
総合評価
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- マッキーナ"powered by"
シャルロットは可愛いけど、短編のどのお話も 暗い内容が多くつまらなかった。 第一弾が面白かっただけに 期待外れだった。 読んでることに苦痛となり 途中でやめてしまった。
0投稿日: 2025.05.29 - たーこいず"powered by"
シャルロット可愛い〜〜!犬というか動物全般は見るのは好き、でも触るのは若干怖くてうっすら苦手だったけど、撫でたり抱きしめたりしてみたくなった。
0投稿日: 2025.05.28 - mayu"powered by"
元警察犬のシェパード・シャルロットと飼い主夫婦が様々な事件に遭遇するご近所ミステリ連作。 穏やかで優しいシャルロットが可愛い。ストーリーはほのぼのだけではなく、人間のエゴなど考えさせられることも描かれていました。
7投稿日: 2025.04.06 - fiona"powered by"
いたずら好きで少し臆病な元警察犬ジャーマンシェパードの『シャルロット』と新米飼い主夫婦が、日常生活を過ごす中で出会う様々な事件を描いたミステリー。 本格的なミステリーと言うより、もうひたすらシャルロットが可愛い! そしてとても読みやすい。 子供の頃からずっーと実家に犬がいる環境で育ったので、読みながらひたすら『そうそう!家族に愛されている犬ってそうだよね!可愛い』と思いながら読んでいた。
0投稿日: 2025.03.24 - あやたろ"powered by"
こちら読んだはずがブクログに登録し忘れてたみたいなので登録。 ライトミステリーです。 でもミステリー要素よりもワンコとの生活の方に主眼が当てられています。ワンコ生活ならではのちょっと不思議な出来事…的な感じです。 他にはないオンリーワンな感じで気に入りました。わたし自身は犬を飼ったことないのですが、犬を飼うってこういう生活なんだってとても新鮮です。言い過ぎ?かもですが、ちょっと飼っているかのような気分を味わえます。 続編も出ているので、ワンコ好きの方、他にはないミステリー読んでみたい方オススメです。
23投稿日: 2025.03.18 - a9257385"powered by"
作者さんの犬愛(動物愛?)溢れるお話。犬を飼ったことのある人なら共感出来ることも多いんじゃないかな。犬を飼いたくなるかも。
7投稿日: 2025.02.18 - Kim"powered by"
1匹の犬(ジャーマンシェパード)を家族に迎え、豊かになって行く、家族のお話。犬を本当に飼って見たくなります。
1投稿日: 2024.12.23 - ひるあんどん"powered by"
元警察犬で怪我で引退したジャーマンシェパードのシャルロット。優しくてイタズラ好きで臆病で甘え上手。「私優秀でしょ」とではなく「もしや偶然?」と思うような導き方で謎を解く手がかりを提示する。憧れますねー、犬との生活。残念ながら住環境が適さないので飼えないし、自分の歳を考えたらこの先も無理。人間の身勝手から翻弄される動物たち、せめて自分の身近な命には責任持ちましょ。
1投稿日: 2024.12.15 - NFCC図書館"powered by"
シャルロットは六歳の雌のジャーマンシェパード。警察犬を早くに引退し、二年前、浩輔・真澄夫婦のところへやってきた。ある日、二人が自宅に帰ってみると、リビングが荒らされており、シャルロットがいない!いったい何が起こったのか。(e-honより)
1投稿日: 2024.11.25 - さてさて"powered by"
あなたは、『犬』が好きでしょうか? ペットフード協会による”令和5年全国犬猫飼育実態調査”によると、この国では『猫』が906万9千匹、『犬』が684万4千匹飼育されているようです。『猫』が前年度より約23万匹増えた一方で、『犬』は約20万匹減ったという分析には驚きもしますが、それでも684万4千匹もの『犬』がどなたかの家に飼育されていることになります。 私は『犬』を飼ったことはありませんので、そもそも『犬』を飼うという感覚がよく分かりません。しかし、『猫』に比べて、人に忠実で従順、そのような印象は持っています。とは言え、生物を飼うということは大きな責任が伴います。なかなかにその一線を超えることに躊躇もしてしまいます。『犬』を飼うということはどういうことなのか、その実際を知りたい思いもあります。 さてここに、私のように『犬』を飼うということがどういうことなのか、その実際を具に見せてくれる物語があります。 『犬は空気を読む生き物だ』。 そんな言葉を実感しながら、『犬』と共にある日々を生きていく主人公の姿が描かれるこの作品。『犬』のあんなことこんなことが深く描かれてもいくこの作品。そしてそれは、自らも『犬』好きでいらっしゃる近藤史恵さんの優しい眼差しをそこかしこに感じる『犬』どっぷりな物語です。 『ドアノブを握った瞬間に違和感を覚えた』と、『いつもとなにかが違うような感覚』の中に玄関ドアを開けたのは主人公の池上真澄(いけがみ ますみ)。『ドアを開けると、いつも玄関で待っているシャルロットがいない』という中に『シャルロット!』と声を上げる真澄に、『どうしたんだ?』と『浩輔が不安そうにつぶや』きます。そして、入ったリビングは『ガラス切りで切られた窓、中には土足の足跡』と、『なにものかに荒らされて』いました。『シャルロット!』と『悲鳴のような声であの子の名を呼ぶ』真澄。 そんな真澄が『シャルロットと暮らしはじめたのは二年前のこと』でした。『二度目の不妊治療に失敗し』、『泣きはらす』真澄に、『犬を飼わないか?子供はもうなるようにまかせればいいじゃないか』と諭す浩輔。『もともと、子供を欲しがっていたのはわたしのほうだった』という真澄は、『その発想に』胸が揺らぎます。『小さいながらも庭付きの一軒家』に暮らす真澄ですが、『これまで犬を飼ったこともなく、触ったこともな』い中に躊躇します。そんなある日、『家に遊びにきた叔父』は、『わたしたちが犬を探していると聞いて』、『ジャーマンシェパードを飼ってみないか』と提案します。『無理ですよ…初心者です。そんな難しそうな犬は飼えません』と言う浩輔に、『初心者だから薦めてる』、『実は警察犬をリタイヤした子がいて、家庭犬として可愛がっている家を探している。警察犬だからしつけはしっかりできていて、我慢もできる』、『いくつもの難事件を解決した雌犬なんだが、もう引退させることにしたらしい』、『まだ四歳』、『股関節に障害が出て手術をした』が『ペットとして飼うのには問題はない』と説明する叔父。