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総合評価

83件)
3.8
18
35
19
7
0
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    数十年ぶりに再読。当時はお仕事小説かと思っていたけれど、改めて読むと著者が政治の世界を皮肉りながら面白く描いたんだろうなと思う。テンポがよくどんどん読めた。旦那も読むらしい。

    0
    投稿日: 2025.11.13
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    最近の政治に似ていて先取りか、と思ったら2010年に刊行した小説で民主党の政権時代だった。震災で失敗して自民党に代わったことを思い出した。小説が書かれた時には、これでまた変わるとは思わなかっただろう。 内容はSFのようなコメディーのような、池井戸さんには珍しい内容。バカ息子と脳と体が入れ替わった首相。敵方の政敵は優秀な娘と入れ替わり。スケベな首相がバカ息子の言動に振り回されながら、若い頃の政治を目指した自分に戻って行く。くすりと笑える場面も多く、楽しんで読めた。

    75
    投稿日: 2025.09.18
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    内閣総理大臣を民王としているのか 現職の総理大臣を思い浮かべると民の王とは言い難く この一冊が風刺画的な表現であり 日本の政治、カネ、女、なぁなぁ、忖度、二世、マスコミなど言い表してくれているようにも思えた 面白いと思う反面、日本の政治に一票を持つ日本人として、なんだか肩身が狭いような身につまされるような思いもしたのでした

    2
    投稿日: 2025.08.07
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    ドラマでエンケンさんと菅田くんにめっちゃ笑った記憶しかなくて。 小説でも『脳波入れ替え漫才&政治エンタメ』を存分に堪能しました!総理の親父とチャラ男な息子、立場が逆転して襲いかかるミゾユーな危機のジカメンを二人は乗り越えられるのか。 近い未来、脳波乗っ取りテロもありえない話ではなくなるかも…!!そんなことを思いながら読みました。 池井戸作品やっぱ好きだわ!

    12
    投稿日: 2025.04.09
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    極上のエンターテイメントです。読んでいる間ずっとニヤニヤが止まらない。所謂入れ替わりモノなんだけど、グッと掴まれる腰の強さというか土台のしっかりとした感が良かった。 前半を読みながら、池井戸潤が書いたとは思えなかった。伊坂幸太郎なんじゃないか?と。何度も表紙を見返したくらい。ただ後半はさすが池井戸作品と納得させられる鮮やかさ。スカッと気分よく読了。

    0
    投稿日: 2025.03.17
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    ドラマ見て読みたいと思った本 政治系の話には取っ付きにくいと思っていたけれど コメディ要素が強いから読みやすかった。 電車で読んでてなんども笑いをこらえて大変だった、、笑 政治家・泰山とそのバカ息子・翔が入れ替わるという面白設定 支持率とか、政治内の勢力とかより一生懸命に日本の問題に立ち向かう様子がかっこよかった。 一市民の翔だからできたことかと思うけど、 泰山にもその熱い思いがちゃんとあってグッときた。

    0
    投稿日: 2025.03.15
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    総理大臣とそのバカ息子が入れ替わるマンガみたいな設定だけど、真相がわかってくるにつれ意外とあるのかもしれないと思えてきた。 ドタバタ政治コメディで笑えるけど、ぐっと心を掴まれる強いセリフの感動場面もある。 狩屋官房長官をスキャンダルではなく、仕事の面から評価するところが一番よかった。 体ごと相手の立場に立つけど、第三者の視点だから感じることがあり、また本人じゃないからこそ、しがらみなく本音を言える。 入れ替わりを最大限に活かしたおもしろい小説だった。

    29
    投稿日: 2025.01.22
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    政治の世界をエンターテイメントにする。さすが池井戸潤先生! 総理の親父と、大学生のバカ息子が入れ替わる。日本を揺るがす大事件がコメディに。笑った。 意外と真っ直ぐに正論で向かって行く息子。理想をかかげていた昔を思い出す親父。真っ直ぐの思いが世の中を動かしていく。こうあってほしい。

    0
    投稿日: 2024.11.16
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    最初は政治の話から始まり、泰山や息子の人間性は余り好きにはなれませんでしたが、やはり池井戸潤先生です。最後はスカッとしました。 外見だけではなく、内面まで変わって本来の自分がやるべき事を見つけていく。こんな政治家がいるのなら武藤泰山に一票入れてしまうだろう。

    1
    投稿日: 2024.11.10
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    国家の危機に内閣総理大臣とバカ息子が挑む笑いありの政治サスペンス小説で、非常に面白かったです。 池井戸潤先生の魅力溢れる作品にハマリましたね。 続編読みます。楽しみですね。

    0
    投稿日: 2024.11.10
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    これは面白い! さすが池井戸潤さんの本です。 最初はコミカルな内容でしたが読み進めていくうちに、最後は今の政治家に見習ってほしい結末となりとても共感しました。 次の作品も早く読みたいと思う作品でした!

