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おんぶにだっこ
おんぶにだっこ
さくらももこ/集英社
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総合評価

86件)
4.1
29
32
17
2
0
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    三島由紀夫は産まれたときの記憶があるらしい(ホントかよ)が、さくらももこも負けていない。「二歳半ぐらい」からの記憶をたどった記憶力おばけの真骨頂、といった感じの本。 父ヒロシの事故のこと、友人をぶってしまったり、ランドセルに傷をつけてしまった日のこと。子供特有の逃げ場のないせつなさが、ドライなんだけど鮮やかな筆致で描かれている。 あとがきがまた素晴らしいので、まずはそこから読んでみるのがおすすめ。 「実は自分はすごくシンプルだったんだという事を、たまには思い出した方がいい時もある。 (中略)経験をし、その意味に気づき、理解し、理解の中から生まれた知恵を生かしてゆく事、これが大人になってゆくという事だろうと思ったのだ」 (あとがき) 複雑になりすぎた現代をゆるくやり過ごすための手がかりになるかも、と思うような、不思議な読後感があった。

    9
    投稿日: 2026.01.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    幼少期に友達のビーズを盗んだお話、小学校の友人のランドセルに傷をつけたが言い出せず 他の子のせいになってしまうお話が印象的でした。 誰しも小さいときにこのような経験はあるかと思いますが、子供心に本当にどうしようと私も悩んだことを思い出しました。今は28歳の私でこんなこともあるさと思えますが、小さい頃にこの本を読んでいればもっと早くに救われたのになと思いました。

    1
    投稿日: 2026.01.18
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    さくらももこの幼稚園~小学1年生くらいの頃のお話。 2歳頃の事まで覚えてるのが凄い。私なんて幼稚園はほとんど記憶がなくて、小学生の頃の事もまばらにしか覚えてない。 子供でも何かいろいろ考えたり悩んだりしてるもんだなあって思った。

    5
    投稿日: 2026.01.18
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    さくらももこの2〜4歳くらいの頃についてのエッセイ。 さくら節が面白かったけど、そんなにちゃんと覚えているものなの?と思わなくはない。 「ヘビの思い出」が共感できて自分が子どもの頃のことを思い出した。 「お嫁に行った育ちゃん」は少し切なくて涙が出た。

    1
    投稿日: 2025.09.17
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    私にとって、初めて読むさくらももこさんの自伝エッセイ。 アニメのイメージしかなかったから、驚いた。それも、こんな繊細な心情、それもどちらかというとマイナスの。歯痒さ悔しさ、自分に対する劣等感や不甲斐なさ。 ほんと、なかなか言葉にできない気持ちを言語化するのがとても上手い。 私の子どもの時に同じようなことがあった。子どもの時にはうまく言葉に言い表せない気持ちを、本にして表現されてるので、子どもの私が救われたような、「あなただけじゃない」と言ってくれてるような、そんな気持ち。 あたたかい気持ちにさせてくれる、というよりは、さくらももこさんの人生の一部分を勝手にのぞき見させてもらっている気分。笑 作者のあとがきにも、他の作品は面白かったりホッコリしたりする話を書いてるそう。 この本を先に読むことができて良かった。

    8
    投稿日: 2025.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あとがきを見て、なるほどなぁと思った。 今では当たり前になってることに気づいた瞬間の気持ちって、忘れたくないなぁ、思い出させてくれる存在って大事だなぁと思った。 何か気づきを得て、文章に書き起こして、後から見たら、まるでなんでもないように思えるけど、その時の感情ってほんとうに驚くべき世界の真理って思ったりして。後から見たら、道に転がってる小石と同じくらい「普通」でフォーカスして見たりもしないんなんだけど、キラキラ輝くそれを見つけた時の感情は、普通でたか付けたくないよね

    0
    投稿日: 2025.09.08
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    悲しくなったり切なくなったり、悪夢みたいなじんわり嫌〜な気持ちになったり、、 そんなお話が多かった。 ゲラゲラ笑えるさくらももこさんのエッセイをイメージしていた私は、ちょっとギャップを感じてしまった。 そんな雰囲気が苦手なのもあり、星⭐︎⭐︎かな、とも思ってたけど、あとがきが素敵だった この本の1番はあとがきにあった 大人になるって素敵なことだって思えた。

    1
    投稿日: 2025.09.03
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    盗んだビーズの一言が好き。 私は咄嗟にもらったと母に答えた。嘘つきは泥棒の始まりというが、私はドロボーから始まっている。派手やオープニングだったといえる。

    0
    投稿日: 2025.08.19
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    3歳から6歳くらいの時の出来事を書いている。 ももこさんは小さい頃の事をよく覚えていると言っている。 しかし詳しすぎるので随分盛ってるか、あとから作り上げた物語を本当のことだと錯覚しているのだろう。 自分自身も子供の頃は同じような感じで毎日を過ごしていたから、懐かしい気持ちが湧いてくる。。 この本は、辛かったり、悲しかったり、後悔したりと、ネガティブな話題が集められている。 ももこが友達の家に遊びに行き、プラスチック製のビーズ玉を5つ盗んだことを酷く後悔する話があった。 自分も子どもの時に初めてドロボーした時のことを久しぶりに思い出した。(みんなドロボーしたことはあるのかな?) お母さんに「これ、どうしたの?」と聞かれて、嘘をついてごまかしたことも一緒だ。 本当のことを正直に言って、盗んだものを返しに行けば済んだことなのに、ドロボーして嘘をついたから忘れずにずーっと記憶に残っている。 手乗りセキセイインコが飛んできて家で飼うことになったが、エサやりを忘れてある日突然死んでしまった。 近所で増えすぎた十姉妹をもらい、雛を孵して手乗り十姉妹に育てたことが自慢だったが、あまり増やすことができなかった。 1年生になって皆でふざけながら下校していた時に、友達の(ピカピカの)ランドセルに大きな×の傷をつけてしまった。 ネガティブなことだから記憶から消えにくいということはあるかもしれない。 この本に共感できるということは、自分も小さい頃にネガティブな経験をいっぱいしているのだろう。 ちびまる子ちゃんに出てくる「たまちゃん」は、ももこが小学校に入学した時に同じクラスになったお友達でした。 たまちゃんの実際の感じはマンガと違っていて、目がぱっちりしていて外国のお人形みたいなかわいい子でした。 たまちゃんとの出会いの話だけは、うれしかった思い出のようです。

