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総合評価

285件)
3.6
29
117
105
17
4
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    このレビューはネタバレを含みます。

    真犯人がわかるまでは事態が一転、二転してとても楽しめたが、そのまま転がりすぎて結局ぐちゃぐちゃになってしまった感じが否めない。 その上、倫子の出自も訳有りになってしまうと、役を乗せすぎじゃないかとさえ思えてきてしまった。ただでさえスタートから倫子が犯人ではないと匂わせつつそこから倫子→香純→智代→倫子→優子と、ここまで変える必要は果たしてあったのか。

    0
    投稿日: 2020.08.28
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    主人公がダメダメで、しっかりしなさいよ!って何度も思いました。いい歳のオジサンの情けないところが、悲惨なストーリーをより一層浮き立たせています。

    1
    投稿日: 2020.08.25
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    初めての伊岡瞬作品。 主人公、容疑者たち、刑事、弁護士…… キャラクター設定がしっかりしており、魅力的。 前半は、サラリーマンの悲哀と葛藤が共感を呼ぶ。 後半の展開もおもしろい。 二転三転で引き込まれる。 そもそも文体が読みやすい。 思わず一気読み、のパターン。 謎解きについては 真犯人と疑わしき人物の選択肢が少なかったのが 残念なところか……。 ほかの作品も読んでみようと思った。

    3
    投稿日: 2020.08.23
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    流石わ、と言いたいところだが、犯人は中盤で分かってしまった。スピード感は相変わらずで、最後の最後にどんでん返しは変わらない。たのしめた。⭕️

    7
    投稿日: 2020.08.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久々に本を一気読みした。猫のブックバンド(出版社のキャンペーン)が欲しくて対象本の中からフィーリングで選んだ。凄かった。と思うのは久々に本読んだからなだけかもしれない。 後半でどゆこっちゃとなってきて、それも晴れたと油断したら、ん?んんん?そーゆー話???って。実は優子も知ってるって裏まであったら恐ろしい話。

    8
    投稿日: 2020.08.20
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    テンポ良く最後まで一気に楽しく読めました。途中、主人公の境遇がなんとも切ないというか可哀想というか。ビジネスマンの苦悩。そして事件の展開にどんどん巻き込まれる。最後は一安心。ホッとしました。

    1
    投稿日: 2020.08.16
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    少し重たい内容でした 感情を揺さぶられるという点では良かったのですが胸糞悪い展開が続いて気分が悪くなりました

    1
    投稿日: 2020.08.12
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    途中すごく面白い!と思っていたのですが、「あれ?」と思ってしまった部分がまさに結末だったので、ラストが少し物足りませんでした。 話としてはテンポよくスピード感を持って読み進められました。 伊岡さんの作品は初めて読んだので、ほかも読んでみたいです(^ ^)

    1
    投稿日: 2020.08.10
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    主人公の男性が置いている身の上が やるせなくて 切なくて そのことがツラい前半だった 理不尽な立場に追いやられ 家族の為と 受け入れていることが また周囲からの攻撃の口実にされる だけと 本人のムキになってしまうところ 余計なコトを口にしてしまうところ まぁ 自業自得だったりするのか... とますます 切なくなる 真相が 見えてくるのと同時に 離れかけていたかもしれない家族の本当の気持ちが見えてくる 真犯人がハッキリしてからの展開は火サスみたいだなぁって 苦笑いしたくなったりもしたけれど.... でも トータルでふりかえって 面白かったです また 違う作品で 再会したい世界でした

    0
    投稿日: 2020.08.08
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    こんなに続きが気になり、一気に読み終えた本は久しぶり。途中から犯人は想像できたがその犯行理由や経緯がとてもリアル。最後はほっとしたような、でもまだ何か起こりそうな感じがしていろいろと考えさせられた。 伊岡作品は初めてだったがまた他にも読んでみたい。

    3
    投稿日: 2020.07.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    二転三転、いや四転する。いつ真相にたどり着くのかが分からない。2つの「悪寒」。1つ目は「男は愚かである」。生物学的な種の保存を考えると仕方ない部分はあるが、残念としか言えない。2つ目は「姉へのコンプレックス」。常に姉と比較対照にされ、親の愛情の偏りを感じた場合、この感情を抱くに違いない。主人公の賢一、社畜の如く扱われ、山形・酒田に左遷されるも家族のために懸命に働く姿は共感を覚える。愛する家族と離れ離れで過ごす彼の哀愁と、刑事・真壁が妻を殺された悲劇は「男の愚かさ」だけではない「男の生き様」が垣間見えた

    23
    投稿日: 2020.07.21
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    初、井岡瞬さん。 書店でナツイチ1位に惹かれて読みました。 だれが真犯人か?と想像しながら読み進め、ラストはそうきたかーと言う感じでした。

    3
    投稿日: 2020.07.09
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    #伊岡瞬 #ミステリー サラリーマン・ミステリー小説。 ストーリー は 面白い。 しかしストーリー が、主人公/賢一 の動向 一辺倒で、展開は 浅い。 その、主人公:賢一 が、会社に対して 従順過ぎる 気がする。 はたして 一般的サラリーマン は、ここまで 会社に 従順だろうか? 賢一の 従順さに、イラつく場面 多数あり。

    1
    投稿日: 2020.07.07
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    タイトルの通り、どんな「悪寒」がするのだろう...と読み進めていった。 裁判所での出来事から始まるこの作品 初めは、本社に帰りたい主人公藤田賢一の出向先での話。 そのまま読んでいると、つまらないなぁ...となるので、ぜひそこは読み進めてほしい。 中盤からあれよと言う間にいろいろな出来事から、主人公の頭の中は何がどうなっているのか??ばかり。 そんな中殺人事件が起こる いったい誰が殺したのか? 殺人が起こるので一見ミステリー小説なのだが、その中に垣間見れる人間模様が面白い 妻倫子、娘香純は何を考えているのか? 中年男の鈍感さをひしひしと感じる この中の登場人物の1人である真壁に興味を持った人は、ぜひ作者の作品「痣」を読んでみてほしい

    2
    投稿日: 2020.06.17
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    ゆっくりと話が進むので、ちょっとじれったいところもあったけど、着地点はスッキリ。 結局誰が悪いのかと言えば、この姉妹の両親なのでは?と思ってしまった。

    2
    投稿日: 2020.06.13
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    一気に読める物語の疾走感はハンパない。 その先に待っている景色をただただ追いかけて読む、それがベスト!

