Reader Store
ノーサイド・ゲーム
ノーサイド・ゲーム
池井戸潤/ダイヤモンド社
作品詳細ページへ戻る

総合評価

229件)
4.3
101
81
31
1
0
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマを最後まで観ることができなかったため、こちらで不足分を補完する事にしました。 人財は、どこでも輝く。 ラグビーのゼネラルマネージャ(GM)が主人公ですが、どのスポーツでも、プロチーム運営にあたって同じ様な問題を抱えていそうだなと思いました。 初めは、ラグビーのことを何も知らないGMに対して懐疑的だったラグビーチームの面々が、徐々に打ち解けていく姿は読んでいて元気をもらいました。

    0
    投稿日: 2025.11.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    話しの展開はさすが!普段あまりなじみのないラグビーのゲーム展開も面白く最後まで一気によみきりました。ただ、このあときっとこうなるんだよね?っていうかこうなって欲しい!の通りに話しが展開する安定の池井戸節。予定調和的な安心して読めるエンターテイメントとして面白かったです。

    8
    投稿日: 2025.10.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    企業ラグビーチームを立て直すお話。 主人公と一緒にチームを立て直していく気分を味わえて楽しかった。試合のシーンは球場に吹く風、響く歓声、芝生の匂いを味わったような気分だった。ラグビーの試合をスタンドで見たくなった。

    1
    投稿日: 2025.10.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ラグビーは全くルール知らないけどすごくハラハラしながら読めた。 チームの経営では君嶋さんや多英さんたちスタッフが、チームの戦術は柴門監督が、プレーではアストロズの選手たちが、それぞれの役回りをキッチリこなして最高のチームを作り上げていく姿を見せてもらえた。 一つのことに全力で撃ち込む姿はやっぱりカッコイイし、応援の後押しって間違いなく力になるんだなと思えた。

    0
    投稿日: 2025.10.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ラグビーに詳しくなくても手に汗握る展開にわくわく 読み終えた時にタイトルの意味が、熱い感情を持ったものに変わるいい一冊でした

    0
    投稿日: 2025.09.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    堂場瞬一先生のラグビーもの大好き人間のわたしにとっても十分満足できる緊迫の描写です! 平凡なビジネスマンにとっては、とにかく共感を感じるであろう池井戸潤先生作品。こちらの作品も漏れなく、組織で働く人間にとって勇気や希望を与えてくれます。熱き作品。ありがとうございます。感動しますよー。

    1
    投稿日: 2025.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大手自動車メーカーを舞台に、左遷された主人公が低迷するラグビー部を再建する物語。ドラマ版では、大泉洋が主演。 企業のスポーツ部ってなかなか辛いものがある。

    6
    投稿日: 2025.06.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    池井戸氏の作品は最後が気持ちよく終わるから自分の気分も上がる。文章が読みやすいし、私の知らない、これから知ることもない社会の難しい話も新鮮で面白い

    1
    投稿日: 2025.04.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読みやすく、先が気になることもあり、あっという間に読み終えました。 うちの会社のトップもこうだったら良いのに、という有能さに憧れました。

    9
    投稿日: 2025.04.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    図書館にて借りる、第466弾。 (田尻町図書館にて借りる、第127弾。) 安定の池井戸潤作品。 池井戸潤作品にハズレなしなのだが、本作は、いや、勿論、面白かったのだが、先が気になって仕方ないのだが、ちょっと物足りない。 予定調和というか、はいはい、ここで一回ピンチね、で、ここで、逆転ね、と、冷静に分析している自分がいるのだ。 なので、100%楽しめたとは言い難い。 しかし、星は3.8くらいは勿論ある。

    1
    投稿日: 2025.04.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ノーサイド・ゲームは、テレビ放送されてた時に親が観てたのを一緒に観ただけ(しかも最終話のみ)でいつかフルで観てみたいなと思っていた。それが図書館にいる時にたまたま書籍が目に入って読もうと決断。分量は小説の中でも多い方だと思うが、一気に読み進められるストーリー(実際には読めなくとも続きが気になってしょうがない)で非常に面白かった。 この本で自分なりに学んだことは「人間の二面性」だ。滝川,七尾,木戸といった面々には特に上記のことを感じた。例えば滝川。一見ラグビーなんぞ嫌いでアストロズなんか潰してしまえというポジションにいるようだが、本当は子どもの頃にラグビーをしたかったができずそれ故にラグビーへの思いは熱く、プラチナリーグの現状を厳しく指摘しラグビー界の発展に寄与しようとする。表向きだけで人を判断するのではなく、その人の本当の中身を大切に見極めていくことが重要だと教えられたように思う。一方で、ポジティブな二面性ばかりではないことも思い知った。その象徴が脇坂,富永の2人である。昨今政治の世界でも既得権益にしがみつくことに対する批判や改革が行われているが、この物語を通して、改めて自己の保身のためだけに動く人間の醜さ、その存在がもたらす外部への悪影響を垣間見た。 本作品は、人としてどうあるべきか?についても暗に問題提起してくれているように思う。自分はこれを反面教師に、ポジティブな二面性を持つ人間へと成長していきたい。

    0
    投稿日: 2025.02.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いゃ〜、面白かった! いつもは登場人物や章ごとの簡単な要約を忘れないようスマホに書きながら読みますが、面白い作品って途中から書き忘れるのよね。 先が読みたくて。 勧善懲悪のわかりきったストーリーなのに胸熱シーンが満載。スポーツ物なのに社内外の人間関係の機微やマネジメントの視点も満載で、読書の楽しさを再認識させてくれました。 スカッとします!オススメ!