    43
    投稿日: 2025.08.17
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    幼年期のまる子は色々な事に喜び、驚き、また悩んだり傷ついたり。アニメのように単純なお気楽な子どもではなかったようで、これまでの本とはちょっと違う。

    1
    投稿日: 2025.08.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今まで読み進めてきたエッセイの中でも群を抜いて不安だったり暗い部分が書かれているエッセイ 個人的に私も不安がりだったり、脳がネガティブでぐるぐるするタイプの子供だったので、こういうマイナス的な内容から得られるプラスな情報みたいなのがとても貴重に思える。 この部分があるからさくらももこさんは明るい話に魅力があるのかなとも思う。

    0
    投稿日: 2025.08.09
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    さくらももこのエッセイは愉快で笑えるものが多いが、本作は面白い話よりも子供の頃の不安や後悔の話がとても多く、他のエッセイ作は少し毛色の違うエピソードが掲載されている。 大分根暗な子供だったことが伺える内容だが、誰しも子供の時に似たような経験をしたような話も載っている。 他のエッセイと比べて、とても面白い方ではないが、読む価値はある作品

    0
    投稿日: 2025.08.07
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    すごい!こんなに幼いころのことをつぶさにに覚えていられるんだ…! 今7歳と4歳の子どもを育てる立場として、「子どもなりに毎日考えて、懸命に生活している」ということを教えてくれるいいエッセイだった。 日々の忙しさの中で、子どもの衣食住のお世話をしてるとついつい「子どもも一個人である」っていう視点が抜け落ちちゃうから。「うわ!子どもってこんなに思慮深く考えてる可能性あるんだ!」って思うだけで、子どもを「小さな大人」として尊重しやすいと思う。 子どもたちに「なんでこんなことすんの?」って感じた瞬間に、この本のことを思い出したい。 何か理由があるのかもしれない。それは親の私に話せないこと、話したくないことかもしれない。「子どもだから」という理由で単純に物事片付けたりはしたくないな。 読んでいて切なくなるような、苦しくなるような…感想がうまく言語化できない話もたくさんあった。味わい深い…が一番しっくりくる。 こういう【喜怒哀楽に簡単にカテゴライズできない話】って、読むその時々で感じ方が変わるのでまた何年か経ったら読んでみたいな。

    10
    投稿日: 2025.07.13
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    通勤中に読んでたのでちょっと時間かかった。 あとがきでもいってましたが、あまり2歳のころの記憶持ってる人少ないと思います。薄っすらある程度でその時の感情や考えをよく説明できるなと思いました。 なので、創作臭く感じてしまいました。 万博に行けなった話は普通に可愛そうだなと思いました。

    4
    投稿日: 2025.07.11
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    子どもの頃、自分にもこんな気持ちや理屈があったなあと思い出した。同時に、家族や育ちゃんなど、周りの大人の感情も今ならわかる。 ほんとうのことを隠し、ずっと謝れないでいるエピソードがいくつかある。罪悪感は不快なものとしてずっと残ることを経験するからこそ、わるいことはしない、してしまったらすぐに真摯に対処する、という規範を自分のものにできるのだなと思う。

    1
    投稿日: 2025.05.23
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    さくらももこさんの幼年期を書いた自伝エッセイ。 あまりにも鮮明な幼年期の記憶にまず驚かされ、幼年期とは思えない程達観した考え方から年相応な悩みまでが描かれていた。 他の作品に比べると愉快な笑い要素はかなり少なめで、全体的にノスタルジーに浸れる作品だった。

    40
    投稿日: 2025.04.30
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    2歳の時からこんな冷静で達観したような考え方ができるもんかい。と思っていが、幼稚園から小学生あたりの話になると、自分も似たようなところがあって苦しんだことを思い出した。 26になった今は、とにかくハッピーで不安に思うくらいノンストレスな日々を過ごしているが、それは小学校くらいのときに、とにかく繊細で孤独でいろんなことに悩み苦しんでいたからなんだなとこの本を読んであらためて気付いた。 幼い頃の、チクチクと心が痛むような感情を、大人になっても生き生きと思い出せるのも、その時の心情をそのまま描き出せるのもすごい。 あの時代に戻りたいとは思わないけれど、あれくらい悩んでもいいから、もっと新しい感情や物事の原理を発見をしたいなと思う。

    0
    投稿日: 2025.04.06
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    【概要】 さくらももこ幼少期(2歳半頃〜6歳頃)をテーマにしたエッセイ集。 悪いことをしてしまったときや、小鳥を飼ったとき、折り鶴にハマっていたときなど、いくつかのエピソードが語られている。 【手に取ったきっかけ】 さくらももこのエッセイを改めて読み漁っている中で、表紙のかわいらしい子どものイラストが目を惹き、図書館で借りた。 【感想】 さくらももこのエッセイの中でも、幼少期をテーマにしたものは珍しく(その理由はあとがきに書かれている)、個人的には今まで読んだものの中で1番面白かった。 女の子なら誰もが経験するであろう「ごっこ遊び」で、自分が家来役をやらされていたときのやるせなさや立ち回り方、自分が悪いことをしたときのバツの悪さ、そしてそれを言えなかったときの苦悩、小学校のクラスにいた小便臭い男子の描写など、その時の気持ちや場面がリアルに想像できた。 著者は子どもの頃から人一倍感受性が豊かだったのだろうと思う。 周囲からは引っ込み思案で頼りない子どもに見られていたようだが、この本を読んだら、やはり幼少期から人と少し違う視点を持ち、冷静で思慮深い一面があり、それが人格の大きな部分を形成していたのだろうとわかった。 2歳半頃からのエピソードを大人になってから思い出せる驚異的な記憶力も、その出来事を何度も頭の中で反芻していたからこそ、鮮明に覚えているのだと思う。 ヘビや小さな折り鶴など、興味を持ったものへの執着は、その後の人生に通ずるものを感じた。 多くの人はそのまま通り過ぎてそのうち忘れてしまう出来事ばかりなのだろうが、さくらももこの幼少期だからこその受け止め方には、改めて気付かされることが多かった。 ある程度成長してきてからは、自分のことだけでなく、他者にも気持ちが向いていたが、これは特に現代社会にも必要な目線だと感じられた。

