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夜明け前に死ぬ(4)
夜明け前に死ぬ(4)
大北真潤/少年画報社
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総合評価

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    メガロドン
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    最終巻だとは思わなんだ( 'ω') 表紙がエトワールと夜子 共に落ちていく、ってことなんだろうな 4巻通りでこれは「エトワールが過去と決別する話」だと思った 最後の最後でタイトル回収があったし まさに「夜明け前に死ぬ」だなあ、と。 エトワールには生きて欲しかった。夜子のしたことは悪いことだけど、はじめて自分を認めてくれたキングを愛していたんだろうし、自分が思うままに生きたんだろうけど、あの時キングではなく、エトワールと共に生きて欲しかった。 初見「キング悪いやつ!」ってなるけど、キングもキングで現状の蓄電者と放電者の関係に不満を持っていて自分の正しいと思った道を突き進んだ結果なんだろうなあ。確かに夜子を利用してたけど(朝日も夜子の代わりにしようとした)最後に朝日の事「義弟くん」って呼んで無理やり連れていこうとはしなかったからまあ良い人なのかなあ(行ったことは悪いんだけど) 夜子は誰かに必要とされたかっただけなんだよな エトワールはずっとずっと夜子が好きだった 朝日は自分の友達になってくれたファルカと一緒にいたかった、裏切られたくなかった ファルカも朝日と一緒に輸送人になりたかった、裏切られたくなかった 美月はエトワールと一緒に輸送人になりたかった なんだかんだでエトワールは最後に夜子に思いを伝えれた、夜子に電気をあげれた(おそらく)、最期を看取れた(状況的に生きているとは思えないけど決定的な描写がないしエトワールが「逃げて」って電気あげてるからわからん)、夜明け前に夜子が迎えに来た(夢か現実かはわからんけどここでエトワールは死んでる)あたり成し遂げたかったことはできたんじゃないかな。 朝日とファルカは一緒にいるし…ファルカは事件の影響で能力落ちちゃったけど、内勤になっても朝日ついてくるっていってるし、ここは幸せだと思う。 美月がなあ……何も知らないまま卒業してしまった……ある意味一番幸せだけど、何も知らない分しんどいと思う。

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    投稿日: 2021.09.09