    53
    投稿日: 2025.01.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    6年ぶりの再読。ラグビー協会と所属企業に立ち向かう主人公君嶋のスカーッとする復讐劇とラグビーの醍醐味である、ゲームを超えた人と人とを絆が織り交ぜたストーリーを楽しく読めた。リアルの日本ラグビーの課題を、実にリアルに描かれているように思い、日本のラグビーの盛衰に危機感を抱いた。ドラマ化されたイメージとダブり、決勝のシーンはジーンとしびれた。

    34
    投稿日: 2025.01.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    箱根駅伝に半沢を足したような内容。スポーツ独特のゴールを目指すような高揚感と企業内での倍返しのスッキリ感。 社内の権威者に楯突いて左遷された君嶋。左遷された先はラグビー部の責任者を兼ねる横浜工場の総務部長。ラグビーには全く関心の無かった君嶋は優秀なマネジメント力を発揮し、ラグビー部を押し上げて行く。企業内スポーツの宿命である経費削減でラグビー部も風前の灯に。ここで真の敵が現れ、反撃開始となる。敵と思っていた相手が味方であり、味方と思っていた相手が敵という小説ならではの設定。敵を葬りスカッとさせた後に、ラグビー部も歓喜の瞬間を迎える。 ラグビーは高校の授業でトラウマがあり、あまり好きでは無い。ただ、高校時代に縁のなかった同級生が超有名大学のキャプテンとなり、全日本で試合をし、今は協会の役員となっている。頑迷な協会の改革も小説の中で描かれているので、何となく頑張れとエールを送りたくなる。

    75
    投稿日: 2025.01.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     トライした先が素敵なものであったり。 そうではなかったとしても。  トライするまでの努力や真っ直ぐな気持ちは、この先続く何度とあるトライに必ず力や勇気になってくれるんだろうと思いました。  爽やかな作品ですね。

    28
    投稿日: 2024.11.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    押しも押されもせぬ大人気作家の池井戸潤、自分も大好きです。 この作品はお得意パターンの企業+スポーツで、個人的に最強の大好物です。ドラマも観るくらいハマって、めちゃめちゃアツくなれました。オススメ。

    3
    投稿日: 2024.09.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    「ひとりはチームのために、チームはひとりのために。素晴らしい言葉だろう。ラグビー選手は、チームのためにひたすら献身し、そしてチームも選手も見捨てない。組織とはそうあるべきだ」 いま自分たちが抱えている問題はなにか。なにをしなければならないか。批判は誰にだってできる。肝心なことは、行動を起こすことだ。 君嶋「大事なのは、どうあるべきかを正しく判断することだ。誰でもわかる当たり前のことなんだよ」 多英「だけど、その当たり前のことが難しい。それがわかるのは、君嶋さんの才能だと思います」 柴門「こっから先はあいつらが考えて判断するしかない。監督や戦略の責任にするのか、何とかしようと踏んばるのか、それはあいつらが決めることだ。百パーセント確実なものはない。何を信じるかだ」 生涯の友情、思いやり、高潔さ、勝利へのあくなき執念。これこそが、七尾がラグビーというスポーツから贈られた最高のギフトだ。グランドの中だけでなく、人生に通用する原理原則である。 君嶋は語りかけた。「長く事業をやっていれば、いいときも悪いときもある。そうした事業の浮き沈みに振り回されるのは、起業スポーツにとってのいわば宿命だ。起業のスポンサードを得て活動する以上、起業が抱える様々な事情で、活動休止のリスクは必ず存在する。安穏として、ラグビーだけをやっていればいい気楽な環境なんて、世の中のどおを探してもない。これから先もないだろう。我々は社会人としての責任を常に背負ってここにいる。我々に必要なのは、変化する環境に対応し、そして常に逆境を乗り越える精神力んだ。どんな状況だろうと負けない気持ちの強さだ。そういう精神力を持ったチームだけが生き残り、強くなれる。そういうものあと思う」 君嶋は訴えた。「日本蹴球協会という不運な組織が管理していることが問題なんです。サッカーにせよバスケットボールにせよ、スポーツの改革成功事例は多くあります。そこに必要なリーダーが現れれば、日本のラグビー界は必ず変われる。きっと強くなれる。そう思います。目先のコストではなく、ラグビーというスポーツの本質にご理解をいただけませんか。我々はいま本気で優勝しようと頑張ってるんです。お願いですから、将来を閉ざさないでください。この通りです」

    3
    投稿日: 2024.05.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ラグビーを全く知らずに、池井戸作品ということで読みました。一癖も二癖もある人達がいる会社の組織の中で、主人公がラグビーに魅せられていくストーリーは、読み応えがありました。最後のノーサイドの捉え方は考えさせられました。

    13
    投稿日: 2024.05.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    日本でラグビーワールドカップが開催される直前、ラグビー未経験者である君嶋が社内では経営陣からの収益性に乏しい不採算部門であると攻撃を受け。社外では旧態依然で改善提案を全く取り合わない日本蹴玉協会との格闘を描く。TVドラマを先に見ていたので、どうしても君嶋と大泉洋が重なって見えてしまう。古い体制に凝り固まった組織は君嶋のような、予備知識もしがらみもない人のほうが実効性のある改善に取り組みことができることに強く同意する。

    2
    投稿日: 2024.02.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とても面白く読めました。スポーツと経営の視点両方で楽しめる本でした。池井戸作品を初めて読みましたが、これからハマってしまいそうです。

    1
    投稿日: 2023.10.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なんとなく手に取ったけど、とても面白かった。 テンポの良さ、読みやすさはさすが。長さも丁度いい。池井戸作品らしい企業の社内政治シーンもありながら、ラグビーの面白さも伝わる良作。 安心の読後感。一気に読めます。

    1
    投稿日: 2023.04.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    池井戸潤作品って感じ。 本も面白いけど、 ドラマの方が 「よし!次の日頑張るぞ!」って気持ちが 強く出るよね。笑 めちゃくちゃ読みやすいです

    2
    投稿日: 2023.03.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いつも通りの勧善懲悪の池井戸節が炸裂です。企業の部分の話も面白いが、ラグビーの部分の話が熱い。最後の試合のところは感涙ものです。

    4
    投稿日: 2022.10.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    テレビドラマを先に見ていたので、原作も読んでみた。ラクビーの試合描写は映像で見ないとイメージしづらく感じた。他の池井戸さんの本に比べるとビジネス面の話は物足りないかも。

    3
    投稿日: 2022.09.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2年ぶりに読んだ本。ラグビーに経営的視点が持ち込まれてるのが、相変わらずに面白い。 結果を出すことが求められる世界に、素人君嶋はどのようにチームを支えていったか。 監督選びから廃部の危機、取締役会での激論、そしてプラチナリーグ。胸が熱くなる1冊でした。

