個人的には最初に出ている『植林』かな? 子供に悪意をまさに『植林』していく、って話です。 悪意はどんどん根深くなっていて、それを植林された子供はどんなコトになるんだろうか?っていうところで終わっている作品です。 余韻が凄いなぁ…。

    0
    投稿日: 2011.02.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    短編となると物足りない?が出てくるけれど、誰にでも降りかかりそうなある瞬間の一番印象的な部分を描写しているから、7編すべてを一気に読むのは精神的につらい。 桐野氏の作品は、自分の心のエネルギーを計るバロメータにもなる。

    0
    投稿日: 2010.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    一つ一つの物語が個性を持っていて、印象強く本当に面白かった。 特に『愛ランド』と『浮島の森』は面白い!!! 東京島のベースとなった本とされている『愛ランド』はエロいけど女の人が本当に隠している本性、本音、願望?みたいなのを言い当てて、登場人物たちだけではない『女』の姿を上手く表現できてた。 あと『浮島の森』は谷崎潤一郎、佐藤春夫、千代夫人の3人の話をベースに、娘の立場からそれらが語られてて面白い。2人の父親の作家という仕事をクリティカルに分析し、拒否する彼女の姿勢が面白かった。 他の作品も、人間の深い黒い部分を細かく描いていて、おもしろい!!!おすすめです。

    0
    投稿日: 2010.10.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    短編集に対する期待が薄かったからか、逆に楽しく読めた一冊。後の長編小説の原点と思われる作品も見られ、アイデアノート的な短編集でした。 個人的にはちょうど「当世鹿もどき」を読んだ後だったので谷崎潤一郎をモデルとした「浮島の森」は興味深かった。表紙のデザインも印象的。

    0
    投稿日: 2010.09.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    彼女の作風が存分に生かされている作品。しかしやはり短編集なだけあって、後味悪い・・・という印象を持たざるを得ないのが遺憾である。「東京島」の元ネタになったと解説に書かれている作品(『愛ランド』)もあるけど、これもまあ…ひどい(笑)このひどさに惹かれてつい読む人、多いのでは?私もその一人。

    0
    投稿日: 2010.08.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リアリティのある文章で、何となく後味悪くていや~な気分。 だからこそ、この作者の持ち味がよく出てる短編集ではあるが、 桐野夏生はやっぱり短編より長編で読みたい。

    0
    投稿日: 2010.08.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    桐野夏生の短篇集。ミステリだけでなく、ファンタジー、恋愛小説、果てはポルノなどバラエティを楽しめる。 桐野作品にはよく実際にあったことが盛り込まれる。下手をすれば、つまらない小説になりがちだが、不思議に物語にグイと引き込まれることが多い。松本清張の読後感に似ている。

    0
    投稿日: 2010.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    うーん! 物足りない! なんだなんだ、夏生さん、こんな薄いもの書くなんて。 久々の夏生で楽しみに読んだんだけどなあ。 全ての話が短編というよりは、長編になりえなかった小咄という感じで、中途半端感が満載だった。 その中で好きだー! と思えたのは「植林」と「毒童」。 「植林」は夏生作品には多い、腐った性根の女の根底にある膿みたいなものが軽快に描かれていた。 ”植林”に含まれる意も空恐ろしくて惹かれるし、何より自分を特別な存在に押し上げるために、突然「グリコ・森永事件」を絡ませる破天荒な構成がなんともたまらん。 「毒童」の方は途中までは、何かミステリー的な仕掛けがあるはずと気を張って読んでいたんだが、最後まで読むと夏生作品にしては珍しいタイプの完全なエンターテインメントに仕上がっていて、思い切り楽しませてもらった。 いやあ、異界覗いちゃった! こえー! みたいな。(なんだそれは) 夏生作品では、どんな人間も皮膚の一枚下に隠し持ってる醜悪さとか、思考の流れにぞくぞくさせられることが多いせいか、こうした「毒童」のような訳の分からないものを主軸として、登場人物の歪んだ感情がスパイスとなって生きてくる、という作品に出会えるとは思っていなかったので、本当に「桐野夏生の中にあるアンボス・ムンドス」に触れたという感じがした。 さあ、次はどんな世界を見せてくれるのか!

    0
    投稿日: 2010.06.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    暗くなる短編集. 精神的にダウンになるのは嫌いではないけれど,この本によってもたらされる劣等感を伴った暗さは嫌い.

    0
    投稿日: 2010.06.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    桐野さんて、ほんと人間のやらしい部分とか屈折した感情みたいなのを描写するのがうまいなー。 自分にもこういうとこあります。 面白かったけど、ダークすぎるので星3つにしときます。

    0
    投稿日: 2010.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    姉に借りた本。 涙を誘う悲しいお話というよりは、胸の中が重たくなる切ないお話が多いかな。 桐野夏生さんの作品を読むとダークな気分に堕ちるのは私だけじゃないよね(笑)

    0
    投稿日: 2010.06.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     7つの短編を収録。ちょっと怖わかったり、なんだか不思議な終わり方をするお話だったり、ファンタジーなのか現実なのか、その境界線を行きつ戻りつする。わずかな隙間から垣間見える異次元空間にわたしは鳥肌がたった。  この中では『ルビー』が面白い、落ちようのないところにいるはずの浮浪者登喜夫は、ルビーと関わることで更なる不幸の淵へ追いやられることになる。短編なので登喜夫のその後まで知る由もないが、ものすごく意味深な終わり方をするお話だ。

    0
    投稿日: 2010.05.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    桐野夏生はどんどん容赦がなくなってきているような気がする。 小説として面白いけれども救いがなくて読むのが辛かった。 解説にある「現実を虚構で凌駕したい」という一文で納得した。

