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めぐり逢いサンドイッチ
めぐり逢いサンドイッチ
谷瑞恵/KADOKAWA
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総合評価

58件)
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27
19
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    【あらすじ】  靭公園で小さなサンドイッチ専門店〈ピクニック・バスケット〉を姉妹で営む笹子と蕗子。  お店にやって来るお客様のちょっとした変化や悩みを抱えている様子を見ると放っておけない姉妹が織りなす人間模様を描いた連作集。 【感想】  書店で見かけて購入したのが本シリーズの3冊目でした。  1、2冊目は在庫切れのようで、電子書籍で購入したのですが、初めて読む作者さんだと思っていたら、以前に読んでいた『思い出のとき修理します』の作者さんでした。  お店を訪れるお客様や定連さんたちとの交流を描いていて、ほっこりします。  欲を言えば、登場するサンドイッチの紹介がもう少し詳しく書かれていたら、もっと嬉しかったかな。  次も楽しみです。

    0
    投稿日: 2025.10.16
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    とても優しい作品です。 ゆったりとした時間が流れてる感じなのに、続きが気になって結果最後まで読んでしまう、そんな素敵な作品です。

    0
    投稿日: 2025.10.10
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    馴染みのある料理や思い出をパンにはさむと新しい料理になる。今まで考えたこともなかったサンドイッチの魅力を描きながら、ほのぼのとした優しい雰囲気に癒された♡ 一点、〖タマゴサンドが大きらい〗の中盤から後半にかけての某女性二人との会話を読んでた時に、「これはどっちの女性の発言なんだ?」っていうのが分かりづらくてちょっと混乱したかな。他はとてもほのぼの読めました✩.*˚笹ちゃんは絶対もてるし可愛い!基本的にみんな小野寺さんに辛辣でちょっと笑っちゃったw

    0
    投稿日: 2025.08.24
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    ほっこりとして穏やかなお話。 ひとつひとつ、想いを込めて作られたサンドイッチたち。 近くにあったら常連になる気持ちわかる。 お客さんの思い出から新たなメニュー作ってくれるのもいいな。

    3
    投稿日: 2025.07.25
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    サンドイッチ、食べたくなる! 読みやすくて、ほのぼのする物語。家族を思いやる人たちの温かさがどの話にも散らばっていて、生きてくことっていいなと思わせてくれます。

    3
    投稿日: 2025.04.27
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    思い出のおかずがサンドイッチになるとちょっと違った視点で向き合わせてくれる、個人的には「え〜そうかなぁ?」という感じで現実感が乏しいけど、物語としては実際効果を発揮しているから読む分には面白かった。 おかずがサンドイッチになってるような変わり種を食べてないから想像出来ないのかもしれない。 それかパンが普通だから?なんの変哲もない食パンにおかず挟んでもおかず味のサンドイッチやんとしか想像できない悲しみ。 笹子と蕗子の姉妹は二人で一緒にやってるのがバランスいいんだろうなぁと思う。 笹子だけだとイラッとする事があるかもしれないし、蕗子だけだと面白みに欠ける気もする。 続編あるようなので、次は男性陣との関係にでも変化があるんだろうかと予想しながら読むことにする!

    4
    投稿日: 2025.04.06
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    心が温かくなる物語。なんてことはないやり取りだけど好みのタイプを聞かれて「ほっぺたがやわらかそうな人」って答えるのがなんかいいなって思った。

    0
    投稿日: 2025.02.24
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    姉妹で営むサンドイッチ屋さんをめぐるお話。店主の笹子の雰囲気がほっこりしていて 全体的に優しいお話。ですが少しの不思議な要素を残しているので気になる感覚で読みすすめます。小野寺さんはじめ登場人物はどの人も魅力あり、とても良い感じだと思いました。 私にはほっこりしすぎていたかな。とも思いました。とはいえ、キャベツサンドは自分でも作りたいと思いました。キャベツの高騰が落ち着いたころにチャレンジしたいです。(悲笑)

    10
    投稿日: 2024.11.29
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    『おそろいの黄色いリボン』が好き。 先に『ふれあいサンドイッチ』を読んでいたので、小野寺さんのコロッケサンド好きの理由も分かったし、笹ちゃんと蕗ちゃんの関係も深く知れて良かった。

    1
    投稿日: 2024.11.24
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    サンドイッチが好き。 いくらでも食べられる気がします。 そんなサンドイッチにまつわる物語なんて読まずにいられません。 大阪の靭公園前にあるサンドイッチ店『ピクニック・バスケット』。 姉妹で営むその店に訪れる個性的な人々の物語。 (第一話は、何とタマゴサンドが大嫌いという女性のお話) 大きな事件が起こる訳では無いけれど、小さな謎がいっぱい散りばめられていて、続きが気になってしまい、一息に読んでしまいました。 目次や中扉のフォントの質感が少しざらっとしていて温かみがあるのも好き。 「日常の、誰もが食べたことのあるものって、その人だけじゃなくてほかの誰かにとっても、楽しかったり悲しかったりする食べ物かもしれないじゃない。わたしはそれを、ふかふかのお布団でくるむの」 こんなお店が近所にあったら通いたくなってしまうなぁ。 「小野寺さんは自分のことをはぐらかしているのではない。彼にとって世の中、型にはめられるものなんてひとつもないのだ。絵本作家なのはたまたま、今日は紙飛行機をつくって、明日は何をしているかわからない。たぶんそれだけのこと。」 そんな風に生きたい。 知らなかったのですが、シリーズものなのですね。 大好きな世界が続いていく喜びよ。 早速注文しちゃいました。 早く読みたいな。

