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本を愛した彼女と、彼女の本の物語
本を愛した彼女と、彼女の本の物語
上野遊/KADOKAWA
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総合評価

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    「読む Reader」 遅れてきた一人は。 学校だけでなく集団生活をする場で、少しでも出遅れたら周囲とうまくやるのは難しくなるよな。 「編む Editor」 再会した二人には。 いくら勇気が出ないからといって、こんな方法で繋がった縁なんて最悪なだけで終わるだろうな。 「著す Author」 物語の中だったら。 もっとやりたい事は沢山あっただろうが、笑顔で入れる時間があったのならばよかったのかもな。

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    投稿日: 2024.10.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本が好きなんだろうなって思った 自分も本に魅了された一人だから、ずっと本を持ち歩いて、その内容に呑まれて、友達と本について語り合う、その楽しさはすごくわかる 友達と本の感想が一緒でも、違っても、すごく楽しくて、いくらでも話し合える だから、主人公には共感しかなかった ただ個人的に、本の一人称にしたことで、少し入り込みにくさがあるように感じた。それがこの本の特徴なので、好みの問題だとは思うけど、自分には合わなかった。そのせいか、ラストの展開がいまいち入ってこず、前半の方が面白かったと思ってしまった… 本が好きな人は主人公に共感すること間違いなしかと思います

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    投稿日: 2024.05.12
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    今までに読んだことのない本目線で描かれた本で面白かった。 自分の本にも魂が宿っていればいいのにな、一度話してみたいなと思った。 もう2、3回は読んだがまたいつか読みたいと思う。

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    投稿日: 2023.12.17
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    本に対する愛情を感じました。 作家さんはじめ、本に関わる人達の想いなんだろうなーなんて・・・甘っちょろいかもしれないけど。 冷静なら★(3.5~)4つだけど、そう感じちゃったら加点しちゃうよなぁ・・・と★5つ。甘っちょろいな(笑) 追記。気づいたら区切りの 登録600冊目 でした(^^)

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    投稿日: 2021.06.07
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    She has made good friends, lovers, and goals for the future, but she dies of illness. She wrote a novel at the end of her life.

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    投稿日: 2020.09.15
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     僕は本だ。一冊の文庫本だ。書名は『ホテル・カロン』。文庫本である僕は、なぜか生まれた時から意識があった。僕は悲しい事になかなか売れず、いつか返本されてしまうのではないか――そんな恐怖を抱き始めたある花冷えの日。何の前触れもなく僕は購入され、ある一人の少女・銀河と出会った。生きる希望を見失い、ただ無気力に過ごしていた彼女は、瞬く間に僕に恋をし、僕もまた彼女に恋をした。  これは文庫本である僕が、ある一人の少女と過ごしたかけがえのない日々の物語だ。

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    投稿日: 2019.09.25