    3
    投稿日: 2022.05.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やっぱり池井戸潤さんはすごい。人の感情を上下に振り回して、思い切り爽快感を感じさせてくれる。 そして、怒涛の展開にページを繰る手がとまらない。(オーディブルで聴いたので比喩ですが) 今募集中のブックリストじゃないけど、文句なしに「一気読みしたくなる」小説だ。 出世街道爆進中の突然の左遷人事。 工場の総務部長となり、充て職でラグビーチームのGMに着任した君嶋隼人。 ラグビーに関しては素人同然だが、持ち前の経営感覚を駆使して、旧態依然としたラグビー界の体質や廃部を求める上層部と闘いながら、チームを建て直す姿を描くー 聴きながら、何度も胸が熱くなり、何度も舌打ちし、何度も心の中ガッツポーズをした。その姿は、挙動不審のおっさんだったことは間違いない。 聴き終わって、世界に浸ろうと、ドラマ版主題歌の米津の「馬と鹿」を聴いたけどなんか違う。ドラマは未視聴だが、米津と池井戸さんは、それぞれ好きだけど、世界観がまるっきり合わないと思う。 ちなみに、「馬と鹿」はコロナ直前に、カラオケで必ず歌っていた大好きな曲。 そろそろカラオケ行きたい、歌いたい!

    62
    投稿日: 2022.05.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    この話のドラマも観てなかったのですが、最近になってようやくハマりだした池井戸さん。 この話も、めちゃくちゃ面白かった! 池井戸さんが書く、とても仕事ができる登場人物の理路整然とした思わず唸ってしまうくらいのセリフがスカッとする! それに加えて今回は、私が好きな熱いスポーツ。 この2つがあって最高なお話でした。

    2
    投稿日: 2022.02.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今月2冊目 ★★★ 池井戸のスポーツシリーズ、ルーズベルトゲームと流れは同じ。 ラグビー全然わからないけど、その他はまあまあ

    1
    投稿日: 2022.02.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いつも通りスッキリする池井戸潤の作品 人生は一度きりなのにいつも大切なものを見失う 君にとって大切なものはなに? それを考えたほうがいい 中身のない奴が一時の栄華を誇ったとしても、 所詮、泡沫の夢 ラグビー全く知らなかったけど、知識も付いたし ノーサイドの精神は素晴らしい

    2
    投稿日: 2021.11.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「ノーサイド」というラグビーの精神は本当に大切でラグビー選手以外の普通の人にとっても守るべきものだと思いました。ラグビーの試合の描写もとても細かくて熱気に溢れたものでした。改めてラグビーの素晴らしさが伝わる本作でした

    3
    投稿日: 2021.10.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ラグビーの日本での人気が良くわかる内容だと思いました。人気のあるうちに、固定ファンを作らないと、熱し易く、さめやすい、日本人。

    0
    投稿日: 2021.08.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    池井戸 潤 2作品目。 ドラマで使われた米津さんの「馬と鹿」が頭の中をグルグル回っている。 トキワ自動車の総務部長に飛ばされた君嶋隼人の、ラグビーチーム・アストロズのGM奮闘記。 「中身のない奴が一時の栄華を誇ったとしても、所詮、泡沫の夢だ。」「最後には道を過たず、理に適った者だけが残る。」重い言葉で締めくくる奮闘記は、正統派の戦いである。 ラグビーチームを強化して、ファンを獲得し、優勝を目指してゆくのですが、スポーツシーンは少なく、チームを取り巻く環境(監督とか、ファンとか、予算とか、協会とか)の話題が中心です。そしてそこに全精力をかけるのがGM。リーダー論、マネジメント論とか、君嶋さんの発言に一つひとつ納得・感動させられる。 大企業の経営戦略室はこういう方の集まりなんだと、感心する。「現実を認識し、夢を語り、筋道をつけて戦う」 企業の資本に依存している社会人チーム。そして、ラグビーは黒字化が可能だろうか?1チーム最低16億円かかる予算を(もし真実ならば)、入場券売り上げ、TV放映権、ファンクラブだけで、賄うことは本当に可能だろうか? JリーグやBリーグ、野球に比べ、圧倒的に年間試合数が少ない。 また、ラグビーの場合、ほとんどが大学卒業後入部し、選手生命も意外と短い。プロ化・プロリーグ化が進められているが、引退後も考えてスポンサー企業も考えていかなければいけない。 いずれにしても、安穏とした選択肢は残されていないのかもしれない。

    1
    投稿日: 2021.08.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    オーディブルにて。ちびちび聞くつもりが、先が気になって一気に進めてしまった。池井戸作品はこれが初めてだったけど、人気になるのがわかる。ドラマ化するのもわかる。

    1
    投稿日: 2021.08.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大泉洋主演のTVドラマの原作。 ドラマは盛り上がりがあり、感動的であった。 最終戦前のロッカールームの男達の熱い思いが爆発するシーンは興奮した。 原作は落ち着いた展開。

    1
    投稿日: 2021.08.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    技術が優れてるだけではなく、周りの応援、支えがあってこそ力を発揮でき、強いチームになるのだと改めて感じた。また、一見、敵のようでも、実はチームのことを考え、苦言を言ってくれる存在があり、真の思いを見逃さないようにしたい。

    1
    投稿日: 2021.08.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    遅ればせながら読了 めっちゃ面白かったです 読んでると 今のラグビーの置かれてる状況 ラグビー日本代表の躍進からの人気復活 新リーグ発足 子供達のヒーローズカップ ドコモレッドハリケーンズの長期療養児支援活動 と未来を言い表してると思いました。 もちろん昔ながらのアマチュア精神やワンフォアオールオールフォアワンの精神は大切です。 でも興行として成立しないと子供達にプロスポーツとして夢を見せることができません。 オールドもにわかもラグビーファンみんなに見ていただきたいです。 ドラマを見てても新しい発見がありますよ^_^

    1
    投稿日: 2021.07.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    数回、目頭が熱くなった。量的にはビジネス:スポーツ=2:8くらいの比率かな。当然どちらも切れ味鋭く面白く、裏切らない展開の中で小さな驚きもあり、面白い話とはこういうものか、と感心した。