    0
    投稿日: 2025.04.05
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    さくらももこさんのエッセイはとにかく面白くて読みやすくて、読んだことがない人には是非おすすめしたいのだが、そればっかり読んでいるとすぐに飽きるなと感じた。(つまり2冊いっぺんに読んで少し飽きた。) たまの読書や、数ヶ月に1冊くらいのペースで楽しむのがちょうど良さそうだと学んだ。 このエッセイ集は、さくらももこさんの幼少期の体験を集めたもので、幼少期のさくらさんは子供ながらに毎日いろんな不安や悩みを抱えている。これの前に読んだ「もものかんづめ」よりも底なしに笑えるような描写は少ない。 読んでいてカルチャーショックを受けたのが「心の声」というエッセイ。ももこさんは、幼少期に初めて自らの心の声が聞こえた瞬間を記憶している、というのである。 私自身の心の声は、ただ気づいたらそこにあったもので、自分や他人の心の声が聞こえたら…などと夢想することはあっても、初めて自分の心の声が聞こえた瞬間、なんて何時からとか分からないし意識したこともなかった。 その他にも2歳や3歳のときに起こった出来事やその時の感情、周りの人の態度等を覚えている、というのも他にはないももこさんの特徴であり、本を読んで驚いた点である。 また、父ヒロシのももこさんに対する愛情や面倒見の良さ、人柄の良さが色んなところに散りばめられていて、ももこさんは本当に父親っ子だったんだな、と感じてほっこりした。

    5
    投稿日: 2025.02.23
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    幼少期の頃の記憶なんてあんまりないのでこんなに覚えててすごい。 小さくても考えてることは意外と大人だったり、悩みの多かった幼少期のエッセイ。やさしい子だったんだな〜と感じた。

    0
    投稿日: 2025.02.13
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    中学の頃に読んで以来、数十年ぶりに図書館で手に取りました。 読んでいてアハハと笑えるエピソードから 心にズシンとくるものもあり 自分を作ってきた苦い歴史や感情を誰かと共有できたような気になりました。 胸にクッと引っかかる作品です。

    0
    投稿日: 2025.02.08
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    あとがきまでしっかり読みました。 幼少期を鮮明に覚えていて、よく驚かれたとさくらさんは話していましたが実は私も幼少期にあったことをよく覚えてる方だと思います。1番古い記憶で言うと家族が一軒家を建てる前にアパートに住んでいた時期だから3歳の頃。4歳からは今の実家に住んで幼稚園も通っているからその頃からも多くの記憶があって、なぜ断片的にそんななんともないワンシーンを記憶しているのかわからないほど言葉で表現できない何か出来事を記憶してることが多い。 共感できる部分が多かったけど、こういうなんてこともない日常の記憶を切り抜いてエッセイにするのは何とも言えず、懐かしさもありよかった 好きなエッセイです

    0
    投稿日: 2025.01.01
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    10数年ぶりのさくらももこ。読みやすい。今回は笑いというよりは羞恥心とか後悔が多くてほのぼのとした雰囲気ではなかったな。 子供の頃の感覚とかここまで詳細に覚えてないけど倫理観とかこんなものだっただろうな。悩みが多いなまる子。

    0
    投稿日: 2024.12.31
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    なんて悩みの多い幼少期を過ごしたのだろう。絶対、その年齢の口調と悩みじゃないだろ、とツッコミたくなるようなお話ばかりだったけれども、まる子ならありえるかもなあ、と思ってしまった。 道徳なんだよね、さくらももこさんのエッセイって。人として必要な心が詰まっている。上手くいかないからこそ、思うようにいかないからこそ炙り出される感情。それを見せてくれるお陰で、私は今日も生きることができる。 そして、マイナスの感情をエンタメに変え、読者を笑わせてくれるユーモア、感謝。

    1
    投稿日: 2024.12.30
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    心が抉られるような思いを何度かして、この本を読み終えた。幼少期に経験した羞恥心や後悔は、大人になっても消えない。私も時々思い出すな〜。あとになってから当時の自分の残酷さを理解して苦しくなることもあった。なんであんなことしたんだろうは一生付きまとうのよ。 あとがきを読んで少し泣いた。頭にこびりついて離れない苦い思い出を決して無駄にはしたくない。ドロドロとした感情を処理しきれなくてもそれはそれで良いなと思えた。自分の骨組みとなってる気がして、少しだけ愛しいとも思えた。微笑ましいエピソードとのバランスも絶妙。この本に出会えてよかったな。

    0
    投稿日: 2024.12.04
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    かわいい。幼い頃、とにかく色んな事が怖くて、不安で、、、なんとなく分かるなぁ。私も、この世界で生きていく事が本当にできるのかなって不安だった頃を思い出しました。 今を形成する根源的な思い出を振り返ってみたくなる一冊でした。  

    0
    投稿日: 2024.10.21
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    さくらももこのエッセイは面白いと聞いていたのでずっと読みたかったが、やっと機会があり読むことができた 4歳と1歳が家にいるので、こんなことを感じてるのかな?と想像を巡らせながら読めて面白かった 雲海?でスローモーションになるっていうのはどういうことなんだろう?

    0
    投稿日: 2024.10.17
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    出来事は覚えてても、その後のことは覚えてないことが多いから、幼少期のことをこんなに覚えてることにビックリした。 大人に言っても信じてもらえない、とか自分も思ってたから共感しながら読んだ。 観察して、考えてたんだなー

    0
    投稿日: 2024.09.13
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    まるちゃんの小さい頃の話! 共感する部分もあったし、 切ないというかなんか悲しい気持ちにもなった! ビー玉泥棒して気に病むとか、 今考えると小さいことでもずっと悩んでるとことか しくしく布団の中で泣くのとか 似たようなことあって共感したり、 小さいことで泣いてるの 自分だけじゃなかったんだって発見あったり、 それでそこまでは悲しくならないから すごい考えてたんだなと思ったり! 今まで読んだ中で1番 精神的な?部分が見えて1番好きかも! 面白かった!