    0
    投稿日: 2024.10.31
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    初めて池井戸潤を読みました。テレビドラマのようで面白かった。政治家は能力で評価してほしいのはめちゃ共感。

    1
    投稿日: 2024.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    どこか頼りない首相の父親と、ろくに大学に行かず遊び呆けるドラ息子の脳波が入れ替わり、お互いがお互いの体でお互いの日常を生きることになる。その中で密かに自分に潜在していた、日本の社会に対する熱い想いがどんどん開花し、お互いを刺激し合う。見事な親子漫才、ねちねちと否定的な相手を一蹴する場面、喧嘩のシーンも臨場感たっぷり。とにかく痛快でどんどん読み進んでしまった。元に戻った時には拳を突き上げたくなるような清々しさがあった。ドラマさながらのテンポ感で大満足な一冊だった!

    0
    投稿日: 2024.10.12
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    首相とその息子である大学生の身体がテロによって入れ代わり、息子は首相を、首相は大学生の時間を過ごすことになる話。 混乱に巻き込まれていく中で、大事にしていたこと、民を幸福にする信念にたどり着いていく。 池井戸にしてはやや内容が詰まっていない感じで、展開が急すぎたり、ミステリーとして驚きがなかったりする印象。 政治より金融が得意なのかなやはり。

    0
    投稿日: 2024.09.29
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    父親とバカ息子が入れ替わるという空前絶後の状況 入れ替わったことでお互いが何を大事に考えて生きてきたかを理解し合う、 全然バカ息子じゃない!

    6
    投稿日: 2024.08.29
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    東京都知事選きっかけに政治に興味をもち、民王読んでみた。 難しそうと思いながら読み進めていくと、sf要素があり、結構面白い。 ヒヤヒヤ、ワクワクしながら読んで、最後はハッピーエンド。良い読後感。 こんな総理大臣、政治家が増えてほしい。

    2
    投稿日: 2024.07.22
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    池井戸潤さんの本の中でもトップレベルにコミカルな小説。ストーリーも良くキャラクターも立っていて、エンタメ小説としてとても面白い。

    1
    投稿日: 2024.07.06
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    コメディ要素もある一冊。親と子が入れ替わるというファンタジー性のある展開から物語が進んでいくが、そこか次から次へと…(ネタバレのため省略)。特にのめり込むということはないが、さくっと読め楽しめました。

    1
    投稿日: 2024.06.15
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    最初、設定に無理!って思いながら読み進めるうちに、面白くなってきました。自民党の人達が読んだ感想聞きたい

    2
    投稿日: 2024.02.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    池井戸潤、どの本も面白い! 体が入れ替わった翔が若者の視点で政治やマスコミのおかしい所を、バッサリとぶった斬ってくれる所がめちゃくちゃ痛快でした。 知らない間に自分も社会や会社の理屈に毒されてるなぁと思いました。正しい事をするって大変で難しいんですけどね。 最後スッキリした終わり方でしたが、翔が政治の単位をどうやって取れたのか気になるなぁ。

    5
    投稿日: 2024.02.15
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    おいおいおい、池井戸先生マジですか? 描きたいテーマはわかるけれど、ちょっとさすがにリアリティに欠けて期待外れでした。

    0
    投稿日: 2024.02.04
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    「ドラマは観てたけどそういえば読んでないなあ」と読んでみたけど面白かった。内閣総理大臣とそのバカ息子の入れ替わりから始まる”笑撃”のサスペンス。官房長官のバッシングに対して泰山の中の翔が言う「誰だって間違いはある、オトナになろうぜ、みんな」の一言が、“知らない”からこそ真っ直ぐで、重い。貝原さんのキャラクターが好きだったなあ。作中では理想の政治、社会の在り方が語られるが、忖度とか色々なしに政治を出来る“民王”は日本に現れるのか?と考えてしまう。

    4
    投稿日: 2023.12.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    池井戸潤作品は読んだことがなかったので、初めて読んだ作品となる。ドラマのように主人公が勢い良く問題を解決していく痛快な展開で分かりやすく面白いもの 総理大臣になった武藤がなぜかある日、就職活動中の遊んでばかりだった留年大学生の息子と入れ替わる。仕方なくお互いの生活を演じながら、入れ替わった原因や息子が目指すものを感じていく。一方で息子の翔も自らの視点から政治を考え発信していくようになる。 あえてのご都合主義、あえての定番展開、予定調和を組み合わせながら物語を痛快に収束させていく作品だった

