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ひとよ
ひとよ
長尾徳子、桑原裕子/集英社
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総合評価

16件)
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    誰の視点で語られているのか整理するのに頭がこんがらがったけど、まぁおもしろかったかな。 この家族がどんな風に進むのだろう、という思いで読んだ。

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    投稿日: 2025.06.25
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    あの夜、母は父を、殺した。 そして15年後、母が、帰ってきた。 母によって人生が大きく変わってしまった3人の子供たちは、どう接するか戸惑い…。 ヨシナガが良いキャラすぎて、映画観たくなった!牛の例えは良かったと思う。タクシー会社も大変なんだなぁ…

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    投稿日: 2025.04.07
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    読後、気持ちがまとまらず、すっきりしない。 父を殺した母、残された長男、長女、次男が主要人物なのだが、誰が主人公かはっきりしないので、誰にも感情移入しずらい。 子供たちを暴力から守るために夫を殺した母こはる。「すごく誇らしい」と言い、約束通り刑期を終えほとぼりがさめた15年後に戻ってくる。 しかし15年後にこはるが戻っても、こはるが描いていた 家族の姿はそこにない。 突然、両親が加害者と被害者になってしまった子供たちのその後の15年は、当然のことながら殺人者の家族とのレッテルが付きまとい、思い通りの人生は歩めない。 そこへまるで何もなかったかのような顔で戻って来たこはるに、どのように接したら良いか戸惑う大人になった子供たち。 子どもたち3人それぞれに思いは違うが、うまく伝えられず家族はまとまらない。 唯一の救いは、事件後も変わらず接してくれる仕事仲間の存在。 そして物語の最後。 長男の曲がってしまったままの指(父親の暴力が原因)を見た母は崩れ落ちる。 暴力夫が居なくなっても、子供たちの傷はそのままなのだと母は今更ながら悟ったから。 母も子供たちも普通のいい人たちなのだが、殺人を犯した事実は決して消えない。 「仕方なかった」「罪はつぐなった」いくら言葉をつくしても、前の生活には戻れない。 もがいている最中で終わるが、今後一筋の光がさすように祈るばかりです。

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    投稿日: 2023.01.03
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    TVで映画の予告が流れた時に「コレは観たい❗」って思い先ずは原作をと一気読み。 ・ ・ 三兄妹の葛藤と戸惑い、もがき悩む姿に涙が溢れました。 ・ ・ 映画も楽しみです。

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    投稿日: 2021.01.24
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    「母ちゃんさ、母ちゃん今日、父ちゃん殺したよ」 一見なんの変哲もない働く母と3人の「顔に傷を負った」子供たち。 「母ちゃんは父ちゃんだからやった。父ちゃんのおじいちゃんとおばあちゃんが死ぬのを待った。父ちゃんが死んでも、悲しむ人がいなくなるまで待った。」 はっきり言う。読みにくい!!もとが舞台の脚本だから?ただ反対に、入り込んでしまえば自らもその場に存在する錯覚にさえ陥る。 舞台だからこその濃いキャラ設定が良いスパイスになっているに違いない。 約束の15年後。父を殺した母が、帰ってきた。私たちは家族に戻れるのか。3人を取り囲む人々の豊かな個性。 あの15年前の感情を様々な人間を通し答え合わせを行なっていく。 「クソ親父はもういない、母ちゃんが、そばにいる。やったーじゃ、だめなのか?生きてた、よかった。それじゃだめか。」 本書を読んで再確認したことがある。 結局人間、都合の良い生き物。 様々な経験をして、様々な感情が生まれる。 言うことだってやることだって、時が経てば180度変わったりする。 人間、その行いが正解か不正解かというのは、その場の一感情でしかないということ。 「人よ」「一夜」どちらかはわからない。 これも人よと言われれば、どんな人間も否定できなくなるし、一夜で人生なんて大きく変わってしまうことも本書で再確認した。 人ってなんのために生きてるんだろ?

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    投稿日: 2021.01.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    DV父を母が殺すことから始まる小説。 終わりがとても切なかった... 曲がったまま治らない長男の人差し指で指差された場所が分からないとゲラゲラ笑う兄妹達の傍ら、父の存在を消したものの治らない指はもう戻ってこないし受けたDVが無かったことにはならないことに15年後に気付き絶望する母。 切なすぎて、胸が締め付けられたそんな1冊。でも自分が被害者ならどうしただろうか、殺人犯ならその後はどうするだろうか。 興味ある俳優陣が揃ってたから手に取った1冊。 刺激が欲しい人、着地点に驚きが欲しい人にオススメ。

    1
    投稿日: 2020.12.16
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    良かった。泣けた。家族とか親とかそういうの目の当たりにして泣けた。演劇のノベライズだってだけあってほぼ舞台が固定されてるのに、こんだけドラマティックなのが感心した。

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    投稿日: 2020.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画を見てから読みました。さらっと2日で読み終えましたが、セリフが誰が話しているかわからないものがいくつもあり理解が難しいところがありました。映画とは設定が異なっていたり、映画に出ていない人物がいたりしますが、映画よりも全員優しさがある行動や展開でした。映画は時間が短いからあえて冷たさを強調したのでしょうか?(映画では佐藤健のキャラの印象が強かったですが、小説では弱く優しい)どちらがよいとも言えませんが、映画ではテーマをあえてぼかして視聴者に考えさせるスタイルのため難しかったですが、小説の方がわかりやすく、映画で感じた疑問のいくつかが小説で分かった気がします。