    1
    投稿日: 2024.10.24
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    うん、好きですこの話(*´ω`*) サンドイッチをキーワードに紡がれる人間ドラマ…コレの前に読んだ『スーツケースの半分は』は割と重めのエピソードも有ったのですが、それに比べて各話とも気楽にサクサク読めました\(^o^)/

    2
    投稿日: 2024.10.03
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    靱公園の近くのサンドイッチ屋さん。 と言う内容に惹かれて手に取りました(関西人なので)ご飯よりパンが好きで、特にサンドイッチは自分でもよく作って食べるのでどんどん読み進めました^ - ^ 最近はオシャレな映えるサンドイッチも多くて、もちろんそれも美味しいんですけど、昔ながらのたまごサンドやハムサンドが登場するとほっこりします。

    44
    投稿日: 2024.09.16
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    店を訪れるお客さんが抱えるものを、会話から引き出しサンドイッチにして癒したり新たな一歩を踏み出すきっかけを与えたりする不思議なサンドイッチ屋さん。ほっこりするお話の数々で、読み終わったら優しい気持ちになれました。 こんなサンドイッチ屋さんが近くにあったらいいなぁ。

    2
    投稿日: 2024.06.28
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    仲の良い姉妹が営むサンドイッチ屋さん。ほっこりとした雰囲気。美味しそうなサンドイッチに小腹が鳴るかも。

    16
    投稿日: 2024.06.03
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    サンドイッチが食べたくなる 卵焼きは関東風と関西風がある その食べ物は誰かにとって想い出があるもの 登場人物主に4人

