
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読書会の課題本になった。 高校生に向けてワガママという言葉を借りた社会運動への誘いかなぁ。 自分の違和感を我慢せずに口に出すことの大切さも書かれてて私で言うと当日休む人は辛いなとか仕事だとですね。そういうことを例えば口に出してみるとか誰かに何か評価されるんじゃないかとか気にせずに振る舞ってみるとかそういうことかな?なかなか実行には移しにくいけど、わがままはわがまま持っている。わがままとは違うかもしれない。
1投稿日: 2025.06.10
powered by ブクログ丁寧にわかりやすいことばで「わがまま」の在り方、それが周囲〜社会にどう働くのか書かれていたと思います。 わがままは問題を解決する「きっかけ」で十分なので、遠慮せず、周囲からの反応を受けながらでいいので、発言してみると、思いのほか同感してくれる人が現れるかもしれません。 私は既にわがままを結構言って生きてきたのか、単にせっかちなのか分かりませんが、今回はある程度飛ばし読みでちょうどよかったです。
0投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログわがままを言うこと、社会活動に参加することのハードルを極限まで下げ、きっかけを与えてくれる本。別に代替案を用意していなくても批判して良いし、自分のことじゃなくても声をあげても良い。
0投稿日: 2024.12.07
powered by ブクログ社会運動へのハードルを下げてくれる本。今はさまざまなことが多様化しすぎて、なかなか共有できたかったりするけれど、根っこを共有するための対話ができると良い。 中3の公民で、エクササイズできたら面白そう。
0投稿日: 2024.11.02
powered by ブクログ第5回ビブリオバトル全国大会inいこまで発表される予定だった本です。 ※2020.3.15に開催予定であったビブリオバトル全国大会inいこまは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で中止となりました。
0投稿日: 2024.09.23
powered by ブクログ・ほんとに中高生向けに書かれてた。でも中高生の時に読んで理解できたかはわからんけど。自分にもある程度知識や経験が備わってきてるからこの本の内容に納得できている気もする。 ・シンプルに雑学というか世の中のことを知れる。 ・なるほど、たしかに、と思った言葉たち 「みんな同じように見えているけれど、それは一人ひとりが周囲に合わせるように相当努力をした結果そうなっている」 「個人化が進んだ社会の中で、何かの属性に基づいて自分を「かわいそう」と思うことも、ある他者を「かわいそう」と認めることも、私たちはすごく抵抗がある。ただ一方で、生まれつき変えることのできない要素による苦しみは確かにあって、それを認めていかないと「わがまま」は言いづらい社会になっていく」 「私たちは、社会運動とか政治的なものに何か過大な期待を押し付けすぎなのかも」 「社会運動をイベントっぽくするのもあり」 「(皆さんは)よく考えて選択するよう言われて育ってきたが、選択するための知識がないまま立ち止まってしまっている」
1投稿日: 2024.05.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
社会運動は「わがまま」。 不平不満を訴えることは、社会には必要なこと。 30人いたら、異質な人はたくさんいる=普通、はどこにもいない。 わがまま、を言うのは、普通に縛られて声を出せない人の救いになる。言えば何かが解決する可能性がある。 社会運動も同じ。 バニラエア事件=事前連絡をしていない車椅子の人の搭乗を拒否するかのような行動をとった。 ボランティアなど、いいこと、をしようとすると言い訳が必要になる。 新聞の投書欄、投稿欄は他人の意見を聞ける場。
0投稿日: 2024.02.27
powered by ブクログ子ども向けにしたって薄く伸ばしすぎ。読者をバカにしすぎ。ギュッと濃縮して薄いブックレットにしてくれてたら、人にもオススメできるものになったと思う。
0投稿日: 2024.01.31
powered by ブクログ意見を言おう、伝えてみようと少し前向きになれる本。 当事者が声を上げず、第三者が声を上げることで当事者を傷付きから守ることもできる。 わがままは揺れ動くもの、その時に得た思いや主張でいい。一貫性を頑なに守らないといけないわけではない。 わがままを言えないと感じる人に。 少し考え方を緩められる。