    4
    投稿日: 2023.12.22
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    最後の戻るとこは物足りなかったけど、これもめちゃくちゃ面白い!政治の話で分からんなぁって思いよったら、まさかの親子入れ代わり?脳波テロなんて思いつく凄いわ池井戸ワールド!早速シベリア編を読むぞ

    27
    投稿日: 2023.11.06
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    めちゃめちゃ面白かった。首相とその息子の頭の中の交換された様が笑えた。実際にこんな総理がいたら、日本も多少なりとも変わるかな

    13
    投稿日: 2023.10.18
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    お堅い政治小説かと思っていたら、まさかのコメディ!武藤親子や他の政治家たちとの掛け合いがクスッと笑えて最高だった。

    8
    投稿日: 2023.09.18
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    「相手の気持ちになってみる」と諍いは収まるというけれど、 つまりこういうことなのか…。 我が国の首相でもないので外部圧力で息子と入れ替わることはないけど、 想像力を駆使して相手を理解することも必要なんだろうなとこんなに楽しい 小説なのに、ちょっと考え込んでしまいました。 久々の池井戸作品。なかなかのボディブローです。

    11
    投稿日: 2023.08.31
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    2023.8.22 読了 ☆9.2/10.0 政治とは何かを真正面から問う小説 日本の政治をめぐる、コメディだけどあたたかく、そしてまっすぐで純粋な理想や正義、信念を描いた"ハートフル政治ミステリー" 登場人物たち皆がユーモアあふれる、個性的で憎めない人たち。 池井戸潤さんの、物語の展開に引き込む手腕は本当にさすがとしか言いようがありません。 毎度クスッと笑えて、昨日と今日で一気に読み終えました。 カッコいい大人の像がここにある。 思わず目頭が熱くなります。 "理想論ばかり言ってる人間っていうのはタチが悪いんだ。だが、理想論すら語らない人間はもっとタチが悪い。今君が話してくれた志や夢、忘れないでくれよ"   主人公の武藤泰山は、自分と息子が入れ替わってお互いの立場を体験したことで、そして新薬承認の理想と現実のギャップを目の当たりにしたことで、"職業政治家"だとか"政治屋"がはびこる日本の政治において忘れかけた、野党第一党の党首以前に日本の首相として、日本人として、本当に大切なことを思い出す。 そして、"ほんとうの政治家"になるために青臭くてがむしゃらに、本音で奔走する、ダサい大人からの脱皮と再生の感動ドラマでした。

    31
    投稿日: 2023.08.22
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    これまで読んできた池井戸作品と比べて、ずいぶん路線が違った。軽妙な展開でサクサクと読めたのは良かったが、自分はいつものスリリングな展開の方が好きかな。

    3
    投稿日: 2023.07.30
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    基本入れ替わりものは好みではなく、以前少し読んだ時にも現実感がないことに嫌気がさしてしまい途中離脱していた。 改めて読んでみたら食わず嫌いであった事を実感する。 総理大臣:武藤泰山と息子の翔が入れ替わったのにもしっかり黒幕がいて、その背景にもしっかりとある社会問題が書かれていた。 池井戸作品らしからぬややコメディタッチな感じもそれ程嫌みがなく、主人公達に素直に肩入れできる。 ドラマ版は原作とは登場人物の性格設定が異なるようだがこれはこれで楽しめる。 こんな熱い総理大臣がいたら良いですね

    0
    投稿日: 2023.07.26
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    ・国民の生活を豊かにしたいという思いは、政治家だろうが、サラリーマンだろうが同じだ ・いつの間にか自分の想いや夢に蓋をしていないか。役職や立場がないと変革が起こせないと言うが、役職や立場についたからこそ、本当の想いや夢に蓋をしてしまうジレンマ。

    0
    投稿日: 2023.07.24
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    現実的な設定にひとつ突拍子もないSF設定 とても面白いし好き。 時折出てくるバカ正直な理想論のような熱い想いに涙しながら一気読みしました。

    2
    投稿日: 2023.07.16
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    内閣総理大臣の武藤泰山と、その大学生のバカ息子・翔の人格がある日突然入れ替わってしまうドタバタ劇。 オーディブルで通勤時聴いたけど、これ、ヤバイやつだった。 歩きながらひとりで突然吹き出してしまう、不審者確定のやつ。 文句なしにおもしろい!!!!! 思い切り笑って、「ええ話やったなー」とほろりとしたい時、ぜひこの本を読んでください! ♪Democracy?/The Damned(2001)