    0
    投稿日: 2024.06.22
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    幼少期の記憶をよくこんなに覚えていられるなぁと感心することしばしば!出来事の描写とその時の著者の感じ方がとても細かく書かれています。 観察することや感じ取ることが幼少期から長けていたことが垣間見えて、ほんとうに繊細で感受性が強い方なんだろうな。 どの読み物も「せつなさ」を感じます。そしてもちろんユニークさも!笑 ちびまる子ちゃんの時代ー70年代の家族や生活の空気感ーが好きなので楽しかったです。

    0
    投稿日: 2024.03.06
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    最初は、「こんな事まで書いて発表するのか」と衝撃を受けた。自分なら墓場まで持っていく、とまではいかなくても余程のことが無い限り人には言えない。さくらももこは、発表してあらゆる人に読まれることを選んだんだ…!と驚きました。 幼少期にみた情景や体験を、ちょっとセンチメンタルになりながらさくらももこと再体験できるように感じました。 「盗んだビーズ」と「松永君をぶった」が切ない。後者は特に、自分がやったわけでもないけれど胸がしめつけられる。

    10
    投稿日: 2024.01.15
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    なんと2歳の時の話から小学校一年生の時の話まで。 記憶力が凄すぎてびっくりした。 小学校に入る前のことを、ましてや2歳の時のことを、状況・相手の言ったこと・自分の気持ち全て詳細に覚えているなんて。。幼少期両親等がしてくれたことをよく覚えていて親孝行だなぁと思うけど、してくれなかったこともよく覚えていてそれは可哀想かも。 幼稚園のお遊戯会がバカバカしいと思っていたことや、それを親に説明しても子供のくせにと言われるだろうと思っていたことなど、大人のような思考でまたまたびっくり。 人間としての根源的なこと(物の善悪や心の存在、人や動物の生死など)を気付いた瞬間の気持ちをこんなに覚えているのは、とても貴重なことだと思った。

    12
    投稿日: 2023.12.16
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    2歳半から小学一年生までの時期のエッセイ いつもの作品のような愉快や爆笑、感動というものではないが、幼年期の不思議な感覚が非常に味わい深い。

    1
    投稿日: 2023.12.11
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    まる子の2歳から小学一年生までの思い出を振り返ったエッセイ集。 子供の頃の悩みやほしいものに対しての気持ち、行動凄く読んでて懐かしかった。 悩みといえば、家族の中だけのもの、幼稚園、小学校、その時に起こっていることを悩む。 現在をしっかり生きていると思った。 大人になると現在を悩み、考え、楽しく生きている人は少ないんじゃないのか。 おんぶにだっこはいつもとは少しテイストの違う作品。

    1
    投稿日: 2023.11.26
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    同郷なので話しがすっといってきた。 あと、自分自身少し著者ににた思考があるので 言葉に出せない不満であったり、気づきみたいなものに改めて気づいたのと、その感覚をこれからも大切に持っておきたいなと。

    1
    投稿日: 2023.10.23
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    小さい頃に、さくらももこ先生のエッセイシリーズにハマり、よく読んでいたのを思い出し手に取ったエッセイ。テンポが良くスルスルと読め、また描写が細かくすぐそこにこの家庭があるかのように感じられる。これを機に、たくさん読みたいなと思わせてくれました。

    0
    投稿日: 2023.10.15
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    幼少期の記憶は比較的記憶があるけど こんなにも鮮明ではない。 友達には過去の記憶は鮮明だけど、直近の記憶が不確かな人 ある友達は、過去の記憶などないと言っても過言ではないものもいる。 どっちがいいのかはわからない!

    0
    投稿日: 2023.10.12
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    さくらももこの幼少時の話。 こんなに幼少時のことを覚えているなんてすごいなとまず思った。自分もあるかな~と考えてみたができごとは思い出しても、その時の感情の詳細まではわからない。 さくらももこがさくらももこである原点がここにあると思った。かと思えば、自分も体験したことのあるような友達との苦い思い出(悪いことをしたのに黙っているなど)もあり、親しみがより増した。 というか、誰もがやったことあるであろうことをここまで面白くかけものなのか。。。 また読み返したい。

    1
    投稿日: 2023.08.02
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    多感な幼少期を過ごして苦労していたかもしれないけど、さくらももこさんがたまちゃんっていう一生の友達を見つけたり、国民的アニメを作者になったり、幸せなこともあって良かったなって思いました。まるこ姫、可愛いよ!

    0
    投稿日: 2023.07.02
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    幼少期の素直な気持ち。死んだらどうなるんだろうとか、知らない事への迷いや不安。理不尽な大人や世の中。生きづらさとか。よく幼少期の事を覚えているなと思いました。あと、感受性豊かだなぁとも。

    1
    投稿日: 2023.07.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いつもと毛色が違うように感じたが、あとがきを読んで知る。 2歳の記憶とか、なにより当時の事柄に対してどう感じたかを覚えているのが凄い。。 4歳での幼稚園 『ただ遊んでりゃいいっていうもんではなく、みんなで一緒におゆうぎをしたり、歌の練習をしたり、別に見たくもない紙芝居を見せられたりして面倒なことも多かった。』 町での紙芝居やさんとは違うのか。。お菓子を食べられることが好きだったのか?? 『風呂場でお湯に潜って数を数えてみたら40秒ぐらいだった。もしも地球の空気が急になくなってしまったら、私は40秒で死ぬんだと思うと、はぁー  …と深いため息が出た。』 その発想は無かった。。 ビーズを盗んでしまう回、同級生のランドセルに傷をつけてしまったことを告白できなかった回、 これが創作ならば告白して、叱られて、ゆるされて、めでたしめでたしなのだが これらの回を書くのは、しんどかったろうなぁ。。記憶に気分がもっていかれるし。。 あとがきの大人の見解も興味深い。 『ひとつひとつの経験の中で いろいろな意味に気づき それについて悩み 苦しみ そして理解し そこから宇うまれた知恵を次につなげて成長していくこと』 『理解から生まれた知恵は美しい。』 『経験を、…意味を見逃し、知識だけを増やし…器用になっている人…は汚い大人に見えると思う。』 『知識や役に立つ。でも道具にすぎない。それをきちんを利用できるのが知恵だ。』