    0
    投稿日: 2020.06.11
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    前に読んだけど、また再読。 やっぱり、おもしろくて一気に読みました。 白石法律事務所が出てきたり、真壁刑事が出てきたりと そういうとこも嬉しい登場人物です。 二転三転する事件…犯人は捕まって自首も自白もしてるのに、なんだか違和感… ラストは、そういうことか。。って感じ。 何せ、被害者側の会社がイヤ〜な感じ。 早く、こんな会社辞めたらいいのに。もっといい会社たくさんあるだろう…ってずっと思ってた。笑笑

    6
    投稿日: 2020.06.10
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    初めての伊岡瞬! 今読み終えて滂沱の涙です。 全国書店第1位 サラリーマンが呑み込まれる壮絶な運命。 最初は主人公藤井賢一が馬鹿で愚かで鈍感で!と罵倒しながら読んでいた。 ある意味出向での対応には同情していたが。今ならハラスメントだろう。それも行き過ぎた。被害者だ。 言葉が汚くてごめんなさい。 度を越した上司幹部上役が憎くて読みながら 怒ってた。 こんな話なんだとある意味予想通りと読みながら ジャーン「古っ」 ある時を境に物語は一転した! 息もつけずに、バタバタ家事を済ませ 夢中で読んだ。「徹夜かな」 そして終わり、どんでんがえし 今年で68冊読んだけど 今現在最高のおすすめだと思う。 さあこれからは伊岡瞬のありったけの本を読むぞ、「決意表明」 最後には泣ける わざとらしくない。 伊岡瞬!お主できるなぁ 藤井賢一の足りないところ 家族を信ずる! そのことを刑事真壁に指摘される 「愛するということは 何があっても信ずる事ではないでしょうか。 我が身に変えてもかばう事ではないでしょうか?」 そう核心をついてる。 賢一にはそれが欠けてる 余裕がない。 甘い。浅はかだ。 いつも思うのだけど、息子を育てるのは 女親、 女親が、母親が世の中を良くも悪くもする これ自分の持論。 ここまで怒り狂いながら読んで最後には 全てを納得させ 爽やかだった。 家族は一緒にいなければ 家族だからわかると決めては行けない。努力もいる。 「不審者」 他の賞を得た作品も読みたい。

    16
    投稿日: 2020.06.02
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    オススメ文庫王国から。自分で蒔いた種とはいえ、主人公のあまりにも急転直下な転落が、序盤の物語を、とにかくどんどん引っ張っていく。中盤以降も、家族の問題もどんどん付加されていきながら、最後の意外な真相まで、二転三転どころか、何転するんだってくらい、めまぐるしく展開していく。徹頭徹尾、求心力が凄くて圧巻。関連作品も含め、他の著書も気になります。

    9
    投稿日: 2020.05.29
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    結末が気になって読破してしまった。 プロローグのシーンが気になって犯人誰なんだよ…と何度も思ったが結末にはなかなか納得。面白かったです。

    1
    投稿日: 2020.05.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    参った❗ 最後の最後での「大どんでん返し」(二重のどんでん返し)にやられた。 なぜ妻が真犯人の「罪」を被ったのかの最後の「真相」。その前のどんでん返し(真犯人および動機)は、何となく予想できたが、、、 お薦めです‼️

    1
    投稿日: 2020.05.24
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    〝中年男の鈍感さは、それだけで犯罪” 名言ですな〜笑 被告が誰なのか、いかなる罪で裁かれているのかがほとんど書かれていないので、あの人がそういうことになるのか、という驚きが味わえる。 どんでん返しが何度もあって、一体犯人は誰なんだよ!と少し苛立ったりもしたけれど。 でも私はサスペンスミステリーが好きなんだな〜と改めて思った。 2020年読了、24冊目

    0
    投稿日: 2020.05.23
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    初めての作家さんでした。どこかで読んだレビューに面白いとあり、閉館する前に巣ごもり様にと取りあえず借りたのですが結末も好きになれなかった。最後まで読ませる牽引力は大。

    16
    投稿日: 2020.05.08
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    核心入ってからの展開が早かった。もはや事件の真相以外の展開が待ち受けていた。 「…家族を自分が信じなくて誰が信じるんだ…」 家族というのはねじ曲がったりしなければ、本来信じ合えるものなんだろう。 運命を受け入れる、十字架を背負って生きている主人公の妻の存在があまりにも痛々しく感じた。

    2
    投稿日: 2020.05.04
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    人間臭くて後味悪い。けどどこか親近感がわくところもあって結構あっという間に読み終わった。サスペンス?ミステリー?としては良いかも