    67
    投稿日: 2023.06.29
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    池井戸さんのイメージが変わった。(*^_^*) 政治家は信念の人であって欲しいと誰もが思っている。だけど、そう思っている一人ひとりの思惑が政治を難しくしている。政治家は大変だね。小説のようなことは、出来ないと分かっていても、読み終わりは気分がイイ。(^_^)v

    4
    投稿日: 2023.04.29
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    政治を舞台にしながらもコミカルでポップな作品でした。そして熱い! 池井戸作品を読んだのは初めてでしたが、とても面白かったです。

    3
    投稿日: 2023.04.24
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    本棚を整理してたら出てきた本。以前ドラマ化したのをみてたので、その記憶を掘り起こしながら読みました。政治はあまり分からないですが、本来あるべき政治の姿を考えました。

    2
    投稿日: 2023.04.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あり得ない設定で、親、子それぞれの視点での正義感から、本来の自分を取り戻していく姿は、面白く、痛快だけど、考えさせられる一面がありました。今の日本に必要な要素。

    1
    投稿日: 2023.03.05
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    父と息子が入れかわるというフィクションによくある枠組み。但し、さすが池井戸潤。 バカ息子は仲の悪い父親を経験することで父を尊敬し、総理大臣の父は出来の悪い息子を経験することで実は世の中を変えたいという同じ信念を持っていることを知り、母親を含め壊れかけていた家族が同じ方向を向く。 そして新薬承認を絡めた政治の話は私たちも考えさせられる視点だった。 お約束の金と女も出てきてコメディ要素もあり、一気に読み進めることができた。

    3
    投稿日: 2022.11.23
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    09月-06。3.5点。 総理の武藤、歯医者に行ってから、体と心に異変が。息子の大学生も、同時に歯医者にかかり、異変が。。。 さすがに池井戸潤、あり得ない設定でも読ませる。続編もでており、楽しみ。

    2
    投稿日: 2022.09.12
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    池井戸潤先生には珍しい作風で、これまでの作品とは違った面白さがあった。ハチャメチャな展開の中で、人の大切なもの、人が持つべきものが何かを実感した。自分もしがらみにとらわれない人間でありたい。

    1
    投稿日: 2022.08.10
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    元銀行員の池井戸氏の金融関連ではないコメディタッチの本作。小説としてはよくあるお題だと思うが、テンポ良く描かれていて面白かった。 中身が大学生の総理大臣が本音をぶちまけて、それが周囲には刺さって、良い影響を与えていくというところも読める展開ではあったが、正直であること、真摯にぶつかっていくことの大切さみたいなことをメッセージとして受け取ることが出来た。 ベタだけど自分には刺さる一冊で読めて良かった。

    0
    投稿日: 2022.08.07
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    オーディブルで。池井戸さんの作品は、 下町ロケットや半沢直樹、陸王を読んだり、聴いたりしたことがあり、ややシリアスな感動作が得意いうイメージでした。 民王は、かなりコミカルな話で下ネタも多く、子供には聴かせられない話。テレワークしながらカフェで笑いを堪えてしまった。息子が素晴らしいことには感動。

    1
    投稿日: 2022.07.16
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    政治・仕事ものは避けてますが、総理とバカ息子が入れ替わるエンタメ性に惹かれて読んだら当たりで、笑かしてもらいました。

    1
    投稿日: 2022.07.12
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    R4.7.9~7/17 (感想) 少々期待外れでした。 荒唐無稽な設定と、池井戸潤先生に期待していたリアルな政治闘争物語のギャップが大きく…。残念でした。

    0
    投稿日: 2022.07.09
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    池井戸さんの本はほとんど読んでるけど、こちらはちょっとイマイチだった〜 奇抜な設定はありだけど、元に戻る件とか説得力がないし。

    0
    投稿日: 2022.05.27
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    奇想天外な設定で、最初はなんだかなぁと思ったけど、だんだんおもしろくなって最後は考えさせられる展開だった。こういう筋を考え出す作者がすごい。しかも現実的にある程度なくもないかもと思わせる。漢字の読めない首相や登場人物のかけあいは笑えるし、最後はサスペンス的な部分もあるし、よく書けたエンターテインメントだと思う。 ところで私が読んだのは文春文庫で、この表紙のほうが表示されているのよりいい。