0投稿日: 2023.08.07
powered by ブクログ社会運動ってワードから なかなか離れなくて 途中で読むのをやめた。 もっと身近なわがままについて 知りたくて読んだけど、 デモみたいな話ばっかりにしか 受け取れなかった。
2投稿日: 2023.08.02
powered by ブクログ長々と印象に残った箇所をメモしているうちに変なところを押して、白紙に戻ってしまいショックを受けている。保存機能付けてくれ、ブクログさん…。泣 ともあれ、本冊は★2の箇所と★4の箇所が個人的にはあったので、均して3。 中高生にも読めるようわかりやすく説明されているのだけど、そのわかりやすさの追求ゆえに、言葉選びがわかりづらい時が度々あった印象。 例えば、わがままは自己チューではないという前提を最初に説明するわけだけど、読者の私はやっぱり日常で登場する意味での「わがまま」を想像してしまうので、読み進めづらく感じてしまった。 また、「かわいそうな人がわかりづらい」という項では、どうしても他者がそのひとの物差しで勝手に測る「かわいそう」という言葉が苦手だった。誰かの苦しみの背景が「女性だから」「年少者だから」に繋がったとしても私は「かわいそう」という言葉は使いたくないな、と思ってしまった。 だけどその一方で、この私のモヤモヤこそが社会学の研究の自分のテーマになり得るんだろうな、と思うと面白かった。 以下、自分用メモ⇓ P.110- 社会がどれくらい変わったのかを実感するために、20年前と今を比べてみましょう。(略) ①テーマを決める。「家族」「会社」「友達関係」「部活」など… ②そのテーマに則して、20年前の雑誌、漫画、CM、ドラマ、小説、映画、曲の歌詞など、好きなものをピックアップして見てみる。… ③20年前のものと今のものを比較して、変化が見られるところ、違和感があったところを書き出してみて、だれかに話してみる。 P.131- たとえば「国民なめんな」というプラカードを掲げて行進する人々をみて、「何を言っているのかわからないし迷惑だ」という気持ちになるのはわからなくもありません。私が友だちと話していても、なんでデモって「ああいう感じ」なの?もっとマイルドな表現じゃいけないの?と言われることもけっこうあります。(略) まず、デモの場で人々は「激しい言葉しか使えない」可能性があります。なんで政治家との交渉とか選挙での投票じゃなくてデモをやっているのかというと、それまで冷静に話しても聞いてもらえなかったからですよね。(略) もうひとつは「説明してよ」と言われても、うまく伝えられない怒りを表している場合。社会的に弱い立場になればなるほど、勉強の機会が与えられなかったり、理論立てて説明ができないがゆえに、整理された言葉がつかえず、過激な表現を使わざるをえない。 これはフェミニズムの文脈では「トーンポリシング」と言われる行為と関連しています。デモをやっている人や過激な主張をしている人に、「わかりやすく説明してください」って言っちゃうことが、私もよくありました。でもわかりやすく説明することそのものが、ある種すごく限られた人、今の社会で「賢い」と評価される人の好きなんです。 P.144- 自分のいるコミュニティにしか通じない言葉を使うのをやめないと…、と思っていても、そもそも自分と違う人と対話するチャンスがないのでは「わがまま」以前の問題になってしまいますよね。そこで「イベント」を大事にしてほしいなと考えています。(略) たとえば最初は「人種団体」と名乗っていても、女性も男性も少数民族もLGBTも、それぞれの指す「人権」の内容は違うわけで、そうなると変えるべき法律も要求される知識も違ってくる。だからその人権団体も専門へと分かれざるをえないのは当たり前なんだけど、専門の間のつながりが弱くなってきちゃうんですよね。(略) こうして専門に分かれた多様なテーマの運動家たちが集まる場となったのが、「反グローバリゼーション運動」と呼ばれる社会運動でした。(略)この運動では、途上国で生きる貧困層の人々の生活をなんとかしたい人も、経済政策に関心のある人も同じ場所に集まり交流することができた。専門に分かれてばらばらになってしまったみんなが集まれる機会をつくったことが重要でした。 P.160- もうひとつお伝えしたいことは、私たちはだいたい偏っているから、何もしないのが「中立」ではないということです。