    3
    投稿日: 2024.05.02
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    あなたの『好きなサンドイッチの具材は?』なんでしょうか? 1760年頃にフランスで生まれたという、二枚のパンで『具材』を挟む『サンドイッチ』。ハムや野菜、コロッケなどなど、『サンドイッチ』のお楽しみはその二枚のパンの間に隠された『具材』にあるとも言えます。おにぎりの『具材』同様、『具材』次第で無限の可能性を秘めた食べ物、それが『サンドイッチ』だと思います。 スーパーやコンビニに行くと数多の『具材』が挟まれた『サンドイッチ』が並べられています。今日はどれにしようか?そんな選択にその日の気分を反映させることができるのも『サンドイッチ』ならではの楽しみです。そして、そんな『具材』を選ぶ人それぞれのその時の思いを垣間見ることができるものでもあります。なかなかに奥深い世界を持つもの、それが『サンドイッチ』だと思います。 さてここに、『大阪の西区にある』『サンドイッチの専門店』を訪れる人たちを描いた物語があります。美味しいそうな『具材』の紹介に、思わずそれください!と言いたくもなるこの作品。そんな『具材』を選ぶ人の胸に去来する思いを見るこの作品。そしてそれは、『誰もが食べたことのあるものって、その人だけじゃなくてほかの誰かにとっても、楽しかったり悲しかったりする食べ物かもしれない』という言葉の意味を『サンドイッチ』に感じる物語です。 『タマゴサンドが捨てられていたと聞き、わたしはショックだった』というのは主人公の清水蕗子(しみず ふきこ)。姉の笹子が『大阪の西区』で始め『開店して三年を迎えた』『サンドイッチの専門店』『ピクニック・バスケット』を手伝う蕗子は『常連さんの』阿部から『タマゴサンド』が『店のすぐ前にある靱公園のゴミ箱に捨てられていた』、『若い女の人やったな。OLふうの』という情報を聞き『聞き捨てならない』と思います。そして、姉と開店準備を進める中、『ねえ、蕗ちゃん、タマゴサンドを買った女の人、若いOLにおぼえはある?』と訊かれます。『さっきの話が頭から離れないようだ』と思う蕗子は『もしかしたらあの人かなってのはある』と返します。『わたしと同じくらいの歳かな。スカーフを首に巻いて、髪をきっちりアップにしてた』と続ける蕗子に『タマゴサンドが気に入らなかったなら、もう来ないかな』と言う笹子。そんなところに『常連客』の小野寺が入ってきました。『三十過ぎくらいで』、『ちょっとお調子者っぽい人』という小野寺は東京に行っていたのでしばらく来れなかったことを説明します。『あっちはこういう、卵焼きのサンドイッチ、見かけへんし』と言う小野寺。『タマゴサンドといえば、ゆで卵をマヨネーズであえたものがほとんど』の一方で、『笹ちゃんのタマゴサンドは』『塩味の卵焼きが、バターとケチャップを塗ったパンにはさんである』という違い。そんな話を聞いていた蕗子は『もしかしたら今朝のタマゴサンドを捨てた人、関東から来た人なんじゃない?思ってたタマゴサンドじゃないことに気づいて、食べずに捨てた、とか』と言うと、小野寺に『タマゴサンド』が捨てられていたことを説明します。そんな中、『じゃあ、ゆで卵のサンドイッチもつくってみようかな』と話す笹子は『話をしてたら、なんだか食べたくなってきたの』と続けます。 場面は変わり、『おいしいサンドイッチの店がある』と同僚から話を聞き店を探すのは雅美。取引先の担当者から勧められたという同僚から紹介され営業職の雅美が早々に対面したその担当者は『中学のときの同級生』でした。『ちょっとしたきっかけで疎遠になった』という過去を思い出した雅美は、改めてそんな『彼女がよく行っているというサンドイッチ店をさがす気になった』のはなぜだろうと自問します。そして、『ピクニック・バスケット』という店を見つけ中に入ります。『ふたりは姉妹だろうか』と思う中、店員に迎えられた雅美は『ツナれんこんのサンドイッチを買い』、店を後にしました。『気候のいい時季』でもあり、『公園で食べることにした雅美は、ベンチに腰をおろ』します。そんな時、『うまいよな、そこのサンドイッチ』、『それ何サンド?』と『猫を抱いた男の人』に『突然話しかけられ』た雅美が、『…ツナれんこんですけど』と答えると『僕、常連なんや。あそこのいちばんのおすすめ知ってる?』と訊かれます。『タマゴサンドや』と答える男に『わたし、あれはきらいなんです』と雅美は答えます。『卵焼きがきらい。いやなこと思い出すから』と続ける雅美。それに、『いやなことって?』と訊く男に『話すようなことじゃありませんから』と返す雅美。男は一旦立ち去ろうとしますが、振り返ると『ゆで卵のサンドイッチならきらいとちゃう?』、『じゃあそっちを買ってみてや。卵焼きがきらいな人のために、ピクニック・バスケットの店主がゆで卵のサンドイッチもつくってみたらしいからさ』と語り去っていきました。『ずっと前、あの子がゴミ箱に捨てていた卵焼きは、あんなふうな色だった』と過去を思い出す雅美…。『タマゴサンドが捨てられていた』事件の裏には何があったのか?…という最初の短編〈タマゴサンドが大きらい〉。サンドイッチを上手く物語に織り込んでいく好編でした。 “大阪の靱公園前にある「ピクニック・バスケット」は開店三年目を迎える手作りサンドイッチ店。 姉の笹子と妹の蕗子のふたりで切り盛りするこのお店には、個性豊かな人々が訪れる。具材と一緒に思い出をパンにはさんだ絶品サンドイッチが、あなたの心をおいしく癒します”と内容紹介にうたわれるこの作品。谷瑞恵さんの代表作でこのレビューの時点で第三作までシリーズ化されてもいる人気作品です。そんな作品で中心になってくるのが誰もが知る『サンドイッチ』です。表紙のイラストがそんな『サンドイッチ』をどこかのどかに描いてもいますが、この作品はそんな『サンドイッチ』が重要な役割を果たしてもいきます。 では、そんな物語を三つの方向から見てみましょう。まず一つ目は物語の舞台ともなる『サンドイッチの専門店』『ピクニック・バスケット』についてです。主人公の清水蕗子と店主を務める姉の笹子が営むお店について見てみましょう。  ● 『ピクニック・バスケット』について   ・『開店して三年』の『サンドイッチの専門店』、『大阪の西区にある』   ・『レンガ色の壁と白いドア、軒の赤い屋根』   ・『通りからだと入り口がわかりにくい。目印は、路地の手前にある立て看板』、『白い板に赤い文字で店名』、『手書きのメニューも貼ってある』   ・『店内には少しばかりのイートインスペースがあり、三人ほどが並んで座れるカウンターと、シンプルな木のテーブルと椅子が置いてある。窓の外には、狭いけれどテラス席もある』   ・『朝からやっている店』、『ランチタイムが終わると店を閉める』 個人的に『サンドイッチの専門店』という形態のお店は目にしたことがない?