    0
    投稿日: 2020.04.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    次々と現れる犯人を自供する人間。その全てが自分の家族だとしたら、一体、誰が誰を庇っているのか。反感は、共感と同じくらい読者を物語へ没入させることが改めて分かった。主人公の短絡的な一面に嘆息し、南田兄弟の腹黒さに苛々し、香純の反抗的な態度にヤキモキし…。よくよく思い返せば、この本に出てくる登場人物で、共感できるヤツ、一人もいないじゃん!なるほど、題名の悪寒って、この欠けてるところばかりの登場人物たちの織りなすズレの連鎖から生まれるものなんだな。でも、賢一の倫子への愛情は(仮にちょっと独善的だとしても)伝わってくる。だからこそ、強姦されたのが優子だと分かった時は、そして無実だと分かった時は、心底ホッとした。優子の豹変ぶりが若干不自然でしたが、小説の中なのでね。東野圭吾とかは、そこらへんを違和感なく巧く書くんだよなあ。

    2
    投稿日: 2020.04.21
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    大手製薬会社に勤める藤井賢一、上司からの命令で不情事の責任を取らされ 不慣れない孫会社の「営業マン」として単身赴任山形へ 上司の口車に乗らされ一年後は本社の課長職の話は全くの嘘! 上司の狙いは賢一の妻「倫子」と関係を持ちたい! 賢一に警察から「妻が上司を殺害した」との一報・・・ しかも上司の子を妊娠・胎児していたと信じがたい事実を突きつけられた賢一 不情事の責任がどれほどの物か、なぜ倫子に近づいたのかそして 上司と関係を持ったのは妻なのか?裏で動いていた人物とは? ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆ いちばんゆるい読書会In町田 第一金曜日の夜に読書会を町田にて開催していまーす。。 参加資格は・・・本が好きなこと以上! 持参した本を紹介するのではなくメンバー同士本の貸し借りを するのが特徴の読書会です。。 気になったあなた!ご連絡してくださーい。。 megumegu0753@yahoo.co.jp 「読書会希望」と書いてメールお待ちしています^^ ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

    3
    投稿日: 2020.04.11
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    不祥事の責任を負わされ、山形に飛ばされたサラリーマンの話し。 上司を殺したのは、妻なのか?娘なのか?母なのか?それとも? 後半から急にスピードが上がり、先が知りたくなって一気読みだった。

    1
    投稿日: 2020.04.05
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    さすがです。不倫の話が出たときは個人的な好みで嫌な感じになりましたが、それも見事に回収しました。登場人物の変貌も含めたラストに向けた目まぐるしい展開は息をつかせず、圧倒されました。

    1
    投稿日: 2020.03.29
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    暗い刑事物かと思ったが途中から話が二転、三転する意外な展開の話であった。最初は読みにくいが、途中から話が急展開してくるからことから結構先が先が読みたいとなっているところなんぞ、作者の思った壺に嵌ってしまった。 そこが結構素晴らしい。で、星四つ!

    1
    投稿日: 2020.03.26
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    展開が読めない良いミステリー。 どんでん返しが多すぎて最後まで高揚できる。 男の人の愚かさを描いているけど 最終的には皆愚かに思える。 でも人を思って生きるのも悪くなさそうな人物たち。

    2
    投稿日: 2020.03.25
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    いやー面白かった。 始めて伊岡瞬さんの小説を読みましたが、途中から先が気になって仕方なく、喫茶店で読みふけってしまいました。 主人公は藤井賢一という単身赴任(東京の本社でいろいろとあり地方に飛ばされたため)中の中年サラリーマン。 といっても大部分はとある理由で都内に戻ってきてのお話しになりますが・・・。 この小説は、青年、中年、男、女で主人公に対する感情は違うのかも知れないが、私は気持ちわかるなーと思いながら小説の中に入っていけました。 最後は気落ちよく本を閉じることができました。

    1
    投稿日: 2020.03.25
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    主人公 藤井賢一は、下っ端ながらも会社の不祥事の責任を取らされ地方にとばされる。 数ヶ月経ち、家族の様子がおかしくなりつつ…その原因も分からないまま妻から不審なメールが届く。 妻が人を殺した?…真相を探る主人公… 『何が起こってるの?』てな感じで、どんどんと読みたくなる。 読む速度が遅い私…寝不足になる日も続きました。 最後はひっくり返って、ひっくり返って、とても楽しかったです。 主人公のウジウジさで、真壁刑事の性格が引き立つますね(笑) 今度は是非『痣』を読みたいです!

    1
    投稿日: 2020.03.22
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    登場人物が少ないから、大体犯人は予想が付く。 なんか、主人公にも苛々したし、娘の前では偉そうにする父親っていうのも情けない。 こんな家族、ただの見せかけのような、そんな感じ。 期待して読んだ分、全然そこまで燃えなかった。 ハッピーエンド的なものもあまり好きではない。

    1
    投稿日: 2020.03.22
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    人の心は複雑。特に女性はね・・・・ 読者を最後まで悩ませる最高のミステリでした。 あらすじ(背表紙より) 大手製薬会社社員の藤井賢一は、不祥事の責任を取らされ、山形の系列会社に飛ばされる。鬱屈した日々を送る中、東京で娘と母と暮らす妻の倫子から届いたのは、一通の不可解なメール。“家の中でトラブルがありました”数時間後、倫子を傷害致死容疑で逮捕したと警察から知らせが入る。殺した相手は、本社の常務だった―。単身赴任中に一体何が?絶望の果ての真相が胸に迫る、渾身の長編ミステリ。

    6
    投稿日: 2020.03.18
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    本屋で『家の中でトラブルがありました』っていうコメントを見て、ずーっと気になってた作品。 事件が起こってから解決まで、テンポよく読めた。 作品の情景もイメージしやすかった。 ただ、主人公の性格はあまり好きじゃなかった(笑) 個人的には、反抗期態度の娘ちゃんが1番好きだった♫