    0
    投稿日: 2010.02.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    桐野夏生氏による短編集。 どの作品も毒素たっぷり(笑)なのだけれど、 やはり標題作の「アンボス・ムンドス」がいちばんでした。 主人公は元・小学校教師の女性。 不倫関係にあった教頭と海外旅行に行っているあいだに、 担任していたクラスの女子生徒が事故で亡くなってしまう。 亡くなったのはクラスのなかで嫌われていた、 リーダー格の女の子。 事故を装って同じクラスの女子たちに殺されたのでは… という疑問が、 当事者たちと話をしていくうちいつしか、 実は嫌われていたのは担任だった自分で、 教頭と海外旅行に行くことを感づいた女子生徒たちが 自分を困らせるために結託して、 ちょっとした騒ぎを起こすだけだったはずが、 結果としてリーダー格の女の子が、おそらく事故で 亡くなったのではないか…という確信へと変わって行きます。 何で桐野氏は、こんなにリアルで残酷な物語を 書けるんだろう…。 出来れば短編でなく、長編で読んでみたかったかも。

    0
    投稿日: 2009.10.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    短編集とは思わず購入。 悪くないけどなぁ・・・,どうも,こう,人間の悪い部分を意図的に描き出そうとする意図が見えてくる感じがして・・・。 言葉は違うけども,小説自体が偽悪的または悪を演じているように思われるのです。あくまで単なる印象ですが。

    0
    投稿日: 2009.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    女性の闇の部分は意外とこんな感じなのか!? 男からは衝撃的な一面でしたが、大変勉強になりました。 短編集でとても読みやすかったです。

    0
    投稿日: 2009.09.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    短編集。コンプレックスを持った女性の感情とか 小学生女子の無邪気と未熟の感情とか。いろいろな 醜いところを描いているのが、段々と不快になってきた。

    0
    投稿日: 2009.08.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あいかわらず読後感悪の桐野作品7短編。1篇目の「植林」は中でも終わらせ方がきつく感じ、読んだ後はぐへ。。。って胸焼けしたような感覚。「怪物たちの夜会」では不倫のドロドロ・愛人の狂気に空恐ろしさを感じ、表題「アンボス〜」では子供の妬みが表されていて、キツイ。他の作品も男女の卑しさ、心の闇、エゴ等などを各短編に徹底的に押し込めて、中途半端な救いなど垣間見せることさえなく・・・以上のように読んで楽しくなることは全くないが、それでもたまに桐野作品を読んでしまうのは、本質的に「的を得た」人間の内面を描いているからだろうと思う。ダーク過ぎるが、嘘はないというか。もしかしたらそれを読んでどこか安心しているのかもしれない・・

    0
    投稿日: 2009.07.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    人間というか「女」のいやらしさを描くのがうまいなあと思った。あとは、小田原事件を題材にした作品をつくるとは!と思った。

    0
    投稿日: 2009.05.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    どれもこれも内容が薄い気がしてあまり面白くない。最初のアンボス・ムンドスはまぁまぁ面白かったけれど、それ以外はどれも中途半端な印象。桐野さんは短編も好きだけれど、これはちょっと残念な感じだなぁ。

    0
    投稿日: 2009.04.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    さすがは桐野夏生。年々黒々としていく感じがします。 短編集ですが、私は表題作が一番好きでした。 読んでると心が荒んでくるんだけど なぜか彼女の作品はぐいぐい引き込まれてしまう。 何が好きかって、作品とは対照的な彼女の美しい描写が とても好き。 大事に大事に読んでしまいます。 もう一回読みます。

    0
    投稿日: 2009.01.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    全て女性を主人公にした短編集。 相変わらず、人間の心の襞を描写させたらぴか一の桐野夏生氏。 あっという間に読み切り、楽しめたが、ちょっと物足りない気がした。

    0
    投稿日: 2009.01.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    にょろ。男としては女性がひどく恐ろしく見えてくるのだけれど、女性の人はどう思うのでしょうか。果たして自分が女性だったら、桐野作品は読み進めることができるのか、大いに疑問。

    0
    投稿日: 2009.01.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ずっと読もうかどうか、迷っていた作品。 女性の奥底に潜む毒を描いた7つの短編を描いた作品。 相変わらず、女性の毒の描写は絶品! しかも出てくる女性陣がホント後ろ向きで、性格が悪い。 なのに、何故か共感できるから、やっぱり凄いっ!

    0
    投稿日: 2009.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    短編集 桐野夏生の心理描写はいっつも感心する 実際の事のように思えてくる 女ってこんなだったっけ 12.12-12.14

    0
    投稿日: 2008.12.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    桐野夏生は相変わらず容赦なく、人々(特に女たち)の裏側の潜む悪意を、これでもかと掘り起こしてくれる。殺人や犯罪が出てくるし、語り口は円ターティメントなのだけれど、描出する世界は「心」の問題だ。表題作「アンボス・ムンドス」の主人公達が追い込まれる運命には、思わずわが身を重ねてしまった。

    0
    投稿日: 2008.12.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    11/30 解説には「柔らかな頬以前と以後を結ぶ作品集」とあったが、あたしにとっては桐野さんはずっと一貫して『女の業』を描いてきた人だ。当然これも。永遠にかっこいい、夏生姐さんって感じだす。

    0
    投稿日: 2008.12.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    相変わらずとことん人の(特に女の)汚いところを書きますね。汚くてダメで劣等感も半端ないそんな女たちばかり。救いも未来もない話が多いですがそれでもしぶとく生きている彼女たち。手に取らずにはいられないそんな作家の一人です。

    0
    投稿日: 2008.11.12