
総合評価
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powered by ブクログ登場人物の目が単純なのに、前後の文脈によって超怖く見える時があり不思議。明確な殺意に見える時もあり、諦観しているようにも見える。ヘビーな話でSNSに追い込まれていく様は本当にどう救えば良いのかわからない。最後に猫を探しに行くストーリーは救いや何が待っているのか不可思議な感覚で良かった。
0投稿日: 2025.11.18
powered by ブクログ図書館にて借りる、第511弾。 (田尻町図書館にて借りる、第154弾。) グラフィックノベルというらしい。 平たく言えば、海外の漫画だが、小説のような読み口。 愛聴しているラジオ番組「アトロク」で紹介され気になり読む。 淡々と物語が描かれる。 人物も誰が誰だか、何が何だか分からなくなりそう。 しかし、描かれていることは、重くて辛い。 読後感の何とも言えない感じだ。 それでも生きていく。
0投稿日: 2025.04.09
powered by ブクログ不可逆的に、突然誰かを失うということのヒリヒリした寂しさが全ページに充満している 紙で読む寂しい物語って大抵じっとり冷たい雰囲気なんだけど、これは独特の熱を帯びている
0投稿日: 2025.01.20
powered by ブクログ石川県立図書館で読了 石引パブリックに行く予定があったので、2時間で急いで斜め読み 「サブリナ」が殺されてしまう そのことで、「メンブレ」がサブリナの関係者に起こるおはなし、 SNSの怖さを疑問にだしている 漫画の登場人物は、 あるのもないのも、情報に正面から受け止めてしまっているよう 信じるべきかそうでないべきか判断が難しい 情報源は突き止めた方がいい
1投稿日: 2024.08.06
powered by ブクログクロワッサン・ブックガイドから。日本の漫画に馴染み過ぎているからかもしらんけど、どうしても漫画の方が…って思えちゃう。あと、本書の内容も、どうしても絵じゃなきゃ!っていう必然が、いまひとつ分からんかった。メッセージがどうでもいいと言っている訳ではなく。
0投稿日: 2023.08.08
powered by ブクログ失踪事件、遺された人々、陰謀論、 現代人は意味を求める病に囚われている。 この作品を読むとそんなことを思ってしまう。 物語で何かが起こるハズだ、何か因果応報があるに違いない、真相はなんだと。 そこをドルナソは衝いている。傑作グラフィックノベル。ドルナソはいいぞ。
0投稿日: 2023.05.21
powered by ブクログ・面白かった。ぺージをめくる手が止まらなかった。(そういうタイプの漫画では無いと思うけど) ・コマ割り均一になっていて、それが映画のフレームを思わせた。 ・キャラクターがイラストチックである種記号的?な書き方をされていたので、逆に想像の余地が多くなった気ごした。 ・そう、(面白い)映画を見ている気持ちだった。 ・やりきれない…何ともおぉ…という余韻の作品だった。 ・ラストシーンが良い ・前情報をあまり入れていなかったので、こんな話だと思わなかった。
0投稿日: 2022.12.20
powered by ブクログ少し難しい作品でした。 さらさら読める作品ではなく… フェイクニュースや昨今のSNSのあり方などを想起させ、考えさせる… 911のことや銃乱射事件のことも絡ませ… ストーリーが淡々と進むことが、より不気味に感じました。ちょっと怖い。 サブリナはタイトルロールだけれど、1つの素材で、それにまつわるお話。サブリナ自身でも、彼氏のテディでも、妹のサンドラでもなく、テディの友人カルヴィン・ローベルが主たる話でした。 カルヴィン、事務方の軍人。 カルヴィンの同僚も怖かったし、現実にいそう。 夢の表現方法は、なるほどなー、と思いました。 難しいけど、妙に心に引っかかるお話でした。
0投稿日: 2022.12.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
陰謀論とパラノイアと誹謗中傷。 グラフィックノベルにあまり親しみがないので新鮮。文字数は多く、ショッキングな場面は見せず、サブリナの遺体も見せず、真相というか匂わせやほのめかしが散見されており、ドア越しに包丁を持った緊迫する場面ですらコマ割りは小さい。遠景を撮るため、カメラの位置が少し遠くなったときに舞台の全面が垣間見える程度で、基本的には同じようなトーンの絵が続く。 暗闇と夢の際の効果というか、描き方が秀逸。最後の部分のその効果の使い方も恐ろしく、また小気味良い。 まだ読みきれていない部分もありますが、悲劇に投げ出された登場人物の喪失と再生を描いた、優れたグラフィックノベルでした。