そんな叔父は『すでに三頭のボーダーコリー』を飼っており、『もう一頭というのは難しいと判断したよう』でした。『共働きで犬に留守番をさせる時間も長い』、『それを考えても成犬のほうがいい』と続ける叔父に、『じゃあ、会わせてください』と伝えた真澄。そして『仮預かりの老夫婦の家』に迎えに出かけた真澄は『そこにいたのは可愛らしい女の子だった』と『控えめに尻尾を振る』犬の姿を見ます。『この人はお客様かしら、それともわたしの新しい家族になる人かしら』と考えているように見えたという真澄は『その瞬間から恋に落ちてしま』いました。『ねえ、わたしをあなたのお母さんにしてくれる?』と『みっしりと生えた毛をそっと撫でながら言った』真澄。そして、家にやってきたシャルロットは『おおむねいい子で』『ときどき悪い子』でした。『散歩に行っても、わたしの横にぴしっと寄り添い、歩幅を揃えて歩く』シャルロット。『最初は怖がった人も、すぐにシャルロットの賢さに驚嘆し』ます。しかし、『賢いということは、すぐにズルをすることも覚えるということ』でした。そう、『シャルロットはすぐに理解し』ます。『この家では、警察犬だったときのように、言いつけを全部守らなくてもいいのだ、と』。そんなシャルロットは、『大きい図体をしているくせに、犬に対しては少し臆病で、フレンドリーな子には自分から近づいていって挨拶はするものの、うなり声を上げられたり、吠えられたりすると一目散に逃げ出』します。『小さなトイプードルにがうっと吠えられた瞬間、キャンと悲鳴を上げたこともある』シャルロット。『普段は吠えることもほとんどない』というシャルロットでしたが、『ときどき火がついたように吠えるときがあ』ります。『窓際で激しく吠えたて』る様に、『シャルロット。黙って』と言うも『すぐにまた吠え出』したシャルロットは『どうしてわかってくれないの?』というような『上目遣いの恨みがましいような目でわたしを見上げ』ますが、『その理由がわか』りません。そんな真澄は『その夜に』『向かいの家に空き巣が入ったということを』知りました。『次に吠えたのは、深夜遅く。浩輔が外に出てみると、二軒隣の家からうっすらと煙が上がってい』ました。そしてまた、『向かいの老人が、押し売りのようにしつこいリフォーム業者につかまって、玄関で押し問答をしているとき、シャルロットが吠え出した』ことで『隣の主人が、その業者を追い払った』ということもありました。『シャルロットの賢さは近所の評判になっていた』というそれから。『この子はやはり優秀な警察犬だったのだ』、『シャルロットさえいれば安心だ』と思う真澄。 しかし、『家は荒らされ、シャルロットはいない』という今。『もしかするとあの子は、果敢に泥棒に戦いを挑んで、殺されたのかもしれない』と思い詰める真澄。そんな中、『二階からかすかな物音がし』ます。『鼻を鳴らす切ない音』を聞いて『思わず二階に駆け上が』る二人。そして、『寝室のドアを開け、中に入る』二人。そんな二人の前には…と展開する冒頭の短編〈シャルロットの憂鬱〉。シャルロットが真澄たちと一緒に暮らしはじめた日々の中にまさかの事件が起こるという、この作品世界に一気に引き込ませてくれる好編でした。 “シャルロットは六歳の雌のジャーマンシェパード。警察犬を早くに引退し、二年前、浩輔・真澄夫婦のところへやってきた。ある日、二人が自宅に帰ってみると、リビングが荒らされており、シャルロットがいない!いったい何が起こったのか。いたずら好きでちょっと臆病な元警察犬と新米飼い主の周りで起きる様々な“事件” ー。心が温かくなる傑作ミステリー”と内容紹介にうたわれるこの作品。十三歳(人間でいうと七十前)の黒いトイプードルを飼育されていた作者の近藤史恵さん。この作品はそんな近藤さんが、リクエストアンソロジー『ペットのアンソロジー』のために短編を書き下ろしたものの、”書き終えた後、頭がよくて可愛い元警察犬シャルロットと別れるのがつらくなってしまった”という先に、連作短編として刊行されたという経緯を辿るようです。そして、現時点で「シャルロットのアルバイト」という続編も刊行されるなど近藤さんにとっても思い入れのある作品となってもいます。 そんなこの作品の魅力はなんと言っても『犬』が直球ど真ん中に登場するところです。私たちが身近な動物を思う時、そこには『犬』と『猫』が思い浮かびます。そして、この両者とも小説に登場する割合はとても高いように思いますが、作家さんの思いの丈がこもった作品となると、圧倒的に『猫』が優勢だと思います。それは『猫』好きな作家さんが如何にたくさんいらっしゃるかを示しているとも言えます。とは言え、『犬』が登場する作品もそれなりに目にします。私が読んできた作品からご紹介しましょう。 ● 『犬』好きの方に是非読んでいただきたい作品 ・飛鳥井千砂さん「はるがいったら」: “ 十四歳の老犬”ハルのことを大切に思い、そんなハルを自室で介護していく姉と弟の日常が描かれる物語! ・伊吹有喜さん「犬がいた季節」: ”元気でね、という言葉を聞くと、長いお別れが来る”と高校生たちの青春を見続けてきた犬のコーシロー視点で描かれる物語! ・加納朋子さん「1(ONE)」: “どうぞよろしく、と付け加えたら、仔犬はぼくに向かってひと声、「ワン」と吠えた”から始まる犬と共にある日々を描く物語! ・近藤史恵さん「賢者はベンチで思索する」: 母親が保健所から貰ってきた犬を飼うことになった七瀬家。一方で犬の虐待が近所で相次ぐという事件に主人公が巻き込まれていく物語! ・高瀬隼子さん「犬のかたちをしているもの」: 幼き頃に飼育していた愛犬『ロクジロウ』を思う気持ちに今を重ねる主人公の感情の変化を描く物語! この作品の作者である近藤史恵さんは、上記した「賢者は…」以外でも『犬』が登場する作品を執筆されており大の犬好きでいらっしゃることがよく分かります。では、そんな近藤さんがこの作品で『犬』を飼う魅力を記された箇所を見ていきましょう。 『最初は、わたしと浩輔もこんな大きな犬を家の中で飼えるのだろうかと躊躇した。だが、一緒に暮らしてみると、シャルロットを外で繫いで飼うことは、家族を家の外に放り出したままにするのと同じほど不自然なことに思えてくる。家族だから、いつも一緒にいる。安全で目の届く場所に。それは子供を一日中庭で生活させないのと同じくらい当たり前のことだ』。 最近はペット飼育可というマンションが増えてきました。その場合には当然室内で飼育することになります。