    0
    投稿日: 2022.05.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    珍しくない入れ替わりの物語だが、設定が面白く最後まで一気に読み終えた。 大学生と総理大臣、父と子、お互いの立場が入れ替わり、お互いを理解し合い、刺激しあい、生まれ変わって再出発していくところが爽快。 二人を囲む友達、秘書、盟友、家族がストーリを色付けして、魅力ある物語に仕立てている。

    1
    投稿日: 2022.05.05
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    池井戸潤さんの「ロスジェネ…」などのメッチャ痛快面白小説からすると、コロナ対策の皮肉としても面白かったが、物足りなかったかなー。

    0
    投稿日: 2022.05.05
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    単純に半沢直樹が好きだからという理由で、手に取りました。半沢直樹の舞台が銀行から政治になる位の違いだろうと思ったら、まさかのSF!!?半沢的な現実味のあるストーリーに期待していたため、なんだかがっかりだと思いながらも、読み進めたところ意外にも面白く、いつのまにか夢中になって読んでいました。笑 半沢直樹の要素はあまりないので、半沢直樹の感動を求めて読むのはお勧めしませんが、普通に本としては、とても面白かったのでオススメです♪ぜひ読んでみてください!

    2
    投稿日: 2022.04.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テレビドラマを見たことがあったが小説も面白い。 頭の堅い政治家に対して自由奔放なドラ息子がかき回すという構図のハラハラ感には目が離せない。何より、時折出てくる建前を超えた本音の大切さのようなものは人として大切なことが何かを気づかせてくれる。 「誰にだって間違いはある。オトナになろうぜ、みんな。」という言葉はまさにそれを表してる。1つ失敗をすれば過去の実績は全て無かったかのように扱われる厳しい世の中に一石を投じていて心地の良い考え方だなと思った。 政治の世界とか関係なく、信念ってものの大切さが学べる一冊だ。

    4
    投稿日: 2022.04.04
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    半沢直樹シリーズから入ったためか、非現実的な設定に馴染めず、すこし読む意欲を削がれた感がある。しかし物語の終盤になって事態が展開し始めると、やはりそこは池井戸潤さんの世界観でページを勢いよくめくっていってしまった。 読み終わったあとのスッキリ感もある。独特な設定ではあるが、なかなか面白いとは思う。友人にオススメするかと言われると疑問。

    1
    投稿日: 2022.03.22
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    武藤泰山と息子翔、倉本と娘エリカ、政治家家族を狙ったテロか?脳波が入れ替わるという笑える物語である。 それぞれの登場人物は思い当たる実在がいそうなのも読みどころである。 脇の甘い政治家はテロなんかしなくとも自滅するように思うのだが。 ありふれたストーリーだが、金銭欲、スキャンダル塗れの政治への風刺だ。

    3
    投稿日: 2022.03.19
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    初めての池井戸作品。 エロ親父な総理大臣に、ダメダメなバカ息子が大変なことになってしまう。 最初はこの二人、大丈夫?!ってハラハラしながら笑って読んでたけれども、途中からは本当に大切なものは何か、己の信念は何なのか芯の部分に迫っていく胸熱な展開にグッと引き込まれる。政治家もマスコミも企業の人も、本当に大事なものは何なのかを思い出して欲しい。 時折、クスッと笑えるのもいいです! 続編も期待!

    3
    投稿日: 2022.03.16
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    一気に読み終えた。 総理大臣と大学生の親子が入れ替わってしまうお話し。 みんなこんな志を持って政治家になってほしいと思った。

    0
    投稿日: 2022.03.12
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    総理大臣の父と息子の身体が入れ替わってしまう。 よくある話、と思ったら入れ替わるのは一組だけでなく、意外な方向に展開していく。 登場人物が皆魅力的で、一気読みしてしまった。 翔ちゃんの面接の志望動機に感銘を受けました。 はじめての池井戸作品でしたが、他の作品も読んでみようと思いました。

    0
    投稿日: 2022.01.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今まで読んだ池井戸さんの作品とは少し 違ったコメディタッチ?SF風?なんて思い 読み進めてたらきっちり社会問題も 盛り込まれてなんだかんだと考えさせられる 作品でした。政治家・武藤泰山とバカ息子が 入れ替わるなんてぶっ飛んだ設定でしたが、 バカ息子の翔だからこそ発言できることや 息子の考えを間接的にだが知ることによって 武藤泰山も政治家としての思いを 考えさせられる所なんかもよかったな。 本編はとにかくうそでしょ!って展開で まさかの黒幕?キーマンにもビックリ! コメディ小説と思わせながら新薬承認の 医療政策への問いかけを物故んでくるところが 池井戸さんだなぁと思いました。

    0
    投稿日: 2022.01.12
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    「痛快エンタメ政治小説」と帯に書いてあったけど、最初はファンタジーかと思った。 読み進めると台詞が面白くて、読後感はスッキリした。

    0
    投稿日: 2021.12.26
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    今まで読んだ池井戸作品とは全然テイストが違っていて面白かった。池井戸作品で一番登場人物が馴れ合っているんじゃないだろうか?