たとえば、選挙で投票する際に参考にできるツールのひとつに、各新聞社が提供している「ボートマッチ」というサービスがあります。(略)これも学生さんたちに勧めると、「でも、特定の企業や組織が提供しているものでしょう。偏っていないんですか?」と言われたりします。この質問自体が、「中立」への強い欲求を反映していることがわかるでしょう。でも、そんなものどこにもないってこともまた、十分わかってもらえると思います。(略) 自分なりの正しさを組み上げるためのひとつのステップとして、多様な人々に会ったり、今まで知り合ったりした人々の他の面を知ってみながら、「正解がない」という事実に、まずは慣れてみましょう。 P.166- とにかく、私たちは「ふつう」がどこにもないにもかかわらず、何かその集団なりの「ふつう」を求めようとしがちです。(略) だいたいこういう人だったらこういう話題を出せばいいかな、というイメージを持ってしまうことは、私もよくあります。18歳の学生にだったら、受験の話とか部活やサークルの話とかのほうが身近に感じてもらえるだろうし、逆に政治や信仰の話をすると身近じゃないかなとか思ってしまう。ただ、それも一種のレッテル貼りですよね。 P.190- 化粧品に関しても「肌の色」に関する議論はつきもので、日本だとよく「美白」や「ホワイトニング」という言葉が使われたりします。これもやっぱり国際的には差別にあたってしまうのであまりよくないと言われています。 肌の色に関する表現が問題となっていることが私が知ったのは、ある海外の美容系YouTuberのお話でした。この方が動画で「日本のコスメ業界ではまだ”美白”という言葉が通用しますが、世界のコスメ業界はもう”美白”という言葉をあんまり使わない。その言葉にはレイシズム的なニュアンスが入っている」というお話をされていて、なるほど…と感じました。 P.197- 「好きなものを好きって言う」「自分が関心のあることを言葉にする」っていうのは、「わがまま」を言うための土台づくりにちゃんとなると思います。 P.202- 社会運動をする人たちは、化粧品も自分でつくることがあります。既存のメーカーの商品は自分の肌に合わない、何が入っているのかよくわからないといった理由で、天然の素材を用いて自分で化粧品をつくる活動もあるのです。(略)1968年に地婦連という団体が、既存のメーカーの化粧品は高額すぎると、100円の「ちふれ化粧品」を売り出したのです。(略) こういう活動は「わがまま」ではないんじゃないか、自分たちで解決してしまっているわけだから、「がまん」の一環なのかもしれないと思う人もいるかもしれません。ですが、こうした「代わりのものを自分でつくってみる」という試みが注目されることで、普段から私たちが使っているものやサービスはじつはこういう問題があったんだ、と知らせるきっかけになったりもします。 P.213- 私の周りにも、安保法案に対する抗議行動をしていた院生がいました。その学生は、安保法案の問題点をひとりでも多くの人に伝えるために、パンフレットをつくって人に渡したり、デモをしたり、安保法案の問題を考えるために学習会を開いたりとすごく頑張っていた。(略)そういうこともあってか、2015年に安保法案が成立してしまったときに、めちゃくちゃ落胆してしまっていた。(略) 「わがまま」を言い続けるというのは、大変なことです。この本で何度も繰り返したとおり、「わがまま」を言うだけで「あいつ変わってる」「なんか近寄りがたいな」という社会では、それをし続けることも大変だし、言えば言うほど、自分で設定した「正しさ」のなかでがんじがらめになってしまうこともあるでしょう。(略) うまくいくまでやる必要はないし、それを自分がやる必要はないんです。(略)だたひとりの「わがまま」、ただひとつの社会運動だけで、そんなにやすやすと社会は変わらないのです。学習会を開いて、デモや集会をやって、それがマスメディアを通じて報道されて、多くの人がその問題について知ることができて、さらに他の人たちが企業をしたり、政治家に提案をしたりして、そうこうしているうちに人々の意識も変わってきて、社会は何年もかけて変わっていくのです。(略) 自分を含めた社会の状況をよくするためなのに、あなた自身がつらかったり、疲れ果ててしまっては元も子もありません。 P.248 社会問題の被害に遭っていない人が声を上げることには、さらに具体的なメリットがあります。それは、いろんな人が「わがまま」を言うことによって、被害に遭った「当事者」がわかりにくくなるということです。