0投稿日: 2022.08.07
powered by ブクログこれは色んな意味でヤラれる。後の時代に最もこの時代がビビッドに刻み込まれた作品として振り返られるのでは無いか。 陰鬱な物語が時間の経過によって、少しずつ良くなっていくような希望を持つようにも読めるし、結局のところ真実を見つけることはできないと民衆を嘲笑っているようにも読めるし、それこそがサブリナにとってはハッピーエンドのようにも読めたり。シンプルなフレームと線で幾重にも読みを誘発する恐ろしい作品。
1投稿日: 2022.07.29
powered by ブクログエイドリアントミネからもっとキャラクターをキャラ以前の同質性に還元したフラットな絵柄。でも内面を抱えているから、複雑な感情を持った人物が棒人間の中に閉じ込められてしまった、みたいな感覚になる。そのグロさが心地いい。話はめちゃくちゃ陰謀論。ラスト1ページ目がわからない。自動販売機の「諦めないで」を信じるかどうかで話が180度変わってしまう。それっぽい感想ブログはどれもつまらなく、この作品の陰謀論を信じている側の人のブログはあり得ないぐらいスリリングで面白い。たびたび挿入される間違い探しが、そうした読みそのものを批評している。
0投稿日: 2021.12.06
powered by ブクロググラフィックノベル。独特な絵のタッチと、終始静かなトーンで進む物語に(良い意味で)違和感を感じ続けた。陰謀論か…冗談みたいなことが本当に起きているのかも…まさか…と心がグラグラする終わり。好きです。
0投稿日: 2021.07.11
powered by ブクログシカゴに暮らす普通の女性サブリナが行方不明となり、その家族や恋人や友人の人生の歯車が狂う様が描かれたグラフィックノベル(漫画)です。 一般的なコミックよりも重厚で複雑な内容のものはグラフィックノベルという分類になるようです。 無駄に思えるようなコマが多数あるのですが、寧ろそれが現実味を帯びた一コマとなっていることに気付かされました。 人間が落ち込んだ時のどうしようもない不安や閉塞感、それが続いた時に過る根拠のない希望や妄想が表現されています。 詳細は省きますが扱われている問題は何一つ解決せず、読了後には登場人物の今後を心配することになりました。 しかし、世の中や人生で心からすっきり解決できる問題など無いかもしれませんね。
18投稿日: 2021.07.02
powered by ブクログニックドナルソ「サブリナ」https://hayakawa-online.co.jp/shopdetail/000000014305/ 漫画だった!めちゃ不穏めちゃおもしろい。女性の失踪事件をめぐってメディアやネットに流れるゴシップや陰謀論や偽情報や脅迫に近親者が振り回され心身不調になる。当事者と援助する人たちとの関係が静かでいい。猫どこ行っちゃったの〜涙(おわり
0投稿日: 2021.06.23
powered by ブクログこの絵柄でグロテスクな現実(グロテスクな描写もなく、ただグロテスクな情報がそこかしこに現れる)を描くその不気味さがよかった。なんというか、そのグロテスクな情報を摂取して、なおのほほんと暮らす自分たちを糾弾してるような感じ。
1投稿日: 2021.06.03
powered by ブクログ淡々としてるのにざわざわしてる、という変な感覚になるコミック。読み終わって一番に出た言葉は「わからない…」でした。気味の悪いメールが続々届く辺りがおもしろかったかな。顔の描きわけができてないのはわざとなのかな?別にいいんだけど、軍服だと誰が誰なのか全くわからなくって困った。
0投稿日: 2020.11.03
powered by ブクログある女性が失踪した。その後、彼女に関する衝撃的な映像を収めたテープが新聞社に送られてくる。その映像はインターネットを席捲し、噂や憶測、陰謀論が湧き上がる。ゼイディー・スミス、エイドリアン・トミネ絶賛。現代社会を映し出す傑作グラフィックノベル(e-honより)
0投稿日: 2020.09.07
powered by ブクログ一回読んだだけではまだよくわからないというのが正直な感想。アメリカ郊外と今の情報社会を描いた作品でまるで米国のサスペンスドラマといった趣き。
0投稿日: 2020.06.05
powered by ブクロググラフィックだからこそ、無表情で信じがたいジョークを言ったり、人間同士のお互いを探り合っているちょっとした間がものすごく絶妙でゾクゾクした。私はこの本を、たまに眺めるヒーリング系素敵図鑑くらいに思って買っちゃったんだけど、そういうんじゃない。snsで繋がる、繋がる、繋がりこそこの世の平和!という空気、終わるかもな。また繋がらない世界が戻ってくるのかも。流行はまわるっていうし。そしたらそれでもいいなあsnsってその人のこと多面的に見えないから怖い、いいところだけ見せたり悪いとこだけ見えたり勘ぐったり。まるまるっと人を観察したいなあ。