のですが、これだけのイメージでも十分に雰囲気が伝わってきます。なんだか入ってみたくもなってきます。では二つ目にそんなお店で提供されている『サンドイッチ』を見てみましょう。  ・タマゴサンド: 『素朴なお母さんの味』、『けっして出汁巻きではない、塩味の卵焼きが、バターとケチャップを塗ったパンにはさんである。厚く焼いたタマゴの味が、しっかり口の中に広がる』 ここで、あれっ?と思われた方とそうでない方に分かれると思います。後者の感想を抱いた方は関西のさらに一部地方の方と思われます。それ以外の方は『タマゴサンドといえば、ゆで卵をマヨネーズであえたもの』を思い浮かべられるはずです。この『タマゴサンド』が登場するのは冒頭の短編〈タマゴサンドが大きらい〉に登場するものですが、冒頭にへぇーっと思わせる品を持ってくるのは流石だと思います。もう一つ見てみましょう。  ・ハムキャベツ炒めサンド: 『ハムとキャベツを炒めたシンプルな具だが、ハムの層とキャベツの層が交互に重なっていて、ピンクとグリーンの縞になった断面がなかなか美しい』 こちらはどことなく想像できそうですが食べたことはないですね。『ローストビーフみたいなよそ行き感がない』、『庶民的なおかずのイメージ』、『ベーコンレタス』のような『ちょっとおすましした感じ』もないという絶妙な比較がなされながら読者の頭の中にイメージを浮かび上がらせてくださる谷瑞恵さん。この作品は”食”に強く焦点を当てるというほどではないですが、『サンドイッチの専門店』が舞台となる中には自然と美味しそうな『サンドイッチ』の数々が紹介されていきます。これは大きな魅力だと思いました。 そして、三つ目はこの作品がいわゆる”起点・きっかけ”ものであるという点です。私は、小説のなかで一つの場所・モノが”起点・きっかけ”を作っていくタイプの作品が大好きです。このタイプの作品で最も有名なものは青山美智子さん「お探し物は図書室まで」だと思います。図書館司書の小町の元を訪れた主人公たちがそこに”起点・きっかけ”を見出していく物語です。他にも古内一絵さん「マカン・マラン」、標野凪さん「今宵も喫茶ドードーのキッチンで」などこのタイプの作品は多々あります。この作品では、そんな”起点・きっかけ”を『ピクニック・バスケット』で提供されていく『サンドイッチ』に見るというのが基本的なストーリーです。何に”起点・きっかけ”を見出すかは作家さんの腕の見せ所だと思いますが、『サンドイッチ』の『具材』にそれを当てていくというのはとても面白い発想だと思います。二つ目に書いた”食”の描写にも繋がることもあってこれは人気が出るはずだと思いました。では、そんな五つの短編について簡単に見てみましょう。  ・〈タマゴサンドが大きらい〉: 『タマゴサンド』、『卵焼きがきらい。いやなこと思い出すから』というのは営業職の雅美。『中学のときの同級生』だった石原塔子と仕事で偶然に再会するも『ちょっとしたきっかけで疎遠になった』過去を埋められません。一方、『ピクニック・バスケット』では『タマゴサンド』を捨てている人が目撃されたという話にショックを受ける笹子…。  ・〈ハムキャベツの隠し味〉: 蕗子の前に『挑発的な目』で現れた女子高生は『偵察に来た』『もうひとり女の人、いるやん?あたしのお父ちゃんとつきおうてるん?』と語ります。まさかと思う蕗子。一方、家に帰った成田真理奈は祖母に『今日はキャベツ炒めにしよ。あたしつくる』と伝えます。『父は母のキャベツ炒めに惚れて結婚したと聞』く真理奈は父の再婚を認められず…。  ・〈待ち人来たりて〉: 『ご注文のパン、ちょうど焼き上がったので…』と配達するのは川端勇。そんな川端の大叔母の話が出る中、川端は『ずっと入院したまま、一進一退』と説明します。しかし、その場にいた小野寺は『川端くん、それは違う…クイーン・エリザベス号に乗って、遠い国を旅してるんや』と話します。それを聞いて『ずっと夢だったらしくて…』と話し出す川端…。  ・〈はんぶんこ〉: 『なんだろ、これ』、『木のおもちゃ?…』と店の掃除をしている時に『木片が落ちているのに気がついた』蕗子は笹子と話します。猫の『コゲが遊んで噛んだのだろう牙のあと』を見る二人は一旦話を終えます。そして、その日最初のお客さんとして『初老の男性』が入ってくると『あれを返して』欲しいと訴えます。色々と訊く中に『木片』の話だと気づく笹子…。  ・〈おそろいの黄色いリボン〉: 『子どものころ』『黄色いカレーをつくってくれたことあったよね』、『どうして黄色いカレーだったの?』と笹子に話しかける蕗子。そんな蕗子に『おぼえてないの?』、『じゃあ、リボンのことおぼえてる?』と返す笹子は結局、理由を答えてくれません。『あのカレー、また食べたいな』と『むりやり話を戻すも結局答えてもらえない蕗子…。 後半の二編は少し構成が異なりますが、それぞれの短編には上記の通り何かしらの問題を抱えた主人公たちが登場し、『ピクニック・バスケット』を訪れるというのが基本形です。ここまでは王道です。しかし、この作品でもう一つ注目すべきことが物語の構成です。”起点・きっかけ”もので多いのは”起点・きっかけ”側に視点が移動することは少なくどこか謎めいた雰囲気を残し、物語は”起点・きっかけ”を得る側のドラマが描かれていく場合が多いと思います。それがこの作品では、それは短編内では半々である一方で、短編共通で登場するのは『サンドイッチ』を作る蕗子と笹子側でもあるため、全体としては”起点・きっかけ”側が中心となる物語となっているのです。しかもそんな蕗子と笹子の関係性に関する謎めいた記述まで登場します。  ・『わたしには、行くところなんてないからここにいる。笹ちゃんがそうするのを許してくれているから』。  ・『あのころわたしは、笹ちゃんのことを本当の姉だと思っていた』。 なかなかに奥深さを感じさせる言葉です。上記の通り、短編を通しての主人公となる蕗子を描く物語の側面が強く出るこの作品。五つの短編が連作短編を構成するこの作品は、一見よくある”起点・きっかけ”ものに見えて、そんな五つの短編と並行して描かれる蕗子と笹子姉妹の物語が絶妙な塩梅のもとに描かれていきます。そして、そこには、『サンドイッチ』という気軽に食べられる”食”が見せる予想外の奥深さと、中に挟まれた『具材』が秘める深い意味を感じさせる物語の姿がありました。  『笹ちゃんがつくるのは、いつでも誰かのためのサンドイッチだ』。 蕗子と姉の笹子が営む『サンドイッチの専門店』『ピクニック・バスケット』を舞台に、そんなお店を訪れる人たちのさまざまな人間模様が描かれたこの作品。そこには、人と人との交わりの中に生まれるあたたかい感情を描き出す優しい物語が描かれていました。サクッと登場する『サンドイッチ』の魅力に魅せられるこの作品。”起点・きっかけもの”として納得感のある展開を見せるこの作品。 なるほど、これはシリーズ化もされるよね!と続編に期待が込み上げる素晴らしい作品でした。

