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児玉まりあ文学集成 (2)
児玉まりあ文学集成 (2)
三島芳治/リイド社
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総合評価

4件)
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    シュールさと、かわいらしさと、そして抽象度の高い問いかけと。 独特な台詞回しも含めて唯一無二の雰囲気がいい。 ストーリーがないようである。文学的なようで日常的。主人公の妄想と現実。それぞれのお話が、妙にアンビバレントで面白い。 笛田くんの無自覚な妄想も健在。 とても危ないやつなのだけど、児玉さんは自分の世界を守るために笛田くんを放置してる。 あの写真は何を意味するのかとても気になる。 最後の井上さんの話が好き。 誰にも声が届かない=言葉が届かない だから誰とも言葉を交わさない。 自分だけの言葉の世界に閉じこもる。 実は悪いサイクルが進んでいるって話。 文学の本質に近づくことは、現実世界から遠ざかることになるのか…。

    12
    投稿日: 2025.12.24
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    独特の筆致、筆っぽい柔らかい無駄がない絵で文学しちゃってる少年少女の話。 笛田くんもまりあちゃんも変なんだけど尊い。

    0
    投稿日: 2023.05.14
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     今回は、殊更読み替えることが主題になっていたように思う。  物凄く好きな漫画なんだけど、一読しただけでは内容が掴みきれた気もせず、どうにも感想がまとまらない。  エピソード一つ一つで、異なったギミックを題材として語りが行われるのが凄く好き。関係性が進展すればもっと好みなんだけど、なんだか唐突に終わりを迎えそうな、凄く危うい関係なような気もする。

    0
    投稿日: 2020.07.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いやー……すごいよこの漫画(溜息)。 文芸を漫画に、という作品数あれど、文学をそのまま生きる高校生、を。 つまり血肉化しているんだと思う。 長篇→断章→それはこの世界がそのように出来ているから→めまいが僕をおそった→ものの見方の変化→妹? 西洋文明はすべてアルファベットでできている→レゴ=言葉→欠点の合体……。 言葉の断片→詩。 笛田君は貸し出せない、だから他の文学少女は私が殺す、文学少女になる前に。

    7
    投稿日: 2020.06.27