    1
    投稿日: 2020.03.17
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    終盤になって、展開が変わっていくのにはおぉ!となりましたが、なんせ主人公に感情移入が出来ませんでした笑 へこへこしすぎだし、感情で動きすぎたし、なんか好きになれなかったなあ…て感じです。 あの人が犯人だったわけだが、なぜそれなら、あのタイミングで、娘からの連絡が急に途絶えた(絶好した)のか…?あれは単なるトリックとしての描写なのか…?? 社会の複雑な贈賄等の内部構想からの、家族構想という対比。 愛が関わるトリック。おもしろかったです。

    2
    投稿日: 2020.03.12
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    読み終わった感想としては最後でしっかり謎が解かれていく感じが気持ち良いもので、満足のいく本だった。 賢一の勤務の状況は学生という立場からでも、同情できるような悲惨さ、そして男ならではの自己中心的な行動、横暴な行動が共感は出来ずとも惹かれるような人物で入り込んで読めた。

    1
    投稿日: 2020.03.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    犯人以外の主要人物はみんな 当然その行動に正解も不正解も無いけど 何だかんだで他人ことを考えられる人間味のある人たち。 一方的に被害妄想に駆られ 他人の幸せを妬み、破滅させることにしか意識を 向けることの出来なかった犯人には同情の余地も無い。 しかし、倫子の本当の身の上で、命名が「倫子」って。

    1
    投稿日: 2020.03.12
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    主人公の考え方や行動に共感できなかった。 ミステリーとしても良い構成なのですが、私の主人公に対する拒絶感で読んでいる時も、読後も、モヤモヤした感じが拭えませんでした。 そのせいで感想を書くのも遅くなりました。 逆に言えば、それだけインパクトがあると言えるでしょう。 少しステレオタイプな人物像かもしれませんが、中年男はダメという感想です。

    5
    投稿日: 2020.03.10
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    悪寒、内容は圧巻だった。不倫、不倫相手との子、最近の世の中を現した内容ではなかっただろうか。話の途中まではダラダラした内容だったが、最後の真犯人見つけるところはスピーディで、兄弟姉妹には色々あるなと思いました。もらわれっこ症候群は、初めて聞きました。確かに思春期の女の子は、そういう事を思うかもしれないですね。犯人は、子供の頃の仕打ちを持ったまま酷い性格のまま育っていったんですね。違う方向の反骨心を持ってもらいたかったです。

    3
    投稿日: 2020.03.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テンポが良く、登場人物も少なめで読みやすい。 ただ、タイトルはこれじゃない感。 主人公ポンコツすぎないか?それとも現実はこんなもんなのか? 動機も共感できず、倫子さんが妹を庇って身代わりになることもしっくりこず。 最後のほんわかした夫婦のくだりも必要だったかな?

    0
    投稿日: 2020.03.08
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    大手製薬会社に勤める藤井賢一は、不祥事の責任を取らされ山形の系列会社に出向させられる。 理不尽な上司にパワハラを受ける毎日。 一年で戻れるという約束だったはずが、約束は守られない。 そんなある日、東京で娘と母親と暮らす妻から不可解なメールが届く。 慌てて東京に帰るとが、警察から妻を傷害致死容疑で逮捕したと知らされる。 殺した相手は、自分を1年で戻すと約束した元の会社の常務だった。 一体妻に何があったのか!? 単なる庇い合いの話かと思ったら、そんな単純な話ではなく、 真相は別のところから見えてくる。 前半の会社の派閥争いの話は、実際にありがちな話だなぁと前のめりになって読んでしまった。 後半、家族の庇い合いの単調な話で終わるのかと思ったら、ちゃんと落としてきてくれる。 伊岡先生の小説は、今のところハズレが無い。 別の作品も色々読んでみたい。

    24
    投稿日: 2020.03.08
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    一気に読み進めた!会社の命令で地方に飛ばされて、家族とも疎遠になり、不在の中での事件発生。リアルでスピーディーな展開に、飽きずに最後まで読めた。 家族の危機から、最後は上手くまとまってホッとした。 家族の絆を深く考えさせられる本でした。

    1
    投稿日: 2020.03.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    のめり込むように読んだ。 真相は、一旦はこちらの予想に傾きかけたが、さらに予想を裏切る展開に。 真壁が言っていた家族を信じること。最後は家族がバラバラにならなくて良かったな。 ずっと気持ちを抑制してた主人公が最後、優子の家で机を振り回したのが変わる合図だったか。 まさかの倫子が「もらわれっ子」だったとは。

    0
    投稿日: 2020.03.04
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    大手製薬会社社員の藤井賢一は、不祥事の責任を取らされ、山形の系列会社に飛ばされる。鬱屈した日々を送る中、東京で娘と母と暮らす妻の倫子から届いたのは、一通の不可解なメール。“家の中でトラブルがありました”数時間後、倫子を傷害致死容疑で逮捕したと警察から知らせが入る。殺した相手は、本社の常務だった―。単身赴任中に一体何が?絶望の果ての真相が胸に迫る

    0
    投稿日: 2020.02.29
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    ビジネスモラルの話しかと思いきや、複雑な家庭内に起きる事件。こんな展開か、予想外な結末。先が気になるので一気読み。

    0
    投稿日: 2020.02.29
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    はじめての伊岡瞬さん 大手製薬会社営業係長は、贈賄の責任で 孫会社に単身赴任の出向させられ 上司に嫌味を言われ続けられる毎日。 ある日妻から意味不明なメールが届き 慌てて深夜バスで東京に戻ると オーナー一族の元上司を自宅で 殺害したと妻が自白し警察に連行されていた。 妻は犯人なのか? 事件の真相は? 一気に読め 同じ刑事さんのシリーズ「痣」も 読みたくなりました。

    2
    投稿日: 2020.02.27
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    期待を裏切らないオチがあり、とても楽しかったです。 主人公は、単身赴任をしているサラリーマン。 自分が家を離れて生活をしている間に、家族が殺人事件を起こしてしまいます。 離れて生活をしていたことにより、出来てしまった「家族の溝」や「見えていなかったもの」を考えさせられる作品でした。