私は『犬』を飼ったことがないので、私たちが暮らす室内に『犬』を入れるという感覚はちょっと想像がつかないのですが、この作品の主人公・真澄も飼い始めて、このような気持ちに変化するところを見ると実際に『犬』を飼うとなった場合には人の気持ちも変化していくのかもしれません。『犬』=『家族』という感覚、確かにこの真澄の思いには強い説得力を感じます。 『頭を撫でられることが好きでない犬は多い。自分に見えないところから手が降りてくるのは怖いし、そもそも頭自体はそこまで気持ちのいい場所ではない。好きな人に触ってもらえるからうれしいというだけだ』。 これも『犬』を飼ったことのない身には驚きでしかありません。遠い遠い記憶に『犬』の頭を撫でたことがあるようなないようなという私ですが、この説明は『犬』と共にある生活を送られている方でないとわからないものだと思います。というより、『犬』の気持ちに相当入り込んでこそ気付くものでもあると思います。そういう意味でも『犬』好きな方には、この本はご自身の思いをすべからく代弁してくれるような作品だと思います。 『吠えずに黙っていたり、大人しくしていたりするとき、褒めてやるのは大事なことだ。人間同士ではそういう「なにもしていないこと」を褒めるという習慣がない。ともすれば、悪いことをしたときだけ叱り、大人しくしているときは放っておくということになりがちだ。そうすると、犬は大人しくしていることが、いいことだとわからない。悪いことをしたときだけかまってもらえるから、悪戯や吠え癖を悪化させてしまうケースがあるらしい』。 いやあ、これまたもうビックリ!というレベルのお話です。確かに静かに何もしていない人を褒めるというか意識することは普通ありません。一方で、何か行動を起こした時に人はその人を評価、判断します。『犬』に接する時はこの感覚は通用しない、ということですね。『しつけ』のできていない『犬』について悪口を聞くことがありますが、それは『犬』が悪いのではなく、人と同じ感覚で『犬』と接している飼い主に問題がある、もしくは勉強不足、ということなのですね。なるほど、『犬』を飼うと言ってもとても奥深い世界があることがよく分かります。 そんな物語には、上記したような『犬』に感してのそうなんだ!的なことだけが記されているわけではもちろんありません。 ・『わたしたちが仕事に行くときは、豊かな尻尾をしょんぼりと下げ、玄関まで見送りにくる。寂しそうな目で、わたしたちを見送る』。 ・『犬は不思議だ。力も攻撃力も、人間よりずっと勝っているはずの大型犬でも、飼い主に怒られるとしょんぼりする』。 ・『じゃあ、お散歩に行こうか』、『そう声に出して言うと、尻尾が大きく振られた。口が開いて笑っているような顔になる。犬を飼うまでは、犬というものがこんなに表情豊かだなんて知らなかった。全身で表現する分、人間よりわかりやすいかもしれない』。 そんな風にシャルロットと生活するようになって、それまで経験したことのない『犬』の生態を知り、『犬』と共に生きていくことの喜びを全身で感じる二人の生活が描かれていくこの作品。もちろん、それによって二人の今までの生活も変化していきます。 『シャルロットがくる前とあとでは生活はまるで変わった。昔のように夫婦で出かけたり、外食をすることはめったになくなった』。 そんな新しい生活を『不自由になったとは思わない』と思う真澄。物語は、シャルロットが三人目の『家族』として池上家に加わったのとイコールな生活を送る二人の活き活きとした日々を描いていきます。この作品は6つの短編が連作短編を構成していますが、表題作の他も〈シャルロットの友達〉、〈シャルロットとボーイフレンド〉、〈シャルロットと猫の集会〉、〈シャルロットと猛犬〉、〈シャルロットのお留守番〉というように短編タイトルにはすべて『シャルロットの』という言葉が入っています。そうなのです。ここまで散々書いてきたようにこの作品はもう一から百まですべて『シャルロット』が中心の物語なのです。そんな物語には近藤さんらしく”ミステリ”の要素が盛り込まれています。上記で冒頭を少しご紹介した表題作では、帰宅すると部屋が荒らされているというショッキングな場面から物語はスタートします。ここには、その犯人が誰なのかという展開は当然必須です。また、『警察犬』だったシャルロットがいたにも関わらずという点に”ミステリ”要素が生まれもします。他の短編でも例えば庭に足跡が…というミニ事件が起こったりと、真澄の日常に起こる身近な”ミステリ”が一から百まで『犬』の物語に起承転結を作り出していくため、読者が飽きるということはありません。想像の数段上をいく『犬』づくしの物語が展開するこの作品。私のような『犬』を飼ったことのない人間にも『犬』と共にある生活の魅力を垣間見せてくれる、そんな作品世界がここには描かれていました。 “犬と一緒に暮らすと、世界が少しだけ変わる” そんな風におっしゃる作者の近藤史恵さん。そんな近藤さんの『犬』に対する熱い想いを全身に感じるこの作品。そこには、シャルロットを迎えた真澄の生活がそれまでとは別物に輝いていく様が描かれていました。『犬』に関するあんなことこんなことにすっかり物知りになるこの作品。『犬』を飼いたい思いが芽生えてくる読後があなたを待つこの作品。 『犬』好きな人には必読書と言い切って良い、『犬』にはじまり『犬』に終わる、もう全編『犬』づくしの素晴らしい作品でした。
268投稿日: 2024.11.20 - ayaka+°☆"powered by"
犬のいる生活から随分離れちゃったけど、犬っていいなぁ。元盲導犬とか元警察犬とかだと賢いんだろうな。大型犬憧れだな。また見た目とシャルロットの性格のギャップがいい。浩輔と真澄の夫婦もすごく良くて、読んでて楽しかった。
3投稿日: 2024.11.16 - sarubobo-papa"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
シャルロットシリーズ 第1弾 ・シャルロットの憂鬱 ・シャルロットの友達 ・シャルロットのボーイフレンド ・シャルロットと猫の集会 ・シャルロットと猛犬 ・シャルロットのお留守番 妊活に励むもなかなか子宝に恵まれない浩輔・真澄夫妻のもとにやってきた、メスの元警察犬のシャルロット。 聡明で甘えん坊で、愛すべきとなったシャルロットの気づきから、ちょっとした事件を解決していく。 犬好きには堪らない作品。
1投稿日: 2024.10.25 - soramam"powered by"
