
総合評価
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- みく"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
「この学校には、永遠の命を持つ生徒がいる」 主人公である生物教師の伊藤が勤めることになった私立藤凰学院ではそんな噂があった。 伊藤はある日「死なない生徒」と出会うが、ほどなく何者かによって殺害されてしまう。 不死とは何か、教育とは何かについて迫る話。 シリーズ3作目。相変わらずの面白さでした!1度の驚きだけでは終わらせない展開がクセになる! ラノベのような文体は読みやすく、学生時代の読書を思い出します バーベキューの場面はとっても面白かった! 不死や教育についての概念がオチに繋がるなんて全然想像できませんでした.ラストは考察をみて納得しました☺︎
0投稿日: 2025.05.15 - mi"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
連作をずっと読んでるけどイマイチ設定に一つ飛躍があって100%楽しめてない自分がいるんだよな…映像で人を操るとか、遺産管理人とか、今回で言うと情報の同期とか、、、。そこで星一つなくなってる感じ。 相変わらず文体が好き。物語もまぁ好き。オチもそこそこ好きでした。
0投稿日: 2025.03.22 - らんちゅ"powered by"
死なない生徒って何ぞやと思ってたけど。 なるほど。そういう事か。 でも、リアルにありそうな気がしてしまうから怖い。
3投稿日: 2025.02.25 - keixinhu"powered by"
死なない生徒がいるという校内伝説。そしてその死なない生徒と友達になりたいという相談を受けていると、自分がその死なない生徒だという子が現れるが殺されてしまう。 死なないという定義を肉体というハードウェアでは無く、意識というソフトウェアとして捉え引き継ぐというのが不死としている。その続きも書かれているが面白い考え方で、さらにオチももう一つ捻ってる。面白かったが、そこは読めてしまった。
0投稿日: 2024.12.24 - 梨"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
著者の作品は3本目。ミステリーとオカルト?の合わせが上手だなと思ってきた。キャラは似たような感じでマンネリ気味。
0投稿日: 2024.07.07 - レオン【ネタバレなし】"powered by"
永遠の命を持つはずの生徒が殺される話。 「どう収拾をつけるんだろう?」と思いながら読んでいましたが最後は綺麗にまとまって実にお見事でした。 このシリーズは最後の最後でどデカいどんでん返しがありますね。 そしてそれが最終作でまた登場するのかな?という気がしています。 完全にハマりました。 このまま一気に読み進めます。
14投稿日: 2024.06.21 - 本号読四郎"powered by"
みなさんがコメントで度々目にする野崎ワールドの意味が分かった気がしました^ ^ 独特な世界観で惹き込まれました!
0投稿日: 2024.05.16 - 久能整"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
読み始めの時は「ミステリーにSFの要素を加えたものかな?」と思っていたが、識別組子の正体が分かったときは「ここで冒頭の教えること云々が繋がってくるのか。」という風に驚かされた。また、ラストシーンがゾクッとする終わりかたなのも良かった。
1投稿日: 2024.04.17 - とと"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
識別組子の不死のシステムを理解するために何度か後半の方を読み返した。SFに慣れているとすんなり理解できるんだろうか、、、なかなか苦戦した。 ただ、ラストの展開が良くて、タイトルの「識別組子とさまよえる不死」のさまよえる不死ってお前のことだったんか!!と衝撃だった。
0投稿日: 2024.03.21 - ykikuchi"powered by"
私たちが割と多くの人が持っている倫理観のタガを外して、ある謎をとことん究明するミステリー小説なのだと感じました。この作品も好きです。
5投稿日: 2023.11.15 - gotsu"powered by"
軽快な語り口と”永遠の命”という気になる謎につられて一気に読んでしまった。 永遠の命ってそういうことか~と感心した後、最後の3ページで「なんじゃこりゃあ」 受村先生と有賀先生が仲のいい理由や、天名が行とは友達ではなく識別と友達になりたいという理由が分かった時に心地よいぞわぞわがある。 確かに「“生命”と“教育”の限界に迫る」内容だった。 これどういうジャンルに分類されるんだろうか。
0投稿日: 2023.07.31 - はるさめマン"powered by"
永遠の命という題材の中でも、同期する、それも教え合うというアイデアはなかなか面白いなと感じました。ただ、ちょっと無理あるだろうと思ってしまったのと、そういった気持ちを覆すだけの物語の面白さはなかったかなという印象です。好みの問題かもしれませんが。
0投稿日: 2023.02.17 - アイム"powered by"
最後に天名珠の正体が明かされ、その途端に『行成海とは友達ではない』『識別組子とは友達になりたい』の主張の意味を理解して、唸ってしまった。『友達というのは対等な関係』という意味がこんなにシビアで恐いことある? 正直、永遠の命がどうのこうのよりも、『友達』の二文字の重さに震える。それに加えて、こんなにも永く学んでたくさんの知識があるっていうのに、自分と別の種族とは分かり合えないのか…という失望も、ちょっとある。やっぱり難しいことなのか。
0投稿日: 2022.10.28 - こたつ"powered by"
これを教育者の物語というかね笑 なんとも不思議な話やったなー。可愛が死んだ扱いされたのは単純に同期の場におらんかったからなんかな? 永遠の命欲しがる人はもうその時点で圧倒的に気持ちが強いか鈍感か壊れとるかどれかやろ
1投稿日: 2022.02.18 - ともりぶ"powered by"
死なない生徒がいるらしい。それは自分だと明かしたとたん殺されてしまう。が、死んではいない…?設定が突拍子もなくて面白かった。
0投稿日: 2020.03.31 - tkfaz"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
面白かったけど、前2作の方が好きかなぁ…いつものどんでん返しもインパクトが薄かったように感じた…不死に関しては教育というまた妙な角度から攻めてきてて面白かったけど、なんかうまく飲み込めなかった。 それよりも「四角形と五角形の間の図形」がすごくゾワっとした!こういう変なとこを突いてくるから好き。 次は「小説家の作り方」
1投稿日: 2020.03.01 - メディアワークス文庫公式"powered by"
「この学校には、永遠の命を持つ生徒がいる」 女子校「私立藤凰学院」に勤めることとなった、生物教師・伊藤は、同僚の教師や、教え子からそんな噂を聞く。人として、生き物としてありえない荒唐無稽な話。だがある日、伊藤はその「死なない生徒」に話しかけられた。 “自称不死”の少女・識別組子。だが、彼女はほどなく何者かによって殺害され、遺体となって発見される――! “生命”と“教育”の限界に迫る鬼才・野崎まど新装版シリーズ第3弾!
0投稿日: 2019.10.25