    0
    投稿日: 2021.07.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    会社の人に借りた。 ラグビー全く知らないのに楽しく読めた、 囲碁のルールを全く知らないのに楽しく読めるヒカルの碁と同じ現象…

    0
    投稿日: 2021.06.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ラグビーを知らなくても、十分楽しめる。会場の緊迫感や選手の気持ち、応援席の熱量など、本の世界に入り込んでしまった。 それに企業スポーツに関しても全く無知だったけど、関わる人の関心や立場の危うさ、手に汗握る状況の変化はさすがだと思った。

    2
    投稿日: 2021.06.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ラクビーのルールは知らないけど、なかなか面白かった。 体力だけでなく、知力もかなり必要なんだね。 ただ、ラクビーだけが高貴なスポーツと考えている人たちはおかしいね。他のスポーツにいれこんでで、同じくらい面白いと考えているはず。得意性なんてない。 なにかに夢中になることが素晴らしいだと思う。 ドラマでやったみたいだけど、放送終了しているので残念。 結構面白かったし、ラクビーの場面は映像でみたかったな。本ではちょっとわかりにくい。

    2
    投稿日: 2021.06.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    社会人スポーツの美しさや課題を真正面から描いている。 また、今のラグビー界の問題点を捉えており、最終的には主人公の望む方向に行くが、現状維持に行く可能性もあり、また、経済合理性を突き詰めるとそちらに行くのかと思う。 ドラマは見ていないが、この本で十分だろう。

    2
    投稿日: 2021.05.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    めちゃくちゃ感動しました。1年ぐらい前に読んだので内容ははっきりとは覚えていませんが、女の人が勇気づけているシーンで、初めて小説を読んで泣きました。また読みたいと思います。

    2
    投稿日: 2021.05.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アツすぎる! グランドでの戦いも。 会議室での戦いも。 そして、タイトルでもある ラストの展開。 スポ根✖️池井戸作品ならではの 爽快感! それがたまんない。

    2
    投稿日: 2021.05.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初の池井戸作品 大好きだったドラマの原作を選びました なかなか面白かったけどドラマのほうが数倍面白かったな脚本家が素晴らしかったんだろうな もちろん原作あっての脚本だけどね

    2
    投稿日: 2021.05.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    先にドラマを見てしまったので、頭の中にそれぞれの俳優さんを想像しながら読む事になった。先に本を読んでおくべきでした。

    0
    投稿日: 2021.05.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    企業ラグビー部がテーマの小説。 ドラマを先に見ていたが、原作もやはり面白かった。むしろドラマが原作の魅力を増幅する出色の出来だったことを認識した。 池井戸潤作品として逆転劇的なパターンは同じでなのであるが、やはり読んでて気持ちいいし、読後に清々しい気分になる。

    1
    投稿日: 2021.05.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2019年発売された、池井戸潤さんの小説。 ファンなので、何を読んでも贔屓目になるのはご容赦願いたいが、この小説も素晴らしい。池井戸潤さんと言えば銀行を舞台にした、会社組織と人の軋轢が得意とする分野と思っていたが、今回は社会人ラグビーという切り口で編まれたことに驚いた。 しかしそこは著者。単純なスポーツ物語ではなく、いくつもの伏線を張り会社組織と人との関わりの変異を紡いで行く。 数時間で読んじまった。

    0
    投稿日: 2021.05.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「アストロズは企業のチームであり、大半の選手は固定されています。そういうチームの戦術は、ここの選手のプレースタイルとマッチしたものでなければなりません」 「自分のことを必要としてくれる場所があるなんて、とても幸せなことなんだから。」

    0
    投稿日: 2021.05.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スポーツベースの会社ものなので、とても切れがよく、気持ちよく読めました。その分いつものより深みがなかったけど、たまにはいいです。この作者さんは、ラグビーにも詳しいのか、勉強したのか?

    1
    投稿日: 2021.04.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まあ原作も良かったけど、脇坂を追い詰めるのがドラマの方が結構熱かった。やはりドラマの方が思い入れとかは強くなる気がする。

    0
    投稿日: 2021.03.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    サイクロンズ対アストロズの試合後の君嶋の視点から、この本のタイトルであるノーサイドの意味が明確になったと感じた。ラグビーの試合はもちろんであるが、君嶋と滝川のライバルのような関係も魅力的であり、ノーサイドの精神はグラウンドの中だけでないことが表われていた。 ドラマでは、七尾と浜畑のレギュラー争いに焦点をあてたシーンがあったが、こんなやりとりがあったと思いながら本書を読むと、最終戦での浜畑、七尾の連携はかなり胸熱だった。

    0
    投稿日: 2021.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    池井戸潤さんなので間違いなく面白いです。 今回はラグビーということで今までと違いますが、感動とスッキリすること間違いなし。

    0
    投稿日: 2021.03.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    未来につながる、パスがある。 大手自動車メーカー・トキワ自動車のエリート社員だった君嶋隼人は、とある大型買収案件に異を唱えた結果、横浜工場の総務部長に左遷させられ、同社ラグビー部アストロズのゼネラルマネージャーを兼務することに。 かつて強豪として鳴らしたアストロズも、いまは成績不振に喘ぎ、鳴かず飛ばず。 巨額の赤字を垂れ流していた。 アストロズを再生せよ―。 ラグビーに関して何の知識も経験もない、ズブの素人である君嶋が、お荷物社会人ラグビーの再建に挑む。 (アマゾンより引用) ルーズヴェルトゲームと流れが似てるなぁって印象。 まぁ仕方ないっちゃ仕方ないけど。 ただ、ラグビーの世界ってホントにこんな感じなんだろうか??