かわいくて賢い元警察犬のシャルロットを中心に近所で起きる、ちょっとした事件を解決していく 真澄と浩輔。二人と1匹の家族の物語です。 なんといっても 表情豊かな シャルロットの賢さや可愛さに癒 され、犬柄?の良さも 魅力的ですっかりシャルロットのファンになってしまいました。 その上 家族の真澄や浩輔も 素敵な人達で 犬の気持ちを考え 心を痛めたり 助けたりお世話したり… 動物に対する考え方がとても好きでした。 犬を利用してとんでもないことを考える人達がいたり、自分中心に考え犬を飼い慣らしたり いろいろな人達がいたけれど 彼らのおかげで悲しいままで過ごすことになる犬はいなくて 読んでいて温かい気持ちになりました。
25投稿日: 2024.10.18 - mach-read"powered by"
引退した警察犬を飼う夫婦とそれを取り巻く日常の小さな謎。 大きな驚きなはいけど、ささやかな幸せと犬を飼いたい気持ちが膨らむ。
11投稿日: 2024.09.30 - 赤べこ日記"powered by"
元警察犬と飼い主夫婦によるハートフルミステリー。 謎は複雑なものではない。 何より、シャルロットの仕草・表情が愛らしい。 犬を飼った経験がある人なら、自分の愛犬の姿を重ねるはず。
2投稿日: 2024.09.29 - tsucchy"powered by"
知らない小型犬にも恐がるジャーマンシェパードの元警察犬であるシャルロット。犬を飼ったことがない子夫婦に家族に迎えられる。 そんな家族が、周りで起こる様々な事件に巻き込まれる。 読みやすく、心が軽くなる一冊だ。
2投稿日: 2024.09.08 - moboyokohama"powered by"
ケガのために引退した警察犬シャルロットと若い夫婦のおりなす日常生活ミステリーの短編集。 私の好きなジャンルだけれど犬が絡んだストーリーに限定されるのでその広がり方が狭いかなぁ。
4投稿日: 2024.08.27 - dende_bookshelf"powered by"
シャルロットが、とにかくカワイイ。 ミステリー要素もありつつ、読んでいてほっこりした気持ちになれる。 警察犬の訓練風景を見たことがあるけれど、キビキビしていて本当に賢いなぁと思う。けれど訓練前後に遊んでいる姿は、無邪気でカワイイ。 警察犬でなくても、きちんとしつけをすることが、犬にとっても人間にとっても、幸せに繋がることなんだろうなぁ。 シャルロットと飼い主夫婦も、近所のお散歩仲間たちも、みんな素敵な家族。 続編を読むのも楽しみ。
1投稿日: 2024.08.26 - pipipi"powered by"
どのお話も楽しく読めました。 夫婦とシャルロットの間には愛情と信頼があり、読んでいて優しい気持ちになります。 犬が好きな方はぜひ読んでほしい。 犬がそれほど好きでない方も癒されること間違いなしです。
21投稿日: 2024.08.08 - かんがるー"powered by"
シャルロットが可愛い!もう本当に可愛くて愛おしい! 犬や猫が出てくる小説は星の数ほどあれど、こんなに体温を感じて可愛くて愛おしいと思えることあったかなー。 近藤さんの文才がさすが過ぎて、生活が、息づかいがリアルで手に触れそうな距離。 ミステリ部分は本格でハートフルでこちらも近藤さんらしさが満載。
2投稿日: 2024.08.08 - るみ"powered by"
ジャーマンシェパードのシャルロットがとにかく可愛い! シャルロットとその家族の周辺で起きるちょっとした事件の物語。 シャルロットの表情や姿まで想像できるとっても可愛らしい物語。
7投稿日: 2024.07.14 - あくら"powered by"
シャルロットが可愛いすぎる。 姿なんて見えないはずなのに彼女の愛らしさが見える。 心温まる連作ミステリーも良いなあ…と癒やされて終わりじゃないのが流石です。 心臓がキュッとなるような切ない話。 クスッと笑える話。 ゾッとさせる話。 バリエーション豊かでホント面白かった。
2投稿日: 2024.06.08 - シバ"powered by"
シャルロット可愛すぎます!! 読んでいるだけでシャルロットの表情や、感情が伝わってきて犬好きにはたまりません。 シャルロットを通じて色々な事件?を解決していくお話でとてもよみやすかったです!
2投稿日: 2024.04.24 - 村井"powered by"
歌舞伎座の怪紳士を読んでから、すっかり近藤史恵先生に魅了されてしまい、大好きな犬を題材にしている本は絶対読まなければならないと思い、ワクワクしながら手に取っていました。読んでいくとこれこれって言う近藤先生節があって、思わず一気に読んでしまったり、知らず知らずのうちに登場キャラクターに愛着が湧いてしまったり。本を読み終わった時に思わず心がほっこりする、それが近藤先生の作品です。私の本棚がまた素敵に彩られました。
3投稿日: 2024.02.06 - larme"powered by"
子供を望むが二度の不妊治療に失敗し落ち込む真澄と浩輔夫婦の元にやってきたジャーマンシェパードのシャルロット。怪我のため警察犬を4歳で引退した女の子で元警察犬だけあってすごく優秀。 そんなシャルロットも時々イタズラや可愛いズルをするし真澄たちに甘えたりもする。読んでてその可愛い姿が思い浮かんで私もにやけてしまう
8投稿日: 2023.11.22 - あにょん"powered by"
近藤史恵さんの描く犬たちは本当に表情が豊かで癒されます。 シャルロットはジャーマンシェパードというそこそこ大きな犬でかつ元警察犬でありながらも、臆病な女の子。職業病?みたく染みついた「不審者に吠える」という癖は残しつつも、小型犬に吠えられて怖がったり、お座敷犬歴も長くなり飼い主にやきもちをやいてみたり、コロコロ変わる表情にやられてしまいます。 そんな癒し要素もありつつ、現実的で心が痛むエピソードが詰め込まれていて、人間の身勝手により居場所をなくしてしまう動物たちが描かれているのは、過去作「さいごの毛布」と共通していると思います。 なかでも「シャルロットと猛犬」は、本当に肝が冷えたというか... 気持ちはわかるんだけど、そこまでしなくても....と感じました。赤子のいる妹の気持ちも、関係ないのに巻き込まれている姉の気持ちも、孫と同居できる両親の気持ちもわかるけどもうちょっと話し合いなさいよ...と思ってしまいました。 体力のある男の子たちに引き取ってもらえてよかった! 次作「シャルロットのアルバイト」もすぐ読みたいと思っているので楽しみです!
