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ファミリー(上):シャロン・テート殺人事件
ファミリー(上):シャロン・テート殺人事件
エド・サンダース、小鷹信光/草思社
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総合評価

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    作品紹介・あらすじ 1969年夏、ロサンゼルスの高級住宅地にある自宅で映画監督ロマン・ポランスキーの身重の妻、女優シャロン・テートが惨殺された。 実行犯はカルト教祖チャールズ・マンソンを崇める“ファミリー”といわれた彼の信者たちだった。 平和的なヒッピー集団が戦闘的な殺人結社と化するまでを圧倒的な迫力で追ったすさまじい犯罪ドキュメント。

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    投稿日: 2025.08.17
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    2017年11月19日チャールズ・マンソン死亡。「誰?」「シャロン・テート殺したカルト集団のリーダー」「なんで殺したの?」「?」「まだ生きていたんだ」「生きてたんだね…」たぶん自分の世代でもあの事件のことを覚えてる人は少数派なのかもしれません。でも朝のニュースで伝えられ「?」な気持ちになったことは記憶の奥に刻み込まれています。たまたま団塊の世代の先輩と話ししていて、本書が60年代のカルチャーのフレーバーを持っている、と聞かされて開いていた本です。マンソン死亡のタイミングに気持ち悪いくらい。しかし、エグい惨い酷い話です。まったくもってドラッグって怖い。ジョブズに大きな影響を与えたヒッピー文化がサニーサイドとしたらダークサイドの罪深さ。下巻、開くのなんだか嫌な感じ。

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    投稿日: 2017.12.10
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    エド・サンダース『ファミリー 上巻』草思社文庫。訳者は小鷹信光。1974年に刊行されたノンフィクションの文庫化。かなりの力作だと思う。綿密な取材により限りなく事実に基づいて描かれたチャールズ・マンソンの実像と彼の創ったカルト集団とも言うべきファミリーの実体。あくまでも第三者の視点で事実をじっくり描いているためなのか小説のような面白さは無いが、それ故マンソン・ファミリーの悪業の数々に具合が悪くなる。

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    投稿日: 2017.03.02