    0
    投稿日: 2021.02.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    池井戸潤やっぱりいいね 小説全部揃えたい てか、ラグビー詳しくなりたいスタジアムに観戦しにいきたい。ノーサイドな精神に引き付けられた。 最後必ずハッピーエンドなのが心地いい。読む気になれる。読み始め、登場人物多くて本の世界に入り込むの大変だけど(笑)

    0
    投稿日: 2021.02.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ラグビー経験者でラグビーファンだが、そんなラグビー通の私が読んでも、違和感がなくとても面白い。 選手と裸で向き合い、信頼関係を構築していき、GMとして会社の役員と、そして協会と戦う。 素晴らしいと思いました、、が、ドラマ先でしたが、君嶋=大泉洋、は浮かばないですねwww

    0
    投稿日: 2021.01.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    Bリーグでは、すべてのチケット販売の実態を把握し、誰がどの試合のどの席を買ったか知っている。年齢や性別、職業、氏名といったマーケティングのデータを収集し、それを運営に役立てている ついでに言うと、現場の連中もよくわかっている。ところが、協会牛耳っている連中は、そういうこと動きをことごとくつぶしてきた 生涯の友情、思いやり、高潔さ、勝利へのあくなき執念。それこそが、七尾がラグビーと言うスポーツから贈られた最高のギフトだ 誰もが常に善人でもなく、また悪人でもない。だから人は変われるし、組織だって変われない事はないと思う

    0
    投稿日: 2020.12.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    いつ読んでもどの作品でもおもしろい! 感情のピークが随所随所に訪れて、なんとか堪えるのですがクライマックスに涙腺崩壊します。

    4
    投稿日: 2020.12.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本社から左遷された君嶋がラグビーチームのGMに就任。赤字体質のラグビーに疑問と感じる。旧態としている日本蹴球協会へ改革を呼びかけるが中々動かない。ラグビーに無知だった君嶋がファンの獲得、本社への大変な予算均衡、紆余曲折を超えて ラグビーの魅力をみんなに伝えるという、ルーズヴェルト・ゲームに似た感はあるがとても熱く良い本だと思いました。

    1
    投稿日: 2020.11.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマを見てから原作を読みました。 所々、ドラマと違うところがあり、その違うところを探すのも楽しみの1つでした。

    0
    投稿日: 2020.11.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    池井戸さんらしい、左遷からの逆転劇。最後の展開が期待できるから安心してアップダウンを楽しめる。選手を鼓舞する演説とか真似してみたい。

    0
    投稿日: 2020.11.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    池井戸潤さんらしいスピード感のある展開と逆転劇。 そこにラグビーというスポーツが絡むことでより多くの人の心情が描写され、物語に広がりが生まれているように思う。 最後の試合前のロッカールームでのひと場面は感動して涙が出た。

    0
    投稿日: 2020.10.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマを見て、原作のこの本を読んでみた。 全体的には、ドラマの方が、盛り上がるシーンが多いと感じた。 だがmドラマとは違う意味で、ウルウル来た。 特に、決勝をかけた戦いの前のシーン。 ドラマは大泉さんの「ラグビーが大好きだ」にウルウルきた。 小説の方は、近所の人たちの個々の応援にウルウル来た。 この本も、池井戸さんの小説だった。 「明日頑張ろう!」 そう思える小説だった。

    0
    投稿日: 2020.10.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「ノーサイドゲーム」 勝者と敗者が健闘をたたえ合う、ラグビーというスポーツの神髄がこの小説で見えた。 誰かを貶めるやつには必ずと言っていいほど、天罰がくだされる。 むしろ、君嶋のような、責任を背負って、誰かのために、組織のために、見返りを求めずに、与え続けられる人間は必ず、報いを受けるのではないかと思った。 こういった人格者が当てえた影響が下の者に継承されていき、歴史となり、その組織の背骨となる。 誰かのために頑張れるやつは本当に強い。 確固たる意志があるために、誰に何と言われようと自分の譲れない軸を持っているからだ。 むしろ、見返りを求める承認欲求の塊のような人は、認められなきゃ頑張れないから、絶対にいつか挫ける。 君嶋は、アストロズの再建だけでなく、トキワ自動車、ラグビー業界、これらの環境を創り上げた。 環境を創り上げられる人が、社会の中で必要で上に立つものの素質として求められることが黙示されているのではないか。

    0
    投稿日: 2020.09.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    良い。 池井戸さんの作品らしい。 ラグビーの話だが、背骨は経営のお話。 正義は勝つね。 ドラマがよく出来てたと思わされる。原作とは所々違うが、それが良い。

    0
    投稿日: 2020.08.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かった。 池井戸作品にしてはスカッと感は控えめ。 でも胸が熱くなるシーンはいっぱいで何度か涙でた。 ラグビーのルールをよく知らないので知ってたらもっと楽しめたかも。 ドラマも見てみようかな。

    0
    投稿日: 2020.08.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    TVで放映していたけど 見てなかったので やっぱり池井戸潤氏の本 普通に普通に事を大切にしている 情という言葉で軽く扱うのもおかしいけど ついつい 涙ぐんでしまう感動する1冊でした。

    3
    投稿日: 2020.08.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマが面白かったので興味があり読んでみた。 ドラマはかなり丁寧に作られていたのだなと思ったし、 ドラマを見ていて自分としては余計に感じた 君嶋の妻であったりライバルチームであったりの描写が 小説にはなかったのですっきりしていて とても読みやすかった。 ストーリーとしては、素人ながらGMとなった君嶋が 廃部寸前のラグビーチームを立て直すという わかりやすいもので、熱意で業界を変えていくという 実際にはここまでいけないだろうと思いつつも 素直に感動できる話運び。 シンプルが故にあっさりしていると感じる部分はあり 邪魔もあまり入らず比較的万事がうまくいく。 ここは好き嫌いがわかれるかもしれないが、 ストレスを感じず読めるので個人的には良かった。

    0
    投稿日: 2020.08.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    久々の池井戸作品を堪能しました。ルーズヴェルト・ゲーム同様、スポーツと組織論を融合させた感動ドラマ。様々な理論を当て嵌めて分析的に読むのもいいが、まあ純粋に楽しんで読んだ方がいいか...。次の題材はフットサルあたりかな?

