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マイ・ストーリー
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ミシェル・オバマ、長尾莉紗、柴田さとみ/集英社
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総合評価

66件)
4.4
32
24
6
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    ファーストレディも等身大の女性でありママである。妻として、母親として、ひとりの女性としてのミシェルオバマが、自分と重なる感情を持っていて、共感するところもある。だけど、彼女の努力、行動、意志の強さはやはり並外れていて、だからこそ周りに優秀な人材が集まる、さすがファーストレディになるだけの人物なんだと納得させられる。 彼女のあふれる感謝の心、敬愛の念が人生を素晴らしいものに形作っている根幹であるだろう。

    0
    投稿日: 2025.10.04
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    教えてくれた人は低評価だったけど、自分はけっこう楽しく読めた。諸々あって読了までに1ヶ月半かかってしまった、、。

    0
    投稿日: 2024.09.26
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    ミシェル夫人の個人的な葛藤から、アメリカの抱える闇など知れてよかった。大統領選のニュースなどでなぜだろう?と疑問に思うことがあったがこの本で背景が分かったので理解が深まった。子供の貧困や南部の人の価値観など...。普段生活する中で他人も同じような環境に身を置いてると考えてしまいがちだけど、全く違うこともあってそこを見ずに何か言ったり決めたりするのは外してしまうこともあり。政治の難しさやアメリカという厳しめな国のリーダーになることの覚悟を知った。

    0
    投稿日: 2024.07.29
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    2度目の熟読。新刊を読む前に再読。 オバマ夫婦にとっての結婚。現代的なパートナー関係を望み、寄り添って生きる協力関係。それぞれの夢や願望を邪魔するものであってはならない。困難を乗り越えたり目標に辿り着くことは、家族の幸せが大前提。安定感。

    0
    投稿日: 2024.01.21
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    読了するまで1ヶ月弱かかったが、読んで良かった。 ごく普通の労働者階級の家庭に育ったミシェルさんが、オバマさんと出会って、視点がどんどんと広がる様子がよくわかった。 ミシェルさんの視点を通じて、もちろん全員がそうではないとは思うが、こんなにも国を愛し、国の未来を信じて行動できる人がいるアメリカという国の力強さと奥深さを感じた。 ファーストレディという、明確な職務規定はないが絶えず世間から注目されるポジションをいかして、自分の行動や言動を常に意識し、世の中にポジティブな変化をもたらそうとする姿勢に感銘を受けた。 ファーストレディほどの広い影響力はなくとも、私を含めて全ての人が、少なくとも自分の身の回りに対しては、自分の行動や言動を通じてポジティブな影響を与えることができるはずだと我が身を振り返る機会になった。

    1
    投稿日: 2024.01.18
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    ミシェルさんの最新エッセーの順番が回ってこないのでこの自伝を先に読んでみた。オバマ氏の大統領任期がおわった2017年1月からほどなく書き始めたのだろう。ミシェルさんの外見からは強くてたくましい印象を受けるが、それにたがわずパワフルな人だな、そして頑張り屋さんなんだ、というのが第一の読後感。幼少期から高校、大学、職業生活、オバマ氏との出会い、子育て、選挙、ホワイトハウスでの生活、そして去るまでを率直に語って好感を持った。訳文もよかった。 そして本からはしかし、内面では繊細な部分もあり、それはシカゴの黒人社会、父母や祖父母の黒人としてのあきらめやアメリカ社会への怨念を感じて育った生育歴から来るものなのか、と感じた。それにしても日本からでは伺い知れない、アメリカ社会での黒人の置かれた非常に厳しい状況が窺えた。頑張って優秀さを示しやっと白人社会の入り口にたどりつける状況。そして入口にたっても今度は女性ということで新たな壁も生まれる。 オバマ氏とは職場で同僚として働いていたのかと思ったら、年はオバマ氏の方が3歳上だが、一旦職業についてロースクールに入ったオバマ氏が、すでに法律事務所で働いていたミシェルさんの所にインターンでやってきたのだとわかった。ミシェルさんはその教育担当で、オバマ氏は初日から遅刻したなどとあった。ミシェルさんは歩くのも早く、用意周到なタイプだが、オバマ氏は歩くのがゆっくりで、なんというか包容力のあるタイプらしい。 少なくともオバマ氏がイリノイ州の議員、イリノイ州選出の上院議員あたりまではミシェルさんも職業的には対等だったが、大統領に出馬する選挙あたりから夫の補助に回る。まして大統領となると「夫人」という肩書。広大で豪華なホワイトハウスの恵まれた環境において、私と娘たちは「おまけ」にすぎない、と書く。 だが、ファーストレディの奇妙な力にも気づく。肩書とおなじくらいぼんやりと不明瞭だが、伝統的に柔らかな光のようなものを振りまきながら、その献身によって大統領に尽くし、もっぱら従順でいることによって国に尽くすことが求められるが、うまく扱えば、その光はもっと強く輝き、他人に影響を及ぼせると。それでミシェルさんは子供の食育やマイノリティの子供たちの教育の向上のため、子供たちをホワイトハウスに招いて集まりを持ったりした。 アメリカ大統領は日本で言ったら首相と天皇を兼ねているものなのかもしれないなと感じた。ミシェルさんの本から窺えるオバマ氏にも改めて興味が湧いてきた。 2018発表 2019.8.28第1刷 図書館

    10
    投稿日: 2023.12.28
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    本の終わりには6ページに及ぶ謝辞。こんなにも長い謝辞をはじめて見た。 ・人を頼ること、信じること、思いやること ・教育の大切さ   を改めて感じた。 この本に出会えて良かったと思う。

    0
    投稿日: 2023.09.12
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    バラク・オバマの妻であるミシェル・オバマの自伝。貧困街の生まれでありながらも名門プリンストン大学とハーバード・ロースクールを経て弁護士になり、バラクと出会い結婚し、ファーストレディへ。順風満帆に見えるサクセスストーリーの裏側が紹介される。 自分のことを「賢くて分析好きの野心家」だと考え弁護士の素質に気付いたこと、ハンデを原動力に変え自分を信じて勉強したこと、 『制限や世間の目等の心労』を『自分の持つ影響力』と捉え活用したこと、 的確かつ前向きな自己理解のもと自分を信じて努力する聡明さ、芯の強さに惹かれる。 また、一つの事実でも捉え方次第であり、ミシェルは咀嚼の上手い人だと思った。活かしたもの勝ちだ! バラクとの出会いはロースクール。ミシェルが努力してなかったら?弁護士になってなかったら? 頑張る過程での出会い、それを評価してくれる出会いって素敵だと改めて思った。 自分のレベルを上げれば相応の人との縁があるというのが体現されてる。急がば回れで結局最良で最短の道なのかもしれない。 ファーストレディになる人物でも「このままでいいのか」「やりたいことは何か」「幸せとは何か」と悩み生きてきたことが実感できた。 世の中それを考えてる人は多いと思う、じゃあ明暗を分けるのは何だろう。