    1
    投稿日: 2023.06.28
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    さくらももこ先生の幼少期を綴ったエッセイ。 小さいころ、こういう気持ちを抱いたなぁと自分もほぼ忘れていた感情を思い起こさせる内容。 子供だからといって、決して無邪気とか純粋とか、そういうことだけではない、まだ経験していないがゆえの悩みや不安みたいなのをありありと記されている。 それにしてもさくら先生はよくこんなに覚えているものだ。 そんなことを、覚えているなんて、幼い時から感性の鋭さが尋常じゃない。 大人になった立場でこんな感じ?って書いてるんじゃないノォ?と思うかもしれないが、 読む限り、本当に初めて認識したからこそ感じる疑問や考察が、どう考えても大人が考えてかけるものではないリアリティを持ってるので、 さくら先生は本当に幼少期にそう思ったんだなぁ…と思わずにはいられない。 平成の清少納言のその素養に驚かされる1冊。

    1
    投稿日: 2023.06.24
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    さくらさんが2歳〜6歳くらいの頃の体験を書いたエッセイ。 「子どもは単純」なんて誰が言い始めたんだろう。私も小さい時は大人に言えない複雑な気持ちをたくさん抱えていたなぁ…と思い出した。内気な自分が好きじゃなかった。特に、ビーズの話とランドセルの話は似たような体験があって罪悪感で胸が苦しくなった。窓のおばあちゃんと、最後の松永君の話も感情移入して涙してしまった。 うちの幼児2人もピュアに見えるけど、今もすでに親から見えない複雑な気持ちを持っているんだろうな。私はいつの間にかデリカシーのない大人になっていたかも。気をつけよ。 さくらももこさんのエッセイはやっぱり大好き。

    1
    投稿日: 2023.05.22
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    子供には子供なりの色んな悩みを抱えて生きていたなと少し懐かしくなった。 それにしても、幼少期の記憶やその時の心情をこんなに細かく覚えてエッセイを書くさくらももこさんが凄い!

    1
    投稿日: 2023.03.17
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    さくらももこの幼少期の自伝 人間の根源的な部分への帰還 人格形成への大きな影響を及ぼした瞬間 ナイーブでピュアな幼少期は自分に重なる 大人は汚い、とか汚れてゆくとかじゃないと思う 生きる知恵が増えること、成長していくこと そして素敵なあとがきでした。

    0
    投稿日: 2023.02.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「たまちゃんとの出会い」が好き。 あとがきにもあったけど、こんなに小さい時のことを鮮明に覚えてるのが驚いたし色んな事に興味関心が多くて吸収しようとする力が凄い。 自分の幼少期と比べると全然違くて面白い。

    0
    投稿日: 2023.02.04
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    幼少期のことを、出来事から自分がとった言動、考えや気持ちまでを文章にできるほど覚えていてることに感心した。 最も心に残ったお話は、心の声。 私は初めて心の声に気付いた時のことなんて全く覚えてない。心の声に私はどうやって気づいて、何を思ったんだろうか。今の私にとっては当たり前に感じていることも、もっともっと大切にしたいと思った。 フラダンスや腰ミノの話は、ちびまる子ちゃん17巻にも登場していたお気に入りの話の一つ☺︎

    0
    投稿日: 2023.01.14
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    さくらももこよんだわたしも 心の声をはじめて認識したときの話を立ち読みして買おうときめて、読み終わって心に残ってるのは、ボタンの話と、ランドセルに傷つけてしまった話。 なんだかさくらももこの悲しい気持ちって深くて、つられた。悲しくなったりした。まるこな感じじゃないエッセイだった。 あとさくらももこって記憶力すごい。こどもの頃のこの繊細な気持ち抱いた出来事こんなに自分の思い出せないのに、読んだあと、子どものころ抱いたことあるな知ってるなぁって気持ちだったよ

    0
    投稿日: 2022.12.10
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    そんな小さな頃から記憶があるなんて、羨ましいです。 私の最初の記憶は4歳かなぁ 裏が山だった幼稚園の校庭や日舞もどきを踊ったことを覚えています(*^^*)

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    投稿日: 2022.10.19
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    あとがきに 「大人になるということは、経験をし、その意味に気付き、理解し、理解の中から生まれた知恵を生かしてゆくこと」 とあった。ものすごーく腹落ちした。一生覚えておこう。

    0
    投稿日: 2022.10.18
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    実家に帰ったときには、昔のアルバムを見てみようかなって思えた良い作品。小さい頃には子供なりの悩みがあったのかなぁ、もう忘れてしまいました。本書にもあった通り、悩んでもそれを言語化できる力が無かったのかも…

    1
    投稿日: 2022.08.15
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    授乳中に一章ずつ読み進めるのに丁度良かった。 自分は幼少期の記憶はほとんど無いが、この本を読んで「そういえば自分もこんな風に子どもなりに考えて生きていたなぁ」と思い出した。 これから子育てをするにあたって、どんなに幼い子どもにも矜持があるということを忘れないようにしたいと思った。

    2
    投稿日: 2022.07.15
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    さくらももこという人は、些細なことを本当によく覚えているなぁ、というのに感心する。 それがエッセイの面白さに繋がっているのだろうけど、些細なことに引っ掛かって生きづらそうだなぁ、とも思う。 子供の頃に幼稚園でもらった人形の話が印象的。 子供の行動には子供なりの理由があるんだけど、それがその時点ではうまく説明できなくて最終的には爆発しちゃうってありそうだなーと思いながら読みました。 子供と接する際には心に留めておきたい内容でした。

    0
    投稿日: 2022.05.08
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    自分の幼年期を思い出して少し苦しくなるけど、その中に温かさのあるさくらさんらしいエッセイ。 さくらさんのエッセイの中でこの作品が一番好きかもしれない。 おばあちゃんの話とあとがきが凄く良い。