0投稿日: 2020.05.24
powered by ブクログ以前から気になっていたがテレビ番組「王様のブランチ」で村田沙耶香さんが絶賛しているのを見て購入。現代ネット社会の問題点を炙り出したグラフィックノベル(漫画と小説が融合したような構成)。一人の女性が失踪した後で、女性の衝撃映像を映したテープが新聞社に送られてくる、その後映像はネットに流れ、失踪女性の関係者の間で噂・憶測・陰謀論が交錯する。ネット社会の闇(掲示板・メールのメッセージ)がリアルに表現されていて、読んでいくうちにゾクゾクしてくる。登場人物が無表情なのもよりリアル感を増長してよい。
0投稿日: 2020.03.28
powered by ブクロググラフィックノベルとして初めてブッカー賞にノミネートされた作品。 この見た目からは全く想像つかない後味で読み終えてブルっとした。表紙に描かれたサブリナが何者かに殺されてしまったことで起こる周囲の変化を描いたミステリーサスペンス。事件の謎解きはほとんどないのでミステリー要素は限りなく少ない。むしろ事件後に待っている地獄、ある種の人災にフォーカスしているので心が結構エグられる。噂で人が疲弊していくのを描く場合、今の時代なら当然ネット(とくにSNS)による悪影響を描くと思うけど、ラジオ/TVを筆頭にそれだけに限らない。つまりツールに限らず人間には他人に対して暴力性を発揮する習性があるのだと言わんばかりだった。被害者の人権をガンガンに踏みにじっていくのは万国共通なんだなと思った。あとはトランプ以降によく言われるようになったpost-truthが克明に刻まれている。客観的事実よりも主観的事実を優先してしまい、それを一人でやっていればまだいいんだけど伝播していくのがタチ悪い。誰かの主観的事実で気持ちよくなっているときに地獄のような辛い気持ちになっていることに気をつけたい。 ルックの観点で言えば海外の漫画なので左綴じ左開きで日本のように抑揚のあるコマ割りではなく大小あれど正方形のコマが淡々と続いていく。顔の表情もほとんどないので人物含めて風景が展開する中でメインは会話劇で物語が作られていて、ときたまメールとかネットの文言がこまにそのままドンと載っていたり、暗闇では吹き出しまで暗くなったり。従来の漫画を超えるギミックが用意されていてオモシロい。この漫画が独特なのはセリフのないコマに尽きると思う。部屋にいるときの孤独感であったり、登場人物それぞれの不穏さが滲み出ている。とくに僕が怖かったのはコナー。すべてが繋がっていることを予感させる終盤の振る舞いがもう…しかもそれについて明確なオチを用意していないのだから余計に読み終わったあと考えてしまう。ところでサブリナは今どこにいる?
0投稿日: 2020.03.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
マンガ、ではなくグラフィックノベルというらしい。確かに「小説をマンガ化」だったら、小説を読むよりわかりやすくなるのが普通だが、これは、そういうマンガ的なわかりやすさを徹底的に拒否している。 まずキャラクターの描き分けも積極的にはしないし(だから慣れるまでは描かれているのがが誰だか分からない。特にカルヴィンが勤める空軍基地のメンバーを見分けるのに苦労する)、表情というマンガでは極めて大事なところも省略。顔立ちは皆同じ。ラジオの放送内容やメールの文章などが延々と文字だけ続くコマもあるし、努力しないと読めないマンガというのはめずらしい。これは、小説で書いた方が余程わかりやすかったのではないかと思われる。 しかし、というかだからこそこういう風に描いたのだろうと思う。 サブリナという若い女性が失踪する。恋人のテディは生きる気力をなくし、見かねた友人のカルヴィンは、自宅の空いている子ども部屋に彼を住まわせ、世話をする。カルヴィンは妻子と離れて暮らしているが、仕事を辞めて妻子とまた一緒に暮らしたいと思っている。 しばらくするとサブリナが惨殺されたシーンを撮影した映像があちこちに届く。犯人はヤンシーという男で、殺したあと自殺している。 サブリナの家族、テディ、カルヴィンはソーシャルメディアの格好の餌食となり、私生活を侵されていく。 刺激的な展開にもかかわらず、殺されるシーンが描かれたりはしない。恐ろしいのは殺されることだけでばなく、メディアに晒されることで、家族や精神、仕事といった、普通の生活を送るために必要なものが、徐々に崩壊していくこと。 