5投稿日: 2023.11.22 - ゆき"powered by"
最近まで喋る動物ものを読むことが多かったので、普通の動物ものが新鮮だっ(笑 話せないからもどかしくて可愛くて、やっぱり話せたらなぁと思ってしまう。 人間に利用された犬たち。彼らにとっては駆け引きない愛情と信頼しかないのに、人間はいとも簡単に裏切る。 出てきた犬たちはみんな幸せになってくれたので嫌な気分で終わることはなかった。
3投稿日: 2023.11.15 - hito-koto"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
近藤史恵「シャルロットの憂鬱」、シリーズ№1、連作6話、2016.10刊行、2019.6文庫化。池上浩輔・真澄夫妻のところにやってきたジャーマン・シェパードのシャルロットの話。よく訓練されている元警察犬で雌犬の4歳。飼い主の周りで起きる様々な事件とシャルロットの活躍を描く。中にはよくない飼い主というか家族がいる話もあり、そんな話は読み辛かったけど。
0投稿日: 2023.11.14 - machinobu"powered by"
シャルロットは、6歳の雌のジャーマンシェパード犬。 子供のいない浩輔・真澄夫婦のところにやって来た少し怖がりで優しい元警察犬。 ある日、2人が帰宅すると、リビングが荒らされて、シャルロットがいない? いったい何が起きたのか? ・シャルロットの憂鬱 ・シャルロットの友達 ・シャルロットとボーイフレンド ・シャルロットと猫の集会 ・シャルロットと猛犬 ・シャルロットのお留守番 ハートウォームな愛犬ミステリーです。
16投稿日: 2023.11.03 - さきさき"powered by"
ゴールデンレトリバーを飼っている愛犬家としては、わかる〜!と感じる場面があちこちにありました。 ほっこりした気持ちになれてサラッと読める内容でした。
0投稿日: 2023.09.16 - ぽんぽこ たぬきち"powered by"
私も大型犬を飼っているので、彼らの日常生活に共感できる部分が多く、楽しく読むことが出来た。シャルロットかわいいฅ՞•ﻌ•՞ฅ
0投稿日: 2023.07.12 - みどり"powered by"
引退した警察犬(まだ年若い)シャルロットと,新たな家族になった夫婦のお話。 小さな事件から,大変な事件まで解決していく夫婦 もう探偵事務所とか開いたらいいんじゃないかと思うくらい 大きなシャルロットの可愛さが詰まった1冊です
1投稿日: 2023.06.24 - トン"powered by"
夫婦は子どもが欲しくて、不妊治療を行うも授かれず、そんな時に犬のジャーマンシェパードのシャルロットを家族として迎え入れ、シャルロットと過ごす日常が描かれる。 シャルロットの愛らしい表情が本から伝わってくる癒される内容で一気に読んでしまった。 夫婦の寝室は、いつか生まれてくる子供の部屋になるので、シャルロットを入れないと決めていたが、だんだん夜も一緒にいたい気持ちが強くなって、禁断の部屋に入れるようになっていく展開もリアルに描かれており、人の機微を感じる一冊である。
0投稿日: 2023.06.08 - mabo"powered by"
犬を飼っているので、感情移入出来て面白かったです。うちのは柴犬だけど、シェパードも良さそう。もと警察犬のミステリーとあったので、事件が起きるのかと思いきや、日常の中で起こるミステリーで、ほのぼのいたします。近藤史恵先生の本は、とても読みやすいです
1投稿日: 2023.05.28 - ひだまりトマト"powered by"
ハートフルファミリーミステリーですね。 日常の謎の短編連作で、六話の物語です。 なかの良い若い夫婦、浩輔と真澄にはなかなか子どもが授からない。浩輔が真澄に犬を飼うことを提案する。 叔父さんがちょうど良い犬がいるとの事で、あってみることに…。 その犬、シャルロットはもと警察犬、まだ四歳だが股関節に障害が出て、引退していた。 そして、シャルロットに出会って、真澄は一目惚れする。 シャルロットは雌なのだが。 シャルロットは、警察犬であったのでしつけはしっかりしているものの、なぜか臆病であり、まだ若いおてんばさんでもある。 犬を初めて飼う、浩輔真澄の夫婦の苦心と喜びと、臆病でおてんばながら事件をかぎ分けるシャルロットの心温まる物語が始まる。 日常の謎を、近藤さんの軽妙でテンポの良い文章で、面白く可笑しく、そしてホロリとしながら楽しめました。 どうやら、続篇が出てるようなので、楽しみです。
57投稿日: 2023.03.21 - ゆい"powered by"
とにかくシャルロットが愛らしい。元警察犬のシャルロットと一緒に暮らす真澄と浩輔が日常の謎に巻き込まれて解決していく短編集。どんな犬にも2人のように犬のすべてを受け止めて愛してくれる飼い主がいたらいいなぁ。
1投稿日: 2023.01.16 - miyuchama"powered by"
シャルロットはもちろん、登場人物が愛すべき良い人達で、安心して読めました。自他共に認める猫派ですが、ワンちゃんと暮らしたくなりました。
0投稿日: 2023.01.02 - mone"powered by"
シャルロット、お利口でかわいい!うちの愛犬も表情豊かだよなあ~と思いながら読みました。 元警察犬のシャルロットが事件を解決するのではなく、飼い主の浩輔・真澄(主に浩輔)が相手のちょっとした言動から推理を働かせます。軽く読める日常ミステリーで楽しめました。
0投稿日: 2022.12.30 - ゆう"powered by"
さいごの毛布から近藤さんが描く犬の描写が好きで読みました。犬と暮らす喜びや人間関係の難しさや苦味が描かれていて、少しヒヤリとする話もありますが温かい話が多く読んでいます。続編が楽しみです。
0投稿日: 2022.12.27 - chifuyuk"powered by"
元警察犬のジャーマンシェパード雌のシャルロット、可愛くて賢くていいなあ~。そのシャルロットとの暮らしの中で起こるちょっとした出来事を綴った短編連作集。子猫ちゃんも出て来るし、犬猫好きにはたまらん話やね。楽しく気楽に読めた
0投稿日: 2022.10.23 - momo0707"powered by"
元警察犬のジャーマンシェパードを飼う事になった真澄と浩輔の夫婦。初めての大型犬との生活は大変な事もあるがそれを凌ぐ楽しい事がたくさん。 そんな生活の中起きる様々な事件を描いた作品。 とにかくこの犬シャルロットが可愛くて犬っていいなと思わされる。短編集でさらりとした作品ばかりなので読み易いのもいい。
1投稿日: 2022.09.27 - nami"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
犬好きにはたまらない、シャルロットのかわいいさがひしひしと感じる物語だった。子供を望む夫婦にとって不妊は深刻でその治療については長くなるとその関係も危うくなりかねないだろう。シャルママ、パパも治療に少し疲れて犬を飼ってはどうかと思ったことがきっかけとなってシャルロットを家族に迎える。犬をとおして出会える縁もあり日々は充実していく。シャルロットは2人にとってかけがいのない存在になっていく。そして物語はちょっとした日常の謎を夫婦で解決する。子供がいるからと必ずしも幸せな家族になるかというとそうではない。子供の存在により夫婦の絆を試されながら親となっていく。シャルママ、パパは間違いなく素敵な家族を作れる人だと思えた。できれば不妊治療を乗り越えて2人のベビーが新しい家族として迎えられるハッピーな未来も想像してしまう、続編に期待!