    0
    投稿日: 2023.07.23
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    ひたすら、すごかった。優秀だからの一言で片づけるのは絶対に違う。あんな重圧の中で子育てして大統領夫人としての責務を果たして、、、想像すると圧倒されて言葉が出てこない。 子どもも順調に授かれたわけじゃない。治療をしてようやく授かった。またバラクとの関係の危機にも直面している。まさかカウンセリングという手段があるとは知らなかったが、常に物事がうまくいってるわけではない。 そして政治の世界。バラクは強い。ミシェルや娘たちがいるだけでなくバラクそのものも強い。日本でも政治家がしょうもない批判を言うし、メディアもあさっての質問をするし、平気で人を傷つける。アメリカも同様だった。というか、それ以上だった。何かをすれば馬鹿にされるのは当たり前。それも、黒人だからやり玉にあげられる。共和党ってのはホントしょーもないと思ってしまった。でも、ヒラリー・クリントンしかり悠然と立ち向かう人間としての強さをミシェルは身につけた。周りの反応を気にするタイプのミシェルが段々強くなっていくのを読んでいて感じた。 マリア(娘)がテニスコートでボールを打つように、ただやるべきことをやる。日々をしっかり生きることがどれだけ勇気になったか。もちろん、人種差別に苦しむ人が生きやすいように行動するという、全体に向けた信念も。 今年読んだ本の中で1番感銘を受けたかもしれない。

    2
    投稿日: 2023.07.04
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    ここ数年の間に読んだ本の中で間違いなく一番感銘を受けた。特に印象的だったのは、道を指し示しながらも決して強制することはなかった両親の教育方針、オバマとの馴れ初めと彼の何がそんなに特別だったのか、そしておそらく世界一多忙であっただろう夫婦がいかにして仕事と子育てを両立したのかという部分だった。 人生で迷うことがある度に戻ってきたい一冊。

    1
    投稿日: 2023.06.29
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    出会えて良かったと思う一冊。ヒラリーの『困難な選択』と併せ読むとオバマ政権の舞台裏が立体的に見えてくる。マイノリティとして、母として、公人としての葛藤、夫婦の危機、世論のバッシング、それらをどうやって乗り越えたのか。ファーストレディという特別な視点から、人として等身大に語られる内容は示唆に富む

    17
    投稿日: 2022.11.16
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    最近一番読んで良かった本。 政治家、とりわけ大統領夫人になるということは皆が当たり前のように送っている「普通」の暮らしが極めて困難になるということで、その中で娘さんを「まとも」な感性のある人間に育てようと苦労されたこと。また、夫のキャリアを優先せざるを得ない中で自分の出来ることを見つけ育てていくこと。この二点にとても共感出来、勇気を貰いました。ミシェルオバマはこれ以上無いくらいの華やかで立派な経歴の持ち主なのになぜか読むと「私にも出来る」という勇気が沸いてくる。 また、幼年時代からの回顧録でかなりのボリューム感があるが、驚くことに無駄な文章は一文もなく、幼年期のなんて事ないようなエピソードは全て後の人生に反映されていく圧巻の構成だった。加えて和訳も非常に品質が高く、自然な日本語なので読みやすい。間違いなく素晴らしいチームがいてこそ出来た本だと思う。ご本人の人生経験や人柄だけではなく、ミシェルオバマの人望がこれだけの良著を生み出したのだと感じた。 加えてアメリカの人種差別問題、社会問題(健康、銃保持、医療制度、格差など)についても学べる一冊だった。黒人が無視され続け、能力があっても地位につけない歴史があったため、黒人は無能かつ危険だと白人社会に決めつけられ、黒人はやるせなさと怒りを溜めていく。また犯罪のターゲットにもなってしまう例が尽きないとのことで、black life’s matter は起こるべくして起こった社会運動なのだなと勉強になった。また、社会問題に関する点では貧困地域には生鮮食料店がしばしば無いという記述があり仰天してしまった。日本は国力こそ低下しているが非常に暮らしやすい良い国なのではないかと考えさせられた。

    2
    投稿日: 2022.10.04
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    ホワイトハウスの内側の世界への好奇心から手にし、その観点からも十分面白かったが、比較的貧しい地区で生まれ育ちながらエリートとなった意志の強さと行動力に素直に感服した。夫がだんだん政治の世界へ深く入っていくにしたがい生じる、家庭とキャリアの両立という、言葉にすると陳腐なほど普遍的な悩みを両手いっぱいに抱えながらも前に進んでいく姿にも勇気づけられた。

    1
    投稿日: 2022.07.31
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    かなり厚みのある本だったので読み切れるか不安だったが、読んでよかった。 ミシェルオバマは、最高に努力家で、とても賢い。 でも、内には一般の人と変わらない思いを沢山持っている。 そして何より自分に与えられた使命をどんなに辛くてもやろうとする。 考え方、物の見方をとても学んだ。

    0
    投稿日: 2022.05.06
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    2009年から2017年までアメリカのファーストレディを務めたミシェルオバマの人生を自伝的に書いた一冊。 賢くてたくましくてしなやか。 誰かの求める女性像に、世間的なものに囚われて私たちは物事を判断しがちである。 世の中には家柄や肌の色など、自分の力でどうしようも出来ないこともある。 でも、出来ないことに目を向けるのではなくどうすれば打開していけるのかをいつだって探すことを忘れてはいけない。 すべての女性に勇気と活力を与えてくれる一冊。

    3
    投稿日: 2022.04.05
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    印象的だったフレーズ もちろん、このように生まれながらに自信を持っていることは素晴らしいが、…慣れるまでには努力か必要だった。…ただその存在感が強すぎたのだ。その自信、自分が世界に変化をもたらすことができるという彼のそばにいると、どうしても彼と自分を比べて気後れした。…本人が気づかないうちに私自身の目的意識を脅かしているように思えた。 誰しも、自分より圧倒的に賢い、または、タイプの違う人と共にいることは拒絶反応がでる。ミシェルはバラクへの強い絆を感じ、一緒にいることを諦めず、自分も楽しんで生きることを学んでいった。本文の言葉を借りると、愛が勝ったのだ。 自伝には成功体験ばかりが載っているという偏見を持っていたが、この本には失敗もいくつか書かれており、そこからどのように立ち直り、考え方を転換させたかが書いてある。黒人、女性、貧困などさまざまな「異端」をルーツに抱えながら、気高く生きている姿は文字を通してでもエネルギーを感じた。 アメリカだけでなく日本でも存在する(と思っている)、人種差別について、混沌とした世の中でどのように解決できるのかについても考える機会となった。