    0
    投稿日: 2022.04.14
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    そういえば自分も幼少期には、こどもなりにいろんな悩みがあったなぁと忘れてた記憶がよみがえった。さくらももこさんの作品は小学生の時ぶりに読んだけれど、他の人のありのままの人生をのぞいているようで、とても落ち着く。無茶な表現や、話を盛り上げるぞ!という気のない飾らない文章なので尚そう感じた。

    0
    投稿日: 2022.03.13
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    いつものバカバカしい爆笑エッセイとはテイストの違う、胸がギュッとなる切ない読後感。 覚えていないだけで、幼年期は不安や恐怖でいっぱいで悩みだらけだったのかもしれない。あぁ、私もこんな気持ち抱えてような気がするなと懐かしくなると同時に、自分が子供を持った時にちゃんと一人の人間として向き合わねばと思える作品。あとがきがとても良い。さくらももこの考え方や物の見方が凄く好き。 2歳の頃の記憶が残ってるなんて、この人はエッセイを書くために繊細な感受性と才能を持って生まれてきたとしか思えない。

    1
    投稿日: 2022.02.19
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    小さい頃、誰もがこの本と似たような想いを抱いていたのではないだろうか。 いろんなことを子供なりに考えては悩んできた気がする。そして自分も十分「大人」になったのだな、と思った。

    5
    投稿日: 2022.02.11
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    二歳になっても「あんた、いつまで飲む気だね」と言われながらも乳離れしようとせず、ニシキヘビに興奮し家にあったマムシ酒のヘビにうっとり。星が欲しくてしょうがなかった四歳は、その後あの「たまちゃん」と小学一年生の時に運命的に出会う―。人一倍ナイーブで、なぜかいつも悩んでいた幼年期。「まる子」以前のピュアな気持ちを初めて書き綴った、さくらももこの原点となる自伝エッセイ。 二歳の記憶が残っていることにびっくり。ちょうど今、娘が二歳だが、小さな頭で色々と考えている素振りを見せるので、こんなことを考えているのかな…と、頭の中を少し垣間見た気がした。 おともだちのビーズをポケットにいれて持ち帰ってしまったこと、クラスメイトのランドセルに傷をつけてしまったことを言い出せなくて、一人で抱え込んだまま、泣くしかできない…まるちゃんの気持ちがすごく良く分かる。 子どもながらに罪悪感と取り返しのつかないことに押しつぶされそうになるよね…。 自分が子どもの時のことを思い出しながら、共感の嵐でした。

    0
    投稿日: 2022.02.01
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    この本はいつもと少し感じが違って日常生活の悲しかったことわ辛かったこと、苦しかったことを多く書いてあるが、どれも人間そういう過去てあるよね。人間だもんね。と、思う内容が多かった。

    0
    投稿日: 2022.01.29
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    文庫になってた! 10年ぶりくらいの再読。 面白いだけでなく、切なく、ノスタルジックなのに現在抱えてる悩みの本質が潜んでいるようで、当時からとても好きだった。 今読むと自分ではなく娘を重ねてしまう。子どもは子どもという生き物ではなく、小さく経験が少ないだけの、同じ人間なのだと言うことを忘れずにいたいと思いました。

    0
    投稿日: 2021.12.27
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    さくらももこさんの子供の頃を書いたエッセイ。 あっという間に読めた。 ご両親がさばさばしているのと対照的に 小さくてもこんなに色々なことを考えて 悩んでいたんだなぁと思った。 子供の時のこだわりや大人になってからも後悔していることも書かれていた。

    0
    投稿日: 2021.12.23
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    主に先生の幼少期、小学1年生くらいまでの出来事についてユーモア・毒気に加えて情緒たっぷりに綴られた自伝エッセイ。 24エピソードを収録。 個人的に一番深く刺さった話は〈盗んだビーズ〉。私自身同じような事をしてしまった体験があり、普段はほとんど思い出す事はないがふとした時に記憶の底から迫り上がってくる後悔やら恥ずかしさやら何とも言えない感覚がある。「もし誰かに許してもらえるとしても、盗んだという事実は消えない」(p102)というフレーズはまったくその通りで、恐らくは脳機能として記憶が衰えるまで消える事はないのだろう。 〈乳母車から見た景色〉は幼い頃の記憶のさみしさ、美しさ、頼りなさを感じられる話。さすがに乳母車時代のことは覚えていないし父母に抱っこしてもらっていた感覚ももうわからないが、だからこそ我が子には少しでも思い出として残るように接したいな、と思えた話。 〈大失敗〉はさくら先生流に面白エピソードとしてまとめられているけれどほんのちょっと辛い話。ちびった時の絶望感とどうにもならなさって半端ないよね。 小さい頃のことを思い返すきっかけになったと共に、押し込めていたトラウマやら苦い記憶やらも呼び覚まされた一冊。 と同時に、本書の直前に『神のちから』を読んでいたこともあり、なんだかとても安心して読めた。 1刷 2021.12.18

    5
    投稿日: 2021.12.18
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    なんとも言えない、心がぎゅーっとなる作品も多かった一冊。読みながら自然と涙が溢れる話もあったし、爆笑したり、にやにやしたり。 子どもってピュアだから大人みたいに何も考えなくてよくていいよな〜と思うことがあったけれど、子供も子供で沢山考えているし、語彙がまだまだ少ないし経験も少ないから、言葉に出して表すことができないもどかしさも沢山あるのだなと。 だから、子供には、どうして?なぜそう思ったの?って沢山聞いてあげることが必要で、子供を1人の人間として接し、語彙を増やすお手伝いをしてあげるのが大切なのだと思った。 さくらももこの爆笑エッセイのおおもとに、こんな経験、あんな涙があったのかと思うと、もっともっとさくらももこエッセイ集を読みたいと思った。 心がぎゅーーっとなるような作品も書いてくれてありがとう。たまちゃんとの出会いも知れて私は嬉しい!