    15
    投稿日: 2020.08.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    能力と戦略がミスマッチは戦略ロスになる。能力と戦略がマッチするとシナジーが生まれる。私は自分の戦略を押し付けるような人ではありたくない。

    0
    投稿日: 2020.08.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ラグビーチーム立て直し。違うフィールドで、同じ夢に向かって突き進む、タイプの違う2人のリーダー。経営側からの的確な立て直しをする部長と、チーム力アップを担う新しい監督。それぞれが高い壁にぶつかっても、諦めずに戦う姿が熱い。

    0
    投稿日: 2020.07.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    社内抗争のあおりを受け、本社から工場勤務兼自社ラグビーチームGMに左遷された主人公が、自身の持つ経営戦略の知識を使い、低迷するラグビーチームを復活させていく物語である。TBSの同名TVドラマの原作で、本書を読む前にTVドラマを観ていたのだが、この小説のストーリーにこう肉付けしていったのか、とドラマのシチュエーションを思い起こしながら一気に読み終えてしまった。『ノーサイド・ゲーム』という「ドラマ」の感動を映像と小説で味わえたのは、なかなかにおいしい体験だった。

    0
    投稿日: 2020.07.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    池井戸さんの小説だから、話の流れにハラハライライラしつつも、勧善懲悪と言いますか、最後にはきっと主人公達がやってくれるよね!?的な期待感を持って楽しめました。 ラグビーを知らなくても、とても熱い試合の様子が伝わってきて凄いです。

    0
    投稿日: 2020.07.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    有名な言葉に、“One for all, All for one” 「一人はみんなのために、みんなは一人のために」 があります。 またタイトルにある「ノーサイド」には、 「試合終了の笛が鳴ると同時に、敵も味方もなくなる。 お互いの健闘を称え合う、スポーツマンシップにのっとった崇高な精神」 という意味があります。 …実はこの2つの言葉は、和製英語なんだとか。 海外で通じないと知って驚くと同時に、 日本人が好みそうな言葉の組み合わせだと言われると、不思議と納得してしまう響きがあります。 —————- 主人公の君嶋隼人が社内政治で追い落とされた先は、トキワ自動車・アストロズのゼネラルマネージャーであった。 ラグビーを1ミリも知らない素人を、企業ラグビーのゼネラルマネージャーにするなど、前代未聞の話である。 アストロズの予算は総額16億円。 しかもラグビーでの収入は無いに等しく、ほぼ全額負担が会社に強いられていた。 選手一同と話し合った結果、地域密着型のチーム作ることになった。 ボランティアやイベントで名前を売り、集客の勧誘を勤しむ。 その頑張りあって観客動員数は増え、アストロズの応援に駆けつけるファンを獲得していった。 それでも満足な収入は得られない。 君嶋はラグビー界の重鎮、日本蹴球協会に改革を求めて奔走する。 ——————- 経営面だけではない。 アストロズは、プラチナリーグで1位になる目標があった。 柴門監督を迎え、厳しい練習を耐え抜き、たくさんの試練を乗り越えたアストロズは、目に見えて強くなっていった。 ラストに向かうごとに、試合展開が熱くなっていく。 グッとこみ上げる場面もさながら、経営の難しさや、社会的地位欲しさに意地汚くなる人間心理の描写は流石だ。 胃が痛くなった後の感動のフィナーレは格別である。 全てがうまくいき、さっぱりした終わりを迎えたノーサイドゲーム。 ノーサイドの精神は、ラグビーだけでなく経営者の心にも通ずるものがあった。 敵味方関係なく、手を取り合うことができたのは、ラグビーなしには叶わなかっただろう。

    28
    投稿日: 2020.07.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    池井戸潤の本はやはり読んでいて爽快! 結末はある程度予想できるが、それでも続きが気になり、さくさく読めるところもよい! ラグビーのフェアな精神がやはり好き。

    4
    投稿日: 2020.07.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白くてすぐに引き込まれ、あっという間に読み終わった。 アストロズも、君嶋の社内政治も協会の腐った組織具合も手に汗握りっぱなし。 どの部分の話も本当に面白く、登場人物もみんな魅力的。悪役は本当に悪役、憎めない人は憎めない。選手の熱くて命をかけてる感じもいい。 ラグビー選手って本当にいいなぁと思ってしまった。 日本のラグビーのためにって五郎丸選手が一時期メディアに引っ張りだこで、リスペクト足りない番組にすら出てたけど、ラグビーを愛する人はファンを根付かせるため頑張ってるんだってよく分かった。 日本スポーツの協会って、なんでこんなに腐ってるのばっかりなんだろう?スポーツに限らないか。 七尾は田中選手を思い浮かべ、浜畑は大野選手のイメージでした。

    1
    投稿日: 2020.07.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2019ラグビーW杯日本大会にあわせるように2019年6月に刊行された小説。ラグビーのプロリーグとそこに参加している自動車メーカー系のチームの物語だ。前半は観客が入らないのに人件費含めて年間16億円の経費を使うチームの存在意義を社内で問われ、ゼネラルマネージャー君嶋を中心に奮闘する物語。後半はチームを潰そうとする役員と闘う、池井戸タッチの社内バトル物語。若干、後半のバトルに無理があるかなぁとは思うものの、前半のラグビー業界に対する苦言とも言えるような指摘は、納得感がある。

    0
    投稿日: 2020.06.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    今日は読みかけの本を一気に読みました。 家族に借りてると、ついつい読むのが後回しになってしまう。 久々の池井戸潤さん。見開きのイラストも可愛い。 ドラマも大好きで観ていました! ラグビーのこと、ほとんど知らなかったけど、毎週日曜、必ず泣かされた。 そして、昨年はラグビーW杯の試合も観に行ってきた。迫力があって、また生で観戦してみたいと思った。 自動車会社に勤める君島。敏腕と言われ丸の内本社で活躍してきたが、横浜の工場に飛ばされ、そこで畑違いのラグビー部のゼネラルマネージャーを任されることになる。専門外の業務にどう立ち向かうか。 君島と、ラグビー部の部員たちが心を通わせ、勝利を目指していく姿に熱くなる。池井戸作品は、企業の経営面を深く掘り下げた物語が多い印象だが、この物語はラグビーというスポーツが重要なテーマとして描かれる。 スポーツの力って本当に凄いと思う。 観ていてパワーをもらえるし、明るいニュースを与えてくれる。 映像ではなく、それを文章で伝えてくれた。池井戸さんの才能の広さを感じる。

    0
    投稿日: 2020.06.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマを見逃したので読んでみた。 池井戸潤の本は展開が読めているが今回も楽しく読めた。 この本ではラグビー協会が批判されているが、現実ではどうであろうか。 ドラマは見逃したが、機会があれば見てみたい。