    0
    投稿日: 2022.04.01
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    パートナーとの付き合い方、しなやかな生き方、ファーストレディとしての職務や自身のキャリアを続けながらも子どもに必死に最大限の愛情を注ぐ母としてのあり方など、これからキャリアを重ねていきたいと考える私には学ぶものばかりだった 賢い人特有の痛快なユーモアにクスッとしたり、胸を打たれるシーンに涙が出そうになりながらも600ページ弱の長編もあっという間に読み終えてしまった 社会に出る前に読めてよかった

    1
    投稿日: 2022.03.06
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    国籍もバックグラウンドも全く違うのに、どこか共感できるところがある。 (特に母親目線での子供に対する考え方や、1人の妻としての夫に対する想いや仕事や選挙への戸惑いには大いに共感できた。) 生い立ちからファーストレディ時代まで、所々で共感しながら、壮絶な経験に胸が熱くなりつつ、あっという間に読了。

    0
    投稿日: 2022.02.09
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    ミシェルは、賢くて、パワフルで、それでいて優しさあふれる方だと感じました。 前半の生い立ちから大統領夫人になるまでの記述は、米国の差別意識や教育環境などをうかがい知ることができました。 後半は、プライベートなど全くない公人としての立場と、家族を守る立場との狭間で、揺れる気持ちが良く伝わってきました。 ただ頭が良いだけでなく、柔らかな豊かな感情を持つファーストレディだったのだろうと想像します。 米国民の健康志向を高めたことは、ミシェルの大きな功績だったことと思います。 全てをさらけ出したわけではないでしょうけれど、ミシェルという素敵なファーストレディの心の内を知ることができ、働く母として勇気づけられました。

    1
    投稿日: 2022.02.07
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    元大統領夫人も、夫が帰ってこない!と悩んでいたことに衝撃を受けました。夫と比べて不公平と感じたり、夫が何時に帰れるのかにエネルギーを使いすぎとか、自分と似ていて、遠い世界の人だと思っていたのがぐっと身近に感じ、一気に読み進めました。 夫の多忙を変えるのは難しい、じゃあどうしたら自分が幸せになる?自分を縛っている価値観から本当に自分が大切にしたい事だけに見直し、正解や前例のない役割を自分で見出していく姿にとても勇気をもらえました!(2021/12/29あき)

    2
    投稿日: 2021.12.29
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    ・内助の功 ・その時代のファッションアイコン が自分の中のファーストレディー像だった。 彼女の場合そのどちらも持ち合わせていたけれど夫とはまた別の独立した存在に見えていた。(実際にその人物になることが幼少期からの願いであり、本当に彼女の思惑通りだったのにはビックリした) 夫が手の届かない賢者であるのに対し、彼女は地に足つけたindependent woman。(事実だけど)まるでフィクションのような対比で、しかもバランスまで取れているところに感心してしまった。 日本語版タイトルが『マイ・ストーリー』… 確かに自伝だから主題は一人称なんだけど、彼女だけの物語じゃないんだよな。彼女や家族の人生が創り上げられていく様子が夫同様シンプルなワードで表現できている。だから今回は「(原題の)“Becoming”を読んでいる」という意識のまま読み切った笑 基本的に客観的な文体だったけど、政敵やメディアによる猛攻の場面に来たところから、長い長い独白が始まってたじろいだ。 最終的に彼女は彼らに立ち向かうのではなく、自分らしさは失わず修正できるところは修正するという姿勢で乗り切るんだけど初めて叩かれる経験って考えただけで塞ぎ込みたくなる。 (おこがましくも)「この時自分だったら乗り切れたか?」を考え続けた時間だった。彼女通りに行かずともその頃には家族全員手を携えて“YES”と難局を受け入れられるようになっていたいと、彼女の熱いメッセージを受けて火照った頭で考えた。

    8
    投稿日: 2021.10.21
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    20210911 友人の勧めで読んでみた。 ミシェル・オバマという1人の人間性をファーストレディ、妻、母親、娘、黒人という様々な視点から知ることができてとても面白い一冊だった。 彼女の様々な人生の岐路、葛藤も赤裸々に書かれていてとても学ぶものが多かった。 バラクと出会い、人生を共にする中で彼女の軸となる考え方が少しずつ変化していく過程が読んでいて心地よかった。こういうのがパートナーと歩んでいくってことなのかな、って。 私にはどんな未来が待っているんだろう。 「何かになることは全てプロセスの一部であって、長い道のりの中の一歩にすぎない。そこには断固たる姿勢と忍耐が求められる。成長し続けることを決して諦めてはいけないのだ。」

    1
    投稿日: 2021.09.11
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    オバマ夫妻の人となりや思想の根源がよく分かる一冊。 2人とも裕福ではなく差別にも晒された子供時代を経て、社会をより良くしようとの思いを持ったとのこと。大統領夫妻になるべくしてなったんだなと感じた。 ホワイトハウス生活もリアルに大変な一面も煌びやかな一面も綴られており、見たことのない世界が垣間見れて楽しい。

    0
    投稿日: 2021.09.02
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    評価は3.5 前半のファーストレディになるまでは、ミシェルのひたむきで、少し青臭いところがとてもいいなと思って読み進めた。 でも後半はあまり共感できず…。特に最後。私は決してトランプ派ではないけれど、あまり良い読了感が得られなかった。これは私が最近の行き過ぎているように感じるBLM活動に嫌気がさしているからかも… ともあれ、かなりボリュームはあるけれど、読んで損はないかなと思う。

    0
    投稿日: 2021.07.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    Netflixでドキュメンタリーを観てから読んだ。 ミシェルオバマも場所や言語が違えど、若い頃に自分と同じ悩みを抱えていたんだなって思って、勇気をもらえた。 人生は教えてくれる。進歩や変化はいつだってゆっくり起こされるのだと。二年や四年では、まるで足りない。一生分の時間でも、まだ足りないかもしれない。私たちは、いつ実を結ぶともしれない変化の種を植えているのだ。だから忍耐強く、待たなくてはならない。 何かになることはすべてプロセスの一部であって、長い道のりの中の一歩にすぎない。そこには断固たる姿勢と忍耐が求められる。成長しつづけることを決して諦めてはいけないのだ。

    0
    投稿日: 2021.05.20
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    途中までは一般人であり、ファーストレディになるだけで発言、行動の責任の大きさが桁違いに変わりその苦悩が良く伝わった。 自分から行動する大切さを学び、モチベーションを貰った。