    252
    投稿日: 2024.04.06
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    一人一人のお客さんに寄り添ってサンドイッチを作る、あったかーい物語。 出てくるサンドイッチが全部美味しそうで、久々にサンドイッチを作った。トーストに挟んだだけなのに、美味しい〜〜っっ もうすぐお花見の季節。サンドイッチを作ってお花見したいなあ〜(*^^*)あとパン屋さんにもひさびさに行きたくなった!あのパン屋さんのいい匂いをまた嗅ぎたい( ´ ▽ ` )

    3
    投稿日: 2024.03.24
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    あまり興味がない人というか、むしろ、苦手に近い人のことを急に気になり出すことってあるよね〜笑笑 女子あるあるかな〜!!! それにしても、作中に出てくる、たまごサンドが美味しそうですぐ自分で作っちゃうあたり。。。 これだから、美味しそうな小説読むと、食欲が高まり、ダイエットが明日からになるんだわ!笑笑

    17
    投稿日: 2024.02.11
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    読めばさっそくサンドイッチが食べたくなりサンドイッチ三昧な日を過ごしました。 姉妹の思いやりがよい。

    3
    投稿日: 2024.02.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ある出来事がきっかけで食べれなくなったもの、あの味が恋しいけど今はもう食べられないもの、、など。そんなお客さまの悲しい思い出を変えるために、店主の笹子さんは思い出の食べ物を使って、その人に合ったサンドイッチを作ってくれます。 本文より 「よく知ってる料理だからこそ、サンドイッチになってると食べたくならない?知らない食べ物より、なんだかわくわくすると思うの。親しんだ食べ物が、とびきりよそ行きに、おしゃれしたように見えるでしょう?」 美味しそうなサンドイッチが次々出てくるので、とってもお腹が空きます。そして何より、どのエピソードも感動するのでウルウルしながら、読みました。登場人物は、みんな個性派ですが、ほのぼのしてて、やり取りが楽しそうで、仲間に入りたくなります。 「思い出のとき修理します」シリーズが大好きだったので、久しぶりに谷瑞恵さんの作品を読んで、過去と今を繋ぐ感じとか、思い出をテーマにされる感じがやっぱり良いなと思いました。

    2
    投稿日: 2024.02.04
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    シリーズ1作目。 姉妹で営むサンドイッチのお店。お客さんの要望に応えたり、思い出の味を再現したり。おいしそうだし、サンドイッチブームの私にはとてもよかった。 谷先生は色んなシリーズが進行しているので、他のシリーズも進めてほしいものだが、タイミングとかいろいろあるだろうし、気長に書いてくれたらうれしいな。

    2
    投稿日: 2024.02.02
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    本自体が優しい空間に満ちている感じのする本。サンドイッチが食べたくなるのはもちろんだけど、キャベツ炒めを作ってしまった。

    2
    投稿日: 2024.01.06
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    ほっこりという言葉がぴったりはまる素敵な物語でした。 とにかく美味しそうなサンドイッチの数々!思い出の味ってあるよなあと思い出させてくれますし、しっかり者やひょうきん者など惹かれる登場人物たちもたくさん出てきます。淡々としていつつ飽きることがありません。 とにかく美味しそうな笹子さんのサンドイッチ、靱公園に食べに行きたい。。