2投稿日: 2022.08.19 - かわうそぉ"powered by"
シャルロットの魅力に惹き込まれる。 犬好きな人はもちろん猫好きな人が読んでも楽しい一冊だと思う。 日常に潜むミステリーも面白かった。軽いものが多かったけれど、背筋がゾクッとするような話もあって飽きずに読めた。
0投稿日: 2022.08.03 - サビ猫マニア"powered by"
元警察犬のシャルロットと、飼い主夫婦が遭遇する事件。 読みやすくて、軽い内容かと思いきや、笑えない事件も結構あって、そんなギャップも面白かったりする。 物語としては、とてもおもしろいと思った。
0投稿日: 2022.07.24 - 壱と凛"powered by"
元警察犬のシャルロットがとにかく可愛い。 毎日のお散歩を通していろいろな事件?がおこる。 大型犬との生活は大変だけど楽しそう。
0投稿日: 2022.06.17 - katz21"powered by"
引退した警察犬のシャルロットとその主の夫婦のまわりで起こる日常ミステリー。シャルロットに癒やされ、日常の小さなミステリー(でもほかっておくと大事になりそうな)を、ちょっとした言動を鍵に解いていくのが楽しい。自分は犬を飼ったことはないが、こんなふうに一緒に生きていけると幸せそうだなとしみじみ思わせてくれます。
0投稿日: 2022.05.20 - たでむし"powered by"
思い出してしまった! 我が家のワンコも、家族揃って散歩に行くと あふれんばかりの笑顔で、何度も自分たちを見上げて、 歩き方と言ったら、まるでスキップだったこと。 よく、「散歩、大変ですね」と言われたけど ワンコのうれしそうな姿は あんまり気分が乗らない日でも 大変さを木っ端微塵にしてしまうこと。 こちらがお世話をしているつもりで 犬からたくさんの幸せをもらうってこと。 きっと、一緒に暮らしたことがある人にはわかる。 ほんわかとあたたかい気持ちになる 若い夫婦と元警察犬シャルロットのお話。 犬好きはもちろん、 犬好きでない人も、どうぞ楽しんで。
1投稿日: 2022.05.19 - oop"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
元警察犬のシャルロットと暮らす夫婦の 周りで起こる不思議な謎や事件、些細な ことがきっかけで謎は解けていくんですが、 どの話もグレーな感じの解決で、ちょっと 後味が悪い話も・・・ 『シャルロットと猛犬』の話なんて読んでて モヤモヤというかちょっと腹立たしかった。 ただ作中に出てくるシャルロットの可愛さが このモヤモヤ感を中和してくれている。 続刊も出ているのでその後のシャルロットと 夫婦の話を読むのが楽しみだ・・・
0投稿日: 2022.04.14 - full3"powered by"
元警察犬と暮らす夫婦の近くで起こる小さな謎を解く。続編の「シャルロットのアルバイト」から先に読んだけど問題なし。 シャルロットはやはりかわいい。犬の人間のあり方を考えさせられる。 それと、小さな謎の提示と解決法がまた巧い。
0投稿日: 2022.04.11 - ツン"powered by"
近藤史恵さんの犬ものって、絶対に犬飼ってるよねってわかりますね。犬のことよくわかってるし、愛情を感じます。
0投稿日: 2022.03.28 - 百日紅"powered by"
近藤史恵先生が、この本の続刊を出されたので、その前にと、こちらを読みました。 シャルロット、体重25kgの大型犬だけど、大人しくて優しくて賢くてヤキモチ焼きで寂しがり屋で、メッチャ可愛い 最近、猫が出てくる物語を読むことが多かったので、飼い主に忠実な犬の物語がとても新鮮でした
1投稿日: 2022.03.06 - すずき"powered by"
元警察犬のシャルロットととある夫婦の日常ミステリ短編集。 シャルロットの描写が豊かで、ミステリ目的で読み始めたものの読み終える頃にはすっかりシャルロットファンになってしまった感がある。 起こる事件自体は後味の悪いものがいくつもあるのだけれどシャルロットの存在がそれを和らげてくれて読後感は悪くなかった。 人間の嫌な部分・エゴなんかをシャルロットに洗い流してもらって読み終えることができるのは大きな魅力で、そういったものが苦手な方でも読みやすい一冊ではないかと思う。
0投稿日: 2021.11.26 - tomomin♡"powered by"
シャルロットが可愛すぎる‼︎ 大型犬を家族に迎えることはできないけれど、エアシャルロットなら…と思ってしまった。 日常生活での謎解きはほっこりしたり、ゾッとしたり、時には動物との関わり方を考えさせられたり。 個人的には、チビ子にはシャルロットと一緒にすくすく育って欲しかったなぁ。
7投稿日: 2021.09.10 - やびく"powered by"
ほのぼの日常ミステリなかなかよいな、と気付かされました◎ 猫の名前にきんつばという子供のセンスが印象的
1投稿日: 2021.08.26 - mimi"powered by"
軽快な、ほのぼのとしたストーリー。犬好きでない私にも、シャルロットの可愛さが伝わってくる。とても気持ちよく読めた。 何となく、リンドグレーン(北欧の児童文学)のような空気感を感じたのは私だけ?
