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折々のうた
折々のうた
大岡信/岩波書店
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総合評価

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    とりあえず一家に一冊置いておきましょう。たまに読み返してみれば、その時々で琴線に触れる詩歌が見つかるのではないでしょうか。

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    投稿日: 2021.09.19
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    日本の季節と名句、歌。 シリーズ読む。 (Sさんが出張中に携行しているというのを見て。) 牧水とか西行とか、渋めのが好きな傾向

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    投稿日: 2015.05.25
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    短歌・俳句が中心になっているものの近代詩・漢詩・歌謡・俳諧等も紹介されている これまで特に後者の中でも近代詩以外はあまり親しむ機会が無かったので良い体験となった 簡潔な解説が付されているのでとても読みやすい うたは季節ごとの章に別れているので其々の時期にまた読み返したくなる お気に入りがいくつも見つかったが特に好きなのは中村三郎の「篁の竹のなみたち奥ふかくほのかなる世はありにけるかも」と松永貞徳の「冬籠り虫けらまでも穴かしこ」

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    投稿日: 2015.02.08
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    ・石ばしる垂水のうえのさ蕨の萌え出づる春になりにけるかも 万葉集 志貴皇子 ・空青し山青し海青し/日はかがやかに/南国の五月晴こそゆたかなれ 佐藤春夫 ・草枕旅に物思ひわが聞けば夕方設けて鳴くかわづかも 万葉集 よみ人しらず ・ゆふぐれは雲のはたてにものぞ思ふ天つ空なる人をこふとて 万葉集 よみ人しらず ・人生五十 功無きを愧ず   花木 春過ぎ 夏すでに中ばなり 細川頼之 室町幕府管領 讃岐 ・白珠は人に知らえず 知らずともよし 知らずとも吾し知れらば 知らずともよし 万葉集 ある僧 ・大和は 国の真秀ろば 畳なづく 青垣 山籠れる 大和しうるはし 古事記歌謡 ・渚 白い足出し 尾崎放哉 ・杏 あまさうな人は 睡むさうな 室生犀星 ・天の海に 雲の波立ち 月の船 星の林に 漕ぎ隠る見ゆ 柿本人麻呂 ・夏深み 入江のはちす さきにけり 浪にうたひて すぐる舟人 藤原良経済 ・戦争が 廊下の奥に 立ってゐた 渡辺白泉

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    投稿日: 2013.08.20