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JKハルは異世界で娼婦になった 5巻
JKハルは異世界で娼婦になった 5巻
平鳥コウ、山田J太/新潮社
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総合評価

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    このレビューはネタバレを含みます。

    当たってほしくなかった予想が当たり、 マダムも軍には逆らえず。 そんな状況の中でハルが「自分が交代する」と言える その強さが眩しすぎる。 そして、やっと帰れると思ったのにハルが身代わりになると察して 「まだやれる、私が残るからハルちゃんは帰して」 と言えるシクラソさんも優しくて辛い。 交代するにしても、シクラソさんを一人で帰すのではなく マダムやルペちゃんが迎えに来てくれていたら良かったのに。 慰問の体だったのに入れられるのが懲罰房なのも本当に人権意識のかけらも無いのだ。 これから起こるだろう事が平気なのじゃなくて寒気がするとハルが思っているのが辛い。 あたしちゃんとおうち帰れる?のコマも泣きたくなった。 シクラソさんが姉に重なるところもあったのだろうか。 それは援交とは違う。騙されて働かされてピンハネされていただけだ。 駄目だ、と思った時に親に言えただけハルちゃんはすごく偉い。 「異世界」は今回が初めてではなかったわけだ。 千葉が見ていたカースト上位の女の子は千葉が嫌いな努力でハルが必死で作り上げた姿だったのに。 人の価値なんて自分じゃどうしようもないところで決まる。そこでどうやって生きていくかは価値に関係なく自分で決めるしかない。 娼婦を見下しているにしても、本当に尊厳をわざわざ踏みにじるやり方をしてくるのが最低だ。 相手を助けようという気持ちを利用して、 それぞれが相手は無事帰ったと誤解したまま 酷い扱いい耐えてきた。 そして”丈夫”なハルが惜しいしつまらないし、 ぐったりしているシクラソさんは邪魔で 二度と近寄らないし連れて帰って、である。 まさかそれで死ぬことになるとは辛すぎた。 キヨリがいてくれても駄目だった。 でも、本当は異世界からハルが来ていると分かっている キヨリが、 初めてハルを呼び捨てにして「こっちの世界ではそうする」と教えてくれたことに胸がしんとなる。 会えたのがキヨリだったことはせめてもの救いだったのかもしれない。 シクラソさんはこんな目に合わされても彼のことが好きで、結婚するつもりだったのか、本心ではないのか。 いずれにしても辛い。 スタンフォード監獄実験のような、 百隊長ひとりの影響であんなに感じが良かった人たちが ここまで極悪非道なことができてしまうのか。 本編の最後の酷い台詞を聞いた後では、ふわふわ頭との番外編もひたすら辛い。

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    投稿日: 2024.02.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ハルちゃんの過去と彼女の明るさに裏に秘められた悲しさが明らかになった5巻。 ポジティブ、アテンティブ、ポリティカル•コレクトレス。 そうすることでしか異世界を生きてこれなかったハルちゃん。それでも自分の生き方は自分で決めてきた自負があるところは本当にかっこよくて美しい。 シクラソさんの死の場面、受け止めきれないはずなのに、この異世界の送り方に則り笑顔を見せてみせたのが印象的でした。 最後の最悪なやりとりの後にふわふわ頭の番外編を持ってくるのはかなり切ない気持ちになった

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    投稿日: 2022.04.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小説版を読んだので知っているとはいえ、やっぱり少し泣いてしまった。悲しいよ。 5巻と6巻の間の番外編にふわふわ髪の彼の話を置いてあるの、なかなか憎らしいですね。

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    投稿日: 2022.04.13