
誰かを呪わずにいられないこの世界で 4巻
木場健介、うるまなつこ/スクウェア・エニックス
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総合評価
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powered by ブクログ殺人犯を推理することはどんなミステリーものにもあってありふれているが、殺人犯が殺人をするために使う呪いの条件を推理することが斬新で面白かった。死体についた思念体1体に1度だけ(※能力は1週間に5回の制限付き。)質問することができる能力“呪神の尻尾(デビルズテイル)”に水平思考の考え方(YES/NOで答えを絞っていく思考法)が用いられていてワクワクした。第2巻の「ありがとう」と感謝されると殺されてしまう呪いが強烈だった。キャラクターとしては、決め台詞をいつもしくじるエリート刑事(「ゴミが」を「ゴムが」と言い間違えて殺伐とした雰囲気を和ませることに機能)にギャップ(完璧主義そうなのに、肝心なところで噛んでしまう)があって愛着が湧いた。
0投稿日: 2023.04.01
