
怪と幽 vol.020 2025年9月
京極夏彦、月村了衛、飴村行、諸星大二郎、高橋葉介、押切蓮介、加門七海、東雅夫/KADOKAWA
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総合評価
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powered by ブクログいにしへの 約束せしを 忘るなよ 川だち男 氏は菅原 ちょうど塗仏の宴で同じ河童除けの呪文が紹介されてたので、妖怪旅おやじの河童の話が面白かったです。 昭和のオカルトは親がどんぴしゃで、あなたの知らない世界、とか聞いたことある。 隣の家のおばさんから、高校生の時こっくりさんがなかなか帰ってくれなくて、夜中まで学校から帰れなくて怖かった、だから絶対やったらだめだよ、と言われたのを思い出す。 小学生の私は真面目に頷いて、絶対にやらなかった。 昭和のオカルトの面白いところは、みんな本気で怖がっていたこと。 恐怖の大魔王がこれから来る、呪いの手紙が流行っていた、そんな小学生時代。 まだ大して長い時間生きていなかったからか、呑気でぼーっとしてた性格のせいか、怖いというより、じゃあ夏休みの宿題やらなくていいかなと思っていた。死ぬのが怖い、という感覚は中学生くらいで芽生えた気がする。 でもコナン観てたから、悪いことしたら恨まれて殺されるかもしれない、という恐怖はあったかも。 こらー!勝手に入ったらいかんやろ!って叱られた時とか。 小泉八雲とか柳田國男は主流すぎてあまりときめかなくて、もっと薄暗くじとじとと、見向きもされないところにひっそりと、お化けみたいに存在してほしい、というひねくれた気持ちもあるのですが、 朝ドラにはまった! 小泉八雲関係なく! 今まで朝ドラはなんかわざとらしくて観てられなくて、でも今回は説明しすぎなくて想像の余地があるし、 堪えていた気持ちが溢れる、そんな瞬間を丁寧に描いていてまるで文学。 1日2回見て2回泣いてる。 横にいた友達がどん引きしてたけどいいの!カタルシスだから。
0投稿日: 2025.10.26