    1
    投稿日: 2021.04.25
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    キャリアとして、自分が何をするとやり甲斐を感じられるのか。この悩みについて、本を読んでから再考した。 ミシェルオバマが、弁護士という安定、高給料の仕事よりは、黒人・マイノリティのコミュニティを改善するために現場に入って貢献する道を選んで、パッションのある人生を過ごしたことを見て、改めて自分のキャリアを考え見直した。

    0
    投稿日: 2021.04.10
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    子どもは、物の大きさや価値について学ぶよりもずっと前に、他と比較して図ることを覚える。そして運がよければ、自分がずっと間違った測り方をしてきたことにやがて気づく。測る対象を人の温かさに変えれば、人生はいつだってもっと素敵になる。

    0
    投稿日: 2021.02.21
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    [感想(良かった)] ◯印象に残った内容: ・家族の大切さ ・夫であるバラク・オバマが大変な読書家である事。 (p.149) ・「何かになると云う事は、前進する行為であり、 進化の手段であり、より良い自分になろうと歩み続ける事」 (p.570) ・「ファーストレディ」の立場とは何か? (p.502) etc.etc. ◯装丁  彼女の生涯のターニングポイントの写真が豊富。 [感想(良くなかった)] ×原著でもそうなのだろうが、  目次を丁寧にリストアップして欲しい。  読み返す場合、自分の再読したい箇所が  何処にあるか、さがさねばならぬ。 [総論]

    0
    投稿日: 2021.01.24
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    著者を通して世界で起きていることが身近に感じられた。関心が湧いた。仕事と家庭と奮闘することは皆同じ。ブラックライブマターをはじめ、生まれた環境や性別による不平等がなくなるように。より幸せな社会を作れるように、できることをやるしかない!

    0
    投稿日: 2021.01.11
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    ご存知、ミシェルオバマさんが書いた1冊 多様性の奥深さを教えてくれると共に、強く生きている彼女半生から、たくさんの事を気づかされます。

    0
    投稿日: 2020.12.29
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    ミシェルオバマの幼少期、オバマとの出会い等のプライベート部分が書いてあり、親近感がわき、面白かった。そしてファーストレディーのときに取り組んだことや経験したことが書いてあり、一見華やかにみえる生活であるが、苦労も多いことを学んだ。 ミシェルオバマほどの才能がある人でも『自分は十分であるか』という疑問が常にあったようで、意外だった。しかし、やはり黒人女性というだけで、いろんな問題が付き纏うので、そのような考え方になってしまうのは仕方ないと思った。 【自分にも取り入れたいこと】 ・子供を芸術や文化に触れさせる ・週末にブートキャンプ(友人との絆強化)を実施する。 ・子供には愛情と高い期待を注ぐこと。『あなたは大切な存在だ』というメッセージを注ぐこと。

    0
    投稿日: 2020.12.18
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    納得の高評価。今年読んだ本の中で間違いなくトップ3に入る。自分は何者なのかと問いながら、人生の一瞬一瞬を全力で生きるミシェル氏の姿から力をもらえる。彼女が幼少の頃、人気者の兄の影でシャイだったという話から、愛する父親の死、結婚後6年間子どもが出来なかったときの辛い気持ちまでも包み隠さず書かれている。バラク・オバマ氏との出会いの話も引き込まれるが、彼はあくまでもミシェル氏の配偶者であり、本書は彼女の人生そのものに焦点を当てて書かれているところがよかった。 以下、本書よりお気に入りの箇所を抜粋。 「今考えると、母の行動の裏にはすべて、自分は子どもたちを大人に育て上げたのだという口には出さない自信があった。私たちは自分で自分の決定を下した。私たちの人生は私たちのもので、母のものではなく、この先もずっと変わらないのだから。」 「努力しなくていい楽な道を選ぶスザンヌの選択は、私のやり方とはまったく相容れないと思うこともあった。今考えると、私は自分の基準で彼女を不当に見下していた。でも、あのころは自分が正しいとしか考えられなかった。」 「娘たちには決して一家の大黒柱が帰宅したときから家族の生活が始まるなんて考えてほしくなかった。うちは父親の帰りを待ったりしない。家族と過ごすために努力するのが父親の役割なのだ。」 「私は今に至るまでに多くの苦難の場面で、あの言葉を幾度となく自分に言い聞かせてきた。『私は十分な人間なの?ーええ、十分よ。』」

    4
    投稿日: 2020.11.30
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    オバマ前大統領の妻、ミシェルの自叙伝。 一般的な家庭から、ファーストレディにまで上り詰めるまでの逸話は、黒人が米国で生きていく事の困難さを認識させられると共に、可能性の国であることも感じられた。 夫としてのオバマ前大統領の姿は親近感を感じる。

    1
    投稿日: 2020.11.11
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    「いじめに対して向き合いつつ、決して相手と同じレベルに落ちないこと。 支配をちらつかせた脅しとは、相手の人間性を奪う一つの形だ。」 差別されたり貧乏であることが当たり前になり過ぎて、1日1日をただ過ごすことで心身を消費して、大切な人の命を奪われても流れに抗わない、というよりも抗えないほどの弱者の人たちに何度も寄り添い、共感し、現実を受け入れつつも、教育によって自分の未来を変える力や抗う闘志を持つことの大切さを訴える。 自身が黒人であるが故の差別や裕福ではない環境の中でも真っ直ぐ生きてきた経験を基に、弱者に対して自身がメッセンジャーとなって、チャンスや自信を与える側にまわっていく一連のストーリーは、勇気づけられる。 面白かった!

    0
    投稿日: 2020.10.27
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    凄い女性。だけど親しみと共感を与えてくれる人物。 そこまで…というくらい自分のありのままを綴っていたけれど、そこまで自分の経験やルーツ、何より自分がどういう性格かを理解しているからこそ、常に判断して前に進んできたのだと感じた。黒人だから女性だからという理由で、世間や敵政党に困難な目に遭わされ辛さを感じても、事態を前向きに捉え直し、自分に何が出来るかを考える努力を怠らない。そんな1人の人間としての強さを見習いたい。そしてどんな時も家族を1番に考える優しくて心強くて頼りになる、素晴らしい娘であり母親の姿に感動した。 またバラク・オバマ氏がどんな人物か、初対面からも妻の視点からも描かれていて興味深く、とても好感を持てたし、やはり尊敬する。