    2
    投稿日: 2023.12.31
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    サンドイッチの専門店『ピクニック・バスケット』は、大阪の靭公園にある手作りサンドイッチ店。 姉の笹子が3年前に始めた店を、妹の蕗子が手伝うようになった。 お客さんの思い出の具材をはさんで再現してくれたり、けんかしてしまった友人との仲直りのきっかけになったり、笹子の作るサンドイッチは、どれもふんわりと優しくて美味しそう。 靭公園や天満の商店街といった大阪の実在する場所が出てくるけど、常連客の小野寺さんもパン職人の川端さんもほんわかした雰囲気で、おっとりした姉の笹子と明るくしっかりものの蕗子と、この先恋に発展したりするのかなぁ。 思いやりに溢れた、とっても優しい姉妹の物語です。

    46
    投稿日: 2023.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    サンドイッチという食べ物だけで こんなに深いお話が作れるのは凄いなあ。 そして何より、この作者さんが サンドイッチの事をとても好きで 描いてるんじゃないかなとも思った。 笹子さんの周りにいる人たちが サンドイッチ店を営むのに必要不可欠で 来るお客さんからメニューを考案していく という関係性がいいなあと思った。 こんな具がいいんだよねえという お客さんに対して 作ってみましょかと言ってくれる そんなサンドイッチ屋さんが 家のそばにあったらいつも通っちゃうなあ 普段のおかずをサンドイッチにするだけで 特別になるでしょ?という 考え方が素敵だなと思ったし サンドイッチを愛してないと そういう考えにはならないよなあ サンドイッチから始まるこの話は とてもとてもあたたかい気持ちにさせてくれました

    2
    投稿日: 2023.10.25
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    サンドイッチは不思議だ。ふだんの味がちょっとよそ行きになる。外へ持ち出して親しい人と分け合って食べたくなる。 たまごサンドが食べたくなる話だった 「ピクニック・バスケット」が近くにあったら通いたくなると思う。

    1
    投稿日: 2023.10.13
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    こういうお店の話が小さい頃から大好きで懐かしい気持ちになれた。温かくて素敵なサンドイッチ屋さんと姉妹、周りの人たち。私の家の近くにもこんなサンドイッチ屋さんあったら通いたいな

    3
    投稿日: 2023.09.27
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    食事はその人の家庭や生活の文化や歴史でもあるなと思った。我が家も結構なんでもパンに挟んで食べるなと再認識。

    1
    投稿日: 2023.08.21
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    2023.8.19 読了。 大阪の靭公園前で「ピクニック・バスケット」というサンドイッチ店を営む笹子と妹の蕗子。そこに訪れるちょっと悩みを抱えたお客さんたちを常連客やパンを提供してくれる人々と一緒に優しく癒していく連作短編集。 ☆3.7。とにかくやさしいやさしい物語。メルヘンチックなストーリーが苦手な方にはつまらないかもしれないけれど、過去に傷ついたことをとても美味しそうなサンドイッチをアイテムにして優しく包んでくれるような柔らかさがあった。 自身もあんまりドリーミー過ぎる作品は苦手とするので読むタイミングが合っていたのかな?と思う。 世界が優しく感じられた一冊でした。

    1
    投稿日: 2023.08.19
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    食べ物ってその人の思い出なんだなと思いました。思えば私も今は亡き祖母の作ったカレーやとんかつ…味はもう10数年前の事ですから忘れましたが、私にも料理の思い出があったなと思い出させてくれた本でした。 卵焼きのサンドイッチ聞いたことなかったので、あったら食べてみたいです。 とても心が暖まるお話しでした。

    3
    投稿日: 2023.08.09
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    サンドイッチ好きなので読みたかった本。 少し切なくて、でも最後はサンドイッチのように、ふんわりと心温まる作品だった。 4つ目の「はんぶんこ」がよかった。

    7
    投稿日: 2023.06.28
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    サンドイッチ大好きでタイトル見るたびに気になっていた。 関西では玉子焼きサンドイッチだと初めて知った。ゆでたまごのサンドイッチが大好きだから、少し抵抗あるかも。 ほのぼのとした短編集で、サンドイッチ食べながら、コーヒー飲んで、ゆっくり味わいながら読むと癒されそう。

    5
    投稿日: 2023.05.23
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    玉子焼のサンドイッチ、私もたまたまこれに当たってびっくりしてなんかうーんて思った経験あり。美味しいけど私の求めていたものと違う、と。慣れ親しんだ料理もサンドイッチになるとまた違ったものになる。この本に出てきたサンドイッチみんな美味しそう。

    3
    投稿日: 2023.02.11
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    大阪の靱公園に面した手作りサンドイッチの専門店 「ピクニック・バスケット」 のシリーズ本続けて読了 笹子と蕗子の姉妹が営む「ピクニックバスケット」に 常連さんの小野寺さんにパン職人の川端さん ページをめくると穏やかであたたかくて ピクニックバスケットの日常が流れていく その中で訪れる人々に寄り添う 魔法がかかったサンドイッチ タマゴサンド、ハムキャベツ、コロッケサンド、キュウリ、魚肉ソーセージ…どれもよく知ってる料理だからこそ、サンドイッチになってると親しんだ食べ物が、とびきりよそ行きに、おしゃれしたようになる″ ″「はんぶんこって、良い言葉よね。分け合うって、楽しそうだし、親しい人との間でしかできない、つながりを感じるっていうか」 ″「何よりもの栄養は、楽しい食事なのかもしれない。おいしかったという記憶は、誰とどんなふうに食べたのかによるのだろう。」