    1
    投稿日: 2021.12.26
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    民王、内容も知らずに読了。政治の話なんだろうなって思っていたが、半分はSF?的な話。 ん〜もっと真面目な政治の話かと思っていたので残念?もう少し若者から見た政治、若者が政治をしたらってところに焦点を当てた方が良かったような?? 今から続編読みます。

    0
    投稿日: 2021.12.23
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    読後感が良かった 電車で読んでいて思わず笑いが吹き出しそうになりました 設定は多少飛んでいる所があるけど それでも人々のやりとり 話の展開がすごく入り込みやすかった

    0
    投稿日: 2021.12.14
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    政治モノ、と聞くと忌避されがちではあるが、本作は池井戸さんには珍しくコメディ気も多分にあり読みやすい。 その中にもドラッグラグの話など、日本の政治に関する矛盾、理不尽、問題点などをちゃんと風刺しており、むしろ政治とか興味ない人ほど読んでほしい。(ちなみにミゾウユウとかへべれけ会見とか色々実話のポンコツ話も盛り込まれてる) 平行してドラマも観ましたが、ストーリーはかなり違いますね(でもドラマもめっちゃおもしろかった) 。なのでドラマ観て内容知ってるからいいわ、って人にもオススメです。 マスゴミや野党の煽りにはホントに前から辟易してました。そんなとこ掘り下げて議論して国が良くなる?!とツッコミたくてしょうがなかった気持ちを代弁していただいたようで清々しかった。

    2
    投稿日: 2021.12.02
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    エロ親父な総理大臣に、ダメダメなバカ息子が大変なことになってしまう。 最初はこの二人、大丈夫?!って思いながら笑って読んでたけれども。 途中から胸熱な展開に。 政治家もマスコミも企業の人も、本当に大事なものは何なのかを思い出して欲しい。 続編も発売されたみたいで、ぜひ読んでみたい!

    9
    投稿日: 2021.11.26
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    ドラマで先に見ていたが、原作の小説もまた、面白い!リアリティに忠実で善良で真面目な池井戸氏というイメージだったが、こういう荒唐無稽なエンタメも行けるんですね。馬鹿馬鹿しいけれど、ある意味でリアル。 ラストの展開と翔と泰山の旅立ちの部分で、二人の良心・志が描かれて、カタルシスを覚える。 馬鹿馬鹿しく、やるせない政治もこれくらい気持ちよく改革できれば良いのですが。。。

    8
    投稿日: 2021.11.07
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    池井戸潤さんの作品は、半沢直樹シリーズを始め、何冊か読んでいましたが、本作はそういった他の作品とは少し違った、ユーモアの色が強い作品で驚きました(ドラマ化もされていて、そういった作品との認識は少なからずありましたが、読むのは初めてだったので)。 文章も全体的に軽いタッチで、政治を舞台にしてる小説としてはとても読みやすく、ただ、内容として軽くなりすぎず、中身はしっかりと著者特有の熱さと痛快さを持ってる作品だと思いました。所々思わず笑ってしまう登場人物同士のやり取りが軽快で面白かったです。

    0
    投稿日: 2021.11.05
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    荒唐無稽の話ですね。 取り敢えず面白かったです。 設定はふざけているのかと思えるけどラストは成る程と思います。 無理はあるけど辻褄はあってますね。 続編が出たので読むのが楽しみです。

    7
    投稿日: 2021.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    総理大臣の息子と総理大臣が入れ替わった。息子は漢字も読めない答弁をし、父親は面接でボロボロになる。 なんとか誤魔化しながらやってたが、他の政治家も二組ほど入れ替わっていた。 テロのようで、第三勢力の野党が犯人。とっちめてもとに戻ってハッピーエンド。 息子が演じる総理大臣が、党の利害等を考えず、日本に良いことに突き進む姿を見て、父も思い直す。 物語を通じて描かれているのは、新薬の認可の話。党としては、認めると製薬会社からの莫大な資金源を失うことになるが、多くの人命が救われる。認めない姿勢を当たり前のように貫く総理だったが、入れ替わったことにより考えが変わり、法案を通す。 コメディで読みやすくスラスラ読める。スラスラ読めたが、あまりおもしろいポイントは少ないかも。