    0
    投稿日: 2020.06.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    結構最近の池井戸作品。 下町ロケットに続いてドラマ化もされてますね!見てないけど。 ルーズヴェルトゲームもそうだけど、なんというか、最近の池井戸作品は少年ジャンプっぽい逆境感とアツさがあるよね。 週刊社会人ジャンプ。 昔はサスペンス要素強く、シャイロックの子供たちとかはいい感じに絶望感出してるし、半沢とかはよりドロドロしている感じ強いけど、下町ロケットとかはアツさがより前に出てる感じ。どれも好きだけど。 常磐自動車のアストロズだけに視点を限らず、ラグビー協会の現状とこれを変えていこうという流れを見るのがすごい面白い。 あと滝川みたいなポジションは新鮮で、あぁ~好き…。ってなった。 実際に上司があんなんだったら病むけど(笑) 全体的に面白くて一気に読んじゃいました。 ドラマも見てみようかな。

    0
    投稿日: 2020.05.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    裏切らない池井戸潤作。 ドラマが始まる前に本を予約したのだけれど、本が届いたのはドラマも特別編の再放送をやっている最中。 ドラマでは佐々がへっぽこに描かれていたけど、本ではあそこまで細かい設定ではなく、日本代表にでも呼ばれるであろう実力を持った人だった。 ドラマと小説、設定が異なるのは多々あるけれど、陸王の終わり方と違ってこれはドラマも小説も楽しかった。 きっとあの水戸黄門でいう印籠のくだり、君嶋GMが脇坂常務を追い詰めるところが同じだったからかな? 昨年2019のラグビーの試合を見て、本格的にルールを覚えたくなった。

    3
    投稿日: 2020.05.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「自分が果たして何者であるかを見つめ、葛藤に打ち勝つ。そのエネルギーを持つ者だけが勝負に勝てる。」 池井戸さんの作品は、舞台が銀行であれ実業団スポーツであれ、組織の論理と倫理について考えさせられる。

    0
    投稿日: 2020.04.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    スポーツの話というよりは、経営の話だ。ラグビーの精神のすばらしさが伝わってきて、ワールドカップをきっかけにラグビーを好きになった私にとっては、もっとラグビー界を応援したくなるような本だった。企業スポーツってこうやって支えられているんだという厳しい一面と、スポーツを単に愛する、人生をかけるという美しさが、マイナーと言っては申し訳ないけど、ラグビーだからこそ伝わる気がした。ドラマを見る前に読もうと思って予約していたものがやっと届いた。ドラマも見なかったので熱は冷めていたが、今度総集編を放映するというので読み始めるとなかなか面白い。池井戸作品によく出てくる出世争いはやはり、醜くも、他人から見たら面白く感じてしまう。

    0
    投稿日: 2020.04.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何事も最後まで粘りあきらめないものの勝ち。 GMの君島然り、最後の最後の七尾のトライ然り、諦めずに最後まで勝ちのポジティブ精神でやりきったからかなった結果。 自分の信じていることを周りに感化されずにつき通した君島の精神の強さ。 ラグビーワールドカップ、行きたかったな。

    0
    投稿日: 2020.04.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    テレビの脚本を小説にしたみたい。 ラグビーと半沢直樹の良い所を合わせたのかな。 読みやすいけど重みが感じられない。 自分だけかな。 好きなんだけどね。

    0
    投稿日: 2020.04.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    良くも悪くも、池井戸潤らしさ全開の物語。 『ルーズヴェルト・ゲーム』のラグビー版。 先の展開が丸分かりの池井戸潤。 だが、それでも手に汗握り、楽しめてしまうのが池井戸潤。 正に勧善懲悪。 これからも、池井戸潤の作品は読み続けるであろう。

    0
    投稿日: 2020.04.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

     マンネリ、ワンパターンだろうと読んでなかったが、新型コロナ騒動(外出自粛等々)で時間が出来たので読んでみた。予想どうり…、いや、以下か。ここまで粗製乱造とは。著者手練れのテンプレートに、ラグビーという時の話題を当てはめただけ。  ただ、ちゃんとRWC2019開催に合わせ、書籍化、その後のドラマ化も見越して作品を作り上げるマーケティング力は大したもの。経済小説を手がける者が、売りのタイミングを外していては沽券にかかわるというところか。その感性の鋭さはお見事!  また上梓が2019年6月、まだ日本中がRWCフィーバーに湧く前。この大会ですっかり有名になる「ジャッカル」や「オフロードパス」を、注目に値するプレイとして表現に織り込んでいること。その慧眼も、さすが人気作家だ。  その他、日本蹴球協会 ― この小説の中での“日本ラグビーフットボール協会”― の旧態に切り込んでいること。とはいえ、2015年以前(あるいは、もう少し前?)の古い体質をモデルにして描いはいる。本作は、RWC2015以降の日本が舞台ではあるが、ラグビー界の体質は、少し古い時代が描かれている。  この小説の中のような現実では、とてもじゃないけど2019年大会を大成功に導けはしなかっただろう。ただ、数年前までは、おそらく、本書での描写がかなり現実に近い姿であったのだろうなと興味深く読んだ。  作品そのもののストーリー、どんでん返しネタは、予想の範囲。滝川が実は本当は良い奴、というのは、君嶋が臨む2回目の取締役会あたりで、池井戸作品に慣れた読者ならピンとくるだろう。むしろ、そう思わせておいてさらに逆の逆で行くか!?と期待したくらいにベタ。  企業小説としてのネタ、裏取引、不正なども伏線もたいして貼ることなく、解決に至る経緯も偶然の産物だらけ、君嶋の才覚とはほとんど無関係なところで進んでしまう。  人物造形も薄っぺらく、『空飛ぶタイヤ』がテレビドラマ化される折、登場人物の企業人としての一面でなく、プライベートもあり家庭もありという点も描きたかったと言っていた頃の、この作者ならではの視点は、どこへ行ったのやら。  ただ、時宜の乗った、巧い作品であるという点だけは認めよう。

    0
    投稿日: 2020.03.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    左遷された主人公に課されたミッションは,低迷する企業ラグビーチームの経営的再起!『下町ロケット』池井戸潤の最新作,大泉洋主演ドラマ原作,ワールドカップの記憶も新しいラグビーが題材とあっては,読むしかない!ラグビーを知らない方は,カバーを外して表紙を見ながら読みましょう。