(略) このような事例は他にもたくさんありますが、近年のものだと、雑誌『週刊SPA!』に対する大学生の抗議運動がそれにあたるでしょう。これは『週刊SPA!』が「ヤレる女子大学生RANKING」というタイトルで、いわゆる性的な関係に持ち込みやすい女性の特徴を男性目線からランキングづけした記事に対する抗議行動でした。(略) 抗議行動の代表となっている女性は「ヤレる」と称された、誹謗中傷された大学に所属している女性ではありません。しかし、実際にランキングに名前が書かれている大学の学生が立ち上がれば、心ない人々にそういう目で見られてしまう可能性がなくもない。だからこそ、よそ者だと言われても、立ち上がることは大事なのです。 こう、改めて記録を残すために読み返すと勉強になる箇所が多くある。 あとは内容以外にも、本冊で紹介される書籍がためになりそうで、そこも良かったです。読みたいリストにたくさん入れました。
2投稿日: 2023.05.24
powered by ブクログ社会運動についての本 社会運動について、どこか他人事で、凄いなぁ頑張ってるなぁ。まぁでも私が参加することなんてないし、別の違う世界のこと くらいに考えていましたが、ちょっと考えが変わりました 今、社会のことで少なからず興味関心をもっていることがないわけではないので、やってみようかなと思えるほどのきっかけにはなりました いきなりデモとか、抗議運動とかは無理ですけれど わがままを受け入れるのは難しいことです でも、話し合って、より良い社会をつくるためにできることはきっとあるんじゃないかと思えます 大人にも、お勧めです
0投稿日: 2023.05.07
powered by ブクログあとがきの言葉使いに 作者の感情がすごく籠もった言葉の連続に、作者が渾身の思いを込めて書いた一冊なのだと感じた。 学者の研究にまつわる本としては私情が挟まりすぎているのかもしれないが、それも「わがまま」として許容したいと思った すごく沢山の高校生や中学生に届いてほしいなあ、、 社会運動をする意味 →世の中を変えることが出来なくても、自分自身を変えることは出来る フェミニズムの運動に参加して、政策が変わらなかったとしても、男女平等という考え方を知ることで、その人が生きやすくなることがある 活動に参加することが継続できなくても、一度参加することで視野が広がる 犯罪者にも背景があり、自分がいつ犯罪者になってもおかしくないと、知ることが大切 過ちを犯すことを非難するばかりでは、過ちを恐れてだれも何も出来ない スティグマ(烙印)は実は、私自身が私に押しているものだった 私はこんな人間だから こう捉えられる人間だからと自分で自分をカテゴライズしてしまっていた まずは、自分のカテゴライズと烙印を取り払う。私は自由だと思ってみようと思います そもそも人間は違いすぎている だからコミュニケーションしやすくするために、カテゴライズして共通言語を見つけようとする すると、今度はその共通言語を話していた人以外を敵に思ってしまう
2投稿日: 2023.04.13
powered by ブクログ言われなくてもわがままですがなにかと思って読んだら社会運動の話でした。 30分くらいで読めます。小難しい話はないですが、ちょっとしたワークもあって、少し頭も使います。
1投稿日: 2023.04.02
powered by ブクログ社会に対して声を上げること(社会運動)を「わがまま」と表現し、忌避される理由、意義、やり方を説く。 今の若者に伝わることを意識して書かれているのが特徴的。言葉の言い換えも多用しわかりやすい。 さあ、わがままを言いおせっかいをしよう。
2投稿日: 2023.03.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これは中高生向けに書かれた本だが、大人の私にもかなり学びがたくさんある本だった。 とくにぐっときたのはこのあたり。 多様化したことで、簡単に痛みをわかちあえない、 提案なら良いけど批判だけならダメという考えが強い国民性がある、 中立や隔たりにこだわりすぎない(どんな人も自分の観点から物事を切り取って解釈しているにすぎない)、 自分や私の人をカテゴライズしすぎない、 初志貫徹にこだわらなくても良い(興味を持った社会問題にずっと関わり続けなくても変わっても良い)、 途中エクササイズが入っていて、それもわかりやすかった。 確かに、10年前の働きマンとか読むと、少しずつ社会が変化しているのがわかる。 この本に紹介されていた「レッド」も面白い!