    0
    投稿日: 2021.10.20
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    読みやすく、現代の風刺も効いていて面白い。 否定ばかりの世の中に、揚げ足を取ることばかりの世の中に、疑問を覚える人が増えていって欲しい。

    1
    投稿日: 2021.10.16
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    少し時間に余裕のある夏休みに入ったので、今まで忙しくてなかなか読めなかった本を読み漁ろうと思うシリーズ第一弾。池井戸潤は、ストーリー編成もさることながら、人を描くのが上手い。どこか力が抜けたような本作も、どのキャラクターも生き生きと躍動しており、青臭い政治論とうまくマッチしていたように思う。今の日本に必要なのは、こういう青臭い正論と大らかさと寛容の心じゃないだろうか。

    0
    投稿日: 2021.07.27
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    ドラマを見てから読んだ。 ドラマと比べて呆気なく終わってしまった印象。 池井戸さんの作品の中で、私はお仕事系の小説の方が好き!

    0
    投稿日: 2021.07.21
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    首相とその息子が入れ替わり難局を乗り越えていく話。 首相は就職面接、息子は政権をなんとか交わしていく。ドラマ観てないけど面白かった。

    3
    投稿日: 2021.06.23
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    池井戸さんの作品の中では会話が多く読みやすかった。難しい話題もわかりやすく問題提起されてて、凄い。 高橋一生さんの解説もとても良かった。 焦点を合わせ問題提起し現状に反論、現実に根ざした重心の低さ、最後にかならず胸のすくような希望の光、まさに私が日々池井戸作品に思っている事を言葉にしてくれている。

    0
    投稿日: 2021.06.01
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    さすが池井戸潤さん、あっという間に読み終えてしまいました。 入れ替わりものというSFに、政治という現実を織り交ぜていて、奇妙な相乗効果を生んでいました。 世の中綺麗事だけではないにしても、まっすぐ生きたいものです。 巻末の高橋一生さんの文章もなかなか名文。

    0
    投稿日: 2021.05.17
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    親と子供がいれかわることで、 親は初心を思い出す。 大学生の頃や、社会人になりたてのころの 思いは、いろいろとうすれていったなあ、と つくづく思わせてくれる。

    0
    投稿日: 2021.04.28
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    面白く、数日で一気に読んでしまった。政治や社会問題にも関心を向けられる。中高生など若い世代が読むと社会科目への興味が湧くかも。

    0
    投稿日: 2021.03.17
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    ドラマを先に見たので、そのイメージで読み始めたら大筋は違和感がなかった。 ドラマは小説から映像へ上手く変換できていたんだなあ。脚本家の腕が良いのだろうか。 とはいえ、ドラマがものすごく好きではまったのだが、こちらは予想外に下ネタが多い。 初池井戸潤作品なのだが、もしかして全部こんな感じ? おじさん御用達作家じゃないよね? いい歳した大人たち(ほぼ既婚者)が女子大生に欲情する姿は見たくない。 表現自体はもっと過激なものはいくらでもあるしまだマイルドなのだが、不倫や子供のような年齢の女性に手を出すことがタブーとして書かれているのではなく、咎めないどころか微笑ましい感じで書いてあるのがなんとも虫唾が走る。

    0
    投稿日: 2021.02.18
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    著:池井戸潤 池井戸潤さんの作品を読むのはこれが初回。 総理大臣である武藤泰山とその息子、翔がある日突然姿は変わらず、中身だけ入れ替わってしまう。 政治に興味のない翔は、沢山の政治関係者に支えられて討論台に立ち、演説をする。泰山は息子の就職活動に赴く。 姿は武藤泰山、しかし中身は翔である総理大臣は『未曾有』をミゾーユと読んだり、『所存』をトコロアリと読んだり、随所随所で麻生太郎を重ねている。 共和党とアメリカの製薬会社の陰謀に巻き込まれてしまう。 親子愛、所々にコメディを取り入れるこの作品はとても好きでした。

    0
    投稿日: 2021.02.04
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    池井戸作品をこれまでいくつか読んできたけど、この作品は他の作品に比べてスカッとする読み応え感がなかった。 ドラマ版は観てはいないが、配役は知っていたので読みながらイメージした各キャラクターの顔はその役者さんに自然となってしまった。

    0
    投稿日: 2021.01.11
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    総理と総理の息子の脳波が入れ替わる? 奇想天外の政治エンターテイメント小説。単なるドタバタに終わらせないところは、さすが池井戸潤。若かりし頃の熱い志を思い起こさせ、途中でウルっとさせる場面もある。久しぶりに読み返してみたが、やはり面白かった。