サブリナ殺しに関することが連日検索ワードのトップに来る。カルヴィンに執拗なメールが届く。陰謀説、ヤラセ、様々な憶測が事実のように書かれてネットを賑わす。 匿名の誰かのちょっとした気晴らしの噂話が、ネットに上がった途端、邪悪な力を持って個人に襲い掛かる。 これをリアルな表情のある絵で描いたら、却って怖くなかっただろう。表情の乏しい陰影のない絵柄だからこそ、ひたひたとうすら寒い恐ろしさが湧いてくる。ネットでデマをまことしやかに語る者も、それによって追い詰められる者も、人間としては変わらない。 テディが陰謀論を語るラジオ番組を延々と聴いていることでも、それは明らかだ。 ろくでもない野生動物は街中にいる、と言っていたサブリナの妹が、姉と行くはずだった自転車旅行に一人で行くラストシーンは、それでも、ほんの少しだけ救いが感じられる。
2投稿日: 2020.02.22
powered by ブクログ絵やコマが読みとれず、けっきょく人のレビューを見てそういうことか、と納得した感じ。情けなや。キャラが非常に見分けにくいのはわざとなのかな。たぶんそうなんだろうな。 不穏な空気や閉塞感はたしかに伝わってきたけど。
0投稿日: 2020.02.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
グラフィックノベルとしては初めてブッカー賞にノミネートされたという話題の本。 平凡な暮らしを送っていた女性 サブリナ が突然行方不明になる。 彼女の恋人テディはそれがきっかけで引きこもりのような鬱状態になり、幼なじみのカルヴィンの家に身を寄せる。 やがて、サブリナが殺されるところが撮影されたビデオテープが複数のメディア等に送られて失踪事件は急転直下誘拐殺人事件となり、犯人はサブリナの家の近くに住む面識もない青年で、彼も自殺して発見される。 ビデオテープはネットに流出してしまい、それをみて根も葉もない解釈、荒唐無稽な陰謀説を唱える者まで現れはじめる。 恋人の死に直面し、それを受け止めきれないテディはその陰謀説を唱えるラジオ放送に没頭する。 テディの面倒を見ていたカルヴィンは軍に勤め、妻子とは別居中。ネットの陰謀論者は彼のところにまで事件の真相を語るように迫るメールが連日山の様に送られてきて、心の均衡を乱され始める。 サブリナの妹のサンドラは被害者の親族という立場で受けた周りからの攻撃に疲れ、セラピーを受け始める。 少し読み方を間違えてしまったのは、その事件の真相が明かされるストーリーだと誤解してしまったこと。これはそういう物語ではない。 むしろ、淡々と過ぎていく時間の中で、事実は変わらない。 サブリナは偶然近くに住んでいた異常者によって殺されたのであり、それ以上でも、以下でもない。 これはそれをネタにして自らの妄想を飾ろうとする、そして次の事件が起きれば、サブリナのことも、その遺族のことも忘れてしまう無責任なネットのフェイクニュースや陰謀論者、そしてそれを無意識に支えている一般人(カルヴィンはそうなりかけて自己嫌悪する)を淡々と描く。 そこに急展開も、「隠れた真相」もない。あるがままが真相なのだ、という話だ。 それ故に、一応の収束(テディは職を見つけ、カルヴィンは妻子と別れて軍の仕事を続けることを決め、サンドラは姉と約束していた旅行に出かける)を迎えたところにも大きな起伏はなく、物語は終わる。いや、そういう日常が続くのだとして、話は断ち切られる。 その起伏のなさというリアルが、読み終えた読者に響くのだろう。少なくとも、閉じたページの中で、まだキャラクターたちが、亡くしたサンドラへの思いを抱えながら、昨日と同じ1日を迎えているに違いないと思わせてくれる。
3投稿日: 2020.02.02
powered by ブクログずっと気になってて、思いきって図書館で借りてみた。 コミックなんだけど、次に何が起こるのだろうとドキドキしながら読んだ。 心理的にくるかも。誰も信じられなくなるかも。 今の時代を表してるのかな。 コミックだけど深く難しい内容でした。
5投稿日: 2020.01.17
powered by ブクログこれ、世界のことが描いてあるよ、この今の世界のこと。 殺人、フェイクニュース、SNSでの個人情報拡散、その他もろもろ。 他人とは決してわかりあえないって強く強く確信した。
0投稿日: 2019.12.26
powered by ブクログSNSのタイムラインをコマにしたり、軍のストレスチェック票で心理状態を共有したり、でも事件の核心は見せてくれない。読者は試される、見えているものだけで無責任な解釈を拡散する人なのか、全体をみていないことを認識する人なのか。
0投稿日: 2019.11.12