    4
    投稿日: 2020.02.17
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    出だしは中年サラリーマンのどん底状況。 中高年にはリアルすぎで、途中で気分が悪くなりそうだった。 そんな状況を早く抜けたいと読み進めるうちに家庭問題、会社問題、人間関係がいろいろと解かれていく。その展開に引き込まれた。 殺人という非日常的事象が誰でもありうる日常的状況下で起こり、それに囚われた時、普通の人はどう感じ動くのかということを考えさせられる作品でした。

    3
    投稿日: 2020.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    帯通り、最初から惹きこまれました。最後は怒涛の展開。 途中から妹が怪しいとは気づいたけど、ここまで姉を含む家族を憎んでいることに驚いた。姉が自分の失敗を被り、それに対して両親も触れない、自分を置いてアメリカに行ったことが憎しみとなり、家族をめちゃくちゃにしたいと行動する。正直、そこまで思うの?!と感じた。 妹の苦しみがいまいち共感出来なかったけど、真壁刑事の「家族は全力で守ること」というのはよくわかった。 滝本家は、母の不倫などの事情はあるにせよ、全力で守ることはできてなかった。 姉は妹を傷つけたくないという思いが、結局傷つけている。自分がやったことにすればと、波風を立てたくないという印象。 父母も、悩んだ末の結論だろうけど、我が子がもらわれっこ症候群と思ってるなら余計に事実を言うべきだった。姉も知っているなら余計に。結局上っ面の関係に思える。 賢一は自覚してる通り、自分のことで精いっぱいだった。 結局だれが家族のために全力で動けたかというと、香純のように感じる。 まだ未成年なのに母を守るために、自分がやったと罪を被ったり、おばあちゃんの世話を一生懸命したり おばあちゃんが犯人ではないことを賢一に伝えたりと、 一番正直に勇気を持って行動していると思う。 年齢による反抗期はあるにせよ、香純のおかげで事件が解決したと言ってもよい。 次を読みたくなるストーリーの進み方がとてもよかった。

    2
    投稿日: 2020.02.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    前半は賢一にイライラした。 なんか煮えきらない男だなって思った。 中盤からなんとなく犯人がわかってきたけど、内容としては面白かったし、刑事がちょっといい人でイライラしっぱなしにならなかった。 そして最後の倫子が一番予想外でびっくりした。

    1
    投稿日: 2020.01.24
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    叙述トリックを疑って、冒頭の供述は誰かなぁなんて思ってみたり。 よくあるドラマだと刑事や探偵役から見た話になりがち。 嫌疑を掛けられている主人公視点で話は進む。ちょくちょく、主人公の回想が挟み込まれる。優柔不断でうっかりさんで余計過ぎる時もある、よくも悪くも、よく居る男そのまんま。 個々の感じ方にもよるが、佳境に近づくにつれ状況説明が説明口調だし、真相も説明的な感じを受けた。 解説者のいう通り『痣』も読んでみたくなった。まんまと嵌められた感。 真相がキッチリしすぎな点が、よくも悪くも余計すぎ。 とはいえ、こう描いとかないと納得しない層がいるのも事実ではあるか。 /// 本書は、二〇一七年七月、集英社より刊行されました。 初出「青春と読書」二〇一五年六月号~二〇一六年七月号 (「鮮雨の森」改題)

    0
    投稿日: 2020.01.22
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    先が気になって一気読み!犯人は妻なのか違うのか誰なのかと後半ドキドキしながら読んだ。最後はえーやっぱりかとなったけどテンポがよくてとても面白かった。

    1
    投稿日: 2020.01.17
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    今まで読んだ伊岡さんの作品の中でも私は一番面白かった。 次が気になって、一気読み。 いろいろストーリーが早急すぎて、現実的に無理なんじゃ?と思えるような所もあったけど、それを上回るテンポの良さであっという間に読了。 主人公の父親は、頼りなくて独りよがりで自分のことしか考えてないくせに、家族のために頑張っていると思い込んでる自分大好きおやじ。 けれど、世の中の夫や父親はだいたいこんな感じ。現実的でいいと思う。 私は、兄弟は弟だけで、同性の姉妹の感情がよくわからないので、家族間での嫉妬の感情は理解できないけど、同性だったらあり得るのかな。 家族であれ、きちんと自分の感情は言葉に出して、自分の気持ちや考えを相手に伝えることは大切だということを再確認できた作品でした。 -あらすじ- 大手製薬会社社員の藤井賢一は、不祥事の責任を取らされ、山形の系列会社に飛ばされる。鬱屈した日々を送る中、東京で娘と母と暮らす妻の倫子から届いたのは、一通の不可解なメール。“家の中でトラブルがありました”数時間後、倫子を傷害致死容疑で逮捕したと警察から知らせが入る。殺した相手は、本社の常務だった―。単身赴任中に一体何が?