    0
    投稿日: 2021.01.06
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    池井戸潤の小説はかなり読んでるんだけど、この「民王」は昔 テレビドラマで見ていたので読んでいなかった。 でも、やっぱり読んでみた。 テレビドラマもよかったけど、やっぱり本は面白いね。 あとがきが、総理秘書役の高橋一生なのが良かった。 彼の文章もかなりしっかりしてるんだね。 今、放送中の半沢直樹もヒット中みたいだし(私も見てます)、池井戸潤の小説はやっぱり面白い。

    0
    投稿日: 2020.08.26
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    政治家というのは金、名誉、自分の欲望の実現の為になっている奴がなるものなんだな、と思っていたが、きっと最初からそういう奴もいるが、政界にいるうちに汚れていくのかな、と思った。とりあえず、二世議員にはあまり期待できないし、政治家ってそんなに偉いものなのか。名誉職の国もあるのに日本は市井から血税を巻き上げ、政治家は何をしているんだ。別に政治に詳しい訳ではないが、新聞や新書、ニュースを見ても疑問ばかりである。人の死よりも自分のプライドを護る、利権を優先する、もう普通の感覚じゃないな。マスコミも同様。日本は政治家の無能さと官僚の堅さ、マスコミの論点を履き違えた報道や印象操作によって、道を逸れていっている。 秀逸な作品。ドラマを観て興味を持って、5年越しに原作を読むに至った。笑いを混ぜながらも鋭い切り口で日本の政治を描いていた。翔くん、頭は良くない、というか勉強してこなかったのだろうけれど、賢いし自分なりの理想を持って生きていてカッコいいな、私も同じ若者として理想やビジョンを持って生きていきたい。

    2
    投稿日: 2020.08.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    設定がありえないので、話に入り込めない。安倍総理や麻生元総理・中川経済産業大臣などがモデルとなっているんでしょうか。

    0
    投稿日: 2020.07.04
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    池井戸さんの作品?と思うほど設定がぶっ飛んだ感じで、読み進めるのに時間がかかりました。一番の国会功労者は原稿考えてあらゆる「ふりがな」をふった貝原さんではないでしょうか(笑)

    0
    投稿日: 2020.04.08
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    『陸王』を読んだ時から、似た名前のこの小説のことが気になっていましたが、ドラマの再放送を見たのがきっかけで読みました。 池井戸作品を読むのはこれが2作目。吉川英治文学新人賞受賞作です(2010)。 原作とドラマとは、尺の長さが異なるため、設定の違いがあちこちに見られます。 翔の性格もまるで別人でしたし、黒幕まで予想外の人物でした。 ドラマは、よりコミカル仕立てになり、ややこしくなり、恋愛要素も入って、かなりエンタータインメント性が高まったものになっています。 原作は、ドラマよりもシリアス度が強く、日本の内閣の数々のスキャンダルを、かなりオンタイムに近く採り上げて小説に織り込んでいます。 (執筆当時は、自民党麻生内閣でした) 現実とリンクする設定や問題が頻出するため、さすがに雑誌の連載は不可能だったかもしれませんが、ウェブ掲載だったために、中止に追い込まれることもなく完結したとのこと。 これからの小説のあり方の参考になるだろう、発信方法です。 ドラマの助けもあるものの、ドタバタコメディで池井戸作品らしくわかりやすい展開。 息子が総理大臣である父になり切ることは、相当難しいだろうと思えても、父が採用面接を受ける方も、それはそれでなかなか難しいと気づきます。 一般人の感覚を持つ息子は、浮世の学生生活を満喫していましたが、首相として数々の政治の矛盾に触れることで、さまざまな問題意識を抱くようになります。 学力は決して高くなく、漢字を読めずに国会答弁で恥をさらした彼ですが、弱い人の気持ちに立っての政治改革を切に願い、彼なりに戦う決心をする姿には成長が見られます。 そして、はからずも青年の姿に戻ったことで、かつては胸に宿していたのに今はすっかり忘れていた当時の理想と情熱を、再び思い出した父。 息子には成長、そして父には再生がありました。 はじめは、入れ替わりを受け入れられず、互いを責めてばかりだった仲の悪い親子。 それがいつしか、弱肉強食の世知辛い現実の中でも、国民主体の世の中になるような政治を実現させようと奔走する二人の男に変わっていく様子には、感動さえ覚えます。 胸のすくようなエンディングは、やはり安定の池井戸作品。 楽しく読めて、読後は気づけば、政治や内閣の動向に興味を持てるようになる一冊です。

    0
    投稿日: 2020.01.09