2投稿日: 2023.02.24
powered by ブクログふつう幻想 いつの間にか多数派に合わせた社会 「わがまま」の言いにくさ。 今の私にとって心が楽になる言葉がたくさんあった。
2投稿日: 2022.12.26
powered by ブクログ「わがまま」(=自分の考えを主張すること)をずるいと思ってしまうのは自分が「ふつう」だと思っているから…というのはあまりしっくり来なかった。 個人的には、実際に要望を叶えるのが負担だとか、望まれたから相手を優先しなきゃいけないのが嫌だとかの方が近いかな。「わがまま」と対立意見の「わがまま」のような。 多くの人は「自分は「ふつう」なのにずるい」派なんだろうか。 SNSなどで狭いコミュニティだけでいると言葉遣いがどんどん過激化したり、内輪でしか通じない言い回しが多くなったりして閉じていってしまうっていうのは分かる。そういう場面じゃなくてもついネットスラングが出てしまって通じなかったりはある…。
2投稿日: 2022.11.15
powered by ブクログ中高生向けに書かれたものなのでとてもわかりやすい。 多くの人が社会運動を忌避してしまうのは何故かがわかる。 みんな多様化し個人化してそれぞれ違っている。「ふつう」なんてないのに「ふつう幻想」を持ち続けている。 若い人に読んでほしいな。
1投稿日: 2022.06.28
powered by ブクログわがままとタイトルにあるけど社会運動の話。 とてもわかりやすくとっつきやすいので誰でも読める素敵な本だと思った。 不平等の不可視化の時代やワガママが下手な日本人(デモをしない)自己責任の風潮について 好きなアーティストが政治的発言をすると引くのはなぜが。とか気になってることがいくつか出てきて印象的だった。 学校の授業で取り上げるべきだと思った。
1投稿日: 2022.04.22
powered by ブクログすごく納得性が高くてスラスラ読めた本だった カテゴライズしてしまうとか、自分の常識で考えてしまうとかはすごく心当たりあるし、それを自分が中学生/高校生の頃から考えられてたらなと思う わがままっていう言葉自体があまり良くないようにも感じる 自分の思いを伝えることは悪いことじゃないんだと思った
3投稿日: 2022.03.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
社会学(この分野を社会学と呼んでいいのだろうか?)について,また「民主主義」を学ぶ導入として紹介していただいた本でした。 読みやすさしか勝たん。ということで激読みやす本でした。 世間で何かにつけて声をあげている方,それに対してディスる方,どちらが正しいのか...。なんてことをよく考えたりするのですが,正解は極めて少ない模様。 主観的でも声を上げることによってきっかけをつくる。それ自体是非を問われるものではなく,あげられた対象について話し合う過程がミンシュシュギってやつなのかぁと思ったり。 学校現場で生徒みんなわがまま言い出したら困るな〜とも思いました。 しかし,わがままを納得できないということはどこかシステムエラーが起こっているということなのか。現代の学校現場での諸問題が続出しているということはやはり過渡期だということなのか。 ただそれはよりよくしていくために必要な道筋なのだろう。 「わがまま」言いたくなってきました。
4投稿日: 2022.03.06
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社会運動をするつもりは無いけれど、『ふつう』の考え方が印象に残った。特に、社会学者であるマンハイムの言葉。『ふつう』は存在しない。学ぶ知識には偏りがある。社会の全てを見ることはできない。 --✄-- 社会運動とは生きやすい社会をつくるため、古い価値観を壊し新しい価値観をつくるためのものである。 不平や不満を訴えることは、苦しみや痛みを一方的に誰かに押し付けないようにするために絶対必要である。 我慢することで一時的に他人との衝突をやり過ごせたように感じる。でもそれは自分の将来を縛っている行為でもある。 『ずるい』とは平等でないことを理不尽に感じること。『わがまま』とは周りを考えずに自分のしたいことをすること。どちらもみんな一緒、平等であるべき!