    1
    投稿日: 2020.10.22
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    すごく読みやすい。 地の文章もすばらしいのだろうけど、翻訳もすばらしい。 ひとつの少女の物語として、ウェルメイドされた小説のように(赤毛のアンみたいな)読んでしまった。 幼き頃のシカゴのサウスサイドの街並み。 出て来る登場人物(彼女の親戚たち)みんな愛おしい。 父・母・兄についてもとっても魅力的だった。 そんな素晴らしく楽しめる文章世界のなか、 彼女自身だからこそ描ける葛藤の日々。 よくこんな風に細かく日付け単位で様々な出来事を描けるなあと感嘆した。 おそろしいほどの事実確認作業を要したはず。 それでも細かく描くことによって映画のように惹きこまれる臨場感が出せるがゆえの。。。 彼女の葛藤のなかに浮彫になる人間性。 考え方。オープンマインドで、真面目な努力家。 傷ついても、前向きでいようと必死になるひたむきさ。 きっと両親からの影響が大きいであろう、希望をなくさない姿勢。 そんな彼女がオバマ氏と出会って、またさらに 自分自身の視野を拡大させていく、羽ばたいていく その姿が本当に素晴らしいし、人間の人生に希望を持てた。 質や大きさは異なれど、こんな風に他人と関わり、世の中、社会と関わり、人生を歩みたい。 望めば、必ずできると教えてもらった気がする。 言い方に語弊があるかもしれないけど、彼女は本当に女性性の最高に素晴らしい面を思い出せてくれる。 柔軟さが一番印象に残る。 とにかく名言の数々。 人生の折り目に触れて読み返したい。 彼女の著書が新しく出たら必ず買う。 訳者の方が同じ方だと、なお嬉しい。。。

    1
    投稿日: 2020.09.02
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    正直でエネルギッシュな人柄にパワーをもらった。女性として生きる視点、改めて考えるきっかけになった。Respectし合えるパートナーを持つことの素晴らしさ。

    0
    投稿日: 2020.08.15
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    三日間で一気読み。貧しいが子どもの教育を大切に考える両親の元で育ったアフリカ系アメリカ人の少女が、いかに不安を克服しながら自らの能力を開発し、想像も出来なかった世界に身を投じ、ファーストレディになる前となってからはマイノリティ故の誹謗中傷に打ちのめされながらも出来ることを探し、人々に勇気を与える行動を取り続けてきたか、が語られる。キラ星のようなキャリアを積み上げた人間も、悩む迷い憤る1人の女性なのだというこおがありありと伝わってくる。これから、ミッシェルの活動に注目してみよう。

    0
    投稿日: 2020.08.10
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    面白かったー! 弁護士事務所の先輩で、ファーストレディになってから食育とかやってて、くらいしか知らなかったんだけど。 出身はシカゴの貧困地域(になっていったところ)でプリンストン→ハーバード→法律事務所…努力の人。アメリカで黒人は制度的差別、という本当に理不尽な立場に置かれているようだけれど、頭がよく努力する人には、道は開ける国なんだな。入口は狭いけれど。 そしてキャリアや不妊、育児との両立に悩む様子には親近感。あとオバマは頭のキレや視座が高いところ、奉仕的な人柄、とほんとすごい人だな(本人検閲入ってるかもだけど) 選挙が進む様子にはわくわくドキドキし、ファーストレディになってから何をなすべきか、悩んで、行動していく様子はかっこいい。弁護士だった人がなぜに食育? いや大事ではあるけどさ、専門生かしては? と思ってたけど、法務嫌いだったり、ヒラリーが失敗してたのね。。 ホワイトハウスの内実も、ミーハーに面白い。 もちろん構成とかいろいろプロの手が入っているんだろうけど、全編通してミシェルさんの素敵なお人柄が感じられて、これはファンになっちゃうわ。

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    投稿日: 2020.07.25
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    前ファーストレディであるミシェルオバマの自伝。 前半の幼少期の思い出を語る部分はやや単調だが、法律事務所で働き始めバラクオバマと出会ってからは俄然面白くなる。何事も事前に準備して計画どおり進んできた彼女の人生が、良くも悪くも予想もつかない方向に転がり始めるのだ。彼は未来の米国大統領であり、彼女の人生に与えたインパクトは当然市井の人々のそれとは比べ物にならないとは思うが、一人の人間との出会いによって動かされる人生の物語として大変面白かった。 さらにホワイトハウスの内幕(警備、家具、スタッフ等々)も明かされており興味深い。

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    投稿日: 2020.07.16
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    米国在住の時感じたChangeの勢いの裏側で、ミシェルが本当に普通の人として感じていた事を知り、ちょっと感動した。 オバマの素晴らしさとミシェルが感じる世間一般男性と同じ平凡さ、世界最大のパワーを持ってしてもChange出来ない世の中とそれでもココそこに希望があると信じられる事への期待。

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    投稿日: 2020.07.15
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    第44代アメリカ大統領バラク・オバマ氏の妻、ミシェル・オバマのストーリー。 バラク・オバマ氏はとても真摯な人間であること、ミシェル・オバマ氏もファーストレディーとしてアメリカ国民の健康を守るために尽力したこと、アメリカ大統領の子供として世間から注目されることになった子供たちを心配していたことがよくわかる。ミシェルさんのストーリーを書くことは、大統領のストーリーを書くことになるため、悪いことは書けないと思う。そう思いつつも、やはり真摯な様子が伝わってきた。 ミシェル氏は、肌の色が黒く、女性であり、マイノリティの立場だ。それでも学問に励み、高学歴の大学に入学し、弁護士となり、ファーストレディーになった。その人生から学ぶべきことは多い。 ミシェル氏の父は、多発性硬化症をわずらったものの、まったく医者にかからなかった。だんだんと病気が悪くなっていく様子、それをただ見守るしかない家族の様子が印象的。なぜそこまでして医者にかからなかったのか。受診することで、悪くなる病状を聞くのが辛かったのだろうか。現状を知り共に生きることと、何も知らずに悪化する身体をもつこと。どちらがよいのだろうかと考えてしまった。 父の死と、若い友人の死から、人生は短い。無駄にしてはいけないと誓うミシェル氏。 バラク・オバマ氏との出会い、ファーストキスの様子は、素敵なラブストーリーでほっこりする。オバマ氏が、バリ島にこもって本を書いたり、ふとしたときに所得の不平等について考える姿が印象的。大統領になってから精力的に働く姿、ホワイトハウスでの暮らしも参考になった。 多様性を受け入れる社会を望んでいたのに、次の大統領はトランプ氏になってしまった。すごく残念な様子が窺える。でも、希望を捨てていない。次の世代が、より良くなることをずっと信じているのだ。  

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    投稿日: 2020.07.03
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    大統領夫人という世界で数少ないこのポジションから見た、約半世紀の彼女の物語は実に興味深い。一般人となんら変わらないミシェルとオバマのロマンスの話も好きだ。彼らの人柄は人々を魅了する。 物語で語られたのは、輝きもがいた人生と黒人差別。タイムリーな話題であり、リアルな感情だったので心が揺さぶられる。賢く強い彼女の人生も差別と戦ってきた。人種も性別も国のしがらみも超えた平和な世の中がやってくる時代はくるのかな。