    3
    投稿日: 2020.01.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    庇いに庇いまくって何が何だかという感じはありますが。中々面白かったです。 途中から優子が犯人では?と薄々感じますので、もう少しどんでん返し的なのが欲しかった。 しかし、本編とは関係ないが、主人公の賢司には終始イライラする。こんなうだつの上がらなそうな男は何もなくても遅かれ早かれどっかに飛ばされたであろう。

    2
    投稿日: 2020.01.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本当は誰が誰を庇っているのか… という設定は面白かったけど 真相がわかってしまうと その動機はどうなのかな…と思う 姉妹がそんなことでそこまでの感情を抱く? 仮に憎む事があったとしても そこまでしないでしょ 幸せな家庭をぶっ壊すだけの あっと驚くような もっと強力な動機が欲しかった

    2
    投稿日: 2020.01.13
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    まさにサスペンス!久しぶりの星5の大ヒットで300ページもあっという間に読み終えた。 無駄なシーンは後半どんどんフェードアウトして大事なシーンだけが濃く描かれていく展開は読み手を飽きさせず、息つく間を与えない。 真壁刑事が読者にも推理のヒントを与え、誰だろう?と思考が走りまくる、結果はもしかして?と思ったとおりになるも、そこに行き着くまでの二転三転が面白い。 題材が重い内容だけど、鬱蒼ともしないテンポが素晴らしい。ただひとつ難癖付けるなら、悪寒というタイトルがどこに引っ掛けるのかが分からない、ちょっと検討外れ感のあるタイトルなのが残念。まあ、もって余る評価の前にはなんら影響しないが笑

    2
    投稿日: 2020.01.13
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    【悪寒】 家族の大切さと同時に、家族を信じるためには揺るぎない信念を持っておかないといけないと言うことを理解させられたミステリー小説です。 どんな苦しい状況に置かれたとしても、一つくらい心の拠所があれば何とかなることも教えていただきました。あらためて家族を大切にしようと思わされる著書。

    1
    投稿日: 2020.01.12
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    普通に怖くなって、時々辺りを見回して読んでいた。だが、想像していたよりは普通だった。わら(^ω^)容赦ないっていうのもまた怖かった。

    3
    投稿日: 2020.01.08
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    実家近くの啓文堂書店で激推しされていたので購入。 「代償」に引き続き、ここまで容赦ないことの連続はあるのか……?と思わせる内容の連続。最後も驚きの幕引きだったけど、それまでも驚きの連続過ぎて弱く感じてしまうくらい。引き込まれる内容の本でした。

    1
    投稿日: 2020.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    (図書館本)お勧め度:☆6個(満点10個)。読み終えて、あまり気持ちのいい作品とは言い難いと思った。一言でいえば、会社の派閥争いによって、地方に飛ばされた男の家族の殺人事件という話。家族の在り方、姉妹の在り方、認知症の問題、子供の育て方の問題と、様々な因果が重なり合って、殺人へと繋がっていくという展開。もちろん「家族を守る」という問題提起がなされているとは思うが、一番問題なのは、主人公自身がそれを最後まで気づかずにいた事だろう。どこの家庭でも起こり得るのかもしれないと思うと、恐ろしくなる。後味はよくない。

    0
    投稿日: 2020.01.02
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    トルコ旅行中のトルコ鉄道に3時間乗車していた際に、読んだ本。誠南メディシンに勤める主人公の藤井賢一は妻から不可解なメールを受け取る。家でトラブルがあったことを伝える旨のメールに違和感を抱いた賢一は急いで、出張先から自宅に戻るわけだが、どうやら小言の問題では無かった。 もらわれっ子症候群などのフレーズを散りばめる伏線は最後の方にはきちんと回収されていて、犯人は粗方予想がつきそうな印象。 中だるみのようなマンネリが無いため、短期間でスパッと読むことが出来る。

    1
    投稿日: 2019.12.24
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    中盤あたりから、犯人がなんとなくわかったんだけど、理由が、散りばめられているもらわれっ子、が最後に効果を発揮した 2019.12.18 178

    2
    投稿日: 2019.12.18
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    一気読みできるほどのテンポの良さ、この本の最大の魅力だと思います ストーリー性もよく、伏線も綺麗に回収されています この物語のキャラクターである、真壁という男の存在がこの本を面白くさせていますね 題名に反して非常に読みやすいので、初心者でも手に取りやすい一冊でした

    1
    投稿日: 2019.12.16
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    いゃぁ面白かった。一気読み。ストーリーの進行テンポが良くて、そう展開するかって情報が次々と出てくる。映画よりも連続ドラマのほうが合ってそう。それにしても痴呆改め認知症は、東野圭吾「赤い指」の影響でそっちの展開も疑っちゃうのは、小説読みの性(さが)

    1
    投稿日: 2019.12.12
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    奥さんは主人公のなにが良くて結婚したんだろう。 夫婦生活続けていたんだろう。 美人で性格が素晴らしすぎるのによくわからん。 優柔不断で強くないし自分本位。 この事件はこの姉妹の両親のせいね。 誰だってあんなひねくれた人間になってしまうわ。

    4
    投稿日: 2019.11.29
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    不祥事の責任を取らされ、地方に出向させられた主人公。 妻が人を殺したとの報に帰京し、混乱の渦の中に。妻は本当に殺人を犯したのか、そして不倫も? 妻を信じたい気持ちのまま裁判に突入。 事件の背後には、会社の派閥抗争も見え隠れし、違和感を覚える主人公は、真相を究明しようと足掻く。 二転三転する状況に、読者もジェットコースターに乗ったかの気分。 家族への対応にも、日本の中年男の典型かのような主人公。己自身を反映させる読者もいることだろう。 著者の技巧に翻弄されながら迎えた大団円は、心地よいものであった。 書中、捜査を担当する真壁刑事が主人公の作品もあるとか。読んでみたい。

    4
    投稿日: 2019.11.17
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    展開の都合上とはいえ、必要以上に蚊帳の外に置かれ、憂き目にばかり合う主人公が流石に不憫過ぎて居た堪れなかった。確かに「代償」の延長線上と言われるとしっくりくる。最後まで充分読ませてくれるが、個々の登場人物を掘り下げ切れていない為、肝心の【家族愛】と銘打った人間ドラマは少々薄っぺらく感じてしまった。あれ程含みを持たせた誠南の派閥抗争を活用しないのならば、藤井家の掘り下げにもっと頁を割いて良かった様な。しかし、サイコパスが黒幕だと話は動かし易いかもしれないが、物語の奥行きが途端に狭まるような気がしてならない。