という考え方が根底にある。 みんなと同じ『ふつう』であることにすごくこだわる。本当は『ふつう』に見えるなかにも違いが存在している。『ふつう』は無理して維持されているもの。『ふつう幻想』に沿っていない人の行動を『わがまま』だと思ってしまいがち。 1960年代からの高度経済成長期で日本はどんどん豊かになった。国民の誰もが中くらいの生活をしているという一億総中流の意識が形成された。 個人化が進む現在、『ふつう』は存在しない。それにもかかわらず、私たちは『ふつう』の幻想を持ち続けている。 人々が多様化したことで一人ひとりの苦しみや傷が個人化されていて、だからこそ隣の人と簡単にその痛みを分かち合えない。 社会学者であるマンハイムの言葉 『どんな知識もあくまで物事を捉える「見方」であって、どこかの立場からものを見ている以上、すべてを見直すことはできない』 どこで学ぶ知識も偏っていることに違いはない。そして偏りなく社会の全体像を見られる社会科学の道具もない。 多様な人々に会ったり、今まで知り合ったりした人々の他の面を知ってみながら『正解がない』という事実に慣れる。 自分と違うものに触れる 隣の人をもっと知ってみる。仲良くなる。 私たちは不平等が不可視化された時代に生きている。 あまり『正しさ』にこだわらない。常に人は間違えうるものだと考えることが大事。 世間一般において、悪いと言われているものが本当に悪いのか常に考える。 人をカテゴライズしない。 他人に管理されず、自分を管理するのは自分自身なんだと主張する行為こそが重要な『わがまま』 自分をカテゴライズしない 「よそ」で何かすることは結果として自分の今いる社会を改善することにもつながる。 よそ者だからこそできることがある。
2投稿日: 2022.03.01
powered by ブクログみんなの「わがまま」入門 単行本。富永京子先生の著書。自己中、自己チュー、自己中心的、身勝手という悪口や批判は気にしない。自己中、自己チュー、自己中心的、身勝手という悪口や批判をするのはわがままを正しく理解していない人。自己中、自己チュー、自己中心的、身勝手という悪口や批判をおそれずにわがままでいい。学校での人間関係に悩んでいる子たちに読んでほしいわがまま肯定本。
0投稿日: 2021.11.28
powered by ブクログ今の自分は社会運動をする事はないし、デモや座り込みを好意的には受け取れないけど、その背景を想像することの大切さを学ぶことはできたかと思います。 あと、以下の文章はとても印象に残りました。理解できない主張に対しては説明を求めがちですが、それ自体も難しいことがあることを知っておくことが必要なのだなと。 強い主張をしてくる人に「わかりやすく説明してください」といってしまう。でもわかりやすく説明するということそのものが、ある種すごく限られた人、今の社会で賢いと評価される人のスキルなんですね。だから、それをだれにも等しく求めることが、ときにすごく差別的に感じられてしまう。
1投稿日: 2021.10.26
powered by ブクログ社会運動は「わがまま」である。学問的な世界において、政治や社会運動は民主主義といった難しい言葉で説明されがちだが、その根底にあるのは「わがまま」 「わがまま」というと自己中なイメージがあり、声をあげることがためらわれるケースは多々ある。社会に対して声をあげたとしても「偽善」「迷惑」「自己満足」とネガティブな捉え方をされることも少なくない。 しかし実は多くの人々に共通する事情であったり、「ふつう」であることに縛られすぎているのが現状。もっと積極的にわがままを主張していくべき。わがままは社会運動の原点なのである。
0投稿日: 2021.09.18
powered by ブクログ【社会運動?なんか怖〜い──いえ,そんなことありません】 社会運動につきまとう否定的なイメージを1つずつ解きほぐし, 社会運動への忌避感を少しでも小さくしようとしている。 それは運動にはつながらないかもしれないけど, 運動をする土台をつくる大事な作業であると思う。 1人1人ができることを。 先に紹介した『政治活動入門』と合わせて読むと, 違いなどを考えながら,また違った視点から読めると思う。
0投稿日: 2021.04.30