    2
    投稿日: 2023.02.04
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    登場人物が抱えるちょっとした事情とそれを乗り越える様子ををさりげなく描写している。あと、とにかくサンドイッチが食べたくなる。

    2
    投稿日: 2023.01.25
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    パンのようにふんわりした、ほっこりする本です。 笹ちゃんが作るサンドイッチが、誰かの思い出を優しく包み込み、また新しい思い出に変えていく。 そんな優しい物語です。登場人物も表情豊かで、それぞれの思いを抱えています。順番にひとりひとりに焦点をあてて、サンドイッチを混じえて物語が進んできいます。読んだあとはサンドイッチが食べたくなりますよ。

    2
    投稿日: 2023.01.19
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    登場人物がそれぞれの生い立ちを抱えながらほっこりとした日常を幸せに過ごしている様子がとても良かった。読んだあと優しい気持ちになれました。 サンドイッチ、無限の美味しさ秘めていますね^_^

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    投稿日: 2023.01.18
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    「語らい」の方と先に出会ってしまったので、「めぐり逢い」を読んで、笹子と蕗子の関係、小野寺さんの職業が最初は謎だったこと、西野さんが「かわばたパン」に来たいきさつなどが分かりました。「語らい」も再読しようかな。

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    投稿日: 2023.01.06
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    タマゴサンドって地域で違うんだと思った。 ほっこりしたお話が詰まってた。 サンドイッチ美味しそうだな〜 キャベツハム炒めサンド凄く気になった。

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    投稿日: 2022.12.24
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    サンドイッチで巡る人情物語。こういうパン屋さんに行きたい。 たまごサンド・ハムキャベツサンド・チキンローストサンド・コロッケサンド・カレーサンド どれも良かった。

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    投稿日: 2022.12.02
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    大きく気持ちが揺れ動くことは無いけど、その分ゆっくり読める。一斤王子の設定はいるのか謎だったけど。普通にちょっとかっこいいパン屋さんで全然いけたと思う。

    1
    投稿日: 2022.10.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自然と幸せにしてくれる本でした! サンドイッチの味を想像しながら、笹ちゃんと蕗ちゃんの雰囲気に癒されましたー 蕗ちゃんと川端さんのその後が気になる!!

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    投稿日: 2022.08.13
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    蕗ちゃん実はモテているけど気付かない。 たまごサンドが食べたくなります。 基本ゆったりした時間が、流れているお店にほっこりします。

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    投稿日: 2022.08.05
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    「はんぶんこって、いい言葉よね。分け合うって、楽しそうだし、親しい人との間でしかできない。つながりを感じるっていうか。」(p212) サンドイッチってはんぶんこしやすいよなぁ。 コンビニでもパン屋さんでも、大体のサンドイッチは同じ味のパンが2つ入っている。 母と別の味のサンドイッチを買ってはんぶんこした記憶が蘇った。 主人公の笹子と蕗子について、読書前は60歳代くらいのお婆ちゃんかなとイメージしていた。(名前から想像して…) しかし、30歳の笹子と28歳の蕗子と若い主人公であった。 おっとりしていて、一緒にいると無防備になれる笹子と、自分のことを疫病神と言い切る、思い込みが激しい蕗子の2人は、互いに足りない部分を補う良い関係性であると感じた。 私がこの本に出てくるサンドイッチ屋さんに行けたら、卵焼きサンドを頼んでみたいな。

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    投稿日: 2022.08.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    めぐり逢いサンドイッチを読了しました 食べ物のタイトルについ惹かれて… 思ってた通り、とても読みやすかったです サンドイッチ、身近で気軽な食べ物 いつも何気なく食べていたけれど、 こんなに優しい食べ物は他にないのではと再発見しました 白い柔らかふわふわのパンが、 色々な食材、食べ物をそのまま優しく包んでくれる… 器、でかすぎやろ〜 それを体現したサンドイッチ店の店主と、人間味のある登場人物たちに親近感が湧きます サンドイッチ店を営む優しい姉妹…でも本当の姉妹ではないって、スパイスが効いてますね お互いを想いあってるがゆえの遠慮加減に、 少しもどかしさを感じつつ、 最後は思い出のカレーをきっかけにまた家族の絆が深まりジーンとしました 私が印象的だったのは、 小野寺さんと彼の父親の話です 親子でコロッケをはんぶんこ… 私も似たような思い出があるからです ドラマチックな大冒険や大事件!があるわけではないけれど、日常の中のちょっとした出来事 少しお節介だったり、内に秘めたり、 人間模様が素敵な距離感で描かれています 読んだあとは、 なんだかほんわか。 こんなお店が実際にあったら通いたくなります