0投稿日: 2021.08.22 - やさぐれねこ"powered by"
サクッと楽しく読める。 タイトルのシャルロットはてっきり女性主人公の名前だろうと思って読み始めたら、犬の名前だった。 元警察犬のシャルロットとその飼い主夫婦の日常に起こるちょっとしたミステリー。 読んでいてもシャルロットがかわいい。目に浮かぶ。犬好きな人には尚更だろう。 続編が出るなら読みたい。
0投稿日: 2021.07.25 - yan"powered by"
シャルロット可愛いな 私も抱きしめてみたい笑 空き巣に入られたり、ご近所さんとのちょっとした事件とか、ドキドキしたりもするけど、ほんわか読めるお話しでした。
0投稿日: 2021.04.14 - okei@読書垢"powered by"
真澄と浩輔は犬好きの叔父に紹介され、ある一匹の犬に出会う。 元警察犬のメスのシェパード。 2人は、彼女を家族として迎えることに決め、シャルロットと名付けた。 この物語をジャンルで言うとしたら、「愛犬と日常の謎をめぐるミステリー」かな。 真澄と浩輔、そしてシャルロットの周りで起こるちょっとした日常の謎やトラブルを、彼らが解決していく。 読みやすく、そして大きいけどお利口で可愛らしいシャルロットに終始癒される。
2投稿日: 2021.03.14 - ぽん"powered by"
すっかり犬を飼っている気分でサクサク読め、スッキリ。 実際に犬と暮らしていないと分からないような細やかな表現が多く面白かったです。今度犬と触れあう機会があれば頭ではなく胸を撫でてあげようと思います。
0投稿日: 2021.01.07 - くるり"powered by"
犬はどうしても可愛らしい犬ばかり好きで、凛々しい感じの、特に大きな犬は苦手だったんだけど、このシャルロットは伝わってくる愛嬌に一気に虜になりました。凄く賢いのにちょっとずるくて憎めない。警察犬ならではの賢さによって、ちょっとしたことが大きく発展していく様が面白い。
0投稿日: 2020.12.28 - ぱぱいや33"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
この文庫本しか出てこないシステム、すげー嫌だ。絶対ハードカバーで感想書いてる人もいるはずなのに。ほんとなんで変わったんだろう。ブクログに文句言おうかな。というのはこの本と全く関係ない。元警察犬だというシャルロットがとてもかわいい。犬がいるっていいなーとちょっとうらやましくなる。絶対飼えないけど。近藤史恵さんも犬飼ってるのかな。この前に「本と鍵の季節」を読んで切ない気持ちになったので、この軽い軽い連作短編を読んで心収めた感じ。 2022.8.11 再読。続編が出たので、思い出すために。ほんと、シャルロットが賢くてかわいいので飼いたくなる。でも生き物を飼うというのは大変だから、この気楽な一人暮らしとしてはとてもできない。真澄と浩輔の夫婦が仲良しなのも微笑ましくて羨ましい。こういう生活ができるなら結婚もいいよなー。しかし親の離婚でペットにも会えなくなった子供や、弟夫婦の赤ちゃんを犬に嚙ませようとしたお姉さんや、離婚届を出していなかった夫など、なんとも嫌な話をこの犬のかわいらしさでカバーするんだから、さすがだよな。
0投稿日: 2020.12.27 - rdstaka22"powered by"
元警察犬であったシェパードのシャルロットがとても賢くてかわいい。日常の中で謎をシャルロットが拾い飼い主と一緒に解決していくのが素敵である。
0投稿日: 2020.11.18 - シスター"powered by"
元警察犬のジャーマンシェパードを飼うことになった共働きの池上夫婦。 初めて犬を飼う夫婦の日常と、周囲で起きるさまざまな事件を描いたミステリ連作短編集。 躾もきちんとされてて賢いけど、人懐っこくてちょっと臆病な元警察犬のシャルロットがとにかく可愛くて、わんこかわいい~愛しい~!って読んでたらすぐ読み終わっちゃいました。 もちろん可愛いだけではなく、飼い主同士の暗黙のルールや犬の習性を理解した上でのしつけの重要さ等々、犬を飼ったことのない私には初めて知ることばかりで、新鮮でした。 動物を飼うことの責任の重さや、動物を利用し改良してきた人間の歴史などなど、人間のエゴについて考えさせられるエピソードも多かったです。 「飼う」ことはどういうことなのか、人間はどうすべきなのか、正解はひとつでは無いでしょうし、考え続けていかなきゃいけない問題なのでしょう。 子育てとは似て非なるものなんでしょうね~。 自分の想像の及ばぬ世界を垣間見ることのできる…小説を読むことって、やっぱ楽しいな。
0投稿日: 2020.07.10 - mendako"powered by"
6篇の連作短編。 真澄と浩輔夫妻のもとにやってきたのは元警察犬のジャーマンシェパード、シャルロットだ。 エレガントな名前の、おてんば娘。 うーん、可愛い。 シャルロットが謎を直接解決するわけではない。 また、飼い主の真澄と浩輔が名探偵、というわけではない。 いわゆる「日常の謎」解きなのだが、これがまた本当にありそうな話。 「シャルロットとボーイフレンド」 私は犬を買ったことがないが、犬の飼い主同士は仲良くなるらしい。 ママ友、みたいな感じなのだろうか。 とは言え、いきなり相手の下の名前に踏み込んだり、家庭に踏み込む事は御法度。 なのにぐいぐいくる人......。 少し距離をおきたいが、何かが引っかかる。 あんな人、今まで、いたっけ? 「シャルロットと猛犬」 猛犬を飼っている家がある。 それ自体は別に珍しくはないが、どうも、初めて犬を飼ううちらしい。 しつけが難しい犬を飼うと、下手をすると命に関わることになる。 よく、知らない人なのか? そして猛犬から香ってくる甘い生クリームの香りは、いったいなんなのだろう? この物語は少し切ない話だ。 人間が改良したことで気性が荒くなった犬。 もしその犬が他人に怪我をさせたとしたら、人間にとっても、犬にとっても不幸だろう。 本書は優しさが根底にある。 著者の「日常の謎」を扱った作品はどれも温かみがあって好きなのだが、だからこそ、そこに潜ませられた毒におののく。 柔らかな光に包まれた中から飛び出てくる悪意は、特別なものでないからこそ、恐ろしい。 とはいえ。 犬、飼いたくなっちゃうなあーというのどかな感想も出てきてしまう。 まあ、噛み付いてきたり無駄吠えしたり、散らかしたり壊したりする怪獣がいるので、今は無理、かな。