    1
    投稿日: 2019.11.12
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    どんでん返しが何度もあって最終的には1周半くらいした結末という感じ。しかし、どんでん返しが人物の証言だけで一気に進んでしまうのが勿体無いというか、読者の想像と閃きを掻き立てるものだともっと良かった。

    6
    投稿日: 2019.11.08
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    よく考えられた内容だった。支店長の嫌がらせ以外は別に悪寒はしないけどタイトルの意味は何だろ?自分は最後まで犯人は分からず、犯人探しは楽しめた。 まぁ家族を本気で守れ、家族と離れるなって事かな。中年男の鈍感さは、それだけで犯罪ってのは覚えとこ。

    3
    投稿日: 2019.11.07
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    上司を殺したのは妻。賢一の仕事、上司、同僚。家族から伝えられたこと。そして事件。ゆっくりと始まるけれどそのスピードが徐々に上がっていくと同時に家族というもののつながり、複雑さが見えてくる。事件の真相はどこにあるのか。終盤の二転三転する展開とある人物の心の内が吐き出される場面に圧倒される。心に抱えてる暗いもの、重いもの、憎悪。そういったものがどんどん溢れてくる。大切なものは何か、守るものは何かを問いかけてくる。

    6
    投稿日: 2019.11.05
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    この本はノーマークだったが、新聞広告を見て惹かれたのでリストに入れていたところ、さっそく中古本屋にあったので買ってみた。 左遷による地方での単身生活、陰湿な上司、上がらぬ営業成績、妻娘の離心、母の認知症、ひとり親しくなる女子社員などありがちな要素のてんこ盛りだが、ちっとも話が進まない中、それでも仄めかされる左遷の経緯と冒頭の法廷場面につながる謎解きを頼りに読み進める。 50頁を過ぎてようやく話が動き出したが、主人公の藤井という男、何の当てもないまま行き当たりばったりに行動し、確かにこういう状況に置かれればそうなるのかもしれないし、女性軍に翻弄されて気の毒だが、心情的にはほだされず。 話の作りはとても良く出来ていると思うが、犯人の心情や動機がいまいちピンとこず、派閥を争う偉いさん兄弟がああいう小物の男に取り合うのも現実味を覚えないなど、話の運びも含めて全体的に好きになれずでした。

    6
    投稿日: 2019.11.02
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    製薬会社に勤めている中年のサラリーマンが左遷をさせられ 、 一通の不可解なメールから家族のトラブルへと巻き込まれるミステリー。 前半では主人公の中年サラリーマンの仕事がらみの 左遷や派閥などのことが描かれていて、 ちょっとうだつの上がらない人だなと思えてしまいした。 そして不可解なメールから事件に巻き込まれたことによって、 徐々に家族の外部しか見えていなかったものが、 徐々に内部に近づくことになり今まで見えなかった 家族それぞれの核心まで触れることが出来て ある意味この事件があったことで 自分の立場を見直せることが出来たて良かったのでは なかったのかと思いました。 中盤から犯人が分かるのですが、そこから真犯人になるまで 一転二転していくのがちょっと無理矢理な感じがしました。 けれど、犯人となった人物から犯行動機を聞くと そうなってしまうのもいかしかたがないという気持ちにもなりましたが、 こんなに同じ環境で育っても違うものなのかと考えてしまいました。 女はある意味怖いなとも思えたり、 本性が表れた所ではまるで別人のように 豹変しているのが更に怖さが増しました。 ある登場人物の言葉で 「自分のことを棚に上げて言わせていただきますが、 愛するということは、何があっても信じることではないのでしょうか。 そしてわが身に代えてもかばうことではないでしょうか」 ということもあり、 この作品からはまさに「中年男の鈍感さは、それだけでも犯罪」 というのが印象的であり特徴的だと思います。 読みやすくて一気読みするにはお勧めな作品だと思います。

    1
    投稿日: 2019.10.28
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    会社の不祥事の責任をとることで山県の酒田の営業所に飛ばされた本作の主人公。東京に残る妻が会社の専務を殺したとの容疑で逮捕され、翻弄されることに。 本作に代償での女弁護士が登場したりと、ヨコの繋がりが嬉しい。理不尽な上層部の横柄さと、出向してからよそよそしい家族の姿に悩む主人公が最初は可哀想に見えた。そもそも会社の人事は理不尽なものかもしれないと思い知らされたり。 ひとの気持ちの醜い部分が物語の後半に現れるけど、最も身近なひとだからこそ憎悪の象徴となる。最後の妻の告白は、犯人が聞けば多少なりとも救うことになるのか。微妙だけどこればかりは今さら矯正も難しいかなと。

    1
    投稿日: 2019.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    店頭で帯を見て気になって購入した本。最後まで展開が読めなくて、早く結果が知りたくなりながら読み進めた。 思いの外、最後はすっきり?したのが驚き。 最初は冴えない中年サラリーマンに、組織で働くってたいへんだよねというのと、父親の威厳もないかぁと情けない気持ちで読んでいたけど、 あのメール1本で帰るとか、そこは決断力あるのねとちょいと感動してしまったりした。 最初にあの男が倫子を、しかも睡眠薬で、というくだりのときには、作者さんの代償を読んでいたので、また?という思いが拭えなかったけど、そんな単純な話ではなかった。 まさかのあの人が、こんなに豹変する?というのが驚きだったけど、ようやくもやもやが晴れて納得。すっきりした。 しかし、確かに娘に吹き込むのはやり方がひどい。やりすぎ。まさか賢一が鉄拳を食らわすのでは?と冷や冷やした。 第二部はほんとにイッキ読みで、なんとなく予想していた感想を良い方に裏切ってくれました。