    0
    投稿日: 2020.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ばーーーーーっと読んで ぐずぐず泣いて すっきり読み終わりました。 私はBリーグのファンだけど このお話に通ずるものがあって プロスポーツの盛り上げ方について 考えてしまいました。 読んだ後に考えさせてくれるお話って 大好きなんです。

    0
    投稿日: 2020.03.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマに比べるとだいぶさっぱりしてる(笑)。ラグビーの試合の話はかなり少なめ。どちらかというとラグビーよりも会社の話が多めだった。主人公がずっと冷静沈着にみえる。演じ方によって違うもんだね(笑)。

    0
    投稿日: 2020.02.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    スポーツ小説家と思いきや、半分以上はお仕事小説の要素でした。スポーツビジネスの話でもありつつ、実業団スポーツ運営の問題点が浮き彫りにされていて面白かったです。普段はアメフト押しの自分ですが、アマチュアスポーツの発展を思いつつ、ラグビーへの興味も膨張しています。

    0
    投稿日: 2020.02.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマと多少違うところがあったけど、それはそれで良かった! 続きが気になって一気に読み終えてしまった。

    0
    投稿日: 2020.02.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    ドラマを見ていて、キャスティングが好きだったのと、ドラマらしい盛り上げ方・わかりやすい展開にすっかり魅了されてしまったので、原作を読んで 物足りなさを感じてしまったら…と少しだけ心配したが、全くの杞憂に終わった。 個人的な感情がきっかけでラグビーが嫌いで素人の君嶋が、経営の視点に立ち一からラグビー部を立て直すというストーリーの中に、  巨大企業ゆえにはびこる権力闘争と、それに翻弄される社会人ラグビー部、組織を正しラグビー部を守るために戦う君嶋とその仲間たちの奮闘をきっちりと丁寧に描き、心に響く言葉も残してくれる。池井戸さんらしい、最後は正しい者が報われるとこもやっぱり励みになる。 ただ、ドラマでの浜畑のカリスマ性、特にチームでの存在感とサイクロンズ戦で見せた君嶋との熱い絆にすっかり涙してしまったので、原作で浜畑があまり活躍しないのが唯一残念だった。あと、強いて言うと、里村移籍の際の君嶋の対応、カザマ商事の不正に関わる青野、森下教授と君嶋の一連のやりとりもドラマの方が良かった。 それでも、半沢直樹シリーズ、下町ロケットシリーズよりも好きかなと思う。 スポーツがテーマだからこそ、地域に愛されるチーム作り、チームの絆・信頼感、スポーツならではの戦略の形がとても魅力的だった。すっかりラグビーの奥深さにハマりました。

    1
    投稿日: 2020.02.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    アストロズ再建とカザマ商事の買収という2つのテーマが決して長くはないボリュームの中で展開されているせいか、話の深みはもちろん、キャラクターが書ききれていなかった気がする。ドラマを先に見たせいか、ドラマのダイジェスト版を読んでるみたいだった。

    1
    投稿日: 2020.02.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     ワールドカップが終わった今だから。  協会は、まだ完全には変わっていないから。  トップリーグも、観客が増えたとは言え、まだまだ本当の何者かにはなっていないから。  今こそ読んで欲しい。

    0
    投稿日: 2020.02.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ドラマは見ていませんが大泉洋さんのイメージで読みました。2019年のワールドカップの試合を見てからにわかにラグビーというものに興味がわき、池井戸さんなら間違いないでしょうと手に取ったわけですが、ラグビーという競技の日本社会との関わり方がよく分かるだけでなく、企業の存在意義であるとか、企業という組織のなかでの社内政治のようなことまでしっかり描かれており、読みごたえのある上質の娯楽小説でした。大変満足して読了。

    4
    投稿日: 2020.02.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    いゃ〜!面白かった! 社会人ラグビーチームアストロズの再生の企業小説。 終わってしまえば勝者も敗者も無いノーサイドの精神。 テレビドラマ見たかったなぁ! 印象に残った文章 ⒈ 簡単に変えられるものは簡単にダメになる。でも、苦労して獲得したものは大切な財産になる。 ⒉ ラグビーが教えているのは、試合中のルールだけじゃない。人生のルールでもあるはずだ。あなたはいったい、ラグビーから何を学んできたんです。 ⒊ 君なら、アストロズを変えられるから。私は強くなったアストロズが観たい。それを思いっきり、応援したい。

    0
    投稿日: 2020.02.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とても、とても、理想的な楕円球の世界がえがかれていました。 伝統とは何か。それは決して保守に甘んじるという事ではないのです。 そして、主役はいつだって選手なのです。

    0
    投稿日: 2020.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読後感が相変わらずで。抜群の安定感です。陸王に比べれば多少物足りなさもありますが、十分ドキドキしました。おもしろかったです。よくあることとして自分に置き換えて読めました。

    0
    投稿日: 2020.02.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    先にドラマを観ていたのでストーリーは知っていた。それなのになんだこの臨場感、感動。 ラグビーの試合では、空気感を上手く描いていて、まるで会場にいるような気分になれた。 「ボリュームのスイッチをひねったようにスタンドが盛り上がっていく。歓声と熱気がひとつの塊となって、ラグビー場の隙間という隙間まで埋め尽くして息苦しくさせるほどだ」 そして著者は本当に物語を盛り上げるのが上手い。せっかくチームが盛り上がってきたと思ったら味方と思っていた上司が敵に。圧倒的に強いチームに仕上がったと思ったら、要の選手が負傷……。 個人的評価は4.3。だが、すでに内容を知ってこの数値なのでおまけして☆5! ただ、協会の改革などハッピーエンドの部分はドラマの方が詳細に描かれていたような気がする。400ページもある作品なのだがら最後まで丁寧に描いてほしかった。

    0
    投稿日: 2020.01.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2020年の1冊目 TVドラマ⇒ワールドカップ⇒原作本という、私としてはイレギュラーな順番 ラストの滝川さんの言葉が全てを物語ってる 「最終的には正しいものが救われる」世の中であり続けて欲しいね

    1
    投稿日: 2020.01.28