4投稿日: 2020.05.30 - karin"powered by"
あぁ、私も大型犬飼いたくなってしまう。 シャルロットはお利口でいいな~。 近藤さん、きっとお初だったように思いますが、 他の本も読んでみようと思います。
4投稿日: 2020.05.26 - ハリィ"powered by"
犬好きにはおススメです。 登場するのは大型犬ですが、可愛くて・賢くて、思わずニヤニヤしちゃいました。
0投稿日: 2020.04.27 - tmk178"powered by"
一気に読んでしまった! 警察犬を若くしてリタイヤしたシャルロット(ジャーマンシェパード)とその家族のおはなし。 警察リタイア犬というと宮部みゆきのマサが思い出されるけど、さすがは近藤史恵です。 ちょっとほんわりした事件が多い。かつ、そのなかに密かに毒を潜ますような細工もあって、本当にこの作家は間違いない。 シャルロットかわいーし、読んでたら一刻も早く家に帰ってナナ(うちの犬)を撫でなければ!って気持ちになってしまった! シャルロットとボーイフレンドの話が面白かったなぁ。 シャルロットと猛犬はちょっと怖い。
2投稿日: 2020.01.27 - 宮村陸"powered by"
再読。シャルロットの描写が可愛らしくて犬と暮らす幸せが伝わってくる。温かい事件も起これば、ぞくっとする事件もあり、ペットを飼うことの難しさや責任もきちんと描かれている。それでもやはり単純にシャルロットと暮らす夫婦がうらやましくなる。
0投稿日: 2019.09.18 - sinku."powered by"
ある夫婦の元に、一匹のシェパードがやってきた。 名前はシャルロット。元警察犬のメスのシェパードだ。 賢くお茶目で、たまに臆病なところもある甘え上手なシャルロットと、夫婦の温かな日常ミステリ。 チワワに噛まれて困ったように尻尾を丸める姿、ドックランでは日頃の思慮深さを解放して思う存分走り回り、お散歩は家族一緒に行くのが大好き…丁寧に描かれるシャルロットの描写が生き生きとしていて目に浮かびます。 主人公は初めて犬を飼う夫婦ですが、どんどんシャルロットの魅力の虜になっていく。 日常の小さな事件が舞い込むが、探偵役はシャルロット…ではなく、意外にも夫の浩輔だったりする。 シャルロットの存在意義は、探偵でなく、そこにいるだけで良いよってことなのかな。 動物を飼うということの楽しさ、責任、豊かさを描いた良作。
0投稿日: 2019.08.25 - tatsuki"powered by"
肩肘張らず心穏やかに読めるミステリ。 犬の飼い主たちの間に起きる不思議。 それらを解決するのはシャルロット、と思いきや実は夫の浩輔だったりする。
0投稿日: 2019.08.23 - kitarouchan"powered by"
シャルロットの憂鬱/シャルロットの友達/シャルロットとボーイフレンド/シャルロットと猫の集会/シャルロットと猛犬/シャルロットのお留守番 "憂鬱 "の一冊目。真澄さんと浩輔さん 素敵な夫婦にホンワカとし、シェパードの女の子 シャルロットに顔がゆるむ。 大きな犬は少し怖いけどシャルロットなら平気かな。
0投稿日: 2019.08.01 - azu-azumy"powered by"
シャルロットは警察犬を引退した6歳のジャーマンシェパード。 浩輔、真澄夫妻にとっては娘のような存在。 そんなシャルロットと夫婦が遭遇するちょっと不思議な出来事。 気持ちもふんわりするライトミステリーです。
4投稿日: 2019.07.26 - ayustat"powered by"
シャルロットは六歳の雌のジャーマンシェパード。警察犬を早くに引退し、二年前、浩輔・真澄夫婦のところへやってきた。ある日、二人が自宅に帰ってみると、リビングが荒らされており、シャルロットがいない!いったい何が起こったのか。(表題作)いたずら好きでちょっと臆病な元警察犬と新米飼い主の周りで起きる様々な“事件”―。心が温かくなる傑作ミステリー。
0投稿日: 2019.06.29 - ライナス"powered by"
ちょっとミステリーを入れながら話を進めるうまさ、さすがです。 全然 分野は違うが コックさんの話と作りは、似てるのかな? しかしながら、同じ筆者とは思えない幅広さ 面白かった!
0投稿日: 2019.06.28 - より"powered by"
読み終わって思ったのは、シャルロットあまり憂鬱してないんじゃ?まぁ犬が幸せなのは良い事ですが。 犬の表情は豊かなのわかる~ 柴とかホント笑ってるみたいだものなぁ~ そして些細な事なのかもしれないけど人の悪意怖い。特に怖かったのは離婚詐欺の男と赤ん坊の話。うん、怖い。 そしてチビ子は無いな…うん…
1投稿日: 2019.06.28 - tuppence"powered by"
もう、シャルロットってば可愛すぎる♪ そして、お利口さん♪ 浩輔の洞察力も素敵。 事件はあるけれど、陰惨なものではない。 1つだけ、とんでもないものもあったけれど、、、 子供絡みのものは、特にほっこりにっこり。 これからも、浩輔夫婦や、犬友のみんなも、 楽しく元気でやっていってほしい。 できれば、その姿を見ることができれば嬉しい のだけど。
0投稿日: 2019.06.26 - ロカ"powered by"
我が家では甲斐犬を飼っていました。甲斐犬は生涯一主人というほど、他人には慣れない犬。シャーロットとは真逆なワンコです。 でも、家族に向ける愛情や、思いは変わらない。 愛らしいシャーロットに我が愛犬ゴンを懐かしく思い出してしまう時間でした。
0投稿日: 2019.06.12