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    投稿日: 2020.06.20
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    少女時代のあたりは、ちょっと読むと眠くなり‥でしたが、そのあとはぐいぐいと読めました。 比類なき努力家であることはもちろん、オバマ大統領への信頼、愛情の揺るがなさに感服。そして娘たちの環境を整えることへの並々ならぬ配慮。さらにキャリアウーマンとして、悩みながらも突き進む姿。すごいの一言です。 私がミシェルの人物像について思うことは、「わきまえてる」。決して周りを振り回さない。自分のポジションを正確に捉えて、正確に行動する。でも、日本風にいうところの、三歩下がってとか、オバマ大統領の陰に隠れて、ではない。ファーストレディとして、自分の目標ははっきり掲げて、実行に移す。絶妙なポジショニング。ほんとにすごい人です。 元ファーストレディとしての、ミシェルにも、期待しています。

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    投稿日: 2020.05.18
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    女性で、黒人で、聡明で、意欲的。 それだけで、話に聞く耳すら持ってもらえず、怒れば感情的だと批判され、半分の権利を手に入れるために2倍の努力を必要とされ、失敗を過剰に評価され、敵意と畏怖を向けられる。 女性や黒人を代表しているという無意識の意識。 ミシェルの半生を紐解くと、アメリカでアフリカ系アメリカ人が大統領になったという歴史の重さがわかる。 人々のあきらめを希望に変えていく、大統領選の過程に胸が熱くなる。 私たちはまだ闘いの途中で、前に進み続けなければならない。

    3
    投稿日: 2020.03.29
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    半月くらいかけて読み終わった。 この人の持つパワーに圧倒される。 愛情深い両親に恵まれたとはいえ、裕福な家庭に育ったわけではない。 黒人で、女性であることがハンディキャップとなった(そして今でもまだ、そうなんだろうが)社会で、最高の学歴と仕事を手にしたのは、彼女のたゆまぬ努力による。 子どもの時から負けん気が強く、時には痛々しいほど自分を鼓舞するように頑張ってきた。 幼稚園児の頃から、ピアノの練習で我が道を貫き通そうとしたエピソードが象徴的だ。 本書では不妊治療を受けたことも、率直に語られる。 二人の子どもを授かった後、仕事と子育ての嵐のような暮らしぶりも、また。 彼女の強さに敬服するとともに、正直、そこまで頑張らなくても…と思ってしまう。 夫が政界に進出し、大統領候補となっていく中で、夫妻の心が全く離れなかったのには驚く。 大統領選や大統領となってからの一挙手一投足が世間の目にさらされ、政敵に利用される、特異な立場についても、克明に描かれている。 自分の力でキャリアを切り開いてきたこの人にとって、「夫人」でしかない地位はさぞや居心地が悪かったことだろう――と思ったら、そこで終わらないところがミシェルさんだ。 世間の耳目を集めることで、自分が取り組むべき社会的課題にアプローチしていく。 頑固なほど自分を貫き通す少女時代から、なんとこの人は柔軟に自らを成長させたのだろう。 前向きに、人に対しては心を開いて、というこの人の姿勢に感銘を受ける。 オバマの時代がよかったのかは、まだ何とも言えない。 アメリカの中で理想を求める人たちがあれほどいる、と知らしめた大統領ではあった。 トランプ大統領となってから、私はアメリカ南部の公立高校を訪ねる機会があった。 落ち着いた学校だが、アフリカ系、アジア系の多い学校だ。 その受付には、任期が終わってもオバマ夫妻の写真が掲げられていた。 今も、彼ら夫妻はアメリカの理想を体現する存在のようだ。 けれど、その後の反動も激しい。 トランプになった途端、株価は急上昇。 景気がよくなったことで、新大統領を支持する声も根強く、トランプ氏はこのまま二期務めそうだ。 思えば、オバマ氏には、日本人も理想を見すぎてしまっていたのかもしれない。 本書には、ノーベル平和賞受賞につながった、核廃絶に向けての彼の動きについては全く書かれていない。 これはいったいなぜなのだろう? そして、ビンラディンを殺害した日のホワイトハウスの興奮を描く一節を読んで、複雑な思いがするのは、「平和ボケ」した日本人だからか?

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    投稿日: 2020.03.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私にとってとても長い本でしたが、なんとか読み終え、本を読む自信がついた。 明快な文章で子供の頃からの記憶を書き出しており、ミシェル・オバマを身近に感じた。 感情的ではないものの実際の経験の記録は胸に迫るものがあった。 誤解を恐れず、自分の言葉で相手に伝え続けるということの大切さを、何度も釘を刺すかのように書かれている事が心に残った。 アメリカ近代社会史に触れることが出来、もっと深めたいと感じた。

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    投稿日: 2020.03.16
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    特別な人間に見える前大統領夫人の、普通の人々と変わらない部分を垣間見ることができるのが一番の面白みだが、その裏に凡人にはない強い信念や行動力が見られ、非常に興味深く一気に読み終えてしまった。今後の自分の人生を考える上で、ヒントとなるような考えが多くあった。ぜひ時間を見つけて再読したい(邦題の「マイストーリー」が、原題の「becoming」の要素が薄く、その点残念な感じがした)・ ・自らに規律を持つことの重要性(ホワイトハウスへの引っ越し費用等) ・教育方針(子供に対して付かず離れずがベスト?) ・自分の信念に基づきキャリアを形成すること ・父母の家事のバランス ・自分の肩書・地位とその活かし方 ・子供への配慮の重要性(大統領家族でさえ、子供の教育を引っ越しで大いに配慮する) ・黒人であることの意味 ・常に希望を持つこと

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    投稿日: 2020.03.15
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    BECOMING ME(記憶にある子どもの頃から、大学を卒業し弁護士事務所に就職しバラクと出会うまで) BECOMING US(親友や父の死、結婚、転職とそれぞれの仕事、娘たちを産み育てる、選挙活動) BECOMING MORE(ファーストレディ、ホワイトハウスでの生活、社交や家族や支援活動) 任期満了、解放。 時代を経て、アメリカの社会や教育や人々の考え方がつくってきた良いところ、知性の典型のようだと思いました。そうやって大統領ファミリーが育まれるなんて、アメリカすごいって。

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    投稿日: 2020.03.02
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    どんな人にも勇気を与えてくれる一冊だと感じました。 アメリカ初の黒人大統領バラク・オバマの妻ミシェル・オバマの自伝です。 アメリカ人の中で黒人で女性というマイノリティに属する人の困難とチャレンジが描かれており、ファーストレディになるまでのキャリアも興味深かったです。 一人の女性としての悩みや家族との付き合い方またファーストレディとしての苦悩が等身大で書かれており、親しみを持感じました。 この本は、自分は何をするために生まれてきたのか・何をしたいかを深く考えるきっかけになりました。 キャリアに悩んでいる方・自分が何をしたいのかわからない方の一助になる一冊です。

