コバルト小説女性向け。読んだことあるけどやっぱ欲しいな〜。自分の恋人が殺人事件の犯人ではないかと疑う、というぎすぎすした話でした。コバルトがBLに手を出し始めた頃の作品だったんですが、ほかの作品から群を抜いて印象的なよい作品でした(あの頃はほんとに氾濫してたからな…)。ミカンというとさわやかな香りを思い浮かべそうですが、この話の蜜柑はむせ返るような甘ったるい、病的なほの暗さを感じさせます。立ち読みで読みきりました(サイテー!)買っておけばよかった。