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ご利用は計画的に 恋と利息のグレーゾーン
ご利用は計画的に 恋と利息のグレーゾーン
古木和真、あり子/KADOKAWA
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総合評価

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    債権回収部門で働くことになった絵理華。周りのことばかり考えて、自己主張をするのが苦手な絵理華には大変な仕事かも。それでも、厳しい上司の月島の下で頑張るところを見ると、応援したくなる。少しずつ、自分の考えを言えるようになるのが分かるし。違った考え方をする絵理華と月島だけど、絵理華と一緒に仕事をすることで変わっていく月島も楽しかった。この2人の働きを、もっと見たくなった。

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    投稿日: 2020.06.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テレビで見かけることもある税金の回収ではなく、債権の回収となると、また雰囲気が違うなと読みながら感じました。 作者さまが経験者だからこそ書けた裏側事情だと思います。 だから、余計に氷なチーフの不器用な優しさが胸に染みたといいますか。 裏では結構色々主人公のためにやってますなあ。 主人公は女性で若いこともあり、序盤は特に綺麗事だなと思う言動もありましたが、自分が債権回収の際のスタンスをどうするかが固まってからは、青臭いながらも成長が見えたように思います。 冷静に現実を見られるチーフと債権者に寄り添った考えを持つ主人公のコンビは、互いに互いにないものを補い合えるいいコンビじゃないかなと。 恋愛模様の方は、三角関係になりながらも決着はつかず。 ただ申し訳ないけど、例の女史には勝ち目なさそうだなという気はします。 見た目ではなく、内面をちゃんと捉えての恋心でしたからね、主人公の方が。 債権者に関しては容赦がないのに、主人公(というか恋愛に対しては)意外に草食系というかヘタレなチーフ、ギャップ萌えも楽しめますぞ。

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    投稿日: 2019.10.19