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    投稿日: 2020.02.19
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    レビューはブログにて https://ameblo.jp/w92-3/entry-12573404297.html

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    投稿日: 2020.02.11
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    友人同士でお喋りしているような感じでゆったり物語が進むので、もし最初から読み始めていて飽きてきたなあ…となってしまったときは、序盤を読み飛ばして大学に入ったあたりから先を読んでみるのがおすすめです。 ・サウスサイドで生まれ育ったミッシェル氏が、マイノリティであることがどんなことを意味していたか、「どこにも自分のルーツがないと感じる」というのはどういう感じなのか、など、友人に話しているような感じでざっくばらんに打ち明けてくれていて、まるで自分の友人の経験かのように読むことができます。日本に生まれ育った私にはとても稀少な体験でした。 ・ハーバード卒の弁護士という輝かしいキャリアから非営利団体へ転職したときの話では、収入が減ることへの迷いや、弁護士になれて恵まれていると感じるけれどその仕事を楽しめないでいる自分への戸惑い、いつか子どもも欲しいという思いとキャリアチェンジが両立するかの不安、などにも触れています。 バラク・オバマ氏のことを「孤独が好きな個人主義者の男性」と表現しているところも面白かったです。

    0
    投稿日: 2020.01.20
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    これはお勧めの1冊。何故彼女が世間から慕われるのかがよくわかる。彼女の経験をこの本を通して共有できることはとてもラッキーだった。自己への向き合い方、親や子供たちとの関係、そして夫への愛情、彼女の生き方はとてもドラマティックだ。

    3
    投稿日: 2020.01.14
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    分厚くて読み応えのある一冊。 期待せずに読んだけど、読んで良かった。 今年1番。 特にバラクと出会う頃から引き込まれた。 ミシェルはファーストレディだけど、 ローラブッシュやヒラリーとは違う。 失礼ながら、庶民感覚のあるとても有能な1人の女性なんだなと身近に感じた。 エリート街道まっしぐらのファーストレディではなく、 時に自問自答し自信をなくしかけたり、 しかし前向きに自分の意志を信じて進む、 バラクに負けないくらい有能で魅力的な人なんだと分かった。 とくに弁護士・妻・母・女性・黒人・ファーストレディという様々な面で 信念を持って進む姿には力をもらえる。 どんなに小さな一歩でもいいんだ、と思える。 日本にもこういうリーダーがほしい。

    4
    投稿日: 2019.12.24
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    努力、恋、家族、政治、愛、教育、差別、アメリカの壮大さ、本当に様々な要素を詰め込まれたミシェル・オバマのストーリーだった。 図書館で予約をし、ワクワクして初めてこの本とであった時は思わず「分厚い…」とつぶやいてしまったが、本を開いて私は好奇心が抑えられなかった。そこには私たちが普段目にすることのなかった、開票を待ち緊張したオバマの表情、娘二人と寄り添いながらその奥に愛が見えるような微笑みをミシェル・オバマ…読み終わった今も、この本によって与えられた感動、驚き、アメリカに対する興味などの余韻は大きい。 ミシェル・オバマを通して私は、彼女が学んだ大切なことを沢山教わったように感じる。 彼女の幼少期からは、子供が自身を認めてもらうことの大切さ、そして家族で集まって分かち合う時間の大切さを。 学生時代からは女性であってもたゆまぬ努力を怠らずキャリアを積める可能性を。 バラク・オバマと出会ったころからはときめき、そして恋人との価値観の相違を認め、相手のバックグラウンドを含め尊重して考えていくことを。 転職を決意したときは、自分の情熱をもって自身の能力を全うすること、そしてコネを。 そして、夫が大統領になった時は辛辣なメディアのモラルの欠如、制約の大きい生活のなかでも日々冒険を探す楽しみを … これはミシェル・オバマの紡ぐマイ・ストーリーであると同時に、読者である私達一人一人のストーリーでもある。 私はこの本を通し、一人の、(アメリカでは場所によっては差別の対象とされる)アジア人女性として、マイ・ストーリーを築き上げていく、そのための心の支えを得た。 文句なしの★5。

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    投稿日: 2019.11.24
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    マイ・ストーリー 著作者:ミシェル・オバマ 集英社 等身大の語り口で強く胸に迫る前アメリカ大統領夫人の回想録。 タイムライン https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698

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    投稿日: 2019.11.20
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    マイ・ストーリー ミシェル・オバマ氏 「測る対象を人の温かさに変えれば、人生はいつだって素敵になれる。」 大統領夫人の務めのあとの書き下ろしです。 大学進学、弁護士を志した理由。 そして21カ月に及ぶ選挙前の葛藤とその戦いぶり。 さらに、子育てをしながら政治に向き合う母親としての姿。 これらの素直な描写は、わたしたちの世界に共通するものでは  とも感じました。 16の娘から渡されたのが二週間前です。 輪読は世界が広がります。 自分では選択しないテーマもありますから。

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    投稿日: 2019.11.10
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    幼少期の話はいまいち興味が持てなかったけれど、オバマとの出会いらへんから一気に引き込まれた。女性、妻、娘を持つ母として、どんなにすごい人でも同じことで悩むんだと勇気づけられた。

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    投稿日: 2019.10.17
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    ミシェル・オバマさんの自伝。アメリカ大統領関係者の自伝は多いが、以前インタビューを聞いて興味をもったので初めて読んでみた。センシティブな立場にいただけに、非常に差し障りのない、他者への感謝に満ちたストーリーではあるが、前半はシカゴの一般家庭で育った背景が、アメリカ社会をイメージさせてくれる。小学校入学当時はクラスに様々な人種がいたが、卒業時には白人は郊外にでて主に黒人ばかりになっているとか。中盤では弁護士としてエリート生活をおそらく、控えめに描写しつつ、バラク・オバマと出会い恋をするところは普通のラブストーリー。後半は政治との距離に悩みながら食品、健康関連で自らの活動を立ち上げるなど、付属品ではないファーストレディーとして活躍するなど、クレバーさと人間性の高さを伺える。一方で控えめな描写を心がけながらもトランプを支持したアメリカ国民への落胆、軽蔑が見え隠れする。主題ではないが、読み終わったあとに浮かぶ疑問は、なぜオバマは評価されず、トランプなのか。黒人夫妻の美しいストーリーは支持されなかったのだろうか