powered by ブクログ高校生〜大学生くらい向け?でとても読みやすく、社会運動へのハードルがぐっと低まった。 デモとかやってどんな意味があるの?って思っていたんだけど、意味なんてそれぞれが見出せればそれが大きな収穫、未来への一歩になるんだよなあと納得できた。なにごとも一朝一夕で変わるわけないって知っているのに、社会運動に関してはなぜか、何か劇的に変えるためにやってるんでしょうと期待しすぎていた。自分なりの社会への関わり方を考えていたところで、とてもよい気づきが得られた。
0投稿日: 2021.03.30
powered by ブクログ若い人向けに書くことが外に向けて説明することになっているという入れ子構造が楽しい。 わがままを直接言わない、自分のことじゃないから参加するもあり、ちょっとやって辞めていい、すごく納得感がある。というか、私の実感に近い。 ときどき、もどってこよう。
0投稿日: 2020.12.24
powered by ブクログ主に中高生向けの社会運動に対する考え方を分かりやすく身近なものとして感じさせてくれる良書。 大人でも読み応えがあり勉強になった。 高度経済成長期は、ある程度悩みや問題点がコミュニティで共通していたが、現代は生活様式が多様化、個別化された為に悩みも十人十色である。 みんなが我慢しているから自分も我慢するという構図が現代では通用しない為自分の意見を出していく事はわがままではない。もっと意見を言い出せる世の中になっていけば良いと思った。 社会問題を取り上げて抗議運動をする事は一般的にはハードルが高いと感じるが身近な問題を周囲の人と共有して議論してある程度数が集まったら会社、学校などに意見しても問題ないしその行動によって環境の改善に繋がる可能性は充分にある事が理解出来た。 身近な問題や疑問を深掘りして考える習慣を身につけていきたいと感じた。
0投稿日: 2020.12.16
powered by ブクログ"社会運動に参加することで、それまで自分がセクハラを受けているのは個人的な問題だ、お給料が低いのは自分の努力不足だ、と考えていたことが、じつは女性が共通に抱えている悩みやつらさなんだとわかる。さらに、そうしたつらさをつくり出す構造が社会にある、と知ることによって、新しいものの見方を獲得できる。それ自体が社会運動の成果なんだ、とこの理論では解釈します。"(p.97) "なんで政治家との交渉とか選挙での投票じゃなくてデモをやっているのかというと、それまで冷静に話しても聞いてもらえなかったからですよね。聞いてもらえないから激しい表現になる。" "あえて強い批判の言葉を使わざるをえない場面、あるいは、使わざるをえない人々のことを知っておくと、「相手が何を言っているのかさっぱりわからない」と感じたときに、視点を変えてその背後にある構造的な問題を考えることができます。"(p.133)
1投稿日: 2020.06.13
powered by ブクログ自分の権利や不満を主張すると「わがまま」と思われる。そういう「わがまま」をいいやすくするにための本。「わがまま」や「おっせっかい」が、人の権利を認め、ゆくゆくは社会を変えることにつながる。
0投稿日: 2020.05.24
powered by ブクログ「わがまま」という言葉を使って、社会運動に対する拒否感がどこからくるのか、「わがまま」の意義や言いやすくなる心構え、およびその方法を述べてます。 社会運動を研究するという著者が学生向けに講義する形式で、もやもや感やイライラ感を感じたら声を上げてみようよと語りかけ、さらに、それが続かなくてもいいし、結果的に改善されなくてもいいとも。社会運動を身近にしたい、という想いの本です。
0投稿日: 2020.03.07
powered by ブクログ多様化しておりわがままの共有が難しい でもわがままの背後にはそれなりに理由がある などなるほどと思える 一貫して社会運動あるいはその手前について中学生ぐらいにもわかるよう書かれており新たな世界観を見せてもらえた
0投稿日: 2020.02.19
powered by ブクログ現代日本社会では公への不満申し立て(社会運動)が「わがまま」とか「自分勝手」とのレッテルを貼られがち。どうしてそうなのか、じゃあどうやって伝えようかということを高校での授業の一環として高校生と一緒に考えたのが本書ですが、当事者でない人も含め様々な人が様々な形で声を上げることの大切さが説かれています。