    1
    投稿日: 2019.10.27
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    しょうもない男が、しょうもないまま終わっていきます。真壁刑事が「痣」に登場するらしいので、こっちの作品のほうが面白そうです。

    0
    投稿日: 2019.10.14
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    揺らいで脆くなってしまった家族間の絆のようなモノ…その大切な絆に向き合っていたような、必ずしもそうではなかったかもしれないような主人公…探り続ける中で状況が二転三転し、次第に明らかになる驚きの真相…実に興味深い! やや冴えない状況に陥っている主人公の状況が、題名のように「悪寒を覚えざるを得ない…」という様子になってしまう…が、そこから見出すモノは何か?一部には事件に巻き込まれた、犯罪捜査関係者でも何でもない普通のサラリーマンが、事の真相を知ろうと藻掻く感じの物語だが…妻の裁判が始まって、何やら「リーガルサスペンス」と呼ばれるモノのような空気感も醸し出す… 流石に、8月に初版が出て、既に第3刷となっている「好評につき、売れ行き好調」の文庫本である。なかなかに愉しめる一冊だ!

    1
    投稿日: 2019.10.08
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    「え!」と驚くような展開と、 「は?」と思えるような設定を織り交ぜながら進むストーリー。 しかしページの構成が先へ先へと進ませる編集で、 その1ページをめくった先で誰が何をしたのか、誰が何を言ったのかが気になってしまい、最後まで一気に読み進めてしまった。 鈍感で、考えが甘くて、周りから見下されて生きている中年男が願う、家族のあり方。 この家族の関係が今、より強固に結びついているならいいなあ。

    1
    投稿日: 2019.09.26
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    久しぶりの伊岡さん。やっぱり面白い ♫ 真犯人の持つ自分勝手な悪意にあきれる。と同時に世帯主としての賢一の視線の狭さにガックリする。ここまで家族の変調に気付かないお父さんって……。うっすら気づいても向き合おうとしてこなかった夫って……

    1
    投稿日: 2019.09.24
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    私が賢一だったらどんな反応をするんだろう。 真壁の言葉が心に残った。 内容は最後は一気読みをするくらい凄かったが、賢一の内面を表現する必要があった為か、ちょっと雑音が多かったと思った。

    3
    投稿日: 2019.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    会社の不祥事の責任を取らされ、田舎会社に飛ばされた主人公藤井賢一は、家族とも離れ、勤め先でも肩身の狭い思いをしていた。 ある時、最近関係が良くない妻から理解し難いメールが届くところから物語が加速し始める。 物語途中で気分悪くしたのが、睡眠薬て眠らせ性行為に及ぶと行った場面。 この作者では以前の「代償」でも同じように眠らせ行為に及ぶクソ人間がでてくる場面があった。これは自分の中では許せない行為であって、これがあるからこそ物語終盤の大逆転を期待して読み進めてしまう。 結局、この物語でカギとなるのは「身代わり」という言葉。 自分を犠牲にしてでも愛する人を守る。それの積み重ねによって事件が複雑化した。 物語中盤の妹優子の家族との位置関係についての伏線が事件の最終的な結末を招いた。 藤井賢一自身も家族に対する考え方が間違っていたことに気づく。 そしてこの物語で面白い登場人物が真壁刑事。 他の刑事とは少し違う彼がいることにより、作品がより面白くなったと思う。 本当に妻が犯人なのかと気になり最後まで一気読みしてしまった作品となった!

    5
    投稿日: 2019.09.13
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    帯に惹かれて購入。 終始、歯に何か挟まったような何とも言えない不穏な雰囲気がずっと漂っていたなという印象でした。 一番最初に裁判シーンが登場するのですが、被告は誰なのかこの段階ではわからないものの、あらすじで読む限り、あの人でしょうと想像つきます。しかし、後半にいくにつれて、二転三転と物語が変わっていきます。やっと行きついた真実にたどり着き、また最初のシーンを読むと、違った解釈が見え、スッキリ感と同時に深い納得感が生まれました。 全体を通して、人間の嫌らしい・憎たらしい表現で、読み手側を不快にさせてくれたり、不穏な雰囲気にさせてくれるのは凄いなと思いました。 物語の構成としては、主人公の家族を中心に描いていて、心の変化がゆっくりと書かれています。約400ページ以上あって、少しボリュームがある量ですが、小説の中の時間では、そんなに流れていないので、すごい重厚感があったなという印象でした。 小説に登場する男たちは、ほとんど良く描かれていないように感じました。負の部分が多く、この小説を読み終わった後でも嫌疑しないでほしいなと切に願います。(笑)

    4
    投稿日: 2019.09.03
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    憎んでいた上司が殺された。犯人として逮捕されたのは自分の妻だった。というお話。上司にいじめられ、いやみを言われる場面では、真実味があって、いらいらした。 妻は本当に犯人なのか?何があったのか?気になって一気読みしてしまう本。

    6
    投稿日: 2019.09.01
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    伊岡瞬『悪寒』集英社文庫。 会社に人生を翻弄されるサラリーマンの悲哀、そして、単身赴任の不在時に家庭で起きた大事件……全体に漂う嫌な雰囲気に気分が落ち込みながらも予想外の結末に驚愕するミステリー。『代償』や『痣』のレベルには到達していないが、それなりに面白い作品である。 会社の不祥事の責任を取らされ、東京の本社から山形県酒田市の系列会社に出向させられた大手製薬会社社員の藤井賢一はある日、娘と共に東京の自宅に残った妻から不可解なメールを受け取る。不安を感じた藤井が急遽東京に戻ると妻が自宅で藤井の上司の本社常務を殺害し、警察に拘束されたことを知る。 本体価格790円 ★★★★

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    投稿日: 2019.08.26