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    投稿日: 2019.10.11
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    驚くようなこと、意外なことは特になくて、実にあのカップルらしい地に足のついた内容だった。 読みながら、ああ、彼らの任期中はいろんなことがあったなぁ、大統領って大変だなぁ、とぼんやり思った。 でも、今、これを書きながらよくよく考えてみれば、任期中に何もなかった米大統領なんていたのかしら・・・ 小学校を視察しているときに911について耳打ちされていたブッシュとか、副大統領だったはずなのにあれよあれよという間に原爆投下の可否について決断するはめになったトルーマンとか・・・そこまでじゃないにしてもまあとにかくみんないろいろありますな。 オバマは、オバマケアとか外交策とかで任期中はずいぶん叩かれていたけど、なぜかレームダック状態になってから人気が急上昇していったのが当時、興味深かった。本人は「就任時からやってることは特に変えてないけど」って何かのインタビューでそのことについて笑っていたのを見たが。 これって、実際のところはやってきたことが評価されたってことじゃないのかなぁと思う一方で、あらゆる点で真逆とも言えるトランプが次期大統領に選ばれたってことは、自分たちの8年間が否定されたようにも感じただろうな、とも思う。 ミシェルご本人については、「ファーストレディの持つ力とは奇妙なもので、肩書そのものと同じくらい、ぼんやりと不明瞭だ」という一文が印象的だった。 ヒラリーの失敗を教訓にして、政治からは距離を置いていたと知って、なるほどなぁ、と思った。 私は単純に、すごく能力がある人なのにもったいない、なんて思ってしまうが、でも、それが正しいのだろうと思う。 「いわゆる ”おこぼれにあずかりたい” 人はすぐ分かる」とミシェルは書いておられたが、森友学園問題なんか見ていると、我が国の首相夫人はどうもそれが分からない人みたいだしね。そういうのはやはり困ります。 本の中で述べられていたジェームズ・コーデンの「カープール・カラオケ」は放映後すぐ見ていたが(おもしろい!)、エレンの部屋の方は見ていなかったので、見たいと思ってネットで検索したがすぐ出てこなかった。でも、この本のサイン会をエレンとコラボしてる動画が出てきたので見た。 「オプラ・ウィンフリーの名前は何回も登場してたのに、私のことは1回だけ~♪」とエレンがジョークを飛ばしていた。 1回だけだったっけ? よく覚えていない。 でも、そういう番組に出ることの意味について書かれていたことは覚えている。私も、その手の動画をいくつか見て、彼女の明るくてさっぱりした受け答えが好ましかったから、この本を読む気になったんだよなぁ、と思い出した。(ええ、完全にミーハーですわ・・・) 「私たちの存在自体が挑発なのだと常に自覚していた」とミシェルは最後の方で書いていたが、動画からはもちろん彼女の背負っているもの(アメリカで黒人として生まれる、ということの意味など)はまったく見えてこない。でも、無意識下で、きっとメッセージは多くの人に届いていると思う! たぶん。

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    投稿日: 2019.10.07
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    アメリカ初のアフリカンアメリカンのファーストレディとして、2人の娘の母親として、一人の女性として、人間として、どう生きたか、生きるべきかを赤裸々に綴った自叙伝。 私たちは何者なのか? 私たちにとって大切なものは? 私たちにできることは? 本の中で度々出てくるこの言葉を軸に、ミシェルオバマ生誕から現在までを丁寧に振り返る。 裕福ではないが愛情を込めて育てられた子供時代、黒人女性であるための不平等、バラクオバマとの出会いと恋、弁護士という仕事への葛藤、流産と不妊治療、選挙活動の厳しい現実、ホワイトハウスでの全てから守られた生活、妻であり母であり女性であること、ビンラディンの殺害、トランプ大統領当選への落胆。 本の中ではいくつものテーマが散りばめられていましたが、ファーストレディになるまでの3/2は、黒人差別(特に教育面)、バラクオバマの格好良さ(恋しそうになりましたw)、選挙での草の根活動の大切さと過酷さ、がメインテーマ。 ファーストレディになってからの1/3は、大義のために、どこまで個人を犠牲にできるのか、するべきなのか、ということがメインテーマだと感じました。 厚い本なので、読了まで結構時間が必要( ビジョナリーカンパニー以上かかった気がする)ですが、現代社会に根付く沢山の問題を改めて提起してくれているので一度読んでみる価値のある本だと思いました。 個人的にですが、ホワイトハウスから徒歩圏内の学校に通っていたことや、ホワイトハウスの一般公開で訪れた際に見かけた農園がミシェルオバマの食育活動のために苦労して作ったものだったことなどを知り、なんだか身近に感じながら読み進めました。

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    投稿日: 2019.10.02
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    読了。めちゃくちゃ良かった。読んで良かった。 ミシェルのキャリアの軸は、資本主義的豊かさの追及から、どんどん原体験へと近づいていく。 天職って、あくまでもそのときの天職であって、環境や人との出会いでいくらでも変わっていくし(夫が大統領になるとか)、唯一無二でなくて良いのだと励まされた。 ただ、その時々で、「自分は何者か」「果たしていまの自分は十分か」を自分に問い、心のままに、良い意味でいまに抗うこと。 原題は『BECOMING』。何かになること。

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    投稿日: 2019.09.28
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    もっと政治に関する話が多いのかと思ったらそうでもなくて、どちらかというとミシェル・オバマというひとりの女性の半生を綴った本。 置かれた環境は特殊だし「黒人初のファーストレディ」という特別な存在ではあるけど、キャリアのことだったり育児と仕事の両立だったり、悩むことは普通の人と変わらないな、と思った。 ただ、どんな状況に置かれても自分の意思を持って行動し、過去の慣習に囚われずに正しい行動を心がけ、そして何があっても家族を大事にするという強い信念を持った本当に強い女性だなと感じた。 だからこそ、様々なプロジェクトを立ち上げ、色んな人を巻き込み、多くの人達に影響を与えることかまできたんだと思う。 人生前向きに、幸せは自分の手で掴みたい、そんな女性にオススメです。

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    投稿日: 2019.09.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    エリートでファーストレディだったオバマ大統領夫も、子育てや夫の都合でキャリアを変更せざるを得なかったり、引っ越したり。 私達と全く違う人で、悩みの種類も違うんだろうなと思っていたファーストレディが、一般市民の私達と同じようなことで悩み、変わり、周りに少し振り回されたり、子育てのこと考えたりと、とても意外な一面を見れたと同時に親近感。ミシェルさんのことが好きになりました。 大統領夫人でも人生のライフステージでキャリアや自分の生活について悩むのは私達と一緒! 夫であるオバマ大統領の素顔も新鮮でした。

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    投稿日: 2019.09.05
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    8/23発売!! 世界45言語で発売オバマ夫人回顧録! 貧しい街で育った少女時代から、必死で努力した大統領夫人時代まで…… 話題の一冊!

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    投稿日: 2019.08.29