1投稿日: 2019.12.01
powered by ブクログ社会運動を「わがまま」という観点から広く捉え直して、敷居の高さや間口の狭さを緩和する試みは読んてて目から鱗が落ちる所が多かった。ワークショップや具体例も面白そうだと思った。しかし尚意識高い感じがしたのは何だろうか…俺の感性の問題か…。でも総じて面白かった。
1投稿日: 2019.11.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
タイトルにある「わがまま」は社会運動における主張のことですが、社会運動といっても(著者の主張に反するかもしれませんが)やっぱり非常に縁遠いものですので、自分としては日常における自らの意思表明をいかにおこなうか、という点に引き付けて読みました。言わなきゃ始まらない、まずは意思表明してみるってことに尽きるかな、というのが読了後の感想です。著者も書かれていましたが、とくに日本人こういった自らの意思表明に及び腰な部分がありますし、いい意味で「察する」文化がありそれはそれで有効なシーンも多々あるのですが、必要以上に相手を忖度しすぎてしまう結果にもつながっているように思います。意思表明する側、それを受け止める側、どちらもアサーティブな態度でいることが肝要であると改めて感じました。
0投稿日: 2019.10.15
powered by ブクログ素人の乱と同じく、日本人は大人しすぎる。もっとわがままという政治的要求をしてみようよ。見かけは同じでも、いろいろな事情を抱えてるのが現代人。普通はさー、は通じない。変わらないから無駄、という人はハードル上げすぎ。制度は変わらなくても、少しはマシなアイデアが出てくるかもしれない。今は当たり前でも昔はわがままと断罪されていたことはたくさんある。異なる人がたくさん集まるイベントは大事。デモが迷惑なら、YOSAKOIはなんでオッケー?
1投稿日: 2019.09.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「デモ」や「署名活動」、社会問題に関する「学習会」や「シンポジウム」 これらの社会活動に参加することに対して、「なんとなく、嫌」と感じてしまうことがある。 「なんとなく、嫌」と感じている人の中には、社会活動に対して「怖い」「自己満足」「クレーマーじゃないか」などとネガティブな言葉を口にする人もいる。 社会運動をしていると、他人から「みんな我慢しているのに」「お門違いじゃないか」・・・「あなたの、わがままだ」と言われてしまうことがある。直接、言われなくても、そういう空気を読み取ってしまうことがある。 それは、一体、なぜ?なのか。 本書は、「社会に対して自分の意見を発すること(社会運動)」=「わがまま」と位置づけ、なぜ、この「わがまま」は、なぜ、ネガティブに捉えられるのか? 理由を解きほぐして説明しています。 不安を感じて、言いたいことを言うのを辞めてしまったり 言いたいのに言えない自分に苦しむことを解消するための手がかりを与えてくれます。 本書での「わがまま」は、あらゆる場面で、自分の好き勝手にふるまる広義のわがままとは異なります。 タイトルだけで判断して購入してしまうと、私の思っていた「わがまま」とは違う!と違和感を感じてしまうかもしれませんが、政治や社会問題について自分の意見を発したことがない人こそ、じっくりと読んでみてほしい。 噛みしめながら読み進め、途中で提案されている思考のエクササイズに挑戦してみると、 自分がどのようなことにとらわれているのか。 考えることになります。 本当に言いたかったことを言わずにいることを良しとするように、 いつのまにか枷をはめられていたのかもしれない。 そんな気づきもある一冊だと思います。
2投稿日: 2019.09.10
powered by ブクログ読みやすく、とっつきやすい。 でも、しっかり考えさせられます。 この先の時代を生きていくために、自分の意見をどう主張し、周りを巻き込んでいくのか。 みんなが我慢するのでなく、みんなでより良い未来を作っていけるようになったらいいな。 デモへの「怖そう」「怪しそう」という偏見も、少しあらたまりました。
0投稿日: 2019.07.26