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    投稿日: 2020.06.05
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     家族に暴力を振るう父親を殺した母親は、15年後に戻ると言い残して自首。その言葉通り15年経って戻ってきた母親と、どう接すればいいかわからない家族の、再構築の物語。  ストーリーの設定としてすごくおもしろいと思うんだけど、文才がなさすぎて後半ほとんど飛ばし読み。台詞が多く、心情とか情景とかの描写がほぼないので、登場人物像が掴めず感情移入できない。なんでこんなに怒ってるの?何を泣いているの?白けてしまった。小説というより脚本を読んでいる感覚。  小説の映画化を観ると、いつも原作の方がいいなと感じるけれど、これは完全に例外。映画で観ればよかった。時間を無駄にしたー。

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    投稿日: 2020.03.04
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    映画を先に鑑賞。映画で色々違和感を感じたところが本にはなかったので、やはり映画用に足されたものだった。 人よ。一夜。

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    投稿日: 2020.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    母が父を殺した、という衝撃から始まる物語。 もっと重苦しくて切ない作品かと思いきや、割と柔らかくてリアリティーのある書きっぷりにやや拍子抜け。そして、今の自分にはなかなか理解できず、どのキャラクターにもあまり寄り添えなかった感が否めない。 文章も、基本会話のみで進んでいくので映像がないとやや読みづらい。(同じ文を何度も読み返して確認してしまう。) うーん、また30年後に読んでみたい。

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    投稿日: 2020.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テーマはいいけどびっくりするほど読みにくい!会話ばかりなのに登場人物が多いから、なんだかさっぱりわからない。最後までよくわからない。

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    投稿日: 2019.12.12
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    映画化ということになり興味を持ったので手に取りました。 映画化になるくらいなので 相当なストーリーだと思って読んでいましたが、 台詞が多くて、情景描写などがあまり細かくなくて 殆ど会話で成り立っているようでした。 その台詞の前後も詳しい内容が描かれていないので、 会話だけがどんどんと飛んでいくので 読解力が乏しいというのもあるかもしれないですが、 ストーリーを理解するが困難な展開でした。 母親が子供のためにと思って暴力を振るう夫を 殺害してしまうという行為は、 母親は子供にとって良いと思ってした行為だとしても、 子供としては以前と同じように母親とは向き合う ことが出来ないということが この作品では伺い知る事ができました。 舞台化されたものを小説化したと知って読んでいても、 とにかく会話ばかりで周りの説明があまり無いので とても理解しがたかくて、全く心に響くこともなく 読み終えてしまいました。 あまり本のレビューで悪いことは書きたくない性分なのですが、 今回はあまりにも読みずらかったので書かせて頂きました。 期待していた分が大きかったのでだいぶ残念な気持ちが残ります。 この作品は映像で観た方が良さそうだし、 映画の評価の方が高そうなので 機会があったら映画を観てみたいと思います。

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    投稿日: 2019.11.20
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    これは映像でないと… セリフと心中の声が、誰のものかスッと入って来ないので非常に読みにくい。 キャスティングはイメージ通りなので、映画はぜひ観てみたいと思う。

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    投稿日: 2019.11.08
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    ほとんどがセリフなので、状況や情景を想像することがなかなか難しく、読み終わってもなんだかよく分からない感が残った。

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    投稿日: 2019.10.10
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    映画化されるということで購入。 Amazonの紹介より ある夜。タクシー運転手のこはるは、家族に暴力を振るう夫を殺害してしまい、15年後に必ず戻ると約束して自首する。そして―15年後。母は約束通り帰ってきた。母が起こした事件によって人生が大きく変わってしまった三人の子どもたちは、再会した母とどう接するか戸惑い…。家族の崩壊と再生を描く、劇作家・演出家・俳優の桑原裕子が主宰する劇団「KAKUTA」の代表作を小説化。 映画の予告編を見て、シリアスな路線かと思ったら、小説版では、そんなにシリアスではありませんでした。もちろんシリアスもありますが、コミカルあり、カオスな展開ありと予告編では違った印象をもちました。 プロローグでは、日常の何気ないシーンなのに子供たちの前で母の殺人の告白をします。それにより、それぞれの個人の時間の流れが歪んでいきます。母親は、警察に行く前に食事の支度。子供たちは時間が止まります。自分も一瞬時間が止まりました。 そんな状況で、15年後の世界へと変わります。 演劇作品ということもあり、登場人物の過去は会話の中から推察していきます。なので、表面的な事柄しか語られていません。父親の暴力シーンや次男が東京に行った時のシーンなども会話の中でしか登場しないので、どんな感情・程度があって今に至るのか、文章だけではあまりくみ取れませんでした。なので、読み手側としては、物語の世界で進行しているのに状況が置いてかれている印象がありました。また、文章にすると、表現しづらい部分があったり、母の呼び名が交互に変わったりと疑問が湧き、途中でページを立ち止まる場面が所々ありました。 主軸は母と子の苦悩や再生かと思いましたが、その周りのエピソードもあってか、盛り上がりが分散されて、思ったよりも感動はしませんでした。 ただ、シリアスな場面では、今まで溜まっていた感情をぶつけているため、グイグイ引き込まれました。個人的には家族の物語だけに絞って、深く掘り下げてほしかったなと思いました。てっきり母親は贖罪を意識していたのですが、そういう雰囲気はなく、ちょっと楽観的であり、芯が強い印象がありました。 また、この作品は映像向きかと思いました。文章にすると、言葉では表せない人物の感情・雰囲気があまり伝わらない印象でした。映画化されるということで、どんな作品になるのか楽しみです。

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    投稿日: 2019.09.23