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    投稿日: 2022.07.19
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    〝待ち人来たりて〟〝おそろいの黄色いリボン〟好き。おばあちゃん子で妹がいて、猫を飼っているのでつい読み込んでしまう。 サンドイッチが食べたくなって、帰りに寄り道。 続編も早く文庫化されるといいな…

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    投稿日: 2022.06.12
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    学生時代によく通っていた「靭公園」が出てくるので、もし「ピクニック・バスケット」が実際にあったら間違いなく常連客になっていただろうなぁと思いながら楽しく読み進めました!笹子や蕗子、小野寺さんや川端さんとお話してみたい!! 思わずサンドイッチが食べたくなる1冊です❁⃘*.゚

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    投稿日: 2022.06.09
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     卵焼きサンドで、『神曲奏界ポリフォニカ』を思い出した。卵サラダサンドが一般的な地域に住んでるので、関西では、卵焼きサンドが一般的だと初めて知ったのだ。読み始めて、つい、先が読めた気になったら、どんでん返し。面白かった。

    1
    投稿日: 2022.06.09
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    大阪の近所の地名が出てきて親しみが持てた。 こんなサンドイッチ店が近くにあったらいいなと思う。 似たような本と比べて、特に心をガツンと惹かれるような内容やキャラクターはなかったかな。 個人的にはもう一味物足りない内容でした。

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    投稿日: 2022.05.19
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    サンドイッチが食べたくなって、パン屋さんでサンドイッチを買って食べながら読んだ。 読み返したくなるエピソードとかあったかいエピソードとか、しあわせな本だった。

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    投稿日: 2022.05.06
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    絶品サンドイッチが、あなたの思い出を、よみがえらせます。靭公園にある『ピクニック・バスケット』は、笹子と蕗子の姉妹が営むサンドイッチ専門店。読むと心がほっこり温まる、腹ペコ必至の物語!(e-honより)

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    投稿日: 2022.04.11
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    サンドイッチ屋さんと、サンドイッチ屋さんを訪れる人たちのお話。 それぞれにちょっとしたドラマがあり、人生があり、傍らに美味しいサンドイッチがある… ほっこり、美味しいものを食べたあとの幸せな気持ちをに似た読後感です。

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    投稿日: 2022.03.25
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    食べ物がらみの小説を書くのってニッチだなぁと思います。ビストロだったり居酒屋だったりお弁当屋さんだったり、各種スイーツもあったりして、実にさまざまなお店を舞台にした小説がすでに存在しているから、入り込む隙を探すのが大変。でもニッチを上手く見つけられたらその時点で成功と言っていいのではないでしょうか。しかもひとついいのを見つければ、シリーズとしていくらでも続けられる。 サンドイッチとちょっとした謎。ミステリーというほどではないけれど、食に関する思い出は、他人には想像しがたいほど大切なものかもしれません。苦い気持ちもサンドイッチを通じて変わる。レンコン好きとしては、ツナとレンコンのサンドイッチに惹かれます。コロッケサンドもぜひ食べたい。ヨダレが出そう。 そうそう、生まれも育ちも大阪の私は、甘い卵焼きを人生で初めて食べたとき、衝撃を受けました。甘い卵焼きが存在することすら知らなかったから、何かの間違いだと思ったぐらい(笑)。今ではどちらの卵焼きも大好きです。

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    投稿日: 2022.03.15
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    優しい物語。 個人的には「はんぶんこ」と「おそろいの黄色いリボン」のお話が好きです。 具材と一緒に思い出をパンにはさんだサンドイッチ。 食べてみたくなりました。

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    投稿日: 2022.03.07
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    靱公園にある「ピクニック・バスケット」は、笹子と蕗子の姉妹が営む手作りサンドイッチの専門店。子供のころの記憶に苦しむOLや、父の再婚に悩む少女-迷える人々の心を、絶品サンドイッチが癒やす優しくも愛おしい物語。 順番逆に読んじゃいましたが、大阪の知った地名が出てきてまた行きたくなっちゃいました。あの辺に行ったらサンドウィッチ屋さんがあったりして…。

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    投稿日: 2022.02.27
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    たまごサンドは、思い込み・価値観の違い。 ハムキャベツサンドは、思い出。 縁のあった人の思い出の味をふんわりとパンに挟んでくれる、優しいサンドイッチ店の姉妹と常連さんのおはなし。 優しい話。

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    投稿日: 2022.02.14
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    血の繋がらない姉妹が営むサンドイッチ屋さんのお話。人と人の縁のお話であり、思い出やわだかまりをそっとパンにはさんでいく、そんなお話です。

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    投稿日: 2022.01.29
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    サンドイッチ屋さんで働く二人の姉妹を中心にした物語。性格も見た目も似ていない姉妹は本当の姉妹ではなく気を遣って過ごすようになっている。

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    投稿日: 2021.12.10