    0
    投稿日: 2021.12.17
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    この本を読んで、子どもの時ってちょっとのことがものすごく嬉しく、初めて触れる死や、自分や他者の負の感情がとんでもなくしんどくて、いつも胸がいっぱいだったっけなあと思い出した。 タイムスリップして実家を覗き込むような、なんとも言えない切なさはあるものの、やっぱりさくらももこさんの作品だから、どこかクスッとくる部分もあって良い。こんな細かく昔のことを覚えていてくれてありがとうという感じ。 「雲の中に入った思い出」が、父ヒロシとお姉ちゃんとの、ささやかだけどただただ楽しかった思い出で、これを書いてもらえたヒロシは嬉しいだろうなあというところまでなぜか想像してしまい、じーんとした。

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    投稿日: 2021.11.28
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    さくらももこさんの幼少期はとてもピュアで繊細な女の子だったんだなと感じた。小さい頃の思い出とか経験とかって記憶にはなくても、今の自分のどこかにあるんだよなと気づかされた。悩み苦しみ理解し、次につなげて人は成長していくのかと。経験は大切。ちょっぴり切なくて、言葉にすることは難しいのだけど、共感できる一冊でした。

    0
    投稿日: 2021.11.01
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    クスリと笑えてジンワリ涙が出る日常でおなじみだったさくらももこさんのエッセイ、今回は幼少期が舞台で、今までとテイストがちょっと違う。 いまは遠く忘れてしまっていても、 小さな頃誰もが経験したであろう 『死』『罪の意識』『痛み』『気持ちが通じること』など、はじめての感情が綴られています。 幼い頃、常に不安や心配事を抱えていたというさくらさん。 何かを経験し、知り、学ぶ。 “大人になる”ということについて。 人間の根幹をつくっている、もっともっとシンプルなこと。 わたしも物事を深く考えすぎてしまうタイプで… それが小さなころからずっと悩みでもありました。 でも…苦しく辛いけれど、 “考えすぎ”のエネルギーは計り知れないのかもしれない。 知識を蓄えるんじゃない、知恵を持つ。 さくらさんのあとがきを読んで、 すごくすごく気持ちが楽になった。

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    投稿日: 2021.08.22
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    あとがきにもあるが、抱腹絶倒の爆笑エッセイという趣のこれまでのさくらももこのエッセイとは異なり、幼少期の不安な心や気持ちを丁寧に追ったエッセイ。

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    投稿日: 2021.05.27
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    今までに読んだエッセイでは、家族のことなどがユーモアたっぷりに描かれていて爆笑したりほっこりしたり♪ 本作では、ビックリするくらい繊細で感受性の強かったさくらさんの幼年期の体験や悩み、発見などが綴られていました。 想像以上に2.3歳の頃の記憶があり当時感じていたことを覚えているのがすごい!

    0
    投稿日: 2021.05.03
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    いつもの爆笑エッセイとは一味違う、センチメンタルなエッセイ集でした。幼年期のことをまるで昨日のことのように鮮明に描かれているのがすごい。悲しくても世界は意外と終わってくれない、という一節が印象的でした

    1
    投稿日: 2021.04.13
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    タイトルから勝手に息子さんの話かと思ったら さくらももこ氏の幼少期の話だった 2歳半から体験の都度、考察してたのか 思い悩み繊細に生きてたんだなあ 特にビーズとか保育園の人形や松永くんの話に心打たれた 罪の意識ってずっと残るよね そして、やってしまった後すぐに感じる罪悪感、わかる 子ども時代にそういう事を繰り返して大人になるのは凄く大切な過程だと思う 巻末に書かれていた様に大人になるにつれ汚れていくんではなくて洗練されていくのだ 今までエッセイ集しか読んだ事なくて笑えるけど本当に心に残るものは無かったけど(巻末対談とかは残ってる)今回のは残りますな

    0
    投稿日: 2021.03.13
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    「太陽が燃え尽きたら、みんな死んじゃうのかな」のような子ども時代なりの不安や悩み、感じやすさに共感。 著者のさくらさん曰く、子ども時代の不安や傷つきで蓄えたエネルギーが今も糧になっているとのこと。 考え込む性格でも、大人になった今、色んな知識や経験と結びつけて何かに活きるんじゃないかなと、あとがきを読んで元気をもらった。

    1
    投稿日: 2021.03.11
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    さくらももこさんの幼年期のエピソードが多く書かれたエッセイ本。 人間の思考回路の仕組みに気がついた時、善悪の判断や死の概念に気がついた時。それは人格形成の大きな影響を及ぼした瞬間であり、すごくシンプルな自分の魂の骨格が見えてくる。大人になるということは、経験から気づき、悩み、苦しみ、理解し、そこから生まれた知恵を次につなげて成長してゆく事。—— とあとがきでさくらももこさんは書かれています。 「子供ながらに様々なことを考えながら過ごしていたな」 「あの出来事は今の私に影響を与えているな」と思い出すきっかけとなりました。

    1
    投稿日: 2021.02.15
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    幼少期の記憶がこんなに鮮明に残っているのはすごい。私は記憶があってもどう思ったまでは思い出せないだろうなと思う。共感する部分も多くあった。私も小さい時に悩み苦しみがあったし、1人で泣いたりもあった。子供だから悩みなんてない、てのは大間違い

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    投稿日: 2020.12.22
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    おっぱいの話から始まるエッセイ。まず2歳半の記憶がこんなにも鮮明に残っていることに驚き。一つ一つのエピソードは些細なことだけど、こんなにも何でも深く考えて悩むのかと、、自分の幼少期も振り返ってみたけど、まるちゃんみたいに悩むことも駄々をこねてまで自分の思い通りにすることもなかったかもなぁ。 たまちゃんは眼鏡のイメージが強いから、本物は美人さんだとは!

    0
    投稿日: 2020.12.09
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    さくらももこさん、2冊目。 本作は幼少期の事を中心に書き上げたエッセイとなっている。幼少期の頃のことをこんなにも鮮明に覚えているなんて何故?と思ったが、小さい頃から物事を深く熟考する習慣の賜物だということがエッセイを通して分かった。 巻末のコメントで、幼少期の経験が人格を形成するということを語られていたが、現在私自身の幼少期を振り返ってみると確かに幼少期の経験は人格形成の大きな骨組みになっていると思う。

    0
    投稿日: 2020.12.09
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    ももちゃんが2歳から小学生くらいまでのエッセイ。さくらさん幼少の頃の思い出、よく覚えてるな〜。書きづらいことも書いてあったりして、いつものように笑って終わるだけのエッセイではなかった。

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    投稿日: 2020.09.07
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    さくらももこさんのエッセイは10代の頃何冊か読んだけれど、どれも面白おかしくて笑ってしまうようなものばかり、という印象だったので、このエッセイはちょっと特別な感じがした。ご本人が亡くなられて初めて読んだ一冊。 子どもは大人に比べたら自分の感情を言葉にすることはできないかもしれない。だけど、大人に負けないくらい日々多くのことを感じ、子どもなりに悩んでいるのだなあと改めて感じた。 こんなにも幼年期の記憶があるってすごいと思う。ただただ驚き。

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    投稿日: 2020.07.19
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    ものすごく前に、さくらももこのエッセイをいくつか読んだ記憶があるけど、もっと気楽な読物だった記憶がある。 小さいころの後悔とともに生きていられたのは、あとがきのとおり、経験の意味を考えて生かしていたからなんだろう。 子供のころの後悔って、えげつないくらいきつく自分を攻撃することがあるもの。

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    投稿日: 2020.06.26
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    さくらももこさんの2歳半から小学1年生くらいまでの幼年期のことを書いたエッセイ。これまで読んだことのあるさくらももこさんのエッセイの中でも特に読んで共感できる内容でした。(でも2歳の頃の記憶なんて私は無いです)よく、子供の心は純真で大人になるにつれて汚れていくとか言われることに私も違和感を感じていたのですが、さくらももこさんもそう感じていたようです。ひとつひとつの経験の中から意味に気づいたり悩んだり理解しながら成長していくのなら、大人になった魂はより美しいものに違いない、と。私もそう思います。その一方で、幼年期というのは大人になっていく自分自身の核になるものだから、本当に重要な時期なんだとも思います。読みながら私の幼年期の出来事も思い出して本当に懐かしくなりました。近所のかわいがってくれたおばあちゃんが亡くなったことで人はやがて死んで二度と会えなくなることを知り、毎晩泣いていたというさくらももこさんでしたが、今はそのさくらももこさんご本人がこの世にはいないということがとても切ないです。でも、こうして本を開けばいつでもさくらももこさんを感じることが出来るのがありがたいですね。

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    投稿日: 2020.06.24
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    表紙とタイトルからはギャップを感じる内容。自分も幼い頃は内気で日々悩んでいたな。心の声が聞こえた話とか、嘘をついてしまったのに打ち明けられなかった話とか、共感できる話が沢山あった。さくらももこさんのエッセイの中でも特に好きな作品。読んで良かった。

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    投稿日: 2020.05.06
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    表紙と題名から感じていたイメージと全く違う内容で、なんというか…ともかく「読んで良かった」と強く思いました。私もかなり暗い子ども時代だったので本のなかで共感できることも多く、読後に「そっか、あの頃があるから今の私があるんだなァ」と当たり前のことですが府に落ちました。読んで良かったなァ。

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    投稿日: 2020.03.19
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    2019.10月。 とてもとてもおもしろかった。とにかくよくこんなに小さい頃のことを覚えてるもんだと。そしてよくこんなに子どもながらに冷静に客観的に考えてるもんだと。子どもなのにおそろしく大人。でも妙に納得。とんでもない天才。真面目なのになんだか笑ってしまうところもあったり。これはいいわあ。あいかわらず家族が、ヒロシがいいなあ。

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    投稿日: 2019.11.18
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     ちびまるこちゃん(小三)以前のエピソードたち。古いものはなんと2歳!記憶があることに驚く。  いつもみたいにゲラゲラ笑って終わり、なエッセイ集ではない。ときどきハッとしたり、割り切れない気持ちを抱えたりする。私も幼い頃とっても生きづらかった覚えがあるから、なんだか胸が締め付けられそうになった。上松君のランドセルに傷をつけてしまったことを言い出せない気持ちが、痛いほどよくわかる。大人になって知識を得、経験を積み、どれだけ生きやすくなったことか。  これだけ自分の記憶を言語化する術に優れている作者に嫉妬する。「言葉で表現できない何か」だけどその大きな何かを書ける唯一無二の存在。

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    投稿日: 2019.09.02
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    二歳の頃まで遡って書かれているので よく覚えてるなあ。。と思いながらも、 もしかしたら自分にもこんなことがあったかもしれない 自分はこういうことを意識したのはいつだっけ? と小さい頃の記憶を辿りながら読んだ。 さくらももこの陰と陽の陰の部分が書かれてる、 胸がぎゅっとなる話もいくつか。 楽しいばかりの話じゃないけれど、私はめちゃくちゃ好き。 親にジュウシマツをねだる場面での 「あとひと息で成功しそうだと思ったら、やたらと欲しがらず、『ジュウシマツがいたら、楽しいだろうね』などと漠然とした幸せのイメージを語ったりすると、相手もつい『そうだね』と言ってしまい、まんまと成功する率が高い」 には笑った。生きるうえでの参考にしたい。

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    投稿日: 2019.07.11
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    20190614 亡くなられてから初めて読んでみたエッセイ。本人のあとがきにもあるが少しトーンが暗い。読んで笑うより考えさせられた。幼年期のピュアさをそのまま書いているところが原因なのだと思う。久しぶりにたいのおかしらを読み直そうと思っている。

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    投稿日: 2019.06.14
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    ちびまる子ちゃんの作者さくらももこ先生の幼年期をえがいたエッセイ集。さくらももこ先生の今までのエッセイ集のテイストとは違い、おもしろおかしい笑えるものではなく幼年期に抱くピュアな不安や悩みを描いた話になります。 今まで読んできた作品は心から笑えたり、ほっこりしたり、感動したりというものばかりでしたが、今回はそれとは別のものでした。 さくらももこ先生の奥深さがすごい。ただ共感性羞恥をお持ちの方は読むのが辛いかもしれません。私もそういう気があるので少し辛かったです。 それだけ共感できるエピソードではありますが、それをわかりやすく読ませる文章が素晴らしい。

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    投稿日: 2019.05.26